JP3314144B2 - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機

Info

Publication number
JP3314144B2
JP3314144B2 JP04318897A JP4318897A JP3314144B2 JP 3314144 B2 JP3314144 B2 JP 3314144B2 JP 04318897 A JP04318897 A JP 04318897A JP 4318897 A JP4318897 A JP 4318897A JP 3314144 B2 JP3314144 B2 JP 3314144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
temperature
dryer
time
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04318897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10235087A (ja
Inventor
進 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12656954&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3314144(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP04318897A priority Critical patent/JP3314144B2/ja
Publication of JPH10235087A publication Critical patent/JPH10235087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3314144B2 publication Critical patent/JP3314144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾燥機、例えば、ド
ラム式乾燥洗濯機、衣類乾燥機等の乾燥機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の乾燥機、例えば、乾燥機能を有す
るドラム式乾燥洗濯機は、数多く提案されており、ま
た、欧州において使用されている洗濯機は、この種のド
ラム式がほとんどである。この形式の洗濯機は一般に回
転ドラムを低速で連続回転して洗濯作業を行うが、この
回転ドラムを用いて脱水、乾燥までも容易に行えるよう
になっている。
【0003】従来のドラム式乾燥洗濯機の実施の形態を
図7及び図8と共に説明する。図7は従来のドラム式乾
燥洗濯機の実施の形態を示す概略縦断正面図であり、図
8は従来のドラム式乾燥洗濯機の実施の形態を示す概略
縦断側面図であり、以下図7及び図8にしたがって従来
のドラム式乾燥洗濯機の構造、動作の概略を説明する。
【0004】このドラム式乾燥洗濯機は、洗濯機本体1
の内側上端へ防振機構5により懸架された水槽4と、こ
の水槽4の内側で水平軸を中心に回転するように配され
たドラム2との二重構造となっている。図8の21は、
操作・表示部分であり、この裏側に制御装置22が取り
付けられている。水槽4は、洗濯液や脱水液を貯え、か
つ、排出する機能を有している。また、乾燥時の温風を
除湿用熱交換器6へと導くための排気ダクト7を接続す
るための排気口8を有している。
【0005】そして、ドラム2はその周壁全体に洗濯時
の給水、脱水時の排水、及び、乾燥時の温風を通過させ
るために多数の小孔、及び洗濯物を持ち上げるためのバ
ッフル3が設けられている。水槽4の上部には空気を循
環させるための送風ファン9、ヒータ10、ヒータ10
を収納するとともに空気の循環経路となる乾燥ダクト1
1からなる乾燥ユニットが取り付けられている。
【0006】本体の正面には洗濯物を出し入れするため
のドア12が設けられており、このドア12は水槽4と
の間のドアパッキン13により密閉する構造となってい
る。14はドラム2を回転させるための駆動モータであ
り、15は洗濯液等を機外に排出するための排水ポンプ
である。16は水槽4と排水ポンプ15の間の配管経路
に設けられた糸屑フィルムである。
【0007】洗い工程においては、水槽4内、及び、ド
ラム2の下部に適当な洗剤濃度の洗濯水を入れ、このド
ラムをモータによって回転させる。ドラム内に入れてあ
る衣類は洗濯水を吸収して持ち上げられて落下し、この
落下時にたたき洗いされる。すすぎ工程も同様にドラム
2の回転により行われる。脱水はドラム2を高速回転さ
せ、その遠心力を利用して行われる。
【0008】乾燥工程時には、空気はヒータ10で温め
られて、送風ファン9でドラム2内に送り込まれ、洗濯
