JP2001218994A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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JP2001218994A
JP2001218994A JP2000030460A JP2000030460A JP2001218994A JP 2001218994 A JP2001218994 A JP 2001218994A JP 2000030460 A JP2000030460 A JP 2000030460A JP 2000030460 A JP2000030460 A JP 2000030460A JP 2001218994 A JP2001218994 A JP 2001218994A
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JP
Japan
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hot air
drum
cooling water
clothes
drying
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Application number
JP2000030460A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ioku
辰夫 井奥
Shinichiro Kawabata
真一郎 川端
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成で効率の良い除湿を図り、
加えて、やや水分が残っているような乾燥状況を検出す
ることを可能とする。 【解決手段】 温風供給装置19はドラム4の内部を通
る温風循環路29を有すると共にファン装置26及び温
風用ヒータ22を有し、温風をドラム4内部へ供給す
る。除湿装置20は、後部ダクトカバー28内に冷却水
を供給して温風を除湿させるものである。後部ダクトカ
バー28の底部には、除湿後の冷却水の温度を検出する
冷却水用温度センサ37と、温風の温度を検出する温風
用温度センサ40とが設けられている。そして、制御部
43内のマイクロコンピュータは、冷却水用温度センサ
37単独、あるいは両センサ37、40に基づいて衣類
の乾燥具合を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機能の他に乾
燥機能も有するドラム式洗濯乾燥機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来よりドラム式洗濯
機では、前側が開口する水槽の内部に、前側が開口し周
壁部に多数の通水孔を有するドラムを横軸形に配設する
構成である。このものでは、洗剤洗い、すすぎ洗い、脱
水の各行程を行なうようになっている。すなわち、洗剤
洗い行程は、そのドラム内に水を貯留すると共に洗剤を
投入した上で、該ドラムを比較的遅い回転速度で正逆回
転させることを行ない、すすぎ洗い行程は、ドラム内に
水を貯留した上で該ドラムを比較的遅い回転速度で正逆
回転させることを行ない、脱水行程は、排水した後にド
ラムを比較的速い回転速度で駆動することを行なう。
【0003】最近、脱水行程に続いて乾燥行程も行なう
ドラム式洗濯乾燥機が供給されている。この乾燥行程を
行なうために、ドラムの内部を通る温風循環路を有する
と共にファン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラ
ム内部へ供給する温風供給手段と、前記温風循環路の一
部に冷却水を供給して温風を除湿させる除湿手段とを設
ける構成とすることが考えられている。このものでは、
ドラムを回転させながら、温風供給手段により温風をド
ラムに循環供給し、このドラムを通過した温風を冷却水
により除湿するようにしている。このものでは、比較的
簡単な構成で効率の良い除湿が図れる利点がある。
【0004】ところで、この種のドラム式洗濯乾燥機に
おいては、衣類の乾燥度合いを検出するについて、上記
温風の温度を検出し、その変化度合いで衣類がほぼ乾燥
したことを検出するようにしている。
【0005】しかしながら、これでは、衣類がほとんど
乾燥完了状態になったことのみを検出できるにすぎない
ものであり、それ以前の乾燥状態、つまり、やや水分が
残っている乾燥状態は検出できないといった不具合があ
った。
【0006】また、この種のドラム式洗濯乾燥機では、
脱水行程時に温風供給手段及び除湿手段を動作させて、
予備的な乾燥を行ないつつ脱水を行なうことが考えられ
ている。この場合、この脱水行程では、脱水音のみなら
ずファン装置によるファン運転音も発生し、騒音が大き
くなるおそれがある。
【0007】さらに、この種のドラム式洗濯乾燥機で
は、洗剤洗い行程及びすすぎ洗い行程においてドラムを
間欠的に回転駆動するが、その回転速度を布量(衣類重
量)に応じて設定することが考えられる。しかし、布量
検出手段が必要で構成が複雑となり、また、その検出し
た布量と実際の衣類重量とがずれてドラムの回転速度が
適正でないことも考えられる。さらにまた、このドラム
の回転駆動時においてその回転速度が、衣類がドラム内
面に張り付かない回転速度のみであると、衣類が常にタ
ンブリング(上方に持ち上がって落下すること)して、
布縮みや布傷みが発生しやすくなる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的は、比較的簡単な構成で効率の良い除
