JP3314725B2 - ステッピングモータの接続構造 - Google Patents

ステッピングモータの接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステッピングモータ
と回路基板との電気的な接続構造に関し、特にステッピ
ングモータを車両等移動体の指示計器の駆動部として使
用する場合に好適なステッピングモータと回路基板との
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータとこれを駆動
する駆動制御回路等が搭載された回路基板との電気的な
接続は、電気ケーブルあるいはコネクタ付きケーブル等
を介して行っていたが、結線作業が煩わしく、大型化を
余儀なくされる等の理由から、例えば特開平8−111
971号公報や特開平5−64411号公報に開示され
図6に示すように、駆動軸1を有するマグネットロータ
2を回転自在に収容すると共に駆動軸1の少なくとも出
力側を一側面より突出してなるステッピングモータ3に
駆動軸1の軸方向に対し平行に伸びる端子4を設け、駆
動軸4の出力側が突出するステッピングモータ3の前面
(一側面)とは反対側となる背面(他側面)に回路基板
5を配置し、この回路基板5と端子4とを半田付け等に
より接続してステッピングモータ3を回路基板5に直に
接続する構造ものが提案されており、このような構成に
よれば、生産ラインでステッピングモータと回路基板と
の自動半田付けが可能となることから、接続作業の自動
化を図り、コスト低減が可能となる。
【0003】ところで近年、ステッピングモータは、車
両等移動体の指示計器の駆動部(ムーブメント)として
注目されてきており、このようにステッピングモータを
指示計器の駆動部として用いる場合、図5に示したステ
ッピングモータ3の駆動軸1の先端に指針6を固定する
と共に、指針6の背後に計器文字板7を配置すればよい
が、この種アナログ型計器にあっては、例えば図7に示
すように、駆動軸1(の出力側)が突出するステッピン
グモータ3の前面(一側面)に端子4と半田付け接続さ
れる回路基板5を対向させて配置すると共に、駆動軸4
(の出力側)端部を回路基板5より貫通させるように
し、また回路基板5にLED(発光ダイオード)8を配
置することにより拡散板9を通じて指針6及び計器文字
板7を照明するようにすることにより、シンプルな構造
でしかも高輝度な照明を狙いとしたり、装置自体の薄型
化を狙った構造を採用することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように、ステッピングモータ3の前面(一側面)に
回路基板5を配置する場合、駆動軸1の出力側が回路基
板5を貫通するために、生産ラインでのフロー,リフロ
ー半田による端子4と回路基板5との自動半田付けを行
うことができず、手動による半田付けを行わなければな
らないため、接続作業性が悪く、コストが上昇してしま
うだけでなく、ステッピングモータ3に対する回路基板
5の配置位置によって端子形状が変化するために、回路
基板5がステッピングモータ3の前面(一側面)に配置
される場合と背面(他側面)に配置される場合とで、ス
テッピングモータの本体構造が変化し、共通のモータ本
体を使用することができないという問題がある。
【0005】これらの点を考慮して本出願人は、先に本
出願人自身の特許出願である特願平9−45406号を
提案しており、これはステッピングモータとこのステッ
ピングモータの前方に配置される回路基板とを、ステッ
ピングモータの背面に配置される中継基板を通じて電気
接続するもので、かかる構造によれば、前述の問題を解
消することが可能となる。
【0006】ところが、前述特願平9−45406号に
おいては、中継基板側となるメス型接続端子がステッピ
ングモータの構成要素であるカバー部材内に配置され、
このカバー部材内に配置された箱形のメス型接続端子に
回路基板側となる棒状のオス型接続端子が挿入接続され
ることによりステッピングモータ内で回路基板と中継基
板との接続が行われるため、回路基板側となるオス型接
続端子の位置がカバー部材内に配置されたメス型接続端
子の位置によって固定化されてしまい、回路基板に導通
装着される他の回路素子のレイアウトが制約を受けると
いう問題があり、またこの種回路素子が計器表示部等の
照明を行う発光素子を含む場合は、発光素子のレイアウ
トに制約を受け、照明に不都合が及ぶ場合がある。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、ステッピングモータと回路基板とを中継基板を通じ
て導通接続する場合であっても、回路素子のレイアウト
