JP3298060B2 - 自立性包装袋及びその製造方法 - Google Patents

自立性包装袋及びその製造方法

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JP3298060B2
JP3298060B2 JP22600495A JP22600495A JP3298060B2 JP 3298060 B2 JP3298060 B2 JP 3298060B2 JP 22600495 A JP22600495 A JP 22600495A JP 22600495 A JP22600495 A JP 22600495A JP 3298060 B2 JP3298060 B2 JP 3298060B2
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self
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隆史 奥野
神 赤坂
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    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B70/00Making flexible containers, e.g. envelopes or bags
    • B31B70/74Auxiliary operations
    • B31B70/81Forming or attaching accessories, e.g. opening devices, closures or tear strings
    • B31B70/84Forming or attaching means for filling or dispensing contents, e.g. valves or spouts
    • B31B70/85Applying patches or flexible valve inserts, e.g. applying film-like valves

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  • Making Paper Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に低粘度の内容
物を充填する自立性包装袋及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示す第1の従来技術とし
て、液体又は粉体等の内容物を充填して流通及び販売す
る自立性包装袋(スタンディングパウチ)1が一般に知
られている。この自立性包装袋1は、一般には、可撓性
シートからなる胴部シート2の下部に、底部シート4を
拡開可能に加熱接着し、上記胴部シート2を両サイドで
加熱接着してヒートシール部3を形成して構成される。
これらの胴部シート2及び底部シート4にて形成される
空間5内に上記液体や粉体を充填した後、自立性包装袋
1の天部が加熱接着されて封緘される。
【0003】このとき、天部に注出口6が形成され、自
立性包装袋1の使用に際しては、天部を切断線7にて切
断して、注出口6から自立性包装袋1内の内容物を注ぎ
出し可能とする。
【0004】また、第2の従来技術として、実開昭62-1
08238 号公報記載の考案のように、自立性包装袋の注出
口近傍に軟質金属片が配置されて、上記注出口を強制的
に開口させるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術では、
自立性包装袋1の注出口6の幅方向寸法aを小さくして
内容物の注出流量を低く抑えようとすると、注出口6が
十分に開かず、閉じてしまうことがある。また、注出口
6を十分に開口させるために、注出口6の幅方向寸法a
を大きく設定すると、内容物が低粘度の場合、この内容
物が注出口6から注出される流量が過大となってしま
う。
【0006】また、第2の従来技術では、自立性包装袋
の注出口を良好に開口させるために、自立性包装袋とは
材質の異なる軟質金属片を用いるので、製造コストが上
昇してしまう。
【0007】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、低粘度の内容物を低コストで良好に注ぎ出
すことができる自立性包装袋を提供することを目的と
し、更に、自立性包装袋内への内容物の充填を容易に実
施できる自立性包装袋の製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、対向配置された一対の可撓性の胴部シートの両サイ
ドを接着し、上記胴部シートの底部に可撓性の底部シー
トを拡開可能に接着し、上記胴部シートの天部を注出口
が形成可能に接着して構成された自立性包装袋におい
て、絞り部を備えた可撓性の流量制御シートが上記両胴
部シートの内面に接着されて、内容物を上記絞り部を経