湿を図ることができ、加えて、やや水分が残っているよ
うな乾燥状況を検出することを可能とするところにあ
り、第2の目的は、比較的簡単な構成で効率の良い除湿
を図ることができ、加えて、脱水行程時に予備的な乾燥
を行ないつつ脱水を行なうについて騒音低下を図るとこ
ろにあり、第3の目的は、比較的簡単な構成で効率の良
い除湿を図ることができ、加えて、布量検出手段が不要
でしかも布量に左右されずに良好なドラム回転速度を得
ることができるようにするところにあり、第4の目的
は、比較的簡単な構成で効率の良い除湿を図ることがで
き、加えて、ドラムの回転時における布縮み及び布傷み
の発生を少なくできるようにするところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、外箱の内部に設けられた水槽
と、この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して
回転されるドラムと、このドラムの内部を通る温風循環
路を有すると共にファン装置及び温風用ヒータを有して
温風をドラム内部へ供給する温風供給手段と、前記温風
循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿させる除湿
手段と、この除湿手段における除湿後の前記冷却水の温
度を検出する冷却水用温度検出手段と、この冷却水用温
度検出手段による温度検出結果に基づいて衣類の乾燥具
合を検出する乾燥検出手段とを備えて構成される。
【0010】上記構成においては、ドラムの内部を通る
温風循環路を有すると共にファン装置及び温風用ヒータ
を有して温風をドラム内部へ供給する温風供給手段と、
温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿させる
除湿手段とを備えているから、比較的簡単な構成で効率
の良い除湿を図ることができる。しかも、除湿手段にお
ける除湿後の冷却水の温度を検出する冷却水用温度検出
手段と、この冷却水用温度検出手段による温度検出結果
に基づいて衣類の乾燥具合を検出する乾燥検出手段とを
設けたから、やや水分が残っているような乾燥状況を検
出することが可能となる。すなわち、本発明者の調査に
よれば、次のことが判った。温風供給手段により温風を
ドラム内に循環供給し、除湿手段により除湿してゆく
と、その経過時間に応じて、冷却水の除湿後の温度が徐
々に高くなり、その後低くなる特性を示すことが判っ
た。そして、その温度変化のピーク値から所定値低下し
た時に衣類の乾燥度合いが、やや水分が残っているよう
な乾燥状況であることが判った。従って、乾燥検出手段
が冷却水用温度検出手段による温度検出結果に基づいて
衣類の乾燥具合を検出するから、やや水分が残っている
ような乾燥状況を検出することが可能である。
【0011】請求項2の発明は、外箱の内部に設けられ
た水槽と、この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収
容して回転されるドラムと、このドラムの内部を通る温
風循環路を有すると共にファン装置及び温風用ヒータを
有して温風をドラム内部へ供給する温風供給手段と、前
記温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿させ
る除湿手段と、この除湿手段における除湿後の前記冷却
水の温度を検出する冷却水用温度検出手段と、前記温風
の温度を検出する温風用温度検出手段と、前記冷却水用
温度検出手段による検出温度の変化度合いに基づいて、
あるいは該変化度合いと前記温風用温度検出手段による
検出温度の変化度合いとの双方に基づいて衣類の乾燥具
合を検出する乾燥検出手段とを備えて構成される。
【0012】この構成においては、前述と同様に、比較
的簡単な構成で効率の良い除湿を図ることができ、しか
もやや水分が残っているような乾燥状況を検出すること
が可能である。さらには、冷却水用温度検出手段の他
に、温風の温度を検出する温風用温度検出手段を設け、
冷却水用温度検出手段による検出温度の変化度合いとこ
の温風用温度検出手段による検出温度の変化度合いとの
双方に基づいて衣類の乾燥具合を検出するようにしたか
ら、衣類の乾燥ほぼ完了も精度良く検出できるようにな
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、乾燥検出手段が冷却水用温度検出手段による検出温
度の変化度合いと前記温風用温度検出手段による検出温
度の変化度合いとの双方に基づいて衣類の乾燥具合を検
出した後に、除湿手段における冷却水の供給を所定時間
停止させ、その所定時間後冷却水の供給を再開するよう
にしたところに特徴を有する。この構成においては、次
の作用効果がある。すなわち、衣類がほぼ乾燥完了であ
ることを検出した場合でも、衣類が固まり気味である状
況では、外面側の衣類は乾燥ほぼ完了状態でも内部の衣
類は乾燥ほぼ完了状態まで達していないことがある。し
かるに、上記請求項3の発明では、衣類の乾燥具合を検
出した後に、除湿手段における冷却水の供給を所定時間
停止させるから、温風の温度が一時的に上昇し、その後
冷却水の供給を再開するから、除湿効果が向上する。こ
の場合、温風の温度上昇を図るについて、ヒータ通電量
を上げることも考えられるが、温風温度が過度に高くな
ってしまうと共に電力費の高騰も来す。しかるに上記構
成においては、冷却水の供給を停止することで温風の温
度上昇を図るから、温風温度が過度に高くなることも防
止できると共に電力費の高騰も来たすことがない。
