JP3277875B2 - 演奏装置、サーバ装置、演奏方法および演奏制御方法 - Google Patents

演奏装置、サーバ装置、演奏方法および演奏制御方法

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JP3277875B2 JP03041998A JP3041998A JP3277875B2 JP 3277875 B2 JP3277875 B2 JP 3277875B2 JP 03041998 A JP03041998 A JP 03041998A JP 3041998 A JP3041998 A JP 3041998A JP 3277875 B2 JP3277875 B2 JP 3277875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数の演奏装置に演奏パートを割り当てて演奏
するネットワーク演奏システムに用いる演奏装置、サー
バ装置、演奏方法および演奏制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのネットワークを介
して複数のユーザが参加するイベントが盛んになりつつ
ある。音楽演奏の分野でも、複数の端末間でネットワー
クを介してバンド演奏を行うことが考えられる。そのた
めには、電子楽器の演奏に応じた演奏情報をネットワー
クに接続されている他の端末にリアルタイムで送信し、
他の端末側においては、受信した演奏情報に応じた楽曲
を再生するというシステムが考えられる。
【0003】この場合、端末間で送受信する演奏情報と
しては、MIDIデータを用いることができる。各端末
が異なるMIDIチャネルを設定し、各端末が全てのM
IDIチャネルを受信できるようにすれば、複数の端末
間でネットワークを介したバンド演奏を行うことができ
る。送受信する演奏情報がMIDIデータであるため、
波形データの伝送に比べれば伝送容量が少なくてすむ。
【0004】しかし、使用するネットワークによって
は、伝送容量が不足して処理に遅れが生じ、伝送に遅延
が生じたりデータの抜けが発生する場合がある。また、
各端末ごとに正しいMIDIチャネルを設定する必要が
ある。各端末に誤って異なるチャネル設定をすると、端
末ごとに異なる楽音を再生してしまうことになる。ま
た、自分の演奏パートと同じ演奏パートを誤って他の端
末も演奏するような事態が起こると、自分の演奏を強調
しにくくなったり、他の端末の同じパートの演奏により
自分の演奏が害されるおそれがある。しかし、チャネル
設定作業は初心者にとっては難しく、熟練者にとっても
煩わしいものとなる。 また、離れた場所にいるユーザ
がネットワークを介してバンド演奏を行うには、装置に
バンドマスターの機能が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、複数の装置間で
ネットワークを介して複数パートのバンド演奏を容易に
行うことができる演奏装置、サーバ装置、演奏方法およ
び演奏制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、1つの演奏パートが割り当てられると共に、
前記1つの演奏パートを含む複数の演奏パート毎に複数
のフレーズ演奏情報を記憶する演奏装置であって、前記
複数のフレーズ演奏情報のいずれかを指示する操作手段
と、前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情
報が、割り当てられた前記1つの演奏パートに対するも
のであることを検出する操作検出手段と、前記操作手段
により指示された前記フレーズ演奏情報が、割り当てら
れた前記1つの演奏パートに対するものであることを、
前記操作検出手段が検出した時にのみ、前記操作手段に
より指示された前記フレーズ演奏情報の再生を指示する
情報を外部へ送信する指示情報送信手段と、前記操作手
段により指示された前記フレーズ演奏情報が、割り当て
られた前記1つの演奏パートに対するものであること
を、前記操作検出手段が検出した時にのみ、前記操作手
段により指示された前記フレーズ演奏情報を再生すると
共に、外部から受信した前記フレーズ演奏情報の再生を
指示する情報に基づいて前記フレーズ演奏情報を再生す
るフレーズ再生手段を備え、ネットワークに接続された
複数の演奏装置間で、前記フレーズ演奏情報の再生を指
示する情報を送受信して前記フレーズ演奏情報を再生さ
せることによってバンド演奏を行うものである。したが
って、複数の装置間でネットワークを介して複数パート
のバンド演奏を行うことができる。送受信する情報が
レーズ演奏情報の再生を指示する情報であるために、演
奏出力のために読み出すフレーズ演奏情報に比べて情報
量を少なくすることができる。また、自分以外に割り当
てられた演奏パートの入力操作を誤って行っても、従来
のような問題は生じない。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の演奏装置において、前記操作手段は、複数の
操作子で構成されており、該複数の操作子の一部に前記
フレーズ演奏情報のいずれかの指示を割り当てるととも
に、前記フレーズ演奏情報の前記指示を割り当てられて
いない前記操作子によってメッセージを入力するもので
あり、前記操作手段により入力された前記メッセージを
外部に送信するメッセージ送信手段と、外部から受信し
た前記メッセージを再生するメッセージ再生手段、をさ
らに備え、前記ネットワークに接続された複数の演奏装
置間で、前記バンド演奏を行うと同時にメッセージの交
換も行うものである。したがって、演奏とチャットとを
同時に行うことができる。メッセージとしては、短文を
含むテキストや人の声を用いることができる。
【0008】請求項3に記載の発明においては、ネット
ワークを介してバンドに所属する複数の演奏装置と接続
されるサーバ装置であって、前記演奏装置のうちマスタ
ーとなるものにより、前記複数の演奏装置とそれぞれの
担当する演奏パートを表す情報を登録する登録手段と、
新たに接続してきた前記演奏装置に対して、バンド演奏
で用いるフレーズ演奏情報と前記新たに接続してきた演
奏装置が担当する前記演奏パートを表す情報を送信する
情報送信手段と、前記演奏装置から該演奏装置の担当す
る前記演奏パートにおける前記フレーズ演奏情報の再生
を指示する情報を受信し、他の前記演奏パートを担当す
る前記演奏装置に、受信した、前記フレーズ演奏情報の
再生を指示する情報を送信する情報送受信手段、を備
え、前記バンドに所属する複数の演奏装置のそれぞれに
対して、前記バンド演奏で用いるフレーズ演奏情報を同
一に設定させて、前記ネットワークに接続された前記バ
ンドに所属する複数の演奏装置の間で前記フレーズ演奏
情報を用いて前記バンド演奏を行わせるものである。し
たがって、ネットワークに接続されたバンドに所属する
複数の演奏装置の間でフレーズ演奏情報を用いたバンド
演奏を行うことができる。送受信する情報がフレーズ演
奏情報の再生を指示する情報であるために、演奏出力の
ために読み出すフレーズ演奏情報に比べて情報量を少な
くすることができる。また、サーバ装置が演奏情報の配
信を行うために、演奏装置において通信のための処理負
担が軽減される。
【0009】請求項4に記載の発明においては、請求項
3に記載のサーバ装置において、前記登録手段は、前記
演奏装置により、該演奏装置の担当する前記演奏パート
におけるフレーズ演奏情報を新規に登録し、前記情報送
信手段は、前記演奏装置により該演奏装置の担当する演
奏パートにおけるフレーズ演奏情報が新規に登録された
ときには、前記他の演奏パートを担当する演奏装置に、
新規に登録された前記フレーズ演奏情報を送信するもの
である。したがって、新規に登録されたフレーズ演奏情
報を用いたバンド演奏を実施することができる。
【0010】請求項5に記載の発明においては、1つの
演奏パートが割り当てられると共に、前記1つの演奏パ
ートを含む複数の演奏パート毎に複数のフレーズ演奏情
報を記憶する演奏装置のための演奏方法であって、前記
複数のフレーズ演奏情報のいずれかを指示する操作手段
により指示された前記フレーズ演奏情報が、割り当てら
れた前記1つの演奏パートに対するものであることを検
出する操作検出ステップと、前記操作手段により指示さ
れた前記フレーズ演奏情報が、割り当てられた前記1つ
の演奏パートに対するものであることを、前記操作検出
ステップが検出した時にのみ、前記操作手段により指示
された前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を外
部へ送信する指示情報送信ステップと、前記操作手段に
より指示された前記フレーズ演奏情報が、割り当てられ
た前記1つの演奏パートに対するものであることを、前
記操作検出手段が検出した時にのみ、前記操作手段によ
り指示された前記フレーズ演奏情報を再生すると共に、
外部から受信した前記フレーズ演奏情報の再生を指示す
る情報に基づいて前記フレーズ演奏情報を再生するフレ
ーズ再生ステップ、を備え、ネットワークに接続された
複数の演奏装置間で、前記フレーズ演奏情報の再生を指
示する情報を送受信して前記フレーズ演奏情報を再生さ
せることによってバンド演奏を行うものである。したが
って、請求項1に記載の発明と同様の作用を奏する。
【0011】請求項6に記載の発明においては、ネット
ワークを介してバンドに所属する複数の演奏装置と接続
されるサーバ装置のための演奏制御方法であって、前記
演奏装置のうちマスターとなるものにより、前記複数の
演奏装置とそれぞれの担当する演奏パートを表す情報を
登録する登録ステップと、新たに接続してきた前記演奏
装置に対して、バンド演奏で用いるフレーズ演奏情報と
前記新たに接続してきた演奏装置が担当する前記演奏パ
ートを表す情報を送信する情報送信ステップと、前記演
奏装置から該演奏装置の担当する前記演奏パートにおけ
る前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を受信
し、他の前記演奏パートを担当する前記演奏装置に、受
信した、前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を
送信する情報送受信ステップ、を備え、前記バンドに所
属する複数の演奏装置のそれぞれに対して、前記バンド
演奏で用いるフレーズ演奏情報を同一に設定させて、前
記ネットワークに接続された前記バンドに所属する複数
の演奏装置の間で前記フレーズ演奏情報を用いて前記バ
ンド演奏を行わせるものである。したがって、請求項3