物の湿気を除去する。そこから、水槽4の排気口8から
排気ダクト7を通過し、水槽4側面に位置する除湿用熱
交換器6で冷水と接触するときの熱交換によって、湿気
が凝縮する。冷却され、除湿された乾燥空気は再び送風
ファン9に送られて、ヒータ10で再加熱されてドラム
2に再循環される。この動作を繰り返し洗濯物は乾燥さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、食中毒の流行等
の問題が発生し、清潔さに対する需要が増加している。
衣類に於いても、殺菌を行いたいという需要があり、乾
燥工程の一部の制御を変え対応している商品が販売され
ている。しかしながら、洗濯した衣類を乾燥する乾燥運
転の一部であり、運転が完了するまでの時間がかかると
いう問題や殺菌の確実性の問題が課題として残されてい
た。
【0010】特公平5−5519号公報、及び特公平5
−50959号公報に記載のものでは乾燥運転の一部に
殺菌運転を組込んでおり、脱水後のぬれた洗濯物を乾燥
する処から始めるために運転時間が長くなるという課題
がある。また、洗濯物の量や布質に合わせた確実な制御
が行えず、洗濯物の量が多い場合など、乾燥ムラが発生
し殺菌効果の確実性の面でも課題を残している。
【0011】本発明は、前記従来の技術が有している課
題を解決しようとするものであり、殺菌用の専用コース
を乾燥コースと分離し、通常の乾燥コースとは異なった
制御を行うことで、簡便、短時間(省エネ)、かつ確実
な殺菌効果を有する乾燥機の実現を図るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機は上記の
ような課題を解決したもので、本発明の第1の手段は、
殺菌のための専用コース運転時は、除湿用熱交換器の機
能を停止させ、昇温時間の短縮を図るものである。ま
た、第2の手段は、所定の殺菌温度を一定の時間保持す
るための手段を与えるものであり、第1の手段と同様に
除湿用熱交換器の機能を停止させ省電力、節水を図って
いる。
【0013】そして、第3の手段は、殺菌のための加熱
工程が終了した時点で加熱手段を停止すると共に、除湿
用熱交換器を動作させ短時間で洗濯物の温度を下げる手
段を提供するものである。そしてまた、第4の手段で
は、除湿用熱交換器を水冷式とし、除湿用熱交換器に冷
却水を供給するための給水弁の開閉だけで簡便かつ確実
に除湿用熱交換器の機能を制御することができる。
【0014】さらに、第5、及び第6の手段は、運転開
始時にドラム内の洗濯物の量をセンシングし、その結果
に基づいて殺菌のための恒温加熱時間、及び冷却時間を
設定する手段を設ける。さらにまた、第7、及び第8の
手段はドラム内の洗濯物の温度を判断するために、ドラ
ムから排気される温風の温度を検出する手段を与えると
共に、ドラムの回転方向により変化する排気温度の影響
を防止し、精度の高い温度検知を行う手段を与えるもの
である。また、第9の手段は、使用者に運転が終了する
時間を知らせるものであり、精度の高い、時間で制御す
る工程の残時間を表示するものである。
【0015】そして、第10の手段乃至第12の手段
は、殺菌効果を確実なものとするための制御方法であ
り、運転途中で一時停止された場合に一時停止キーの受
け付けを禁止し、また一時停止を受け付けるように制御
する場合は再スタートの段階で最初の工程から始める等
の手段を提供するものである。第13、及び第14の手
段は専用のキー、及び表示を設けることで操作が容易
で、選択されたコースや運転状況を使用者に分かりやす
く示す手段を与えるものである。第15の手段は、加熱
工程中にドラムの回転方向を交互に変えて、洗濯物の絡
み付きを防止して、洗濯物の温度分布を小さくする手段
を与えたものである。第16、及び第17の手段は洗濯
物の厚手の衣類等の種類、木綿等の衣類の質や量により
使用者が恒温加熱時の温度を任意に設定できるようにし
たもので、使用者が温度設定をしない場合は、布の傷み
を防止するため自動的に殺菌効果のある最低設定温度に
設定されるようにしたものである。
【0016】本発明の乾燥機は上記構成にて、除湿用熱
交換器の機能を停止させて加熱するため、昇温時間が短
縮できると共に、水冷式の場合は冷却水の節水ができ
る。また、殺菌の死滅温度以上の温度を一定時間保持す
るため、殺菌効果が確実に得られると共に、上記同様の
節水効果が得られる。そして、衣類、及びドア等の温度
を下げ、使用者が運転終了後に衣類を取り出す時の火傷
を防止するこのができる。そしてまた、冷却水用給水弁
の開閉制御だけで、容易に除湿用熱交換器の動作・停止
を行うことができる。
【0017】さらに、衣類の量が多い場合は、恒温加熱
時間を延長する等の制御が行えるため確実な殺菌効果が
得られる。さらにまた、衣類の量が少ない場合は恒温加
熱時間を短く制御することができるため、無駄な電力を
使用することなく省エネルギを図ることができる。
【0018】また、衣類の量が多い場合は、冷却時間を
