JP3298052B2 - エアフィルタ - Google Patents
エアフィルタInfo
- Publication number
- JP3298052B2 JP3298052B2 JP23593498A JP23593498A JP3298052B2 JP 3298052 B2 JP3298052 B2 JP 3298052B2 JP 23593498 A JP23593498 A JP 23593498A JP 23593498 A JP23593498 A JP 23593498A JP 3298052 B2 JP3298052 B2 JP 3298052B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- filter element
- air filter
- filter
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/52—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material
- B01D46/521—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2271/00—Sealings for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D2271/02—Gaskets, sealings
- B01D2271/022—Axial sealings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気系
に設置されたエアクリーナの構成部品として利用できる
エアフィルタに関する。
に設置されたエアクリーナの構成部品として利用できる
エアフィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エアクリーナにおいては、エアフ
ィルタを収容位置に固定保持するための手段として、ヒ
ダ織り状の濾過体の鍔部を、互いに着脱可能なケースと
キャップとで挟持する構成が一般的に用いられ、かつエ
アフィルタとして構造が簡単で安価な構成が望まれてい
る。ここで例えば、 （１）特開平８ー２４５４６号公開公報には、ヒダ織り
状の濾過体とその鍔部（ケースとキャップとで挟持され
る部分）とを同一材料で形成したフィルタが開示されて
いる。 （２）特開平８ー２４３３３４号公開公報には、ヒダ織
り状の濾過体の鍔部（ケースとキャップとで挟持される
部分）が硬質部と軟質部とで形成され、かつこの鍔部
を、ケースの挟持部とキャップの挟持部とで位置決めで
きる状態で挟持するフィルタが開示されている。 （３）トヨタ技術公開集（発行日１９９７年５月３０
日、発行番号６８６５）には、エレメントのシール部
〔ケースの挟持部とキャップのフランジ部（挟持部）と
で挟持される部分〕の内側に形成した波状部に、ケース
の挟持部に対向するキャップのフランジ部（挟持部）に
形成された凸部を嵌め込んだ状態でエレメントを取り付
ける、エアクリーナにおけるエレメントの取り付け構造
が開示されている。 （４）発明協会公開技法（発行日１９９６年８月１日、
公技番号９６ー９６２６）には、キャップの挟持部に対
向するケースの挟持部に形成された凹部に、不織布一体
式エアフィルタの挟持部に形成された凸部を嵌合するこ
とにより、不織布一体式エアフィルタの位置決めとシー
ル性を向上する構成が開示されている。
ィルタを収容位置に固定保持するための手段として、ヒ
ダ織り状の濾過体の鍔部を、互いに着脱可能なケースと
キャップとで挟持する構成が一般的に用いられ、かつエ
アフィルタとして構造が簡単で安価な構成が望まれてい
る。ここで例えば、 （１）特開平８ー２４５４６号公開公報には、ヒダ織り
状の濾過体とその鍔部（ケースとキャップとで挟持され
る部分）とを同一材料で形成したフィルタが開示されて
いる。 （２）特開平８ー２４３３３４号公開公報には、ヒダ織
り状の濾過体の鍔部（ケースとキャップとで挟持される
部分）が硬質部と軟質部とで形成され、かつこの鍔部
を、ケースの挟持部とキャップの挟持部とで位置決めで
きる状態で挟持するフィルタが開示されている。 （３）トヨタ技術公開集（発行日１９９７年５月３０
日、発行番号６８６５）には、エレメントのシール部
〔ケースの挟持部とキャップのフランジ部（挟持部）と
で挟持される部分〕の内側に形成した波状部に、ケース
の挟持部に対向するキャップのフランジ部（挟持部）に
形成された凸部を嵌め込んだ状態でエレメントを取り付
ける、エアクリーナにおけるエレメントの取り付け構造
が開示されている。 （４）発明協会公開技法（発行日１９９６年８月１日、
公技番号９６ー９６２６）には、キャップの挟持部に対
向するケースの挟持部に形成された凹部に、不織布一体
式エアフィルタの挟持部に形成された凸部を嵌合するこ
とにより、不織布一体式エアフィルタの位置決めとシー
ル性を向上する構成が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の各
エアフィルタの場合には、ケースとキャップとで形成さ
れる空間を濾過前後のダスティ側とクリーン側とに区画
する位置に組付ける時、１８０度反転してダスティ側お
よびクリーン側に対向する位置（逆位置）に誤組付けを
防止することに配慮がなされていず、改善の余地があ
る。
エアフィルタの場合には、ケースとキャップとで形成さ
れる空間を濾過前後のダスティ側とクリーン側とに区画
する位置に組付ける時、１８０度反転してダスティ側お
よびクリーン側に対向する位置（逆位置）に誤組付けを
防止することに配慮がなされていず、改善の余地があ
る。
【０００４】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、シール機能、位置決め機能の他に誤組付け防止機能
を備えるエアフィルタを提供することを課題とする。
で、シール機能、位置決め機能の他に誤組付け防止機能
を備えるエアフィルタを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のエアフィルタ
は、ヒダ織り上の濾過部とその外周に形成されシール作
用をもつ鍔部とが同一材料より一体成形されたフィルタ
エレメントと、前記エレメントの前記鍔部を挟持するフ
ランジ部をもつキャップおよびケースと、よりなるエア
フィルタにおいて、前記キャップの前記フランジ部ある
いは前記ケースの前記フランジ部のいずれか一方は、傾
斜部分をもつ凸部を備え、前記フィルタエレメントの前
記鍔部は、所定の定位置で前記凸部に嵌合して位置決め
される凹部を備え、 前記凹部の内側面と外側面との一方
は、前記凸部の前記傾斜部分に接し前記傾斜部分に沿っ
て案内され、他方は、前記凸部に押圧されて、前記凸部
と前記凹部との間をシールすることを特徴とする。
は、ヒダ織り上の濾過部とその外周に形成されシール作
用をもつ鍔部とが同一材料より一体成形されたフィルタ
エレメントと、前記エレメントの前記鍔部を挟持するフ
ランジ部をもつキャップおよびケースと、よりなるエア
フィルタにおいて、前記キャップの前記フランジ部ある
いは前記ケースの前記フランジ部のいずれか一方は、傾
斜部分をもつ凸部を備え、前記フィルタエレメントの前
記鍔部は、所定の定位置で前記凸部に嵌合して位置決め
される凹部を備え、 前記凹部の内側面と外側面との一方
は、前記凸部の前記傾斜部分に接し前記傾斜部分に沿っ
て案内され、他方は、前記凸部に押圧されて、前記凸部
と前記凹部との間をシールすることを特徴とする。
【０００６】このように構成されたエアフィルタは、ケ
ースとキャップとの間に収容するための組付けがなされ
る。その組付け手順としてフィルタエレメントの鍔部
は、その下面側をケースのフランジ部に載置された状態
で上面側からキャップのフランジ部で押圧される。する
と、フィルタエレメントは、その鍔部の凹部がケースの
フランジ部の凸部の傾斜部分に沿い移動し、かつ定位置
にまで案内されて凸部に嵌合するため、素早く位置決め
できる。
ースとキャップとの間に収容するための組付けがなされ
る。その組付け手順としてフィルタエレメントの鍔部
は、その下面側をケースのフランジ部に載置された状態
で上面側からキャップのフランジ部で押圧される。する
と、フィルタエレメントは、その鍔部の凹部がケースの
フランジ部の凸部の傾斜部分に沿い移動し、かつ定位置
にまで案内されて凸部に嵌合するため、素早く位置決め
できる。
【０００７】従って、組付け時のフィルタエレメント
は、ケースあるいはキャップのいずれか一方のフランジ
部に形成された凸部の傾斜部分に沿って、鍔部の凹部が
案内されない限りは、組付けできない構成であるため、
ケースとキャップとで形成される空間を濾過前後のダス
ティ側とクリーン側とに区画する位置に組付ける時、１
８０度反転してダスティ側およびクリーン側に対向する
位置（逆位置）に誤組付けされることを防止できる。
は、ケースあるいはキャップのいずれか一方のフランジ
部に形成された凸部の傾斜部分に沿って、鍔部の凹部が
案内されない限りは、組付けできない構成であるため、
ケースとキャップとで形成される空間を濾過前後のダス
ティ側とクリーン側とに区画する位置に組付ける時、１
８０度反転してダスティ側およびクリーン側に対向する
位置（逆位置）に誤組付けされることを防止できる。
【０００８】この後、フィルタエレメントは、前記位置
決めされた定位置において、キャップのフランジ部とケ
ースのフランジ部とで鍔部が挟持され固定、保持され
る。なお、本発明のエアフィルタにおいて、同一材料に
より一体形成された前記濾過部と前記鍔部とは、低融点
樹脂繊維を含み、前記凸部は、前記凹部の内側面と外側
面との他方が押圧される傾斜部分を備え、 前記凹部の内
側面と外側面との一方が案内される傾斜部分と、前記凹
部の内側面と外側面との他方が押圧される傾斜部分とが
なす角度は、前記凹部が前記凸部に嵌合した際に、前記
凸部の先端が前記凹部の底部に当接するより先に前記凹
部の内側面と外側面との両方が前記凸部に当接するよう
に形成されている構成とすることができる。この場合に
は、低融点樹脂繊維を含む鍔部に熱プレス加工すること