に記載の発明と同様の作用を奏する。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の演奏装置(以
下、ネットワーク演奏装置、あるいは、マスター端末,
メンバー端末という)およびサーバ装置(以下、サーバ
という)の実施の一形態の概要構成図である。図中、1
はネットワーク、2はマスター端末、3はサーバ、4は
メンバー端末、5は操作部、6は入力制御部、7はイン
ターフェース部、8はフレーズ演奏情報読み出し部、9
はフレーズ演奏情報記憶部、10は音源部、11はスピ
ーカ、12はインターフェース部、13はネットワーク
演奏制御部、14は登録情報記憶部である。
【0014】ネットワーク1に、マスター端末2、サー
バ3、少なくとも1つのメンバー端末4が接続され、こ
れらの端末が複数のネットワーク演奏装置となって、ネ
ットワーク演奏システムが構成される。マスター端末
2、メンバー端末4には、入力される演奏パートが個別
に割り当てられる。いずれの端末もハードウエア的には
異ならず、ソフトウエアによる設定により異なる機能を
有することになる。いずれも、キーボードやマウスポイ
ンタ等の操作部5を備え、入力制御部6に接続されてい
る。
【0015】入力制御部6は、インターフェース部7お
よびフレーズ演奏情報読み出し部8に接続されている。
入力制御部6は、自己の操作部5の操作入力に応じた操
作情報を、通信インターフェース部7、ネットワーク1
を介し、サーバ3に送信するとともに、フレーズ演奏情
報読み出し部8に転送する。また、入力制御部6は、サ
ーバ3からの制御情報をネットワーク1、インターフェ
ース部7を介して受信し、機能の設定がなされる。
【0016】フレーズ演奏情報読み出し部8は、入力制
御部6から自己の演奏パートの操作情報を受けるととも
に、通信インターフェース部7を介し、他の端末で入力
され、ネットワーク1、サーバ3、インターフェース部
7を介して伝送された他の端末の演奏パートの操作情報
を受信する。フレーズ演奏情報読み出し部8は、自己の
演奏パートの操作情報および他の端末の演奏パートの操
作情報の入力があるごとに、フレーズ演奏情報の読み出
し機能を起動し、自己の演奏パートの操作情報および他
の端末の演奏パートの操作情報に応じたフレーズ演奏情
報をフレーズ演奏情報記憶部9から読み出し、リアルタ
イムで音源部10に出力する。音源部10は、フレーズ
演奏情報を入力して所定の音色を持った楽音波形を生成
し、図示しない増幅器を介して楽音波形をスピーカ11
に出力する。
【0017】一方、サーバ3の側においては、インター
フェース部12を介してネットワーク演奏制御部13が
備えられ、これに登録情報記憶部14が接続されてい
る。ネットワーク演奏制御部13は、ネットワーク演奏
前に、ネットワーク1に接続された複数の端末の一つを
マスター端末2に設定したり、1または複数の端末をメ
ンバー端末4に設定してこの設定を登録する。そして、
マスター端末2にはマスター機能を与えるとともに、マ
スター端末2および1または複数のメンバー端末4に演
奏パートを設定する。ネットワーク演奏時には、1つの
端末から送信された操作情報を受信して他の端末に配信
する機能を有する。設定された登録情報は、登録情報記
憶部14に記憶される。
【0018】サーバ3のネットワーク演奏制御部13に
より、マスター端末2にマスター機能が設定されると、
マスター端末2は、操作部5から自分自身およびメンバ
ー端末4の演奏パートを設定することが可能になり、設
定された演奏パートは、サーバ3の登録情報記憶部14
に登録されるとともに、サーバ3のネットワーク演奏制
御部13は、マスター端末2、メンバー端末4に演奏パ
ートに応じた機能を設定する。マスター端末2、メンバ
ー端末4の入力制御部6に演奏パートの設定が行われる
と、各端末の入力制御部6は、操作部5から自己の演奏
パートの入力のみを受け付け、他の演奏パートの入力が
できないようにされる。具体的には、操作入力に応じた
操作情報が自己の演奏パートのものかどうかを識別す
る。マスター端末2は、また、操作部5から演奏開始の
指示を行うことが可能となり、演奏開始の指示をサーバ
3を介してメンバー端末4に送信し、メンバー端末4の
操作部5から設定された演奏パートの入力が可能となる
ように入力制御部6を可能化する。具体的には、操作入
力に応じた操作情報が演奏開始の指示をするものである
かどうかを判別し、演奏開始の指示をするものであれ
ば、これをサーバ3を介して送信する。一方、メンバー
端末6のときは、操作入力に応じた操作情報が演奏開始
の指示をするものであれば、これを受け付けないように
する。
【0019】上述した操作情報は、例えば、コンピュー
タの文字入力キーボードに配列されたキーの押下によっ
てキー操作情報として、コンピュータ内部で発生するキ
ー位置を示すコードである。シフトキー、コントロール
キーなどの同時操作によって異なるコードになる。ある
いは、コンピュータのマウスポインタによって指示され
る座標データあるいはこの座標データに対応づけられた
コード情報である。このコード情報は、上述したキー位
置を示すコードと同じものを用いて、キー操作とマウス
ポインタ操作のいずれによっても同一の操作情報を出力
するようにすることができる。
【0020】フレーズ演奏情報記憶部9に記憶されるフ
レーズ演奏情報は、全ての端末に共通であって、同じフ
レーズ演奏情報が記憶されおり、操作情報が入力される
ごとにこの操作情報により指示された対応するフレーズ
演奏情報が読み出される。フレーズ演奏情報記憶部9に
記憶されるフレーズ演奏情報の第1の例は、個々の音符
や音色の情報に加えて楽音発生イベントの時間間隔を指
示するデューレーション情報を含むものであり、音源部
10において楽音波形データに変換可能なファイル形式
のデータある。
【0021】具体例としては、スタンダードMIDIフ
ァイル(SMF)形式のデータである。このフレーズ演
奏情報は、フレーズデータでもあるから、ある程度まと
まりのある楽曲を構成し、具体的には、1または数小節
分の楽曲データである。フレーズとして、バッキングの
フレーズや、メロディのフレーズを作成しておくことが
できる。ユーザ自身が作成したものでもよく、この場
合、演奏前に予め全メンバーにインストールしておく。
【0022】フレーズ演奏情報記憶部9に記憶されるフ
レーズ演奏情報の第2の例は、ウエーブ形式のファイル
である。この場合、音源部10を必要とせず、波形デー
タをアナログ波形に変換するD/A変換機能を持たせる
だけでよくなるが、記憶容量は大幅に増大することにな
る。
【0023】図2は、本発明のネットワーク演奏システ
ムおよびネットワーク演奏装置の実施の一形態の説明図
である。図中、21はインターネット、22は端末A、
23はサーバ、24は端末B、25は端末C、26は楽
音発生装置、27はスピーカ、28はバンドデータベー
ス、29は予約状況データベース、30は部屋1のバッ
ファ、31は部屋2のバッファである。この具体例は、
図1に示したネットワーク1としてインターネット21
を用い、複数台のコンピュータを端末A,端末B,端末
Cとし、1台のコンピュータをサーバ23としてネット
ワーク演奏を行うものである。
【0024】この例では、端末Aをマスター端末とし
て、このユーザがバンドマスターとなり、端末Bをメン
バー端末4として、このユーザがバンドメンバとなる。
端末Cはその他の端末であり、演奏はできないが、この
ユーザは演奏を聞くことだけができる。この例では、音
源を外付けとし、各端末A,B,C22〜25を楽音発
生装置26に接続し、楽音発生装置26において各楽音
パートの楽音波形を再生してスピーカ27から放音する
が、各端末が音源を内蔵していてもよい。なお、サーバ
23と各端末A〜C22,24,25間に中継サーバを
介するネットワーク構成であってもよい。1つのサーバ
23に接続する端末数やバンドメンバの端末数等は任意
であるが、サーバ23側で管理できるようにしてもよ
い。
【0025】サーバ23は、インターネット上でネット
ワークバンド演奏(ネットセッション)に関するホーム
ページを立ち上げている。端末A22,端末B24に
は、予めネットワークバンド演奏用ソフトウエアとし
て、各種のプログラムおよびデータがインストールされ
ている。端末A22,端末B24にユーザIDが付与さ
れることにより、ネットワークバンド演奏のホームペー
ジへのアクセス権を得ている。端末A22,端末B24
はサーバ23が立ち上げているホームページにアクセス
した後、端末側にインストールされた各プログラムの実
行によりバンド登録、バンド参加、演奏室予約、演奏等
の各処理を実行する。サーバ23および各端末は、各コ
ンピュータ内に設定されている時間(時刻)情報に基づ
き管理され、この時間情報により演奏室の予約時間や使
用時間を管理する。なお、各端末の時間情報は、サーバ
23側から管理するようにしてもよい。
【0026】サーバ23は、種々の記憶情報をデータベ
ースとして保存している。バンドデータベース28に
は、現在登録されているバンド毎の各種情報、例えば、
バンド名、バンドマスタ端末情報、バンドメンバ応募状
況情報等が記憶されている。予約状況データベースに
は、仮想的な演奏室(部屋1,部屋2)の現在の予約状
況に関する情報、例えば、予約時間情報、予約バンド情
報等が記憶されている。部屋1のバッファ30,部屋2
のバッファ31は、それぞれ、部屋1,部屋2を使用し
ているバンドの情報を記憶する演奏室バッファと、部屋
を使用するバンドが演奏に用いているフレーズ演奏情報
を記憶するフレーズ演奏情報バッファとを持つ。その
他、図示を省略したが、ホームページの立ち上げなど、
各種のプログラムおよびデータを記憶している。
【0027】また、サーバ23が立ち上げているホーム
ページ上において、各種ゲームを楽しみながら演奏時に
用いるフレーズ演奏情報を取得できるようになってい
る。さらに、フレーズ演奏情報集等も用意されており、
このフレーズ演奏情報集からフレーズ演奏情報を取得す
ることも可能である。バンドで使用するフレーズ演奏情
報集は、バンドデータベース28に記憶しておくように
してもよい。
【0028】図3は、本発明のネットワーク演奏装置の
実施の一形態において記憶する情報の説明図である。4
1はキーアサインテーブルである。フレーズ番号とこの
フレーズ番号のフレーズ演奏情報が割り当てられている
キー位置との対応関係を表す。フレーズ演奏情報は、演
奏パートごとに異なるものが記憶されている。キー位置
A,S,D・・・は、コンピュータのキーボード上に配
列されたキーの名前を表し、これらのキーに、フレーズ