自由度を高めることが可能なステッピングモータの接続
構造を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、駆動軸を有するマグネットロータを回転自
在に収容すると共に前記駆動軸の少なくとも出力側を一
側面より突出してなるステッピングモータと、このステ
ッピングモータの一側面に対向する位置で前記駆動軸の
出力側端部が貫通するように配置される回路基板とを電
気的に接続するステッピングモータの接続構造であっ
て、前記ステッピングモータの一側面とは前記駆動軸の
軸方向において対向する反対側の他側面に前記ステッピ
ングモータに電気接続される中継基板を設け、この中継
基板と前記回路基板との間に前記ステッピングモータと
前記回路基板とを電気的に接続する接続部材を設け、こ
の接続部材を前記ステッピングモータの外部に配置した
ことを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記接続部材が回路基板及
び中継基板の各々に導通装着される一対の接続端子から
なり、これら接続端子のうちの一方側が前記駆動軸の軸
方向に伸長するオス型の第1の接続端子からなり、他方
側が前記第1の接続端子を挿入することにより電気接続
可能なメス型の第2の接続端子からなることを特徴とす
る。
【0010】前記第1の接続端子が前記回路基板側に装
着され、前記第2の接続端子が前記中継基板側に装着さ
れることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるステッピングモータ
の接続構造は、駆動軸を有するマグネットロータ712
を回転自在に収容すると共に駆動軸711の少なくとも
出力側を一側面より突出してなるステッピングモータ7
0と、このステッピングモータ70の一側面に対向する
位置で駆動軸の出力側端部が貫通するように配置される
回路基板50とを電気的に接続するもので、ステッピン
グモータ50の一側面とは反対側の他側面にステッピン
グモータ70に電気接続される中継基板80を設け、こ
の中継基板80と回路基板50とを電気接続する第1,
第2の接続端子(接続部材)52,81をステッピング
モータ70の外部に配置したことにより、回路素子5
1,53のレイアウト自由度を高めることが可能とな
る。
【0012】また回路基板50と中継基板80との接続
部材を、駆動軸711の軸方向に伸長するオス型の第1
の接続端子52と、第1の接続端子52を挿入すること
により電気接続可能なメス型の第2の接続端子81とか
ら構成したことにより、回路基板50側となる第1の接
続端子52とステッピングモータ70側となる第2の接
続端子82との挿入接続でステッピングモータ70と回
路基板50との電気的な接続が果たされ、接続作業性を
高めることが可能となる。
【0013】また特に第1の接続端子が回路基板側に装
着され、第2の接続端子が中継基板側に装着されること
により、専有面積の小さい第1の接続端子が回路基板側
に装着されるため、回路素子のレイアウト自由度をさら
に高めることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0015】図1は、ステッピングモータ式指示計器に
本発明を適用した実施例を示す分解斜視図、図2は図1
のステッピングモータのX−X線に沿った断面図、図3
は図1のステッピングモータのY−Y線に沿った断面
図、図4は図1の組み付け状態を示す断面図である。
【0016】図1において指示計器は、例えば自動車の
速度計として使用されるもので、長手状の指示部20を
有する指針21と、この指針21の背後に配置される目
盛,文字,マーク等の指標部30が形成された計器文字
板31と、この計器文字板31の背後に配置される透光
性材料よりなる拡散板40と、この拡散板40の背後に
配置される回路基板50と、この回路基板50と拡散板
40との間に介装されるスペーサ60と、回路基板50
の背後に配置されるステッピングモータ70と、このス
テッピングモータ70の背後に配置される中継基板80
とで構成され、ステッピングモータ70により指針21
を車速変化量に応じて回転駆動し、計器文字板31の指
標部30との対比判読が可能となるようになっている。
【0017】指針21の指示部20と計器文字板31の
指標部30は、透光性を有する材料にて形成されてお
り、このように透光性を有する指示部20と指標部30
は、回路基板50に搭載された複数のチップ型LED
(発光ダイオード)からなる回路素子51の発光により
拡散板40を通じて光輝するようになっており、これに
より例えば夜間等周囲が暗い場合の視認性を確保するよ