によって、鍔部の歪みや、キャップのフランジ部とケー
スのフランジ部とで挟持される領域の当接面を平坦にで
き、かつシール性を向上できる。
決めされた定位置において、キャップのフランジ部とケ
ースのフランジ部とで鍔部が挟持され固定、保持され
る。なお、本発明のエアフィルタにおいて、同一材料に
より一体形成された前記濾過部と前記鍔部とは、低融点
樹脂繊維を含み、前記凸部は、前記凹部の内側面と外側
面との他方が押圧される傾斜部分を備え、 前記凹部の内
側面と外側面との一方が案内される傾斜部分と、前記凹
部の内側面と外側面との他方が押圧される傾斜部分とが
なす角度は、前記凹部が前記凸部に嵌合した際に、前記
凸部の先端が前記凹部の底部に当接するより先に前記凹
部の内側面と外側面との両方が前記凸部に当接するよう
に形成されている構成とすることができる。この場合に
は、低融点樹脂繊維を含む鍔部に熱プレス加工すること
によって、鍔部の歪みや、キャップのフランジ部とケー
スのフランジ部とで挟持される領域の当接面を平坦にで
き、かつシール性を向上できる。
【０００９】前記フィルタエレメントの前記凹部は、前
記凸部の前記傾斜部分で前記フィルタエレメントの内周
側と接する領域に低融点樹脂繊維を熱圧縮して形成され
た硬質部をもつ構成とすることができる。この場合に
は、フィルタエレメントは、その鍔部の凹部に形成され
た硬質部がケースのフランジ部の凸部の傾斜部分に沿っ
て滑り移動しやすくなるため、一層、素早く位置決めで
きる。また、一方、フィルタエレメントは、鍔部の凹部
がケースのフランジ部の凸部の傾斜部分に沿って定位置
に案内された後、凹部に形成された硬質部でない領域
（軟質部）が前記凸部に押圧、シールされた状態に保持
できるため、シール性を保持できる。
記凸部の前記傾斜部分で前記フィルタエレメントの内周
側と接する領域に低融点樹脂繊維を熱圧縮して形成され
た硬質部をもつ構成とすることができる。この場合に
は、フィルタエレメントは、その鍔部の凹部に形成され
た硬質部がケースのフランジ部の凸部の傾斜部分に沿っ
て滑り移動しやすくなるため、一層、素早く位置決めで
きる。また、一方、フィルタエレメントは、鍔部の凹部
がケースのフランジ部の凸部の傾斜部分に沿って定位置
に案内された後、凹部に形成された硬質部でない領域
（軟質部）が前記凸部に押圧、シールされた状態に保持
できるため、シール性を保持できる。
【００１０】前記フィルタエレメントの前記凹部は、前
記凸部の前記傾斜部分で前記フィルタエレメントの外周
側と接する領域に硬質部より厚い軟質部をもつ構成とす
ることができる。この場合には、厚い軟質部がキャップ
のフランジ部とケースのフランジ部とで挟持されたと
き、硬質部より厚い分、圧縮代が増すことによる弾性変
形量が増え、かつ弾性反力も増すため、シール作用を一
層高めることができる。
記凸部の前記傾斜部分で前記フィルタエレメントの外周
側と接する領域に硬質部より厚い軟質部をもつ構成とす
ることができる。この場合には、厚い軟質部がキャップ
のフランジ部とケースのフランジ部とで挟持されたと
き、硬質部より厚い分、圧縮代が増すことによる弾性変
形量が増え、かつ弾性反力も増すため、シール作用を一
層高めることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】また、前記フィルタエレメントに
おける、ヒダ織り状の濾過部とその外周に形成された鍔
部とを一体形成する同一材料としては、高融点繊維と低
融点繊維を混合したものを利用できる。この場合には、
高融点繊維と低融点繊維を混合してマットを形成し、こ
のマットをヒダ織りしてその中央部を金型で保持し、端
部領域の低融点繊維のみを溶融する温度に加熱、圧縮す
ることによって、端部が鍔部となる。
おける、ヒダ織り状の濾過部とその外周に形成された鍔
部とを一体形成する同一材料としては、高融点繊維と低
融点繊維を混合したものを利用できる。この場合には、
高融点繊維と低融点繊維を混合してマットを形成し、こ
のマットをヒダ織りしてその中央部を金型で保持し、端
部領域の低融点繊維のみを溶融する温度に加熱、圧縮す
ることによって、端部が鍔部となる。
【００１２】フィルタエレメントの成形材料としては、
ポリエステルなどよりなる不織布が用いられる。なお、
フィルタエレメントを不織布のみを用いて成形した後、
その外周端を切断する場合に例えば、トムソン刃による
打ち抜き又はシャー刃による切断方法を用いると、トリ
ミング面から不織布繊維のほつれが発生する可能性があ
るため、溶断方法を用いることによって、前記ほつれを
解消できる。
ポリエステルなどよりなる不織布が用いられる。なお、
フィルタエレメントを不織布のみを用いて成形した後、
その外周端を切断する場合に例えば、トムソン刃による
打ち抜き又はシャー刃による切断方法を用いると、トリ
ミング面から不織布繊維のほつれが発生する可能性があ
るため、溶断方法を用いることによって、前記ほつれを
解消できる。
【００１３】フィルタエレメントに含有される低融点樹
脂繊維としては、ポリエステル繊維を用いることができ
る。前記キャップのフランジ部あるいは前記ケースのフ
ランジ部のいずれか一方に形成される凸部は傾斜部分を
もつ。このため、フィルタエレメントの取り付け時にそ
の鍔部に形成された凹部が傾斜部分に接して傾斜に沿っ
て案内され、所定の定位置で凸部に嵌合して位置決めさ
れる。
脂繊維としては、ポリエステル繊維を用いることができ
る。前記キャップのフランジ部あるいは前記ケースのフ
ランジ部のいずれか一方に形成される凸部は傾斜部分を
もつ。このため、フィルタエレメントの取り付け時にそ
の鍔部に形成された凹部が傾斜部分に接して傾斜に沿っ
て案内され、所定の定位置で凸部に嵌合して位置決めさ
れる。
【００１４】フィルタエレメントの鍔部に形成された凹
部は、凸部の傾斜部分に接してスムーズに案内されて位
置決めできるように、例えば、その開口部分に凸部の傾
斜部分に対し逆方向に傾斜して対向するとともに、凸部
の傾斜部分と同じ傾斜角の傾斜部分をもつものを用いる
ことができる。フィルタエレメントとしては、方形のも
のや、方形以外のもの、特殊な形状のものなどを用いる
ことができる。なお、特殊な形状のフィルタエレメント
としては、例えば小パーツに区切ったヒダ織り状の濾過
部を複数個、目的する形状に組み合わせた後、互いに熱
溶着することにより連結、一体化させることにより形成
できる。直接、異形形状にプレスして形成することも可
能である。
部は、凸部の傾斜部分に接してスムーズに案内されて位
置決めできるように、例えば、その開口部分に凸部の傾
斜部分に対し逆方向に傾斜して対向するとともに、凸部
の傾斜部分と同じ傾斜角の傾斜部分をもつものを用いる
ことができる。フィルタエレメントとしては、方形のも
のや、方形以外のもの、特殊な形状のものなどを用いる
ことができる。なお、特殊な形状のフィルタエレメント
としては、例えば小パーツに区切ったヒダ織り状の濾過
部を複数個、目的する形状に組み合わせた後、互いに熱
溶着することにより連結、一体化させることにより形成
できる。直接、異形形状にプレスして形成することも可
能である。
【００１５】また、前記鍔部としては、例えばヒダ織り
した不織布を熱プレスしてシール面を形成すると、ヒダ
織りした不織布の潰れ方に方向性がないことや、ヒダ織
りした山と山との間の接合力が弱いことなどによりシー
ル性を低下する皺を発生しやすいため、この皺の発生を
低減することが重要となる。このため、別途、シール用
の不織布を熱溶着することにより皺の発生を低減するこ
とが好ましい。
した不織布を熱プレスしてシール面を形成すると、ヒダ
織りした不織布の潰れ方に方向性がないことや、ヒダ織
りした山と山との間の接合力が弱いことなどによりシー
ル性を低下する皺を発生しやすいため、この皺の発生を
低減することが重要となる。このため、別途、シール用
の不織布を熱溶着することにより皺の発生を低減するこ
とが好ましい。
【００１６】本構造では、シール側の軟質部と硬質部に
段差を設定しないように同一面にプレスして皺の発生を
防止する。また、前記シール用の不織布に代わるシール
材として例えば、ウレタンやエラストマなどをフィルタ
エレメントの成形中に、型中に注入して一体成形した
り、フィルタエレメントに別途、接着するようにするこ
とができる。
段差を設定しないように同一面にプレスして皺の発生を
防止する。また、前記シール用の不織布に代わるシール
材として例えば、ウレタンやエラストマなどをフィルタ
エレメントの成形中に、型中に注入して一体成形した
り、フィルタエレメントに別途、接着するようにするこ
とができる。
【００１７】さらに、前記シール用の不織布の貼り合わ
せ対象領域としての前記鍔部のシール面を焼く（玉焼加
工する）ことによって表面に繊維玉を発生させた状態と
し、この繊維玉にシール用の不織布を絡ませることで接
合力を増すことができる。
せ対象領域としての前記鍔部のシール面を焼く（玉焼加
工する）ことによって表面に繊維玉を発生させた状態と
し、この繊維玉にシール用の不織布を絡ませることで接
合力を増すことができる。
【００１８】
【実施例】（実施例）本発明、エアフィルタの実施例を
図１〜３に基づいて説明する。図１に示すエアフィルタ
１は、互いに着脱可能に形成されたケース２およびキャ
ップ３と、ケース２とキャップ３とで挟持されるととも
に内部空間を濾過前後のダスティ側Ｓ１とクリーン側Ｓ
２とに区画する位置に組付けられるフィルタエレメント
４とよりなる。
図１〜３に基づいて説明する。図１に示すエアフィルタ
１は、互いに着脱可能に形成されたケース２およびキャ
ップ３と、ケース２とキャップ３とで挟持されるととも
に内部空間を濾過前後のダスティ側Ｓ１とクリーン側Ｓ
２とに区画する位置に組付けられるフィルタエレメント
４とよりなる。
【００１９】ケース２は、ポリプロピレン製（又は他の
樹脂あるいは金属製）の有底筒状の容器であり、その周
壁２１の下方位置に水平に形成された筒状の吸気入口通
路２２と、周壁２１の上端の外周部側に形成され、前記
キャップ３およびフィルタエレメント４を取り付けるた
めのフランジ部２３とをもつ。フランジ部２３は、図２
に示されるように、上下に２段に位相する第１水平部分
２４および第２水平部分２５と、第１水平部分２４と第
