JP2000259875A - 料金収受システム、料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム、料金収受方法

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JP2000259875A
JP2000259875A JP6610999A JP6610999A JP2000259875A JP 2000259875 A JP2000259875 A JP 2000259875A JP 6610999 A JP6610999 A JP 6610999A JP 6610999 A JP6610999 A JP 6610999A JP 2000259875 A JP2000259875 A JP 2000259875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ETCシステムで汎用のクレジットカード使
用できるようにする。 【解決手段】このETCシステムは、車両に搭載され、
ICカードおよびクレジットカードのいずれかのカード
を装着して無線による情報の送受信を行う車載器11
と、有料道路の本線に設置され、車載器11と無線通信
を行うアンテナ9(通信制御機8およびAHS処理機
4)と、車載器11とアンテナ9との無線通信で得られ
たカードの情報に基づき車載器に装着されているカード
の使用可否を判定するホストコンピュータ1とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば料金収受シ
ステム、料金収受方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノンストップ自動料金収受システム(以
下ETCシステムと称す)は、有料道路の料金所に設置
されたアンテナと、車両に搭載した車載器の間で無線通
信を行い、現行の通行券による料金収受に代わり、料金
所を無人化するシステムである。
【0003】このETCシステムを利用した場合、料金
所に収受員が居ないことから、従来の料金所のように出
口ブースで現金を支払うことはできない。
【0004】したがって、料金の支払方法としては、プ
リペイドカードなどによる前払い方式か、クレジットカ
ードなどによる後払い方式となる。現在、ETCシステ
ムに利用するカードはETC専用のカードが検討されて
おり、ETCを利用しようとするものは、ETC専用の
カードを所有しなくてはならない。
【0005】しかし、ETC専用のカードでの運用を考
えると、利用用途が限られることから、ETCシステム
の普及の妨げになる。
【0006】そこで、ETC専用のカードの他に、汎用
のクレジットカードも使用できるようにすることが検討
されている。ところで、汎用のクレジットカードの使用
を考えた場合、セキュリティチェックに時間がかかると
いう問題がある。
【0007】ETCシステムの場合、車載器とアンテナ
が無線通信により情報を交換できるのは、車両が出口料
金所に進入したときに出口車線にそれぞれ設置されてい
るアンテナの通信領域を車両が通行しているときに限ら
れる。通信領域は4〜5メートルである。
【0008】仮に車両が40km/hの速度で走行している
とすれば、通信領域の区間で通信可能な時間は0.5秒
以下となる。
【0009】一方、デパートなどでショッピングをし、
クレジットカードで料金の支払いを行った場合、クレジ
ットカードの使用料金の検索や使用者のブラックリスト
検索処理を実施し、クレジットカードが使用可能か否か
を判定してからクレジットカードでの決済処理に移るた
め、数秒〜数十秒程度かかるのが普通である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようにETCシス
テムにおける通行料金の支払いに汎用のクレジットカー
ドを利用することは、ETCシステムの普及に欠かせな
いことであるが、有料道路の出口での通信時間を考えた
場合、汎用のクレジットカードでは使用可否判定に時間
がかかりすぎてしまいETCシステムには利用できず、
これでは利用者が不便を感じ、ETCシステムの普及が
危ぶまれるという問題があった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、自動料金収受システムの料金決済に汎
用クレジットカードを使用することのできる料金収受シ
ステム、料金収受方法を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の料金収受システムは、車
両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録された汎用
あるいは専用のカード状記憶媒体を装着して無線通信に
よる情報の送受信を行う車載器と、有料道路の入口およ
び有料道路内の本線において、前記車両に搭載された車
載器と無線通信を行い前記カード状記憶媒体の識別情報
を取得する手段と、取得された識別情報に基づき前記車