番号(フレーズNo.)および演奏パートに付けられた
パート番号(パートNo)が割り当てられる。
【0029】上述した説明では、文字キーボードのキー
に演奏パートおよび各演奏パートの各フレーズのフレー
ズ演奏情報を割り当てたが、演奏画面上の複数の領域を
各キーに割り当てることにより、マウスポインタでこの
領域を指示すればキーボード入力と同様の操作情報を生
成することができる。
【0030】42はフレーズ演奏情報記憶部である。フ
レーズ番号ごとフレーズ演奏情報が記憶されている。フ
レーズ番号を検索することにより、これに対応じたフレ
ーズ演奏情報が読み出される。したがって、ユーザがあ
る1つのキーを操作すると、このキー位置を特定する操
作情報が生成され、この操作情報がフレーズ番号に変換
されることにより対応するフレーズ演奏情報が読み出さ
れる。上述した、キーアサインテーブル41およびフレ
ーズ演奏情報記憶部42のデータは、ネットワークバン
ド演奏ソフトウエアのインストール時にフレーズ演奏情
報としてインストールされる。また、ユーザがホームペ
ージから別のフレーズ演奏情報をダウンロードすること
もできる。
【0031】43はネットワーク上のユーザアドレスの
記憶部である。演奏パート番号ごとに「ネットワーク上
のユーザアドレス」が記憶されている。一例として、ユ
ーザが指定したニックネームをこのネットワーク上のユ
ーザアドレスとしておき、サーバ23においてこれを各
パートの端末のインターネット上のIPアドレスに変換
して操作情報の配信に用いる。
【0032】44はテンポ情報記憶部である。演奏パー
ト番号ごとに演奏実行時のテンポ値を記憶する。上述し
たアドレスおよびテンポ値は、演奏前の初期設定時など
において、各端末の設定情報がサーバ23を介してバン
ドマスタを含むバンドメンバ全員の端末A22,端末B
24に送信される。テンポ情報は、各パートに共通とし
てもよい。なお、端末C25がバンド演奏を聞く場合に
は、この端末にも送信される。
【0033】図4は、本発明のネットワーク演奏装置の
実施の一形態のハードウエア構成図である。図中、51
はバス、52はRAM、53はROM、54はCPU、
55はタイマ、56は検出回路、57はキーボードおよ
びマウスポインタ、58は表示回路、59はディスプレ
イ、60は第1のインターフェース部、61は音源回
路、62はサウンドシステム、63は第2のインターフ
ェース部、64は通信ネットワーク、65はハードディ
スクドライブ、CD−ROMドライブ、フレキシブル磁
気ディスク装置、光磁気ディスク(MO)装置、半導体
メモリカード等の外部記憶装置である。
【0034】バス51にはCPU54等の複数のブロッ
クが接続されている。パーソナルコンピュータとしての
通常の機能は、ROM53に書き込まれたプログラムお
よび外部記憶装置65のハードディスクに記録されたオ
ペレーティングシステムプログラム(OS)によって実
現される。CPU54は、RAM52上でプログラム処
理を実行する。タイマー55はCPU54によって制御
され割り込みタイミングを決定する。キーボードおよび
マウスポインタ57の操作は検出回路56で検出されて
バス51を通して、CPU54に送られる。CPU54
は、表示回路58を介してディスプレイ59に画像表示
を行う。
【0035】CPU54は、第1のインターフェース部
60を介して、音源回路61を制御し、音源回路は、楽
音波形をサウンドシステム62に出力する。サウンドシ
ステム62は、オーディオアンプおよびスピーカを備え
る。CPU54は、第2のインターフェース部63を介
して通信ネットワーク64上のサーバや他の端末との間
でデータ通信を行う。
【0036】ネットワーク演奏を実行するための、フレ
ーズ演奏情報作成プログラムおよびフレーズ演奏情報等
は、外部記憶装置65のCD−ROM、半導体メモリカ
ード等の記憶媒体に記憶させて各端末のユーザに提供さ
れる。一旦外部記憶装置65のハードディスクにインス
トールするか、直接、RAM52に書き込んでプログラ
ムが実行される。
【0037】なお、外部記憶装置65としてハードディ
スクドライブを持たない場合は、制御プログラムをRO
M53に記憶させておき、それをRAM52に読み込む
ことにより、外部記憶装置65に制御プログラムを記憶
している場合と同様の動作をCPU54にさせることが
できる。
【0038】ハードディスク装置を備えない場合、ある
いはハードディスク装置内に制御プログラムや各種デー
タが記憶されていない場合、通信ネットワーク64を介
してサーバからフレーズ演奏情報作成プログラムおよび
フレーズ演奏情報等をダウンロードすることができる。
バージョンアップも通信ネットワーク64を介して可能
である。第2のインターフェース部63は、LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、専用回
線等の通信ネットワークに接続されており、このネット
ワークを介して、サーバと接続される。
【0039】端末は、サーバに対しクライアントとな
り、第2のインターフェース部63および通信ネットワ
ーク64を介してサーバにプログラムやデータのダウン
ロードを要求するコマンドを送信する。サーバは、この
コマンドを受け、要求されたプログラムやデータを通信
ネットワーク64を介して端末に配信し、端末が第2の
インターフェース63を介してこれらプログラムやデー
タを受信して外部記憶装置65のハードディスクに蓄積
することによりダウンロードが完了する。
【0040】図5ないし図7は、本発明のネットワーク
演奏装置の実施の一形態の送受信処理の説明図である。
図5は、演奏以外の状態におけるもの、図6は、演奏状
態におけるもの、図7は、演奏状態においてチャットを
行う場合の説明図である。各図中、図4と同様な部分に
は同じ符号を付している。71はブラウザソフト、72
はプラグインソフト(演奏以外の処理)、81はプラグ
インソフト(演奏処理)、91はプラグインソフト(デ
ータ変換処理)、92はテキスト表示部である。
【0041】プラグインソフトは、ネットワーク演奏ソ
フトであり、インターネットにおけるWWWブラウザの
ようなブラウザソフト、例えば、ネットスケープナビゲ
ータ(商品名、ネットワークコミュニケーションズ社)
等のプラグインソフトとなり、ソフトウエアのインスト
ール時にインストールされている。
【0042】図5においては、演奏バンドの登録、演奏
メンバの登録、演奏室の予約等を行う。プラグインソフ
ト(演奏以外の処理)72は、キーボードおよびマウス
ポインタ57の操作入力に応じた操作情報に基づき、必
要な場合には各種処理を実行し処理結果をブラウザソフ
ト71に渡し、ブラウザソフト71は、これを所定の通
信プロトコル用に変換して所定の通信プロトコル、例え
ば、HTTP(hyper text transfe
r protocol)でネットワーク上のサーバに操
作情報を送信する。
【0043】サーバ側では、各端末からの受信情報に基
づき必要な場合には各種の処理を実行して、所定の通信
プロトコルで端末のブラウザソフト71に送信する。ブ
ラウザソフト71は、これを受信して自ら処理を行った
り、プラグインソフト(演奏処理以外の処理)72にデ
ータを渡す。ブラウザソフト71は、プラグインソフト
(演奏処理以外の処理)72に渡すデータを、例えば、
データのタイプ情報に基づいて行ったり、ファイルの拡
張子を見て判断する。
【0044】図6に示す演奏状態において、プラグイン
ソフト(演奏処理)81は、図4に示すRAM52内に
読み込まれている図3のキーアサインテーブル41を参
照し、同じくRAM52内に読み込まれているフレーズ
演奏情報記憶部42から、自端末のキーボードおよびマ
ウスポインタ57の操作入力に応じた操作情報に対応す
る、フレーズ演奏情報を読み出して音源回路61,サウ
ンドシステム62に出力する。また、プラグインソフト
(演奏処理)81は、自端末のキーボードおよびマウス
ポインタ57から入力された操作情報および、図4に示
すRAM52内に読み込まれている図3のネットワーク
ユーザのアドレス記憶部43を参照し、自分以外の演奏
パートの全ての端末のアドレスをブラウザソフト71に
渡して、インターネット上のサーバに送信する。サーバ
は、各端末から受け取った操作情報を、同じく各端末か
ら受け取ったアドレスで指定された他の端末に配信す
る。
【0045】同時に、プラグインソフト(演奏処理)8
1は、他の端末のキーボードおよびマウスポインタ57
から入力された操作情報をサーバを経由して受け取り、
同様にしてこの操作情報に対応する、各演奏パートのフ
レーズ演奏情報も読み出して音源回路61,サウンドシ
ステム62に出力する。したがって、プラグインソフト
(演奏処理)81は、操作情報を検出して、この演奏情
報によりトリガされ、フレーズ単位に楽音を自動演奏す
るシーケンサの機能を果たしている。
【0046】プラグインソフト(演奏処理)81は、ま
た、テンポスイッチの機能を割り当てられたキーの操作
によりテンポ設定変更操作がなされた場合は、図3に示
したテンポ情報記憶部44の自分の演奏パートのテンポ
値を変更するとともに、フレーズ演奏情報を指示する操
作情報に代えて、設定変更されたテンポ値を送信する。
サーバの配信を受けた他の端末は、このテンポ値を受信
し、図3に示したテンポ情報記憶部44において、受信
したパートのテンポ値を変更する。このテンポスイッチ
の機能は、キーボード上のいずれのキーに割り当てても
よいし、フレーズ演奏情報の割り当てと同様に、表示画
面上の領域にも割り当ててもよい。
【0047】図7においては、演奏中にキーボードおよ
びマウスポインタ57による入力操作により、図6を参
照して説明した演奏処理と、テキスト表示部92へのテ
キスト情報の送受信処理が、ほぼリアルタイム(回線の
混雑等による若干の遅れはある)で実行される。チャッ
トと演奏を行う期間を別にしてもよいが、ここでは、同
時に行う方法を示す。すなわち、入力操作処理として、
フレーズ演奏情報が割り当てられたキーが操作された場
合に、ネットワーク演奏ソフトはプラグインソフト(演
奏処理)81として動作する。
【0048】ネットワーク演奏ソフトは、フレーズ演奏
情報(フレーズデータ)が割り当てられていないキーが
操作されたときには、プラグインソフト(データ変換処
理)91として動作し、操作情報は、チャット用のテキ
スト情報に変換されて自端末の画面のテキスト表示部9
2に表示されるとともに、操作情報はブラウザソフト7
1に渡され、図6の場合と同様にサーバを経由して他の
端末に送られる。他の端末において、ネットワーク演奏
ソフトは、プラグインソフト(データ変換処理)91と