２水平部分２５の上面から断面略３角形の山状に突出す
る凸部２６とよりなる。凸部２６は、垂直線Ｐを基準と
して両側に５０°傾斜する傾斜面２７、２８をもつ。
樹脂あるいは金属製）の有底筒状の容器であり、その周
壁２１の下方位置に水平に形成された筒状の吸気入口通
路２２と、周壁２１の上端の外周部側に形成され、前記
キャップ３およびフィルタエレメント４を取り付けるた
めのフランジ部２３とをもつ。フランジ部２３は、図２
に示されるように、上下に２段に位相する第１水平部分
２４および第２水平部分２５と、第１水平部分２４と第
２水平部分２５の上面から断面略３角形の山状に突出す
る凸部２６とよりなる。凸部２６は、垂直線Ｐを基準と
して両側に５０°傾斜する傾斜面２７、２８をもつ。
【００２０】キャップ３は、ポリプロピレン製の有天
（天井）筒状の容器であり、その天井部３０に形成され
た筒状の吸気出口通路３２と、周壁３１の下端の外周部
側（ケース２のフランジ部２３に対向する位置）に形成
され、フィルタエレメント４およびケース２を取り付け
るためのフランジ部３３とをもつ。フランジ部３３は、
周壁３１の下端３１０（図２参照）より約４ｍｍ上方位
置から外部に向かって水平に突出する水平部分３４と、
水平部分３４の先端より上下に垂直に伸びる垂直部分３
５と、周壁３１、水平部分３４、垂直部分３５とで囲ま
れ下向きに開口する収容凹部３６とよりなる。収容凹部
３６は、後で述べるフィルタエレメント４の鍔部６にお
ける垂直部分６１、第２水平部分６２、シール部６３を
被覆するとともに収容できる大きさに設定されている。
（天井）筒状の容器であり、その天井部３０に形成され
た筒状の吸気出口通路３２と、周壁３１の下端の外周部
側（ケース２のフランジ部２３に対向する位置）に形成
され、フィルタエレメント４およびケース２を取り付け
るためのフランジ部３３とをもつ。フランジ部３３は、
周壁３１の下端３１０（図２参照）より約４ｍｍ上方位
置から外部に向かって水平に突出する水平部分３４と、
水平部分３４の先端より上下に垂直に伸びる垂直部分３
５と、周壁３１、水平部分３４、垂直部分３５とで囲ま
れ下向きに開口する収容凹部３６とよりなる。収容凹部
３６は、後で述べるフィルタエレメント４の鍔部６にお
ける垂直部分６１、第２水平部分６２、シール部６３を
被覆するとともに収容できる大きさに設定されている。
【００２１】フィルタエレメント４は、ポリエチレンテ
レフタレート繊維製のヒダ織り状の濾過部５と、濾過部
５に一体的に形成された鍔部６とよりなる。鍔部６は、
濾過部５の周端部５１より水平に伸びる第１水平部分６
０と、第１水平部分部６０より上方に僅かに傾斜して伸
びる垂直部分６１と、垂直部分６１より水平に伸びる第
２水平部分６２と、第２水平部分６２の先端側に形成さ
れその上面６２０と面ー状態の上面６３０（シール面と
なる部分）をもつ厚いシール部６３と、垂直部分６１、
第２水平部分６２、シール部６３で囲まれ下方に開口す
る凹部６４とよりなる。
レフタレート繊維製のヒダ織り状の濾過部５と、濾過部
５に一体的に形成された鍔部６とよりなる。鍔部６は、
濾過部５の周端部５１より水平に伸びる第１水平部分６
０と、第１水平部分部６０より上方に僅かに傾斜して伸
びる垂直部分６１と、垂直部分６１より水平に伸びる第
２水平部分６２と、第２水平部分６２の先端側に形成さ
れその上面６２０と面ー状態の上面６３０（シール面と
なる部分）をもつ厚いシール部６３と、垂直部分６１、
第２水平部分６２、シール部６３で囲まれ下方に開口す
る凹部６４とよりなる。
【００２２】なお、鍔部６は、第１水平部分６０、垂直
部分６１、第２水平部分６２がポリエチレンテレフタレ
ートを用いた密度の高い硬質部６ｂで形成され、シール
部６３かポリエチレンテレフタレートを用いた密度の低
い軟質部６ａで形成されている。前記のように構成され
た実施例のエアフィルタ１によると、ケース２とキャッ
プ３との間に収容するための組付け時におけるフィルタ
エレメント４の鍔部６は、その下面６ｃ側をケース２の
フランジ部２３に載置された状態で、第２水平部分６２
の上面６２０、シール部６３の上面６３０側からキャッ
プ３のフランジ部３３が覆い被せるようにして押圧され
る。
部分６１、第２水平部分６２がポリエチレンテレフタレ
ートを用いた密度の高い硬質部６ｂで形成され、シール
部６３かポリエチレンテレフタレートを用いた密度の低
い軟質部６ａで形成されている。前記のように構成され
た実施例のエアフィルタ１によると、ケース２とキャッ
プ３との間に収容するための組付け時におけるフィルタ
エレメント４の鍔部６は、その下面６ｃ側をケース２の
フランジ部２３に載置された状態で、第２水平部分６２
の上面６２０、シール部６３の上面６３０側からキャッ
プ３のフランジ部３３が覆い被せるようにして押圧され
る。
【００２３】すなわち、キャップ３のフランジ部３３に
形成されている収容凹部３６は、フィルタエレメント４
の鍔部６における垂直部分６１、第２水平部分６２、シ
ール部６３を収容しつつ押圧する。すると、フィルタエ
レメント４の鍔部６は、ケース２のフランジ部２３の凸
部２６の傾斜面２７に対し、密度の高い硬質部６ｂで形
成された垂直部分６１の内周面６１０が接し、傾斜面２
７に沿って滑りが良好で速やかに案内され、かつ鍔部６
の凹部６４がケース２の凸部２６に嵌合するため、定位
置に素早く位置決めできる。この後、キャップ３は、前
記ケース２への装着後、図略の固定部材により固定、保
持されるとともにフィルタエレメント４の熱による収縮
を防止する。
形成されている収容凹部３６は、フィルタエレメント４
の鍔部６における垂直部分６１、第２水平部分６２、シ
ール部６３を収容しつつ押圧する。すると、フィルタエ
レメント４の鍔部６は、ケース２のフランジ部２３の凸
部２６の傾斜面２７に対し、密度の高い硬質部６ｂで形
成された垂直部分６１の内周面６１０が接し、傾斜面２
７に沿って滑りが良好で速やかに案内され、かつ鍔部６
の凹部６４がケース２の凸部２６に嵌合するため、定位
置に素早く位置決めできる。この後、キャップ３は、前
記ケース２への装着後、図略の固定部材により固定、保
持されるとともにフィルタエレメント４の熱による収縮
を防止する。
【００２４】一方、この組付け時のフィルタエレメント
４は、ケース２のフランジ部２３に形成された凸部２６
の傾斜部分２７に沿って、鍔部６の凹部６４が案内され
ない限りは、組付けできない構成であるため、ケース２
とキャップ３とで形成される空間を濾過前後のダスティ
側Ｓ１とクリーン側Ｓ２とに区画する位置に組付ける
時、１８０度反転してダスティ側Ｓ１およびクリーン側
Ｓ２に対向する位置（逆位置）に誤組付することを防止
できる。
４は、ケース２のフランジ部２３に形成された凸部２６
の傾斜部分２７に沿って、鍔部６の凹部６４が案内され
ない限りは、組付けできない構成であるため、ケース２
とキャップ３とで形成される空間を濾過前後のダスティ
側Ｓ１とクリーン側Ｓ２とに区画する位置に組付ける
時、１８０度反転してダスティ側Ｓ１およびクリーン側
Ｓ２に対向する位置（逆位置）に誤組付することを防止
できる。
【００２５】従って、実施例１のエアフィルタ１の場合
には、従来の平坦なフランジをもつフィルタエレメント
により発生する逆組付けを解消でき、かつ確実に定位置
に固定保持することができるため、組付け作業性を向上
できる。さらに、フィルタエレメント４の鍔部６におけ
るシール部６３は、密度の低い軟質部６ａを構成してい
るため、キャップ３のフランジ部３３に押圧され、凹部
６４に対向する内周面６３１が凸部２６の傾斜面２８に
接し前記押圧力に応じた弾性反力が得られ傾斜面２８に
密着させることができるため、シール性を向上できる。
には、従来の平坦なフランジをもつフィルタエレメント
により発生する逆組付けを解消でき、かつ確実に定位置
に固定保持することができるため、組付け作業性を向上
できる。さらに、フィルタエレメント４の鍔部６におけ
るシール部６３は、密度の低い軟質部６ａを構成してい
るため、キャップ３のフランジ部３３に押圧され、凹部
６４に対向する内周面６３１が凸部２６の傾斜面２８に
接し前記押圧力に応じた弾性反力が得られ傾斜面２８に
密着させることができるため、シール性を向上できる。
【００２６】また、前記のようにして組付けを終えたフ
ィルタエレメント４は、鍔部６の上方側がキャップ３の
フランジ部３３の収容凹部３６に収容、保持され、鍔部
６の下方側の凹部６４がケース２の凸部２６に嵌合状態
にあり、確実に固定保持できる。このため、フィルタエ
レメント４の鍔部６は、位置ズレを発生せず、かつ前記
位置決めされた位置でのシール状態を良好に保持でき
る。
ィルタエレメント４は、鍔部６の上方側がキャップ３の
フランジ部３３の収容凹部３６に収容、保持され、鍔部
６の下方側の凹部６４がケース２の凸部２６に嵌合状態
にあり、確実に固定保持できる。このため、フィルタエ
レメント４の鍔部６は、位置ズレを発生せず、かつ前記
位置決めされた位置でのシール状態を良好に保持でき
る。
【００２７】（変形例１） 図４に示す変形例１のエアフィルタ１Ａは、キャップ３
のフランジ部３３における水平部分３４の下端面３４０
に小さな突起３４１を形成したこと以外は、前記実施例
のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例１のエアフ
ィルタ１Ａの場合には、前記実施例のエアフィルタ１の
効果の他、フィルタエレメント４の鍔部６におけるシー
ル部６３の上面６３０に前記小さな突起３４１を圧入す
ることにより、シール性を高めることができる。
のフランジ部３３における水平部分３４の下端面３４０
に小さな突起３４１を形成したこと以外は、前記実施例
のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例１のエアフ
ィルタ１Ａの場合には、前記実施例のエアフィルタ１の
効果の他、フィルタエレメント４の鍔部６におけるシー
ル部６３の上面６３０に前記小さな突起３４１を圧入す
ることにより、シール性を高めることができる。
【００２８】（変形例２） 図５に示す変形例２のエアフィルタ１Ｂは、キャップ３
のフランジ部３３における水平部分３４の下端面３４０
に小さな突起３４１を複数個形成したこと以外は、前記