て上記注出口へ流すよう構成されたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、対向配置され
た一対の胴部シートの両サイド部の接着と、上記胴部シ
ートの底部への底部シートの接着とを実施した後、上記
胴部シートの天部から内容物を充填し、上記胴部シート
の上記天部を接着して自立性包装袋を製造する自立性包
装袋の製造方法において、上記部シートの両サイド部
の接着と同時に、流量制御シートの両端部を上記胴部シ
ートの上記両サイド部に接着し、上記内容物を充填した
後、上記流量制御シートの全周部を部シートの内面に
接着するようにしたものである。
【0010】請求項1に記載の発明には、次の作用があ
る。対向配置された胴部シートの内面に、絞り部を備え
た流量制御シートが接着され、内容物が絞り部を経て注
出口へ流れることから、注出口を好適に開口保持させた
状態で、内容物、特に低粘度の内容物を流量制御シート
の絞り部にて流量制御し、過度に流出させることなく注
出口から注ぎ出すことができる。また、流量制御シート
は、胴部シートや底部シートと同一材質にて構成されて
いるのでコストも安い。これらのことから低粘度の内容
物を低コストで良好に注ぎ出すことができる。
【0011】請求項2に記載の発明には、次の作用があ
る。内容物の充填前には、流量制御シートの両端部のみ
が接着されて、流量制御シートと両胴部シートとの間に
大きな開口が形成されているので、内容物は、この開口
内を流れて自立性包装袋内に充填される。従って、流量
制御シートの存在にも拘わらず、自立性包装袋内への内
容物の充填を容易に実施できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(A)は、本発明に係る自立
性包装袋の一つの実施の形態の一部を切り欠いて示す正
面図である。図1(B)は、図1(A)の流量制御シー
トを示す斜視図である。図2(A)は、図1(A)のII
A-IIA 線に沿う断面図である。図2(B)は、図2
(A)のIIB 部拡大断面図である。図3は、図1(A)
の自立性包装袋に内容物が充填され、且つ使用状態を示
す自立性包装袋の斜視図である。図4(A)は、図1
(A)の自立性包装袋を製造する自立性包装袋の製造方
法の一つの実施の形態を実施する自立性包装袋の製造設
備を示す平面図である。図4(B)は、図4(A)にお
けるIVB 部拡大断面図である。図5は、図4(A)の自
立性包装袋の製造設備にて製造され、内容物が充填され
た自立性包装袋を示す構成図である。
【0013】図1〜図3に示す自立性包装袋10は、対
向配置された2枚の胴部シート11の下部に、2つ折り
形状の底部シート12を加熱接着し(この接着部をボト
ムシール部13と称する)、2枚の胴部シート11の両
サイド部を同様に加熱接着し(この接着部をサイドシー
ル部15と称する)、これらの胴部シート11及び底部
シート12に囲まれた空間16(図2(A))内に、洗
剤等の液体や粉体等の低粘度の内容物を充填した後、両
胴部シート11の天部を、注出口14が形成可能に加熱
接着して(この接着部を天部シール部17と称する)構
成される。この自立性包装袋10では、内容物の充填時
に、2つ折りの底部シート12が拡開して、自立性包装
袋10は自立し得るよう構成される。
【0014】ここで、注出口14は、その幅方向寸法A
が、自立性包装袋10の使用状態で注出口14を好適に
開口させ得る大きさに設定される。また、同部シート1
1及び底部シート12は、ともに可撓性シールである。
【0015】更に、上記自立性包装袋10では、一対の
胴部シート11の内面で、注出口14の近傍に流量制御
シート18が接着されている。この流量制御シート18
は可撓性シールであり、図1(B)に示すように2つ折
り形状で、その全周部19が胴部シート11の内面に接
着される(この接着部を全周部シール部19Aと称す
る)。そして、この流量制御シート18の中央位置に絞
り用切欠20が形成される。自立性包装袋10の使用時
に、図3に示すように、絞り用切欠20の注出口14側
部分20Aが接近し、絞り用切欠20の全周部19側部
分20Bが絞り部としての絞り穴21(図3)を構成す
る。この自立性包装袋10の使用時には、自立性包装袋
10内の内容物が流量制御シート18に形成された絞り
穴21を経て注出口14へ至り、この注出口14から注
ぎ出される。
【0016】ここで、上記胴部シート11は、図2
(B)に示すように胴部シート外装フィルム11Aと胴
部シート内装フィルム11Bとをラミネート接着剤(不
図示)にてラミネートして構成される。また、上記底部
シート12も、底部シート外装フィルム12A及び底部
シート内装フィルム12Bを、上記流量制御シート18
も、流量制御シート外装フィルム18A及び流量制御シ
ート内装フィルム18Bを、それぞれ胴部シート11と
同様にラミネートして構成される。胴部シート外装フィ
ルム11A、底部シート内装フィルム12B及び流量制
御シート内装フィルム18Bは、耐熱性を備えた樹脂フ
