JP3276110B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP3276110B2
JP3276110B2 JP2000078681A JP2000078681A JP3276110B2 JP 3276110 B2 JP3276110 B2 JP 3276110B2 JP 2000078681 A JP2000078681 A JP 2000078681A JP 2000078681 A JP2000078681 A JP 2000078681A JP 3276110 B2 JP3276110 B2 JP 3276110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
shutter
voice
camera
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000078681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000307902A (ja
Inventor
隆治 平田
英明 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18596060&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3276110(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP2000078681A priority Critical patent/JP3276110B2/ja
Publication of JP2000307902A publication Critical patent/JP2000307902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3276110B2 publication Critical patent/JP3276110B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ、詳しくは機
械的な駆動手段を有しない例えば電子スチルカメラ等の
カメラに擬似的にシャッタ音を発生させるようにしたカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シャッタ機構に機械的駆動部を有
しない、所謂素子シャッタを使用した電子スチルカメラ
やビデオムービーが供用され始めている。この種カメラ
では、シャッタ釦をレリーズした際にシャッタ音が全く
生じないから、撮影者はレリーズ操作が行われたか否か
を確認することができず、本当に写真が撮れたかどうか
不安を感じることになってしまう。
【0003】そこで、上記レリーズ操作に関する情報の
他、例えばフィルムの残り枚数とか被写体距離等の各種
カメラ情報を音声で出力するようにしたカメラが提案さ
れている。即ち、特開平1−183638号公報記載の
“シャッタ音発生機構付電子スチルカメラ”では、シャ
ッタ釦をレリーズしないときには閉状態で撮影レンズ前
面を覆う位置にあり、シャッタ釦をレリーズしたときに
は所定時間開状態となり、且つ開動作時または閉動作時
に開閉音を発生させる開閉手段を有するレンズカバーを
撮影レンズ前面に配設し、これによってシャッタレリー
ズ時に擬似的にシャッタ音を発生させるようにしてい
る。
【0004】また、特開昭62−98873号公報記載
の“電子スチルカメラの撮影枚数警報装置”では、電子
スチルカメラの記録媒体に記録された撮影枚数を検出す
る検出手段と、該検出手段からの出力により撮影可能な
残りの枚数に応じて複数の種類の音を選択的に発生させ
る手段とを設け、これによって撮影途中で不意に撮影不
能に陥ることのないように撮影枚数の警告情報を音声で
選択的に出力するようにしている。更にまた、特開昭5
8−58532号公報記載の“音表示装置”では、量に
関する情報をその量に応じた数の順次信号に置換する順
次信号発生手段と、順次信号毎に異なる音信号を発生し
て上記発音手段に与える音信号発生手段とを設け、これ
によってAF(オートフォーカス)撮影時の被写体距離
情報に相当する音声、例えば被写体が近距離に位置する
とき“ピ”,中距離に位置するとき“ピポ”,遠距離に
位置するとき“ピポパ”を発生するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影レ
ンズを保護するレンズカバーが所定時間開状態となっ
て、レンズカバーの開動作時又は閉動作時に開閉音を発
生させる構成により、シャッタレリーズ時に擬似的にシ
ャッタ音を発生させるようにした上記特開平1−183
638号公報記載の提案では、機械的開閉手段で擬似音
を発声しているので信頼性に乏しく、且つ擬似音の種類
も1種類に限られてしまう。
【0006】また、電子スチルカメラの記録媒体に記録
された撮影枚数を検出する検出手段と、該検出手段から
の出力により撮影可能な残りの枚数に応じて複数の種類
の音を選択的に発生させる手段とから、撮影枚数の警告
情報を音声で選択的に出力するようにした上記特開昭6
2−98873号公報記載の提案では、電子スチルカメ
ラにおけるシャッタレリーズ操作を確認するための手段
が何等開示されていない。更にまた、量に関する情報を
その量に応じた数の順次信号に置換する順次信号発生手
段と、順次信号毎に異なる音信号を発生して上記発音手
段に与える音信号発生手段とを設け、これによってAF
撮影時の被写体距離情報に相当する音声を出力するよう
にした上記特開昭58−58532号公報記載の提案で