【0014】第2の目的を達成するために、請求項4の
発明は、外箱の内部に設けられた水槽と、この水槽の内
部に設けられ、内部に衣類を収容して回転されるドラム
と、このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共に
ファン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部
へ供給する温風供給手段と、前記温風循環路の一部に冷
却水を供給して温風を除湿させる除湿手段と、前記ドラ
ムを回転させて衣類を脱水する脱水行程において前記温
風供給手段及び除湿手段を動作させる脱水行程制御手段
と、この脱水行程制御手段による脱水行程実行時におけ
る前記ファン装置の回転速度を、乾燥行程時におけるフ
ァン装置の回転速度よりも遅くするように制御するファ
ン駆動制御手段とを備えて構成される。
【0015】上記構成においては、前述と同様に、比較
的簡単な構成で効率の良い除湿を図ることができる。し
かも、脱水行程時に予備的な乾燥を行ないつつ脱水を行
なう場合に、騒音低下を図ることができるようになる。
すなわち、通常の乾燥行程においては、ファン装置の回
転速度を、温風の温度が上がりすぎないように比較的に
高めに設定している。ところで、脱水行程で温風供給及
び除湿を行なう場合には、ドラム内の衣類が水を含んで
いてさほど高温度になることがないから、ファン装置の
回転速度を高くしても差し支えがないことが判った。こ
の点に鑑みた請求項4の発明では、脱水行程実行時にお
ける前記ファン装置の回転速度を、乾燥行程時における
ファン装置の回転速度よりも遅くするように制御するよ
うにしたから、騒音の発生を極力抑えることができるよ
うになる。
【0016】第3の目的を達成するために、請求項5の
発明は、外箱の内部に設けられた水槽と、この水槽の内
部に設けられ、内部に衣類を収容して回転されるドラム
と、このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共に
ファン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部
へ供給する温風供給手段と、前記温風循環路の一部に冷
却水を供給して温風を除湿させる除湿手段と、前記ドラ
ムを間欠的に回転駆動すると共に、その駆動期間におい
ては該ドラムを低負荷向きの低い回転速度から高負荷向
きの高い回転速度まで徐々に変化させるように制御する
ドラム駆動制御手段とを備えて構成される。
【0017】この構成においては、前述と同様に、比較
的簡単な構成で効率の良い除湿を図ることができる。し
かも、ドラムの駆動期間においては該ドラムを低負荷向
きの低い回転速度から高負荷向きの高い回転速度まで徐
々に変化させるように制御するから、衣類量が多くても
少なくても良好に乾燥ことができるようになる。
【0018】第4の目的を達成するために、請求項6の
発明は、外箱の内部に設けられた水槽と、この水槽の内
部に設けられ、内部に衣類を収容して回転されるドラム
と、このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共に
ファン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部
へ供給する温風供給手段と、前記温風循環路の一部に冷
却水を供給して温風を除湿させる除湿手段と、乾燥行程
において、ドラムを間欠的に回転駆動すると共に、その
駆動期間においては該ドラムを、衣類がドラム内面に張
り付かない回転速度と衣類がドラム内面に張り付くこと
が可能な回転速度との組み合わせで回転させるように制
御するドラム駆動制御手段とを備えて構成される。
【0019】この構成においては、前述と同様に、比較
的簡単な構成で効率の良い除湿を図ることができる。し
かも、乾燥行程時、ドラムの駆動期間においては、該ド
ラムを、衣類がドラム内面に張り付かない回転速度と衣
類がドラム内面に張り付くことが可能な回転速度との組
み合わせで回転させるように制御するから、ドラムの回
転時における布縮み及び布傷みの発生を少なくできるよ
うになる。すなわち、乾燥行程においては、通常、衣類
がドラム内面に張り付かない回転速度にてドラムを回転
させるようにするものであり、これにて、常に衣類をド
ラム内をタンブリング(持ち上げられて落下する)させ
て衣類の入れ替えをしつつ乾燥させるものである。しか
しこれでは衣類の布縮み及び布傷みが発生しやすくな
る。しかるにこの請求項6の構成においては、衣類がド
ラム内面に張り付かない回転速度と衣類がドラム内面に
張り付くことが可能な回転速度との組み合わせで回転さ
せるから、衣類の入れ替えを必要最小限行ないながら、
布縮み及び布傷みをなくしつつ温風を衣類に均一に当て
ることが可能となり、もって、布縮み及び布傷みの発生
を抑えつつ衣類の均一乾燥に寄与できるようになる。
【0020】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、ドラム駆動制御手段が、衣類がドラム内面に張り付
かない回転速度を徐々に上昇させて衣類がドラム内面に
張り付くことが可能な回転速度とするようになっている
ところに特徴を有する。この構成においては、衣類に急
激な回転変化が加わることが少なくなり、これによって
布縮み及び布傷みがさらに少なくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図10を参照しながら説明する。まず、図
1及び図2において、直方体状の外箱1の内部には、水
槽2が、例えば左右で1組の弾性支持装置3により弾性