載器に装着されているカード状記憶媒体の使用可否を判
定する判定手段とを具備したことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明の料金収受システム
は、車両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録され
た汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装着して無線
通信による情報の送受信を行う車載器と、有料道路の入
口および有料道路内の本線において、前記車両に搭載さ
れた車載器と無線通信を行い前記カード状記憶媒体の識
別情報を取得する手段と、取得された識別情報に基づき
前記車載器に装着されているカード状記憶媒体の使用可
否を判定する判定手段と、前記判定手段により判定され
た結果の情報を前記車両が前記本線を走行中に前記車載
器に書き込む手段とを具備したことを特徴としている。
【0014】請求項3記載の発明の料金収受システム
は、車両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録され
た汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装着して無線
通信による情報の送受信を行う車載器と、有料道路の入
口および有料道路内の本線において、前記車両に搭載さ
れた車載器と無線通信を行い前記カード状記憶媒体の識
別情報を取得する手段と、取得された識別情報に基づき
前記車載器に装着されているカード状記憶媒体の使用可
否を判定する判定手段と、前記判定手段により判定され
た結果の情報を前記車両が前記本線を走行中に前記車載
器に書き込む手段と、前記有料道路の出口において前記
車載器との無線通信により得られた前記判定手段の判定
結果の情報に基づき料金収受処理を行う料金収受処理手
段とを具備したことを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明の料金収受システム
は、車両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録され
た汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装着して無線
による情報の送受信を行う車載器と、有料道路の入口お
よび本線に設置され、前記入口に進入する車両に搭載さ
れた車載器、および前記本線を走行する車両に搭載され
た車載器と無線通信を行う複数の無線通信手段と、前記
車載器と前記複数の無線通信手段それぞれとの無線通信
で得られたカード状記憶媒体の情報に基づき前記車載器
に装着されているカード状記憶媒体の使用可否を判定す
る判定手段と、前記判定手段により判定された判定結果
の情報を前記無線通信手段を通じて前記車載器に書き込
む手段と、前記有料道路の出口にて前記車載器との無線
通信により得られた前記判定手段の判定結果の情報に基
づき料金収受処理を行う料金収受処理手段とを具備した
ことを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明の料金収受システム
は、車両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録され
た汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装着して無線
による情報の送受信を行う車載器と、有料道路の入口に
設置され、前記入口に進入する車両に搭載された車載器
と無線通信を行い前記車載器に入口情報を書き込むと共
に前記車載器から前記カード状記憶媒体の識別情報を取
得する入口無線通信手段と、前記入口無線通信手段によ
り取得された前記カード状記憶媒体の識別情報に基づき
前記カード状記憶媒体の使用可否を判定する判定手段
と、前記有料道路の本線に設置され、前記判定手段によ
り判定された結果の情報を本線を走行中の車両に搭載さ
れた前記車載器に書き込む本線無線通信手段と、前記有
料道路の出口に設置され、前記出口に向かう車両に搭載
された車載器と無線通信を行い前記車載器に記憶されて
いる情報を取得する出口無線通信手段と、前記出口無線
通信手段により得られた前記判定手段の判定結果の情報
を基に料金収受処理を行う料金収受処理手段とを具備し
たことを特徴としている。
【0017】請求項6記載の発明の料金収受方法は、車
両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録された汎用
あるいは専用のカード状記憶媒体を装着した車載器と前
記有料道路の入口にて無線通信を行い、前記カード状記
憶媒体の識別情報を取得する工程と、得られたカード状
記憶媒体の識別情報に基づき前記車載器に装着されてい
るカード状記憶媒体の使用可否を判定する工程と、この
判定結果の情報を前記有料道路の本線にて前記車両に搭
載された前記車載器に書き込む工程とを有することを特