は、AF撮影時の動作が開示されているのみで、レリー
ズ操作時における各シャッタ動作に関連したタイミング
でカメラのシャッタ音に酷似した擬似音を発声する手段
については何等開示されていない。
【0007】そこで本発明は、上述の問題点を解消し、
レリーズ操作における各シャッタ動作に関連し多タイミ
ングでシャッタ疑似音を発声させ、これによってカメラ
の撮影者がレリーズ操作や連写スピード等のカメラ内の
各種動作を認識することができるようにしたカメラを提
供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、上述のようなシャッタ動
作に代表される、撮影動作に関する各要素動作の動作タ
イミングなどの撮影の状態を、カメラの撮影者が的確
に、かつ効果的に知ることができるカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明によるカメラは、被写体像受容蓄積期間の調定た
る露光期間制御を行うシャッタ手段の少なくとも一部と
して、機械的手段によらず上記被写体像の受容蓄積に対
する調定作用を生じる電子シャッタ手段を有するカメラ
であって、音声発生手段と、カメラの撮影動作における シャッタ閉状態から開状態への切り換え動作 シャッタ開状態 シャッタ開状態から閉状態への切り換え動作 等の各シャッタ動作を行う上記電子シャッタ手段の制御
状態に対応したタイミングで上記音声発生手段を制御し
て上記各シャッタ動作に対応した音声を発生せしめる音
声制御手段と、を具備したことを特徴とし、また、上記
各シャッタ動作に対応した音声を録音するための録音手
段を有する。更に、上記録音手段は、自己の撮影画像記
録媒体である映像・音声記録再生用媒体に記録された音
声を録音する、自己録音手段を有することを特徴とし、
また、撮影の状態に関連して上記録音された音声に変調
を与えうる変調手段を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明によるカメラは、音声発生手
段と、カメラの撮影動作における各撮影要素動作に対応
したタイミングで上記音声発生手段を制御して上記各撮
影要素動作に対応した音声を発生せしめる音声制御手段
とを具備し、上記音声制御手段は、上記各撮影要素動作
に対応したタイミング条件と、上記各撮影要素動作に対
応した音声を発生せしめるための必要時間条件とが競合
している場合には、上記タイミング条件を緩和して上記
競合を回避する競合回避手段を有することを特徴とす
る。
【0011】更に、本発明のカメラは、被写体像受容蓄
積期間の調定たる露光期間制御を行うシャッタ手段と、
上記シャッタ手段の露光動作に基づいて取り込まれた画
像情報を記録する記録手段と、カメラの撮影動作におけ
る撮影要素動作である「上記シャッタ手段の露光動作」
及び「少なくとも上記記録手段の記録終了を条件とする
撮影完了」の各タイミングを識別可能な態様で報知する
タイミング報知手段と、を具備したことを特徴とし、上
記タイミング報知手段は、音声発生手段と該音声発生手
段を制御して音声を発生せしめる音声制御手段によって
構成されていることを特徴とする。
【0012】更にまた、本発明のカメラは、音声を入力
する音声入力手段と、音声データをディジタル値として
記憶するための電気的に書き換えが可能な記録手段と、
上記音声入力手段によって入力された音声データを上記
記憶手段に記憶するための録音手段と、上記記憶手段に
記憶された音声データをD/A変換することにより得ら
れたデータに基づいて音声を発生せしめる音声発生手段
と、撮影の状態に関連して上記音声発生手段を制御する
音声制御手段と、を具備したことを特徴とする。また、
上記音声制御手段が制御する発音機能を達成するための
選択手段を更に備えている。
【0013】また、本発明のカメラは、音声発生手段
と、被写体像受容蓄積期間の調定たる露光期間制御を行
うシャッタ手段と、上記音声発生手段を制御して上記シ
ャッタ手段による露光動作に対応した発音を行うととも
に、連写撮影が行われた場合は、上記発音を行う時間を
短くする音声制御手段と、を有することを特徴とする。
【0014】更に、本発明のカメラは、カメラ本体と、
発音を行うようになされた音声発生手段と、当該カメラ
本体背面で且つ周縁部に位置するように設けられるとと
もに、前記音声発生手段により発音された音声を撮影者
へ伝達するための音声発生用開口部と、被写体像受容蓄
積期間の調定たる露光期間制御を行なうシャッタ手段
と、連写撮影が行われた場合、当該連写撮影に関する上
記シャッタ手段による露光動作が終了する以前における
上記音声発生手段による発音回数が露光動作回数よりも
少なくなるように発音制御を行なう音声制御手段と、を
有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。図1は、本発明の第1実
施の形態を示すカメラの構成を示すブロック系統図であ
る。この図1は、フロッピディスクに磁気記録するタイ
プの電子スチルカメラを想定し、CCD等の撮像素子に
おけるCCD転送路の電荷を排出し、フォトダイオ―ド
の蓄積電荷を同転送路に読み出すようにした素子シャッ
タを想定しているから、従来のメカシャッタのようなシ
ャッタ音を何等生じない。そこで、マイコン内にシャッ
タ擬似音の発声タイミング調定手段を設け、従来のシャ
ッタ音に酷似した、例えば、“カシャン”という擬似音
を3音節“カ”と“シャ”と“ン”に分けてEEPRO
M等の記憶手段にそれぞれメモリし、シャッタが開かれ
ると、マイコン内の発声タイミング調定手段により先ず
第1音節の“カ”を読出して発声する。
【0016】そして、シャッタが開かれている期間中に
亘って第2音節“シャ”を、シャッタが閉じると第3音
節の“ン”をそれぞれ発声する。そこで、シャッタ速度
が速いときは“カシャン”、遅いときは“カシャーン”
を、実際のカメラ動作に同期して発声するようにしてい
る。従って、素子シャッタを用いたカメラのみに限ら
ず、後記図5に示す物性シャッタを用いたカメラ等にも
適用して有効なものである。
【0017】図1において、撮影レンズ1を透過した被
写体光は、絞り機構2でその光量を調節されてCCD等
の撮像素子3の受光面に導かれ、同素子3で光電変換さ
れて映像信号として出力される。この映像信号は、撮像
プロセス回路4,記録プロセス回路5で所要の信号処理
が行われた後、磁気ヘッド,フロッピディスク,駆動モ
ータ等から構成されている記録再生装置6に印加されて
磁気記録される。一方、再生時には同記録再生装置6か
ら読出した信号を再生プロセス回路7を介して出力する
ようになっている。また、SSG(同期信号発生器)8
から出力された同期信号が、イメージャドライバ9を介
して撮像素子3に供給されている。
【0018】上記カメラ内各回路の動作シーケンスを司
るシーケンスコントローラとして作動するマイコン10
は、その内部に発声タイミング調定手段10aが内蔵され
ていて、後述するカメラ本体に装着されたトリガスイッ
チ,連写モードスイッチ,録音スイッチ,消去スイッ
チ,音声選択スイッチ等の操作スイッチ群16からの操
作信号を入力されると、上記記録プロセス回路5,記録
再生装置6,イメージャドライバ9に制御信号を出力す
るようになっている。
【0019】また、上記マイコン10は、予め記録され
た音声をディジタルデータの形でメモリする電気的に再
書込み可能なEEPROM11,ディジタルデータをア
ナログデータに変換するD/Aコンバータ12とバスラ
インで相互に接続され、これによって、データや制御信
号の双方向授受が行えるようになっている。上記D/A
コンバータ12から出力されたアナログ信号は、LPF
(ローパスフィルタ)13でその高域成分が除去されて
オーディオ信号になった後、オーディオアンプ14を介
してスピーカ15から音声として出力される。そして、
上記マイコン10,EEPROM11,D/Aコンバー
タ12,LPF13,アンプ14,スピーカ15が本発
明の要旨部分を構成している。
【0020】このように構成された本発明の実施の形態
に係るカメラの外観を図2,図3により、このカメラの
光学系の配置を図4,図5より、それぞれ説明する。
【0021】図2は、本発明の第1実施の形態を示すカ
メラの外観を示す斜視図である。図において、電子カメ
ラ21の前面21aの略中央に撮影レンズ1が配設さ
れ、同レンズ1の上方にファインダ窓22,マイク2
3,ストロボ発光窓24がそれぞれ配設されている。ま
た、同カメラ21の上面21bには、向かって左よりレ
リーズ釦25,各種コントロールスイッチ26a,26
b,26c,コントロールディスプレイ27,各種コン
トロールスイッチ26d,26eがそれぞれ配設されて
いる。更にまた、同カメラ21の右側面21eにはスチ
ルビデオフロッピディスク(SVF)28が挿脱される
媒体挿入孔29が配設されている。
【0022】図3は、上記図2に示すカメラを天地逆に
して裏返した、つまり底面21dを上方に、背面21c
を前方にして示した斜視図である。図において、カメラ
21の背面21cには中央下方寄りにファインダ覗き窓
22aが配置されている。またその左方(即ち、同カメ
ラ21の背面21cの左側下方寄り)にスピーカ音発声
用開孔31が配設されている。
【0023】また、同カメラ21の底面21dには、音
声を切換えて選択するロータリスイッチ32が配設され
ていて、“SILENT”〜“OPTION SET”
に機能切換するようになっている。この“SILEN
T”は消音機能,“SOUNDA”,“SOUND
B”,“SOUND C”はそれぞれの擬似音を選択す
る機能、“OPTION SET”はカメラの操作者が
自分の好みの音を録音する機能、そして“SOUND
OPTION”は上記“OPTION SET”で録音
された音声を発声する機能である。
【0024】次に、このような外観を有する本発明に係
るカメラの光学系の構成を図4,図5により説明する。
図4は、電子スチルカメラの光学系の配置図である。一
般に電子スチルカメラでは、1フレームが2フィールド
で構成されているので、記録,再生する場合、フィール
ドモードとフレームモードとを切換えて使用できるよう
になっている。そしてフィールドモードで記録する際は
素子シャッタのみでシャッタコントロールすることがで
きるが、フレームモードで記録する際には、現在の技術
では素子シャッタと機械シャッタとを併用せざるを得な
い。そこで、図4に示す電子スチルカメラでは、撮影レ
ンズ1の後方に絞り機構2,シャッタ機構33を、更に
その後方に光学フィルタ34,撮像素子3を、それぞれ
配設するようになっていて、上記絞り機構2を絞りコン
トロール36で、またシャッタ機構33をシャッタコン
トロール 35でそれぞれ制御する。今、この電子スチ
ルカメラをフレームモードで使用する場合、機械シャッ
タも作動するのでシャッタ音を聞くことができるが、フ
ィールドモードで撮影しようとすると、機械シャッタは
開放されていて素子シャッタのみでシャッタ動作が行わ
れるからシャッタ音を聞くことができない。
【0025】図5は、物性シャッタを用いたカメラの光
学系の配置図である。このカメラの液晶絞りシャッタ
は、印加電圧の状態を時間制御することによって液晶セ
ルを光透過状態と非光透過状態に変化させ、任意のシャ
ッタ速度を得ることができると同時に、電圧印加の面積
を変化させることにより絞り機能を得ることができるよ
うになっていて、液晶絞りシャッタ37と液晶絞りシャ
ッタコントロール38とで制御するようになっている。
従って、この場合もカメラの操作者はシャッタ音を聞く
ことができない。以上が本発明の第1実施の形態に係る
カメラの外観とその光学系の配置の説明で、後述する第
2実施の形態以下でも上記と同様の外観と光学配置にな
っているので、第2実施の形態以下ではその説明を省略
する。
【0026】次に、この第1実施の形態の動作を図6,
図7により説明する。図6は、上記図1に示した本発明
の第1実施の形態における各部の動作のタイミングチャ
ートで、図7はそのフローチャートである。この第1実
施の形態では、シャッタ音のしないカメラにおいて、予
めEEPROM11(図1参照)に格納され実際のシャ
ッタ音に近い機械語、例えば“カシャーン qa sh
a chan”をレリーズ動作に対応して発声するよう
になっている。即ち、通常露光で例えば1/125秒な
らその時間幅の擬似音“カシャン”を発声する。また、
シャッタ開からの入射光量を積分し所定量に達した時点
でシャッタを閉じて露光を終了する、所謂ダイレクト測
光方式におけるシャッタ動作の場合は、シャッタ開時間
に応じて、シャッタ開時間が長ければ“カシャーン”と
いうようなシャッタ動作のタイミングに合致した擬似音
を発声する。そして、このような擬似音は、後述する単
音節毎に前記図1のEEPROM11に予めディジタル
信号としてメモリされており、これを読出してスピーカ
15から出力するようになっている。また、単写モード
と連写モードの何れの撮影モードにも対応できるが、図
6では、説明を分り易くするるために単写モードで、図
7では連写モードを含めた形でそれぞれ説明する。
【0027】図6において、レリーズ釦が全押しされて
トリガ信号41が送出されると、これに応動して撮影の
開始あるいは終了を知らせる疑似音“P(ピ)”42が
出力される。次いで、シャッタが開かれるとアクティブ
Lのシャッタ開信号 43が出力されるので、この信号
43の立下がりエッジに同期して3音節からなるシャッ
タ擬似音“qa sha chan”の第1音節の擬似
音“qa(カ)”44が送出される。この擬似音“q
a”44の終了に引続いて、第2音節の擬似音“sha
(シャー)”45が送出されるが、この擬似音“sh
a”45は、上記シャッタ開信号43がアクティブの間
送出され続けている。シャッタ動作が終了してシャッタ
開信号43がノンアクティブのHレベルに戻ると、擬似
音“sha”が終了し、今度は第3音節の擬似音“ch
an(シャン)”46が短時間送出される。
【0028】このようにして、実際のカメラのシャッタ
動作に関連したタイミングで擬似音“qa sha c
han”が発声される。その後、フロッピディスクカメ
ラでは、次のトラックをアクセスするトラックアクセス
信号47が可成りの時間幅に亘ってアクティブLとな
り、これによってトラックアクセスが行われる。
【0029】そして、トラックアクセス信号47が終了
すると、撮影の終了を知らせる擬似音“P”48が送出さ
れて一連の擬似音発声が終了する。次に、以上の動作を
図7のフローチャートにより説明する。なお、図7,図
10のフローチャート中の例えば“P!”の“!”は音
声を発声する符号として用いている。
【0030】図7において、撮影の開始を知らせる擬似
音“P!”42が送出されると(ステップS1)、ステ
ップS2に進んで“シャッタ開”信号43が送出される
まで待機する。同信号43が送出されると、ステップS
3に進んで第1音節の擬似音“qa!”を発声してステ
ップS4,S5に進む。このステップS4,S5では、
シャッタが閉じるまで第2音節の擬似音“sha”を発
声し続ける。シャッタが閉じると、第3音節の擬似音
“chan”を送出(ステップS6)した後、ステップ
S7に進んでトラックアクセスが終了するまで待機し、
トラックアクセスが終了すると、ステップS8に進んで
連写モードか否かが判断される。そして、単写モードな
らステップS9に進んで撮影の終了を知らせる擬似音
“P!”を発声してエンドとなる。
【0031】また、連写モードならステップS10に進
んでシャッタトリガ釦が撮影者により押下され続けてい
るか否かが判断され、押下され続けていれば上記ステッ
プS2にリターンするし、トリガ釦が押下されていなけ
れば、上記ステップS9に進み、エンドとなる。以上が
本発明の第1実施の形態を示すカメラにおけるシャッタ
動作に関連したタイミングで送出されるシャッタ擬似音
を発声する動作の説明である。
【0032】なお、上記第1実施の形態では、シャッタ
擬似音に関しては、録音機能を有しないので、EEPR
OM11はマスクROM等に置換することができる。
【0033】次に、本発明の第2実施の形態を説明す
る。図8〜図10は、本発明の第2実施の形態を示すカ
メラのブロック系統図,タイミングチャート,およびフ
ローチャートである。上記第1実施の形態では、予めE
EPROM11(図1参照)に格納されている機械音を
読出して擬似シャッタ音として使用しているが、この第
2実施の形態では、上記機械音を読出す他、撮影者の好
みの任意の音声、例えば“撮れた”を録音して登録して
おき、この登録擬音をシャッタ動作に関連したタイミン
グで発生することもできる。そして、この第2実施の形
態では、上記第1実施の形態と同じ構成部材あるいはル
ーチンには同じ符号を付してその説明を省略し、登録擬
音の発声等、上記第1実施の形態と異なる点についての
み以下に説明する。
【0034】なお、撮影者の好みの擬似音を集音するマ
イクは、SVシステムの記録媒体への音声記録用のマイ
クと兼用することもでき、スピーカについても同様であ
る。また、マイク以外の外部入力端子からのオーディオ
信号を入力したり、SVシステムの記録媒体に既に記録
されている音声を入力したりして登録擬音として用いる
こともできる。
【0035】図8において、マイク23で集音された音
声信号は、LPF13aを介しA/Dコンバータ 17
に印加されてディジタルデータに変換される。そして、
同データは、バスラインを介してEEPROM11に登
録擬音として格納される。このような構成の任意音録音
機能によって録音された登録擬音は、当然のことなが
ら、撮影者の好みによるから、その長さが一定せず、長
い場合が多いと考えられる。つまり、上記第1実施の形
態における図6のように、ランダムな時間幅のシャッタ
開信号43がLアクティブの時間中に発声し終ることは
難しいので、シャッタ動作が終了した図9における時刻
t1 から登録擬音“SOUND 1”49を発声し始め
るようにしている。従って、登録擬音の終了時点が次の
撮影シーケンスにかかる場合も当然生じることになって
しまう。特に、連写時、例えば毎秒5枚の連写を行う場
合など、連写終了時までに、登録擬音を2〜3回しか発
声できない場合が想定される。そこで、この第2実施の
形態では、登録擬音の発声回数で撮影枚数を撮影者に知
らせることとし、このため撮影枚数と登録擬音の発声回
数との差を後述する変数パラメータMにメモリするよう
にし、連写終了時に上記変数パラメータMに格納されて
いる未発声回数を読出して未だ発声していない登録擬音
を纏めて繰返し発声するようにしている。
【0036】このような動作を図10のフローチャート
により以下に説明する。図10において、このフローが
スタートすると、ステップS11で撮影枚数と既に発声
された登録擬音の発声回数との差をメモリする変数パラ
メータMをリセットしてステップS12に進む。このス
テップS12のサブルーチン“音声設定”は、後記図1
3でその詳細を説明するが、撮影の状態に関連して登録
擬音に変調を与えるようになっている。そして、ステッ
プS1に進んで撮影の開始を知らせる擬似音“P”を発
声した後、ステップS2,S5で“シャッタ開”および
“シャッタ閉”が順次実行されるのを待機し、シャッタ
が閉じられたらステップS13に進む。
【0037】ステップS13では、上記変数パラメータ
Mに1を加算した後、ステップS14に進んで登録擬音
を“発音中”か否かを判断する。“発音中”であるなら
ステップS17に進むし、“発音中”でなければステッ
プS15に進んで変数パラメータMの内容から1を減じ
た後、登録擬音・SOUND・を発声(ステップS1
6)してステップS17に進む。今の場合、上記ステッ
プS11で変数パラメータMをクリアしてスタートした
第1回目の撮影なので、当然ステップS14からステッ
プS17へのジャンプは行われないことになる。
【0038】上記ステップS13〜S16の動作を換言
して説明すると、前回の撮影が終了したことによる登録
擬音“SOUND”を発声中(ステップS14参照)な
ら、今回の撮影が終了しても登録擬音“SOUND”を
発声しない代わりに変数パラメータMの内容に1を加算
(ステップS13参照)しておく。一方、前回の撮影が
終了したことによる登録擬音“SOUND”が既に発声
し終って(ステップS14参照)いれば、変数パラメー
タMに1を加えて(ステップS13参照)1を減ずる
(ステップS15参照)、つまり変数パラメータMのメ
モリ内容を修正せずに、登録擬音・SOUND・を今回
の撮影が終了した表示用として発声(ステップS16参
照)する。
【0039】ステップS17では、今回の撮影が終了
し、次回の撮影を行うためのトラックアクセスが終了す
るまで待機する。そして、ステップS8に進んで“連写
モード”か否かを判断し、連写モードでない、つまり単
写モードならエンドとなるし、“連写モード”ならステ
ップS9に進む。このステップS9では、撮影者がトリ
ガ釦を引続きオンしているか、あるいはオフになってい
るかを判断し、オフならステップS22,S23に進ん
で、上記変数パラメータMの内容を調べ、M=0なら直
ちにエンドとなるし、Mが0でなければ、登録擬音の発
声残しがM回あることになるので、これを発声してエン
ドとなる。一方、上記ステップS9でトリガ釦が引続き
オンされ続けていれば、連写モードでなお撮影中と考え
られるから、ステップS18,S19に進んで先ず前回
撮影時の登録擬音を発声中か否か、更にM=0か否か、
をそれぞれ判断する。そして、“Y”ならステップS2
に戻って上記動作を繰返し実行するし、“N”ならステ
ップS20,S21に進んで変数パラメータMの内容か
ら1を減じた上で、登録擬音・SOUND・を1回発声
して上記ステップS2にリターンする。以上が第2実施
の形態の動作の説明である。
【0040】なお、この例では、登録擬音の発声タイミ
ングとしては、動作終了時点としたが、シャッタ動作開
始時点や露光中の任意の時点あるいはトリガ信号発生直
後等とすることも勿論可能である。
【0041】次に、本発明の第3実施の形態を図11と
図12とにより説明する。SVF規格では、映像信号が
記録されるべきトラックに、映像に代えて音声を記録す
ることもできるというフォーマットがある。あるいはこ
れと同様のフォーマットを有する固体メモリカードを用
いる電子スチルカメラも提案されており、これらのカメ
ラにおいては、上記第1,2実施の形態のように予め登
録されている機械音、あるいは撮影者の好みの登録擬音
をそれぞれ発声する他に、カメラ側の上記メモリカー
ド、つまり自己に内蔵する映像・音声記録再生用媒体か
らの音声出力をEEPROM等のメモリ手段に記録して
同メモリ手段から読出して擬似音として発声することも
できる。このような方式を本発明の第3実施の形態とし
