JP3307858B2 - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料処理装置

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JP3307858B2
JP3307858B2 JP24180097A JP24180097A JP3307858B2 JP 3307858 B2 JP3307858 B2 JP 3307858B2 JP 24180097 A JP24180097 A JP 24180097A JP 24180097 A JP24180097 A JP 24180097A JP 3307858 B2 JP3307858 B2 JP 3307858B2
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    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/003Adding fuel vapours, e.g. drawn from engine fuel reservoir
    • F02D41/0045Estimating, calculating or determining the purging rate, amount, flow or concentration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の蒸発燃
料処理装置に関し、より具体的には、内燃機関のキャニ
スタから吸気系にパージされるパージ燃料量を精度良く
推定し、それに基づいて燃料噴射量を補正するようにし
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては燃料タンクからの蒸
発燃料をキャニスタに導いて吸着させると共に、所定の
運転状態においてキャニスタと吸気系を連絡するパージ
通路の制御弁を開放し、パージ燃料を吸気系にパージし
ている。しかし、パージ燃料は、内燃機関の空燃比ある
いは燃料噴射制御にとって外乱になることから、パージ
される燃料の量を精度良く求めて燃料噴射量を正確に補
正することが望まれている。
【0003】その意図から、例えば特開平6−2641
0号公報記載の技術にあっては、キャニスタ内燃料重量
の前回値からパージ内燃料重量Fevpexを減算する
と共に、キャニスタ燃料吸着量Fevpinを加算して
キャニスタ内燃料重量WCを算出している。次いで、算
出したキャニスタ内燃料重量WCにパージ流量補正係数
KQevpとO2 フィードバック係数に基づく補正係数
αevpを乗じて脱離効率KFevpを算出する。
【0004】次いで、算出した脱離効率KFevpとパ
ージ流量Qevpと燃料比重γevpを乗じてパージ内
燃料重量Fevpexを求め、求めたパージ内燃料重量
Fevpexにインジェクタ噴射量補正係数Kinjを
乗じてパージ内燃料重量換算パルス幅(パージ補正燃料
噴射量)Tevpを算出する。次いで、基準パルス幅
(基本燃料噴射量)Tionから算出したパージ内燃料
重量換算パルス幅Tevpを減算すると共に、O2 フィ
ードバック係数αなどを乗じ、出力パルス幅(出力ある
いは最終燃料噴射量)Tiを求めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術では、 2 フィードバック係数に基づく補正
係数αevpを用いて脱離効率KFevpを算出し、そ
れに基づいてパージ補正燃料噴射量Tevpを求めてい
るが、例えばセンサ系の劣化などによって検出空燃比が
パージとは無関係な機関固有の偏差を持つとき、検出値
に基づいて得たパージ補正燃料噴射量は必ずしも精度に
おいて満足し難い。
【0006】
【0007】
【0008】従って、この発明の目的は、検出空燃比が
機関固有の偏差を持つときも、パージ補正燃料噴射量を
精度良く算出し、よってキャニスタパージ実行時の燃料
噴射量の補正精度を向上させるようにした内燃機関の蒸
発燃料処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1項にあっては、内燃機関の燃料系で蒸発
した燃料を貯蔵する蒸発燃料貯蔵手段、前記蒸発燃料貯
蔵手段に貯蔵された蒸発燃料を制御弁を介して吸気系に
パージするパージ手段、前記蒸発燃料貯蔵手段に貯蔵さ
れた蒸発燃料量を推定する蒸発燃料量推定手段、前記パ
ージ手段に設けられた制御弁を介して吸気系にパージさ
れる燃料の流量を算出するパージ流量算出手段、前記推
定された蒸発燃料量と算出されたパージ流量に基づいて
前記内燃機関の気筒に供給されたパージ燃料量を算出す
るパージ燃料量算出手段、前記内燃機関の運転状態に応
じて前記気筒に噴射される基本燃料噴射量を算出する基
本燃料噴射量算出手段、前記算出されたパージ燃料量お
よび前記基本燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を算出す
る燃料噴射量算出手段、前記内燃機関に供給された混合
気の空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバ
ック制御手段、および前記算出された燃料噴射量に基づ
いて前記気筒に燃料を噴射するインジェクタを備えた内
燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記空燃比フィー
ドバック制御手段の制御量に基づいて前記内燃機関のば
らつきを学習するばらつき学習手段、および前記空燃比
フィードバック制御手段の制御量と前記ばらつき学習手
段の学習値の偏差を算出する偏差算出手段を備え、前記
パージ燃料量算出手段は、前記算出された偏差に応じて
前記パージ燃料量を算出する如く構成した。これによっ
て、キャニスタパージ実行時の燃料噴射量の補正精度を
向上させることができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1はこの出願に係る内燃機関の蒸発燃料
処理装置を概略的に示す全体図である。
【0015】図において、符号10はOHC直列4気筒
の内燃機関を示しており、吸気管12の先端に配置され
たエアクリーナ14から導入された吸気は、スロットル
弁16でその流量を調節されつつサージタンク18と吸
気マニホルド20を経て、2個の吸気弁(図示せず)を