延長するように制御することで使用者が衣類に触れて熱
すぎるという不快感を感じることの防止や、火傷の防止
ができる。そして、ドラムから排気される温風の温度を
検出するため、衣類の温度の判定精度が向上し不必要に
高い温度で加熱する必要がなくなり、省電力、衣類の傷
みの防止が図れる。
【0019】そしてまた、ドラムからの排気温度の検出
ドラムの一方向の場合に限定することで、検出温度が安
定し、精度の高い制御が可能となる。さらに、残時間表
示を行うことで使用者に終了時間を知らせることができ
る。さらにまた、終了までの時間が確定した時点で表示
を行うため正確な表示となる。
【0020】また、恒温加熱中は一時停止を受け付けな
いようにすることで、殺菌に必要な時間を保持すること
ができ、殺菌効果の低下を防止できる。そして、運転途
中で一時停止を受け付ける場合は、再スタートで制御フ
ローの最初に戻すため殺菌に必要な恒温加熱温度と加熱
時間を確保でき、殺菌効果が確実なものとなる。例え
ば、恒温加熱中に短時間一時停止され、再スタートした
場合でドラムの排気温度が所定値になっていた場合で
も、その時点から再度所定時間恒温加熱を行うことにな
るため殺菌に必要な時間は確実に確保される。
【0021】そしてまた、運転中に電源スイッチを切
り、放置された場合でも、途中で停止したことを示す表
示をおこなうため、使用者は容易に衣類の殺菌ができて
いないことが分かる。さらに、殺菌のための専用コース
を設けるだけではなく、専用のキーと表示を設けること
で当該コースの選択が容易になり、乾燥コースとの選択
誤りがなくなる等、使用性の向上が図れる。
【0022】さらにまた、進行表示を乾燥コースの表示
と兼用することで、表示部分が繁雑になるのを防止する
と共に、当該表示部の点滅方法を変えることで、殺菌コ
ースの進行表示であることが容易に判別できる。また、
加熱運転中はドラムの回転方向を一定時間毎に逆方向に
切り替えて、ドラムの中の衣類の絡み付きを少なくする
ため、加熱ムラがなくなり衣類全体が確実に殺菌でき
る。
【0023】そして、使用者が衣類の種類や布質を判断
し、恒温加熱温度を任意に設定できるため熱に弱い化繊
の衣類の傷みを防止できる等の効果がある。そしてま
た、使用者が恒温加熱温度を設定しない場合は、自動的
に殺菌に必要な最低温度に設定されるため、衣類の傷み
が防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乾燥機の実施の形
態をドラム式乾燥洗濯機に実施した場合について説明す
る。
【0025】本発明のドラム式乾燥洗濯機は、外箱内に
配された水槽内で、水平軸を中心に自在に回転し、かつ
内部に洗濯物を収容する回転ドラムと、加熱手段、送風
手段、除湿用熱交換器、及び温度検出手段を備え、洗
い、すすぎ、脱水、及び乾燥等の一連の洗濯、乾燥動作
を一つのドラム内で行うドラム式乾燥洗濯機において、
ドラム内の温度が所定の殺菌温度に到達するまでは、除
湿用熱交換器の機能を停止させ、加熱するだけの専用コ
ースを設けて構成したものである。
【0026】また、上記構成において、ドラム内の温度
が所定の温度に到達してから一定時間の間は所定の温度
範囲に保持するよう加熱手段を制御するものであり、そ
して、上記構成において、所定の温度範囲を一定の時間
保持した後、加熱手段を停止するとともに、除湿用熱交
換器を動作させ、ドラム内の衣類を冷却する工程を付加
したものである。
【0027】そしてまた、上記構成において、除湿用熱
交換器を水冷式とし、加熱工程と冷却工程の切り替えを
冷却水用給水弁の開閉で制御するものである。さらに、
上記構成において、ドラム内の衣類の容量を検知し、そ
の結果に基づいて所定の温度を保持する時間を変化させ
るものである。さらにまた、上記構成において、ドラム
内の衣類の容量を検知し、その結果に基づいてドラム内
の衣類を冷却する工程の時間を設定するように制御する
ものである。
【0028】また、上記構成において、ドラム内の温度
をドラムから排気される温風の温度で制御するものであ
る。そして、上記構成において、ドラムから排気される
温風温度の検出を、決められたドラム回転方向の場合に
のみ行うものである。そしてまた、上記構成において、
ドラムからの排気温度が所定の温度に到達した時点で残
時間を表示するものである。
【0029】さらに、上記構成において、ドラム内の温
度が所定の温度に到達してから、一定時間の間は一時停
止を受け付けないように制御するものである。さらにま
た、上記構成において、運転途中で一時停止され、再ス
タートされた場合は、最初の工程から運転するものであ
る。
【0030】さらにまた、上記構成において、運転途中
で運転が中断された場合は、運転が中断されたことを示
す報知を行うものである。また、上記構成において、専
用のキー、及び表示を設けたものである。そして、上記
構成において、進行状態を示す表示を乾燥コースの表示
と兼用するとともに表示の点滅方法で識別するように制
