JP3291040B2 - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JP3291040B2
JP3291040B2 JP28920992A JP28920992A JP3291040B2 JP 3291040 B2 JP3291040 B2 JP 3291040B2 JP 28920992 A JP28920992 A JP 28920992A JP 28920992 A JP28920992 A JP 28920992A JP 3291040 B2 JP3291040 B2 JP 3291040B2
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昌之 圦本
憲司 田村
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Panasonic Corp
Toyota Motor Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Toyota Motor Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載され、目的
地までの経路を画像表示などによって誘導する車両用経
路誘導装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転者の負担の軽減をするための各種の
装置が検討され、車両に搭載されるようになってきてい
るが、この中に目的地までの経路に沿って誘導を行う経
路誘導装置がある。そして、この経路誘導装置において
は交差点などの分岐点を通過する際に、選択すべき経路
を運転者に知らせる機能を有しており、現在実用に供さ
れているものとして車両のインストルメンツパネルにデ
ィスプレイによる画像表示装置を設けこれにより運転者
に経路を報知する経路誘導装置がある。
【0003】このような装置は、例えば特開平1−17
3817号公報に示されている。この装置においては、
表示地図の縮尺に応じて表示する道路の変更を行ってい
る。すなわち、幅員の狭い道路まで表示すると画面が繁
雑になり読み取りにくくなる場合はこのような道路表示
を省略し、幹線道路などの表示に止めるように制御され
ている。このような道路のランク付が数段階設けられて
おり、縮尺に適したランクの道路が表示される。
【0004】また、経路誘導の際には所定のランク以上
の幹線道路、主要道路のみを対象として経路探索が行わ
れる。これにより、経路探索時間の短縮が図られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、目的地点付近に経路探索に用いられる
以外のランクの道路がある場合、この道路は経路探索さ
れず、よって目的地近傍までの探索が行えないという問
題があった。すなわち、探索対象となっていない道路で
あって目的地点に到達するためには好ましい道路であっ
ても、この道路は経路として選定されないことになる。
このような場合、運転者は不十分な経路案内がなされた
と感ずることになる。
【0006】本発明は前述の課題を解決するためになさ
れたものであり、目的地点付近においては経路案内の対
象となるランク以下の道路を経路案内対象ランクの道路
と見なし、経路探索を行い、目的地点のより近傍まで経
路誘導を行える車両用経路誘導装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる車両用経路誘導装置は、地図情報
に含まれる道路を、経路探索の対象となる道路か、対象
外の道路かを区別する道路ランクによりランク付けして
記憶する道路記憶手段と、前記経路探索時に、前記目的
地点周辺の道路について、その道路ランクが探索対象外
である道路の道路ランクを、探索対象に変更処理する道
路ランク変更手段と、前記変更処理以前の探索対象であ
る道路と、前記変更処理により探索対象となった道路に
基づき経路探索を行う経路算出部と、を有している。
【0008】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、目的
地点付近においては通常、経路探索対象外の道路に対し
ても対象道路として取扱い、より目的地点近傍までの経
路誘導を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を図面に
したがって説明する。
【0010】図1には本装置の構成を示すブロック図が
示されている。道路、地名、建造物名、河川名などの情
報を記憶する地図情報記憶部10が設けられており、こ
の必要に応じて記憶されている地図情報を読みだすこと
ができるようになっている。また、現在の自車両の位置
を測定するための衛星航法システム(以下GPSと記
す)を利用したGPSレシーバ14と、地磁気に基づき
自車両の進行方位を検出する方位センサ16と、ステア
リングの操舵角より変更進路を検出するステアリングセ
ンサ17と、車輪の回転数により走行距離を検出する距
離センサ18が設けられており、これらのセンサの検出
結果に基づき現在位置測定部12は自車両の現在位置を
確定する。
【0011】目的地点までの経路誘導を行う場合には、
目的地点を入力部19により後述する表示部の画面上で
指示したり、地名などにより入力し、現在位置測定部1
2により算出された現在位置から目的地に至る経路を演
算部20に含まれる経路算出部22により算出し、この
算出された経路を経路記憶部24に記憶する。この経路
算出については後述する。
【0012】目的地点を入力し、経路を決定した後、実
際の経路誘導が行われる。前述の演算部20に含まれる
経路案内制御部26は自車両周辺の地図情報を地図情報
記憶部10より読み出し、現在の自車両位置・進行方向
と経路記憶部24に記憶された経路と共に重畳して表示
部28に表示する。
【0013】表示部28は運転席近傍のインストルメン
ツパネル内に設けられており、運転者はこの表示部28
を見ることにより自車両の位置を確認し、また今後の経
路についての情報を得る。この表示の一例を図2に示
す。図2において選択された経路は太い実線100で示
されており、その他の道路は細い実線102で示されて
いる。自車両の位置は丸印104で、進行方向はくさび
型矢印106で示されている。道路の表示については、
線の太さによる区別に限らず色を変えることにより区別
することもできる。また、本装置は従来例と同様、表示
する道路を表示画面の縮尺によって選定するよう構成さ
れている。すなわち、道路にランク付けがなされてお
り、これが道路ランク記憶部10aに記憶されている。
【0014】本装置は経路探索を行う際にも、前述のラ
ンク付けが利用されている。経路探索に関わる道路は、
比較的ランクの高い、国道、都道府県道、有料道路など
の幹線道路の中から選ぶように設定されている。このよ
うにすることにより、裏通りのような細い道を誘導する
ことを避け、若干遠回りであってもバイパスなどの走行
しやすい広い道を誘導するよう構成されている。また、
このように候補となる道路の数を限定することで演算処
理に要する時間の減少を実現している。
【0015】しかし、このように幹線道路のみで経路探
索を行うと前述のように目的地点の近傍まで経路誘導が
行えないという問題がある。そこで本装置においては、
目的地点(特に駅、役所、ゴルフ場等使用頻度の高いと
思われる施設)の近傍の道路については、通常のランク
では経路探索の対象となる道路(探索ランク道路)以外
の対象外道路についてもランクを変更し、経路探索の候
補として探索が行われる。すなわち、道路ごとに付され
たランクを、探索の候補となるように変更する。このラ
ンクの変更は図1の道路ランク変更部22aからの指令
により道路ランク記憶部10にて経路探索に先だって予
め行われる。
【0016】図3、4にて具体的に説明する。図3には
駅前付近の地図が示されている。駅120の正面には駅
前ロータリ124が設けられ、このロータリ124と幹
線道路122を結ぶのが接続道路126、128であ
る。この駅120が目的地点でなく単なる通過地点であ
った場合、駅前ロータリ124は交通の流れが悪く、ま
た接続道路126、128も商店街であり、人通りや荷
物の集配車も多く走行しにくいことが多いので、これら
の道を避けて幹線道路122に沿って走行するのが望ま
しい。よって、初期の設定は幹線道路122を探索の対
とし、その他の道路を対象外とすることが適切であ
る。図中では探索対象の道路を実線表示し、対象外の
路は破線としている。
【0017】しかし、この駅120が目的地点である場
合、探索の対象をこのままにしておいたならば、すなわ
ち幹線道路122のみを探索の対象としていたならば、
経路誘導は交差点130までしか行われない。よって、
その後の経路は運転者が自分で地図を確認し、経路を選
定しなければならない。これを回避するために本実施例
の装置では目的地点として駅120が設定された場合、
この付近の道路に付されたランクを変更して探索対象
道路となるようにする。この状態を示したのが図4であ
り、接続道路126が探索対象に昇格している。したが
って、経路探索が行われれば交差点132より接続道路
126に入り、駅前のロータリ部分124に達し、駅の
直前にまで誘導される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば、
経路探索の対象である道路が目的地点の近傍までない場
合においても目的地点付近の探索の対象外の道路のラ
ンクを探索の対象となるランクに変更し、目的地点近傍
まで経路案内をすることができる。また、本実施例の装
置は、目的地点付近の細い道路まで経路誘導を行うわり
には、探索の候補の道路の数をさほど増加させていない
ので、経路探査に要する時間もほとんど変らない。
【0019】これにより経路誘導が目的地点までしか行
われない場合に比べ、より近くまでの経路誘導が行うこ
とができ、運転者に誘導が最後まで十分に行われたと感
じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる好適な実施例の構成ブロック図
である。
【図2】本実施例の装置の表示例を示す図である。
【図3】本実施例の装置の表示例を示す図であり、特に
目的地付近のランクの低い道路に対して経路誘導の対象
としない場合を示す図である。
【図4】本実施例の装置の表示例を示す図であり、特に
目的地付近のランクの低い道路に対しても経路誘導の対
象とした場合を示す図である。
【符号の説明】
10 地図情報記憶部 10a 道路ランク記憶部 22 経路算出部 22a 道路ランク変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 憲司 神奈川県横浜市緑区佐江戸町600 松下 通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−230299(JP,A) 特開 平4−177289(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 1/00 - 25/00 G08G 1/00 - 9/02 G09B 1/00 - 29/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された出発地点と目的地点とから経
    路探索開始点と経路探索終了点とを設定し、当該開始点
    と終了点の間の経路を探索し、この探索経路を含む地図
    を画面に表示することにより誘導を行う車両用経路誘導
    装置において、 地図情報に含まれる道路を、経路探索の対象となる道路
    か、対象外の道路かを区別する道路ランクによりランク
    付けして記憶する道路記憶手段と、 前記経路探索時に、前記目的地点周辺の道路について、
    その道路ランクが探索対象外である道路の道路ランク
    を、探索対象に変更処理する道路ランク変更手段と、 前記変更処理以前の探索対象である道路と、前記変更処
    理により探索対象となった道路に基づき経路探索を行う
    経路算出部と、 を有する、車両用経路誘導装置。
JP28920992A 1992-10-28 1992-10-28 車両用経路誘導装置 Expired - Lifetime JP3291040B2 (ja)

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JP3348675B2 (ja) * 1999-03-16 2002-11-20 株式会社デンソー 車載用ナビゲーション装置
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