介して第1から第4気筒へと流入される。各気筒の吸気
弁(図示せず)の付近にはインジェクタ22が設けられ
て燃料を噴射する。噴射されて吸気と一体となった混合
気は、各気筒内で図示しない点火プラグで第1、第3、
第4、第2気筒の順で点火されて燃焼してピストン(図
示せず)を駆動する。
【0016】燃焼後の排気ガスは、2個の排気弁(図示
せず)を介して排気マニホルド24に排出され、排気管
26を経て触媒装置(三元触媒)28で浄化されて機関
外に排出される。吸気管12には、スロットル弁16の
配置位置付近にそれをバイパスするバイパス路32が設
けられる。また、内燃機関10には排気ガスを吸気側に
還流させる排気還流機構100が設けられる。
【0017】ここで、内燃機関10の吸気系と燃料タン
ク36との間も接続され、キャニスタ・パージ機構20
0が設けられる。キャニスタ・パージ機構200は図2
に示す如く、吸着剤231を内蔵するキャニスタ(蒸発
燃料貯蔵手段)223、密閉された燃料タンク36の上
部と前記キャニスタ223を接続する蒸発燃料通路22
1、および前記キャニスタ223内に吸着された蒸発燃
料を吸気系にパージするパージ通路(パージ手段)22
4を備える。
【0018】蒸発燃料通路221の途中には2ウェイバ
ルブ222が装着されると共に、パージ通路224の途
中にはパージ制御弁(電磁制御弁)225が設けられ
る。パージ制御弁(制御弁)225はソレノイド225
aを備え、ソレノイド225aは制御ユニット34に接
続されて制御ユニットからの信号に応じて後述の如くパ
ージ通路224を開閉する。
【0019】キャニスタ・パージ機構200において
は、燃料タンク36内で発生した蒸発燃料は、所定の設
定量に達すると2ウェイバルブ222の正圧バルブを押
し開き、キャニスタ223に流入し、吸着剤231によ
って吸着され貯蔵される。
【0020】制御ユニット34からのソレノイド駆動デ
ューティ比(PWMにおけるデューティ比。以下では
「デューティ」と略称する)に応じた開弁量だけパージ
制御弁225が開弁すると、キャニスタ223に一時貯
えられていた蒸発燃料は、吸入管12内の負圧により、
外気取込口232から吸入された外気と共にパージ制御
弁225を経て吸気管12へ吸引され、各気筒へ送られ
る。
【0021】尚、外気などで燃料タンク36が冷却され
て燃料タンク内の負圧が増すと、2ウェイバルブ222
の負圧バルブが開弁し、キャニスタ223に一時貯えら
れていた蒸発燃料は燃料タンク36へ戻される。
【0022】図1の説明に戻ると、図示の如く、内燃機
関10のカムシャフト(図示せず)にはクランク角セン
サ40が設けられ、特定気筒の所定クランク角度で気筒
判別用のCYL信号を出力すると共に、各気筒のTDC
信号およびクランク角15度ごとのCRK信号を出力す
る。
【0023】スロットルバルブ16にはスロットル開度
センサ42が接続され、その開度に応じた信号を出力す
ると共に、スロットルバルブ16下流の吸気管12内に
は絶対圧センサ44が設けられ、吸気管内絶対圧PBA
に応じた信号を出力する。また、内燃機関10の適宜位
置には大気圧センサ46が設けられて大気圧PAに応じ
た信号を出力すると共に、スロットルバルブ16の上流
側には吸気温センサ48が設けられて吸入空気の温度に
応じた信号を出力する。
【0024】また、機関の適宜位置には水温センサ50
が設けられて機関冷却水温TWに応じた信号を出力する
と共に、内燃機関10が搭載される車両(図示せず)に
搭載されたバッテリにはバッテリ電圧センサ52が接続
され、バッテリ電圧に応じた信号を出力すると共に、そ
の車両のドライブシャフト(図示せず)の付近には車速
センサ54が設けられ、車速VPに応じた信号を出力す
る。
【0025】更に、排気系において、排気マニホルド2
4の下流側で触媒装置28の上流側の排気系集合部に
は、O2 センサ(空燃比センサ)56が設けられ、検出
信号を出力する。これらセンサ出力は、制御ユニット3
4に送られる。
【0026】制御ユニット34はマイクロコンピュータ
からなり、CPU,ROM,RAMなどを備え、前記し
たセンサ群を介して検出された運転パラメータに基づい
てROMに格納された命令に従って後述するように制御
値(操作量)を算出する。尚、機関回転数NEおよび車
速VPは、前記したクランク角センサ40の出力するC
RK信号および車速センサ54の出力をカウントして求
める。
【0027】次いで、この発明に係る内燃機関の蒸発燃
料処理装置の動作を説明する。
【0028】この装置にあっては、キャニスタ223に
吸着した蒸発燃料(ベーパ)量VPRCANIを推定
し、その推定値とパージ流量とに基づいてパージされた
蒸発燃料量に相当する燃料噴射量(パージ燃料量あるい
はパージ補正燃料噴射量)TiEVAPを算出するよう
にした。
【0029】図3はこの発明に係る内燃機関の蒸発燃料
処理装置の動作を示すメイン・フロー・チャートであ
る。後で説明する如く、そのパージ燃料量TiEVAP
を用いて蒸発燃料処理(燃料噴射量演算)を行うもので
ある。尚、図示のプログラムは、前記したTDC信号に
同期して実行される。
【0030】以下説明すると、S10において機関回転
数NE、吸気管内絶対圧PBAなどを読み出し、S12
に進んでクランキングか否か判断し、否定されるとS1
4に進んでフューエルカットか否か判断する。S14で
も否定されるとS16に進み、機関回転数NE、吸気管
内絶対圧PBAからマップを検索して基本燃料噴射量T
iMを検索する。
【0031】続いてS18に進んで機関要求燃料噴射量
TiREQを図示の如く算出する。ここで、KTOTA
L:乗算形式による補正係数(後述のKAF除く)、T
iIDLE:アイドル時の補正燃料噴射量、TiPR
O:量産補正量である。
【0032】続いてS20に進んでO2 センサ56が活
性化しているか否か判断し、肯定されるときはS22に
進んで空燃比フィードバック領域か否か判断する。S2
2でも肯定されるときはS24に進み、O2 センサ56
の検出値から公知の手法に従い、PI制御則を用いて空
燃比フィードバック補正係数KAFを算出する。
【0033】続いてS26に進んで前記したパージ補正
燃料噴射量TiEVAPを演算(後述)し、S28に進
んで図示の如く気筒供給燃料噴射量Tcylを算出す
る。ここで、TTOTAL:加算形式による補正係数
(後述のバッテリ補正項TiVB除く)である。このよ
うに、TiEVAPを算出された燃料噴射量から減算す