してこの操作情報を処理し、テキスト表示部92にテキ
ストを表示する。
【0049】チャット用のテキスト表示には全てのキー
を使用できない。そこで、全ての端末に共通の短文を、
チャット用に使用可能なキーに対応づけて予め登録して
おけば、受信側では操作情報に基づいて短文をテキスト
表示部92に表示できる。短文に代えて、ウエーブファ
イルとして記憶された複数種類の人声音をキーに対応づ
けておけば、楽音と同様に、サウンドシステムから人の
声を出すことができる。なお、シフトキーを押しながら
別のキーを押す場合には、この別のキーは、チャット用
のキーであると決めてもよい。
【0050】図8ないし図16は、本発明のネットワー
ク演奏システムの実施の一形態における動作を説明する
フローチャートである。S101から始まるステップ番
号は、端末A、サーバ、端末Bの処理に共通して順に付
しているが、端末A、サーバ、端末Bは、別々のプログ
ラムで動作している。図17ないし図23は、本発明の
ネットワーク演奏装置の実施の一形態における動作中に
おける各場面の表示画面の説明図である。表示画面を適
宜参照しながら、図8から順に動作を説明する。
【0051】図8は、バンド登録処理、メンバー登録処
理、演奏室予約処理時のフローチャートである。バンド
登録処理とは、図2のサーバ23が立ち上げているホー
ムページを利用してバンド登録を行うことである。登録
を行ったユーザが登録バンドのバンドマスタ(バンド管
理者)となる。ネットワークバンド演奏のホームページ
へのアクセス権を持つ端末であれば、誰でも1つのバン
ドの登録が可能である。
【0052】メンバ登録処理とは、各端末がホームペー
ジ上のバンドインフォメーションリストを参照して参加
したいバンドへ応募情報を送信し、バンドマスタがこの
応募情報をもとにバンド参加メンバを決定し、サーバ2
2のバンドデータベース28に登録することである。参
加メンバー数は任意設定可能である。1人のユーザがバ
ンドマスタになれるのは1バンドに限るが、単なるメン
バとしてであれば複数バンドに参加が可能である。メン
バが決定すると、そのバンドに関するメンバ募集を終了
させる。
【0053】演奏室予約処理とは、各バンドのバンドメ
ンバがバンド演奏(セッション)を実行する演奏室の予
約処理である。ここで、演奏室とは、仮想的なもので、
ホームページ上にアイコンとして表示される。バンド演
奏の実行時にバンドメンバ間のネットワーク接続および
管理を行うサーバ23のプログラムであるということが
できる。図2の部屋1、部屋2のバッファが使用され
る。この演奏室を使用することにより、バンド演奏が行
われる。演奏室は予め決まった数(例えば2つ)だけホ
ームページ上に用意されている。各バンドは、演奏室の
使用時間についての予約を入れることにより、演奏室の
使用が可能となる。予約のために、図示しない演奏室予
約状況がホームページに掲示される。演奏室の予約を入
れるのは各バンドのバンドマスタのみである。
【0054】図17は、初回プロフィール登録画面の説
明図である。ウエブブラウザによる初回プロフィール登
録画面231を示す。ユーザIDは、既に送信されてい
ることを前提とする。ネットワークバンド演奏に参加す
る場合には、最初にこの初回プロフィール登録画面23
1において、キーボードを操作することにより、文字ボ
ックス232にパスワードを入力し、文字ボックス23
3にニックネームを入力し、送信ボタン234をマウス
ポインタでクリックすると、入力された文字情報がウエ
ブブラウザソフトによりサーバ23に送信される。正常
に処理がされると、画面はトップページに移り、ここで
バンドインフォメーションの領域をクリックし、次の画
面でバンドマスター登録画面に移り、図18に示すバン
ドマスター登録画面になる。
【0055】図18は、バンドマスター登録画面の説明
図である。図8に示すS101は、この画面において行
われ、必要な登録情報を入力してサーバへ送信する。図
2に示した端末A22はバンド登録情報を送信する。バ
ンドマスター登録画面241においては、キーボードを
操作することにより、文字ボックス242にパスワード
を入力し、文字ボックス243にバンド名を入力し、文
字ボックス244にアルファベットのバンド名を入力す
る。文字ボックス245には、バンドの参加人数を入力
する。文字ボックス246には、バンドの紹介文を入力
する。入力を終えてマウスポインタで送信ボタン247
をクリックすると、ウエブブラウザソフトにより、入力
された文字情報がサーバ23に送信される。なお、登録
情報としては、図18に示したものの他、自分(端末A
22)のネットワーク上のアドレス、自分の担当演奏パ
ート(楽器)を入力してもよい。
【0056】S102において、サーバ23は、端末A
22からの登録情報を受信し、S103において、受信
情報を新規バンド関連情報として、図2のバンドデータ
ベース28に登録する。その際、端末Aにより登録され
たバンドに対応するバンドメンバリスト(バンド参加メ
ンバ間のみで使用可能なメーリングリスト)も作成す
る。このバンドメンバリストは、演奏室使用時のバンド
メンバ照会や、バンド間での情報のやり取りを実行する
際などに、主に使用する。S104においては、バンド
データベース28に対応させてバンドインフォメーショ
ンリストの表示を変更する。
【0057】図19は、バンドインフォメーションリス
ト画面の説明図である。バンドインフォメーションリス
ト251は、トップページから移動して見ることができ
る。表示領域252はバンド毎に設けられている。各表
示領域252において、左から、バンド名、バンドマス
ター名(ニックネーム)、バンドメンバ名(ニックネー
ム)が表示され、メンバ応募ボタン253、募集メンバ
数、メンバー選定ボタン254が表示されている。な
お、あるバンドに関するメンバ募集を終了させると、バ
ンドマスターは、バンドインフォメーション251上の
メンバ応募ボタン253を操作不能にする。
【0058】図8のS105において、端末B24から
ユーザがバンドインフォメーションリスト251のメン
バ応募ボタン253をクリックすると、メンバー応募画
面に移る。図20は、メンバー応募画面の説明図であ
る。メンバー応募画面261の文字ボックス262にパ
スワードを入力し、文字ボックス263にコメント文を
入力して、送信ボタン264をクリックすると、バンド
参加希望情報がサーバ23に送信される。メンバー応募
画面261では省略したが、担当したい演奏パートも入
力するとよい。S106においてサーバ23はこのバン
ド参加希望情報を受信し、S107において受信情報に
基づいて、バンドマスタにバンド参加希望情報を送信す
る。ただし、受信した募集情報のうち、ユーザIDは送
信しないで、ユーザ名、コメント、図20では省略した
担当したい演奏パートなどを送信する。
【0059】S108において、端末A22は、サーバ
23からメンバー応募があった旨のメールを受信する。
S109において、受信情報に対する返答情報、例え
ば、バンド参加に関する合否、ユーザ名、その他のコメ
ントを送信する。
【0060】図21は、メンバー選定画面の説明図であ
る。図19に示したバンドインフォメーションリスト2
51のメンバー選定ボタン254をクリックすることに
よりこの画面に移る。メンバー選定画面271には、応
募してきたユーザごとに表示領域272が設けられてい
る。各表示領域272において、左から、ユーザ名、コ
メント、合格ボタン273、不合格ボタン274が表示
されている。バンドマスターは、一人ずつ合否を判定し
て合格ボタン273、不合格ボタン274のいずれかを
クリックする。なお、バックボタン275は確認のため
バンドインフォメーションリスト251に戻るためのボ
タンである。
【0061】サーバ23は、合格ボタン273または不
合格ボタン274がクリックされると、S110におい
て受信し、それぞれのユーザに合格通知または不合格通
知のメールを送信し、S111において、端末Bはこの
メールを受け取る。サーバ23は、今回の合格者が既に
メンバ登録されているか否かを判定し、メンバ登録され
ていない場合には、S113に処理を進め、既に登録さ
れている場合には、S114に処理を進める。S113
においては、バンドデータベース(図2の28)に登録
されている、端末A(バンドマスタ)22の管理するバ
ンドの関連情報内へ、端末B(新規バンドメンバ)24
からの応募情報を登録する。S114においては、バン
ドデータベース28に対応させて、上述したバンドのバ
ンドメンバリストに端末Bのユーザ名、アドレス、ユー
ザID等を登録して、図19に示したバンドインフォメ
ーションリスト251の表示変更を行う。
【0062】演奏室予約処理は、S115において、ホ
ームページのスタジオ予約に関する表示画面において、
演奏室の予約状況を確認し、所望の演奏室予約情報を、
例えば、自分のユーザID、バンド名、予約演奏室番
号、予約時間帯等に関し、所定の表示領域をクリックし
送信ボタンのクリックして行う。サーバ23は、S11
6においてバンドマスタからの情報のみを受信する。な
お、サーバ23は、受信予約情報が端末A(バンドマス
タ)22からのものであるか否かを、受信されたユーザ
IDとバンド名とからバンドデータベース28内の情報
を参照して判定し、端末A(バンドマスタ)22からの
情報であれば、続く演奏室の予約受付処理を実行する。
【0063】S117においては、受信予約情報に応じ
た予約が可能であればこの情報に対応して、受信した予
約情報に基づき、予約状況データベース(図2の29)
に予約登録する。予約不可能であれば、その旨を端末A
(バンドマスタ)22に知らせ、予約状況データベース
29への登録は実施しない。S118においては、予約
状況掲示の表示を変更する。
【0064】図9は、演奏室へのアクセスのフローチャ
ートである。演奏室へのアクセスは、予約した演奏室開
始時間にホームページ上の演奏室(アイコン表示)をク
リックすることによりアクセスすることができ、演奏室
使用が可能となる。時間に関しては、サーバに予め設定
されている時間(時刻)情報に基づいて管理される。演
奏室使用時には、一番初めに、端末A(バンドマスタ)
22のアクセスを必要とする。これにより、ある1台の
端末が複数のバンドに登録している場合においても、演
奏室バンドとの照合処理が正確になる。
【0065】予約状況データベース(図2の29)に登
録されている予約情報は、各予約時間の開始から所定時
間(例えば、15分)経過したときに、端末B(バンド
メンバ)24からのアクセスがない場合には、自動的に
削除される。なお、予約が削除された状態においては、
予約をしていないバンドでも、その場で演奏室にアクセ
スすれば使用可能である。端末B(バンドメンバ)24
は、端末A(バンドマスタ)22が演奏室の使用を開始
させれば、予約時間中の任意の時間帯に演奏室へのアク
セスが可能である。演奏室の使用途中で、演奏室からの
アクセスを切断することも各端末毎に可能である。
【0066】演奏室へのアクセスは、ホームページのト
ップページにおいて演奏・鑑賞の表示領域をクリックす
ることにより、ネットワークバンド演奏のプラグインソ
フトが立ち上がる。端末A(バンドマスタ)22あるい
は端末B(バンドメンバ)24からのアクセスごとに個
別に処理が実行される。S121においては、端末A
(バンドマスタ)22から演奏室へのアクセスがなされ
ると、サーバ23は、S122において、アクセスを認
識し、S124において、アクセス端末の属するバンド
の予約情報の有無を予約状況データベース(図2の2
9)とバンドデータベース(図2の28)とを参照する
ことにより確認する。また、アクセスが端末B(バンド
メンバ)24からのものであれば、既に、端末A(バン
ドマスタ)22がアクセスしているか否かも同時に確認
する。これは、演奏室バッファ(図2の部屋1のバッフ
ァ30,部屋2のバッファ31内にある)のデータを利
用して確認する。
【0067】S125において、予約がないと判定され
たときには、S127に処理を進めるが、予約があると
判断されたときには、S126に処理を進め、アクセス
を拒絶する。端末A(バンドマスタ)22からのアクセ
スの場合、予約状況データベース29の予約情報と、使
用時間帯あるいはバンド名が異なればアクセスが拒絶さ
れる。端末B(バンドメンバ)の場合、自分の所属する
バンドの端末A(バンドマスタ)22が先にアクセスし
ていない場合、あるいは、予約しているバンドが自分の
所属するバンドでない場合等にアクセスが拒絶される。
【0068】S127においては、アクセス端末を演奏
バンド間ネットワークに接続する。現在演奏室にアクセ
スしている、端末A(バンドマスタ)22および端末B
(バンドメンバ)の間で情報送受信が可能となる。具体
的には、バンドデータベース28のバンドメンバリスト
の使用を開始し、端末A(バンドマスタ)22、端末B
(バンドメンバ)24の中の1つの端末から送信する情
報を他のアクセスしている全ての端末に送信可能な状態
となる。
【0069】S128においては、図10ないし図12
を参照して後述する初期セッティング処理が行われ、S
129においては図13ないし図16を参照して後述す
る演奏室使用処理が行われる。演奏室使用処理が終了す
ると、S130において、予約状況データベース(図2
の29)より対応する予約情報を削除し、S131にお
いては、バンドデータベース28のバンドメンバリスト
の使用を終了させ、表示画面を演奏画面からホームペー
ジ画面に戻し、ネットワーク接続を切断する。
【0070】図10ないし図12は、初期セッティング
処理のフローチャートである。端末B(バンドメンバ
ー)25では、演奏実行プログラム上でバンドマスタ専
用操作子が操作不能とされる。各メンバが自分の担当パ
ートのみの演奏を可能とする。自分の担当パート以外の
パート用演奏操作子は、操作不能とされることにより、
自分の担当パート以外の演奏には手を加えることをでき
ないようにして、本物に近いバンドセッションを楽しむ
ことができる。
【0071】演奏室ごとのフレーズ演奏情報バッファに
記憶されているバンド演奏使用楽曲データが、各アクセ
ス端末に設定される。バンドメンバが演奏室に途中参加
した場合でも、現在バンドセッションで使用されている
フレーズ演奏情報を自分の端末の演奏実行プログラムに
正確に設定することができる。
【0072】新規フレーズ演奏情報登録処理を行うこと
により、プリセットフレーズ演奏情報以外のフレーズ演
奏情報を用いたバンド演奏を実施することができる。各
端末は、自分の担当パートのフレーズ演奏情報のみを変
更可能である。新規楽曲データは、サーバ23上にある
演奏室毎の部屋1のバッファ30,部屋2のバッファ3
1に記憶され、演奏室の使用終了とともにバッファ内の
情報は消去される。フレーズ演奏情報バッファのフレー
ズ演奏情報情報をバンドメンバの各端末に送信すること
により、バンドメンバ全員の端末側で設定されるフレー
ズ演奏情報が等しいものとなる。
【0073】図10は、サーバの初期設定処理のフロー
チャートである。この処理は、端末A(バンドマスタ)
22からのアクセス時のみ実行される。S141におい
て、演奏室を使用するバンドデータベース28および予
約状況データベース29内の情報を部屋1のバッファ3
0または部屋2のバッファ31内の演奏室バッファに登
録する。登録する情報内容としては、端末A(バンドマ
スタ)22のアドレス、ユーザID情報、端末B(バン
ドメンバ)のアドレス、ユーザID情報、各メンバの担
当パート情報、現在のアクセス端末(メンバ)状況を表
す情報、演奏室予約時間情報等である。
【0074】S142においては、部屋1のバッファ3
0または部屋2のバッファ31内のフレーズ演奏情報バ
ッファの記憶情報をリセットして初期化する。バッファ
内のフレーズ演奏情報バッファに記憶情報がない場合に
は、各端末に予めインストールされているプリセットフ
レーズ演奏情報を使用する。使用するフレーズ演奏情報
を変更したときは、新規フレーズ演奏情報がフレーズ演
奏情報バッファにパート毎に記憶される。
【0075】図11は、新規フレーズ演奏情報登録処理
のフローチャートである。このアクセス端末が新規フレ
ーズ演奏情報の登録を望んだ時のみ実行される。S15
1において、担当パート用の新規フレーズのフレーズ演
奏情報をこのフレーズが割り当てられるキー位置情報と
ともにサーバ22に送信する。新規フレーズ演奏情報に
は、ユーザ自らが作成したデータや、ネットワークを通
じてダウンロードしてきたデータ等を用いる。S152
において、サーバーはフレーズ演奏情報とキー位置情報
を受信し、S153において、受信情報をフレーズ演奏
情報バッファ内に登録し、S154においては、変更さ
れたフレーズ演奏情報バッファ内の情報を他のバンドメ
ンバ端末へ送信する。既に演奏室にアクセス済みの端末
は、S155においてはこれを受信し、受信した情報に
基づいて楽曲データのキー割り当て設定を変更する。
【0076】図12は、端末側の初期設定処理のフロー
チャートである。サーバ23は、まずアクセス端末に対
して処理を行う。S161において、サーバ23は、部
屋1のバッファ30または部屋2のバッファ31内の演
奏室バッファに記憶されたアクセス端末に関する設定情
報と、同じく部屋1のバッファ30または部屋2のバッ
ファ31内のフレーズ演奏情報バッファに記憶されたフ
レーズ演奏情報情報とをアクセスしてきた端末に送信
し、S168に処理を進める。設定情報内容としては、
アクセス端末がバンドマスタであるか否かを表す情報、
アクセス端末の担当パートに関する情報、現在アクセス
中のバンドメンバに関する情報等である。
【0077】端末側のS162において、アクセス端末
は、これを受信し、S163において受信したフレーズ
演奏情報に基づき各演奏パートに関するフレーズ演奏情
報を設定する。その結果、端末側でネットワークバンド
演奏プログラムが起動され、演奏準備画面が表示され
る。
【0078】図22は、演奏準備画面の説明図である。
この演奏準備画面281の上部領域には、演奏パート別
に、メンバー名282、担当楽器アイコン283が表示
され、下部左領域には、演奏スタートボタン284、演
奏ストップボタン285、録音ボタン286、再生ボタ
ン287が表示される。また、下部右領域には、チャッ
トウインドウ288が表示される。
【0079】また、演奏に利用されるフレーズ演奏情報
が各キーにアサインされる。具体的には、端末側の記憶
領域に、図3のキーアサインテーブル41等がダウンロ
ードされる。演奏が行われる部屋1のバッファ30また
は部屋2のバッファ31内にあるフレーズ演奏情報バッ
ファに記憶情報がないときは、プリセットフレーズ演奏
情報が割り当てられる。S164においては、担当パー
ト以外のパートに関する演奏操作子を使用不能にセット
する。具体的には、図23を参照して後述する演奏画面
を表示するときに、例えば、自分の担当パートの演奏操
作子のみが表示されるようにするとともに、担当パート
以外のパートに対応するキーの押下を無視する。
【0080】S165においては、バンドマスタ情報が
あるか否かを判定し、バンドマスタ情報がある場合に
は、S167に処理を進めるが、ない場合には、S16
6に処理を進める。S166においては、バンドマスタ
専用操作子を使用不能にセットし、バンドマスタ専用操
作子が未表示になりS167に処理を進める。バンドマ
スタ専用操作子としては、演奏開始指示操作子、演奏録
音操作子、担当パート変更操作子がある。
【0081】図22の演奏準備画面281においては、
上述した操作子に対応する表示領域があり、演奏開始指
示操作子は演奏スタートボタン284に、演奏停止指示
操作子は演奏ストップボタン285に、演奏録音操作子
は録音ボタン286に、演奏再生操作子は再生ボタン2
87に対応する。担当パート変更操作子を設ける場合に
は、担当楽器アイコン83に対応させることができる。
上述した表示領域をマウスポインタでクリックすると、
対応する操作子を押したときと同様の機能をする。操作
子を使用不能にセットすると、対応する表示領域を表示
しないようにしたり、対応する表示領域を淡色表示する
ようにしてユーザに使用不能がわかるようにする。S1
67においては、アクセス中のメンバを表示する。演奏
準備画面281の担当楽器のアイコン83の上の枠にメ
ンバー名282が表示される。
【0082】一方、サーバー23側においては、S16
8において、サーバの部屋1のバッファ30または部屋
2のバッファ31のうち演奏が行われる部屋のバッファ
内にある演奏室バッファの接続端末状況情報を変更す
る。具体的には、新規アクセス端末のメンバ名、ユーザ
ID、担当パート名を登録する。S169において、接
続端末状況情報をアクセス中のメンバに送信する。アク
セス中の端末においては、S170においてサーバ23
から接続端末状況情報を受信し、S171においてアク
セス中メンバーの表示を変更する。具体的には、演奏準
備画面281の担当楽器アイコン283の上の枠にメン
バー名282が表示される。この後は、次の演奏室使用
処理に移る。
【0083】図13および図14は、演奏室使用処理の
フローチャートである。図13は、端末A(バンドマス
タ)22側の演奏室使用処理のフローチャートである。
図14は、端末B(バンドメンバ)24側の演奏室使用
処理のフローチャートである。演奏室使用処理とは、図
22に示した演奏準備画面281を用いて、演奏前の各
種設定処理、たとえば、演奏開始指示、録音開始指示、
コメント送信処理等を行うことである。演奏準備画面2
81では、画面上に設けられたチャットウインドウ28
8を用いて、バンドメンバ間において、リアルタイムで
のメッセージ交換が可能である。演奏開始、録音開始お
よび担当パート変更の処理は、端末A(バンドマスタ)
22のみが実施可能である。サーバ23は、端末A(バ
ンドマスタ)または端末B(バンドメンバ)24から受
信した情報を、送信元以外のメンバ端末へ送信する。
【0084】図13の端末A(バンドマスタ)22側の
S181において、サーバ23からの受信情報があるか
否かを判定し、受信情報があるときには、S182に処
理を進め、ないときにはS184に処理を進める。S1
82においては、チャット情報を受信したか否かを判定
し、チャット情報を受信したときには、S183に処理
を進め、チャット情報を受信しないときには、S184
に処理を進める。S183においては、受信情報に基づ
き、図22の演奏準備画面281のチャットウインドウ
288内の表示を変更して、S184に処理を進める。
S184においては、チャットウィンドウ288に自端
末のコメント入力があるか否かを判定し、ある場合に
は、入力された情報を送信し、ない場合にはS186に
処理を進める。なお、図22において、チャットウィン
ドウ288を1つの領域として図示しているが、送信と
受信(受信履歴)の2つのウィンドウに分割すると処理
が簡単である。
【0085】S185においては、入力された情報をサ
ーバ23に送信し、サーバ23は、送信元以外のメンバ
端末へ送信する。なお、このコメントの送受信は、従来
より知られているチャットソフトウエアを用いて行うこ
とができる。S186においては、演奏開始操作がある
か否かを、図22の演奏準備画面281上の演奏スター
トボタン284がクリックされたか、あるいは、対応す
る演奏開始操作子が操作されたかを検出することによっ
て判定する。演奏開始が指示された場合にはS187に
処理を進め、ない場合にはS189に処理を進める。S
187においては、演奏画面を表示し、演奏開始情報を
サーバ23に送信し、S188に処理を進める。
【0086】図23は、演奏画面の説明図である。演奏
画面291の左上はパート楽器のグラフィックス292
が表示され、右上には、メンバーリストとその担当パー
ト293が表示される。左下には、複数の演奏ボタン2
94が表示される。その右には、テンポアップスイッチ
295、テンポダウンスイッチ296が表示される。さ
らにその右には、演奏・録音ストップボタン297、演
奏開始インジケータ298が表示される。演奏インジケ
ータ298は、演奏中を示す表示を行う領域である。
【0087】S188においては、図15を参照して後
述する演奏処理を行い、S189に処理を進める。S1
89においては、録音開始操作があるか否かを、図22
の演奏準備画面281上の演奏録音ボタン286がクリ
ックされたか、あるいは、対応する演奏録音操作子が操
作されたかを検出することによって判定する。録音開始
が指示された場合には、S190に処理を進め、ない場
合にはS192に処理を進める。S190においては、
図23に示した演奏画面291を表示し、録音開始情報
をサーバに送信し、S191に処理を進める。S191
においては、図15を参照して後述する録音処理を行
い、S192に処理を進める。
【0088】S192においては、演奏室の使用が終了
したか否かを判定し、使用を終了したときはこの演奏室
使用処理のフローを終了し、使用の終了が検出されない
ときにはS181に処理を戻す。演奏室の使用が終了し
たと判定する場合とは、図22の演奏準備画面281の
演奏ストップボタン285がクリックされたか、または
これに対応するキー操作子が操作された場合、あるい
は、予約時間が終了した場合などである。なお、図23
の演奏画面291において、演奏・録音ストップボタン
297をクリックするか、これに対応するキー操作子を
操作したときに、図22の演奏準備画面281に戻る。
【0089】図14に示す端末B(バンドメンバ)24
側においては、サーバ23からの受信情報があるか否か
を判定し、受信情報があるときには、S201に処理を
進め、ないときにはS210に処理を進める。S201
においては、チャット情報を受信したか否かを判定し、
チャット情報を受信したときにはS202に処理を進
め、チャット情報を受信しないときにはS204に処理
を進める。S203においては、受信情報に基づき、図
22の演奏準備画面281のチャットウインドウ288
内の表示を変更して、S204に処理を進める。S20
4においては、演奏開始情報を受信したか否かを判定
し、これを受信したときには、S205に処理を進め、
受信しないときにはS207に処理を進める。S205
においては、図23の演奏画面291を表示し、S20
6に進み、図15を参照して後述する演奏処理を行う。
【0090】S207においては、録音開始情報を受信
したか否かを判定し、これを受信したときには、S20
8に処理を進め、受信しないときにはS210に処理を
進める。S208においては、図23の演奏画面291
を表示してS209において、図15を参照して後述す
る録音処理を行い、S210に処理を進める。S210
においては、図22の演奏準備画面281のチャットウ
インドウ288に自端末のコメント入力があるか否かを
判定し、ある場合には、入力された情報をサーバに送信
し、ない場合にはS212に処理を進める。
【0091】S212においては、演奏室から出るか否
かを判定し、出る場合には、自端末の演奏室へのアクセ
スを終了する。演奏室から出る判定は、図22の演奏準
備画面281の演奏ストップボタン285がクリックさ
れたか、またはこれに対応するキー操作子が操作された
場合である。なお、図23の演奏画面291において、
演奏・録音ストップボタン297をクリックするか、こ
れに対応するキー操作子を操作したときに、図22の演
奏準備画面281に戻っている。演奏室の使用処理の終
了は、端末B(バンドメンバ)からはできないようにな
っている。
【0092】図15,図16は、図13,図14中の演
奏処理および録音処理のステップのフローチャートであ
る。図15は、送信側の演奏処理あるいは録音処理のフ
ローチャートである。図16は、受信側の演奏処理ある
いは録音処理のフローチャートである。
【0093】演奏処理、録音処理は、図23の演奏画面
23を用いてバンド演奏、バンド演奏録音を実行する処
理である。演奏処理と録音処理との違いは、バンド演奏
を各端末で記憶しておくか否かの違いだけである。演奏
録音時には、引き続くフレーズ演奏の進行に合わせて、
全メンバーの各端末から入力されたキー情報を、各メン
バーの担当パートとともに順次記憶する。したがって、
以下の記載では、録音を伴わない演奏処理を主体に説明
を行う。
【0094】演奏画面23上の複数の演奏ボタン294
をマウス等でクリックすることにより、クリックされた
演奏ボタン294に割り当てられたフレーズ演奏情報が
自端末で発音される。各演奏ボタン294は、キーボー
ド上のいずれかのキー操作子と対応しており、対応する
キー操作子を押下しても同様な処理により、割り当てら
れたフレーズ演奏情報の再生がなされる。同時に、サー
バを介して他のバンドメンバ端末にも同じキー操作子の
情報、すなわち、演奏ボタン294に対応するキー操作
子のキー位置を示す操作情報が送信される。サーバは、
この演奏(録音)処理において、受信した情報を送信元
以外のバンドメンバ端末に送信する処理を行う。フレー
ズ演奏中に、同じ演奏パートの新規キーオン操作が入力
されることにより新規フレーズ選択情報が発生すると、
この時点でフレーズ演奏を切替える。
【0095】なお、この切替タイミングは、所定の拍や
小節のタイミングであってもよいし、再生中のフレーズ
の終了タイミングであってもよい。また、各端末の設定
に依存させてもよいし、演奏パート毎に独立して切替タ
イミングを設定できるようにしてもよい。演奏パートご
とに独立して切替タイミングを設定する場合には、各演
奏パートの切替タイミングをパート担当者が設定し、上
述した、新規フレーズ演奏情報登録処理において、新規
なフレーズのフレーズ演奏情報とともに、楽曲データバ
ッファに記憶させて、各メンバー端末に送信するように
すれば、各メンバ端末間での相互性を保つことができ
る。
【0096】図15に示す送信側の演奏処理あるいは録
音処理の送信側において、S221においては、担当パ
ートのキー操作があるか否かを判定し、担当パートのキ
ー操作がある場合には、S222に処理を進め、ない場
合にはS224に処理を進める。なお、S221におけ
るキー操作の判定には、キーを押したときのキーオンイ
ベントだけを検出すればよい場合と、キーを離したとき
のキーオフイベントも検出することを前提とする場合が
ある。S222においては、操作されたキーに割り当て
られたフレーズ演奏情報によってフレーズ演奏を行い、
S223に処理を進める。その際、現在フレーズ演奏中
であるときに、新たに操作キーのキーオンイベントがあ
って、この操作されたキーの演奏パートが現在演奏中の
フレーズの演奏パートと同じである場合には、現在再生
中のフレーズ演奏情報を、この新たな操作キーに割り当
てられたフレーズ演奏情報に変更してフレーズ演奏を行
う。
【0097】演奏しているフレーズ演奏情報の所定の演
奏時間が終了すれば、キーオフイベントがなくてもフレ
ーズの演奏が停止する。しかし、キーオフイベントも検
出することを前提とし、このキーオフイベントを検出し
たときに現在再生中のフレーズの演奏を停止させるよう
にすることができる。加えて、ループ演奏するようにフ
レーズ演奏情報を設定するようにした場合には、キーオ
フ操作のみによって現在再生中のフレーズの演奏を停止
させることができる。
【0098】S223においては、S221において検
出した操作を検出したキーの操作情報をサーバ23に送
信する。このキー操作情報は、S222において、キー
オフイベントを検出してフレーズの演奏を制御する場合
には、キーオフイベントがあったときにも、このキーの
操作情報をキーオフイベントであることを示すための別
の操作情報を付してサーバに送信する。S224におい
ては、チャットにコメント入力があるか否かを判定し、
ある場合にはS225に処理を進め、ない場合にはS2
26に処理を進める。S225においては、入力された
情報を送信して、S226に処理を進める。
【0099】図23の演奏画面は、チャットウィンドウ
の表示領域を設けていないが、演奏画面の所定の領域を
クリックすることにより、この演奏画面の上にチャット
ウィンドウを開くようにする。S226においては、演
奏(録音)終了操作があったか否かを判定し、終了操作
があったときにはS227に処理を進め、ないときには
S221に処理を戻す。終了操作は、図23の演奏画面
291において、演奏・録音ストップボタンをがクリッ
クされたか、対応するキー操作子が押されたかを検出す
ることによって判定される。S227においては、終了
情報をサーバに送信し、S228において発生中の楽音
を消音させて、演奏(録音)処理を終了する。表示画面
は、図22の演奏準備画面281に戻る。
【0100】図16に示す受信側において、S221に
おいては、他の端末からキーの操作情報を受信する。S
222においては、チャット情報を受信したか否かを判
定し、受信したときにはS223に処理を進め、受信し
ないときにはS224に処理を進める。S223におい
ては、受信情報に基づき、チャットウインドウ内の表示
を変更する。なお、チャットウインドウは、送信側と同
様に予め、演奏画面上に開いておくか、受信時に自動的
に開くようにする。S224においては、キー操作情報
を受信したか否かを判定し、受信したときには、S22
5に処理を進め、受信しないときにはS226に処理を
進める。
【0101】S225においては、キー操作情報に割り
当てられたフレーズ演奏情報によってフレーズ演奏し、
S226に処理を進める。その際、現在フレーズ演奏中
であるときに、新たにキー操作情報が受信されて、この
キー操作情報の演奏パートが現在演奏中のフレーズの演
奏パートと同じである場合には、現在再生中の楽曲デー
タを、この新たなキー操作情報ーに割り当てられたフレ
ーズ演奏情報に変更してフレーズ演奏を行う。
【0102】なお、図15のS222において、キーオ
フイベントを検出することを前提としたフレーズ再生を
行う場合には、この受信側のステップにおいても同様
に、キー操作情報がキーオフイベントであることを検出
して、このキー操作情報に割り当てられたフレーズ演奏
情報のフレーズ演奏を停止する。また、受信したキー操
作情報のオフイベントに基づいて演奏中のフレーズの停
止をするタイミングや、受信したキー操作情報の演奏パ
ートが現在演奏中のフレーズ演奏情報の演奏パートと同
じである場合にフレーズ演奏情報を変更するタイミング
は、受信側の端末での切替タイミング設定に依存してい
る。
【0103】S226においては、終了情報を受信した
か否かを判定し、終了情報を受信したときには、S22
7に処理を進め、受信しない場合には、S228に処理
を進める。S227においては、発声中の楽音を消音
し、演奏(録音)処理を終了する。S228において
は、何も処理をしないで受信側の処理を終了する。
【0104】上述した説明では、図23の演奏画面29
1上にあるテンポアップスイッチ295、テンポダウン
スイッチ296の操作について説明を省略した。これら
の表示部をクリックするか、キーボード上の対応するキ
ー操作子を押すことにより、自端末の演奏パートのフレ
ーズ演奏のテンポを変更できるようにする。同時に、テ
ンポアップスイッチ295、テンポダウンスイッチ29
6に割り当てられたキー操作子の操作情報が、サーバを
介して、他の端末に送信され、他の端末においても、こ
の演奏パートのテンポを変更することができる。
【0105】テンポアップスイッチ295、テンポダウ
ンスイッチ296の操作によるテンポ値の変更操作の方
法については、例えば、文字ボックスに数値的に新規テ
ンポ値を入力して、決定スイッチの操作等により入力テ
ンポ値を自端末に設定し、同時に、他の端末に送信して
他の端末のテンポも同じ値に設定するようにすることが
できる。
【0106】操作情報に関し、上述した説明では、操作
情報に演奏パートを割り当てていたが、操作情報を受信
する際に、送信した端末を受信側で知ることができるよ
うにすれば、個々の操作情報に演奏パートを割り当てな
くてもよい。この場合、全てのキー操作子およびその操
作情報を各演奏パートで使用することが可能になる。
【0107】演奏バンド登録に関し、上述した説明で
は、1端末は1バンドのマスターにしかなれないもので
あったが、複数の演奏バンドのバンドマスタになれるよ
うにしてもよい。演奏室予約に関し、演奏室への予約設
定作業は、バンドマスタしかできないような構成にした
が、他のバンドメンバが予約設定を行えるようにしても
よい。また、演奏室の予約をとれる演奏バンドの数に制
限を設けていないが、例えば、特定人数以上のメンバで
構成されていないバンドについては、演奏室の予約を取
れない等の制限を設けるようにしてもよい。
【0108】演奏室へのアクセスに関し、上述した説明
では、バンドマスタからアクセスを行わないと演奏室が
使用できないようにしたが、バンドメンバの誰かがアク
セスをすれば演奏室が使用できるような構成にしてもよ
い。その際には、アクセス端末のユーザIDと所属バン
ド名等の情報により演奏室使用許可の確認を取るように
すればよい。また、バンドメンバのみ演奏室へのアクセ
スが可能となっているが、バンドマスタあるいはバンド
メンバの設定により、バンドメンバ以外の端末からの演
奏室アクセスを許可できるようにしてもよい。その際に
は、バンドメンバ以外のアクセス端末は、このアクセス
した演奏室での演奏を視聴できるのみにすれば、バンド
メンバによる演奏を害されるおそれがない。
【0109】フレーズ演奏情報バッファに関し、上述し
た説明では、演奏室の使用状況情報、演奏室で使用され
たフレーズ演奏情報バッファ内の情報は演奏室終了後に
消去されるように構成されているが、これらの情報をバ
ンドデータベース内に、演奏室を使用した演奏バンド対
応させて記憶するようにしてもよい。この記憶処理の決
定は、バンドマスタあるいは他のメンバが選択できる事
項としてもよい。
【0110】初期セッティング処理に関し、上述した説
明では、新規楽曲データ登録の処理を実施しているが、
演奏室使用中に新規フレーズ演奏情報の登録処理を実施
できるようにしてもよい。
【0111】演奏室使用処理に関し、上述した説明で
は、バンドメンバの担当パートはバンドメンバの登録時
のみに設定されるように構成されているが、それに限ら
ず、例えば、演奏室使用処理時における演奏準備画面上
のユーザ名表示を変更することにより担当パートを自由
に変更できるようにしてもよい。ここで、担当パートの
変更はバンドマスタのみが設定可能であるようにしても
よい。
【0112】上述した説明では、ネットワーク上にサー
バを設け、各端末をクライアントとしたが、上述したサ
ーバの機能を1台の端末が兼ね備えるようにすれば、ネ
ットワーク上にサーバを設置しなくてもよい。上述した
説明では、汎用のパーソナルコンピュータに、ウエブブ
ラウザのアプリケーションソフトウエアとともにインス
トールされたプラグイン形式のアプリケーションソフト
ウエアで処理を実行するようにした。しかし、プラグイ
ン形式でなくてもよいし、また、アプリケーションソフ
トウエアの形態ではなく、専用のコンピュータを用いて
処理を実行するものでもよい。上述した説明では、端末
として汎用のパーソナルコンピュータを前提に説明して
いるが、楽器鍵盤、音源回路、自動演奏装置等を内蔵し
て一体化された電子楽器であって、インターフェースを
介して各種ネットワーク等に接続されるものであっても
よい。
【0113】
【発明の効果】本発明は、上述した説明から明らかなよ
うに、複数の演奏装置間で複数パートのバンド演奏を容
易に行うことができるという効果がある。各演奏装置で
再生される演奏は、どの演奏装置においても同じにする
ことができるという効果がある。
【0114】フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を
送受信することにより送受信情報を削減でき、処理の遅
れが解消するという効果がある。また、自分の担当パー
トに関しては、自分の演奏操作のみが反映されるように
することが可能となり、自分の演奏を害されることな
く、バンド演奏を楽しむことができる。また、サーバ装
置が演奏情報の配信を行うために、演奏装置において通
信のための処理負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネットワーク演奏システムおよびネ
ットワーク演奏装置の実施の一形態の概要構成図であ
る。
【図2】 本発明のネットワーク演奏システムおよびネ
ットワーク演奏装置の実施の一形態の説明図である。
【図3】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一形
態において記憶する情報の説明図である。
【図4】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一形
態のハードウエア構成図である。
【図5】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一形
態の演奏以外の状態における送受信処理の説明図であ
る。
【図6】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一形
態の演奏状態における送受信処理の説明図である。
【図7】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一形
態の演奏状態においてチャットを行う場合の送受信処理
の説明図である。
【図8】 本発明のネットワーク演奏システムの実施の
一形態におけるバンド登録処理、メンバー登録処理、演
奏室予約処理時のフローチャートである。
【図9】 本発明のネットワーク演奏システムの実施の
一形態における演奏室へのアクセスのフローチャートで
ある。
【図10】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態におけるサーバの初期設定処理のフローチャー
トである。
【図11】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態における新規フレーズ演奏情報登録処理のフロ
ーチャートである。
【図12】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態における初期セッティング処理のフローチャー
トである。
【図13】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態における端末A(バンドマスタ)側の演奏室使
用処理のフローチャートである。
【図14】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態における演奏室使用処理のフローチャートであ
る。
【図15】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態における送信側の演奏処理あるいは録音処理の
フローチャートである。
【図16】 本発明のネットワーク演奏システムの実施
の一形態における受信側の演奏処理あるいは録音処理の
フローチャートである。
【図17】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態における初回プロフィール登録画面の説明図であ
る。
【図18】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態におけるバンドマスター登録画面の説明図である。
【図19】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態におけるバンドインフォメーションリスト画面の説
明図である。
【図20】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態におけるメンバー応募画面の説明図である。
【図21】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態におけるメンバー選定画面の説明図である。
【図22】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態における演奏準備画面の説明図である。
【図23】 本発明のネットワーク演奏装置の実施の一
形態における演奏準備画面の説明図である。
【符号の説明】 1 ネットワーク、2 マスター端末、3 サーバ、4
メンバー端末、5 操作部、6 入力制御部、7 イ
ンターフェース部、8 フレーズ演奏情報読み出し部、
9 フレーズ演奏情報記憶部、10 音源部、11 ス
ピーカ、12 インターフェース部、13 ネットワー
ク演奏制御部、14 登録情報記憶部 21 インターネット、22 端末A、23 サーバ、
24 端末B、25 端末C、26 楽音発生装置、2
7 スピーカ、28 バンドデータベース、29予約状
況データベース、30 部屋1のバッファ、31 部屋
2のバッファ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの演奏パートが割り当てられると共
    に、前記1つの演奏パートを含む複数の演奏パート毎に
    複数のフレーズ演奏情報を記憶する演奏装置であって、 前記複数のフレーズ演奏情報のいずれかを指示する操作
    手段と、 前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報
    が、割り当てられた前記1つの演奏パートに対するもの
    であることを検出する操作検出手段と、 前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報
    が、割り当てられた前記1つの演奏パートに対するもの
    であることを、前記操作検出手段が検出した時にのみ、
    前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報の
    再生を指示する情報を外部へ送信する指示情報送信手段
    と、 前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報
    が、割り当てられた前記1つの演奏パートに対するもの
    であることを、前記操作検出手段が検出した時にのみ、
    前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報を
    再生すると共に、外部から受信した前記フレーズ演奏情
    報の再生を指示する情報に基づいて前記フレーズ演奏情
    報を再生するフレーズ再生手段、 を備え、ネットワークに接続された複数の演奏装置間
    で、前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を送受
    信して前記フレーズ演奏情報を再生させることによって
    バンド演奏を行うことを特徴とする演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は、複数の操作子で構成さ
    れており、該複数の操作子の一部に前記フレーズ演奏情
    報のいずれかの指示を割り当てるとともに、前記フレー
    ズ演奏情報の前記指示を割り当てられていない前記操作
    子によってメッセージを入力するものであり、 前記操作手段により入力された前記メッセージを外部に
    送信するメッセージ送信手段と、 外部から受信した前記メッセージを再生するメッセージ
    再生手段、 をさらに備え、前記ネットワークに接続された複数の演
    奏装置間で、前記バンド演奏を行うと同時にメッセージ
    の交換も行うことを特徴とする請求項1に記載の演奏装
    置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介してバンドに所属する
    複数の演奏装置と接続されるサーバ装置であって、 前記演奏装置のうちマスターとなるものにより、前記複
    数の演奏装置とそれぞれの担当する演奏パートを表す情
    報を登録する登録手段と、 新たに接続してきた前記演奏装置に対して、バンド演奏
    で用いるフレーズ演奏情報と前記新たに接続してきた演
    奏装置が担当する前記演奏パートを表す情報を送信する
    情報送信手段と、 前記演奏装置から該演奏装置の担当する前記演奏パート
    における前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を
    受信し、他の前記演奏パートを担当する前記演奏装置
    に、受信した、前記フレーズ演奏情報の再生を指示する
    情報を送信する情報送受信手段、 を備え、前記バンドに所属する複数の演奏装置のそれぞ
    れに対して、前記バンド演奏で用いるフレーズ演奏情報
    を同一に設定させて、前記ネットワークに接続された前
    記バンドに所属する複数の演奏装置の間で前記フレーズ
    演奏情報を用いて前記バンド演奏を行わせることを特徴
    とするサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記登録手段は、前記演奏装置により、
    該演奏装置の担当する前記演奏パートにおけるフレーズ
    演奏情報を新規に登録し、 前記情報送信手段は、前記演奏装置により該演奏装置の
    担当する演奏パートにおけるフレーズ演奏情報が新規に
    登録されたときには、前記他の演奏パートを担当する演
    奏装置に、新規に登録された前記フレーズ演奏情報を送
    信する、 ことを特徴とする請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 1つの演奏パートが割り当てられると共
    に、前記1つの演奏パートを含む複数の演奏パート毎に
    複数のフレーズ演奏情報を記憶する演奏装置のための演
    奏方法であって、 前記複数のフレーズ演奏情報のいずれかを指示する操作
    手段により指示された前記フレーズ演奏情報が、割り当
    てられた前記1つの演奏パートに対するものであること
    を検出する操作検出ステップと、 前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報
    が、割り当てられた前記1つの演奏パートに対するもの
    であることを、前記操作検出ステップが検出した 時にの
    み、前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情
    報の再生を指示する情報を外部へ送信する指示情報送信
    ステップと、 前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報
    が、割り当てられた前記1つの演奏パートに対するもの
    であることを、前記操作検出手段が検出した時にのみ、
    前記操作手段により指示された前記フレーズ演奏情報を
    再生すると共に、外部から受信した前記フレーズ演奏情
    報の再生を指示する情報に基づいて前記フレーズ演奏情
    報を再生するフレーズ再生ステップ、 を備え、ネットワークに接続された複数の演奏装置間
    で、前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を送受
    信して前記フレーズ演奏情報を再生させることによって
    バンド演奏を行うことを特徴とする演奏方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してバンドに所属する
    複数の演奏装置と接続されるサーバ装置のための演奏制
    御方法であって、 前記演奏装置のうちマスターとなるものにより、前記複
    数の演奏装置とそれぞれの担当する演奏パートを表す情
    報を登録する登録ステップと、 新たに接続してきた前記演奏装置に対して、バンド演奏
    で用いるフレーズ演奏情報と前記新たに接続してきた演
    奏装置が担当する前記演奏パートを表す情報を送信する
    情報送信ステップと、 前記演奏装置から該演奏装置の担当する前記演奏パート
    における前記フレーズ演奏情報の再生を指示する情報を
    受信し、他の前記演奏パートを担当する前記演奏装置
    に、受信した、前記フレーズ演奏情報の再生を指示する
    情報を送信する情報送受信ステップ、 を備え、前記バンドに所属する複数の演奏装置のそれぞ
    れに対して、前記バンド演奏で用いるフレーズ演奏情報
    を同一に設定させて、前記ネットワークに接続された前
    記バンドに所属する複数の演奏装置の間で前記フレーズ
    演奏情報を用いて前記バンド演奏を行わせることを特徴
    とする演奏制御方法。
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