支持されて配設されている。この水槽2は後ろ下がりの
斜め軸状態に配設されており、ほぼ円筒状をなしてい
る。この水槽2の内部には、これと同軸状態(後ろ下が
りの斜め軸状態)でドラム4が回転可能に配設されてい
る。このドラム4は、周側壁及び後壁に通風孔を兼ねる
脱水孔4aが多数有するものであり、洗濯槽、脱水槽及
び乾燥槽としても機能するものである。なお、上記外箱
1の後面は、点検板1aが着脱可能に取付けられてい
る。また、ドラム4には、その開口縁部にバランスリン
グ4bが設けられ、また内周面には複数のバッフル4c
が設けられている。
【0022】上記外箱1、水槽2及びドラム4は、いず
れも図中右側の前面部には、洗濯物出入れ用の開口部
5、6及び7をそれぞれ有しており、そして開口部5と
開口部6とは、弾性変形可能なべロー8によって水密に
連通接続されている。また、外箱1の開口部5には、こ
れを開閉する扉9が設けられている。
【0023】前記ドラム4は、背面板4bに回転軸10
を有しており、この回転軸10が、水槽2の背面板2a
に設けられたハウジング11に軸受を介して回転自在に
挿通支持されている。さらに上記ハウジング11の外周
にはモータ12のステータ13が取付けられており、そ
して、上記回転軸10にモータ12のアウタロータ12
aが取付けられている。このモータ12が回転すること
によりドラム4が回転駆動されるようになっている。
【0024】前記水槽2の最下部には、水加熱用ヒータ
14を収容する凹陥部15が形成されており、この凹陥
部15の底部には排水口15aが形成されており、この
排水口には排水弁16及び配水管17が接続されてい
る。前記水槽2の後部、上部および前側上部にかけて乾
燥手段たる乾燥手段たる乾燥装置18が設けられてい
る。この乾燥装置18は、温風供給手段たる温風供給装
置19と、除湿手段たる除湿装置20とを有して構成さ
れている。温風供給装置19は、ヒータケース21内に
設けられた温風用ヒータ22と、ファンケース23及び
ファン24及びファン用モータ25等から構成されたフ
ァン装置26と、前側通気管27と、後部ダクト用カバ
ー28とを有してなる。前記水槽2の後板部2aのやや
下部には通気口2b(図3参照)が形成されており、こ
の通気口2bと前記ファンケース23の吸入側とは、水
槽2の後板部2a外面に取着された前記後部ダクト用カ
バー28と該後板部2a外面とで構成された除湿用ダク
トであるダクト28aによって連通されている。
【0025】そして、前記ファンケース23の吐出側は
ヒータケース21の一端部に連結され、このヒータケー
ス21の他端部は前記前側通気管27の一端部に連結さ
れている。そして、この前側通気間27の他端部は前記
ドラム4の前側の開口7に連通している。従って、この
温風供給装置19においては、図1に矢印で示すよう
に、ドラム4の内部を通る温風循環路29が形成されて
いる。そして、ファン装置26とヒータ22とによって
温風が生成されると、その温風は、この温風循環路29
をその矢印の方向に通るようになっている。
【0026】また前記除湿装置20は、共通給水管30
と、冷却水用給水弁31、冷却水用給水管32とを順に
接続し、そして、この冷却水用給水管32を、前記温風
循環路29の一部であるダクト28aの上部に形成され
た冷却水入口28b(図2参照)に接続して構成されて
いる。
【0027】なお、前記共通給水管30の出水部には、
前記冷却水用給水弁31の他、洗い用給水弁33(図4
参照)も接続されており、この洗い用給水弁33には図
1に示す給水管34並びに給水ケース35が設けられて
いる。この場合、洗剤洗いやすすぎ洗いに先立つ給水時
には、洗い用給水弁33が開放されて給水管34及び給
水ケース35を通して水槽2内に供給され、また、乾燥
行程時において、前記冷却水給水弁31が開放されて比
較的少ない水量の水が給水管32を通してダクト28a
に供給されるようになっている。
【0028】さて、図3に示すように、前記後部ダクト
用カバー28の下部は若干後方へ膨らむように形成され
ており、この膨出部28cの底部は水槽2及びドラム4
の傾斜に合わせて後方へ下がり傾斜している。そして、
この膨出部28cの後部壁の下部には、ダクト28a内
に突出するように有底筒状のセンサ配置部36が形成さ
れていて、このセンサ配置部36には、冷却水用温度検
出手段たる冷却用温度センサ37が外部から挿入配置さ
れている。この冷却水用温度センサ37は、ダクト28
a底部に溜まる冷却水の温度を検出するようになってい
る。
【0029】さらに、膨出部28cの後部壁の上部に
は、ダクト28a内に突出するように有底筒状のセンサ
配置部38が形成されていると共に、このセンサ配置部
38の上方部には水避けひさし部39が設けられてい
る。そして、センサ配置部38には、温風用温度検出手
段たる温風用温度センサ40が外部から挿入配置されて
いる。この温風用温度センサ40は、ドラム4を出た温
風の温度を検出するものである。
【0030】なお、外箱1の前板1b上部の外面には操
作パネル41が設けられており、この操作パネル41に
は各種スイッチの操作部や表示器の表示面が設けられて
いる。そして、この操作パネル41と対応する外箱1内
面には、各種スイッチの本体や表示器本体が備えられた
操作回路部42が設けられている。また、外箱1の前板
1bの内面下部には、マイクロコンピュータや各種駆動
回路を備えた制御部43が設けられている。
【0031】次に図4において電気的構成について説明
する。乾燥検出手段、ファン駆動制御手段及びドラム駆
動制御手段たるマイクロコンピュータ44には、スイッ