御するものである。
【0031】そしてまた、上記構成において、加熱工程
中はドラムを交互に逆方向に回転するよう制御するもの
である。さらに、上記構成において、所定の温度に制御
されるドラム内の温度を切り替える手段と設定された所
定の温度の目安を示す表示手段を設けたものである。
【0032】さらにまた、上記構成において、所定の温
度に制御されるドラム内の温度を切り替える手段と設定
された所定の温度の目安を示す表示手段を設けたドラム
式乾燥洗濯機において、ドラム内の温度を切り替える手
段が操作されなかった場合、最も低い設定温度に自動的
に設定するように制御するものである。
【0033】次に、本発明の乾燥機の実施の形態である
ドラム式乾燥洗濯機の構造を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態におけるドラム式乾燥洗濯機の基本
構成は図1、及び図2に示す。以下、主要な部分及び発
明にかかる部分を中心に説明を行う。
【0034】図1は本発明によるドラム式乾燥洗濯機の
内部構造を示す概略縦断正面図、図2は同じく本発明に
よるドラム式乾燥洗濯機の内部構造を示す概略縦断側面
図である。
【0035】図1及び図2において、1は洗濯機本体、
2は衣類(洗濯物、被乾燥物)等を収容する収容体であ
るドラム、3はバッフル、4は水槽、5は防振機構(つ
りバネ)、6は除湿用熱交換器、7は排気ダクト、8は
排気口、12はドア、13はドアパッキン、14は駆動
モータ、15は排水ポンプ、16は糸屑フィルタ、17
は洗濯用給水弁、18は排水ホースである。
【0036】また、9は空気を循環させる送風機、10
は温風加熱用のヒータ、11は乾燥用のダクト、19は
冷却水用給水弁、20はドラムからの排気温度を検出す
るための温度センサであり、21は操作・表示部(操作
パネル)、22は制御装置である。
【0037】そして、23は給水ホース、24は電源
部、25は信号入力部、26は制御部、27は出力部、
28は負荷部、29はコンセントプラグ、30は電源ス
イッチ、31は殺菌コースキー、32は殺菌コース表示
部、33はセグメント表示部、34は加熱温度選択キ
ー、35は進行表示部である。
【0038】ドラム式乾燥洗濯機では、洗濯機本体1内
に軸方向が短い、ほぼ円柱形状の回転ドラム2と水槽4
とが設けられている。このドラム2は水平方向に回転軸
が配設され、回転軸に沿った方向の1端部(回転軸は反
対側端部)が開口する洗濯物の投入を行うためのドア1
2が配設されている。13はドアパッキンであり、ゴム
などの弾性体からなるシール材として内嵌されている。
【0039】従って、ドア12が閉じたときには、ドア
の周縁部と投入口内周縁部とで前記シール材が挟圧され
て、洗濯機本体1、及び、水槽4の水密が保持されるよ
うになっている。なお、振動吸収のため、洗濯機本体1
の上部から水槽4を防振機構5により懸架されており、
これにより水槽4の振動を減衰させる構成である。
【0040】ドラム2は、洗濯機物を収容して回転する
ものであって、ドラム2内には、中心軸に向けて突出す
る山脈状にバッフル3が形成される。水槽4は前記ドラ
ム2を囲んで設けられ、洗濯水(洗剤を含む水、すすぎ
水も含む)をためるものである。
【0041】この洗濯水は、水道につながる高圧ホース
23を通り洗濯用給水弁17からの水道の開閉を行うこ
とにより水管路を介して水槽4内に供給される(詳しく
は、一旦は洗剤ケースに入った後に、水管路を介して水
槽4内に供給される)。また、冷却水用給水弁19を介
して、除湿用の冷却水を除湿用熱交換器6内にシャワー
状に散水するように水道水を送る構造となっている。
【0042】水槽4の底部には水槽4内の洗濯水を出す
排水ダクトが設けられ、この排水ダクトは、排水された
洗濯水に含まれる糸屑やゴミ等の挟雑物を除去するフィ
ルタ16につながり、フィルタ16により糸屑やゴミ等
は除去される。フィルターケースには、水槽4内の洗濯
水を洗濯機外部に排水するための排水ポンプ15がつな
がる。
【0043】洗濯物を乾燥するために洗濯機本体1内に
は送風機9、ヒータ10、ダクト11から構成される乾
燥ユニットと除湿用熱交換器6とが設けられている。除
湿用熱交換器6は一端部が水槽4側面、または、端部と
連通した、排気ダクト7と接続され、他端部は水槽4の
上部の乾燥ユニットの送風機9へと接続される。冷却水
用給水弁19からは除湿用の冷却水が内部に入るように
なっている。
【0044】乾燥工程時には、ヒータ10によって温め
られ空気は、送風機9によりドラム2内部に送り込ま
れ、ドラム2内の漏れた洗濯物から蒸発した水分を含む
高温多湿空気は水槽4の排気口8から排気ダクト7を通
って、除湿用熱交換器6へ入る。冷却水用給水弁19を
介して給水された冷水の噴射が湿気を多量に含む温風に
接触するときの熱交換によって、湿気が凝縮し水滴とな
って除去される。
【0045】除湿された温風は再び送風機9に送られ