実施例のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例２の
エアフィルタ１Ｂの場合には、前記実施例のエアフィル
タ１の効果が得られる他、フィルタエレメント４の鍔部
６におけるシール部６３の上面６３０に前記複数個の小
さな突起３４１を圧入することにより、シール性を高め
ることができる。
のフランジ部３３における水平部分３４の下端面３４０
に小さな突起３４１を複数個形成したこと以外は、前記
実施例のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例２の
エアフィルタ１Ｂの場合には、前記実施例のエアフィル
タ１の効果が得られる他、フィルタエレメント４の鍔部
６におけるシール部６３の上面６３０に前記複数個の小
さな突起３４１を圧入することにより、シール性を高め
ることができる。
【００２９】（変形例３） 図６に示す変形例３のエアフィルタ１Ｃは、キャップ３
のフランジ部３３における垂直部分３５の収容凹部３６
に対向する側に傾斜面３５０ｃを形成したこと以外は、
前記実施例のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例
３のエアフィルタ１Ｃの場合には、前記実施例のエアフ
ィルタ１の効果が得られる他、フィルタエレメント４の
鍔部６におけるシール部６３の外周面６３２に前記傾斜
面３５０ｃを押圧し、かつシール部６３の外周面６３２
を弾性変形させることにより、弾性反力を発生させてシ
ール性を高めることができる。
のフランジ部３３における垂直部分３５の収容凹部３６
に対向する側に傾斜面３５０ｃを形成したこと以外は、
前記実施例のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例
３のエアフィルタ１Ｃの場合には、前記実施例のエアフ
ィルタ１の効果が得られる他、フィルタエレメント４の
鍔部６におけるシール部６３の外周面６３２に前記傾斜
面３５０ｃを押圧し、かつシール部６３の外周面６３２
を弾性変形させることにより、弾性反力を発生させてシ
ール性を高めることができる。
【００３０】（変形例４） 図７に示す変形例４のエアフィルタ１Ｄは、ケース２の
フランジ部２３における第２水平部分２５の上面２５０
に小さな突起２５１を形成したこと以外は、前記実施例
のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例４のエアフ
ィルタ１Ｄの場合には、前記実施例のエアフィルタ１の
効果が得られる他、キャップ３のフランジ部３３におけ
る収容凹部３６に収容されたシール部６３の下面６３３
に前記突起２５１を圧入することによって、収容凹部３
６内でのシール部６３の弾性変形による外周側への逃げ
を拘束でき、かつこの分、弾性反力を高め、シール性を
高めることができる。
フランジ部２３における第２水平部分２５の上面２５０
に小さな突起２５１を形成したこと以外は、前記実施例
のエアフィルタ１と同じ構成である。変形例４のエアフ
ィルタ１Ｄの場合には、前記実施例のエアフィルタ１の
効果が得られる他、キャップ３のフランジ部３３におけ
る収容凹部３６に収容されたシール部６３の下面６３３
に前記突起２５１を圧入することによって、収容凹部３
６内でのシール部６３の弾性変形による外周側への逃げ
を拘束でき、かつこの分、弾性反力を高め、シール性を
高めることができる。
【００３１】（変形例５） 図８に示す変形例５のエアフィルタ１Ｅは、フィルタエ
レメント４の鍔部６における第２水平部分６２の上面６
２０と、前記上面６２０と面ー状態のシール部６３の上
面６３０に、シール材（エラストマーなど）ｅを塗布し
たこと以外は、前記実施例のエアフィルタ１と同じ構成
である。
レメント４の鍔部６における第２水平部分６２の上面６
２０と、前記上面６２０と面ー状態のシール部６３の上
面６３０に、シール材（エラストマーなど）ｅを塗布し
たこと以外は、前記実施例のエアフィルタ１と同じ構成
である。
【００３２】変形例５のエアフィルタ１Ｅの場合には、
前記実施例のエアフィルタ１の効果が得られる他、キャ
ップ３のフランジ部３３における水平部分３４の下面３
４０を、フィルタエレメント４の鍔部６における第２水
平部分６２の上面６２０およびシール部６３の上面６３
０に、前記シール材ｅで密着できるため、シール性を高
めることができる。
前記実施例のエアフィルタ１の効果が得られる他、キャ
ップ３のフランジ部３３における水平部分３４の下面３
４０を、フィルタエレメント４の鍔部６における第２水
平部分６２の上面６２０およびシール部６３の上面６３
０に、前記シール材ｅで密着できるため、シール性を高
めることができる。
【００３３】（変形例６） 図９に示す変形例６のエアフィルタ１Ｆは、フィルタエ
レメント４の鍔部６におけるシール部６３に傾斜上面６
３０ａを形成したこと以外は、実施例のエアフィルタ１
と同じ構成である。変形例６のエアフィルタ１Ｆの場合
には、前記実施例のエアフィルタ１の効果が得られる
他、キャップ３のフランジ部３３を構成する水平部分３
４の下端面３４０により、シール部６３の傾斜上面６３
０ａを水平に弾性変形することによる弾性反力が得ら
れ、かつ硬質部６ｂに対し前記下端面３４０側に突出し
ている軟質部６ａを確実に圧縮することができるため、
キャップ３のフランジ部３３とを密着でき、この分、シ
ール性を高めることができる。
レメント４の鍔部６におけるシール部６３に傾斜上面６
３０ａを形成したこと以外は、実施例のエアフィルタ１
と同じ構成である。変形例６のエアフィルタ１Ｆの場合
には、前記実施例のエアフィルタ１の効果が得られる
他、キャップ３のフランジ部３３を構成する水平部分３
４の下端面３４０により、シール部６３の傾斜上面６３
０ａを水平に弾性変形することによる弾性反力が得ら
れ、かつ硬質部６ｂに対し前記下端面３４０側に突出し
ている軟質部６ａを確実に圧縮することができるため、
キャップ３のフランジ部３３とを密着でき、この分、シ
ール性を高めることができる。
【００３４】（変形例７）図１０に示す変形例７のエア
フィルタ１Ｇは、実施例のエアフィルタ１の場合とほぼ
上下逆にした挟持構造を備えるとともに、シール剤ｇを
用いたこと以外は、実施例のエアフィルタ１と同じ構成
である。変形例７のエアフィルタ１Ｇにおけるケース２
に形成されるフランジ部２３ｇは、ケース２の周壁２１
とその上端２１０の若干下位置で前記周壁２１より外部
に向かって突出する水平部分２１１と、水平部分２１１
より垂下する垂下部分２１２とよりなる。
フィルタ１Ｇは、実施例のエアフィルタ１の場合とほぼ
上下逆にした挟持構造を備えるとともに、シール剤ｇを
用いたこと以外は、実施例のエアフィルタ１と同じ構成
である。変形例７のエアフィルタ１Ｇにおけるケース２
に形成されるフランジ部２３ｇは、ケース２の周壁２１
とその上端２１０の若干下位置で前記周壁２１より外部
に向かって突出する水平部分２１１と、水平部分２１１
より垂下する垂下部分２１２とよりなる。
【００３５】また、キャップ３に形成されるフランジ部
３３ｇは、周壁３１の外周部側に設けられ上下に２段に
位相する第１水平部分３３０および第２水平部分３３１
と、第１水平部分３３０と第２水平部分３３１の下面か
ら断面略３角形の山状に突出する凸部３３３と、第２水
平部分３３１より垂下する垂下部分３３２とよりなる。
凸部３３３は、垂直線Ｐを基準として両側に５０°傾斜
する傾斜面３３４、３３５をもつ。
３３ｇは、周壁３１の外周部側に設けられ上下に２段に
位相する第１水平部分３３０および第２水平部分３３１
と、第１水平部分３３０と第２水平部分３３１の下面か
ら断面略３角形の山状に突出する凸部３３３と、第２水
平部分３３１より垂下する垂下部分３３２とよりなる。
凸部３３３は、垂直線Ｐを基準として両側に５０°傾斜
する傾斜面３３４、３３５をもつ。
【００３６】フィルタエレメント４の濾過部５に一体的
に形成された鍔部６ｇは、濾過部５の周端部５１より水
平に伸びる第１水平部分６０と、第１水平部分部６０よ
り下方に垂直に伸びる垂直部分６１ｇと、垂直部分６１
ｇより水平に伸びる第２水平部分６２ｇと、第２水平部
分６２ｇの先端側に形成され第２水平部分６２ｇの下面
６２０ｇと面ー状態の下面６３０ｇ（シール面となる部
分）をもつ厚いシール部６３ｇと、３領域（垂直部分６
１ｇ、第２水平部分６２ｇ、シール部６３ｇ）で囲ま
れ、上方に開口する凹部６４ｇとよりなる。
に形成された鍔部６ｇは、濾過部５の周端部５１より水
平に伸びる第１水平部分６０と、第１水平部分部６０よ
り下方に垂直に伸びる垂直部分６１ｇと、垂直部分６１
ｇより水平に伸びる第２水平部分６２ｇと、第２水平部
分６２ｇの先端側に形成され第２水平部分６２ｇの下面
６２０ｇと面ー状態の下面６３０ｇ（シール面となる部
分）をもつ厚いシール部６３ｇと、３領域（垂直部分６
１ｇ、第２水平部分６２ｇ、シール部６３ｇ）で囲ま
れ、上方に開口する凹部６４ｇとよりなる。
【００３７】なお、鍔部６ｇは、第１水平部分６０ｇ、
垂直部分６１ｇ、第２水平部分６２ｇがポリエチレンテ
レフタレートを用いた密度の高い硬質部６ｂで形成さ
れ、シール部６３ｇがポリエチレンテレフタレートを用
いた密度の低い軟質部６ａで形成されている。この変形
例７のエアフィルタ１Ｇには、前記前記実施例のエアフ
ィルタ１の効果が得られる他、フィルタエレメント４の
濾過部５に一体的に形成された鍔部６ｇは、その周囲
を、ケース２の周壁２１および水平部分２１１と、キャ
ップ３の第１水平部分３３０、第２水平部分３３１、垂
下部分３３２、凸部３３３とで囲まれて拘束されるとと
もに、凹部６４ｇに嵌合する前記凸部３３３の少なくと
もその一部が、予め凹部６４ｇに収容されたシール剤ｇ
に埋没した状態に保持されるため、シール性を高めるこ
とができる。
垂直部分６１ｇ、第２水平部分６２ｇがポリエチレンテ
レフタレートを用いた密度の高い硬質部６ｂで形成さ
れ、シール部６３ｇがポリエチレンテレフタレートを用
いた密度の低い軟質部６ａで形成されている。この変形
例７のエアフィルタ１Ｇには、前記前記実施例のエアフ
ィルタ１の効果が得られる他、フィルタエレメント４の
濾過部５に一体的に形成された鍔部６ｇは、その周囲
を、ケース２の周壁２１および水平部分２１１と、キャ