チ入力部45からのスイッチ入力が与えられるようにな
っている。このスイッチ入力部45はコース選択スイッ
チやスタートスイッチ等の各種スイッチを有して構成さ
れており、コース選択スイッチは、「標準」コース、
「Yシャツ類」コース、「デリケート衣類」コースを択
一的に選択するためのものである。またマイクロコンピ
ュータ44は、モータ12をインバータ回路46を介し
て駆動制御すると共に、水加熱用ヒータ14、排水弁1
6、温風用ヒータ22、ファン用モータ25、冷却水用
給水弁31及び洗い用給水弁33を駆動回路47を介し
て駆動制御するようになっている。
【0032】さて、上記マイクロコンピュータ44は、
大きく分けて、洗濯物の洗いから脱水まで行う洗濯行程
(洗い行程、すすぎ行程、脱水行程)と、脱水された洗
濯物を乾燥させる乾燥行程とを制御するためのプログラ
ムを保有している。まず、乾燥行程の制御について図5
のフローチャートを参照して説明する。この乾燥行程に
おいては、まずステップP1に示すように、モータ12
を正逆回転させてドラム4を間欠的に正逆方向へ回転駆
動すると共に、冷却水用給水弁31を開放する。この場
合ドラム4は、図6に示すように、27秒回転、3秒休
止を正逆方向に繰り返すパターンで駆動されるものであ
り、その回転駆動期間において、低負荷向きの低い回転
速度例えば40rpmから高負荷向きの高い回転速度例
えば80rpmまで徐々に変化されるようになってい
る。
【0033】また、上記冷却水用給水弁31の開放によ
り、少量の水がダクト28a内を流下し、後部ダクトカ
バー28の膨出部28cの底部に一部溜まりながらも通
気口2aから出て、排水口15aから排水される。そし
て、ステップP2で所定時間例えば20秒待機した後、
ステップP3で冷却水の温度(初期冷却水温度)を検出
し、ステップP4に移行して、この初期冷却水温が30
℃以下であるか否かを判断する。この判断の趣旨は、水
温が30℃を超えるような場合には冷却水として不適で
あること等を判断するためである。この後ステップP5
に移行する。このステップP5では、初期冷却水温度を
確定して記憶し、そしてステップP6では、温風用ヒー
タ22及びファン用モータ25を通電する。これにて、
温風が発生してドラム4内を含む温風循環路29を循環
し、もってドラム4内に温風が供給される。なお、ファ
ン24は例えば3500rpmにて回転されるようにな
っている。
【0034】そして、温風がダクト28aを流通する時
に、上述の冷却水と熱交換して温風が除湿されるように
なり、これにて、ドラム4内の衣類が乾燥されてゆく。
次のステップP7では、所定時間予め定められた給電量
をモータ12に与え、その時のモータ12の回転速度を
検出し、その回転速度の高・低に応じて負荷の小・大を
判別する。この場合、衣類量は、「大」、「中」、
「小」、「ごく小」にランク分けされて判別される。
【0035】次のステップP8では、冷却水の変化検出
の基準値ΔT1(第1の乾燥度合いである例えば90%
乾燥率に相当)を、設定されたコースと、衣類量判別結
果とに基づいて設定する。この設定データテーブルの内
容を図7(a)に示している。例えば、「標準」コース
が設定され、衣類量が「大」であるときにはΔT1は
「3.5℃」に設定される。
【0036】この後、ステップP9では、冷却水温度を
検出し、ステップP10では、この水温の変化がピーク
温度値よりΔT1以上降下したかを判断する。この場合
図9に示すように冷却水は徐々に温度上昇した後、徐々
に下降するものであり、同図においては時点taで、こ
の温度降下が検出され、つまり、第1の乾燥度合いが検
出されている。
【0037】次のステップP11では、予め設定されて
いるコースが「標準」コースであるか否かを判断する。
ここで、例えば「標準」コースが設定されている場合、
温風の変化検出の基準値ΔT2(第2の乾燥度合いであ
る例えば97%乾燥率に相当)を、衣類量判別結果に基
づいて設定する(ステップP12)。この設定データテ
ーブルの内容を図7(b)に示している。例えば、衣類
量が「大」であるときにはΔT1は「4℃」に設定され
る。そして、ステップP13では、温風の温度を検出
し、ステップP14ではこの温度の変化が基準値ΔT2
以上上昇したか否かを判断する。この基準値ΔT2の変
化が判断されると(図9参照の時点tb)、第2の乾燥
度合いである97%乾燥率(乾燥ほぼ完了)が検出され
たことになる。
【0038】この図9の時点tbに上述の判断がある
と、ステップP15に移行して仕上げ運転時間Sを設定
する。この場合、図8(a)に示すように、初期冷却水
温度と衣類量とに応じ、設定データテーブルに基づいて
設定する。この仕上げ運転は、それまでの乾燥運転を継
続して最終的な乾燥状態(例えば100%乾燥率)にす
るための運転である。この後、ステップP16に移行し
て上記設定された時間Sにて仕上げ運転を実行し、その
後、ステップP17に移行してクールダウン運転を実行
する。このクールダウン運転は、温風用ヒータ22を断
電すると共に、冷却水用給水弁31を閉塞して、送風の
み(ドラム4は回転駆動継続)を所定時間行なう運転で
ある。この後、ステップP18に移行してファン用モー
タ25を断電して、この乾燥行程制御を終了する。
【0039】ところで、前記ステップP11において、
設定されているコースが「標準」コース以外の場合
(「Yシャツ類」コース、「デリケート衣類」コースの
場合)には、前述の第2の乾燥度合い検出(ΔT2の設
定及び検出)は行なわずに、ステップP19に移行し
て、仕上げ運転時間Sを設定する。この場合、図8
(b)あるいは(c)に示すように、初期冷却水温度と