て、ヒータ10で再加熱されてドラム2に再循環され
る。水槽4の中心部を貫通してドラム2の回転中心であ
って投入口の反対側端部に水平な回転軸が固定して設け
られており、この回転軸にはドラムプーリが固定されて
いる。水槽4の下端部にはドラム駆動用モータ14が設
けられており、このモータ14の回転軸とドラムプーリ
をベルトで連結している。これら水槽4、回転軸、ドラ
ムプーリ、及び、ドラム駆動用モータ14等の部品は洗
濯機本体1に収容されている。
【0046】また、洗濯機本体1の前面上部には、運転
/停止スイッチ、及び、各種操作スイッチ等のパネル入
力部、ならびに、表示ランプ等の表示部が設けられた操
作パネル21が配置される。この操作パネル21の内側
部には洗濯機の電気的制御を行う制御装置22が配設さ
れ、操作パネル21からの信号線が接続される。制御装
置22には、ドア12の開閉を検出するドアスイッチ、
水槽4内の水位を水圧で検出する水位スイッチ、及び、
モータ14の回転を検出するタコメータの出力信号線が
接続される。
【0047】図3は上記ドラム式乾燥洗濯機の制御装置
22の回路ブロック図であり、図3に示すように、制御
装置22は主に、電源部24、表示部212、パネル入
力部211、ドアスイッチ等の信号入力部25、制御部
26、出力部27、及び、負荷部28から成る。
【0048】電源部24は、コンセントプラグ29から
電源スイッチ30を介して商用電源が入力されて、交流
電源を変圧し、また、整流して制御用の直流電源を出力
したりクロックパルスを発振出力する。表示部212
は、前記表示ランプの他、ブザーも含まれる。制御部2
6は、マイクロコンピュータから主になり洗濯機の動作
に関する判断・指令を行うものであって、演算・記憶部
を有している。
【0049】出力部27は、制御部の指令にしたがって
ドライブ信号を出力するトライアックを含む半導体素子
を有している。負荷部28は、前記出力部のドライブ信
号で作動し、送風機9、ヒータ10、冷却水用給水弁1
9、洗濯用給水弁17、排水ポンプ15、ドアロック機
構、ドラム駆動用モータ14の作動リレーを有してい
る。
【0050】また、図4の操作部・表示部の31は殺菌
専用のコースを選択するためのキーであり、32は当該
キーが押された場合に点灯する表示であり、33は残時
間、及び選択された加熱温度を示すセグメント部であ
る。34は加熱温度を選択するためのキーであり、35
は進行表示である。
【0051】以下、本実施の形態の動作について説明を
するが、基本的な洗いから乾燥に至る動作は従来のドラ
ム式乾燥洗濯機とほぼ同様であり、その概要は次の通り
である。
【0052】まず、洗い工程から脱水工程に至る運転の
概略動作についてであるが、洗い工程はドラム2内に洗
濯物をいれ、洗剤ケースに洗剤を入れて、電源を投入し
て、パネル入力部211にあるスタートキーを押すと、
洗濯運転が開始される。つまり、ドア12がロックされ
たあと、洗濯用給水弁17を開けて所定水位まで給水
し、洗剤を溶かした洗濯液を上方から流し込んで洗濯物
に含ませる。
【0053】次にドラム2を低速回転させることにより
洗いが行われる。ドラム2内の洗濯物は、ドラム2の回
転による遠心力とバッフル3とでドラム2内の頂上付近
まで持ち上げられた後、自重により落下する(タンブリ
ングという)。このタンブリングを繰り返すことによ
り、洗濯物は落下時の衝撃力でたたき洗いされる。すす
ぎは回転ドラム2を低速回転することにより行われる。
すすぎ終わると、ドラム2の回転は停止され、排水ポン
プ15がONして洗濯液を機外に排出する。
【0054】洗濯、すすぎ工程を終了し、排水完了後、
脱水工程に移り衣類のアンバランス修正を目的とした低
速反転動作のアンバランス修正工程を行う。アンバラン
ス修正工程終了後、衣類のアンバランス検知を目的とし
た低速回転のアンバランス検知工程を実施し、アンバラ
ンス検知レベル以下の場合は、ドラムの回転数を上げ、
その時のドラムの回転による遠心力を利用して洗濯物を
ドラム2の周壁内面に押し付けるような形で脱水が行わ
れる。
【0055】乾燥は、乾燥ヒータ10によって温められ
た空気を、送風機9によりドラム2内部に送り込むこと
で行われる。ドラム2内の濡れた洗濯物から蒸発した水
分を含む高温多湿空気は水槽4の排気口8から排気ダク
ト7を通って、除湿用熱交換器6へ入る。冷却水用給水
弁19を介して給水された冷水の噴射が湿気に接触する
ときの熱交換によって、湿気が凝縮する。冷却された乾
燥空気は再び送風機9に送られて、ヒータ10で再加熱
されてドラム2に再循環される。
【0056】次に、本発明の要旨である殺菌動作を図5
に示すフローチャートと共に説明する。電源スイッチが
押されると選択できるコース等の表示が点灯する。次
に、本発明の殺菌専用のコースが選択され、恒温加熱の
温度が設定されると、当該コースの専用表示32が点灯
する。
【0057】そして、スタートキーが押されると、進行