ることで蒸発燃料処理(パージ補正)を行う。
【0034】続いてS30に進んで出力燃料噴射量To
utを図示の如く算出し、S32に進んで出力燃料噴射
量Toutを出力して終わる。尚、前記したTiEVA
Pも含めてTiREQ,Tcyl,Toutなどはイン
ジェクタ22の開弁時間(噴射時間)として求める。
【0035】また、S12で肯定されるときはS34に
進んで始動モードの式(図示せず)に従って始動時の燃
料噴射量Ticrに基づいて出力燃料噴射量Toutを
算出すると共に、S14で肯定されるときはS36に進
んで出力燃料噴射量Toutを零に設定する。S20あ
るいはS22で否定されるときはS38に進んで空燃比
フィードバック補正係数を1.0に設定する。
【0036】尚、図3のS10からS18までが前記し
た基本燃料量算出手段に、S26からS30までが燃料
噴射量算出手段に、S20からS24が空燃比フィード
バック制御手段に相当する。
【0037】図4は図3のS26で述べたパージ補正燃
料噴射量TiEVAPの算出作業を示すサブルーチン・
フロー・チャートである。
【0038】先ず、S50においてフェールセーフ(F
/S)処理がなされているか否か判断し、肯定されると
きはO2 センサ56など機関に何等かのフェールが生じ
たことを意味するので、S52に進んでTVPRPRG
(n) からTVPRPRG(n-15)をそれぞれ零とすると共
に、S54に進んで前記したTiEVAPも零とし、プ
ログラムを直ちに終了する。
【0039】ここで、TVPRPRGはパージにより機
関に供給される蒸発燃料量(ベーパ量)〔g/min〕
を意味する。nは離散系のサンプリング番号、詳しくは
図3フロー・チャートの起動時刻(周期)である。従っ
て、(n) を付された値は今回(今回制御周期)の値を、
(n-m) を付された値はm回(m制御周期)前の値を示
す。尚、この明細書および図面において(n) はnとも示
す。
【0040】S50で否定されたときはS56に進んで
機関が始動モードにあるか否か判断し、肯定されるとき
は燃料噴射量が後述の如く別の手法で演算されることか
らS52,S54の処理を行うと共に、否定されるとき
はS58に進んでフラグF.IDLEのビットが1にセ
ットされているか、即ち、機関がアイドル運転状態にあ
るか否か判断し、肯定されるときはアイドル運転状態外
からアイドル運転状態に移行したときに燃料噴射量補正
にずれがあると空燃比が不安定になる恐れがあるので、
S52,54に進む。
【0041】S58で否定されるときはS60に進んで
フラグF.FCのビットが1にセットされているか、即
ち、フューエルカットが実行されているか判断し、肯定
されるときは同様の理由からS52,S54に進むと共
に、否定されるときはS62に進んでQPGVが零か否
か判断する。QPGVは、パージ制御弁225の能力を
考慮して算出される実パージ流量を意味する。
【0042】S62で肯定されるときはキャニスタ・パ
ージが実行されていないので、S64に進んでTVPR
PRG(n) を零とする。また否定されるときはS66に
進み、VPRPRGnにKVPRPRGnを乗じてTV
PRPRG(n) を図示の如く算出する。ここで、VPR
PRGnはキャニスタ内の蒸発燃料量が所定の流量でパ
ージされるときの蒸発燃料量(の今回値)を、KVPR
PRGnは前記所定の流量を実際の流量に換算するため
の補正係数を意味する。これらについては後述する。
【0043】次いでS68に進み、検出した機関回転数
NEからNTVPRnテーブルを検索する。NTVPR
nは、パージが実施されてからパージ燃料が実際に気筒
燃焼室に到達する、換言すればパージされた蒸発燃料が
燃焼に寄与するまでの時間的な遅れ(行程遅れ)を補償
するための値(の今回値)であり、具体的にはTDC数
で示される。図5にそのテーブルの特性を示す。NTV
PRが機関回転数NEの上昇につれて増加するのは、T
DC間隔が短くなって所定時間当たりのTDC数が増大
するためである。
【0044】次いでS70に進み、前記したTiEVA
Pを図示の式から算出する。ここで、KVPR2TI
は、TVPRPRGn〔g/min〕を時間換算するた
めの係数であり、(2×NE)で除算するのは噴射回数
当たりの値を求めるためである(尚、図示例の場合は4
気筒で1クランク軸回転当たり2回噴射されることから
2×NEで除算するが、6気筒の場合は3×NEで除算
する)。
【0045】次いでS72に進み、検出した機関回転数
NEからKTIEVPLnテーブルを検索する。KTI
EVPLnはTiEVAPのリミット値算出係数であ
り、図6にその特性を示す。KTIEVPLを機関回転
数NEに対して設定したのは、低回転になるほど燃料補
正量のばらつきが大きくなるためである。
【0046】続いてS74に進み、TQPGBに検索し
たKTIEVPLnを乗じて燃料補正リミット値TIE
VPLMTを算出する。ここで、TQPGBは目標パー
ジ燃料量であり、機関供給燃料量のうち、どのくらいを
パージ燃料量で供給するかを示す設定値である。続いて
S76に進んでTiEVAPをリミット値と比較し、T
iEVAPがリミット値を超えるときはS78に進んで
TiEVAPをリミット値とする。
【0047】尚、図4のS50からS78までが前記し
たパージ燃料量算出手段に相当する。
【0048】続いて、上記したTiEVAPの算出に用
いるVPRPRGnを算出するのに必要なキャニスタ内
の蒸発燃料量推定値VPRCANIの算出を説明する。
【0049】図7はその作業を示すフロー・チャートで
ある。図示のプログラムは、所定時間、例えば80ms
ごとに実行される。
【0050】以下説明すると、S100において検出し
たバッテリ電圧VBが所定値VBPCSDWN未満か否
か判断し、肯定されるときはパージ制御弁225が開弁
できない恐れがあることから補正を中止するため、S1
02に進んで値QPGVTを零にする。またS100で
否定されるときはS104に進んでフラグF.QPGI
LDEのビットが1にセットされているか否か判断す
る。
【0051】この蒸発燃料処理においては、内燃機関1
0がアイドル運転状態にあるときなどパージ流量が少な
いときは、パージ制御弁225のばらつきからその駆動
を流量に基づいて制御することができないので、デュー
ティ(より詳しくはPWMのデューティ比)に基づいて
制御するようにした。他方、パージ流量が比較的多い運
