JP3304822B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3304822B2 JP13136097A JP13136097A JP3304822B2 JP 3304822 B2 JP3304822 B2 JP 3304822B2 JP 13136097 A JP13136097 A JP 13136097A JP 13136097 A JP13136097 A JP 13136097A JP 3304822 B2 JP3304822 B2 JP 3304822B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装品等を収める
電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用の種々の電装品等を収め
るとともに、ワイヤーハーネス等の配線類の接続分岐点
としての役目を果たす電気接続箱には、車種や用途に応
じて種々の形式がある。図6は、ボルト締め等の手段を
用いて車体内壁に直接固定するタイプの電気接続箱31
〔ジャンクションボックス(J/B)とも言う〕を示
す。
【0003】電気接続箱31は、ロアーケース33と、
そのロアーケース33の上面開口部を閉鎖するアッパー
ケース32とを備えている。アッパーケース32及びロ
アーケース33にはそれぞれ取付腕部34,35が突設
され、それらの取付腕部34,35にはボルト挿通孔3
6,37が形成されている。また、アッパーケース32
にはリレー38を装着するためのリレー装着部39と、
ヒューズ40を装着するためのヒューズ装着部41とが
配設され、それらの装着部39,41にリレー38、ヒ
ューズ40が装着されている。
【0004】そして、この電気接続箱31を車体内壁に
固定する場合、まず、電気接続箱31を片手で把持して
車体内壁の所定位置で保持し、その後、もう一方の手で
各ボルト挿通孔36,37にボルトを挿通してボルト締
め作業を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気接
続箱31を片手で把持する場合、電気接続箱31の短辺
側でもかなり長い幅(W1)であることが多く、片手で
把持するのは困難であった。そこで、作業者は掴みやす
いリレー38を把持して取り付け作業を行ってしまうこ
とがあった。
【0006】このため、リレー38が破損したり、脱落
したり、接触不良を起こしたりするおそれが生じるとい
う問題があった。本発明は上記問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は、電気接続箱の取り
付けに際し、リレー等の電装品の機能を損なうことな
く、片手で把持して容易に取り付けることができる電気
接続箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、平面視矩形状をなす
ロアケースと、同ロアケースに嵌着され、上面にリレー
装着部及びヒューズ装着部を配設したアッパーケース
と、を備えた電気接続箱であって、前記アッパーケース
の上面に、リレー装着部を包囲するように長方形枠状の
周壁を形成するする一方、ヒューズ装着部を前記周壁の
外側方に配設し、その周壁の高さリレー装着部に装着
されたリレーの高さより高くなるように形成するととも
に、前記周壁の短辺側の幅を前記ロアケースの短辺側の
幅よりも短く形成して、前記周壁の短辺側の幅及び前記
周壁の高さを片手で容易に把持可能とし、前記周壁に同
周壁の把持を行いやすくするための手段を備えたことを
その要旨としている。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記周壁に備えられた同周壁
の把持を行いやすくするための手段は、周壁の上端縁に
形成されたフランジであることをその要旨としている。
【0009】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲又は課題を解決するための手段に記
載の「電装品」はリレーから構成され、同じく「別の電
装品」はヒューズから構成され、同じく「電装品の装着
部」はリレー装着部から構成され、同じく「別の電装品
の装着部」はヒューズ装着部から構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、
電気接続箱11は、内部に電装品等を収容したロアーケ
ース12と、アッパーケース13とを備えている。ロア
ーケース12は上方が開口した箱状をなし、アッパーケ
ース13を嵌着可能に形成されている。
【0011】図1及び図2に示すように、ロアーケース
12上端には取付腕部14が突出形成され、その取付腕
部14にはボルト挿通孔15が形成されている。アッパ
ーケース13上端には取付腕部16が傾斜するように突
出形成され、その取付腕部16にはボルト挿通孔17が
形成されている。そして、取付腕部14,16のボルト
挿通孔15,17に図示しないボルトを挿通させて車体
内壁に螺着させることにより、車体内壁に電気接続箱1
1が固定されるようになっている。
【0012】アッパーケース13上面にはヒューズ装着
部18が配設され、そのヒューズ装着部18に複数のヒ
ューズ19が装着されている。また、アッパーケース1
3上面にはリレー装着部20が配設され、そのリレー装
着部20に複数のリレー21が装着されている。
【0013】さらに、アッパーケース13上面には周壁
22が前記リレー装着部20を包囲するように形成さ
れ、その周壁22の短辺側の幅W2はロアーケース12
の短辺の幅W1よりも短く、前記周壁22の高さH2が
リレー装着部20に装着されたリレー21の高さ及びヒ
ューズ装着部18の高さH1よりも高い。周壁22の幅
W2及び高さH2は片手で容易に把持可能な寸法に形成
されている。また、前記ヒューズ装着部18は、周壁2
2の外側方に配設されている。
【0014】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 ・ 本実施の形態では、周壁22がリレー装着部20を
