JP2576766Y2 - 電気部品のコネクタ構造 - Google Patents
電気部品のコネクタ構造Info
- Publication number
- JP2576766Y2 JP2576766Y2 JP1993041223U JP4122393U JP2576766Y2 JP 2576766 Y2 JP2576766 Y2 JP 2576766Y2 JP 1993041223 U JP1993041223 U JP 1993041223U JP 4122393 U JP4122393 U JP 4122393U JP 2576766 Y2 JP2576766 Y2 JP 2576766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- circuit board
- printed circuit
- key
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
装された電気部品からの電気信号を外部に導出するため
のコネクタ構造に関するものである。
から電気信号を外部に導出するには、プリント回路基板
の回路パターンにリード線を直接はんだ付けし、これを
プリント回路基板が取付けられたケースから外方へ引き
出すようにしたり、あるいは、プラグ及びソケットから
なる接続カプラの一方の部分をケースに形成し、これに
設けられたジョイントピンとプリント回路基板の回路パ
ターンとの間をリード線を介して接続する構成などが一
般的に採られている。
は、プリント回路基板と接続カプラとの間にリード線が
介在するため、リード線やカプラがふらつかないように
するための保持手段を設けねばならない上、ケース内で
のリード線の引き回しが煩雑化し、組付け作業が厄介に
なりがちであった。
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、プ
リント回路基板の回路パターンと接続カプラの一方の部
分との間を接続するリード線を不要とし、高い組立性が
得られるように改良された電気部品のコネクタ構造を提
供することにある。
案によれば、電気部品が実装されたプリント回路基板を
保持するためのケース体と、該ケース体に一体的に形成
されたコネクタハウジングと、概ねL字形に曲折した複
数のピンをその両端部のみを露出させた状態で並列保持
したピン保持体とを有し、前記ピン保持体を前記コネク
タハウジング内に止着することにより、前記ケース体の
プリント回路基板の保持部に前記ピンの一端が突出し、
かつ前記コネクタハウジング内に前記ピンの他端が突出
するようにしてなることを特徴とする電気部品のコネク
タ構造を提供することによって達成される。
回路基板の保持部に突出したピンの一端にプリント回路
基板の回路パターンを直接接続し得ると共に、プリント
回路基板を保持するケース体に一体的に形成されたコネ
クタハウジングと、ピン保持体に保持されたピンとによ
り、外部回路から引き出されたプラグを接続するための
ソケットを構成し得る。
に基づいて本考案の構成を詳細に説明する。
ー装置の概略構造を示している。このキー装置1は、自
動車のステアリングシャフト回りのステアリングコラム
に取付けられるものであり、ロータリースイッチ部2
と、ステアリングロック装置部3と、シリンダ錠部4と
からなり、車両電源の断続及びスタータモータの起動機
能と、ステアリングロック機能とを備えている。そして
このキー装置1は、シリンダ錠部4のロータ5とロータ
リースイッチ部2との間がジョイント軸6にて連結され
ると共に、ジョイント軸6の中間部に設けられた偏心軸
がロックピン7に係合しており、シリンダ錠部4のロー
タ5にキー8を挿入して回動することにより、ロータリ
ースイッチ部2の接点を断続させると共に、ステアリン
グシャフトに対する係合位置と係合解除位置との間でロ
ックピン7を移動させることができるようになってい
る。
於けるロータ5のキー挿入孔の開口部近傍には、プリン
ト回路基板10及び該プリント回路基板10を支持する
合成樹脂製のケース11からなる電装ユニット12が取
付けられている。そしてプリント回路基板10には、板
ばね接点からなる一対の給電端子13と、キーの挿入を
検出するリミットスイッチ14と、ポジションマークを
輝光する発光ダイオード15とが実装されている。
は、車両側に設けられたドアロック装置を遠隔操作的に
施・解錠するために、例えば赤外光のコード信号を発信
する送信回路をその把持部に内蔵しており、この送信回
路を動作させるための電源電池に対し、キー8の基部の
両側に設けられた充電端子16に上記一対の給電端子1
3を接触させることにより、車載バッテリーから充電す
るようになっている。
ように弾性および可撓性に富む材料で細長い板ばね状に
形成されており、その基端をプリント配線基板10に接
続された上でケース11のキー挿入部の両脇を横断する
ように設けられている。これらの両端子13間には、挿
入されたキー8の基部の充電端子16部分のみを露出さ
せるべく絶縁性材料からなるガイドカラー17が装着さ
れており、キー8がON位置にされた時にのみ、給電端
子13と充電端子16とが互いに接触し得るようになっ
ている。
樹脂製の導光リング18と金属製のカバーキャップ19
とが、シリンダ錠部4のロータ5のキー孔へキー8を案
内するためのガイドプレート20を挟んで取付けられて
いる。これらは、キー8の挿入方向に沿ってケース11
に突設された一対の突起21をカバーキャップ19に設
けられた対応孔22に弾発係合させることにより、互い
に脱落しないようにサブアセンブリ化される。
ーキャップ19の内面と電装ユニット12との間に挟設
されているが、これには、径方向外向きに複数の弾発片
23が突設されている。この弾発片23がカバーキャッ
プ19の内面に弾発力を伴って当接することにより、導
光リング18のがたつきが防止されている。
(LOCK、ACC、ON、START)に対応する部
分に突部24が形成されている。一方、カバーキャップ
19には、この突部24を嵌合させる切り欠き窓25が
形成されている。そして切り欠き窓25に対応する部分
にポジションマーク26が白抜きで蛍光印刷されたポジ
ションリング27が、キー挿入孔28の周囲を囲む位置
に貼り付けられている。
ると、導光リング18を介して切り欠き窓25の部分が
全体的に照明され、これが白抜きで印刷された各ポジシ
ョンマーク27から透ける結果、各ポジションマーク2
7の文字が輝光する。これと共に、キー挿入孔28に対
応する導光リング18の孔の内周面29も輝光して夜間
に於けるキー挿入孔28の視認性が向上する。
ように、発光ダイオードの電源線、リミットスイッチ類
の信号線、及びキーの内蔵電池への充電電流の供給線を
車両側の制御回路に接続するための複数の(本実施例に
於ては7本)ジョイントピン30が内設されたコネクタ
ハウジング31が一体的に形成されている。
方向に沿ってケース11の後方に突出形成され、かつキ
ー装置1の本体ケーシング9の側部上面にキー8の挿入
方向に沿って形成された係合溝32に対して係合し得る
突条33が形成されており(図4参照)、本体ケーシン
グ9の側面にキー挿入部前方からキー挿入方向に沿って
ケース11を組み付けると、これら係合溝32と突条3
3とが互いに係合し、コネクタハウジング31が本体ケ
ーシング9の側面から離反する方向に変位し得ないよう
に構成されている。
開口しており、図示されていない車両側の制御回路から
引き出されたリード線の先端に接続されたプラグ(図示
せず)をこのジョイントピン30とコネクタハウジング
31とから構成されたソケットの開口に挿入することに
より、プリント回路基板10に実装された各電装品が、
所謂ワンタッチで一括して制御回路に接続されるように
なっている。
30は、全てがL字形に曲折されており、これらを並列
させた上で両端を露出させて樹脂モールドすることによ
り、ターミナル部材34(請求の範囲のピン保持体に対
応)が形成されている。そして樹脂部分から露出したジ
ョイントピン30の端部(請求の範囲の他端に対応)
は、ターミナル部材34をコネクタハウジング31には
め込んだ際にコネクタハウジング31内に突出して相手
側プラグと接続し得るようになり、ケース11のプリン
ト配線基板搭載面に設けられたスリット35から前方へ
突出した側の端部(請求の範囲の一端に対応)は、プリ
ント回路基板10の回路パターンに設けられたピン孔3
6に突入するターミナルピン37となる。
0とをケース11に取付けるに当たっては、先ずターミ
ナル部材34をケース11に取付ける。この時、ターミ
ナル部材34の側面に設けた抜け止め突起38がコネク
タハウジング31の側面に設けた係合孔39に係合し、
両者間の分離防止がなされる。次にキーの挿入口側へ向
けてケース11に突設されたスリーブ40にプリント回
路基板10を嵌着する。するとターミナルピン37が回
路パターンに設けたピン孔36に突入して表面にターミ
ナルピン37の端部が突出するので、この先端をはんだ
付けする。
装された電気部品は、コネクタハウジング31内にて突
出したジョイントピン30を介して外部回路に接続され
ることとなる。
路基板の回路パターンにピンを直接接続し、このピンと
プリント回路基板の保持用ケースに一体的に形成された
コネクタハウジングとによって外部回路から引き出され
たプラグを接続するためのソケットが構成されるので、
コネクタの構造並びに配線接続の簡略化、部品点数の削
減、コネクタ挿入部の寸法精度の向上、組み付け性の向
上等を実現する上に大きな効果がある。しかも複数のピ
ンをL字形に曲折した上で、例えばインサートモールド
成型などによってピン保持体にその曲折部を保持させる
ものとしているので、保持体から突出したピンの他端に
プラグを押し込む際の荷重が、プリント回路基板の回路
パターンに接続されたピンの一端側に伝わり難くなるの
で、信頼性を確保する上での要求強度が低くて済む。
Claims (1)
- 【請求項1】 電気部品が実装されたプリント回路基
板を保持するためのケース体と、該ケース体に一体的に
形成されたコネクタハウジングと、概ねL字形に曲折し
た複数のピンをその両端部のみを露出させた状態で並列
保持したピン保持体とを有し、 前記ピン保持体を前記コネクタハウジング内に止着する
ことにより、前記ケース体のプリント回路基板の保持部
に前記ピンの一端が突出し、かつ前記コネクタハウジン
グ内に前記ピンの他端が突出するようにしてなることを
特徴とする電気部品のコネクタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041223U JP2576766Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電気部品のコネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041223U JP2576766Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電気部品のコネクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077088U JPH077088U (ja) | 1995-01-31 |
JP2576766Y2 true JP2576766Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12602408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993041223U Expired - Lifetime JP2576766Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電気部品のコネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576766Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62176977U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-10 | ||
JPH0496981U (ja) * | 1991-01-31 | 1992-08-21 | ||
DE4136381A1 (de) * | 1991-11-05 | 1993-05-06 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart, De | Elektrisches geraet, insbesondere schalt- und steuergeraet fuer kraftfahrzeuge |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP1993041223U patent/JP2576766Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH077088U (ja) | 1995-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0763447B1 (en) | Combination switch device | |
US6344621B1 (en) | Switch mounting structure | |
US6462279B1 (en) | Wiring structure of flat circuit for vehicle | |
JP2002150864A (ja) | 車両用コンビネーションスイッチ | |
US5977495A (en) | Construction of combination switch for vehicle | |
US5952729A (en) | Wiring structure in motorcycle | |
EP1312503B1 (en) | Lever switch for vehicle | |
JP2576766Y2 (ja) | 電気部品のコネクタ構造 | |
JP3052306B2 (ja) | ステッピングモータの接続構造 | |
JP2567581Y2 (ja) | キー装置 | |
JP2004273199A (ja) | スイッチ装置及びその製造方法 | |
JP3151128B2 (ja) | 車両用キー装置 | |
JP2576767Y2 (ja) | 車両用キー装置 | |
JP2567580Y2 (ja) | 照光式キースイッチ | |
JPH0524833U (ja) | キースイツチ | |
US6218634B1 (en) | Switch with integrated flasher relay | |
JP3793282B2 (ja) | 自動二輪車の配線構造 | |
JP3896637B2 (ja) | 自動車用コンビネーションスイッチ | |
JP3188370B2 (ja) | ランプと電線との接続構造 | |
JPH11134973A (ja) | 多重通信用コンビネーションスイッチ装置 | |
JPH0527036Y2 (ja) | ||
JPH0955271A (ja) | 無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置 | |
JP3141980B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP3561140B2 (ja) | 計器コネクタの組付構造 | |
JP2510964Y2 (ja) | 車両用スリップリング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |