JP3286430B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JP3286430B2
JP3286430B2 JP27604993A JP27604993A JP3286430B2 JP 3286430 B2 JP3286430 B2 JP 3286430B2 JP 27604993 A JP27604993 A JP 27604993A JP 27604993 A JP27604993 A JP 27604993A JP 3286430 B2 JP3286430 B2 JP 3286430B2
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JP
Japan
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weather strip
lip
trim
door
center pillar
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JP27604993A
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JPH07101250A (ja
Inventor
則英 太田
雅康 岡田
光夫 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
Family has litigation
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のウエザストリッ
プ、特にセンタピラーに沿って装着されるウエザストリ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレームレスドア車では、図2に示すよ
うに、フロントピラーからクオータピラーに至るルーフ
サイド1に一連にルーフサイドウエザストリップ3が取
付けられ、またセンタピラー2には上端がルーフサイド
ウエザストリップ3に接続し、下端が前後のドアのウエ
ストライン位置に至るウエザストリップ4が取付けられ
ており、前後のドアガラスまわりをシールするようにな
っている。
【0003】図3および図4に示すように、ウエザスト
リップ4は押出成形の一般部41の下端に型成形の端末
部42が接続されている。ウエザストリップ4は平行な
2本の中空シール部41a,41bを備え、かつフロン
ト側およびリヤ側の中空シール部41a,41bの基部
411の端縁にそれぞれ中間部が連結するリップ413
a,413bを備えている。
【0004】ウエザストリップ4は、その基部411に
よりセンタピラー2のリテーナ6に係止され、前後の
ップ413a,413bの下端(内端)がそれぞれ、
ンタピラー2のフロント側およびリヤ側のドアオープニ
ングトリム7a,7bに当接する。そして、ドア閉時
に、前後のシール部41a,41bが、それぞれフロン
トドアガラス5aおよびリヤドアガラス5bに押付けら
、前後のリップ413a,413bの外端がそれぞれ
フロントドアガラス5aおよびリヤドアガラス5bの内
面に当接する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドア閉時に
中空シール部41a.41bがドアガラス5a,5bに
より押込まれると、前後のリップ413a,413bに
回動力が生じ、それぞれの内端には矢印D方向およびE
方向の力が作用する。フロント側では中空シール部41
aは矢印B方向へ押込まれるのに対し、リヤ側では中空
シール部41bは矢印C方向(前方向)へ押込まれるか
らリップ内端に作用するE方向への力が大きく、トリム
7bに対して位置ずれし、またトリム7bからはずれる
おそれがある。
【0006】しかも、センタピラー2の上下中間部に位
置するウエザストリップ4の下端部では、センタピラー
幅が広がるのに対応してリップ413a,413bも
エザストリップ幅方向に張り出しており、特にリップ4
13bでは中空シール部41bの変形の影響が大きく現
れ、トリム7bに対して大きく位置ずれしやすい。
【0007】ウエザストリップ4の下端部は着座者の目
線位置にあるので、リップ413b内端のトリム7bに
対する位置ずれやはずれは目につきやすく、見栄えもよ
くない。
【0008】そこで本発明は、ウエザストリップ4の下
端部のリップ413a,413b、特にリップ413b
のトリム7bからの位置ずれやはずれを防止することを
課題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は図1,図3、特
に図1に示すように、センタピラー2に沿うウエザスト
リップの型成形端末部42のフロント側およびリヤ側の
端縁に中間部が連結し、外端415a,415bがそれ
ぞれフロントドアガラス5aおよびリヤドアガラス5b
の内面に当接し、内端414a,414bがそれぞれ
ンタピラー2のフロント側およびリヤ側のドアオープニ
ングトリム7a,7bに当接するリップ413a,41
3bのうち、少なくともリヤ側のリップ413bの内端
を、リヤ側のドアオープニングトリム7bの側面に圧接
する断面L字形に形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】中空シール部41bがリヤドアガラス5bで押
付けられて変形し、外端415がリヤドアガラス5bの
内面に接するリップ413bの内端に矢印E方向の力が
作用してもL字形内端面がトリム7bに係合密着してい
るから、摩擦抵抗により上記内端414bのトリム7b
に対するずれやはずれが防止される。
【0011】
【実施例】図1ないし図3に示すように、センタピラー
2に沿うウエザストリップ4は、押出成形の一般部41
の下端に型成形端末部42が接続されて構成されてい
る。
【0012】一般部41は互いに平行な中空状のウエザ
ストリップが中央で連結された構造を有しており、それ
ぞれほぼ同一断面形状の中空シール部41a,41b
よびリップ413a,413bを備えている。前後のリ
ップ413a,413bは、それぞれ中間部が断面山形
をなす共通の基部411の前端縁および後端縁に連結し
ている。ウエザストリップ4は基部411によりセンタ
ピラー2に固定のリテーナ6に係止されている。一般部
41の下端では両リップ413a,413bが段形にカ
ットされ、除去されたリップを補うように型成形端末部
42が接続され、接続線420は段形となっている。
【0013】型成形端末部42は、その上部のみが一般
部41に連続する中空状で、下部は次第に薄くなる板状
となっており、下部はクリップ等でセンタピラー2に固
定される。図3に示すようにウエザストリップ4の幅
は、センタピラー2の幅の変化に対応して、型成形端末
部42のリップ413a,413bの上端位置から下方
へ次第に広くなっている。そして、ウエザストリップ4
のフロント側では、中空状の一般部41aおよび型成形
端末部42の上半部にフロントドアガラス5aの後縁が
押付けられ、型成形端末部42の下半部にフロントドア
パネルの後部上端隅角が押付けられる。またウエザスト
リップ4のリヤ側では、中空状の一般部41bおよび型
成形端末部42の上半部にリヤドアガラス5bの前縁が
押付けられ、型成形端末部42の下半部にリヤドアパネ
ルの前部上端隅角が押付けられる。
【0014】一方、センタピラー2のフロント側および
リヤ側にはドアオープニングトリム7a,7bが取付け
てある。そして中空状の一般部41および型成形端末部
42の上部の両側のリップ413a,413bの内端4
14a,414bがそれぞれトリム7a,7bに当接す
る。
【0015】型成形端末部42の上部両側のリップ41
3a,413bのうちリヤ側のリップ413b内端41
4bは内側に屈曲する断面L字形に形成してあり、トリ
ム7bの側面に圧接するように係合密着せしめてある。
【0016】以上のように構成したウエザストリップ4
において、ドア閉時に、前後のドアガラス5a,5bが
それぞれ前後の中空シール部41a,41bに押付けら
れ、前後のリップ413a,413bの外端415a,
415bが前後のドアガラス5a,5bの内面に当接す
る。そして特にリヤ側のウエザストリップ41bではド
アガラス5bにて前方へ押込まれ、リップ413bの内
端414bには矢印E方向へ反転しようとする力が作用
するが、トリム7bとの係合により、トリム7bに対し
てずれが生じたり、トリム7bからはずれるのが防止さ
れる。
【0017】なお、フロント側のリップ413aの内端
414aにもドア閉時に矢印B方向への力が作用する
が、内端414aのトリム7aに対するずれ力(D方
向)はリヤ側よりも小さい。しかし、トリム7aに対し
てずれやはずれが生じるおそれのある場合にはリヤ側と
同様にL字形としてもよい。
【0018】
【発明の効果】しかして本発明では、センタピラーに取
付けるウエザストリップにおいて、先端がドアオープニ
ングトリムに当接するリップのうち、特に目につきやす
くトリムからはずれやすい部分の先端をL字形に形成し
てトリムと係合するようにしてはずれを防止したので、
リップの見栄えおよびシール性が良好に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップの図3のA−A線に
沿う位置での断面図である。
【図2】本発明のウエザストリップが適用される車体の
側面図である。
【図3】本発明のウエザストリップの下端部の正面図で
ある。
【図4】従来のウエザストリップの図1対応図である。
【符号の説明】
2 センタピラー 4 ウエザストリップ 41a,41b 中空シール部 42 型成形端末部 413a,413b リップ 414b L字形内端 5a,5b ドアガラス 7a,7b ドアオープニングトリム
フロントページの続き (72)発明者 木村 光夫 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−24439(JP,A) 実開 平3−60424(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のセンタピラーに沿って装着され
    るウエザストリップであって、ドア閉時にフロントガラ
    スおよびリヤドアガラスがそれぞれ押付けられる互いに
    平行な中空シール部を備え、フロント側の端縁およびリ
    ヤ側の端縁に沿ってそれぞれ、中間部が上記端縁に連結
    され、外端がフロントドアガラスおよびリヤドアガラス
    の内面に当接し、内端がセンタピラーのフロント側のド
    アオープニングトリムおよびリヤ側のドアオープニング
    トリムに当接するリップを備え、ウエザストリップ下部
    端末が型成形により形成されたウエザストリップにおい
    て、上記型成形端末部の上記リップのうち、少なくとも
    リヤ側のリップの内端を、これと接するリヤ側のドアオ
    ープニングトリムの側面に圧接する断面L字形に形成し
    たことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
JP27604993A 1993-10-07 1993-10-07 自動車用ウエザストリップ Expired - Lifetime JP3286430B2 (ja)

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JPH07101250A JPH07101250A (ja) 1995-04-18
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