ップ３の第１水平部分３３０、第２水平部分３３１、垂
下部分３３２、凸部３３３とで囲まれて拘束されるとと
もに、凹部６４ｇに嵌合する前記凸部３３３の少なくと
もその一部が、予め凹部６４ｇに収容されたシール剤ｇ
に埋没した状態に保持されるため、シール性を高めるこ
とができる。
【００３８】（変形例８）図１１に変形例８として示す
フィルタエレメント４ｈは、濾過部５ｈの高さｈの中央
における周側部ｈ１に鍔部６を形成したこと以外は、実
施例のエアフィルタ１に用いたフィルタエレメント４と
同じ構成である。この変形例８のフィルタエレメント４
ｈを用いた図略のエアフィルタ１Ｈの場合も、前記実施
例のエアフィルタ１と同じ効果を得ることができる。
フィルタエレメント４ｈは、濾過部５ｈの高さｈの中央
における周側部ｈ１に鍔部６を形成したこと以外は、実
施例のエアフィルタ１に用いたフィルタエレメント４と
同じ構成である。この変形例８のフィルタエレメント４
ｈを用いた図略のエアフィルタ１Ｈの場合も、前記実施
例のエアフィルタ１と同じ効果を得ることができる。
【００３９】（変形例９）図１２、図１３に示す変形例
９のエアフィルタ１Ｊは、フィルタエレメント４ｊの誤
組付けを防止するため、キャップ３ｊのフランジ部３３
ｊの一部に欠損部３７ｊを形成し、一方、ケース２ｊの
フランジ部２３ｊに前記欠損部３７ｊに対向する凸部２
６ｊを形成し、さらにフィルタエレメント４ｊの鍔部６
の一部を形状変更して前記欠損部３７ｊ及び前記凸部２
６ｊに嵌合する凹部６４ｊを形成したこと以外は、実施
例のエアフィルタ１と同じ構成である。
９のエアフィルタ１Ｊは、フィルタエレメント４ｊの誤
組付けを防止するため、キャップ３ｊのフランジ部３３
ｊの一部に欠損部３７ｊを形成し、一方、ケース２ｊの
フランジ部２３ｊに前記欠損部３７ｊに対向する凸部２
６ｊを形成し、さらにフィルタエレメント４ｊの鍔部６
の一部を形状変更して前記欠損部３７ｊ及び前記凸部２
６ｊに嵌合する凹部６４ｊを形成したこと以外は、実施
例のエアフィルタ１と同じ構成である。
【００４０】この変形例９のエアフィルタ１Ｊの場合
も、前記実施例のエアフィルタ１と同じ効果を得ること
ができる。 （変形例１０）図１４に変形例１０として示すフィルタ
エレメント４ｋは、特殊な形状（正面側から視認して略
逆Ｌ字状）を備えたもので、小パーツに区切ったヒダ織
り状の濾過部５ｋを複数個組み合わせた後、互いに熱溶
着することにより連結、一体化させその外周部に鍔部６
ｋを形成したこと以外は、実施例のエアフィルタ１に用
いたフィルタエレメント４と同じ構成である。
も、前記実施例のエアフィルタ１と同じ効果を得ること
ができる。 （変形例１０）図１４に変形例１０として示すフィルタ
エレメント４ｋは、特殊な形状（正面側から視認して略
逆Ｌ字状）を備えたもので、小パーツに区切ったヒダ織
り状の濾過部５ｋを複数個組み合わせた後、互いに熱溶
着することにより連結、一体化させその外周部に鍔部６
ｋを形成したこと以外は、実施例のエアフィルタ１に用
いたフィルタエレメント４と同じ構成である。
【００４１】変形例１０のフィルタエレメント４ｋを用
いた図略のエアフィルタの場合も、前記実施例のエアフ
ィルタ１と同じ効果を得ることができる。なお、前記フ
ィルタエレメント４ｋの形状は、前記の場合に限定され
るものではなく、複数個の濾過部５ｋを互いに熱溶着す
ることにより連結、一体化させる前に、目的とする組み
合わせ形状に設定することができる。
いた図略のエアフィルタの場合も、前記実施例のエアフ
ィルタ１と同じ効果を得ることができる。なお、前記フ
ィルタエレメント４ｋの形状は、前記の場合に限定され
るものではなく、複数個の濾過部５ｋを互いに熱溶着す
ることにより連結、一体化させる前に、目的とする組み
合わせ形状に設定することができる。
【００４２】
【発明の効果】前記のように構成された本発明のエアフ
ィルタによると、ケースとキャップとの間に収容するた
めの組付け時におけるフィルタエレメントの鍔部は、そ
の下面側をケースのフランジ部に載置された状態で上面
側からキャップのフランジ部で押圧されると、フィルタ
エレメントは、その鍔部の凹部がケースのフランジ部の
凸部の傾斜部分に沿って案内され移動し、かつ所定の定
位置で凸部に嵌合するため、素早く位置決めできる。ま
た、前記位置決め後に固定、保持されるキャップによっ
てフィルタエレメントの熱による収縮を防止できる。
ィルタによると、ケースとキャップとの間に収容するた
めの組付け時におけるフィルタエレメントの鍔部は、そ
の下面側をケースのフランジ部に載置された状態で上面
側からキャップのフランジ部で押圧されると、フィルタ
エレメントは、その鍔部の凹部がケースのフランジ部の
凸部の傾斜部分に沿って案内され移動し、かつ所定の定
位置で凸部に嵌合するため、素早く位置決めできる。ま
た、前記位置決め後に固定、保持されるキャップによっ
てフィルタエレメントの熱による収縮を防止できる。
【００４３】そして、この組付け時のフィルタエレメン
トは、ケースあるいはキャップのいずれか一方のフラン
ジ部に形成された凸部の傾斜部分に沿って、鍔部の凹部
が案内されない限りは、組付けできない構成であるた
め、ケースとキャップとで形成される空間を濾過前後の
ダスティ側とクリーン側とに区画する位置に組付ける
時、１８０度反転してダスティ側およびクリーン側に対
向する位置（逆位置）に誤組付することを防止できる。
トは、ケースあるいはキャップのいずれか一方のフラン
ジ部に形成された凸部の傾斜部分に沿って、鍔部の凹部
が案内されない限りは、組付けできない構成であるた
め、ケースとキャップとで形成される空間を濾過前後の
ダスティ側とクリーン側とに区画する位置に組付ける
時、１８０度反転してダスティ側およびクリーン側に対
向する位置（逆位置）に誤組付することを防止できる。
【００４４】従って、本発明のエアフィルタの場合に
は、従来の平坦なフランジをもつフィルタエレメントに
より発生する逆組付けを解消でき、かつ確実に定位置に
固定保持することができるため、組付け作業性を向上で
きる。
は、従来の平坦なフランジをもつフィルタエレメントに
より発生する逆組付けを解消でき、かつ確実に定位置に
固定保持することができるため、組付け作業性を向上で
きる。
【図１】実施例におけるエアフィルタの使用状態を示
し、かつフィルタエレメントの鍔部をキャップのフラン
ジ部とケースのフランジ部とで挟持した状態を示す断面
図。
し、かつフィルタエレメントの鍔部をキャップのフラン
ジ部とケースのフランジ部とで挟持した状態を示す断面
図。
【図２】図１におけるフィルタエレメントの鍔部をキャ
ップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持する前
の状態を拡大して示す拡大部分図。
ップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持する前
の状態を拡大して示す拡大部分図。
【図３】図１におけるフィルタエレメントの鍔部をキャ
ップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持した状
態を拡大して示す拡大部分図。
ップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持した状
態を拡大して示す拡大部分図。
【図４】変形例１におけるフィルタエレメントの鍔部を
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
【図５】変形例２におけるフィルタエレメントの鍔部を
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
【図６】変形例３におけるフィルタエレメントの鍔部を
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
【図７】変形例４におけるフィルタエレメントの鍔部を
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
【図８】変形例５におけるフィルタエレメントの鍔部を
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持し
た状態を拡大して示す拡大部分図。
【図９】変形例６におけるフィルタエレメントの鍔部を
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持す
る状態を拡大して示す拡大部分図。
キャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持す
る状態を拡大して示す拡大部分図。
【図１０】変形例７におけるフィルタエレメントの鍔部
をキャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持
した状態を拡大して示す拡大部分図。
をキャップのフランジ部とケースのフランジ部とで挟持
した状態を拡大して示す拡大部分図。
【図１１】変形例８としてのフィルタエレメントを示す
斜視図。
斜視図。
【図１２】変形例９におけるフィルタエレメントを示す
平面図。
平面図。
【図１３】図１２におけるＡーＡ線断面矢視図。
【図１４】変形例１０としてのフィルタエレメントを示
す斜視図。
す斜視図。
１…エアフィルタ ２…ケース ２３…フランジ ３…キャップ ３３…フランジ ４…フィルタエレメント ５…濾過部 ６…鍔部 ６ａ…軟質部 ６ｂ…
硬質部
硬質部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 浩一 愛知県刈谷市豊田町１丁目１番地 豊田 紡織株式会社内 (72)発明者 鵜飼 秀仁 愛知県刈谷市豊田町１丁目１番地 豊田 紡織株式会社内 (72)発明者 白井 勝行 愛知県刈谷市豊田町１丁目１番地 豊田 紡織株式会社内 (72)発明者 本田 稔 愛知県刈谷市豊田町１丁目１番地 豊田 紡織株式会社内 (72)発明者 西本 隆司 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 橋岡 仁 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 茂呂田 健二郎 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自 動車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】ヒダ織り状の濾過部とその外周に形成され