転状態においては、流量に基づいて制御する。前記フラ
グF.QPGIDLEのビットが1にセットされている
ときはデューティ制御、0にリセットされているときは
流量制御を示す。
【0052】S104で肯定されるときはS106に進
んでQPGVTを目標パージ流量QPG(後述)に設定
する。否定されるときはS108に進んでソレノイド2
25aに供給するデューティ値DOUTPGが100%
以上か否か判断し、肯定されるときはパージ制御弁22
5の能力にあった流量とするためにS110に進んでQ
PGVTを最大値QPGFnに設定すると共に、否定さ
れるときはS106に進む。
【0053】次いでS112に進んで求めた値QPGV
Tを用いて実パージ流量QPGV(パージ制御弁225
の能力を考慮して算出される実パージ流量)について1
次遅れ(なまし)処理を行う。1次遅れ処理を以下の式
を用いて行う。 QPGV=CQPGV×QPGVT+(1−CQPG
V)×QPGV(n-1)
【0054】即ち、パージ流量はパージ制御弁225の
応答性やパージガスの慣性により遅れが生じることか
ら、その遅れを1次遅れとみなし、なまし係数(重み)
CQPGVを用いて加重平均するようにした。図8にな
まし係数CQPGVの特性を示す。機関回転数NEが上
昇するにつれて係数が増大するように設定されるのは、
前記と同様に所定時間当たりのTDC間隔が短くなるた
めである。
【0055】次いでS114に進んでVPRCANIを
用いてVPRPRGnテーブルを検索する。VPRCA
NIはキャニスタ223内に吸着(チャージ)されてい
る蒸発燃料量の推定値であり、VPRPRGnは所定パ
ージ流量でパージされると仮定したときの蒸発燃料(ベ
ーパ)量を意味する。図9にVPRPRGnテーブルの
特性を示す。
【0056】尚、キャニスタ223からのパージ量VP
RPRGは、パージ流量が同一でも、吸着されている蒸
発燃料量によってパージされる蒸発燃料量が変化するた
め、図9に示すように設定する。図9に示す特性は、図
10に示す所定流量QPGV−VPRで設定したときの
値である。
【0057】続いてS116に進み、なまし処理したパ
ージ流量QPGVを用いて補正係数KVPRPRGnを
検索する。これは、上で述べたように、図9に示す特性
が前提とする流量QPGV−VPRに対して算出された
流量QPGVを補正するための係数である。
【0058】続いてS118に進んでカウンタ値CVP
RCANIが零か否か判断し、肯定されるときはS12
0に進んでCVPRCANIをCVPRCAN0に設定
し、S122に進んで今回のVPRCANInを以下の
式から算出する。 VPRCANIn=VPRCANI(n-1) −VPRPR
Gn×KVPRPRGn×CVPRCAN0/732
【0059】これは、前回までのキャニスタ吸着蒸発燃
料量の推定値VPRCANI(n-1)から、今回のパージ
による蒸発燃料量減少分を減算することを意味する。ま
た、CVPRCAN0/732は、パージ量を1分当た
りの蒸発燃料量で求めているため、このプログラム起動
周期当たりに換算するための値である。S118,S1
20,S122の処理は、パージ蒸発燃料量VPRPR
Gnと補正係数KVPRPRGnから、今回パージされ
る蒸発燃料量を求め、キャニスタ内蒸発燃料量を更新す
るための作業である。尚、S118で否定されるときは
S120,S122のステップをスキップする。
【0060】続いてS124に進んで空燃比ばらつき学
習値KAFPGを算出する。これは、キャニスタ・パー
ジとは無関係の燃料供給系の本来的なばらつきを空燃比
フィードバックおよびパージ状態から算出する作業であ
る。より具体的には、空燃比を理論空燃比にフィードバ
ック制御している状態において、パージの影響を取り除
いて燃料供給系の本来的なばらつきを算出する。尚、得
られた値KAFPGは前記したECU34内のRAMの
バックアップ部に格納し、機関停止後も保持する。
【0061】図11はその作業を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【0062】以下説明すると、S200においてカウン
タNKAFPGの値が零か否か判断し、否定されるとき
はS202に進んでカウンタ値をデクリメントし、プロ
グラムを一旦終了する。そして幾回目かのプログラムル
ープにおいてS200で肯定されてS204に進み、カ
ウンタ値NKAFPGに値NKAFPG0をセットし、
S206に進んで前記フラグF.QPGIDLEのビッ
トが1か否か判断する。
【0063】S206で肯定されてデューティ制御と判
断されるときはパージ制御弁225のばらつきの影響を
受けるため学習を中止し、S208に進んでカウンタN
KAFPGTの値を零とし、S202を経てプログラム
を終了する。
【0064】他方、S206で否定されて流量制御と判
断されるときはS210に進み、フラグF.STICF
Bのビットが1にセットされているか、換言すれば空燃
比が理論空燃比にフィードバック制御されているか否か
判断し、否定されているときは同様にS208に進む。
【0065】他方、肯定されるときはS212に進み、
前記した流量補正係数KVPRPRG(n-t) が所定値K
VPRPLMT未満か否か判断する。これは零割り防止
のためである。tはパージ流量の遅れ数を示し、前記し
たNTVPR(遅れ補償TDC数)を用いて以下のよう
に算出する。 t=NTVPR×(366/NE)
【0066】S212で肯定されるときはS208に進
むと共に、否定されるときはS214に進み、ばらつき
学習値算出用KTVPR(n) を以下の通り算出する。 KTVPR(n) =(TiREQ×NE)/KVPRPR
G(n-t) このパラメータは学習値算出のための一時的なものであ
る。
【0067】続いてS216に進んで値KAFP(n) を
空燃比フィードバック補正係数KAFに置き換える。空
燃比フィードバック補正係数KAFは前記の如く、O2
センサ56の検出値に基づいて公知の手法、例えばPI
制御則を用いて求められる。続いて、S218に進んで
カウンタ値NKAFPGTが所定値NKAFPGT0未
満か否か判断する。S218で肯定されるときはS22
0に進んでカウンタ値をインクリメントし、S202を
経てプログラムを終了する。
【0068】他方、S218で否定されるときはS22
2に進み、KAFPの今回値KAFP(n) とNKAFP
GT0前のプログラム起動時刻のKAFP(n-NKAFPGT0)