衣類量とに応じ、設定データテーブルに基づいて設定す
る。つまり、図9の時点taから仕上げ運転が設定され
た仕上げ運転時間Sで開始されることになる。
【0040】また、マイクロコンピュータ44は、上述
の乾燥行程の前段である脱水行程においては、ドラム4
を例えば高速一方向回転させると共に、温風用ヒータ2
2及びファン用モータ25を通電すると共に、冷却水用
給水弁31を開放させる。つまり、脱水行程時に予備的
な乾燥を行なうようにしている。この場合、ファン24
の回転速度は、前述の乾燥行程の3500rpmより低
い2800rpmに設定している。
【0041】上述した本実施例によれば、ドラム4の内
部を通る温風循環路29を有すると共にファン装置26
及び温風用ヒータ22を有して温風をドラム4内部へ供
給する温風供給装置19と、温風循環路29の一部であ
るダクト28aに冷却水を供給して温風を除湿させる除
湿装置20とを設けたから、比較的簡単な構成で効率の
良い除湿を図ることができる。しかも、除湿後の冷却水
の温度を検出する冷却水用温度センサ37を設けると共
に、この冷却水用温度センサ37による温度検出結果に
基づいて衣類の乾燥具合を検出する乾燥検出手段たるマ
イクロコンピュータ44を設けたから、やや水分が残っ
ているような乾燥状況(乾燥率ほぼ90%)を検出する
ことが可能となる。すなわち、乾燥行程において冷却水
の除湿後の温度が徐々に高くなり、その後低くなる特性
を示すことに着目し、その温度変化のピーク値から所定
値ΔT1以上低下したことをもって、やや水分が残って
いるような第1の乾燥度合いを検出できるようになっ
た。
【0042】また、本実施例によれば、冷却水用温度セ
ンサ37の他に、温風の温度を検出する温風用温度セン
サ40を設け、冷却水用温度センサ37による検出温度
の変化度合いとこの温風用温度センサ40による検出温
度の変化度合いとの双方に基づいて衣類の乾燥具合(第
2の乾燥度合い、ほぼ97%乾燥率)を検出するように
したから、衣類の乾燥ほぼ完了も精度良く検出できる。
【0043】さらにまた本実施例によれば、脱水行程時
に予備的な乾燥を行ないつつ脱水を行なう場合に、騒音
低下を図ることができる。すなわち、通常の乾燥行程に
おいては、ファン24の回転速度を、温風の温度が上が
りすぎないように比較的に高めの3500rpmに設定
している。ところで、脱水行程で予備的な乾燥を行なう
場合には、ドラム内の衣類が水を含んでいてさほど高温
度になることがないから、ファンの回転速度を高くして
も差し支えがないことが判った。この点に鑑みた本実施
例では、上述したように、脱水行程実行時におけるファ
ン24の回転速度を、乾燥行程時におけるファン装置の
回転速度よりも遅く(例えば2800rpm)するよう
に制御するようにしたから、騒音の発生を極力抑えるこ
とができるようになる。ちなみに、図10に示すよう
に、通常の乾燥行程において騒音が40dBであったの
に対して、予備的な乾燥を行なう脱水行程では、騒音が
38dBに低下したことが判る。
【0044】しかも本実施例によれば、図6に示したよ
うに、ドラム4の駆動期間においては該ドラム4を低負
荷向きの低い回転速度(40rpm)から高負荷向きの
高い回転速度(80rpm)まで徐々に変化させるよう
にしたから、衣類量が多くても少なくても良好に洗うこ
とができる。
【0045】図11は本発明の第2の実施例を示してお
り、この実施例では、冷却水用温度センサ37による検
出温度の変化度合い(ΔT1)と温風用温度センサ40
による検出温度の変化度合い(ΔT2)との双方に基づ
いて衣類の乾燥具合を検出した後(図11時点tbの
後)に、冷却水の供給を所定時間TK停止させ、その所
定時間TK後冷却水の供給を再開するようにしたところ
に特徴を有する。
【0046】この第2の実施例によれば、次の作用効果
がある。すなわち、衣類がほぼ乾燥完了であることを検
出した場合でも、衣類が固まり気味である状況では、外
面側の衣類は乾燥ほぼ完了状態でも内部の衣類は乾燥ほ
ぼ完了状態まで達していないことがある。しかるに、こ
の実施例では、衣類の乾燥具合を検出した後に、冷却水
の供給を所定時間停止させるから、温風の温度が一時的
に上昇し、その後冷却水の供給を再開するから、除湿効
果を向上させることができる。この場合、温風の温度上
昇を図るについてヒータ通電量を上げる場合と違って、
温風温度が過度に高くなることも防止できると共に電力
費の高騰も来たすことがない。
【0047】図12は本発明の第3の実施例を示してお
り、この第3の実施例においては、乾燥行程時、ドラム
4の駆動期間において、該ドラム4を、衣類がドラム4
内面に張り付かない回転速度例えば50rpmと衣類が
ドラム4内面に張り付くことが可能な回転速度例えば8
0rpmとの組み合わせで回転させるように制御するよ
うにしている。特に、衣類がドラム4内面に張り付かな
い回転速度の期間を例えば2秒とし、もって、衣類がド
ラム4内面に張り付くことが可能な回転速度の期間(2
1秒)よりもかなり短くしたから、ドラム4の回転時に
おける布縮み及び布傷みの発生を少なくできる。すなわ
ち、乾燥行程において、衣類がドラム内面に張り付かな
い回転速度(50rpm)にてドラム4を回転させるよ
うにすると、これにて、衣類がドラム4内で常にタンブ
リング(持ち上げられて落下する)される。しかしこれ
では衣類の布縮み及び布傷みが発生しやすくなる。しか
るにこの実施例では、衣類の入れ替えを必要最小限行な
いながら、布縮み及び布傷みをなくしつつ温風を衣類に
均一に当てることが可能となり、もって、布縮み及び布
傷みの発生を抑えつつ衣類の均一乾燥に寄与できる。
【0048】図13は本発明の第4の実施例を示してお
り、この実施例においては、衣類がドラム4内面に張り
付かない回転速度を徐々に上昇させて衣類がドラム4内
面に張り付くことが可能な回転速度(80rpm)とす
るようになっているところに特徴を有する。この実施例
によれば、衣類に急激な回転変化が加わることが少なく
なり、これによって布傷みがさらに少なくなる。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の降下を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、比較的簡単な構成で効率の良い除湿を図ることが
できる。しかも、除湿手段における除湿後の冷却水の温
度を検出する冷却水用温度検出手段と、この冷却水用温
度検出手段による温度検出結果に基づいて衣類の乾燥具
合を検出する乾燥検出手段とを設けたから、やや水分が
残っているような乾燥状況を検出することが可能とな
る。
【0050】請求項2の発明によれば、比較的簡単な構
成で効率の良い除湿を図ることができ、しかもやや水分
が残っているような乾燥状況を検出することが可能であ
る。さらには、冷却水用温度検出手段の他に、温風の温
度を検出する温風用温度検出手段を設け、冷却水用温度
検出手段による検出温度の変化度合いとこの温風用温度
検出手段による検出温度の変化度合いとの双方に基づい
て衣類の乾燥具合を検出するようにしたから、衣類の乾
燥ほぼ完了も精度良く検出できる。
【0051】請求項3の発明によれば、衣類の乾燥具合
を検出した後に、除湿手段における冷却水の供給を所定
時間停止させ、その後冷却水の供給を再開するから、除
湿効果の向上を図ることができ、しかも温風温度が過度
に高くなることも防止できると共に電力費の高騰も来た
すことがない。
【0052】請求項4の発明によれば、比較的簡単な構
成で効率の良い除湿を図ることができる。しかも、脱水
行程実行時におけるファン装置の回転速度を、乾燥行程
時におけるファン装置の回転速度よりも遅くするように
したから、脱水行程時に予備的な乾燥を行ないつつ脱水
を行なう場合に、騒音低下を図ることができる。
【0053】請求項5の発明によれば、比較的簡単な構
成で効率の良い除湿を図ることができ、しかも、ドラム
の駆動期間においては該ドラムを低負荷向きの低い回転
速度から高負荷向きの高い回転速度まで徐々に変化させ
るように制御するから、衣類量が多くても少なくても良
好に乾燥させることができる。
【0054】請求項6の発明によれば、比較的簡単な構
成で効率の良い除湿を図ることができ、しかも、乾燥行
程時、ドラムの駆動期間においては、該ドラムを、衣類
がドラム内面に張り付かない回転速度と衣類がドラム内
面に張り付くことが可能な回転速度との組み合わせで回
転させるように制御するから、ドラムの回転時における
布縮み及び布傷みの発生を少なくできる。
【0055】請求項7の発明によれば、ドラム駆動制御
手段が、衣類がドラム内面に張り付かない回転速度を徐
々に上昇させて衣類がドラム内面に張り付くことが可能
な回転速度とするようにしたから、布縮み及び布傷みが
さらに少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すドラム式洗濯乾燥
機全体の縦断側面図
【図2】点検板を取外して示す後面図
【図3】後部ダクトカバー下部部分の縦断側面図
【図4】電気的構成のブロック図
【図5】乾燥行程の制御内容を示すフローチャート
【図6】ドラムの正逆回転及び回転速度パターンを示す
【図7】(a)はΔT1の設定のためのデータテーブル
を示す図、(b)はΔT2の設定のためのデータテーブ
ルを示す図
【図8】(a)は「標準」コースの仕上げ運転時間Sの
設定のためのデータテーブルを示す図、(b)は「デリ
ケート衣類」コースの仕上げ運転時間Sの設定のための
データテーブルを示す図、(c)は「Yシャツ類」コー
スの仕上げ運転時間Sの設定のためのデータテーブルを
示す図
【図9】冷却水及び温風の温度変化を示す図
【図10】脱水行程及び乾燥行程のファン回転速度と騒
音等との関係を示す図
【図11】本発明の第2の実施例を示す図9相当図
【図12】本発明の第3の実施例を示す図6相当図
【図13】本発明の第4の実施例を示す図6相当図
【符号の説明】
1は外箱、2は水槽、4はドラム、12はモータ、18
は乾燥装置、19は温風供給装置(温風供給手段)、2
0は除湿装置(除湿手段)、22は温風用ヒータ、24
はファン、26はファン装置、28は後部ダクトカバ
ー、28aはダクト、29は温風循環路、31は冷却水
用給水弁、32は冷却水用給水管、37は冷却用温度セ
ンサ(冷却水用温度検出手段)、40は温風用温度セン
サ(温風用温度検出手段)、44はマイクロコンピュー
タ(乾燥検出手段、ファン駆動制御手段、ドラム駆動制
御手段)を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱の内部に設けられた水槽と、 この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して回転
    されるドラムと、 このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共にファ
    ン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部へ供
    給する温風供給手段と、 前記温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿さ
    せる除湿手段と、 この除湿手段における除湿後の前記冷却水の温度を検出
    する冷却水用温度検出手段と、 この冷却水用温度検出手段による温度検出結果に基づい
    て衣類の乾燥具合を検出する乾燥検出手段とを備えてな
    るドラム式洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 外箱の内部に設けられた水槽と、 この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して回転
    されるドラムと、 このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共にファ
    ン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部へ供
    給する温風供給手段と、 前記温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿さ
    せる除湿手段と、 この除湿手段における除湿後の前記冷却水の温度を検出
    する冷却水用温度検出手段と、 前記温風の温度を検出する温風用温度検出手段と、 前記冷却水用温度検出手段による検出温度の変化度合い
    に基づいて、あるいは該変化度合いと前記温風用温度検
    出手段による検出温度の変化度合いとの双方に基づいて
    衣類の乾燥具合を検出する乾燥検出手段とを備えてなる
    ドラム式洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 乾燥検出手段が冷却水用温度検出手段に
    よる検出温度の変化度合いと前記温風用温度検出手段に
    よる検出温度の変化度合いとの双方に基づいて衣類の乾
    燥具合を検出した後に、除湿手段における冷却水の供給
    を所定時間停止させ、その所定時間後冷却水の供給を再
    開するようにしたことを特徴とする請求項2記載のドラ
    ム式洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 外箱の内部に設けられた水槽と、 この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して回転
    されるドラムと、 このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共にファ
    ン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部へ供
    給する温風供給手段と、 前記温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿さ
    せる除湿手段と、 前記ドラムを回転させて衣類を脱水する脱水行程におい
    て前記温風供給手段及び除湿手段を動作させる脱水行程
    制御手段と、 この脱水行程制御手段による脱水行程実行時における前
    記ファン装置の回転速度を、乾燥行程時におけるファン
    装置の回転速度よりも遅くするように制御するファン駆
    動制御手段とを備えてなるドラム式洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 外箱の内部に設けられた水槽と、 この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して回転
    されるドラムと、 このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共にファ
    ン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部へ供
    給する温風供給手段と、 前記温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿さ
    せる除湿手段と、 前記ドラムを間欠的に回転駆動すると共に、その駆動期
    間においては該ドラムを低負荷向きの低い回転速度から
    高負荷向きの高い回転速度まで徐々に変化させるように
    制御するドラム駆動制御手段とを備えてなるドラム式洗
    濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 外箱の内部に設けられた水槽と、 この水槽の内部に設けられ、内部に衣類を収容して回転
    されるドラムと、 このドラムの内部を通る温風循環路を有すると共にファ
    ン装置及び温風用ヒータを有して温風をドラム内部へ供
    給する温風供給手段と、 前記温風循環路の一部に冷却水を供給して温風を除湿さ
    せる除湿手段と、 乾燥行程において、ドラムを間欠的に回転駆動すると共
    に、その駆動期間においては該ドラムを、衣類がドラム
    内面に張り付かない回転速度と衣類がドラム内面に張り
    付くことが可能な回転速度との組み合わせで回転させる
    ように制御するドラム駆動制御手段とを備えてなるドラ
    ム式洗濯乾燥機。
  7. 【請求項7】 ドラム駆動制御手段は、衣類がドラム内
    面に張り付かない回転速度を徐々に上昇させて衣類がド
    ラム内面に張り付くことが可能な回転速度とするように
    なっていることを特徴とする請求項6記載のドラム式洗
    濯乾燥機。
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