シール作用をもつ鍔部とが同一材料より一体成形された
フィルタエレメントと、 前記エレメントの前記鍔部を挟持するフランジ部をもつ
キャップおよびケースと、よりなるエアフィルタにおい
て、 前記キャップの前記フランジ部あるいは前記ケースの前
記フランジ部のいずれか一方は、傾斜部分をもつ凸部を
備え、 前記フィルタエレメントの前記鍔部は、所定の定位置で
前記凸部に嵌合して位置決めされる凹部を備え、 前記凹部の内側面と外側面との一方は、前記凸部の前記
傾斜部分に接し前記傾斜部分に沿って案内され、他方
は、前記凸部に押圧されて、前記凸部と前記凹部との間
をシールすることを特徴とするエアフィルタ。 - 【請求項２】同一材料により一体形成された前記濾過部
と前記鍔部とは、低融点樹脂繊維を含み、 前記凸部は、前記凹部の内側面と外側面との他方が押圧
される傾斜部分を備え、 前記凹部の内側面と外側面との一方が案内される傾斜部
分と、前記凹部の内側面と外側面との他方が押圧される
傾斜部分とがなす角度は、前記凹部が前記凸部に嵌合し
た際に、前記凸部の先端が前記凹部の底部に当接するよ
り先に前記凹部の内側面と外側面との両方が前記凸部に
当接するように形成されている前記請求項１記載のエア
フィルタ。 - 【請求項３】前記フィルタエレメントの前記凹部は、前
記凸部の前記傾斜部分で前記フィルタエレメントの内周
側と接する領域に低融点樹脂繊維を熱圧縮して形成され
た硬質部をもつ前記請求項１または前記請求項２記載の
エアフィルタ。 - 【請求項４】前記フィルタエレメントの前記凹部は、前
記凸部の前記傾斜部分で前記フィルタエレメントの外周
側と接する領域に前記硬質部より厚い軟質部をもつ前記
請求項３記載のエアフィルタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23593498A JP3298052B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | エアフィルタ |
| US09/369,886 US6293984B1 (en) | 1998-08-21 | 1999-08-09 | Air filter |
| EP99115985A EP0982062B1 (en) | 1998-08-21 | 1999-08-13 | Air filter |
| DE69917846T DE69917846T2 (de) | 1998-08-21 | 1999-08-13 | Luftfilter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23593498A JP3298052B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | エアフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000064917A JP2000064917A (ja) | 2000-03-03 |
| JP3298052B2 true JP3298052B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=16993405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23593498A Expired - Lifetime JP3298052B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | エアフィルタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6293984B1 (ja) |
| EP (1) | EP0982062B1 (ja) |
| JP (1) | JP3298052B2 (ja) |
| DE (1) | DE69917846T2 (ja) |
Families Citing this family (64)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10053983C1 (de) * | 2000-10-31 | 2002-06-27 | Montaplast Gmbh | Verschlussvorrichtung |
| JP4595206B2 (ja) * | 2001-01-24 | 2010-12-08 | トヨタ紡織株式会社 | フィルタ及びその製造方法 |
| US20020166312A1 (en) * | 2001-04-05 | 2002-11-14 | Phelps Albert Caroll | Air cleaner assembly with disposable environmentally friendly filter element |
| US6966940B2 (en) | 2002-04-04 | 2005-11-22 | Donaldson Company, Inc. | Air filter cartridge |
| CA2480249C (en) * | 2002-04-10 | 2009-09-15 | Buckman Jet Drilling, Inc. | Nozzle for jet drilling |
| CA2516007C (en) | 2003-02-11 | 2014-09-02 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner arrangements; serviceable filter elements; and, methods |
| US6890366B2 (en) * | 2003-04-17 | 2005-05-10 | Visteon Global Technologies, Inc. | Sealed engine air filter system |
| WO2007056589A2 (en) | 2005-11-09 | 2007-05-18 | Donaldson Company, Inc. | Seal arrangement for filter element; filter element assembly: and, methods |
| CA2550734C (en) | 2003-12-22 | 2015-06-30 | Donaldson Company, Inc. | Filter element comprising a seal arrangement and method for making the same |
| EP2679293A1 (en) | 2004-03-24 | 2014-01-01 | Donaldson Company, Inc. | Air Cleaner |
| JP5186207B2 (ja) | 2004-04-30 | 2013-04-17 | ドナルドソン カンパニー，インコーポレイティド | フィルタの構造、ハウジング、アセンブリ、および方法 |
| DE602005024687D1 (de) | 2004-06-14 | 2010-12-23 | Donaldson Co Inc | Luftfilteranordnung und verfahren |
| DE102004031809B4 (de) * | 2004-07-01 | 2006-06-14 | Carl Freudenberg Kg | Filterelement und Filteranordnung |
| BRPI0514104B8 (pt) * | 2004-08-06 | 2016-10-11 | Donaldson Co Inc | arranjo de cartucho de filtro, limpador de ar e método para formar um arranjo de cartucho de filtro |
| JP4563768B2 (ja) * | 2004-10-15 | 2010-10-13 | 本田技研工業株式会社 | エアクリーナ |
| US7569090B2 (en) | 2004-11-12 | 2009-08-04 | Donaldson Company, Inc. | Method of forming filter arrangements; and, apparatus |
| JP4820376B2 (ja) | 2005-01-13 | 2011-11-24 | ドナルドソン カンパニー，インコーポレイティド | エアフィルタカートリッジ及びエアクリーナ装置 |
| DE102005029750A1 (de) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Mann + Hummel Gmbh | Filterdichtsystem |
| JP2009511264A (ja) | 2005-10-11 | 2009-03-19 | ドナルドソン カンパニー，インコーポレイティド | エアフィルタの構成物、組立品および方法 |
| US20080134653A1 (en) * | 2006-12-07 | 2008-06-12 | Neville Bugli | Sealess filtration device |
| CN102861483B (zh) | 2007-02-26 | 2015-08-19 | 唐纳森公司 | 空气过滤装置;空气滤清器组件和方法 |
| JP4312806B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2009-08-12 | 株式会社デンソー | 内燃機関のエアクリーナ |
| EP2190554B1 (en) | 2007-09-07 | 2013-01-09 | Donaldson Company, Inc. | Air filter assembly |
| JP2011502782A (ja) | 2007-11-15 | 2011-01-27 | ドナルドソン カンパニー，インコーポレイティド | エアフィルタ構成物、アセンブリおよび方法 |
| EP2257359B1 (en) * | 2008-02-25 | 2020-08-19 | Donaldson Company, Inc. | Filter element for pulse cleaning and methods |
| CN102046264B (zh) * | 2008-04-04 | 2014-08-20 | 唐纳森公司 | 过滤元件、集尘器和方法 |
| KR101675602B1 (ko) * | 2008-06-11 | 2016-11-11 | 만 운트 훔멜 게엠베하 | 가스상 유체를 여과하기 위한 필터 유닛 |
| DE102009009066A1 (de) * | 2009-02-16 | 2010-08-26 | Mann + Hummel Gmbh | Filtereinrichtung zur Filtration gasförmiger Fluide |
| US8061530B2 (en) | 2009-04-09 | 2011-11-22 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filtration sealing system |
| JP5573506B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2014-08-20 | トヨタ紡織株式会社 | 部品取付構造 |
| DE102010041948A1 (de) * | 2010-10-04 | 2012-04-05 | Mahle International Gmbh | Filtereinrichtung |
| WO2012067133A1 (ja) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | 株式会社Roki | エアクリーナ |
| BR112013034074B1 (pt) | 2011-06-30 | 2021-02-23 | Donaldson Company, Inc | cartucho de filtro e montagem de filtro de ventilação de cárter |
| JP6214555B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2017-10-18 | マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 保持形状を有するエアフィルタ要素 |
| CN104039419B (zh) | 2012-01-13 | 2017-02-08 | 曼·胡默尔有限公司 | 带有保持几何结构的空气过滤元件 |
| DE112013000560A5 (de) * | 2012-01-13 | 2014-11-06 | Mann + Hummel Gmbh | Luftfilterelement mit Haltegeometrie |
| DE102012019320B4 (de) * | 2012-10-02 | 2020-09-24 | Mann+Hummel Gmbh | Stützeinrichtung eines Filters, Flachfilterelement eines Filters und Filter |
| CN108412645B (zh) | 2013-05-22 | 2020-10-16 | 唐纳森公司 | 空气滤清器和过滤元件 |
| CN104214021B (zh) * | 2013-05-31 | 2017-06-30 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 空气滤清器 |
| KR102116899B1 (ko) | 2013-06-28 | 2020-06-01 | 도날드슨 컴파니, 인코포레이티드 | 에어 클리너 조립체를 위한 필터 카트리지 |
| US9744491B2 (en) * | 2014-04-02 | 2017-08-29 | Eric A. Cordova | In-line modular air filtering system for ductwork |
| DE102014012881B4 (de) * | 2014-09-04 | 2024-05-29 | Mann+Hummel Gmbh | Luftfiltergehäuse und Luftfilter für einen Luftansaugtrakt einer Verbrennungsmaschine |
| WO2016044293A1 (en) | 2014-09-15 | 2016-03-24 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridges; air cleaner assemblies; housings; features; components; and, methods |
| JP6222026B2 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-11-01 | トヨタ紡織株式会社 | エアクリーナ |
| JP6331913B2 (ja) * | 2014-09-17 | 2018-05-30 | トヨタ紡織株式会社 | エアクリーナ |
| JP6287744B2 (ja) * | 2014-10-03 | 2018-03-07 | トヨタ紡織株式会社 | フィルタエレメント及びエアクリーナ |
| WO2016105560A2 (en) | 2014-12-27 | 2016-06-30 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridges; air cleaner assemblies;housings; features; components; and, methods |
| EP4292690A1 (en) | 2015-03-02 | 2023-12-20 | Donaldson Company, Inc. | Air filter cartridge |
| US11278833B2 (en) | 2015-08-17 | 2022-03-22 | Parker-Hamilton Corporation | Filter media packs, methods of making, and ultrasonic cutting or welding |
| CA2995765C (en) | 2015-08-17 | 2023-11-07 | Clarcor Inc. | Filter media packs, methods of making and filter media presses |
| WO2017099984A1 (en) | 2015-12-11 | 2017-06-15 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filter with variable cross-section axial seal |
| US11167234B2 (en) | 2016-03-18 | 2021-11-09 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Interlocked stable filter assembly |
| DE102016005007A1 (de) * | 2016-04-25 | 2017-10-26 | Nilfisk A/S | Filterelement und Schmutzsauger mit Filteraufnahme für ein solches Filterelement |
| US11141687B2 (en) | 2016-05-02 | 2021-10-12 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filter with interlocking housing interface |
| FR3051123B1 (fr) | 2016-05-13 | 2018-05-11 | Nanoinspect | Cassette amovible pour appareil de prelevement de nanoparticules presents dans un aerosol, et ensemble de filtration pour une telle cassette |
| DE102016006607A1 (de) | 2016-06-02 | 2017-12-07 | Mann+Hummel Gmbh | Filterelement einer Filtervorrichtung, Filtergehäuse und Filtervorrichtung |
| KR102440500B1 (ko) * | 2016-12-12 | 2022-09-06 | 현대자동차주식회사 | 프레임리스 셀프 락 필터 및 에어클리너 |
| DE112018000527T5 (de) | 2017-01-25 | 2019-10-10 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Erweiterbarer gewindeadapter für gewindelosen mantel |
| WO2018156489A1 (en) | 2017-02-21 | 2018-08-30 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Undulated interlocking housing-endplate interface geometry |