表示35が点灯から点滅に変わり容量センシングを行
い、その結果をメモリする。次いで、ドラム2が回転を
始めると同時に送風機9が運転を開始し、少し遅れてヒ
ータ10が入る。ドラム2からの排気温度が容量センシ
ングや最初の温度設定で決定される所定の温度Tに達す
るまで加熱が継続される。
【0058】ドラム2の排気温度が所定の温度Tに達す
ると、セグメント表示部33で残時間を表示すると共
に、ヒータ10をON/OFFさせ所定の温度幅に入る
ように制御する。所定の温度Tに到達してからの時間が
容量センシングで決定される所定の時間tを経過するま
で、この状態が保持される。
【0059】この所定時間tが経過した時点で、ヒータ
10の入力を遮断すると共に、冷却水用給水弁19を開
放し、排水ポンプ15を動作させて冷却工程に入る。容
量センシングで決定される所定時間が経過すると、冷却
水用給水弁19、送風機9、排水ポンプ15、及びドラ
ム2の回転を停止し、終了報知を行って、運転を終了す
る。
【0060】図6に図5で示した制御フローに基づく制
御をした場合のドラム2の排気温度の変化、及びヒータ
10等の負荷の制御状況を示す。この場合の、ドラム2
の排気温度T1 、T2 は各々74℃、72℃であり、ド
ラム2内の衣類の温度は80〜85℃程度に保持されて
いる。また、昇温工程の運転時間は衣類の重量が1〜
1.2kgで約15分程度であり、同重量の衣類を乾燥
工程で昇温させる場合に比べ約1/2程度の時間とな
る。
【0061】
【発明の効果】本発明の乾燥機は上記のような構成で、
衣類の加熱殺菌だけを行う専用コースを設けているた
め、不必要な冷却水やヒータの電力を必要としなくな
り、節水、省電力化が図れ、また、加熱期間中は除湿用
熱交換器の機能を停止させるため、昇温時間が短縮され
短時間で必要な殺菌効果が得られる。
【0062】そして、通常の衣類乾燥機にはない容量セ
ンシング機能を利用して、きめ細かな、かつ精度の高い
制御が可能となり、そしてまた、ヒータ、送風機等の乾
燥に必要な部品だけを共用するため、安価に殺菌機能の
高い乾燥洗濯機を提供することができる。さらに、専用
キー、表示を設ける等、使用性にすぐれた殺菌機能を有
する乾燥洗濯機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドラム式乾燥洗濯機の内部構造を
示す概略縦断正面図である。
【図2】本発明によるドラム式乾燥洗濯機の内部構造を
示す概略縦断側面図である。
【図3】本発明によるドラム式乾燥洗濯機の制御装置の
ブロック図の一実施の形態である。
【図4】本発明によるドラム式乾燥洗濯機の表示・操作
部の一実施の形態である。
【図5】本発明によるドラム式乾燥洗濯機の制御フロー
チャートの一実施の形態である。
【図6】図5の制御フローチャートに基づく運転を行っ
た場合の運転状態を示すタイミングチャートである。
【図7】従来のドラム式乾燥洗濯機の内部構造を示す概
略縦断正面図である。
【図8】従来のドラム式乾燥洗濯機の内部構造を示す概
略縦断側面図である。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 ドラム 3 バッフル 4 水槽 5 防振機構 6 除湿用熱交換器 7 排気ダクト 8 排気口 9 送風機 10 ヒータ 11 送風ダクト 12 ドア 13 ドアパッキン 14 駆動モータ 15 排水ポンプ 16 糸くずフィルタ 17 洗濯用給水弁 18 排水ホース 19 冷却水用給水弁 20 温度センサ 21 操作パネル 22 制御装置 23 給水ホース 24 電源部 25 信号入力部 26 制御部 27 出力部 28 負荷部 29 コンセントプラグ 30 電源スイッチ 31 殺菌コースキー 32 殺菌コース表示部 33 セグメント表示部 34 加熱温度選択キー 35 進行表示部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類等の被乾燥物を収容するドラムと、
    該ドラムを回転駆動する駆動モータと、加熱手段と、該
    加熱手段により加熱された空気をドラム内に送風する送
    風手段と、前記ドラム内の温度を検出する温度検出手段
    と、該温度検出手段の検出値に応じて前記加熱手段を制
    御する制御部とを備え、前記ドラム内の空気を排気する
    排気口には排気ダクトを介して除湿用熱交換器の一方を
    連通させる共に、該除湿用熱交換器の他方には前記送風
    手段の吸い込み側を連通させ、この除湿用熱交換器内に
    は冷却水を供給させることでドラム内からの高温高湿空
    気と前記冷却水とを接触させ、前記高温高湿空気を冷却
    し除湿するようにした乾燥機において、前記ドラム内の
    温度が所定の殺菌温度に到達してから一定時間の間、
    湿用熱交換器の機能を停止させ、加熱するだけの専用コ
    ースを設けたことを特徴とする乾燥機。