て図11により以下に説明する。なお、この第3実施例
では、上記第1,2実施の形態と同じ構成部材には同じ
符号を付してその説明を省略する。
【0042】図11は、本発明の第3実施の実施の形態
を示すカメラの構成を示すブロック系統図である。図に
おいて、記録再生装置6から読出された音声信号は、再
生プロセス回路7,LPF13aを介してA/Dコンバ
ータ17に供給される。同コンバータ17で上記音声信
号をディジタルデータに変換した後バスラインを通して
EEPROM11に格納する。そこで、この第3実施例
では、マイク23を省略することができる。
【0043】図12は、上記第3実施の実施の形態の変
形例の構成を示すブロック系統図である。この例は、記
録媒体として固体メモリカードを用いたものであり、記
録再生装置6、再生プロセス回路7から取出されたアナ
ログオーディオ信号は、もとは固体メモリカード18中
のディジタルデータなので、第12図に示すようにこの
ディジタルデータをダイレクトにアドレスをアクセス
し、バスラインを通じてEEPROM11に格納すれ
ば、上記図11で必要としたLPF13aやA/Dコン
バータ17が不要となる。
【0044】以上述べた図11,図12の第3実施の形
態によれば、構成部材を少なくできるので、構成の簡略
化とコスト低下を図ることができる他、SVF,固体メ
モリカード等の自己に格納して用いる映像・音声記録再
生用外部媒体からの音声出力も擬似音として使用するこ
とができるから、擬似音の多様化を図ることができる。
【0045】上記各実施の形態は、シャッタ動作に関連
したタイミングでシャッタ擬似音を発声する例を述べた
が、例えば連写時の撮影速度のようなものを、撮影の状
態に関連した上記擬似音の音の高さに変えて発声するこ
ともできる。
【0046】これを本発明の第4実施の形態として図1
3のフローチャートにより以下に説明する。なお、この
図13は、前記第2実施の形態のフローを示す図10に
おけるステップS12のサブルーチン“音声設定”のフ
ローチャートである。そこで、前記第2実施の形態と同
じように登録擬音“撮れた”を連写スピードに合わせて
“撮れた,撮れた”と連呼する例で説明する。ところ
で、この第4実施の形態では、擬似音をEEPROM1
1から直接読み出すのでなく、EEPROMのメモリデ
ータを一度マイコン10のRAMにメモリし、同RAM
から読出すようになっている。(第1〜3の実施の形態
についても、このような方式をとることは設計上自然で
ある。但し、必須ではない。) 図13において、サブルーチン“音声設定”がスタート
すると、ステップS31に進んでマイコン10のRAM
領域のうち擬似音のメモリ用に割当てられている領域を
クリアしてステップS32に進む。ステップS32では後
述するパラメータPをリセットした後、ステップS33
に進んで“消音モード”か否かを判断し、消音モードな
ら直ちにリターンするし、“消音モード”でなければ、
ステップS34に進む。このステップS34では、音声
選択キーを調べて読込み、対応するROMデータをEE
PROM11から読出してマイコン10のRAM領域に
格納する(ステップS 35)。そして、ステップS3
6に進んで“連写モード”か否かを判断し、“連写モー
ド”でないつまり単写モードならリターンするし、連写
モードならステップS37に進んでパラメータPを設定
してリターンする。この“P設定”のルーチンを、以下
詳細に説明する。
【0047】前記第2実施の形態のブロック構成を示す
図8に戻って、撮影者の好みの擬似音、例えば“撮れ
た”をA/Dコンバータ17でA/D変換してディジタ
データにする際の変調サンプリングレートを、今20K
Hzとする。このサンプリングレートでディジタル値に
変調されEEPROM11に格納されている登録擬音を
読出して発声する場合、D/Aコンバータ12で復調し
てアナログデータにする復調サンプリングレートを上記
パラメータPに応じて変える。即ち、第1表に示すよう
に、単写モードで撮影する際はパラメータPを0にす
る、即ち、D/Aコンバータ12の復調サンプリングレ
ートが、変調サンプリングレートと同じ20KHzに設
定されるので、シャッタ動作終了時に発声される登録擬
音“撮れた,撮れた”は、登録時と同じ音調で発声され
ることになる。
【0048】 連写時には、第1表に示すように、その連写速が低速L
のときはパラメータPを1に、中速Mなら2に、高速H
なら3に、それぞれ設定する。このパラメータPの値に
応じてD/Aコンバータ 12の復調サンプリングレー
トを24KHz, 28KHz,32KHzと順次上げ
ているので、スピーカ15から発声されるシャッタ擬似
音“撮れた,撮れた”は、連写速が高速になる程、音調
が高くなり、且つ早口の発声になる。そこで、この第4
実施の形態によれば、シャッタ終了擬似音の音の高さ
と、その発声テンポとから連写速度を知ることができ
る。そして、連写速が高速になる程、シャッタ終了擬似
音が早口に発声されるから、シャッタ終了擬似音を短時
間内に発声してしまうことができることになる。
【0049】以上述べたようにこの第4実施の形態によ
れば、シャッタ動作の終了をその動作に関連したタイミ
ングの擬似音によりユーザに認知させることができると
共に、連写速の高低を始めとして、その他の撮影の状態
に関連した情報をも擬似音に与えられた変調により伝達
することができる。
【0050】なお、以上全ての説明に亘って、機械的な
シャッタ機構を有しないカメラとして、電子スチルカメ
ラ等の電子撮像装置のみを例示してきたが、本発明はそ
れに限定されることなく、例えば物性シャッタを用いた
銀塩フィルムカメラ等にも適用可能であり、また必要に
応じてムービータイプのビデオカメラにも適用すること
ができる。また、ここまで特に触れてはいなかったが音
声を電気的手段により発生させているので、消去に限ら
ず音量のコントロールが可能であることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電子
スチルカメラなどにおいて、レリーズ操作における各シ
ャッタ動作に関連したタイミングでシャッタ疑似音を発
声させ、これによってカメラの撮影者がレリーズ操作や
連写スピード等のカメラ内の各種動作を認識することが
できるようにするとともに、上述のようなシャッタ動作
に代表される、撮影動作に関する各要素動作の動作タイ
ミングなどの撮影の状態を、カメラの撮影者が的確に、
かつ効果的に知ることができ、しかも機械的な要素を用
いないので、耐久性が高く、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すカメラの構成を
示すブロック系統図、
【図2】上記図1の構成を有するカメラの外観を示す斜
視図、
【図3】上記図1の構成を有するカメラの外観を示す斜
視図、
【図4】素子シャッタを用いた電子スチルカメラの光学
系の配置図、
【図5】物性シャッタを用いたカメラの光学系の配置
図、
【図6】上記図1に示したカメラの各部動作のタイミン
グチャートとフローチャート、
【図7】上記図1に示したカメラの各部動作のタイミン
グチャートとフローチャート、
【図8】第2実施の形態を示すカメラの構成を示すブロ
ック系統図、
【図9】上記図8に示したカメラの各部動作のタイミン
グチャート
【図10】上記図8に示したカメラの動作フローチャー
【図11】第3実施の形態を示すカメラの構成を示すブ
ロック系統図、
【図12】第3実施の形態の変形例のブロック系統図、
【図13】上記図10におけるサブルーチン“音声設
定”のフローチャートである。
【符号の説明】
10a:発声タイミング調定手段 15 :スピーカ(発声手段) 21 :電子カメラ 21c:カメラ背面 22a:ファインダ覗き窓 31:スピーカ音声発生用開孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−98873(JP,A) 特開 昭55−36846(JP,A) 特開 平2−7030(JP,A) 特開 昭54−107343(JP,A) 実開 昭57−197021(JP,U) 実開 平2−55772(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 G03B 17/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像受容蓄積期間の調定たる露光期
    間制御を行なうシャッタ手段の少なくとも一部として、
    上記被写体像の受容蓄積に対する調定作用を生じするシ
    ャッタ手段を有したカメラであって、 音声発生手段と、カメラの撮影動作における上記シャッタ手段の制御状態
    に対応したタイミングで上記音声発生手段を制御して上
    記シャッタ動作に対応した音声を発生せしめる音声制御
    手段と、 上記音声制御手段により発生せしめるシャッタ動作に対
    応した音声を、録音するための録音手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記録音手段は、自己の撮影画像記録媒
    体である映像・音声記録再生用媒体に記録された音声を
    録音する、自己録音手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影の状態に関連して上記録音された音
    声に変調を与える変調手段を有することを特徴とする請
    求項1又は2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 音声発生手段と、 カメラの撮影動作における各撮影要素動作に対応したタ
    イミングで上記音声発生手段を制御して上記各撮影要素
    動作に対応した音声を発生せしめる音声制御手段とを具
    備し、 上記音声制御手段は、上記各撮影要素動作に対応したタ
    イミング条件と、上記各撮影要素動作に対応した音声を
    発生せしめるための必要時間条件とが競合している場合
    には、上記タイミング条件を緩和して上記競合を回避す
    る競合回避手段を有することを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 被写体像受容蓄積期間の調定たる露光期
    間制御を行うシャッタ手段と、 上記シャッタ手段の露光動作に基づいて取り込まれた画
    像情報を記録する記録手段と、 カメラの撮影動作における撮影要素動作である「上記シ
    ャッタ手段の露光動作 」及び「少なくとも上記記録手段
    の記録終了を条件とする撮影完了」の各タイミングを識
    別可能な態様で報知するタイミング報知手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 上記タイミング報知手段は、音声発生手
    段と該音声発生手段を制御して音声を発生せしめる音声
    制御手段によって構成されていることを特徴とする請求
    項5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 音声を入力する音声入力手段と、 音声データをディジタル値として記憶するための電気的
    に書き換えが可能な記録手段と、 上記音声入力手段によって入力された音声データを上記
    記憶手段に記憶するための録音手段と、 上記記憶手段に記憶された音声データをD/A変換する