ィルムであり、例えば2軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート、2軸延伸ナイロン或いは2軸延伸ポリプロピレン
が好ましい。また、胴部シート内装フィルム11B、底
部シート外装フィルム12A及び流量制御シート外装フ
ィルム18Aは、熱融着性を備えた樹脂フィルムであ
り、例えば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレンが好ましい。特に、胴部シー
ト内装フィルム11Bは、内容物に対する高いシール性
を備える材質が要求される。
【0017】胴部シート外装フィルム11A、底部シー
ト内装フィルム12B及び流量制御シート内装フィルム
18Bの融点が例えば200 ℃であり、胴部シート内装フ
ィルム11B、底部シート外装フィルム12A及び流量
制御シート外装フィルム18Aの融点が例えば100 ℃で
あるとすると、胴部シート11同志、胴部シート11と
底部シート12、胴部シート11と流量制御シート18
のそれぞれの加熱接着時に、一対の胴部シート11の胴
部シート内装フィルム11Bを内側にし、底部シート1
2の底部シート外装フィルム12Aを外側にして2つ折
りし、流量制御シート18の流量制御シート外装フィル
ム18Aを外側にして2つ折りにし、加熱温度を例えば
180 ℃とすれば、胴部シート内装フィルム11B同士が
融着し、胴部シート内装フィルム11Bと底部シート外
装フィルム12Aとが融着し、胴部シート内装フィルム
11Bと流量制御シート外装フィルム18Aとが融着す
る。このとき、胴部シート外装フィルム11A、底部シ
ート内装フィルム12B及び流量制御シート内装フィル
ム18Bに熱変形が生ぜず、これらの表面性状が良好に
維持される。
【0018】上述のような自立性包装袋10の製造方法
を、図4に示す自立性包装袋の製造装置30の説明とと
もに述べる。
【0019】この自立性包装袋の製造装置30は、原反
供給工程31、ボトムシール形成工程32、サイドシー
ル形成工程33、切断工程34、充填工程35及び天部
シール形成工程36を順次実施するものである。ボトム
シール形成工程32とサイドシール形成工程33とは順
序を入れ替えてもよい。
【0020】原反供給工程31は、底部シート原反ロー
ル37から、底部シート原反38を2つ折り状態で供給
し、流量制御シート原反ロール39から、流量制御シー
ト原反40を2つ折り状態で供給し、更に、2個の胴部
シート原反ロール41から、底部シート原反38及び流
量制御シート原反40を挟むようにして、胴部シート原
反42を供給するものである。
【0021】また、この原反供給工程31では、パンチ
穴穿孔機43が底部シート原反38にパンチ穴44を開
口し、又、パンチ穴穿孔機45が、流量制御シート原反
40にパンチ穴46を開口する。これらのパンチ穴44
及び46は、それぞれ底部シート原反38及び流量制御
シート原反40において、自立性包装袋10の幅方向寸
法とほぼ同一寸法のピッチで穿設される。尚、流量制御
シート原反40のパンチ穴46は、必ずしも必要ではな
い。
【0022】ボトムシール形成工程32では、ボトムシ
ール加熱接着機構47及びボトムシール冷却機構48を
有してなる。ボトムシール加熱接着機構47は、上下一
対のアッパシール型とロアシール型とを備える。ボトム
シール冷却機構48も、上下一対のアッパシール型とロ
アシール型とを備えてなる。ボトムシール加熱接着機構
47のアッパシール型及びロアシール型にて、2つ折り
の底部シート原反38の底部シート外装フィルム12A
と2枚の胴部シート原反42の胴部シート内装フィルム
11Bとを加熱押圧して接着し、図1(A)及び図5
(A)に示すようにボトムシール部13を形成する。ボ
トムシール冷却機構48のアッパシール型及びロアシー
ル型は、上記ボトムシール部13を押圧状態で冷却する
ものである。
【0023】サイドシール形成工程33では、サイドシ
ール加熱接着機構49及びサイドシール冷却機構50を
有してなる。サイドシール加熱接着機構49は、上下一
対のアッパシール型とロアシール型とを備えてなる。サ
イドシール冷却機構50も、上下一対のアッパシール型
とロアシール型とを備えてなる。サイドシール加熱接着
機構49のアッパシール型及びロアシール型にて、2枚
の胴部シート原反42の胴部シート内装フィルム11B
を自立性包装袋10の幅寸法のピッチで加熱押圧して接
着し、図1(A)及び図5(B)に示すようにサイドシ
ール部15を形成する。サイドシール冷却機構50のア
ッパシール型及びロアシール型は、上記サイドシール部
15を押圧状態で冷却する。
【0024】上記サイドシール部15の形成時に、2つ
折り状態の流量制御シート原反40におけるサイドシー
ル部15対応部分(流量制御シート18の両端部51)
の流量制御シート外装フィルム18Aが、サイドシール
加熱接着機構49及びサイドシール冷却機構50によっ
て、胴部シート原反42におけるサイドシール部15の
胴部シート内装フィルム11Bに接着する。このとき、