  2. 【請求項2】 上記所定の殺菌温度範囲を一定の時間保
    持した後、加熱手段を停止するとともに、除湿用熱交換
    器を動作させ、ドラム内の衣類等の被乾燥物を冷却する
    工程を付加したことを特徴とする請求項記載の乾燥
    機。
  3. 【請求項3】 上記ドラム内の衣類の容量を検知し、そ
    の結果に基づいて所定の殺菌温度を保持する時間を変化
    させることを特徴とする請求項1乃至請求項記載の何
    れか一つの乾燥機。
  4. 【請求項4】 上記ドラム内の衣類の容量を検知し、そ
    の結果に基づいてドラム内の衣類を冷却する工程の時間
    を設定するように制御することを特徴とする請求項
    載の乾燥機。
  5. 【請求項5】 上記ドラム内の温度をドラムから排気さ
    れる温風の温度で制御することを特徴とする請求項1乃
    至請求項記載の何れか一つの乾燥機。
  6. 【請求項6】 該ドラムから排気される温風温度の検出
    を、決められたドラムの回転方向の場合にのみ行うこと
    を特徴とする請求項記載の乾燥機。
  7. 【請求項7】 上記ドラムの温度が所定の殺菌温度に到
    達してから、一定時間の間は一時停止を受け付けないよ
    うに制御することを特徴とする請求項1乃至請求項
    載の何れか一つの乾燥機。
  8. 【請求項8】 上記運転途中で一時停止され、再スター
    トされた場合は、最初の工程から運転することを特徴と
    する請求項1乃至請求項記載の何れか一つの乾燥機。
  9. 【請求項9】 上記運転途中で運転が中断された場合
    は、運転が中断されたことを示す報知を行うことを特徴
    とする請求項1乃至請求項記載の何れか一つの乾燥
    機。
  10. 【請求項10】 上記加熱工程中はドラムを交互に逆方
    向に回転するよう制御すること特徴とする請求項1乃至
    請求項記載の何れか一つの乾燥機。
JP04318897A 1997-02-27 1997-02-27 乾燥機 Expired - Fee Related JP3314144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04318897A JP3314144B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04318897A JP3314144B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10235087A JPH10235087A (ja) 1998-09-08
JP3314144B2 true JP3314144B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=12656954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04318897A Expired - Fee Related JP3314144B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3314144B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210106802A (ko) * 2020-02-21 2021-08-31 엘지전자 주식회사 섬유 관리 장치 제어 방법

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19935984A1 (de) * 1999-07-30 2001-02-01 Bsh Bosch Siemens Hausgeraete Vorrichtung und Verfahren zum Desodorieren und Desinfizieren von Wäsche
WO2003018899A1 (en) 2001-08-31 2003-03-06 Lg Electronics Inc. Insulator for electric heater and heat assembly with the same in washing machine
AU2003202816B2 (en) * 2002-01-11 2006-05-11 Lg Electronics Inc. A washing machine and dryer having being improved duct structure thereof
JP3650104B2 (ja) * 2003-05-21 2005-05-18 シャープ株式会社 衣類乾燥機
EP1700944B1 (en) * 2005-03-08 2013-10-23 Electrolux Home Products Corporation N.V. Laundry disinfection method and household clothes drying machine with clothes disinfection cycle
