JP3277777B2 - 自動車のシール構造 - Google Patents

自動車のシール構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のシール構
造、特に車体のドア開口の開口縁と、サッシュレスドア
の外周との間のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、サッシュレスドア車
のドア開口縁のシール構造は、ルーフサイド12に沿う
ドア開口の上縁に、ドア閉時に前後のドアガラス11の
上縁をシールするガラスシールウエザストリップ20を
取付け、センタピラー13には前後のドアガラス11の
縦縁をシールするガラスシールウエザストリップ30を
取付け、一方、前後のドアパネル10の外周縁にドア開
口縁の下半部に当接するドアウエザストリップを取付
け、ドアウエザストリップの前後上端の端末部と、ガラ
スシールウエザストリップ20、30の前後下端の端末
部とを当接させてドア開口縁全周を一連にシールする基
本的構造を有している。そして更に、前後のドア開口の
開口縁に形成したフランジに、オープニングトリムを一
連に取付け、このオープニングトリムの上記ドア開口縁
の下半部に対応する部分に、ドアパネルと当接して上記
ドアウエザストリップとで二重シールを形成する中空状
のドアシール体40を取付けている。
【0003】図4(A)はルーフサイドに沿う上記ガラ
スシールウエザストリップ20の前側の端末部を示すも
ので、押出成形の中空状の一般部20Aの下端に型成形
の端末部20Bが接続されている。ガラスシールウエザ
ストリップ20はその車内側の側縁に、オープニングト
リム50の側面に押付けられるリップ22が一般部20
Aから端末部20Bにかけ帯状に一連に形成されてい
る。
【0004】一方、上記ドアシール体40は中空状の押
出成形体で、オープニングトリム50の下半部の側面に
沿って設けられている。そしてこのドアシール体40の
上端の端末部41と、ガラスシールウエザストリップ2
0の上記リップ22の終端部23とはドアベルトライン
14(図3)付近の位置で重ね合されている。
【0005】即ち、リップ22はL字形に内側へ折り込
まれてオープニングトリム50の側面に圧接するが、リ
ップ22の終端部23は下方へ向けて幅が広がるひれ状
に形成してあり、この終端部23でドアシール体40の
開口した端末部41を被覆する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中空状のガ
ラスシールウエザストリップ20ドア閉時にドアガラ
スにより押し込まれる。なお、ドアパネルのベルトライ
ン前端には一般にミラープラケット18が設けられてお
り、図4(B)に示すようにガラスシールウエザストリ
ップ20の端末部20Bはミラープラケット18により
押し込まれる。これと連動して端末部20Bではリップ
終端部23が移動しオープニングトリム50およびドア
シール体端末部41から浮き上ってしまう。これにより
ドアシール体端末部41の端末開口が車室内から露見さ
れ見栄えを損ねる。また、リップ終端部23が浮き上る
ので、ガラスシールウエザストリップ20の端末部20
Bの中空シール部においてドアガラス11の押し込みに
対する反力が弱くなり、シール性を低下させるおそれが
ある。
【0007】そこで本発明は、かかるリップ終端部23
の浮き上がりを防止し、もってガラスシールウエザスト
リップとドアシール体の連接部の見栄え、およびシール
性を良好に維持することを課題としてなされたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、自動車のドア開口縁の上半部に設けたガラスシール
ウエザストリップ20のリップ22がドアオープニング
トリム50の側面に圧接され、リップ22の終端部23
ドア開口縁の下半部に設けたドアシール体40の上端
の端末部を被覆するようになした自動車のシール構造に
おいて、上記終端部23には上記オープニングトリム5
0への圧接から上記ドアシール体40の被覆へ移行する
部分の裏面側に、上記終端部23の幅方向にリブ24を
形成し、ガラスシールウエザストリップ20がドアガラ
ス11により押し込まれたときに、リップ終端部23が
ドアシール体40から浮き上り状に変形しないようにし
たことを特徴とする。このリブ24は、ガラスシールウ
エザストリップ20の下端の端末部20Bを型成形する
ときに同時に成形され得る。
【0009】本発明は、図3に示すルーフサイド12に
沿うガラスシールウエザストリップ20の下端の端末部
とドアシール体40の上端の端末部との接続部、および
センタピラー13に沿うガラスシールウエザストリップ
30の下端の端末部とドアシール体40の上端の端末部
との接続部に適用され得る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、図3に示すガラスシール
ウエザストリップ20の前側の端末とドアシール体40
の前側の端末との接続部に本発明を適用した実施の態様
を示すものである。
【0011】図1(A)に示すように、ガラスシールウ
エザストリップ20の一般部20Aは押出成形体で、中
空状の本体21の車内側の側面からリップ22が伸び出
している。中空内にドアガラスにより押し込まれたとき
に不規則な変形が生じるのを防ぐためにブリッジ211
が形成してある。一般部20Aの端末には型成形の端末
部20Bが接続されている、端末部20Bは一般部20
Aを延長する形状から先端がひれ状に広がっている。一
般部20Aの延長部は中空状となっているが、ブリッジ
は形成されていない。
【0012】一般部20Aから端末部20Bへと連なる
リップ22は、一般部20Aでは均一幅の帯状をなし、
型成形部20Bから伸び出す終端部23は幅が徐々に広
くなり、ひれ状となっている。終端部23を含む上記リ
ップ22は内側方向へ湾曲する断面ほぼC字形としてあ
る。
【0013】図1(A),(B)に示すように、リップ
終端部23の凹状をなす裏面側には、該終端部23と型
成形部20Bの本体部側面とをリップ幅方向にかけわた
すように2本のリブ24が形成してある。各リブ24は
半割り円形の板状でその底縁はリップ終端部23の先端
と本体部の基部の一端とを結ぶほぼ直線状としてある。
【0014】ガラスシールウエザストリップ20はルー
フサイド12(図3)沿いのドア開口縁15に設けたリ
テーナ16に嵌着され、端末部20Bはドアベルトライ
ン14(図3)付近に位置し、車体パネルにクリップ止
めされている。
【0015】センタピラー13(図3)で仕切られた前
後のドア開口縁にはフランジ17が形成してあり、これ
にオープニングトリム50が一連に取付けられている。
ドアパネルの外周と対向するオープニングトリム50の
下半部にはこれに沿って、チューブ状でドア閉時にドア
パネルと当接してシールするドアシール体40が接合し
てあり、その前後の上端の端末部41は上記ドアベルト
ライン114付近に位置している。
【0016】ガラスシールウエザストリップ20は、リ
ップ22をオープニングトリム50の側面に圧接させる
ようにし、かつリップ終端部23でドアシール体40の
端末部41を包むようにして上記リテーナ16に組付け
られる。リップ終端部23では、その上部の先端縁は折
れ曲ってオープニングトリム50の側面に押付けられて
いるがラップ代は徐々に小さくなり、下半部がドアシー
ル体40の端末部41を被覆する。上記リブ24は、リ
ップ終端部23のオープニングトリム50の側面への圧
接から上記端末部41の被覆へと移行する位置、即ち、
上記端末部41の上端直上位置となっている。
【0017】上記のドア開口まわりのシール構造におい
て、ドアガラスが閉じられた時、ガラスシールウエザス
トリップ20の下端では、一般部20Aに続く型成形端
末部20Bの中空部分は、図1(B)に示すようにドア
ガラスを包むドアミラーブラケット18により押し込ま
れる。しかしながら、ドアシール体40の端末部41
覆うリップ終端部23は、その裏面にリブ24が形成さ
れているから、中空部分に連動して浮き上り状に開くこ
となく原形を保持する。リブ24は1本としてもよく、
また2本以上としてもよい。
【0018】従って、中空部分のドアガラス押し込みに
対する反力が確保され、シール性能の低下を防ぐ。ま
た、終端部23はドアシール体40の端末部41を包み
込んだ状態を保持するから、該端末部41の開口端が車
室内から露見されることなく、ガラスシールウエザスト
リップ20と、ドアシール体40の接続部の見栄えが良
好に維持される。
【0019】本発明は、車両のセンタピラーに沿うガラ
スシールウエザストリップにも適用される。図2に示す
ように、ガラスシールウエザストリップ30は2本の中
空状のウエザストリップが並列し中央で結合された一体
構造で、一般部30Aの下端に型成形の端末部30Bが
形成してある。ガラスシールウエザストリップ30の両
側縁にはリップ32が伸び出しており、その終端部33
はひれ状に広がっている。
【0020】両側のリップ32は、センタピラー13を
境とする前後のドア開口縁に取付けたオープニングトリ
ム50(図3)に押付けられる。上記リップ終端部33
は、ドアシール体40の端末部41を被覆する。上記リ
ップ終端部33の裏面側には、ガラスシールウエザスト
リップ30がドアガラスにて押込まれたときの終端部3
3の変形を防止するリブ34がリップ終端部33の幅方
向に形成してある。そしてこのリブ34は、先の実施例
におけるリブ24と同様の作用効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】しかして本発明によれば、自動車のドア
開口まわりのシール構造において、ウエザストリップの
端末部のリップの変形を防止してシール性および見栄え
を良好ならしめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様を示すもので、図1(A)
はルーフサイド沿いのガラスシールウエザストリップの
端末部、ドアシール体の端末部と、オープニングトリ
ムとの合わせ部を示す斜視図、図1(B)は図1(A)
のIB−IB線に沿う断面である。
【図2】本発明の他の実施の態様を示すもので、センタ
ピラー沿いのガラスシールウエザストリップの端末部と
ドアシール体の端末部との合せ部を示す斜視図である。
【図3】本発明が適用される自動車の側面図である。
【図4】図4(A)は従来のドアシール構造の図1
(A)対応図、図4(B)は図1(B)対応図である。
【符号の説明】
10 ドアパネル 11 ドアガラス 12 ルーフサイド 13 センタピラー 20,30 ガラスシールウエザストリップ20A,30A 端末部 22,32 リップ 23,33 終端部 24 リブ 40 ドアシール体41 端末部 50 オープニングトリム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−127315(JP,A) 特開 平7−101292(JP,A) 特開 平3−200421(JP,A) 特開 昭58−161638(JP,A) 特開 昭63−46943(JP,A) 実開 平6−75842(JP,U) 実開 平5−40015(JP,U) 実開 平6−29953(JP,U) 実開 平6−72754(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア開口縁の上半部に沿って、
    ドアガラスの周縁をシールする中空状のガラスシールウ
    エザストリップを設けるとともに、ドア開口縁の下半部
    に沿って、ドアパネルの周縁をシールする中空状のドア
    シール体を設け、上記ガラスシールウエザストリップの
    車内側の側縁にはリップを一連に形成して、該リップの
    先端縁を内側に曲げ込むようにして上記ガラスシールウ
    エザストリップに沿ってドア開口縁に取付けたオープニ
    ングトリムの側面に圧接するようになし、上記ガラスシ
    ールウエザストリップの下端端末部では上記リップの
    終端部の幅を徐々に広く形成して上記ドアシール体の上
    端末部を上から被覆するようになした自動車のシー
    ル構造において、上記リップの終端部の、上記オープニ
    ングトリムへの圧接から上記ドアシール体の被覆へ移行
    する部分の裏面側に、上記終端部の変形を防止するリブ
    該終端部の幅方向に形成したことを特徴とする自動車
    のシール構造。
  2. 【請求項2】 上記ガラスシールウエザストリップは、
    自動車のルーフサイドに沿うドア開口縁に取付けられる
    ウエザストリップであって、押出成形の一般部の下端端
    末に型成形の端末部を接続してなる請求項1記載の自動
    車のシール構造。
  3. 【請求項3】 上記ガラスシールウエザストリップは、
    自動車のドア開口中央のセンタピラーに取付けられるウ
    エザストリップであって、押出成形の一般部の下端端末
    に型成形の端末部を接続してなる請求項1記載の自動車
    のシール構造。
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