| DE112018000692T5 (de) | 2017-03-16 | 2019-10-17 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filtrationsabdichtungssystem |
| EP3615177B1 (en) | 2017-04-26 | 2023-06-07 | GVS Filtration Inc. | Multiple bead air filter seal |
| US11198082B2 (en) | 2017-08-31 | 2021-12-14 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridges; air cleaner assemblies; housings; features; components; and methods |
| USD905842S1 (en) | 2018-06-15 | 2020-12-22 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridge |
| CN110159464A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-08-23 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种空气滤清器壳体与滤芯的密封结构 |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1890499A (en) | 1931-11-25 | 1932-12-13 | Davies Charles | Filter |
| US3017698A (en) | 1958-03-25 | 1962-01-23 | Res Prod Corp | Air filter with integral frame |
| DE2137309C3 (de) | 1971-07-26 | 1979-08-02 | Purolator Filter Gmbh, 7110 Oehringen | Filter mit einem aus einem Zickzack förmig gefalteten, mit thermoplastischem Kunstharz imprägnierten Filterpapierstreifen bestehenden Faltblock |
| US3834134A (en) * | 1972-11-15 | 1974-09-10 | American Air Filter Co | Fluid tight seal for fluid treating filter |
| JP2631391B2 (ja) * | 1988-02-26 | 1997-07-16 | 豊田合成株式会社 | フイルター付きタンク |
| DE59104696D1 (de) | 1990-12-08 | 1995-03-30 | Knecht Filterwerke Gmbh | Filtereinsatz für insbesondere Gasfilter. |
| DE4412474C2 (de) * | 1994-04-14 | 1997-08-07 | Mann & Hummel Filter | Luftfilter, insbesondere für die Ansaugluft einer Brennkraftmaschine |
| JP3385733B2 (ja) | 1994-07-11 | 2003-03-10 | チッソ株式会社 | プロピレン系ブロック共重合体組成物 |
| US5674302A (en) * | 1994-07-12 | 1997-10-07 | Nippondenso Co., Ltd. | Automobile filter element |
| JP3801231B2 (ja) | 1995-05-15 | 2006-07-26 | 株式会社デンソー | フィルタエレメントおよびその製造方法 |
| JP3499320B2 (ja) * | 1995-03-09 | 2004-02-23 | 豊田紡織株式会社 | エアフィルタ |
| JPH08257335A (ja) | 1995-03-24 | 1996-10-08 | Nippondenso Co Ltd | フィルタの製造方法及びフィルタ |
| US5605554A (en) * | 1995-08-30 | 1997-02-25 | Siemens Electric Limited | Multi-piece air filter housing and closure arrangement |
| DE19654188C5 (de) | 1995-12-26 | 2010-09-23 | Toyoda Boshoku Corp., Kariya-shi | Filterelement und Verfahren für dessen Herstellung |
| DE19736267C1 (de) * | 1997-08-21 | 1998-12-03 | Freudenberg Carl Fa | Verfahren zur Herstellung eines Filtereinsatzes |
| US5853577A (en) * | 1997-09-22 | 1998-12-29 | Spx Corporation | Orbital vibration welded filter |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23593498A patent/JP3298052B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-08-09 US US09/369,886 patent/US6293984B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-13 DE DE69917846T patent/DE69917846T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-13 EP EP99115985A patent/EP0982062B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69917846D1 (de) | 2004-07-15 |
| DE69917846T2 (de) | 2005-06-23 |
| EP0982062A3 (en) | 2000-07-05 |
| US6293984B1 (en) | 2001-09-25 |
| EP0982062A2 (en) | 2000-03-01 |
| EP0982062B1 (en) | 2004-06-09 |
| JP2000064917A (ja) | 2000-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3298052B2 (ja) | エアフィルタ | |
| JP4372356B2 (ja) | ハウジング、フィルター、およびフィルターインサート | |
| US6045600A (en) | Filter cartridge and a method for its manufacture | |
| US7442221B2 (en) | Filter element | |
| US5863482A (en) | Method for manufacturing a filter insert | |
| US6383268B2 (en) | Air cleaner | |
| US7879124B2 (en) | Air cleaner and method of manufacturing the same | |
| US20040206058A1 (en) | Sealed engine air filter system | |
| EP1900410A2 (en) | Filter and manufacturing method therefor | |
| US6866694B2 (en) | Air filter unit for a vehicle with an internal-combustion engine | |
| JPH01193462A (ja) | 傾斜接合部密封構造 | |
| WO2024067228A1 (zh) | 车辆 | |
| JPH064363U (ja) | エアクリーナ | |
| WO2003080389A1 (en) | Air vent | |
| JP2000186635A (ja) | キャニスタ | |
| JP3821053B2 (ja) | エンジンヘッドカバー一体式エアクリーナ | |
| CN108778447B (zh) | 互锁稳定的过滤器组件 | |
| JPH0936693A (ja) | 電子部品 | |
| US10233882B2 (en) | Serviceable diesel fuel filter assembly | |
| US10350534B2 (en) | Filter element, in particular for gas filtration | |
| JPS5985472A (ja) | エアクリ−ナのガスマツト取付構造 | |
| US20080110145A1 (en) | Compressible filter element | |
| US20120085696A1 (en) | Filter element and method for its production | |
| KR200151165Y1 (ko) | 자동차용 전면유리 몰딩과 연결부재의 결합구조 | |
| JPH09155135A (ja) | エアクリーナー |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140419 Year of fee payment: 12 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |