JP3308782B2 - 差し込み継手構造 - Google Patents

差し込み継手構造

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JP3308782B2
JP3308782B2 JP29134895A JP29134895A JP3308782B2 JP 3308782 B2 JP3308782 B2 JP 3308782B2 JP 29134895 A JP29134895 A JP 29134895A JP 29134895 A JP29134895 A JP 29134895A JP 3308782 B2 JP3308782 B2 JP 3308782B2
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clamp
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1273Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by quick-acting means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用排気管等の
差し込み継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の差し込み継手構造として
は、例えば図5,図6に示すようなものがある(実開平
6−012713号参照)。
【0003】図5は、自動車の排気系の一例を示し、エ
ンジン1から排気管3、触媒コンバータ5、排気管7、
プリマフラ9、排気管11、メインマフラ13、テール
パイプ15と順に接続されている。この種の排気系では
排気管の途中に符号17で示すように通常簡易ジョイン
トと呼ばれる連結部17が設けられることがある。この
連結部17の詳細を図6に示している。連結部17は雌
パイプ19の一端に断面形状がおむすび型のガスケット
21を挟んで雄パイプ23を挿入し、その外周を斜面2
5aを有する山型断面を備えたクランプ25で締め付け
て両パイプ19,23を連結する構造となっている。特
に雌パイプ19の一端には拡開したフレア19aが設け
られ、雄パイプ23にはガスケット21の軸方向の移動
を止め、且つクランプ23と係合する僅かな突起23a
が設けられている。そして、ガスケット21のおむすび
型断面の斜面が雌パイプ19のフレア19aとクランプ
25の山型断面の一方の斜面25aで押されてガスケッ
ト21が変形し、そのおむすび型断面の底面が雄パイプ
23の外周に密着して雄パイプ23とのシールを行なう
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなクランプ25を用いる構造では連結部17のシー
ルが不安定になる恐れがあった。即ち、前記クランプ2
5を締め付けていくと、クランプ25の変位は、ガスケ
ット21の変形により図7(a)のように2点鎖線から
実線のようになり、まず突起23aにクランプ25の一
側が係合し、次いで矢印のように回転して同図(b)の
ようになる。この場合、締付状態は、A部に隙間があ
き、B,C,Dで締め付け力を分担するが、フレア19
aが板ばね状になっていると共に、弾性体のガスケット
21で締め付け力を受けているため、クランプ25の締
め付け力、すなわちクランプ25を締め付けるボルトの
軸力が安定せず、締め付け作業に困難を伴ない且つガス
ケット21の安定した締付状態を得ることが困難となっ
ていた。
【0005】そこで、この発明は、安定した締め付け状
態を容易に得ることのできる差し込み継手構造の提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、第1の管に径方向外側へ拡大傾
斜する第1の傾斜部を介して外嵌合部を設けると共に、
該外嵌合部に貫通した窓部を設け、前記第1の管に結合
する第2の管に前記外嵌合部の内側に嵌合する内嵌合部
を設けると共に、該内嵌合部の嵌合方向の先端側に径方
向内側へ縮小傾斜して前記第1の傾斜部に対向する第2
の傾斜部を設け、且つ前記内嵌合部の外周面に前記両傾
斜部が両管の結合前に所定間隔を維持するとき嵌合方向
前側のコーナー部が前記窓部に臨む周方向の溝部を設
け、前記外嵌合部の外側に装着され、締結手段により該
外嵌合部の外周面に締め付けられる略リング状のクラン
プを設けると共に、該クランプに締め付け前に前記窓部
に一部入り込んで前記コーナー部に対向する傾斜カム面
を有して前記締め付けに応じ前記溝部へ入り込むことに
より傾斜カム面により前記コーナー部を押圧して内嵌合
部を嵌合方向へ移動させ前記両傾斜部の間隔を狭めるカ
ム突部を設け、前記両傾斜部間に介在し、両傾斜部の間
隔の変化により潰され、両傾斜部間をシールする弾性を
有する略リング状のシール材を設けたことを特徴とす
る。
【0007】そして、両管の結合に際しては、第1の管
の外嵌合部に第2の管の内嵌合部を嵌合させ、外嵌合部
の第1の傾斜部に内嵌合部の第2の傾斜部をシール材を
介して結合前の所定の間隔を維持するように配置する。
次いで、クランプを外嵌合部に嵌め込み、カム突部を窓
部から臨ませ、傾斜カム面を内嵌合部の溝部のコーナー
部に対向させる。次いで、締結手段によりクランプを外
嵌合部の外周面に締め付ける。この締め付けによってカ
ム突部が内嵌合部の溝部内に入り込むと同時に、傾斜カ
ム面が溝部のコーナー部を押圧して内嵌合部を嵌合方向
へ更に移動させ、両傾斜部の間隔が狭まることによって
シール材が押圧され、クランプの締め付けによる結合が
完了する。従って、クランプの締め付け力が傾斜カム面
によって内嵌合部の軸方向の力に確実に変換され、両傾
斜部によってシール材を確実に締め付けることができ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の差し込
み継手構造であって、前記クランプはCリング状に形成
され、前記締結手段を、該クランプの両自由端に相互に
所定間隔を置いて対向する締結用の一対の舌片と、該一
方の舌片に設けられた貫通孔及び、他方の舌片に設けら
れたナット部と、前記貫通孔から挿通して前記ナット部
に締結するボルトとによって構成したことを特徴とす
る。
【0009】そして、クランプはCリング状であるた
め、外嵌合部に容易に装着することができる。また、ク
ランプの一方の舌片の貫通孔からボルトを挿通し、他方
の舌片のナット部に締結することによってクランプを外
嵌合部に対し確実に締め付けることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
差し込み継手構造であって、前記窓部は、前記外嵌合部
に径方向に対向するように一対設けられ、前記カム突部
は、前記クランプの径方向に対向するように一対設けら
れたことを特徴とする。
【0011】そして、外嵌合部の径方向に対向する一対
の窓部からクランプの一対のカム突部が入り、この両カ
ム突部によって溝部のコーナー部を押圧するからクラン
プの締め付け力を内嵌合部の軸方向の力として確実に変
換することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の差し込み継手構造であって、前記カム突部
は、前記傾斜カム面の嵌合方向反対側に前記窓部に係合
する窓部ストッパ面を有することを特徴とする。
【0013】そして、カム突部が窓部に入り込んで、傾
斜カム面が溝部のコーナー部に対向すると、窓部ストッ
パが窓部に係合し、クランプの締結前に外嵌合部に対し
内嵌合部の抜けを規制することができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の差し込み継手構造であって、前記カム突部
は、前記溝部に入り込んだとき、該溝部に係合する溝部
ストッパ面を有することを特徴とする。
【0015】そして、カム突部が溝部に入り込んだ時、
溝部ストッパ面が溝部に係合すると共に、窓部ストッパ
面が窓部に係合し、クランプ締結状態においてシール材
の締結状態を確実に維持することができる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の差し込み継手構造であって、前記第1の管及
び第2の管は、自動車排気系の排気管であり、前記シー
ル材はリングガスケットであることを特徴とする。
【0017】そして、自動車排気系の排気管においてリ
ングガスケットの締付状態を確実に維持することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)はこの発明の
一実施形態における差し込み継手構造の断面図を示し、
(a)はクランプ締結前、(b)はクランプ締結後の状
態を示している。
【0019】この図1,図2のように自動車排気系の排
気管である第1の管27には略45度に傾斜した第1の
傾斜部29を介して外嵌合部31が設けられている。外
嵌合部31には貫通した窓部33が嵌合方向の中間部に
設けられている。
【0020】前記第1の管27に結合する第2の管35
には前記外嵌合部31の内側に嵌合する内嵌合部37が
設けられている。内嵌合部37の嵌合方向の先端側には
径方向内側へ縮小傾斜して前記第1の傾斜部29に対向
する略45度の第2の傾斜部39が設けられている。第
2の傾斜部39の嵌合方向先端側には前記第1の管27
の内径側に嵌合する小径部41が設けられている。前記
内嵌合部37の外周面には周方向の溝部43が設けられ
ている。溝部43は例えば全周に設けられ、該溝部43
の嵌合方向の前後幅は前記窓部33の前後幅よりも僅か
に大きく形成され、同深さは、排気抵抗とならないよう
に前記第1の管27の内径よりも内側へ突出しないもの
となっている。前記溝部43の嵌合方向前側のコーナー
部43aは、アール部を持って形成され、前記両傾斜部
29,39が両管27,35の結合前に所定間隔を維持
する図1(a)の状態の時、前記窓部33に臨む位置と
なっている。前記第1の管27の外嵌合部31の外側に
はクランプ45が装着されている。クランプ45にはカ
ム突部47が半径方向内側へ突設されている。カム突部
47には嵌合方向の前側に傾斜カム面47aが設けら
れ、さらにその嵌合方向前側に溝部ストッパ面47bが
設けられ、同後ろ側に窓部ストッパ面47cが設けられ
ている。前記両ストッパ面47b,47cの間隔は前記
窓部33の幅よりも僅かに小さく形成されている。前記
カム突部47の高さは前記クランプ45が外嵌合部31
に密接した時、前記溝部43内に入り込む程度に形成さ
れている。
【0021】前記両傾斜部29,39間にはリング状の
シール材としてリングガスケット51が介設されてい
る。
【0022】さらに具体的に説明すると、前記第1の管
27の外嵌合部31は、図2のようになっている。即
ち、前記窓部33は前記外嵌合部31の径方向に対向す
るように一対設けられ、周方向の長穴状に形成されてい
る。又、外嵌合部31には両窓部33間において一対の
スリット49が形成されている。
【0023】前記クランプ45は、図3のようになって
いる。即ち、クランプ45はクランプ本体45aが略リ
ング状としてCリング状に形成され、前記カム突部47
がクランプ45の径方向に対向するように一対設けられ
ている。前記クランプ45には締結手段として一対の舌
片53a,53bとボルト55とが備えられている。一
方の舌片53aには貫通孔57が設けられ、他方の舌片
53bにはナット部59が設けられている。前記両舌片
53a,53bの両側にはクランプ本体45aとの間に
補強用のリブ61が設けられている。
【0024】次に作用を説明する。
【0025】まず、内外嵌合部31,37が嵌合する前
に内嵌合部37の小径部41上にリングガスケット51
を嵌合させておく。次いで、外嵌合部31に対し内嵌合
部37を挿入し、第1の傾斜部29に第2の傾斜部39
を近接させるように嵌合させる。この嵌合状態はリング
ガスケット51が両傾斜部29,39に接触し、且つ締
め付けられる前の状態であり、両傾斜部29,39は結
合前の所定間隔を維持している。この時、溝部43のコ
ーナー部43aが窓部33に臨んでいる。次いで、クラ
ンプ45を装着しカム突部47を窓部33に嵌入させ
る。クランプ45の締結前においては窓部33に嵌入し
たカム突部47の傾斜カム面47aが溝部43のコーナ
ー部43aに接触し、且つ窓部ストッパ面47cが窓部
33に係合する。この状態では内嵌合部37に抜け方向
の力が作用してもコーナー部43aが傾斜カム面47a
に当接すると共に、窓部ストッパ面47cが窓部33に
係合して内嵌合部37の抜けを規制することができる。
【0026】次に、ボルト55をクランプ45の一方の
舌片53aの貫通孔57から挿入し、他方の舌片53b
のナット部59に締結し、クランプ45を外嵌合部31
に対して締め付ける。これによってカム突部47が溝部
43内に進入し、傾斜カム面47aによってコーナー部
43aが押圧され、クランプ45の径方向の締め付け力
が傾斜カム面47aとコーナー部43aとの当接作用に
よって内嵌合部37の軸方向の力に確実に変換され、内
嵌合部37が外嵌合部31へ嵌合する方向へ更に移動す
る。この移動によって両傾斜部29,39の間隔が狭く
なるように変化し、リングガスケット51が押し潰され
る。クランプ45の締付状態ではカム突部47が溝部4
3内に入り込み、溝部ストッパ面47bが溝部43に係
合し、且つ窓部ストッパ面47cが窓部33に係合す
る。従って、クランプ45の締め付けによってカム突部
47がストッパ作用を呈し、リングガスケット51の締
付状態において内外嵌合部31,37の嵌合状態を確実
に維持することができる。又、クランプ45によって外
嵌合部31を締め付けた時、スリット49が撓むことに
よって外嵌合部31を内嵌合部37に確実に締め付け、
抜け止め力を確保することができる。又、このような締
付構造によってクランプ45を締め付けるボルト55の
軸力は柔らか物であるリングガスケット51に関わら
ず、外嵌合部31を内嵌合部37に締め付けることに関
わるため、軸力が安定し確実な締め付けを行なうことが
できる。
【0027】更に、クランプ45の締め付けが完了する
と、第1の傾斜部29と第2の傾斜部39との間隔は常
に一定となるため、両傾斜部29,39の間におけるリ
ングガスケット51の潰れ状態が一定となり極めて高い
安定性を有するシール機能を発揮することができる。
【0028】図4は、外嵌合部31、内嵌合部37、ク
ランプ45、及びリングガスケット51が各機能に関係
していることを示した図表であり、丸印でこの機能に関
係していることを示している。即ち、リングガスケット
51はガスリーク防止にのみ関与し、軸力確保は内嵌合
部37とクランプ45とが関与している。従って上記の
ように確実な軸力確保と安定したシール機能を得ること
ができるのである。
【0029】なお、クランプ45の締め付け完了状態に
おいて、傾斜カム面47aがコーナー部43aに係合し
ている状態にすることもできる。
【0030】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、クランプの締め付け力に対してシール材は
殆ど関与しないため、締め付けを確実に行なうことがで
きる。又、シール材を傾斜部の一定した間隔によって潰
すことができ、安定したシール機能を発揮させることが
できる。
【0031】請求項2の発明では、クランプをボルトと
ナット部とによって締結することができ、ボルトの軸力
を安定して得ることができ、確実な締め付けを行なうこ
とができる。
【0032】請求項3の発明では、一対の窓部及びカム
突部によってクランプの締め付け力をシール材の押し付
け力へ確実に変換することができ、確実な締め付けと安
定したシール機能とを得ることができる。
【0033】請求項4の発明では、窓部ストッパ面の作
用によってクランプの締め付け前においても外嵌合部と
内嵌合部との抜け方向の位置決めを行なうことができ
る。
【0034】請求項5の発明では、溝部ストッパ面の作
用によってクランプ締め付け後に外嵌合部と内嵌合部と
の抜け方向の位置決めを行なうことができ、安定したシ
ール機能を発揮することができる。
【0035】請求項6の発明では、自動車排気系の排気
管においてクランプ締め付け時の確実な軸力確保とリン
グガスケットによる安定したガスリーク防止とを行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る断面図であり、
(a)はクランプ締め付け前の断面図、(b)はクラン
プ締め付け後の断面図である。
【図2】外嵌合部の斜視図である。
【図3】クランプの斜視図である。
【図4】各部の機能を示す図表である。
【図5】従来例に係る自動車の排気系を説明する略図で
ある。
【図6】従来例に係る断面図である。
【図7】従来例の締め付け作用に係り、(a)は締め付
け途中の断面図、(b)は締め付け後の断面図である。
【符号の説明】
3 排気管 27 第1の管 29 第1の傾斜部 31 外嵌合部 33 窓部 35 第2の管 37 内嵌合部 39 第2の傾斜部 43 溝部 43a コーナー部 45 クランプ 47 カム突部 47a 傾斜カム面 47b 溝部ストッパ面 47c 窓部ストッパ面 51 リングガスケット(シール材) 53a,53b 舌片 55 ボルト 59 ナット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 寛志 大阪府東大阪市弥生町2番50号 株式会 社トープラ内 (72)発明者 竹口 一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 中嶋 光 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/12 F01N 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の管に径方向外側へ拡大傾斜する第
    1の傾斜部を介して外嵌合部を設けると共に、該外嵌合
    部に貫通した窓部を設け、 前記第1の管に結合する第2の管に前記外嵌合部の内側
    に嵌合する内嵌合部を設けると共に、該内嵌合部の嵌合
    方向の先端側に径方向内側へ縮小傾斜して前記第1の傾
    斜部に対向する第2の傾斜部を設け、且つ前記内嵌合部
    の外周面に前記両傾斜部が両管の結合前に所定間隔を維
    持するとき嵌合方向前側のコーナー部が前記窓部に臨む
    周方向の溝部を設け、 前記外嵌合部の外側に装着され、締結手段により該外嵌
    合部の外周面に締め付けられる略リング状のクランプを
    設けると共に、該クランプに締め付け前に前記窓部に一
    部入り込んで前記コーナー部に対向する傾斜カム面を有
    して前記締め付けに応じ前記溝部へ入り込むことにより
    傾斜カム面により前記コーナー部を押圧して内嵌合部を
    嵌合方向へ移動させ前記両傾斜部の間隔を狭めるカム突
    部を設け、 前記両傾斜部間に介在し、両傾斜部の間隔の変化により
    潰され、両傾斜部間をシールする弾性を有する略リング
    状のシール材を設けたことを特徴とする差し込み継手構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の差し込み継手構造であっ
    て、 前記クランプはCリング状に形成され、 前記締結手段を、該クランプの両自由端に相互に所定間
    隔を置いて対向する締結用の一対の舌片と、該一方の舌
    片に設けられた貫通孔及び、他方の舌片に設けられたナ
    ット部と、前記貫通孔から挿通して前記ナット部に締結
    するボルトとによって構成したことを特徴とする差し込
    み継手構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の差し込み継手構造
    であって、 前記窓部は、前記外嵌合部に径方向に対向するように一
    対設けられ、 前記カム突部は、前記クランプの径方向に対向するよう
    に一対設けられたことを特徴とする差し込み継手構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の差し込
    み継手構造であって、 前記カム突部は、前記傾斜カム面の嵌合方向反対側に前
    記窓部に係合する窓部ストッパ面を有することを特徴と
    する差し込み継手構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の差し込
    み継手構造であって、 前記カム突部は、前記溝部に入り込んだとき、該溝部に
    係合する溝部ストッパ面を有することを特徴とする差し
    込み継手構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の差し込
    み継手構造であって、 前記第1の管及び第2の管は、自動車排気系の排気管で
    あり、 前記シール材はリングガスケットであることを特徴とす
    る差し込み継手構造。
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