流量制御シート原反40のパンチ穴46に対応する位置
において、両胴部シート原反42の胴部シート内装フィ
ルム11B同志が融着される。
【0025】また、上記サイドシール部15の形成時に
は、底部シート原反38のパンチ穴44に対応する位置
において、両胴部シート原反42の内装フィルム18B
どうしが融着して、後工程で製造される自立性包装袋1
0の両胴部シート11による自立性が確保される。
【0026】図4に示す切断工程34は、上下方向に接
離する一対のカッタ刃52を備え、これらのカッタ刃5
2にて、ボトムシール部13及びサイドシール部15が
形成されて一体化された胴部シート原反42、底部シー
ト原反38及び流量制御シート40を、サイドシール部
15及びパンチ穴29、44にて2分割するように切断
し、複数枚の自立性包装袋10を形成する。
【0027】充填工程35では、上述のようにして形成
された自立性包装袋10内に、流体や粉体等の低粘度の
内容物56を、図5(C)に示す充填ノズル53から注
入し充填する。このとき、この充填工程35に搬入され
た自立性包装袋10では、流量制御シート18の両端部
51のみが胴部シート11のサイドシール部15に接着
され、2つ折り状態の流量制御シート18と両胴部シー
ト11の内面との間に開口54が形成されているので、
充填ノズル53からの内容物56は、この開口54を通
って自立性包装袋10内へ充填される。
【0028】天部シール形成工程36では、自立性包装
袋10における両胴部シート11の天部を、胴部シート
内装フィルム11Bを融着させることによって接着し、
天部シール部17を形成する(図5(D))。このと
き、天部シール部17に注出口14が形成される。この
天部シール部17の形成と同時に、或いはその前後に、
流量制御シート18の全周部19における流量制御シー
ト外装フィルム18Aを、両胴部シート11の胴部シー
ト内装フィルム11Bに融着して全周部シール部19A
を形成し、上記開口54を塞ぐ。このようにして、自立
性包装袋10を製造する。
【0029】自立性包装袋10の使用に際しては、図1
に示す切断線55にて自立性包装袋10の天部シール部
17を切断し、注出口14を機能させる。使用者が自立
性包装袋10を傾けると、この自立性包装袋10内の内
容物は、流量制御シート18の絞り用切欠20にて形成
された絞り穴21を通って流量が制御され、注出口14
から注ぎ出される。
【0030】上記実施の形態によれば、自立性包装袋1
0において、対向配置された胴部シート11の内面に、
絞り用切欠20を備えた流量制御シート18が接着さ
れ、内容物が絞り用切欠20にて形成される絞り穴21
を経て注出口14へ流れることから、この注出口14を
好適に開口保持させた状態で、内容物、特に低粘度の内
容物を流量制御シート18の絞り穴21にて流量制御
し、過度に流出させることなく注出口14から注ぎ出す
ことができる。また、流量制御シート18は、胴部シー
ト11や底部シート12と同一材質にて構成されたので
コストも安い。これらのことから低粘度の内容物を低コ
ストで良好に注ぎ出すことができる。
【0031】また、内容物の充填前には、流量制御シー
ト18の両端部51のみが両胴部シート11に接着され
て、流量制御シート18と両胴部シート11との間に大
きな開口54が形成されているので、内容物は、この開
口54内を流れて自立性包装袋10内に充填される。従
って、流量制御シート18の存在にも拘わらず、自立性
包装袋10内への内容物の充填を容易に実施できる。
【0032】図6(A)〜(G)は、図1(B)の流量
制御シートの第1〜第7変形例をそれぞれ示し、図6
(H)は、図6(G)の流量制御シートの展開図であ
る。図7は、図1(A)の流量制御シートの第8変形例
を自立性包装袋に装着された状態で示す一部断面図であ
る。図8は、図1(B)の流量制御シートの第9変形例
を自立性包装袋に装着された状態で示す一部断面図であ
る。
【0033】図6(A)の流量制御シート60は、絞り
部として絞り用切欠61及び絞り穴62が別々に形成さ
れたものであり、自立性包装袋10の使用時に、主に絞
り穴62を内容物が流れる。
【0034】図6(B)の流量制御シート63は、絞り
部として、大きな開口面積の絞り用切欠64を形成した
ものであり、自立性包装袋10の使用時に絞り用切欠6
4の全周部19側が開口される。
【0035】また、図6(C)の流量制御シート65
は、絞り部として、流量制御シート60の絞り用切欠6
1と同形状の第1絞り用切欠66と、この第1絞り用切
欠66に対向して設けられた第2絞り用切欠67とを備
えたものであり、自立性包装袋10の使用時に、第2絞
り用切欠67を主に内容物が流れる。
【0036】図6(D)の流量制御シート68は、絞り
用切欠69が図1の絞り用切欠20と同形状であるもの
を、全周部70を側面視く字形状に形成したものであ
る。
【0037】図6(E)、図6(F)の流量制御シート
71、72は、複数本のスリット73が形成されたもの
であり、自立性包装袋10の使用時にこのスリット73