うになっている。
【0018】回路基板50はまた、ステッピングモータ
70側に突出する丸ピン状オス型の第1の接続端子52
と、LEDからなる回路素子51とは別のステッピング
モータ70駆動回路を構成する回路部品からなる回路素
子53を備えており、これら回路素子51,53と第1
の接続端子52のそれぞれは、回路基板50の図示しな
い回路パターンを通じて導通接続されており、また第1
の接続端子52は、後述する駆動軸の軸方向に伸長して
ステッピングモータ70と電気接続される。
【0019】ステッピングモータ70は、いわゆるPM
(永久磁石)型で、図2,図3に示すように、駆動軸7
11を中心に有する永久磁石からなるマグネットロータ
712と、環状ボビン713に巻かれたコイル714と
環状ヨーク715とを組み合わせてなる2つの環状ステ
ータコア716をマグネットロータ712の駆動軸71
1の軸方向に沿って同心的に積層してなる環状ステータ
体717と、この環状ステータ体717の開口側にそれ
ぞれ固定される一対の軸受プレート718とで構成さ
れ、環状ステータ体717の中空内にマグネットロータ
712を収容して各軸受プレート718にて駆動軸71
1を軸支すると共に駆動軸711の出力側を環状ステー
タ体717(ステッピングモータ70)の一側面となる
前面より突出してなり、コイル714への車速の変化量
に応じた駆動信号(電圧)供給によりマグネットロータ
712を回転駆動するようになっている。
【0020】また図2中、下側に位置する環状ステータ
コア716の環状ボビン713には、一端がマグネット
ロータ712の径方向に突出して各コイル714と電気
接続されると共に他端が駆動軸711の軸方向に突出し
て中継基板80に電気接続される略L字状の複数の端子
719がインサート成形にて固定されている。
【0021】また図2中、一側面(前面)側に位置する
軸受プレート718には、ステッピングモータ70の周
面に突出した端子719を覆う端子カバー718aが延
長形成されている。
【0022】中継基板80は、図1に示すように、ステ
ッピングモータ70の端子719と第2の接続端子81
を図示しない回路パターンに導通するための複数の貫通
孔82を備えている。
【0023】第2の接続端子81は、図1,図4に示す
ように、両端が開口する中空箱状のメス型端子からな
り、駆動軸711の軸方向に伸長する枠体部811と、
この枠体部811の中空の内部空間にて形成された挿入
部812と、この挿入部812内に突出するように枠体
部811より部分的に切り起こし形成された折り曲げ形
状の弾性を有する一対の接続部813と、枠体部811
から駆動軸の軸方向に伸び中継基板80と電気接続され
る接続片814とで構成されており、挿入部812に第
1の接続端子52を挿入することにより接続部813が
弾性的に接触し、これにより第1,第2の接続端子5
2,81の電気接続が達成され、また接続片814が中
継基板80に半田付け接続されることにより、第2の接
続端子81と中継基板80の回路パターンとの電気接続
が達成される。
【0024】なお、この場合、ステッピングモータ70
の端子719と第2の接続端子73の接続片814とは
中継基板80の貫通孔82に挿入された後、これらの貫
通端を中継基板80の背後で半田付けにより電気接続さ
れるもので、また端子719と、第2の接続端子81の
接続片814の中継基板80への半田付け箇所は、図示
しない回路パターンにより導通接続されるようになって
おり、これにより各コイル714に導通する端子719
と、第2の接続端子81との導通経路が形成される。
【0025】つぎに図1及び図4に基づいて、本実施例
の指示計器の組み付けについて説明するが、第1の接続
端子52は回路基板50に、第2の接続端子81は中継
基板80にそれぞれ半田付けして予め固定し、またステ
ッピングモータ70はこれに形成した加締め部(図示し
ない)を中継基板80に貫通させてその先端を折り曲げ
ることにより中継基板80に予め固定しておく。なお第
1の接続端子52の回路基板50への半田付け並びにス
テッピングモータ70の端子719と第2の接続端子8
1の接続片814との中継基板80への半田付けは、自
動半田付けラインにて行うことができる。
【0026】つぎにステッピングモータ70の駆動軸7
11が突出すると共に回路基板50への取付側となる前
面(一側面)とは駆動軸711の軸方向に対向する反対
側の背面(他側面)に、中継基板80を装着固定する。
【0027】つぎにステッピングモータ70の駆動軸7
11が突出する前面に回路基板50を載置して回路基板
50に駆動軸711を貫通させると共に第1の接続端子
52を第2の接続端子81の挿入部812内に挿入する