KR100814363B1 (ko) * 2006-06-30 2008-03-18 주식회사 대우일렉트로닉스 드럼세탁기의 진드기 살균코스 제어방법
JP6145713B2 (ja) * 2014-04-17 2017-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯乾燥機
CN106075506A (zh) * 2016-08-17 2016-11-09 福州信德源药械制品有限公司 一种医用毛巾清洗消毒***及其控制方法
JP2019083862A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 株式会社山本製作所 洗濯機械

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210106802A (ko) * 2020-02-21 2021-08-31 엘지전자 주식회사 섬유 관리 장치 제어 방법
KR102493054B1 (ko) 2020-02-21 2023-01-30 엘지전자 주식회사 섬유 관리 장치 제어 방법
KR20230017902A (ko) * 2020-02-21 2023-02-06 엘지전자 주식회사 섬유 관리 장치 제어 방법
US11828019B2 (en) 2020-02-21 2023-11-28 Lg Electronics Inc. Method for controlling laundry management apparatus
KR102651914B1 (ko) 2020-02-21 2024-03-26 엘지전자 주식회사 섬유 관리 장치 제어 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10235087A (ja) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0763618B1 (en) Drum type drying/washing machine
JP2002360986A (ja) 洗濯乾燥機
JP2010057818A (ja) 洗濯乾燥機及び乾燥機
JP3314144B2 (ja) 乾燥機
JP4571608B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機およびその乾燥工程の制御方法
JP2000325694A (ja) ドラム式洗濯機
JPH11114286A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP3585668B2 (ja) 回転ドラム式洗濯機及びその洗浄方法
JPH10127979A (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JPH1190094A (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JP2010022497A (ja) 洗濯乾燥機
JP4366396B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP3569604B2 (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JPH0819684A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
KR100624719B1 (ko) 건조 겸용 세탁기의 통 살균 제어 방법
JPH0994370A (ja) 洗濯機
JP2001218994A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4615500B2 (ja) 洗濯乾燥機
JPH11146999A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP5081781B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2004049644A (ja) 洗濯機
JP2004016399A (ja) 洗濯機
JP3349327B2 (ja) ドラム式乾燥機
JP3744162B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JPH11347297A (ja) ドラム式洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130531

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees