JP2003022081A - 楽曲情報配信装置及び楽曲情報配信プログラム - Google Patents

楽曲情報配信装置及び楽曲情報配信プログラム

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JP2003022081A
JP2003022081A JP2001209069A JP2001209069A JP2003022081A JP 2003022081 A JP2003022081 A JP 2003022081A JP 2001209069 A JP2001209069 A JP 2001209069A JP 2001209069 A JP2001209069 A JP 2001209069A JP 2003022081 A JP2003022081 A JP 2003022081A
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JP2001209069A
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Tomoyuki Funaki
知之 船木
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のユーザが同時に同一楽曲の演奏を連続
的に楽しむ際に、ユーザ所望の曲を優先的に楽しむこと
を可能とする。 【解決手段】 選択手段は記憶手段に複数記憶している
楽曲情報の中からいずれかの楽曲情報を選択する際に、
リクエスト受付手段により受け付けたリクエスト曲に対
応する楽曲情報を優先的に選択する。設定手段は、通信
ネットワークを介して接続されているクライアント装置
を情報の配信先として設定する。配信制御手段は、前記
設定手段により情報の配信先として設定されたクライア
ント装置に対して、前記選択手段により選択された楽曲
情報を配信する。こうすると、ユーザはクライアント装
置を所望の楽曲情報配信用サーバ装置に通信ネットワー
クを介して接続して連続的に音楽を楽しむ際に、ユーザ
は曲のリクエストを行うことによって所望の曲を優先的
に楽しむことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ネットワー
クを介して多くのユーザが同じ音楽を同時に、かつ多数
の音楽を連続して楽しむことのできる楽曲情報配信装置
及び楽曲情報配信プログラムに関する。特に、ユーザか
らのリクエストに応じた音楽を優先的に楽しむことがで
きるようにした楽曲情報配信装置及び楽曲情報配信プロ
グラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、インターネットなどの通信ネ
ットワークの発達に伴い、誰でもがこうした通信ネット
ワークを介していつでもどこからでも好みの楽曲(音
楽)を聞くことができるようになっている。例えば、ユ
ーザはパーソナルコンピュータやPDA(Personal Dat
a(Digital) Assistants)等の端末機器(以下、これら
を総称して単にクライアントと呼ぶ)を用いてインター
ネットなどの通信ネットワークを経由して所望のWWW(W
orld Wide Web)サーバにアクセスし、該アクセスしたW
WWサーバに格納されている多数の楽曲の中から所望の楽
曲を選択的に受信することによって、ユーザ所望の楽曲
をクライアント側で楽しむことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したイ
ンターネットなどの通信ネットワークを利用して所望の
楽曲を楽しむ場合、従来ではアクセスしたWWWサーバに
対してユーザが聞きたい楽曲を1曲ずつ直接指定しなけ
ればならなかった。そのため、BGM感覚で楽曲を途切
れることなく流しておきたい場合などのように、複数の
適当な楽曲を数珠繋ぎにながしつづけるように設定する
ことが簡単にできなかった。すなわち、複数の楽曲を連
続して聞きたいような場合でもユーザは複数の楽曲を1
曲ずつ順次に選択しなければならず、こうした選択操作
を1曲ずつ繰り返し行うことは非常に面倒であり不便で
あった。さらに、従来はあくまでも個々のユーザが聞き
たい楽曲を選択することによって個人的に楽曲を楽しむ
だけのものであったために、多くのユーザが同じ楽曲を
同時進行で楽しむことができなかった。そこで、こうし
た問題を解決するためのものとして、本出願人が既に出
願済みの楽曲情報配信装置及び楽曲情報配信プログラム
がある(特願2001−194604号)。該発明に係る楽曲情報
配信装置及び楽曲情報配信プログラムでは、サーバ装置
側で選択した曲を通信ネットワークを介して接続された
クライアント装置側に対して配信することにより、ユー
ザはクライアント装置を用いて所望の時間だけ連続的に
楽曲を楽しむことができ、かつ、多くのユーザが同じ曲
を同時進行で楽しむことができるようになっている。し
かし、上記の楽曲情報配信装置及び楽曲情報配信プログ
ラムは、サーバ装置が自動的に選択した曲をクライアン
ト装置側で受信し再生するものであることから、必ずし
もユーザの好みにあわせた曲を選択して再生するとは限
らない。すなわち、ユーザは聞きたい曲を簡単に再生す
ることができずに不便である、という問題点があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、通信ネットワークを介して個々のユーザから曲のリ
クエストを受け付け、ユーザがリクエストした曲を優先
的に楽しむことのできるようにした楽曲情報配信装置及
び楽曲情報配信プログラムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の請求項に
係る楽曲情報配信用サーバ装置は、所定の通信ネットワ
ークを介して接続されたクライアント装置に対して楽曲
情報を配信するサーバ装置であって、楽曲情報を複数記
憶する記憶手段と、クライアント装置から曲のリクエス
トを受け付けるリクエスト受付手段と、前記記憶手段か
ら楽曲情報を自動選択する手段であって、前記リクエス
ト受付手段により受け付けたリクエスト曲に対応する楽
曲情報を優先的に選択する選択手段と、接続されている
クライアント装置を情報の配信先として設定する設定手
段と、前記設定手段により情報の配信先として設定され
たクライアント装置に対して、前記選択手段により選択
された楽曲情報を配信する配信制御手段とを具備し、通
信ネットワークを介して接続された全てのクライアント
装置に対して、個々のクライアント装置が接続された時
点から楽曲情報を連続的に配信する際に、リクエスト曲
に対応する楽曲情報を優先的に配信することを特徴とす
るものである。
【0006】この発明によると、ユーザはクライアント
装置を所望の楽曲情報配信用サーバ装置に通信ネットワ
ークを介して接続し、クライアント装置と楽曲情報配信
用サーバ装置とが接続している間において連続的に音楽
を楽しむ際に、ユーザ所望の曲を優先的に配信するよう
にリクエストすることができるようになる。選択手段は
記憶手段に複数記憶している楽曲情報の中からいずれか
の楽曲情報を選択する際に、リクエスト受付手段により
受け付けたリクエスト曲に対応する楽曲情報を優先的に
選択する。設定手段は、通信ネットワークを介して接続
されているクライアント装置を情報の配信先として設定
する。配信制御手段は、前記設定手段により情報の配信
先として設定されたクライアント装置に対して、前記選
択手段により選択された楽曲情報を配信する。すなわ
ち、通信ネットワークを介して接続された全てのクライ
アント装置に対して、個々のクライアント装置が接続さ
れた時点から前記選択手段により選択された楽曲情報を
連続的に配信する。こうすると、クライアント装置側で
音楽を途切れることなく流す際において、ユーザは曲の
リクエストを行うことによって所望の曲を優先的に流す
ことができるようになる。
【0007】本発明の第5の請求項に係る楽曲情報再生
用クライアント装置は、所定の通信ネットワークを介し
て接続されたサーバ装置との間において楽曲情報を受信
可能なクライアント装置であって、所望のサーバ装置に
対して接続開始要求又は接続終了要求を送信する送信手
段と、前記接続開始要求に基づいて接続したサーバ装置
に対してユーザ所望の曲をリクエストするリクエスト手
段と、前記接続したサーバ装置から複数の楽曲情報を連
続的に受信する受信手段と、受信した楽曲情報に基づい
て楽曲を再生する再生手段とを具備し、通信ネットワー
クを介してサーバ装置に接続した時点から該接続を終了
するまでの間、接続したサーバ装置から連続的に楽曲情
報を受信する際に、他のユーザによりリクエストされた
曲を含むリクエスト曲に対応する楽曲情報を優先的に受
信して再生することを特徴とするものである。こうする
と、ユーザは接続したサーバ装置に対してユーザ所望の
曲を配信するようにリクエストすることで、複数の楽曲
情報を自動的にサーバ装置から連続的に受信する際に、
他のユーザによりリクエストされた曲を含むリクエスト
曲に対応する楽曲情報を優先的に受信して再生すること
ができるようになる。
【0008】本発明は、装置の発明として構成し、実施
することができるのみならず、方法の発明として構成し
実施することができる。また、本発明は、コンピュータ
またはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施
することができるし、そのようなプログラムを記憶した
記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、この発明に係る楽曲情報配信用サ
ーバ装置及び楽曲情報再生用クライアント装置を用いた
楽曲情報配信システムの一実施例の全体構成を示すシス
テムブロック図である。この実施例に示した楽曲情報配
信システムは、楽曲情報配信用サーバ装置MS(以下、
単にサーバMSと呼ぶ)と、中継サーバTSと、通信ネ
ットワークXと、パソコン端末PCあるいは携帯端末M
Tなどの楽曲情報再生用クライアント装置(以下、単に
クライアントと呼ぶ)とにより構成されるシステムであ
る。詳しくは後述するが、該楽曲情報配信システムを構
成する各々の装置(つまり、サーバMS、中継サーバT
S、パソコン端末PC、携帯端末MT)は、各々がCP
U、ROM、RAM、通信インタフェース等を含む独立
したコンピュータにより構成されてなり、各々の装置は
インターネットや専用線等の通信ネットワークXを介し
て、あるいは無線通信により各種情報やデータ(例え
ば、HTMLファイル、URL、楽曲情報など)の送信
や受信などの情報配信を行うことができるようになって
いる。この実施例に示す楽曲情報配信システムにおいて
は周知のネットワーク用ブラウザなどの所定のソフトウ
エアプログラムを用いることで、クライアントからサー
バMSに記憶された複数のサイト(つまり、各種情報や
データ等を所定の表示態様で提示するもの)の中から本
発明に係るネット有線サイト(サーバMS)を選択して
該ネット有線サイトに対し聞きたい楽曲をリクエストす
ることができ、該ネット有線サイトからリクエスト曲を
含むMIDIデータやオーディオデータなどの楽曲情報
を自動的に受信してクライアント側で楽曲を発音する、
ことを既存の通信ネットワークXを利用して実現するネ
ットワークシステムである。勿論、上記した楽曲情報配
信システムはこれら以外のハードウェアを有する場合も
あるが、ここでは必要最小限の資源を用いた場合につい
て説明する。
【0011】図1に示した楽曲情報配信システムの一部
を構成するパソコン端末PCや携帯端末MTなどのクラ
イアントは、ユーザによるアクセス要求(例えば、UR
L(Uniform Resource Locatorの略)の指定など)に従
って、サーバMSに記憶された複数サイトのうちのいず
れかのサイトへアクセスすることができるようになって
いる。例えば、通信ネットワークX上の各サーバMSに
記憶される各々のサイトはHTMLファイル(つまり、
HTML(Hyper Text Markup Languageの略)プログラ
ムで記述された複数のWebページを生成する基となる
表示情報)として管理されており、それぞれのHTML
ファイルには通信ネットワークX上のネットワークアド
レスを示すURLが添付されている。例えば、このUR
Lは特定のサーバMSに記憶されたHTMLファイルを
指定するために用いられるインターネットアドレスであ
り、所定の文字列情報で構成される。クライアントはこ
のURLを指定することでサーバMSからHTMLファ
イルを読み出し、該HTMLファイルに基づいてサイト
を表示する。このHTMLファイルに基づくサイト表示
は周知の技術であることから、説明を省略する。そし
て、数あるサイトの中から所望のネット有線サイトへア
クセスすると同時に、クライアントはアクセスしたネッ
ト有線サイトを記憶したサーバMSが送信中の楽曲情報
を自動的に受信して該楽曲情報に基づいて楽曲を発音す
る処理を行う。また、クライアントはアクセスしたネッ
ト有線サイトを記憶したサーバMSに対して曲をリクエ
ストすることで、ユーザ所望の曲に関する楽曲情報をサ
ーバMSが送信する楽曲情報に含めることができる。こ
うした処理の詳細な説明については、後述する。
【0012】上述したクライアントと共に楽曲情報配信
システムを構成するサーバMSは、クライアントにおけ
るサイト表示の際に用いられるHTMLファイルや楽曲
情報などを多数記憶しており、クライアントからの所定
のネット有線サイトへのアクセス要求(例えば、URL
の指定など)に応じてその要求に相当するネット有線サ
イトに関するHTMLファイルをクライアントへ送信す
ると共に、クライアントからのリクエストに応じて選択
した楽曲情報若しくはサーバMS側で自動選択した楽曲
情報を送信する、といった処理を行うサーバコンピュー
タである。すなわち、サーバMSは、インターネットや
専用線等の通信ネットワークXや無線通信によりクライ
アントと接続され、接続されたクライアントからのアク
セス要求に応じたHTMLファイルと共に、接続された
クライアントからのリクエストに応じた楽曲情報若しく
は適宜に選択した楽曲情報を読み出してクライアントへ
送信する。サーバMSに記憶される楽曲情報は楽曲発生
のための制御情報として用いられるデータであって、例
えばイベントデータやデュレーションデータなどを含
む。
【0013】クライアントとして用いられる携帯端末M
Tは、例えば携帯電話やPDA(Personal Data(Digita
l) Assistants)等の無線通信が可能な小型端末であ
り、本来の通信機能のほかにサイトを表示する表示機能
や楽曲を発音する発音機能も併せ持つ。すなわち、該携
帯端末MTもパソコン端末PCと同様に、ユーザ所望の
ネット有線サイトを表示することのできるディスプレイ
やサーバMSから受信した楽曲情報に基づいて楽曲を発
音するための音源回路やサウンドシステムなどを具え
る。ただし、こうした携帯端末MTをサーバMSと接続
して双方向通信を行う場合には、中継サーバTSを介す
る必要がある。つまり、中継サーバTSが携帯端末MT
とサーバMSとの間で信号の送受信を中継することによ
り、携帯端末MTはサーバMSに対してアクセスするこ
とができるようになっている。
【0014】なお、クライアントとして用いられる機器
は上記したパソコン端末PCや携帯端末MTに限らず、
サーバMSからHTMLファイルや楽曲情報などを取得
して処理できるものであればどのような形態の機器であ
ってもよい。また、図1に示す実施例において、複数の
パソコン端末PCや携帯端末MTなどのクライアントや
複数のサーバMSが通信ネットワークXに接続されてい
てよいことは言うまでもない。さらに、この実施例では
HTMLファイルに基づきサイト表示を行うものを例に
説明したがこれに限らず、他の同様なファイル(例え
ば、Java言語等を利用したファイル)に基づいてサ
イト表示を行うものであってもよいことは言うまでもな
い。
【0015】以上のように、サーバMSとクライアント
とはLAN(ローカルエリアネットワーク)やインター
ネットなどの種々の通信ネットワークXを介して、ある
いは無線通信により接続されるものであり、ユーザはク
ライアントを通信ネットワークX上に接続してサーバM
Sとの間で双方向通信を行うことによって、クライアン
トからサーバMSに記憶されているサイトを閲覧した
り、ユーザ所望のデータなどをサーバMSからクライア
ントに取り込むことができるようになっている。特に、
通信ネットワークを介して所定のネット有線サイト(サ
ーバMS)にアクセスした場合に、ユーザは該ネット有
線サイトに対して所望の曲をリクエストすることがで
き、該ネット有線サイトからリクエスト曲を含む楽曲情
報を自動的に受信してユーザ所望の楽曲をクライアント
側で発音することができるようになっている。
【0016】次に、上述した楽曲情報配信システムを構
成するパソコン端末PC、携帯通信端末MT、サーバM
S、中継サーバTSのいずれか1つのハード構成の一実
施例について、図2を用いて簡単に説明する。図2は、
上記各装置のうちの1つの装置についての一実施例の全
体構成を示すハード構成ブロック図である。ただし、上
記各装置は同じようなハード構成を用いるものとして説
明することができることから、代表としてパソコン端末
PCの図を1つだけ用いて説明する。
【0017】本実施例に示すパソコン端末PCは、マイ
クロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメ
モリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)
3からなるマイクロコンピュータによって制御されるよ
うになっている。CPU1は、この装置全体の動作を制
御するものである。このCPU1に対して、データ及び
アドレスバス1Dを介してリードオンリメモリ(RO
M)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、MID
Iインタフェース(I/F)4、検出回路5、表示回路
6、音源回路7、通信インタフェース(I/F)8、外
部記憶装置9がそれぞれ接続されている。更に、CPU
1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)におけ
る割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続さ
れている。すなわち、タイマ1Aは時間間隔を計数した
り、あるいはサーバMSから受信した楽曲情報に基づき
楽曲を再生する際の演奏テンポを設定したりするための
テンポクロックパルスを発生する。このテンポクロック
パルスの周波数は、各種スイッチ等からなる操作子5A
によって調整される。このようなタイマ1Aからのテン
ポクロックパルスはCPU1に対して処理タイミング命
令として与えられたり、あるいはCPU1に対してイン
タラプト命令(つまり割込命令)として与えられる。C
PU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
【0018】ROM2は、CPU1により実行される各
種プログラムなどの各種情報を格納するものである。R
AM3はサーバMS等から受信したHTMLファイルや
楽曲情報などの各種情報を格納するだけでなく、CPU
1がプログラムを実行する際に発生する各種データを一
時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在
実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶する
メモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス
領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラ
グ、テーブル、メモリなどとして利用される。例えば、
サーバMSから受信した楽曲情報は、受信時に一時的に
RAM3に記憶される。
【0019】MIDIインタフェース(I/F)4は、
電子楽器4AからMIDI規格の楽曲情報(MIDIデ
ータ)を当該装置へ入力したり、あるいは当該装置から
MIDI規格の楽曲情報(MIDIデータ)を電子楽器
4A等へ出力するためのインタフェースである。電子楽
器4Aはユーザによる操作に応じてMIDIデータを発
生する機器であればどのようなものであってもよく、鍵
盤型、弦楽器型、管楽器型、打楽器型、身体装着型等ど
のようなタイプの操作子を具えた(若しくは、操作形態
からなる)機器であってもよい。こうしたMIDIイン
タフェース(I/F)4は専用のMIDIインタフェー
スを用いるものに限らず、RS−232C、USB(ユ
ニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(ア
イトリプルイー1394)等の汎用のインタフェースを
用いて該MIDIインタフェース(I/F)4を構成す
るようにしてもよい。この場合、MIDIイベントデー
タ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよ
い。MIDIインタフェース4として上記したような汎
用のインタフェースを用いる場合、電子楽器4AはMI
DIイベントデータ以外のデータも送受信できるもので
ある。こうした場合、楽曲情報に関するデータフォーマ
ットはMIDI形式のデータに限らず、他の形式であっ
てもよく、その場合はMIDIインタフェース4と電子
楽器4Aはそれにあった構成とする。なお、パソコン端
末PC内部に後述する音源回路7を装備している場合に
は、上記MIDIインタフェース4及び電子楽器4Aは
なくてもよい。すなわち、パソコン端末PCなどのクラ
イアントには、楽曲情報に基づいて楽曲を再生できる装
置が少なくとも1つ装備されていればよい。
【0020】操作子5Aは、パソコン端末PC本体に接
続されるマウスやキーボードあるいは特殊スイッチなど
であり、操作子として利用できるものであればどのよう
なものであってもよい。例えば、数値データ入力用のテ
ンキーやURLなどの文字データ入力用のキーボード、
あるいはパネルスイッチ等である。検出回路5は、操作
子5Aの各操作子の操作状態を検出し、その操作状態に
応じたスイッチ情報を通信バス1D(例えばデータ及び
アドレスバス)を介してCPU1に出力する。表示回路
6は、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から
構成される表示装置6A(例えば、ディスプレイ)にサ
イトを表示するのは勿論のこと、サーバMSから受信し
た楽曲情報の内容や該楽曲情報に基づき再生される楽曲
の楽譜、あるいはCPU1の制御状態などを表示装置6
Aに表示する。
【0021】音源回路7は複数のチャンネルで楽音信号
の同時発生が可能であり、通信バス1D(例えば、デー
タ及びアドレスバス)を経由して与えられた楽曲情報
(例えば、サーバMSから受信して一時的にRAM3に
記憶された楽曲情報など)を入力し、この楽曲情報に基
づいて楽音信号を発生する。音源回路7から発生された
楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシス
テム7Aを介して発音される。サーバMSから受信する
楽曲情報の形式はMIDI形式のようなディジタル符号
化されたものであってもよいし、PCM、DPCM、A
DPCMのような波形サンプルデータ方式からなるもの
であってもよい。また、この音源回路7とサウンドシス
テム7Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよ
い。
【0022】通信インタフェース(I/F)8は、例え
ばLANやインターネット若しくは電話回線等の通信ネ
ットワークXに接続されており、該通信ネットワークX
を介して所定のサーバMS等と接続された際に、パソコ
ン端末PCからサーバMSに対して各種のデータ要求命
令を送信したり、サーバMSから送信されたHTMLフ
ァイルや楽曲情報などをパソコン端末PCに取り込むた
めのインタフェースである。例えば、この実施例に示す
パソコン端末PCにおいては、サーバMSから所望のネ
ット有線サイトに関するHTMLファイルや所望のネッ
ト有線サイトで配信中の楽曲情報などを受信するために
通信インタフェース8は用いられる。すなわち、パソコ
ン端末PCの場合、通信インターフェース8及び通信ネ
ットワークXを介してサーバMSへと所望のネット有線
サイトを表示するために該ネット有線サイトに関するH
TMLファイルのダウンロードを要求するコマンドを送
信する。サーバMSは、このコマンドを受け、要求され
たHTMLファイルを通信ネットワークXを介してパソ
コン端末PC側へと配信すると共に該ネット有線サイト
で配信中の楽曲情報を送信し、パソコン端末PCが通信
インタフェース8を介してこれらHTMLファイルや楽
曲情報を受信すると、該受信したHTMLファイルに基
づいて所望のサイトを表示したり、受信した楽曲情報に
基づいて楽曲の発音を開始するなどの処理を行う。な
お、これらの通信インタフェース8及び通信ネットワー
クXは、有線のものに限らず無線のものであってもよ
い。また、双方を具えていてもよい。
【0023】外部記憶装置9は、サーバMSから受信し
たHTMLファイルや楽曲情報、あるいはCPU1が実
行する各種プログラム等の制御に関するデータなどを記
憶するものである。また、前記ROM2に制御プログラ
ムが記憶されていない場合、この外部記憶装置9(例え
ばハードディスク)に制御プログラムを記憶させてお
き、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM
2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作を
CPU1にさせることができる。このようにすると、制
御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。なお、外部記憶装置9はハードディスク(HD)に
限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクト
ディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディ
スク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Di
skの略)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利
用する記憶装置であればどのようなものであってもよ
い。若しくは、半導体メモリなどであってもよい。
【0024】なお、クライアントが携帯端末MTである
場合、携帯端末MTにおける操作子5Aは携帯端末MT
本体に装備(あるいは内蔵)されている各種スイッチな
どである。携帯端末MTにおける表示装置6Aは、携帯
端末MT本体に装備(あるいは内蔵)されている液晶デ
ィスプレイなどである。また、携帯端末MTにおける音
源回路7とサウンドシステム7A(例えば、アンプやス
ピーカなど)は、携帯端末MT本体に装備(あるいは内
蔵)されていることが好ましい。さらに、携帯端末MT
における通信インタフェース8は無線通信用の装置であ
り、中継サーバTSと通信を行うことができるものであ
る。勿論、パソコン端末PCと同様に有線通信を行うた
めのインタフェースを具えていてもよい。携帯端末MT
における外部記憶装置9は携帯端末MT本体に予め内蔵
されているもの、あるいはケーブルなどを使って外部接
続できるもののいずれでもよい。本体に内蔵されている
ものの場合には、装置構成が小さい小型半導体メモリド
ライブが好ましい。外部接続するものである場合には、
上述したようなハードディスク(HD)、フレキシブル
ディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM
・CD−RW)、光磁気ディスク(MO)、DVD(Di
gital Versatile Diskの略)等、例示したいずれのもの
であってもよい。
【0025】なお、上述したようなパソコン端末PCや
携帯端末MT等のクライアントやサーバMS等は操作子
5Aや表示装置6Aあるいは音源回路7などを1つの装
置本体に内臓したものに限らず、それぞれが別々に構成
され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の
通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたも
のにも同様に適用できることはいうまでもない。また、
クライアントはパソコン端末PCや携帯端末MTに限ら
ず、カラオケや自動演奏ピアノのような自動演奏装置で
あってもよいし、電子楽器そのものであってもよい。な
お、サーバMS、中継サーバTSの各装置においては、
MIDIインタフェース4と電子楽器4A、音源回路7
とサウンドシステム7Aを装備していなくてもよい。ま
た、サーバMSではROM2やRAM3や外部記憶装置
9などを用いて楽曲情報データベースが構築されてお
り、この楽曲情報データベースに予め楽曲情報を多数記
憶するとよい。
【0026】図3は、図1に示した楽曲情報配信システ
ムにおけるパソコン端末PC(クライアント)及びサー
バMSが具える各種機能を説明するための機能ブロック
図である。まず、パソコン端末PC(クライアント)が
具える各種機能について簡単に説明する。
【0027】要求指示部Yはパソコン端末PC側の送受
信部CIOを介してサーバMSに対して各種の要求指示
を与える機能を持つものであり、該要求指示部Yがサー
バMSに対して与えることのできる要求指示内容として
は、ユーザ所望のネット有線サイトを記憶する所定のサ
ーバMSとの接続開始を指示する接続要求や、ユーザ所
望のネット有線サイトを記憶する所定のサーバMSとの
接続終了を指示する終了要求、ユーザ所望の楽曲を配信
するようサーバMSに対してリクエストするリクエスト
要求などがある。一時記憶部MはサーバMSから受信し
た楽曲情報を一時的に記憶する揮発性のメモリであり、
一時記憶部Mは所定の時間毎に再生部CSに楽曲情報を
送る機能を持つ。再生部CSは一時記憶部Mから送られ
た楽曲情報を再生して、該楽曲情報に基づく楽曲を発音
する機能を持つ。送受信部CIOは、パソコン端末PC
とサーバMSとの間で各種情報を送受信する機能を持
つ。この送受信部CIOがサーバMSに対して送信する
情報はユーザID、アドレス、要求指示に応じた接続要
求や終了要求若しくはリクエスト要求などの情報であ
り、サーバMSから受信する情報は楽曲情報などの情報
である。なお、ユーザIDはサーバMSと接続されてい
るパソコン端末PCを用いて該サーバMSを利用してい
るユーザを個別に管理するために個々のユーザ毎に付さ
れた所定の文字列情報であり、アドレス(送信アドレ
ス)は通信ネットワークXに接続されているパソコン端
末PCを識別するためのパソコン端末PC毎に予め付さ
れた識別番号である。
【0028】次に、サーバMSが具える各種機能につい
て簡単に説明する。送信先決定部Dは、サーバMS側の
送受信部SIOを介してパソコン端末PCから受信した
要求情報(詳しくは接続要求又は終了要求)に従ってユ
ーザID及び送信アドレスを送信リストに書き込んだり
送信リストから削除したりする機能を持つ。また、送信
先決定部Dは送信リストを読み出して、送信リストを送
受信部SIOへ送る機能を持つ。送信リストは楽曲情報
を送信する先のパソコン端末PCのアドレスを記録して
おり、サーバMSは該送信リストに記録されたアドレス
に対応したパソコン端末PCに対してのみ楽曲情報を送
信する。リクエスト追加部SRは、サーバMS側の送受
信部SIOを介してパソコン端末PCから受信した要求
情報(詳しくはリクエスト要求)に従ってリクエスト曲
をリクエストリスト又はリクエスト待機リストに書き込
んだり削除したりする機能を持つ。リクエストリストは
パソコン端末PCからリクエストされた曲を演奏予定時
刻などと共にリクエスト受け付け順に記録するものであ
り、サーバMSは該リクエストリストに記録された曲に
関する楽曲情報を後述の選曲リストに記録された曲に関
する楽曲情報よりも優先的に読み出し、該読み出した楽
曲情報をパソコン端末PCに対して送信する。リクエス
ト待機リストは、所定時間内にパソコン端末PCから同
じ曲が何回も頻繁に配信されないようにするために、所
定の待機満了時刻まで一時的にリクエスト曲の受け付け
を待機させておくためのものである。すなわち、パソコ
ン端末PCからリクエストを受け付けたが、該リクエス
ト曲が所定時間内に配信されたばかりの曲(あるいは配
信される予定の曲)である場合に、該曲をリクエストリ
ストに登録すると同じ曲が所定時間内に頻繁に配信され
てしまうことが生じることになる。そこで、該曲をすぐ
にリクエストリストに登録するのではなく一旦リクエス
ト待機リストに登録しておくことで、所定時間の間は該
曲を配信しないように待機させておく。したがって、リ
クエスト待機リストには、パソコン端末PCからリクエ
ストされた曲のうちリクエストリストに登録されない曲
(つまり、所定時間内に配信済みあるいは配信予定の
曲)がリクエスト先着順に記録される。
【0029】選曲部SMは所定の楽曲情報IDが付され
た多数の楽曲情報を記憶した楽曲情報データベース(D
B)内にどのような楽曲があるかの内容参照を行って、
選曲リストに新たな楽曲(具体的には楽曲情報ID)を
書き込む機能を持つ。また、選曲部SMは選曲リストあ
るいはリクエストリストを読み出し、該読み出した選曲
リストあるいはリクエストリストに従って読み出し部S
Sに対して所定の楽曲の再生指示を送ると共に、履歴リ
ストに再生指示対象とした楽曲を再生開始時刻などと共
に書き込む機能を持つ。読み出し部SSは選曲部SMに
より再生指示がなされると、楽曲情報DBから該当する
楽曲情報を読み出し、該読み出した楽曲情報を送受信部
SIOを介して送信リストに基づくパソコン端末PCに
対してのみに送信する機能を持つ。送受信部SIOはパ
ソコン端末PCとサーバMSとの間で各種情報を送受信
する機能を持ち、パソコン端末PCに対して送信する情
報は楽曲情報であり、パソコン端末PCから受信する情
報はユーザID、アドレス、要求指示に応じた接続要求
や終了要求若しくはリクエスト要求などの情報である。
すなわち、選曲リストはパソコン端末PCに送信する楽
曲情報を送信順に所定の曲数分だけ記録するものであ
り、サーバMSはリクエストリストに登録済みの曲がな
い場合には該選曲リストを参照し、選曲リストの送信順
に従って楽曲情報をパソコン端末PCに対して送信す
る。履歴リストは送信が終了した楽曲情報を処理済み順
に記録するもの、つまりサーバMSからパソコン端末P
Cに対して送信された楽曲情報の履歴を記録するもので
ある。選曲部SMは、履歴リストを参照して所定の曲間
隔制限に当てはまらない楽曲を選択的に選曲リストに書
き込む。すなわち、予め曲間隔制限(例えば曲数や時間
など)を設定しておき、選曲部MSは履歴リスト内に記
録された楽曲のうち該曲間隔制限内に相当する楽曲をピ
ックアップし、該ピックアップされた以外の楽曲を楽曲
情報データベース(DB)から参照して、いずれかの楽
曲を選曲リストに新たな楽曲として書き込む。こうする
ことによって、サーバMSからパソコン端末PCに対し
て同じ楽曲ばかりが所定時間内に何回も送信されないよ
うにする。勿論、こうしたことを上記以外の方法で実現
してよいことは言うまでもない。
【0030】なお、楽曲情報の配信処理形態としては、
サーバMS側は単に楽曲情報を配信するのみであり、パ
ソコン端末PC(クライアント)側で受信した楽曲情報
に基づいて楽曲再生処理を行うことによって楽曲を発音
する処理形態と、サーバMS側で予め楽曲情報に基づい
て楽曲再生処理を行って楽曲を再生し、該再生した楽曲
をパソコン端末PCに送信し、パソコン端末PC側では
受信した再生済みの楽曲をそのまま発音する処理形態と
がある。上述した実施例においてはサーバMS側から単
に楽曲情報のみを受信して、パソコン端末PC側で該楽
曲情報を再生して楽曲を発音する前者の処理形態につい
て説明した。仮に後者の処理形態の場合には、サーバM
S側における読み出し部SSは楽曲情報DBから楽曲情
報を読み出す機能と共に読み出した楽曲情報を再生する
再生部としての機能をあわせ持ち、該再生済みの楽曲
(例えばオーディオデータ)を送受信部SIOを介して
パソコン端末PCに送信する。パソコン端末PCでは、
サーバMSから再生済みの楽曲を受信すると該楽曲をそ
のまま一時記憶部Mに記憶し、再生部CSでは受信した
再生済みの楽曲をそのまま発音する。すなわち、再生部
CSは一時記憶部Mから送られた楽曲情報を再生する機
能を持たずに、再生済みの楽曲を発音する発音部として
の機能のみを持つ。
【0031】次に、図1に示した楽曲情報配信システム
におけるパソコン端末PC(クライアント)及びサーバ
MSとで各々実行する各種処理について説明する。すな
わち、パソコン端末PCあるいは携帯端末MT等のクラ
イアントやサーバMSにおけるそれぞれのCPU1で処
理する各種制御プログラムについて説明する。ただし、
以下に示す各実施例においては、サーバMS側は単に楽
曲情報を配信するのみであり、パソコン端末PCあるい
は携帯端末MT等のクライアント側で受信した楽曲情報
を再生することによって楽曲を発音する処理形態におけ
る制御プログラムについて説明する。また、実際に処理
する際にはアクセス要求したクライアントとアクセス要
求されたサーバMSとの間では所定の情報を送受信しな
がら並行して各々のメイン処理を行うものであるが、以
下に示す実施例においては説明を理解しやすくするため
に、クライアントとサーバMSとで実行するメイン処理
をそれぞれ独立に説明する。
【0032】まず、クライアント側で実行する各種処理
について説明する。図4は、図1に示した楽曲情報配信
システムにおけるクライアントで実行するメイン処理の
一実施例を示すフローチャートである。このメイン処理
では、パソコン端末PCあるいは携帯端末MT等のクラ
イアントとサーバMSとの間でサイト表示や所定の楽曲
情報の送受信などの処理が行われる。以下、図4に示し
たフローチャートに従って、クライアント側におけるメ
イン処理の動作を説明する。このクライアント側におけ
るメイン処理はネットワークブラウザを起動している状
態で、所望のネット有線サイトへの接続が要求されたと
きに(すなわち、ネットワークブラウザでネット有線サ
イトへのアクセスを開始したときに)開始される処理で
あり、接続要求したネット有線サイトへの接続を終了す
るまで動作する。
【0033】ステップS1では、ユーザ所望のネット有
線サイトを記憶するサーバMSに対して接続要求を含む
要求情報を送信すると共に、再生処理を起動する。すな
わち、所望のネット有線サイトへのアクセス要求動作を
行う。このアクセス要求動作とみなされる所定の操作と
しては、例えば、ユーザが直接ネットワークブラウザの
所定位置に所望のネット有線サイトのURLを入力す
る、あるいはディスプレイ6A上に表示されたサイト一
覧などから所望のネット有線サイトに関する表示をマウ
スでクリックする、などの操作がある。この場合にサー
バMSに対して送信する要求情報には、接続を要求する
ための接続要求を表すデータの他にもユーザIDと送信
アドレスを表すデータが含まれる。また、このような要
求情報をサーバMSに対して送信すると共に、サーバM
Sから受信した楽曲情報に基づいて楽曲を再生し発音す
る再生処理を起動する。この再生処理については、後述
する。ステップS2では、サーバMSから受信した楽曲
情報を一時記憶領域に記憶する。すなわち、この実施例
に示すメイン処理では記載を省略したが、該メイン処理
においてはサーバMSから常時送信されている楽曲情報
の受信を定期的に確認するための確認動作が起動され、
該確認動作によりサーバMSから楽曲情報を受信したこ
とを確認したときにのみに(つまり、楽曲情報を受信し
たときのみに)該受信した楽曲情報を一時記憶領域に記
憶する動作を実施する。サーバMSから受信する楽曲情
報は、ストリーミング配信である場合には数秒分のデー
タ単位の楽曲情報であるし、ダウンロード配信である場
合には1楽曲分のデータ単位の楽曲情報である。クライ
アントは、こうしたデータ単位で受信した楽曲情報をR
AM3などの一時記憶領域に一時的に記憶しておく。
【0034】ステップS3では、リクエスト処理を実行
する。該リクエスト処理はユーザ所望の曲を送信するよ
うサーバMSに対して曲をリクエストする処理である
が、このリクエスト処理の詳しい処理内容については後
述することからここでの説明を省略する。ステップS4
では、ユーザ所望のネット有線サイトを記憶するサーバ
MSに対するアクセスの終了が指示されたか否かを判定
する。サーバMSに対するアクセスの終了が指示されて
いない場合には(ステップS4のNO)、上記ステップ
S2の処理に戻ってステップS2〜ステップS4までの
各処理を繰り返し行う。すなわち、クライアントをユー
ザ所望のネット有線サイト(サーバMS)に接続してい
る間は該ネット有線サイトから送信された楽曲情報の受
信が繰り返し行われることから、クライアントでは該受
信した楽曲情報を再生する(後述の再生処理参照)こと
で連続的に楽曲を発音することができる。一方、サーバ
MSに対するアクセスの終了が指示されている場合には
(ステップS4のYES)、サーバMSに終了要求を含
む要求情報を送信すると共に、再生処理を終了する(ス
テップS5)。この場合にサーバMSに対して送信する
要求情報には接続の終了を要求するための終了要求を表
すデータの他にユーザIDと送信アドレスを表すデータ
の少なくとも一方が含まれ、サーバMSではこの終了要
求に基づいて所定の終了処理を実行する。また、終了要
求に基づいてサーバMSとの接続が終了されると、それ
以降はサーバMSから楽曲情報を新たに受信して楽曲を
再生することがないので、上記ステップS1で起動した
再生処理を終了する。
【0035】ここで、図4に示した「メイン処理」で実
行する「リクエスト処理」(図4のステップS3)につ
いて、図5に示すフローチャートに従って説明する。図
5は、リクエスト処理の一実施例を示すフローチャート
である。ステップS11では、リクエスト可能曲のリス
トの表示指示があるか否かを判定する。リクエスト可能
曲のリスト表示指示がない場合には(ステップS11の
NO)、該「リクエスト処理」を終了する。すなわち、
この場合にクライアントでは何の処理もしない。一方、
リクエスト可能曲のリスト表示指示がある場合には(ス
テップS11のYES)、サーバMSからリクエスト可
能曲のリスト情報を受け取ってリストを表示する(ステ
ップS12)。該リスト表示の処理手順について簡単に
説明すると、例えばクライアントに設けられたリスト表
示スイッチをユーザが操作すると、クライアントから接
続中のサーバMSに対してリスト情報を要求する要求情
報が送信される。サーバMSではリスト情報を要求する
要求情報を受信すると、要求情報を送信したクライアン
トに対して該当するリスト情報を送信する。クライアン
トはサーバMSからリスト情報を受信し、該リスト情報
を用いてユーザが当該ネット有線サイトにおいてリクエ
ストすることのできる曲の一覧(つまり、当該サーバM
Sに記憶されている楽曲情報の一覧)をディスプレイ6
Aなどに表示する。ステップS13では、表示されたリ
ストからリクエスト曲が選択されたか否かを判定する。
リクエスト曲が選択されている場合には(ステップS1
3のYES)、サーバMSに対してリクエスト要求を含
む要求情報を送信する(ステップS14)。この場合に
サーバMSに対して送信する要求情報には、リクエスト
を要求するためのリクエスト要求を表すデータの他にユ
ーザIDとリクエスト曲を表すデータが含まれる。
【0036】以上のようにすると、ユーザは接続中のネ
ット有線サイト(サーバMS)に対してどのような曲
(楽曲情報)がリクエスト可能であるのかがわからない
ような場合であっても、所定のリスト表示スイッチを操
作することによって、クライアントに当該ネット有線サ
イトにおいてリクエストすることが可能な曲の一覧を表
示させ、該一覧表示に従ってリクエスト曲を決定するこ
とが簡単にできるようになる。すなわち、リクエスト可
能な曲を一覧表示することによって、ユーザに対してリ
クエスト曲の選択を促している。なお、上述のリクエス
ト処理においてはリクエスト可能な曲の一覧のみを表示
するようにしたが、既にリクエストが受け付けられてい
る曲(つまりリクエストリストに既に登録済みの曲)や
リクエスト受け付け待機中の曲(つまりリクエスト待機
リストに登録されている曲)の一覧などを同時にクライ
アントに表示するようにしてもよい。こうすると、ユー
ザはリクエストしたい曲が他のユーザからのリクエスト
によって既に受け付けられているか、あるいはリクエス
ト受け付け待機中であるのかがすぐに分かることから、
無駄なリクエストを行うことがない。
【0037】次に、上述の図4に示したメイン処理のス
テップS1で起動開始の指示がなされ、ステップS5で
起動終了の指示がなされる「再生処理」について、図6
を用いて説明する。図6は、再生処理の一実施例を示す
フローチャートである。この再生処理は割込処理であっ
て、クライアントにおける処理クロックの所定タイミン
グ毎に起動される。すなわち、図2に示すタイマ1Aか
ら発生するクロック周期毎に、上述した「メイン処理」
に対して割り込み的に起動される処理である。該再生処
理は「メイン処理」で起動開始が指示されてから起動終
了が指示されるまでの間動作する処理であり、サーバM
Sから受信されて一時記憶領域に記憶された楽曲情報を
読み出し、該読み出した楽曲情報に基づいて楽曲の再生
を行う処理である。
【0038】ステップS21では、一時記憶領域に記憶
されている楽曲情報に従って楽曲を再生する。ステップ
S22では、再生を行った部分に相当する楽曲情報を一
時記憶領域から削除する。すなわち、既に一時記憶領域
に蓄積されている楽曲情報を読み出して楽曲を再生する
処理を行う一方で、既に再生が終了した区間に相当する
楽曲情報を消去する処理を行う。例えば、ストリーミン
グ配信のような場合、サーバMSから所定のデータ単位
に受信した新たな楽曲情報を一時記憶領域に蓄積すると
共に(図4のステップS2参照)、楽曲再生が終了した
区間の楽曲情報を所定のデータ単位に順次に消去する。
こうすると、サーバMSからの楽曲情報の配信量が増加
しても、一時記憶領域に記憶する楽曲情報の情報量を増
加させずに一定量までとすることができるようになる。
なお、再生する楽曲は、オーディオデータに基づくもの
であっても、MIDIデータに基づくものであってもど
ちらでもよい。また、再生の方法は、ストリーミング配
信を用いた方法でも、ダウンロード配信を用いた方法で
もどちらの方法を用いてもよい。
【0039】次に、サーバMS側で実行する各種処理に
ついて説明する。図7は、図1に示した楽曲情報配信シ
ステムにおけるサーバMSで実行するメイン処理(以
下、クライアント側で実行するメイン処理と区別するた
めにサーバメイン処理と呼ぶ)の一実施例を示すフロー
チャートである。このサーバメイン処理では、該サーバ
MSと通信ネットワークXを介して接続されたパソコン
端末PCあるいは携帯端末MT等のクライアントからの
要求に基づく各種処理を行う。このサーバメイン処理
は、サーバMSの電源オンと共に処理が開始され、電源
オフと共に処理が終了される処理である。以下、図7に
示したフローチャートに従って、当該サーバメイン処理
の動作を説明する。
【0040】まず、ステップS31では、新たな接続要
求を受信したか否かを判定する。新たな接続要求を受信
した場合には(ステップS31のYES)、送信リスト
にユーザIDと送信アドレスを追加する(ステップS3
2)。すなわち、クライアントから当該サーバMSに対
してアクセス要求動作が行われたか否かを判定し、アク
セス要求動作が行われている場合にはユーザIDと送信
アドレスを送信リストに追加する。この際に送信リスト
に追加するユーザIDと送信アドレスは、クライアント
から受信した接続要求を含む要求情報に含まれている情
報である。ステップS33では、新たな終了要求を受信
したか否かを判定する。新たな終了要求を受信した場合
には(ステップS33のYES)、送信リストからユー
ザIDと送信アドレスを削除する(ステップS34)。
すなわち、クライアントから新たな接続要求を受信した
時に送信リストに追加したユーザIDと送信アドレス
は、クライアントから終了要求を受信すると送信リスト
から削除される。送信リストからユーザIDと送信アド
レスが削除されたクライアントに対しては、楽曲情報の
配信などがなされない。この際に送信リストから削除す
るユーザIDと送信アドレスは、クライアントから受信
した終了要求を含む要求情報に含まれている情報であ
る。ステップS35では、所定の課金リストに記録され
ている料金を課金する。課金リストはユーザID毎に利
用内容に対応した課金額を記録している情報であり、該
課金リストに基づいて各ユーザ毎に利用料金を課金す
る。この利用内容に対応した料金課金方法は、従来から
知られている方法であればどのようなものであってもよ
い。例えば、クレジットカードによる方法、銀行振込に
よる方法、郵便振替による方法、電子マネーによる方法
など、各種方法であってよい。このようにして、サーバ
MSでは電源オンから電源オフまでの間、クライアント
からの各種要求に応じて各種処理を実行する。
【0041】次に、「選曲リスト編集処理」について、
図8を用いて説明する。図8は、選曲リスト編集処理の
一実施例を示すフローチャートである。この選曲リスト
編集処理は割込処理であって所定時間毎に起動される処
理であるが、少なくとも選曲リストの内容がなくならな
い程度の時間ごとに起動する。例えば、登録されている
曲数の半分がなくなる(つまり再生が完了する)ような
タイミングごとに起動するとよい。ステップS41で
は、選曲リストの曲数が所定数に満たなければ、新たな
曲を楽曲情報DBから選曲して選曲リストに最後の曲と
して追加する。この際に、リスト内に同じ曲が2個以上
含まれないよう選曲を制御しながら曲の追加を行うこと
によって、所定時間内に同じ曲が繰り返して再生される
ことがないようにする。他方、既に選曲リストの曲数が
所定数を満たしている場合には、上記曲選択を行わなく
てよい。すなわち、選曲リストには一定の曲数以上の曲
が追加されることがない。このようにして自動生成され
る選曲リストは、ユーザによるリクエスト曲が1曲もリ
クエストリストに登録されていない場合(例えば、ユー
ザからのリクエスト曲を全て配信した場合やユーザから
のリクエストが全くない場合など)に配信対象とする楽
曲情報を選択するために用いられる。すなわち、ユーザ
からのリクエストが全くない場合であってもクライアン
ト側で発音する楽曲が途切れることのないように、該生
成した選曲リストに従って自動的に選択される楽曲情報
を接続中の全てのクライアントに対して配信するように
している(後述する図11に示すサーバ再生処理参
照)。
【0042】次に、「リクエストリスト編集処理」につ
いて、図9を用いて説明する。図9は、リクエストリス
ト編集処理の一実施例を示すフローチャートである。リ
クエストリスト編集処理は、ユーザからのリクエストに
基づいてリクエストリストにユーザ所望の曲をリクエス
ト曲として登録する処理である。すなわち、このリクエ
ストリスト編集処理は、クライアントからリクエスト要
求を含む要求情報を受信するごとに起動する割込処理で
ある。
【0043】ステップS51では、リクエスト曲をリク
エストリスト内から検索する。ステップS52では、リ
クエストリストから該当するリクエスト曲が検出された
か否かを判定する。すなわち、ステップS51及びステ
ップS52の処理では、ユーザがリクエストした曲が既
にリクエスト受け付け済みの曲としてリクエストリスト
に登録されているか否かのチェックを行う。リクエスト
リストから該当するリクエスト曲が検出されなかった場
合、すなわち、ユーザがリクエストした曲がリクエスト
リストに登録されていない曲である場合には(ステップ
S52のYES)、履歴リストからリクエスト曲を所定
時間範囲内において検索し、履歴リストから該当するリ
クエスト曲が検出されたか否かを判定する(ステップS
53及びステップS54)。すなわち、ステップS53
及びステップS54の処理では、ユーザがリクエストし
た曲が現在時刻から所定時間遡った時間範囲内に既に配
信がなされた配信済みの曲として履歴リストに登録済み
であるか否かのチェックを行う。前記所定時間は、同じ
曲の再生間隔の最小時間を表す時間(例えば30分や1
時間など)である。この所定時間はリクエストリストに
登録済みの曲数に応じて変化する時間であるが、こうし
た所定時間の変更設定についての詳細は後述する。該所
定時間範囲内において履歴リストから該当するリクエス
ト曲が検出されなかった場合、すなわち、ユーザがリク
エストした曲が所定時間範囲内に既に配信された曲に該
当しない場合には(ステップS54のYES)、リクエ
ストリストに登録済みの曲の数から所定時間の設定を行
い(ステップS55)、当該リクエスト曲をリクエスト
リストの最後尾に登録する(ステップS56)。
【0044】一方、リクエストリスト又は履歴リストの
少なくとも一方からリクエスト曲が検出された場合、す
なわち、ユーザがリクエストした曲が既にリクエスト受
け付け済みの曲である場合又は既に所定時間内において
配信済みの曲である場合には(ステップS52がNO又
はステップS54がNOである場合)、リクエスト待機
リストに登録済みの曲数が所定数以下であるか否かを判
定する(ステップS57)。リクエスト待機リストに登
録済みの曲数が所定数以下である場合には(ステップS
57のYES)、待機満了時刻を設定済みの所定時間に
基づいて決定し(ステップS58)、該決定した待機満
了時刻を添付してリクエスト曲をリクエスト待機リスト
に登録する(ステップS59)。すなわち、ユーザがリ
クエストした曲が既にリクエスト受け付け済みの曲であ
る場合や所定時間内に同じ曲が既に配信済みである場合
にはユーザから新たにリクエストされた曲のリクエスト
を少し時間を空けて受け付けるためにリクエスト待機リ
ストに一旦登録しておく。前記待機満了時刻は、リクエ
スト曲が再生される時(若しくは以前に再生された時)
から所定時間が経過した時刻を算出して決定する。すな
わち、リクエストリストからリクエスト曲が検出された
場合に設定される待機満了時刻はリクエスト曲の演奏予
定時刻から所定時間後の時刻が設定されるし、履歴リス
トからリクエスト曲が検出された場合に設定される待機
満了時刻はリクエスト曲の演奏開始時刻から所定時間後
の時刻が設定される。例えば、リクエスト曲の演奏予定
時刻(又は演奏開始時刻)が12:00:05(12時0分5秒)で
あり、所定時間が35分15秒に設定されているような場合
には、待機満了時刻として12:35:20(12時35分20秒)
が設定されることになる。リクエスト待機リストに登録
済みの曲数が所定数以下でない場合には(ステップS5
7のNO)、リクエスト拒絶通知を送信する(ステップ
S60)。すなわち、この場合にはユーザからのリクエ
ストを全く受け付けない。
【0045】次に、「リクエスト待機リスト編集処理」
について、図10を用いて説明する。図10は、リクエ
スト待機リスト編集処理の一実施例を示すフローチャー
トである。このリクエスト待機リスト編集処理は割込処
理であって、所定時間毎に起動される処理である。ステ
ップS61では、現在時刻が待機満了時刻に到達してい
るリクエスト曲をリクエスト待機リストから検索する。
ステップS62では、検出されたリクエスト曲があるか
否かを判定する。検出されたリクエスト曲がある場合に
は(ステップS61のYES)、検出されたリクエスト
曲をリクエストリストの最後尾に登録して、リクエスト
待機リストから削除する(ステップS63)。すなわ
ち、リクエスト受け付け待機中であった曲のリクエスト
受け付けを行って、該曲の配信がなされるように設定す
る。
【0046】以上のようにすると、ユーザが新たにリク
エストした曲が既にリクエスト受け付け済みの曲に該当
せず、かつ、現在時刻から所定時間内に既に配信された
配信済みの曲に該当しない場合にのみ、新たな曲のリク
エストとしてすぐに該リクエストを受け付ける。他方、
ユーザが新たにリクエストした曲が既にリクエスト受け
付け済みの曲に該当するか、現在時刻から所定時間内に
既に配信された配信済みの曲に該当する場合には、新た
な曲のリクエストとしてすぐに該リクエストを受け付け
ることなく、一旦該リクエストの受け付けを待機させて
おき、所定時間経過後に該待機状態を解除して該リクエ
ストを受け付ける。すなわち、同じ曲が頻繁に再生され
ないように、所定時間間隔を空けてからリクエストリス
トに登録するように制御している。例えば、リクエスト
曲の演奏予定時刻が12:00:05(12時0分5秒)であり、所
定時間が35分15秒に設定されているような場合には、待
機満了時刻として12:35:20(12時35分20秒)が設定さ
れることは上述した。こうした場合には、現在時刻が1
2:35:20(12時35分20秒)を過ぎると、リクエスト待
機リストからリクエストリストへと該当するリクエスト
曲の登録が行われる。ただし、既に多くのリクエスト曲
がリクエスト受け付け待機中の曲としてリクエスト待機
リストに登録されている場合には、これ以上の曲をリク
エスト受け付け待機中の曲としてリクエスト待機リスト
に登録してしまうと、該曲のリクエストを受け付けて配
信するまでには多大な時間の経過が必要となってしま
う。つまり、ユーザがリクエストした曲を聞くことがで
きるようになるまでに多くの時間がかかってしまうこと
になり不都合であることから、こうしたことを防止する
ために、所定量以上の曲がリクエスト待機リストに登録
されている場合にはユーザに対してリクエストの拒絶を
して新たな曲のリクエストを受け付けないようにもして
いる。
【0047】ここで、所定時間の変更設定について簡単
に説明する。ユーザからの新たな曲のリクエストを無条
件に受け付けてしまうと、同じ曲が何回もリクエストさ
れた場合に同じ曲が頻繁に流されることになって、一部
のユーザのみに該ネット有線サイトが独占使用されると
いったような弊害が生じ都合が悪い。そこで、同じ曲が
頻繁に再生されないように、同じ曲がリクエストされた
場合には所定時間間隔を空けてから該曲のリクエストを
受け付けるように制御している。この所定時間によるリ
クエスト受け付けの制御では、リクエスト受け付けされ
ている曲数やリクエスト受け付け待機中の曲数の多い・
少ないに従って前記所定時間を変更することによって、
リクエスト受け付け待機からリクエスト受け付けまでの
時間を長くしたり短くしたりしている。例えば、リクエ
ストリストに登録されている曲数が所定数以下の場合に
は該所定時間を所定の標準設定時間よりも短く設定する
ことにより、該所定時間に基づいて決定される待機満了
時刻を現在時刻に近い時刻に設定して、リクエスト受け
付けをなるべくはやく行うようにする。一方、リクエス
トリストに登録されている曲数が所定数以上の場合には
該所定時間を所定の標準設定時間よりも長く設定するこ
とにより、該所定時間に基づいて決定される待機満了時
刻を現在時刻から遠い時刻に設定して、リクエスト受け
付けをなるべく遅く行うようにする。
【0048】なお、リクエストリストに登録された曲数
のみから所定時間を変更することに限らず、リクエスト
待機リストに登録されている曲数を考慮して所定時間を
変更するようにしてもよい。また、上述した実施例にお
いては、同じ曲がリクエストされた場合におけるリクエ
スト受け付け制御を所定時間により制御するようにした
がこれに限らず、リクエストリストに登録されている曲
数により制御するようにしてもよい。すなわち、リクエ
ストリストに既にリクエストした曲と同じ曲が登録され
ている場合であっても、リクエストリストに既に登録済
みのリクエスト曲の後に所定数以上の曲が登録済みであ
る場合には、新たにリクエストされた同じ曲をリクエス
トリストに登録する。リクエストリストに既に登録済み
のリクエスト曲の後に所定数よりも少ない数の他の曲が
登録済みである場合には新たにリクエストされた同じ曲
をリクエスト待機リストに登録しておき、リクエストリ
ストに既に登録済みのリクエスト曲の後に所定数以上の
曲が登録された時点で、リクエスト待機リストからリク
エストリストへ該曲の登録を行う。すなわち、該リクエ
ストの受け付け待機状態を解除してリクエストを受け付
ける。
【0049】次に、サーバMS側で実行する「再生処
理」(以下、クライアント側で実行する再生処理と区別
するためにサーバ再生処理と呼ぶ)について、図11を
用いて説明する。図11は、サーバ再生処理の一実施例
を示すフローチャートである。この実施例に示すサーバ
再生処理では、選曲リストに登録されている曲よりもリ
クエストリストに登録されている曲を優先的に再生す
る。すなわち、リクエストリストに登録されている曲を
登録順(つまり、リクエスト受け付け順)に再生し、リ
クエストリストに登録されている曲が全くない場合にの
み選曲リストに登録されている曲を選曲順に再生する。
このサーバ再生処理は、所定時間毎に、上述した「サー
バメイン処理」に対して割り込み的に起動される。前記
所定時間は、再生の方法に依存する。例えば、ストリー
ミング配信である場合には数秒分のデータ単位で楽曲情
報が配信されるために、その数秒分に相当するタイミン
グ間隔毎に起動し、ダウンロード配信である場合には1
曲分のデータ単位で楽曲情報が配信されるために、次の
曲の再生開始までにダウンロードが完了できるタイミン
グごとに起動する。
【0050】ステップS71では、リクエストリストに
登録曲があるか否かを判定する。リクエストリストに登
録曲がある場合には(ステップS71のYES)、リク
エストリストを参照して送信する所定量分の楽曲情報を
読み出す(ステップS72)。この際に読み出す所定量
分の楽曲情報とは、ストリーミング配信である場合には
数秒分のデータ単位に相当するデータ量の楽曲情報であ
るし、ダウンロード配信である場合には1あるいは複数
曲分に相当するデータ量の楽曲情報である。そして、読
み出した楽曲情報を送信リストに登録されている全クラ
イアントに対して送信する(ステップS73)。すなわ
ち、送信リストに登録されている全てのユーザに対し
て、同じ楽曲情報を同時に送信する。1曲分の楽曲情報
の送信が完了すると、該曲の情報をリクエストリストか
ら削除すると共に、該曲の情報を履歴リストに登録する
(ステップS74)。このように、リクエストリストに
登録された曲がある場合には、リクエストリストに登録
された曲に基づいて楽曲情報を読み出してクライアント
に対して配信する。すなわち、ユーザからのリクエスト
がある場合には、ユーザによりリクエストされた曲に関
する楽曲情報を、優先的に通信ネットワークを介して現
在接続中の全てのクライアントに対して同時に送信す
る。
【0051】他方、リクエストリストに登録曲がない場
合には(ステップS71のNO)、選曲リストを参照し
て送信する所定量分の楽曲情報を読み出す(ステップS
75)。そして、読み出した楽曲情報を送信リストに登
録されている全クライアントに対して送信する(ステッ
プS76)。1曲分の楽曲情報の送信が完了すると、該
曲を選曲リストから削除すると共に、該曲を履歴リスト
に登録する(ステップS74)。このように、リクエス
トリストに登録された曲が全くないような場合には、選
曲リストに登録された曲に基づいて楽曲情報を読み出し
てクライアントに対して配信する。すなわち、ユーザか
らのリクエストがない場合(ユーザからリクエストされ
た曲の全てを既に配信してしまった場合を含む)には、
サーバMS側で自動的に選択した曲に関する楽曲情報
を、通信ネットワークを介して現在接続中の全てのクラ
イアントに対して同時に送信する。
【0052】以上のようにすると、ユーザがクライアン
トから所望のネット有線サイトを記憶するサーバMSに
接続すると同時に、クライアントがサーバMSから連続
的に配信される楽曲情報を自動的に受信し、該受信した
楽曲情報に基づく楽曲をクライアント側で発音すること
ができるようになる。この際に、サーバMSはユーザか
ら受け付けたリクエスト曲に関する楽曲情報を優先的に
選択してクライアントに対して配信し、ユーザから受け
付けたリクエスト曲が全くない場合にのみサーバMS側
で自動的に選択した楽曲情報をクライアントに対して配
信する。すなわち、ユーザから曲のリクエストを受け付
けて、該リクエスト曲を優先的に配信する。ユーザがク
ライアントと所望のネット有線サイトを記憶するサーバ
MSとの接続を終了すると現在発音中の楽曲が接続終了
と共に停止され、それ以降は再度クライアントを所望の
ネット有線サイトを記憶するサーバMSへ接続しないと
楽曲の発音が自動的に行われない。
【0053】なお、上述の図11に示したサーバ再生処
理において、リクエストリストに登録曲がなくなった場
合にはすぐに選曲リストを参照するようにしたが(図1
1のステップS75参照)、これに限らない。例えば、
リクエストリストに登録曲がなくなった場合における最
も好ましい動作としては、まず、リクエスト待機リスト
に登録曲があるかを検索し、リクエスト待機リストに登
録曲があれば該曲に関する楽曲情報を送信して再生する
ようにし、リクエスト待機リストに登録曲がなければ選
曲リストを参照した結果の楽曲情報を送信して再生する
ようにするとよい。こうすると、同じ曲が頻繁に再生さ
れることもありうるが、ユーザのリクエストに対して適
切に対応することができる点で有利である。また、上述
したサーバ再生処理においては個々のユーザから受け付
けたリクエスト曲をリクエストリストに登録しておき、
該リクエストリストに従って楽曲情報DBから楽曲情報
を選択して配信するようにしたが、こうしたリクエスト
リストを設けることなく、リクエストされた曲を直接選
曲リストに登録するようにしてもよい。その場合、リク
エスト曲は選曲リストに記録された曲のうち、最初に参
照される位置に登録される。勿論、こうした場合でも、
リクエスト待機リストを設けておくとよい。こうするこ
とによって、再生する曲を決定するときに選曲リストの
みを参照すればよいことから、上述したサーバ再生処理
が簡単な処理とすることができる。あるいは、リクエス
トリストと共に選曲リストも設けることなく、リクエス
トがあったときにはそのリクエスト曲の楽曲情報を楽曲
情報DBから読み出して再生し、リクエストが途絶えて
いるときには新たな楽曲情報を送信する所定タイミング
ごとに直接楽曲情報DBから楽曲情報を選択するように
してもよい。
【0054】なお、サーバMSからクライアントへ送信
する楽曲情報のフォーマットは、イベントの発生時刻を
曲や小節内における絶対時間で表した『イベント+絶対
時間』形式のもの、イベントの発生時刻を1つ前のイベ
ントからの時間で表した『イベント+相対時間』形式の
もの、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で楽曲デ
ータを表した『音高(休符)+符長』形式のもの、演奏
の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベント
の発生する時刻に対応するメモリ領域にイベントを記憶
した『ベタ方式』形式のものなど、どのような形式のも
のでもよい。また、複数チャンネル分の楽曲情報が存在
する場合は、複数のチャンネルのデータが混在した形式
であってもよいし、各チャンネルのデータがトラック毎
に別れているような形式であってもよい。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、パソコン端末などの
クライアントから接続中のサーバに対して曲のリクエス
トを行うことができ、リクエストを受け付けたサーバで
は該リクエスト曲を優先的にクライアントに対して配信
することから、パソコン端末などのクライアントをサー
バに接続して連続的な楽曲の再生を楽しむ際において、
ユーザは曲をリクエストすることで聞きたい楽曲を優先
的に再生することができるようになる、という効果を得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る楽曲情報配信用サーバ装置及
び楽曲情報再生用クライアント装置を用いた楽曲情報配
信システムの一実施例の全体構成を示すシステムブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示した楽曲情報配信システムを構成す
る各装置のうちの1つの装置についての一実施例の全体
構成を示すハード構成ブロック図である。
【図3】 図1に示した楽曲情報配信システムにおける
パソコン端末(クライアント)及びサーバが具える各種
機能を説明するための機能ブロック図である。
【図4】 クライアントで実行するメイン処理の一実施
例を示すフローチャートである。
【図5】 リクエスト処理の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図6】 再生処理の一実施例を示すフローチャートで
ある。
【図7】 サーバメイン処理の一実施例を示すフローチ
ャートである。
【図8】 選曲リスト編集処理の一実施例を示すフロー
チャートである。
【図9】 リクエストリスト編集処理の一実施例を示す
フローチャートである。
【図10】 リクエスト待機リスト編集処理の一実施例
を示すフローチャートである。
【図11】 サーバ再生処理の一実施例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…ROM、3…RAM、
4…MIDIインタフェース、4A…電子楽器、5…検
出回路、5A…操作子、6…表示回路、6A…表示装
置、7…音源回路、7A…サウンドシステム、8…通信
インタフェース、X…通信ネットワーク、9…外部記憶
装置、1D…通信バス(データ及びアドレスバス)、M
S…サーバ、TS…中継サーバ、PC…パソコン端末、
MT…携帯端末、SM…選曲部、SR…リクエスト追加
部、D…送信先決定部、SIO(CIO)…送受信部、
SS…読み出し部(再生部)、Y…要求指示部、CS…
再生部(発音部)、M…一時記憶部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信ネットワークを介して接続さ
    れたクライアント装置に対して楽曲情報を配信するサー
    バ装置であって、 楽曲情報を複数記憶する記憶手段と、 クライアント装置から曲のリクエストを受け付けるリク
    エスト受付手段と、 前記記憶手段から楽曲情報を自動選択する手段であっ
    て、前記リクエスト受付手段により受け付けたリクエス
    ト曲に対応する楽曲情報を優先的に選択する選択手段
    と、 接続されているクライアント装置を情報の配信先として
    設定する設定手段と、 前記設定手段により情報の配信先として設定されたクラ
    イアント装置に対して、前記選択手段により選択された
    楽曲情報を配信する配信制御手段とを具備し、 通信ネットワークを介して接続された全てのクライアン
    ト装置に対して、個々のクライアント装置が接続された
    時点から楽曲情報を連続的に配信する際に、リクエスト
    曲に対応する楽曲情報を優先的に配信することを特徴と
    する楽曲情報配信用サーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記記憶手段から楽曲
    情報を選択する際に、前記リクエスト受付手段により受
    け付けたリクエスト曲に対応する楽曲情報が所定時間内
    に再生された楽曲情報でない場合のみに該楽曲情報を選
    択することを特徴とする請求項1に記載の楽曲情報配信
    用サーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段が前記記憶手段から楽曲情
    報を選択する際に参照する所定時間は、既に選択済みの
    リクエスト曲に対応する楽曲情報の数に応じて設定され
    る時間であることを特徴とする請求項2に記載の楽曲情
    報配信用サーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記リクエスト受付手段は、既に選択済
    みのリクエスト曲に対応する楽曲情報が所定数以上であ
    る場合には新たなリクエストを受け付けずに拒絶するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の楽曲情報配信用サーバ
    装置。
  5. 【請求項5】 所定の通信ネットワークを介して接続さ
    れたサーバ装置との間において楽曲情報を受信可能なク
    ライアント装置であって、 所望のサーバ装置に対して接続開始要求又は接続終了要
    求を送信する送信手段と、 前記接続開始要求に基づいて接続したサーバ装置に対し
    てユーザ所望の曲をリクエストするリクエスト手段と、 前記接続したサーバ装置から複数の楽曲情報を連続的に
    受信する受信手段と、 受信した楽曲情報に基づいて楽曲を再生する再生手段と
    を具備し、 通信ネットワークを介してサーバ装置に接続した時点か
    ら該接続を終了するまでの間、接続したサーバ装置から
    連続的に楽曲情報を受信する際に、他のユーザによりリ
    クエストされた曲を含むリクエスト曲に対応する楽曲情
    報を優先的に受信して再生することを特徴とする楽曲情
    報再生用クライアント装置。
  6. 【請求項6】 所定の通信ネットワークを介して接続さ
    れたクライアント装置に対して楽曲情報を配信する楽曲
    情報配信用プログラムであって、 楽曲情報を所定の記憶手段に複数記憶するステップと、 クライアント装置から曲のリクエストを受け付けるステ
    ップと、 リクエストがある場合には前記記憶手段から該リクエス
    ト曲に対応する楽曲情報を選択し、リクエストがない場
    合には前記記憶手段から適宜の楽曲情報を自動選択する
    ステップと、 接続されているクライアント装置を情報の配信先として
    設定するステップと、 情報の配信先として設定されたクライアント装置に対し
    て、選択された楽曲情報を配信するステップとを具備
    し、 通信ネットワークを介して接続された全てのクライアン
    ト装置に対して、個々のクライアント装置が接続された
    時点から楽曲情報を連続的に配信する際に、リクエスト
    曲に対応する楽曲情報を優先的に配信することを特徴と
    する楽曲情報配信用プログラム。
  7. 【請求項7】 所定の通信ネットワークを介して接続さ
    れたサーバ装置との間において楽曲情報を受信する楽曲
    情報再生用プログラムであって、 所望のサーバ装置に対して接続開始要求又は接続終了要
    求を送信するステップと、 前記接続開始要求に基づいて接続したサーバ装置に対し
    てユーザ所望の曲をリクエストするステップと、 前記接続したサーバ装置から複数の楽曲情報を連続的に
    受信するステップと、 受信した楽曲情報に基づいて楽曲を再生するステップと
    を具備し、 通信ネットワークを介してサーバ装置に接続した時点か
    ら該接続を終了するまでの間、接続したサーバ装置から
    連続的に楽曲情報を受信する際に、他のユーザによりリ
    クエストされた曲を含むリクエスト曲に対応する楽曲情
    報を優先的に受信して再生することを特徴とする楽曲情
    報再生用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139771A (ja) * 2004-10-15 2006-06-01 Fujitsu Ten Ltd 車載用出力装置

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JP2006139771A (ja) * 2004-10-15 2006-06-01 Fujitsu Ten Ltd 車載用出力装置

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