ことにより第1の接続端子52と第2の接続端子81と
を電気的に接続するか、もしくは中継基板80を有する
ステッピングモータ70の前面側を、回路基板50の背
後に配置すると共に第2の接続端子81の挿入部812
内に第1の接続端子52を挿入することにより第1の接
続端子52と第2の接続端子81とを電気的に接続す
る。なおこのようなステッピングモータ70(第2の接
続端子81)と回路基板50(第1の接続端子52)と
の接続作業(工程)も、自動組み付けラインにて行うこ
とができる。
【0028】また回路基板50には、第1の接続端子5
2,LED(回路素子)51の他にステッピングモータ
70(各コイル714)に供給する電圧信号を車速の変
化量に応じて制御する前述の回路部品からなる回路素子
53が搭載されているが、この回路素子53と第1の接
続端子52とは、図示しない回路パターンを介して電気
接続されており、第1の接続端子52と第2の接続端子
81とを挿入接続することにより、前記駆動回路と各コ
イル714との電気的な通電がなされる。
【0029】つぎにスペーサ60,拡散板40,計器文
字板31を回路基板50に装着してこれらスペーサ6
0,拡散板40,計器文字板31に対し駆動軸711を
挿通させると共に、ステッピングモータ70,回路基板
50,スペーサ60,拡散板40,計器文字板31をネ
ジ90により一体的に固定する。
【0030】つぎに、計器文字板31より突出した駆動
軸711の先端に指針21を固定して完成となる。
【0031】以上、詳しく説明したように、本実施例で
は、駆動軸711を有するマグネットロータ712を回
転自在に収容すると共に駆動軸711の少なくとも出力
側を一側面より突出してなるステッピングモータ70
と、このステッピングモータ70の前面(一側面)に対
向する位置で駆動軸711の出力側端部が貫通するよう
に配置される回路基板50とを電気的に接続するもの
で、ステッピングモータ70の一側面とは反対側の背面
(他側面)にステッピングモータ70に電気接続される
中継基板80を設け、この中継基板80と回路基板50
とを電気接続する第1,第2の接続端子(接続部材)5
2,81をステッピングモータ70の外部に配置したこ
とにより、接続部材たる第1,第2の接続端子52,8
1を任意位置に設定でき、回路基板50に装着される回
路素子51,53のレイアウト自由度を高めることがで
きる。
【0032】また回路基板50と中継基板80との接続
部材を、駆動軸711の軸方向に伸長するオス型の第1
の接続端子52と、第1の接続端子52を挿入すること
により電気接続可能なメス型の第2の接続端子81とか
ら構成したことにより、回路基板50側となる第1の接
続端子52とステッピングモータ70側となる第2の接
続端子82との挿入接続でステッピングモータ70と回
路基板50との電気的な接続が果たされ、接続作業性を
高めることができる。
【0033】また特にオス型の第1の接続端子52が回
路基板50側に装着され、メス型の第2の接続端子82
が中継基板80側に装着されることにより、専有面積の
小さい第1の接続端子52が回路基板50側に装着され
るため、回路基板50に対する回路素子51,53のレ
イアウト自由度をさらに高めることができるという利点
がある。
【0034】またステッピングモータ70と中継基板8
0との半田付けにあっては、ステッピングモータ70の
駆動軸711が突出しない背面側(他側面)が中継基板
80への接続面となるため、自動半田付けラインによる
組み付けが可能となり、作業効率を高めることができ
る。
【0035】また回路基板50がステッピングモータの
前面(一側面)に配置される場合と背面(他側面)に配
置される場合とでステッピングモータ70の構造が変化
することがないため、ステッピングモータ70の共通化
が可能となり、コストを削減をはかることができる。
【0036】なお本実施例では、第1の接続端子52を
棒状のオス型に、一方、第2の接続端子81を、第1の
接続端子52を挿入接続可能な略箱状メス型に形成した
が、第1,第2の接続端子52,81は互いに挿入接続
が可能であれば、第2の接続端子81をオス型に、第1
の接続端子52をメス型に形成することもできる。
【0037】また第1,第2の接続端子52,81の構
造は、前述のようなオス型、メス型に限定されるもので
はなく、互いに駆動軸711の軸方向に伸び、且つ何れ
か一方側を他方側に挿入することにより、電気的な接続
が達成されるものであれば、これらの形状もしくは構造
は任意に設定することができ、例えば第1,第2の接続
端子52,81のうち、挿入する側を平板状に形成して
もよい。