リレー21とともに包囲するように形成され、片手で把
持できるように形成されている。このため、リレー21
の保護的役割という効果だけではなく、電気接続箱11
の周壁22を片手で容易に把持することができるという
効果も奏する。従って、リレー21を把持する必要がな
くなるため、リレー21の機能を損なうことなく、車体
内壁に電気接続箱11を取り付ける作業を容易に行うこ
とができる。 ・ 電気接続箱11のアッパーケース13において、ヒ
ューズ装着部18は、周壁22の外側方に配設されてい
る。このため、ヒューズ装着部18に対するヒューズ1
9の着脱を容易に行うことができる。また、ヒューズ1
9はリレー21と比較して交換する場合が多いため、周
壁22の外側方にヒューズ装着部18を配設することに
より、電気接続箱として便利に使用することができる。
【0015】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 ・ 図3に示すように、周壁22の上端縁に把持を行い
やすくするための手段としてのフランジ23を形成する
こと。また、図4に示すように、周壁22の各長辺側に
それぞれ把持を行いやすくするための手段としての把持
孔24を形成すること。さらに、図5に示すように、周
壁22の各長辺側にそれぞれ把持を行いやすくするため
の手段としての突起25を板状に突出形成すること。
【0016】このように構成した場合、周壁22に形成
された前記把持を行いやすくするための手段23,2
4,25により、周壁22を片手でより一層確実に把持
することができるため、電気接続箱11の取り付け作業
をより容易かつ迅速に行うことができる。 ・ 上記実施の形態では、周壁22がリレー装着部20
をリレー21とともに包囲するように形成されたが、周
壁22の一部分を切欠いたり、省略したりしてもよい。
特に、短辺側の周壁22を切欠いたり、省略したりすれ
ば、電気接続箱11の製造コストの低減を効率よく図る
ことができる。 ・ 上記実施の形態では、複数のリレー装着部20全体
を包囲するように周壁22を一つ形成したが、それらの
リレー装着部20を包囲するようにして二つ以上の周壁
22を形成してもよい。 ・ 上記実施の形態では、周壁22を四角枠状に形成し
たが、周壁22の形状が湾曲していたり、屈曲していた
りしてもよく、周壁22の形状は四角枠状に特に限定さ
れるものではない。
【0017】尚、本明細書で言う「電気接続箱」とは、
各種の電装品等を収納してこれらをワイヤーハーネスそ
の他の配線類に接続すべく設けられた介在的存在のあら
ゆる態様を意味するものであり、いわゆるジャンクショ
ンブロック(J/B)に限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、周壁を片手で確実に把持することができるた
め、リレーを把持することなく、周壁を把持して例えば
車体等に取り付ける作業を行うことができる。従って、
リレーの機能を損なうことなく、周壁を片手で把持して
容易に取り付けることができる。また、周壁がリレー
り高く形成されているため、リレーを周壁により保護す
ることもできる。
【0019】また、周壁の外側方にヒューズ装着部が配
設されているため、ヒューズ装着部に対するヒューズ
着脱を容易に行うことができる。
【0020】請求項に記載の発明によれば、請求項
記載の発明の効果に加え、周壁に把持を行いやすくす
るための手段として、周壁の上端縁にフランジを形成す
ることにより、周壁を片手でより一層確実に把持するこ
とができるため、電気接続箱の取り付け作業をより容易
かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱を示す斜視図。
【図2】本発明の電気接続箱を示す正面図。
【図3】本発明の要部である周壁の別例を示す斜視図。
【図4】同じく、周壁の別例を示す斜視図。
【図5】同じく、周壁の別例を示す斜視図。
【図6】従来の電気接続箱を示す斜視図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、18…別の電装品の装着部としての
ヒューズ装着部、19…別の電装品としてのヒューズ、
20…電装品の装着部としてのリレー装着部、21…電
装品としてのリレー、22…周壁、23…把持を行いや
すくするための手段としてのフランジ、24…把持を行
いやすくするための手段としての把持孔、25…把持を
行いやすくするための手段としての突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/00 - 13/52 H02G 3/08 - 3/28 H05K 5/00 - 7/00 B60R 16/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視矩形状をなすロアケースと、同ロ
    アケースに嵌着され、上面にリレー装着部及びヒューズ
    装着部を配設したアッパーケースと、を備えた電気接続
    箱であって、前記アッパーケースの上面に、リレー 装着部を包囲する
    ように長方形枠状の周壁を形成する一方、ヒューズ装着
    部を前記周壁の外側方に配設し、 その周壁の高さリレー装着部に装着されたリレーの高
    さより高くなるように形成するとともに、前記周壁の短
    辺側の幅を前記ロアケースの短辺側の幅よりも短く形成
    して、前記周壁の短辺側の幅及び前記周壁の高さを片手
    で容易に把持可能とし、 前記周壁に同周壁の把持を行いやすくするための手段を
    備えた電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記周壁に備えられた同周壁の把持を行
    いやすくするための手段は、周壁の上端縁に形成された
    フランジである請求項1に記載の電気接続箱。
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