徴としている。
【0018】請求項7記載の発明の料金収受方法は、有
料道路の入口にて、車両に搭載され、料金決済用の識別
情報が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体
を装着した車載器と無線通信を行い、前記カード状記憶
媒体の識別情報を取得する工程と、得られたカード状記
憶媒体の識別情報に基づき前記車載器に装着されている
カード状記憶媒体の使用可否を判定する工程と、この判
定結果の情報を前記有料道路の本線にて前記車両に搭載
された前記車載器に書き込む工程と、前記有料道路の出
口にて前記車載器から判定結果の情報を取得して料金収
受処理を行う工程とを有することを特徴としている。
【0019】請求項8記載の発明の料金収受方法は、車
両に搭載され、料金決済用の識別情報が記録された汎用
あるいは専用のカード状記憶媒体を装着した車載器と無
線通信を行い前記車載器に入口情報を書き込むと共に前
記車載器から前記カード状記憶媒体の識別情報を取得す
る工程と、取得された前記カードの識別情報に基づき前
記カードの使用可否を判定する工程と、この判定結果の
情報を前記有料道路の本線にて前記車両に搭載された前
記車載器と無線通信を行い書き込む工程と、前記有料道
路の出口にて前記出口に向かう車両に搭載された車載器
と無線通信を行い前記車載器から前記判定結果の情報を
取得して料金収受処理を行う工程とを有することを特徴
としている。
【0020】請求項1記載の発明では、車両が有料道路
の入口に進入したときあるいは本線を走行中に、車両に
搭載された車載器と無線通信を行い車載器に装着されて
いるカード状記憶媒体の情報を取得し、車載器のカード
状記憶媒体を料金決済に使用可能か否かを判定するの
で、有料道路の出口ではカード状記憶媒体についての使
用可否判定が不要になり、自動料金収受システムにおい
て専用のカード状記憶媒体ばかりでなく汎用のカード状
記憶媒体を使用できるようになる。
【0021】請求項2,7記載の発明では、車両が有料
道路の入口に進入したときあるいは本線を走行中に、車
両に搭載された車載器から得たカード状記憶媒体の情報
を基にカード状記憶媒体が料金決済に使用可能か否かを
判定し、この判定結果情報を車両が本線を走行中に車載
器に書き込むので、有料道路の出口では車載器から判定
結果情報の情報を含む車両側の情報を取得するだけで料
金収受処理が行えるようになり、自動料金収受システム
において専用のカード状記憶媒体ばかりでなく汎用のカ
ード状記憶媒体を使用できるようになる。
【0022】請求項3,8記載の発明では、車両が有料
道路の入口に進入したときあるいは本線を走行中に、車
両に搭載された車載器から得たカード状記憶媒体の情報
を基にカード状記憶媒体が料金決済に使用可能か否かを
判定し、この判定結果情報を車両が本線を走行中に車載
器に書き込み、有料道路の出口において、車載器から判
定結果情報を含む車両側の情報を読み出して料金収受処
理を行うので、有料道路の出口に到達した車両から一々
カード状記憶媒体の情報を取得してその使用可否判定を
上位コンピュータに依頼するといった時間のかかる処理
が不要になり、自動料金収受システムにおいて汎用のカ
ード状記憶媒体を使用できるようになる。 請求項4記
載の発明では、有料道路の入口あるいは本線に設置され
た無線通信手段を使用して車両に搭載された車載器に装
着されたカード状記憶媒体の情報を取得し、カード状記
憶媒体が使用か可能か否かを判定し、この判定結果の情
報を無線通信手段を通じて車載器に書き込んでおき、有
料道路の出口において車載器との無線通信により得られ
た車載器の情報に基づき料金収受処理を行うので、有料
道路の出口に到達した車両から一々カード状記憶媒体の
情報を取得してその使用可否判定を上位コンピュータに
依頼するといった時間のかかる処理が不要になり、自動
料金収受システムにおいて専用のカード状記憶媒体ばか
りでなく汎用のカード状記憶媒体を使用できるようにな
る。
【0023】請求項5,8記載の発明では、有料道路の
入口に車両が進入してくると、入口に設置された入口無
線通信手段で、車両に搭載された車載器と無線通信を行
い車載器に入口情報を書き込むと共に車載器からカード
状記憶媒体の識別情報を取得する。そして、取得したカ
ード状記憶媒体の識別情報に基づきカード状記憶媒体の
使用可否を判定する。この間に車両が有料道路の本線に
到達し本線を走行すると、本線無線通信手段を使用し
て、上記判定結果の情報を本線を走行中の車両に搭載さ
れた車載器に書き込む。車両が有料道路の出口から出る
際に、出口に設置された出口無線通信手段を使用して出
口に向かう車両に搭載された車載器と無線通信を行い車
載器に記憶されている情報を取得し、得られた車載器の
情報を基に料金収受処理を行うので、有料道路の出口に
到達した車両から一々カード状記憶媒体の情報を取得し
てその使用可否判定を上位コンピュータに依頼するとい
った時間のかかる処理が不要になり、自動料金収受シス
テムにおいて専用のカード状記憶媒体ばかりでなく汎用
のカード状記憶媒体を使用できるようになる。
【0024】自動料金収受システム、いわゆるETCシ
ステムで汎用のカード状記憶媒体、例えばクレジットカ
ードなどを使用するためには、使用されるクレジットカ
ードが使用可能か否かを判定する処理(カード利用料金
情報の検索やブラックリスト検索情報を含む)を、出口
料金所を通過する前に実施しなければならない。
【0025】しかし、現行のETCシステムでは、車載
器の情報を読み取るのは、入口料金所の入口車線を通行
するときのわずかな時間(1秒以下)と、出口料金所の
出口車線を通行するときのわずかな時間(1秒以下)の
みである。したがって、入口車線を通行するときにクレ
ジットカードの情報を読み取った結果、カードが使用不
可能であった場合、利用者へ警告を通知できる次の機会
は出口車線を通行するときであり、この場合、車両が出
口のETC車線に進入したときに警告を出すことにな
り、この時点でカードが使用不可能であることが解って
間に合わない。このため、ETCシステムで汎用クレジ
ットカードを使用するためには、車載器の情報を読み取
る機会をもう少し増やす必要がある。
【0026】そこで、本発明では、車載器に装着された
クレジットカードが使用可能であるか否かを有料道路の
本線を走行中に判定することで、有料道路の出口におい
て無線通信により料金収受処理を行えるようになり、自
動料金収受システムの料金決済に汎用クレジットカード
を使用することができる。
【0027】車両が有料道路の本線を走行中に判定する
ためには、既に実用化が検討されている自動運転システ
ム用に有料道路の本線上に複数設置されたアンテナを利
用する。
【0028】なお、本発明では、高速道路上で、車載器
にカードが装着されるたびにそのカードが使用可能であ
るか否かを判定し、判定結果で使用可能な場合は車載器
にその判定結果の情報を記憶し、判定結果で使用不可能
な場合は、車載器にその旨を伝え報知する。
【0029】したがって、車両が出口車線に入る際に
は、カードが使用可能か否かを利用者が解っており、カ
ードが使用可能であればETC専用車線に入れば自動収
受処理で料金決済を行える。また、カードが使用不可能
であれば、始めから有人の出口ブースへ向かうことで、
カード以外の方法で料金決済を行える。
【0030】また、自動運転システム用のアンテナを用
いない方法もある。具体的には、例えば携帯電話や自動
車電話などの既存の移動体通信システムの設備を使用す
る方法、あるいは本線上にETCシステム専用の複数の
アンテナを設置する方法などがあるが、この他、将来実
施することが検討されている高速道路の自動運転システ
ム用に高速道路の本線上に設置されているアンテナを利
用するようにしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の料金収受システムに係る一
つの実施の形態であるノンストップ自動料金収受システ
ム(以下ETCシステムと称す)の構成を示す図であ
る。
【0033】同図において、1は判定手段としてのホス
トコンピュータである。このホストコンピュータ1には
有料道路、例えば高速道路の出入口の料金所の入口車線
および出口車線にそれぞれ設置されたETC処理機2,
3と、高速道路を走行する車両を自動運転させる自動運
転システム(以下AHSと称す)の処理機(以下AHS
処理機4と称す)とが専用の通信回線5を介して接続さ
れている。ETC処理機2は入口料金所情報の書き込み
処理などの入口処理を行うものである。ETC処理機3
は料金収受処理を行うものである。AHS処理機4は高
速道路を走行中の車両に対して自動運転制御を行うもの
である。
【0034】ETC処理機2,3およびAHS処理機4
は電話回線6にも接続されている。ETC処理機2には
入口アンテナ7が接続されている。入口アンテナ7は入
口車線から高速道路の車両走行路(以下本線と称す)に
入る車両に搭載された車載器11に入口料金所情報を無
線通信で渡し記憶させるためのものである。車載器11
には、スロットが設けられており、このスロットにIC
カードあるいはクレジットカードなどのカード状記憶媒
体が装着されている。ICカードはETCシステム専用
の料金収受用カードである。クレジットカードは例えば
料金後払い式の汎用のカードである。
【0035】AHS処理機4には通信制御機8を介して
複数のアンテナ9が接続されている。これら複数のアン
テナ9は高速道路の本線に沿って配置されている。これ
ら複数のアンテナ9は高速道路の本線上を走行中の車両
の車載器11からAHS用の情報とETC用の情報とを
無線通信で得るものである。ETC処理機3には出口ア
ンテナ10が接続されている。出口アンテナ10は出口
車線を車両が通過する際に車両に搭載された車載器11
との無線通信で車両側の情報(車種情報,車載器ID,
入口料金所情報,カード使用可否判定結果の情報,カー
ドNo.など)を取得しこれらの情報を基にETC処理
機3が料金収受処理を行うためのものである。
【0036】以下、図2〜図4を参照してこのETCシ
ステムの動作を説明する。このETCシステムでは、汎
用クレジットカード決済を希望する利用者(ドライバ
ー)は、自分が運転する車両が高速道路に入る前に、車
載器11に汎用クレジットカードを挿入する。車載器1
1は、挿入されたカードが汎用クレジットカードである
ことをカードの磁気情報などから検知する。
【0037】そして、その車両が高速道路の入口車線を
通過するときに、車両が入口アンテナ7の無線通信エリ
アに入ると、入口アンテナ7から通信要求が行われ、車
載器11からの応答待ちとなる。
【0038】ここで、車載器11からの応答がなけれ
ば、ETC処理機2は無線通信が不可能と判定し(図2
のS101のNo)、ETC処理ではなく通常の通行券
を発行する処理を行う(S102)。
【0039】一方、車両に搭載された車載器11から応
答があると、ETC処理機2は入口アンテナ7と車載器
11との無線通信が可能となったものと判定し(S10
1のYes)、情報の送受信が行われるようになる。こ
の情報の送受信で、車載器11からはETC処理機2
に、まず、車載器IDが送られてくるので、ETC処理
機2はこの車載器IDを読み取り(S103)、続い
て、車載器11に装着されているカードNo.例えば汎
用クレジットカードのID番号などが送られてくるの
で、ETC処理機2はこのカードNo.を読み取る(S
104)。このカードNo.を料金決済用の識別情報と
いう。
【0040】また、この無線通信で車載器11にはET
C処理機2から入口料金所情報が得られ、車載器11の
内部のメモリに入口料金所情報が書き込まれる(S10
5)。 続いて、ETC処理機2は車両側から得られた
汎用クレジットカードのID番号(カードNo.)をこ
のETCシステムの上位コンピュータであるホストコン
ピュータ1に専用の通信回線5を通じて転送する。
【0041】クレジットカードのID番号を受け取った
ホストコンピュータ1は、通常の店頭でのクレジットカ
ード決済と同様にオン・ラインでそのクレジットカード
関連のサーバにアクセスしカード利用額の検索やブラッ
クリスト検索を行い、そのクレジットカードが使用可能
なカードか否かを判定する。
【0042】ここで、クレジットカードが例えば使用不
可能である場合はそのことを利用者に伝えなければなら
ないが、ホストコンピュータ1側で判定が確定する頃に
は車両は既にETCシステムの入口車線を通過してしま
っているので、入口料金所のETC処理機2に接続され
ている入口アンテナ7での無線通信では、そのカードが
使用不可能であることを車載器11に通知できない。
【0043】そこで、ホストコンピュータ1は本線に複
数設置されたAHS用のアンテナ9を使用して、クレジ
ットカードが使用不可能であることを本線上を走行中の
車両の車載器11に無線通信で通知する。
【0044】この場合、図3に示すように、本線上を走
行する車両に搭載された車載器11と本線に沿って複数
設置されたAHS用のアンテナ9との通信が可能になる
と(S201のYes)、ASH処理機4は、車載器1
1に対して車載器11にセットされているカードのカー
ドNo.を送るよう指示し、これにより、車載器11か
らカードNo.が送られ、ASH処理機4は、アンテナ
9を通じてカードNo.を読み取る(S202)。
【0045】そして、ASH処理機4は、上記ETC処
理機2の処理と同様に、車両側から得られたカードN
o.をホストコンピュータ1に専用の通信回線5を通じ
て転送する。
【0046】カードNo.を受け取ったホストコンピュ
ータ1は、受け取ったカードNo.を基に検索処理を行
う(S203)。
【0047】ここで、既にカード使用可否の判定結果が
出ていれば、判定結果の情報をASH処理機4、通信制
御機8およびアンテナ9を通じて車載器11に通知す
る。
【0048】一方、検索結果、入口料金所での情報とは
異なる場合、ホストコンピュータ1は本線走行中に新た
に装着されたカードと判定し、上記同様に通常の店頭で
のクレジットカード決済と同様にオン・ラインでそのク
レジットカード関連のサーバにアクセスしカード利用額
の検索やブラックリスト検索を行い、そのクレジットカ
ードが使用可能なカードか否かを判定する(S20
4)。
【0049】この判定結果、クレジットカードが使用不
可能なカードであれば(S204のNo)、この判定結
果の情報をASH処理機4、通信制御機8およびアンテ
ナ9を通じて車載器11に通知する。
【0050】走行中の車両の車載器11がこの判定結果
の情報(使用不可能)を受信すると、車載器11は表示
や音声などでクレジットカードが使用不可能である旨
(警告)を利用者に通知する(S205)。
【0051】利用者がこの警告に気付いて、車載器11
から使用不可能なカードを取り出し別のクレジットカー
ド、あるいはETCシステム専用のカードなどを車載器
11に挿入すると、車載器11は再びAHS用のアンテ
ナ9と無線通信を開始し、アンテナ9で得られた新たな
カードの情報を通信制御機8およびAHS処理機4がホ
ストコンピュータ1に転送し、ホストコンピュータ1は
AHS処理機4から得られた新たなカードの情報を基に
車載器11に装着されているカードが使用可能なカード
か否かを再度判定する。
【0052】このように高速道路上で新しいカードが車
載器11に装着されるたびにAHS用のアンテナ9を介
してカードの情報がホストコンピュータ1に送られ、ホ
ストコンピュータ1において、そのカードが使用可能か
否かを判定し、判定結果、使用可能であれば(S204
のYes)、その判定結果の情報を車載器11の内部の
メモリなどに記憶させる(S206)。なおカードが使
用不可能である場合も使用不可能の通知と共に判定結果
が車載器11に記憶される。
【0053】そして、クレジットカードあるいはICカ
ードなどが車載機11に装着された車両が出口料金所の
出口車線に進入し、出口アンテナ10の無線通信エリア
に入り、車載器11とアンテナ10との間で無線通信が
可能となると(図4のS301のYes)、車載器11
はアンテナ10との無線通信で、自身に記憶されていた
車両側の情報、つまりカードが使用可能か否かという判
定結果の情報、入口料金所情報、車両IDなどをETC
処理機3へ送信する。
【0054】車両側の情報が得られたETC処理機3
は、その情報に含まれる判定結果の情報から、車載器1
1に装着されたカードが使用可能か否かを判定し(S3
02)、カードが使用可能であれば(S302のYe
s)、これまで通りのETC処理を行う。
【0055】また、カードが使用不可能であるか(S3
02のNo)、あるいは車載器11との通信が不可能で
あれば(S301のNo)、ETC処理機3は、車両発
進制御機(遮断器など)で車両を停止させ、係員に通報
し、係員による処理となる(S304)。
【0056】なお、このETCシステムにおいて、AH
S用のアンテナ9の代わりに、携帯電話システムのアン
テナやLeaky Coaxial Cable を利用してクレジットカー
ドによる料金支払いを行うようにしてもよい。
【0057】このようにこの実施の形態のETCシステ
ムによれば、入口料金所を通過する際または本線上でク
レジットカードの使用可否を判定しこの判定結果の情報
を少なくとも本線上で車載器11に書き込んでおくこと
で、出口料金所の出口車線では車載器11から判定結果
の情報を得るだけで料金収受処理を行えるので、出口車
線でクレジットカードの使用可否判定に時間を費やすこ
とがなくなり、ETCシステムでの料金支払いに汎用の
クレジットカードを使用することができる。
【0058】このように汎用のクレジットカードが使用
できるということは、ETCシステムをより使いやすく
身近なものとしETCシステムの普及に貢献することが
できる。また、近い将来、クレジットカードやデビット
カード、電子マネーなどの機能を一枚のICカードで行
うシステムも検討されており、これらの汎用のICカー
ドを使用可能にすることはETCシステムを運営する上
での必須条件となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,6記載の
発明によれば、車両が有料道路の入口に進入したときあ
るいは本線を走行中に、車両に搭載された車載器と無線
通信を行い車載器に装着されているカード状記憶媒体の
情報を取得し、車載器のカード状記憶媒体を料金決済に
使用可能か否かを判定するので、有料道路の出口ではカ
ード状記憶媒体についての使用可否判定が不要になり、
自動料金収受システムにおいて専用のカード状記憶媒体
ばかりでなく汎用のカード状記憶媒体を使用できるよう
になる。
【0060】請求項2,7記載の発明によれば、車両が
有料道路の入口に進入したときあるいは本線を走行中
に、車両に搭載された車載器から得たカード状記憶媒体
の情報を基にカード状記憶媒体が料金決済に使用可能か
否かを判定し、この判定結果情報を車両が本線を走行中
に車載器に書き込むので、有料道路の出口では車載器か
ら判定結果情報の情報を含む車両側の情報を取得するだ
けで料金収受処理が行えるようになり、自動料金収受シ
ステムにおいて専用のカード状記憶媒体ばかりでなく汎
用のカード状記憶媒体を使用できるようになる。
【0061】請求項3,8記載の発明によれば、車両が
有料道路の入口に進入したときあるいは本線を走行中
に、車両に搭載された車載器から得たカード状記憶媒体
の情報を基にカード状記憶媒体が料金決済に使用可能か
否かを判定し、この判定結果情報を車両が本線を走行中
に車載器に書き込み、有料道路の出口において、車載器
から判定結果情報を含む車両側の情報を読み出して料金
収受処理を行うので、有料道路の出口に到達した車両か
ら一々カード状記憶媒体の情報を取得してその使用可否
判定を上位コンピュータに依頼するといった時間のかか
る処理が不要になり、自動料金収受システムにおいて汎
用のカード状記憶媒体を使用できるようになる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、有料道路の
入口あるいは本線に設置された無線通信手段を使用して
車両に搭載された車載器に装着されたカード状記憶媒体
の情報を取得し、カード状記憶媒体が使用か可能か否か
を判定し、この判定結果の情報を無線通信手段を通じて
車載器に書き込んでおき、有料道路の出口において車載
器との無線通信により得られた車載器の情報に基づき料
金収受処理を行うので、有料道路の出口に到達した車両
から一々カード状記憶媒体の情報を取得してその使用可
否判定を上位コンピュータに依頼するといった時間のか
かる処理が不要になり、自動料金収受システムにおいて
専用のカード状記憶媒体ばかりでなく汎用のカード状記
憶媒体を使用できるようになる。
【0063】請求項5記載の発明によれば、有料道路の
入口に車両が進入してくると、入口に設置された入口無
線通信手段で、車両に搭載された車載器と無線通信を行
い車載器に入口情報を書き込むと共に車載器からカード
状記憶媒体の識別情報を取得する。そして、取得したカ
ード状記憶媒体の識別情報に基づきカード状記憶媒体の
使用可否を判定する。この間に車両が有料道路の本線に
到達し本線を走行すると、本線無線通信手段を使用し
て、上記判定結果の情報を本線を走行中の車両に搭載さ
れた車載器に書き込む。車両が有料道路の出口から出る
際に、出口に設置された出口無線通信手段を使用して出
口に向かう車両に搭載された車載器と無線通信を行い車
載器に記憶されている情報を取得し、得られた車載器の
情報を基に料金収受処理を行うので、有料道路の出口に
到達した車両から一々カード状記憶媒体の情報を取得し
てその使用可否判定を上位コンピュータに依頼するとい
った時間のかかる処理が不要になり、自動料金収受シス
テムにおいて専用のカード状記憶媒体ばかりでなく汎用
のカード状記憶媒体を使用できるようになる。
【0064】この結果、自動料金収受システムの料金決
済に汎用クレジットカードを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のETCシステムの構成を
示す図。
【図2】このETCシステムにおいて入口車線での動作
を示すフローチャート。
【図3】このETCシステムにおいて本線での動作を示
すフローチャート。
【図4】このETCシステムにおいて出口車線での動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2,3…ETC処理機、4…
AHS処理機、5…専用の通信回線、6…電話回線、7
…入口アンテナ、8…通信制御機、9…AHS用のアン
テナ、10…出口アンテナ、11…車載器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深澤 一夫 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 3E027 EA01 EB02 EC03 EC08 EC10 5H180 AA01 BB04 BB05 BB12 CC12 EE10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着して無線通信による情報の送受信を行う車載器と、 有料道路の入口および有料道路内の本線において、前記
    車両に搭載された車載器と無線通信を行い前記カード状
    記憶媒体の識別情報を取得する手段と、 取得された識別情報に基づき前記車載器に装着されてい
    るカード状記憶媒体の使用可否を判定する判定手段とを
    具備したことを特徴とする料金収受システム。
  2. 【請求項2】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着して無線通信による情報の送受信を行う車載器と、 有料道路の入口および有料道路内の本線において、前記
    車両に搭載された車載器と無線通信を行い前記カード状
    記憶媒体の識別情報を取得する手段と、 取得された識別情報に基づき前記車載器に装着されてい
    るカード状記憶媒体の使用可否を判定する判定手段と、 前記判定手段により判定された結果の情報を前記車両が
    前記本線を走行中に前記車載器に書き込む手段とを具備
    したことを特徴とする料金収受システム。
  3. 【請求項3】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着して無線通信による情報の送受信を行う車載器と、 有料道路の入口および有料道路内の本線において、前記
    車両に搭載された車載器と無線通信を行い前記カード状
    記憶媒体の識別情報を取得する手段と、 取得された識別情報に基づき前記車載器に装着されてい
    るカード状記憶媒体の使用可否を判定する判定手段と、 前記判定手段により判定された結果の情報を前記車両が
    前記本線を走行中に前記車載器に書き込む手段と、 前記有料道路の出口において前記車載器との無線通信に
    より得られた前記判定手段の判定結果の情報に基づき料
    金収受処理を行う料金収受処理手段とを具備したことを
    特徴とする料金収受システム。
  4. 【請求項4】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着して無線による情報の送受信を行う車載器と、 有料道路の入口および本線に設置され、前記入口に進入
    する車両に搭載された車載器、および前記本線を走行す
    る車両に搭載された車載器と無線通信を行う複数の無線
    通信手段と、 前記車載器と前記複数の無線通信手段それぞれとの無線
    通信で得られたカード状記憶媒体の情報に基づき前記車
    載器に装着されているカード状記憶媒体の使用可否を判
    定する判定手段と、 前記判定手段により判定された判定結果の情報を前記無
    線通信手段を通じて前記車載器に書き込む手段と、 前記有料道路の出口にて前記車載器との無線通信により
    得られた前記判定手段の判定結果の情報に基づき料金収
    受処理を行う料金収受処理手段とを具備したことを特徴
    とする料金収受システム。
  5. 【請求項5】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着して無線による情報の送受信を行う車載器と、 有料道路の入口に設置され、前記入口に進入する車両に
    搭載された車載器と無線通信を行い前記車載器に入口情
    報を書き込むと共に前記車載器から前記カード状記憶媒
    体の識別情報を取得する入口無線通信手段と、 前記入口無線通信手段により取得された前記カードの識
    別情報に基づき前記カードの使用可否を判定する判定手
    段と、 前記有料道路の本線に設置され、前記判定手段により判
    定された結果の情報を本線を走行中の車両に搭載された
    前記車載器に書き込む本線無線通信手段と、 前記有料道路の出口に設置され、前記出口に向かう車両
    に搭載された車載器と無線通信を行い前記車載器に記憶
    されている情報を取得する出口無線通信手段と、 前記出口無線通信手段により得られた前記判定手段の判
    定結果の情報を基に料金収受処理を行う料金収受処理手
    段とを具備したことを特徴とする料金収受システム。
  6. 【請求項6】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着した車載器と前記有料道路の入口にて無線通信を行
    い、前記カード状記憶媒体の識別情報を取得する工程
    と、 得られたカード状記憶媒体の識別情報に基づき前記車載
    器に装着されているカード状記憶媒体の使用可否を判定
    する工程と、 この判定結果の情報を前記有料道路の本線にて前記車両
    に搭載された前記車載器に書き込む工程とを有すること
    を特徴とする料金収受方法。
  7. 【請求項7】 有料道路の入口にて、車両に搭載され、
    料金決済用の識別情報が記録された汎用あるいは専用の
    カード状記憶媒体を装着した車載器と無線通信を行い、
    前記カード状記憶媒体の識別情報を取得する工程と、 得られたカード状記憶媒体の識別情報に基づき前記車載
    器に装着されているカード状記憶媒体の使用可否を判定
    する工程と、 この判定結果の情報を前記有料道路の本線にて前記車両
    に搭載された前記車載器に書き込む工程と、 前記有料道路の出口にて前記車載器から判定結果の情報
    を取得して料金収受処理を行う工程とを有することを特
    徴とする料金収受方法。
  8. 【請求項8】 車両に搭載され、料金決済用の識別情報
    が記録された汎用あるいは専用のカード状記憶媒体を装
    着した車載器と無線通信を行い前記車載器に入口情報を
    書き込むと共に前記車載器から前記カード状記憶媒体の
    識別情報を取得する工程と、 取得された前記カードの識別情報に基づき前記カードの
    使用可否を判定する工程と、 この判定結果の情報を前記有料道路の本線にて前記車両
    に搭載された前記車載器と無線通信を行い書き込む工程
    と、 前記有料道路の出口にて前記出口に向かう車両に搭載さ
    れた車載器と無線通信を行い前記車載器に記憶されてい
    る前記判定結果の情報を取得して料金収受処理を行う工
    程とを有することを特徴とする料金収受方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020064490A (ko) * 2001-02-02 2002-08-09 조동희 도로요금 자동징수 시스템에 있어서의 요금 후불 시스템및 방법
KR100403819B1 (ko) * 2001-05-04 2003-10-30 삼성에스디에스 주식회사 전자통행요금징수시스템의 무선통신방법
KR100871191B1 (ko) * 2002-03-21 2008-12-01 엘지전자 주식회사 전자화폐를 이용한 etc 결제 방법

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