の差の絶対値を求めて値DKAFPとし、S224に進
んで求めた値DKAFPが所定値DKAFPLMT(定
常時の偏差相当値)を超えるか否か判断し、否定される
ときは偏差が小さいと判断し、S202を経てプログラ
ムを終了する。
【0069】他方、S224で肯定されるときは偏差が
大きいとみなし、S226に進み、S222の処理と同
様に、ばらつき学習値算出用の値KTVPRについて今
回値KTVPR(n) とNKAFPGT0前のプログラム
起動時刻のKTVPR(n-NKAFPGT0)の差の絶対値を求め
て値DKTVPRとし、S228に進んで算出値が所定
値DKTVPRLMを超えるか否か判断する。S228
で否定されるときはS202を経てプログラムを終了す
る。
【0070】他方、S228で肯定されるときは偏差が
大きいと判断してS230に進み、燃料供給(FI)系
ばらつき学習値KAFPGTを算出する。これは以下の
如く算出する。 KAFPGT=(KAFP(n) ×KTVPR(n) −KA
FP(n-NKAFPGT0)×KTVPR(n-NKAFPGT0))/(KT
VPR(n) −KTVPR(n-NKAFPGT0))
【0071】続いてS232に進み、算出した燃料供給
系ばらつき学習値KAFPGTが空燃比ばらつき学習値
KAFPGを超えるか否か判断し、肯定されるときは今
回算出値がリッチであると判断してS234に進み、学
習値KAFPGに所定値DKAFPGを加算して増加補
正する。続いてS236に進んで補正した学習値が上限
値KAFPGLMHを超えるか否か判断し、肯定される
ときはS238に進んで上限値を学習値とする。
【0072】他方、S232で否定されるときは今回算
出値がリーンと判断し、S240に進んで学習値KAF
PGから所定値DKAFPGを減算して減少補正し、S
242に進んで補正した学習値が下限値KAFPGLM
L未満か否か判断し、肯定されるときはS244に進ん
で学習値を下限値とする。続いてS202に進んでカウ
ンタ値NKAFPGをデクリメントしてプログラムを終
了する。
【0073】図7フロー・チャートに戻ると、続いてS
126に進んでキャニスタ吸着蒸発燃料量推定値VPR
CANIの補正処理を行う。これは、キャニスタ吸着蒸
発燃料量は直接計測することができないため、空燃比フ
ィードバック状態および運転状態を監視し、それに基づ
いてVPRCANIの補正を行うようにした。
【0074】図12はその作業を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【0075】以下説明すると、S300において前記し
たフラグからデューティ制御か否か判断し、否定される
ときはS302に進んで実パージ流量QPGVが零か否
か判断する。肯定されるときはパージ実行なしと判断し
てプログラムを直ちに終了する。
【0076】他方、否定されるときはS304に進んで
前記したフラグから空燃比が理論空燃比にフィードバッ
ク制御されているか否か判断し、肯定されるときはS3
06に進んで空燃比ばらつき学習値KAFPGと空燃比
フィードバック補正係数KAFの差の絶対値を求め、値
DKAFLMT(機関の状態による空燃比のばらつき
分)を超えるか否か判断する。燃料供給系のばらつきは
機関運転状態(機関回転数NE、吸気管内絶対圧PB
A、EGR実行など)で変化し、学習値が現時点でのば
らつきを示すとは限らないので、このばらつき分を考慮
する。
【0077】S306で超えると判断されるときは偏差
が大きいことを意味するので、S308に進み、空燃比
ばらつき学習値KAFPGが空燃比フィードバック補正
係数KAFを超えるか否か判断し、肯定されるときはキ
ャニスタ吸着蒸発燃料量推定値VPRCANIがリーン
側にずれて推定されていると判断してS310に進み、
VPRCANIに所定値DVPRCANIを加算して増
加補正する。即ち、図13に示す如く、所定値DKAF
LMTを増減した範囲は機関運転状態によるばらつきと
みなして補正しないようにした。
【0078】他方、S308で否定されるときはリッチ
側にずれていると判断してS312に進み、VPRCA
NIから所定値DVPRCANIを減算して減少補正す
る。尚、S306で否定されるときは偏差が少なく、よ
って推定値を補正する必要なしと判断してS308から
S312をスキップする。
【0079】次いでS314に進んでフラグF.VPR
CQのビットが1にセットされているか否か判断する。
図14を参照して説明すると、VPRCQは目標パージ
流量算出用のキャニスタ吸着蒸発燃料量推定値を意味す
るが、パージ開始時は蒸発燃料量が推定されていず、初
期値を燃料補正と共用することは困難なため、流量算出
用を設定する。図14に示す如く、VPRCQは始動モ
ード時にVPRCQ0で初期化する。フラグF.VPR
CQのビットが1にセットされることは、その初期化が
終了したことを意味する。
【0080】従って、S314で否定されるときは蒸発
燃料状態が不明なので、燃料補正用の蒸発燃料量まで徐
々に変化させるため、S316に進んでVPRCQから
所定値DVPRCQを減算して減少補正する。次いでS
318に進んでキャニスタ吸着蒸発燃料量推定値VPR
CANIが補正したVPRCQ以上か否か判断し、肯定
されるときは初期化終了と判定してS320に進んで前
記フラグのビットを1にセットし、S322に進んでV
PRCQを算出する。
【0081】VPRCQの算出は以下のように行う。 VPRCQ=CVPRCQ×VPRCANI+(1−C
VPRCQ)×VPRCQ 後述する目標パージ流量基本値QPGBASE算出にお
いてはVPRCQの影響が大きいので、VPRCANI
の算出誤差を考慮してなまし処理とリミット処理を行
う。尚、S314で肯定されたときも同様に算出する。
またS318で否定されるときはS320,S322を
スキップする。
【0082】次いでS324に進んで算出したVPRC
Qがそのリミット値VPRCQLMT未満か否か判断
し、肯定されるときはS326に進んでリミット値に書
き換える。これは、蒸発燃料推定値のばらつきによるパ
ージ流量の変化を考慮したためである。
【0083】他方、S300でパージ制御弁225がデ
ューティ制御されていると判断されるときはS328に
進む。この制御にあっては、デューティ制御が行われて
いるとき、あるいは空燃比が理論空燃比に制御されてい
ないときは、キャニスタ吸着蒸発燃料量の変化を把握す