が開いて絞り部として機能するものである。
【0038】図6(G)の流量制御シート74は、図6
(H)に示すように、2つ折り状態の片方側を2つの三
角形状片75とし、他方側を四角形状片76として、こ
れら三角形状片75及び四角形状片76にて囲まれた空
間を絞り部とするものである。
【0039】図7の流量制御シート77は、展開状態で
長方形状の流量制御シート77の両側を2つ折り状態と
して、中央部に絞り部としての絞り穴78を形成したも
のである。
【0040】図8の流量制御シート79は、流量制御シ
ート77(図7)を図における左右で2分割し、中央部
に絞り部としての絞り穴80を形成したものである。
【0041】上述の流量制御シートの各変形例において
も、前記実施の形態の流量制御シート18と同様の作用
及び効果を奏する。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る自立性包装
袋によれば、低粘度の内容物を低コストで良好に注ぎ出
すことができ、又本発明に係る自立性包装袋の製造方法
によれば、自立性包装袋内への内容物の充填を容易に実
施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明に係る自立性包装袋の一
つの実施の形態の一部を切り欠いて示す正面図である。
図1(B)は、図1(A)の流量制御シートを示す斜視
図である。
【図2】図2(A)は、図1(A)のIIA-IIA 線に沿う
断面図である。図2(B)は、図2(A)のIIB 部拡大
断面図である。
【図3】図3は、図1(A)の自立性包装袋に内容物が
充填され、且つ使用状態を示す自立性包装袋の斜視図で
ある。
【図4】図4(A)は、図1(A)の自立性包装袋を製
造する自立性包装袋の製造方法の一つの実施の形態を実
施する自立性包装袋の製造設備を示す平面図である。図
4(B)は、図4(A)におけるIVB 部拡大断面図であ
る。
【図5】図5は、図4(A)の自立性包装袋の製造設備
にて製造され、内容物が充填された自立性包装袋を示す
構成図である。
【図6】図6(A)〜(G)は、図1(B)の流量制御
シートの第1〜第7変形例をそれぞれ示し、図6(H)
は、図6(G)の流量制御シートの展開図である。
【図7】図7は、図1(A)の流量制御シートの第8変
形例を自立性包装袋に装着された状態で示す一部断面図
である。
【図8】図8は、図1(B)の流量制御シートの第9変
形例を自立性包装袋に装着された状態で示す一部断面図
である。
【図9】図9は、第1の従来技術の自立性包装袋を示す
正面図である。
【符号の説明】
10 自立性包装袋 11 胴部シート 12 底部シート 13 ボトムシール部 14 注出口 15 サイドシール部 17 天部シール部 18 流量制御シート 19 流量制御シートの全周部 20 絞り用切欠 21 絞り穴 51 流量制御シートの両端部 54 流量制御シートと胴部シートにて形成される開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−65850(JP,U) 実開 平3−60246(JP,U) 実開 平2−52748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 33/36 - 33/38 B65D 77/24 B65D 83/00 B31B 1/00 - 49/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置された一対の可撓性の胴部シー
    トの両サイドを接着し、上記胴部シートの底部に可撓性
    の底部シートを拡開可能に接着し、上記胴部シートの天
    部を注出口が形成可能に接着して構成された自立性包装
    袋において、絞り部を備えた可撓性の流量制御シートが
    上記両胴部シートの内面に接着されて、内容物を上記絞
    り部を経て上記注出口へ流すよう構成されたことを特徴
    とする自立性包装袋。
  2. 【請求項2】 対向配置された一対の胴部シートの両サ
    イド部の接着と、上記胴部シートの底部への底部シート
    の接着とを実施した後、上記胴部シートの天部から内容
    物を充填し、上記胴部シートの上記天部を接着して自立
    性包装袋を製造する自立性包装袋の製造方法において、 上記部シートの両サイド部の接着と同時に、流量制御
    シートの両端部を上記胴部シートの上記両サイド部に接
    着し、 上記内容物を充填した後、上記流量制御シートの全周部
    部シートの内面に接着することを特徴とする自立性
    包装袋の製造方法。
JP22600495A 1995-08-11 1995-08-11 自立性包装袋及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3298060B2 (ja)

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