【0038】また接続部材としては、ステッピングモー
タ70の外部に配置されていれば、前述のように一方側
を他方側に挿入することにより電気的な接続が達成され
るものに限らず、回路基板50と中継基板80とを電気
接続可能な部材であれば、例えば電気コードや各基板間
に延びる単一端子が適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、駆動軸
を有するマグネットロータを回転自在に収容すると共に
前記駆動軸の少なくとも出力側を一側面より突出してな
るステッピングモータと、このステッピングモータの一
側面に対向する位置で前記駆動軸の出力側端部が貫通す
るように配置される回路基板とを電気的に接続するステ
ッピングモータの接続構造であって、前記ステッピング
モータの一側面とは前記駆動軸の軸方向において対向す
る反対側の他側面に前記ステッピングモータに電気接続
される中継基板を設け、この中継基板と前記回路基板と
の間に前記ステッピングモータと前記回路基板とを電気
的に接続する接続部材を設け、この接続部材を前記ステ
ッピングモータの外部に配置したことにより、ステッピ
ングモータと回路基板とを中継基板を通じて導通接続す
る場合であっても、回路素子のレイアウト自由度を高め
ることが可能なステッピングモータの接続構造を提供で
きる。
【0040】また本発明は、前記接続部材が回路基板及
び中継基板の各々に導通装着される一対の接続端子から
なり、これら接続端子のうちの一方側が前記駆動軸の軸
方向に伸長するオス型の第1の接続端子からなり、他方
側が前記第1の接続端子を挿入することにより電気接続
可能なメス型の第2の接続端子からなることにより、接
続作業性を高めることができる。
【0041】また前記第1の接続端子が前記回路基板側
に装着され、前記第2の接続端子が前記中継基板側に装
着されることにより、回路素子のレイアウト自由度をさ
らに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となるステッピングモータを用
いた指示計器の分解斜視図。
【図2】図1のステッピングモータのX−X線に沿った
断面図。
【図3】図1のステッピングモータのY−Y線に沿った
断面図。
【図4】図1の指示計器の組み付け状態を示す断面図。
【図5】従来例を示す断面図。
【図6】同じく従来例を示す断面図。
【符号の説明】
50 回路基板 51,53 回路素子 52,81 第1,第2の接続端子(接続部材) 70 ステッピングモータ 80 中継基板 711 駆動軸 712 マグネットロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/00 - 37/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を有するマグネットロータを回転
    自在に収容すると共に前記駆動軸の少なくとも出力側を
    一側面より突出してなるステッピングモータと、このス
    テッピングモータの一側面に対向する位置で前記駆動軸
    の出力側端部が貫通するように配置される回路基板とを
    電気的に接続するステッピングモータの接続構造であっ
    て、前記ステッピングモータの一側面とは前記駆動軸の
    軸方向において対向する反対側の他側面に前記ステッピ
    ングモータに電気接続される中継基板を設け、この中継
    基板と前記回路基板とを電気接続する接続部材を前記ス
    テッピングモータの外部に配置したことを特徴とするス
    テッピングモータの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記接続部材が回路基板及び中継基板の
    各々に導通装着される一対の接続端子からなり、これら
    接続端子のうちの一方側が前記駆動軸の軸方向に伸長す
    るオス型の第1の接続端子からなり、他方側が前記第1
    の接続端子を挿入することにより電気接続可能なメス型
    の第2の接続端子からなることを特徴とする請求項1記
    載のステッピングモータの接続構造。
  3. 【請求項3】 前記第1の接続端子が前記回路基板側に
    装着され、前記第2の接続端子が前記中継基板側に装着
    されることを特徴とする請求項2記載のステッピングモ
    ータの接続構造。
JP18362898A 1998-06-30 1998-06-30 ステッピングモータの接続構造 Expired - Fee Related JP3314725B2 (ja)

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