ることができず、よってその状態から抜けたときにパー
ジ制御および燃料補正を正確に行うことができない恐れ
があることから、以下に述べる如くVPRCANI,V
PRCQを初期値に徐々に戻すようにした。
【0084】先ず、S328においてフラグF.VPR
IDLEのビットが1にセットされているか否か判断
し、否定されるときは直ちにプログラムを終了すると共
に、肯定されるときは蒸発燃料ありと判定してS330
に進み、前記したフラグF.VPRCQのビットを零に
リセットする。S304で空燃比が理論空燃比に制御さ
れていないと判断されるときも同様である。
【0085】次いでS332に進み、キャニスタ吸着蒸
発燃料量推定値VPRCANIがその初期値VPRCA
NI0を超えているか否か判断し、肯定されているとき
はS334に進んで推定値から所定値VPRIDLEを
減算して減少補正する。次いでS336に進んで再びV
PRCANIがその初期値VPRCANI0を超えてい
るか否か判断し、否定されているときはS338に進ん
で初期値を推定値とする。尚、S332で否定されると
きは以上のステップをスキップする。続いてS340な
いしS346に進んでVPRCQについても、図14に
示す如く、同様の作業を行い、その初期値VPRCQ0
に戻す。
【0086】尚、図12のS300からS346までが
前記した偏差算出手段に相当する。
【0087】図7フロー・チャートに戻ると、次いでS
128に進んでカウンタ値CVPRCANIをデクリメ
ントしてプログラムを終了する。
【0088】尚、図7のS114からS128までが前
記した蒸発燃料推定手段に、S100からS112まで
がパージ流量算出手段に、S124および図11のS2
00からS244がばらつき学習手段に相当する。
【0089】次いで、上記のように求めた値に基づいて
行われるパージ制御弁225の駆動制御について説明す
る。その制御においては、燃料噴射量や蒸発燃料濃度に
応じてパージ流量が最適な値となるようにパージ制御弁
225のソレノイド225aを制御する。
【0090】図15は、パージ制御弁225の駆動制御
のメイン・フロー・チャートである。
【0091】以下説明すると、S410においてフュー
エルカットが実行されているか否か判断し、否定される
ときはS412に進んで空燃比フィードバック制御が実
行されているか否か判断する。S412で肯定されると
きはS414に進み、フラグF.ILDEからアイドル
運転状態にあるか否か判断する。
【0092】S414で否定されるときはS416に進
んでパージ制御弁225の駆動を流量制御に基づいて行
うことにし、フラグF.QPGIDLEのビットを0に
リセットすると共に、肯定されるときはS418に進
み、検出した車速VPが所定値VQPGILDE(極低
車速)以上か否か判断する。
【0093】そこで肯定されるときはS416に進むと
共に、否定されるときはS420に進み、吸気管内絶対
圧PBAが所定値PBQPGIDL(低負荷相当値)未
満か否か判断し、否定されるときはS416に進み、肯
定されるときはS422に進んでパージ制御弁225の
駆動をデューティ制御に基づいて行うこととし、前記フ
ラグF.QPGIDLEのビットを1にセットする。次
いでS424に進んでパージ制御弁ソレノイド225a
のデューティ値を算出する。
【0094】図16はその作業を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【0095】以下説明すると、S500で検出した大気
圧PAと吸気管内絶対圧PBAの差圧PBGを求め、そ
れに応じてDPGOnテーブルなどを検索する。パージ
制御弁225の流量−デューティ特性は図17に示すよ
うに1点折れとなる。従って、流量−デューティ特性
を、流量立ち上がりデューティと、デューティ折れ点で
の流量と、デューティ=100%での流量とに三分し
た。S500では図18に示す3つのテーブルをPBG
から全て検索する。次いでS502に進んで目標流量Q
PGを算出する。
【0096】図19はその作業を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【0097】以下説明すると、S604において前記フ
ラグF.QPGIDLEのビットが1か否か判断し、肯
定、即ち、デューティ制御と判断されるときはS606
に進んで補正係数KPGTRを所定値KPGTRIDL
とし、S608に進んで流量制御を行わないことから目
標流量QPGを零とし、プログラムを終了する。
【0098】他方、S604で否定されて流量制御と判
断されるときはS610に進み、VPRCQで図9に示
したものと同様のテーブル(図示せず)を検索し、値V
PRPRGQを求める。次いでS612に進んで図20
にその特性を示すテーブルを補正燃料噴射量TiREQ
で検索し、目標パージ燃料量TQPGBを求める。
【0099】次いでS614に進み、パージ流量係数K
VPRPQを算出する。より具体的には、下記の式に従
って目標パージ燃料量TQPGBとキャニスタ吸着蒸発
燃料量VPRPRGQなどから算出する。 KVPRPQ=(2×NE×TQPGB)/(KVPR
2TI×VPRPRGQ)
【0100】次いでS616に進み、求めた値KVPR
PQから図21にその特性を示すテーブルを検索し、目
標パージ流量基本値QPGBASEnを求める。次いで
S618に進み、スロットル開度変化量DTHを求めて
所定値DTHPCSM未満か否か判断する。S618で
肯定されるときは減速側にスロットル開度が大きく変化
していると判定し、S620に進んで補正係数KPGT
Rは減速用の値KPGTRDECとし、S622に進
み、先に求めた基本値QPGBASEに決定した補正係
数KPGTRを乗じて目標流量QPGを算出する。
【0101】他方、S618で否定されるときはS62
4に進み、補正係数KPGTRに所定量DKPGTRを
加算して増加補正し、S626およびS628において
補正係数が1.0を超えているときは1.0に修正し、
S622で目標流量QPGを算出する。
【0102】図16フロー・チャートに戻ると、次いで
S504に進み、検出したバッテリ電圧VBからテーブ
ル(図示せず)を検索して電圧補正係数DDPGVBn
を求める。次いでS506に進んで前記フラグF.QP
GIDLEのビットが1か否か判断し、肯定されるとき
はS508に進んでデューティ制御処理を行う。
【0103】図22はその処理を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【0104】以下説明すると、S702において前記フ
ラグQPGIDLEのビットが前回1であった否か判断
し、否定されて前回流量制御と判断されるときはS70
4に進み、値DPGIDLEをDPGIDINIとす
る。図23に図22フロー・チャートで行われる処理を
示す。
【0105】尚、DPGIDINI(および後述するD
PGIDLEH)は、パージ制御弁225がばらついて
もアイドル運転状態時にパージできるように設定する。
具体的には、DPGIDINIは、流量が多い側にばら
ついたパージ制御弁225の立ち上がりデューティを設
定すると共に、DPGIDLEHは、流量が少ない側に
ばらついたパージ制御弁225でアイドル目標流量とな
るデューティを設定する。
【0106】続いてS706に進んで前記した燃料供給
系ばらつき学習値KAFPGをKAFPGIDLに書き
換える。これは、アイドル運転状態にあるときは空燃比
に与える影響が大きいので、空燃比フィードバックの状
態を見ながら流量制御を行うためである。
【0107】続いてS708に進み、書き換えたKAF
PGIDLが所定値KAFPGILT未満か否か判断
し、肯定されるときはS710に進んで所定値KAFP
GILTをKAFPGIDLに置き換えると共に、否定
されたときはS710をスキップする。
【0108】続いてS712に進んでフラグF.VPR
IDLEのビットを零にリセットする。このフラグは蒸
発燃料の状態が不明になったときそのビットを1にセッ
トする。ここで、蒸発燃料の状態が不明になったときと
は、パージ流量が発生して蒸発燃料がパージされている
場合、あるいは燃料タンク36から蒸発燃料が発生して
いる場合などで、蒸発燃料の状態が変化するが、把握で
きない場合を意味する。このような状態においては、不
明度合いに応じてVPRCANIを徐々に初期値に更新
する。
【0109】他方、S702で前回もデューティ制御と
判断されるときはS716に進んで空燃比フィードバッ
ク補正係数KAFが前記KAFPGIDLから所定値D
KAFPGILを減算した値を超えているか否か判断す
る。
【0110】S716で否定されるときは空燃比に与え
る影響が大きいと判断し、S718に進んでフラグF.
VPRIDLEのビットを1にセットし、S720に進
んでKAFがKAFPGIDLから所定値DKAFPG
IHを減算した値未満か否か判断する。ここで肯定され
るときは影響が大きいと判断してS722に進み、前記
DPGIDLEから微小量DDPGIDLEを減算して
減少補正し、S724に進んで減少補正したDPGID
LEが前記DPGIDINI未満か否か判断する。そし
て肯定されるときはS726に進んでDPGIDLEを
DPGIDINIに書き換える。
【0111】他方、S716で肯定されるときは空燃比
に与える影響が少ないと判断し、S728に進んでフラ
グF.VPRIDLEのビットを零にリセットし、S7
30に進んでDPGIDLEに微小量DDPGIDLE
を加算して増加補正し、S732に進んで増加補正した
DPGIDLEが前記DPGIDLEHを超えるか否か
判断し、肯定されるときはS734に進んでDPGID
LEをDPGIDLEHに書き換える。
【0112】続いてS736に進み、かく求めたDPG
IDLEが零か否か判断し、肯定されるときはS738
に進んでソレノイドデューティ値DOUTPGを零にす
ると共に、否定されるときはS740に進んでDPGI
DLEに所定値DDPGVBを加算した値をソレノイド
デューティ値DOUTPGとする。尚、S720,S7
24,S732で否定されたときはS736までジャン
プする。
【0113】図16フロー・チャートに戻ると、S50
6で否定されたときは流量制御が行われるので、S51
0に進んで目標流量QPGが零か否か判断し、肯定され
るときはキャニスタ・パージなしと判定してS512に
進んでソレノイドデューティ値DOUTPGを零とす
る。
【0114】他方、S510で否定されるときはS51
4に進み、折れ点までの特性で流量−デューティ値変換
を行う。具体的には以下の式に基づいて行う。 DOUTPG={(DPGBRK−DPGOn)/QP
GBRKn}×QPG+DPGOn+DDPGVB
【0115】続いてS516に進み、ソレノイドデュー
ティ値DOUTPGがDPGBRKを超えるか、換言す
れば折れ点以上か否か判断し、否定されるときはプログ
ラムを終了すると共に、肯定されるときはS518に進
んで折れ点での流量QPGBRKFを算出する。これ
は、パージ制御弁225のばらつきは電圧により変化す
るので、下記の式に従って算出する。 QPGBRKF=QPGBRKn−{DDPGVB/
(DPGBRK−DPGOn)}×QPGBRKn
【0116】続いてS520に進み、折れ点以降の特性
で流量−デューティ変換を行う。具体的には以下の通り
行う。 DOUTPG={(100%−DPGBRK)/(QP
GFn−QPGBRKF)}×(QPG−QPGBRK
F)+DPGBRK
【0117】図15に戻ると、続いてS426に進み、
ソレノイドデューティ値DOUTPGが零未満か否か判
断し、肯定されるときはS428に進んで零に書き換え
ると共に、否定されるときはS430に進んでDOUT
PGが100%を超えるか否か判断し、肯定されるとき
はS432に進んで100%に書き換える。
【0118】尚、S412で否定されたときはS434
に進み、F.WOTのビットが1にセットされている
か、換言すればスロットル開度が全開か否か判断し、肯
定されるときはS414に進むと共に、否定されるとき
はS436に進んでソレノイドデューティ値DOUTP
Gを零とする。
【0119】続いてS438に進んで目標流量QPGを
零とし、S440に進んで前記したKPGTRをKPG
TRSTとする。これは、特殊モードから通常モードに
戻った際、燃料補正が間に合うようにパージ流量を制御
し、徐々に戻すためである。続いてS442に進んでフ
ラグF.QPGIDLEのビットを零にリセットし、S
426に進む。
【0120】上記の如くして得られた蒸発燃料量に基づ
いて燃料噴射量の補正(蒸発燃料処理)が、先に図3に
関して説明した如く、行われる。
【0121】この実施の形態は上記の如く、キャニスタ
内蒸発燃料量とパージ流量とでパージ蒸発燃料量を算出
するので、換言すれば燃料噴射量に依存してパージ流量
を設定しないので、設定の自由度を上げることができる
と共に、パージ蒸発燃料を燃料噴射量として算出するこ
とから、パージ燃料の輸送遅れを補償することでパージ
燃料量の推定精度を向上させることができ、キャニスタ
パージ実行時の燃料噴射量の補正精度を向上させること
ができる。特に、機関運転の過渡時などの補正精度を向
上させることができ、空燃比制御の安定性を増加するこ
とができる。
【0122】また、検出空燃比が機関固有の偏差を持つ
ときも、パージ補正燃料噴射量を精度良く算出し、よっ
てキャニスタパージ実行時の燃料噴射量の補正精度を向
上させることができる。
【0123】尚、上記において空燃比フィードバック補
正係数KAFおよび空燃比ばらつき学習値KAFPGは
算出値をそのまま用いたが、平均値を求めて使用しても
良い。
【0124】また、上記において空燃比センサとしてO
2 センサを用いたが、酸素濃度に比例した出力が得られ
る広域空燃比センサを用いても良い。
【0125】請求項1項にあっては、キャニスタパージ
実行時の燃料噴射量の補正精度を向上させることができ
【0126】
【0127】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る内燃機関の蒸発燃料処理装置の
構成を全体的に示す概略図である。
【図2】図1のキャニスタ・パージ機構の詳細を示す説
明図である。
【図3】図1装置の動作を示すメイン・フロー・チャー
トで、パージ補正燃料噴射量による燃料噴射量補正(蒸
発燃料処理)を示すフロー・チャートである。
【図4】図3フロー・チャートの補正燃料噴射量の算出
作業を示すサブルーチン・フロー・チャートである。
【図5】図4フロー・チャートでの算出に用いられるパ
ージ蒸発燃料の輸送遅れを補償値の特性を示すグラフ図
である。
【図6】図4フロー・チャートでの算出に用いられるパ
ージ補正燃料噴射量のリミット値算出係数の特性を示す
グラフ図である。
【図7】図4フロー・チャートでのパージ補正燃料噴射
量の算出に必要なキャニスタ吸着蒸発燃料量の推定作業
を示すフロー・チャートである。
【図8】図7フロー・チャートでの算出に用いられるな
まし係数の特性を示すグラフ図である。
【図9】図7フロー・チャートでの算出に用いられる蒸
発燃料量の特性を示すグラフ図である。
【図10】図9に示す特性の設定流量を示すグラフ図で
ある。
【図11】図7フロー・チャートでの算出に用いられる
空燃比ばらつき学習値の算出作業を示すサブルーチン・
フロー・チャートである。
【図12】図7フロー・チャートでの算出に用いられる
キャニスタ吸着蒸発燃料量の補正作業を示すサブルーチ
ン・フロー・チャートである。
【図13】図12フロー・チャートで行われる学習値に
よる推定の適否を示す説明図である。
【図14】図12フロー・チャートで行われるキャニス
タ吸着蒸発燃料量の初期化作業を示すタイミング・チャ
ートである。
【図15】図2のパージ制御弁の駆動制御を示すフロー
・チャートである。
【図16】図15フロー・チャートで行われる、パージ
制御弁のソレノイドに供給するデューティ値の算出作業
を示すフロー・チャートである。
【図17】図16フロー・チャートの算出で用いられる
流量−デューティ特性を示すグラフ図である。
【図18】図17の特性をより詳細に示すグラフ図であ
る。
【図19】図16フロー・チャートで行われる目標流量
算出作業を示すサブルーチン・フロー・チャートであ
る。
【図20】図19フロー・チャートの算出で用いられる
テーブル特性を示すグラフ図である。
【図21】図19フロー・チャートの算出で用いられる
テーブル特性を示すグラフ図である。
【図22】図16フロー・チャートで行われるデューテ
ィ制御を示すサブルーチン・フロー・チャートである。
【図23】図22フロー・チャートの処理を説明するグ
ラフである。
【符号の説明】
10 内燃機関 22 インジェクタ 34 制御ユニット 36 燃料タンク 56 O2 センサ 200 キャニスタ・パージ機構 221 蒸発燃料通路 223 キャニスタ(蒸発燃料貯蔵手段) 224 パージ通路(パージ手段) 225 パージ制御弁(制御弁) 225a ソレノイド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08 301 F02D 41/02 330 F02D 41/04 330 F02D 41/14 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.内燃機関の燃料系で蒸発した燃料を貯
    蔵する蒸発燃料貯蔵手段、 b.前記蒸発燃料貯蔵手段に貯蔵された蒸発燃料を制御
    弁を介して吸気系にパージするパージ手段、 c.前記蒸発燃料貯蔵手段に貯蔵された蒸発燃料量を推
    定する蒸発燃料量推定手段、 d.前記パージ手段に設けられた制御弁を介して吸気系
    にパージされる燃料の流量を算出するパージ流量算出手
    段、 e.前記推定された蒸発燃料量と算出されたパージ流量
    に基づいて前記内燃機関の気筒に供給されたパージ燃料
    量を算出するパージ燃料量算出手段、 f.前記内燃機関の運転状態に応じて前記気筒に噴射さ
    れる基本燃料噴射量を算出する基本燃料噴射量算出手
    段、 g.前記算出されたパージ燃料量および前記基本燃料噴
    射量に基づいて燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手
    段、 h.前記内燃機関に供給された混合気の空燃比をフィー
    ドバック制御する空燃比フィードバック制御手段、 および i.前記算出された燃料噴射量に基づいて前記気筒に燃
    料を噴射するインジェクタ、 を備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、 j.前記空燃比フィードバック制御手段の制御量に基づ
    いて前記内燃機関のばらつきを学習するばらつき学習手
    段、 および k.前記空燃比フィードバック制御手段の制御量と前記
    ばらつき学習手段の学習値の偏差を算出する偏差算出手
    段、 を備え、前記パージ燃料量算出手段は、前記算出された
    偏差に応じて前記パージ燃料量を算出することを特徴と
    する内燃機関の蒸発燃料処理装置。
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