    ことにより得られたデータに基づいて音声を発生せしめ
    る音声発生手段と、 撮影の状態に関連して上記音声発生手段を制御する音声
    制御手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】 音声発生手段と、 被写体像受容蓄積期間の調定たる露光期間制御を行うシ
    ャッタ手段と、 上記音声発生手段を制御して上記シャッタ手段による露
    光動作に対応した発音を行うとともに、連写撮影が行わ
    れた場合は、上記発音を行う時間を短くする音声制御手
    段と、 を有することを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 カメラ本体と、 発音を行うようになされた音声発生手段と、 当該カメラ本体背面で且つ周縁部に位置するように設け
    られるとともに、前記音声発生手段により発音された音
    声を撮影者へ伝達するための音声発生用開口部と、 被写体像受容蓄積期間の調定たる露光期間制御を行なう
    シャッタ手段と、 連写撮影が行われた場合、当該連写撮影に関する上記シ
    ャッタ手段による露光動作が終了する以前における上記
    音声発生手段による発音回数が露光動作回数よ りも少な
    くなるように発音制御を行なう音声制御手段と、 を有することを特徴とするカメラ。
JP2000078681A 1989-11-20 2000-03-21 カメラ Expired - Fee Related JP3276110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000078681A JP3276110B2 (ja) 1989-11-20 2000-03-21 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000078681A JP3276110B2 (ja) 1989-11-20 2000-03-21 カメラ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30234489A Division JP3156930B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000307902A JP2000307902A (ja) 2000-11-02
JP3276110B2 true JP3276110B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=18596060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000078681A Expired - Fee Related JP3276110B2 (ja) 1989-11-20 2000-03-21 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3276110B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486527B1 (ko) * 2002-08-17 2005-05-03 엘지전자 주식회사 카메라를 구비한 이동통신 단말기에서의 촬영제어 장치 및 방법
JP2004096227A (ja) 2002-08-29 2004-03-25 Canon Inc 音声処理装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
FI20045457A0 (fi) * 2004-11-24 2004-11-24 Nokia Corp Paranneltu kameralaitteisto ja menetelmä ja ohjelmisto sen käyttämiseksi
JP5455295B2 (ja) * 2007-08-03 2014-03-26 キヤノン株式会社 撮像装置およびその制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2009232227A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置及び撮像方法
US8358927B2 (en) 2010-08-05 2013-01-22 Panasonic Corporation Imaging apparatus
JP5104935B2 (ja) * 2010-11-19 2012-12-19 カシオ計算機株式会社 画像再生装置、再生時の画像確認方法、及びプログラム
JP5404719B2 (ja) * 2011-09-05 2014-02-05 キヤノン株式会社 撮像装置および撮像方法およびプログラムおよび記録媒体
JP7379046B2 (ja) * 2019-09-26 2023-11-14 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000307902A (ja) 2000-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3156930B2 (ja) カメラ
JP2012100216A (ja) カメラおよび動画撮影プログラム
JP3276110B2 (ja) カメラ
JP5299034B2 (ja) 撮影装置
JP3976316B2 (ja) 画像再生装置
JP4208613B2 (ja) 撮像装置
JP3155747B2 (ja) カメラ
JP4382911B2 (ja) カメラ
JP2007028331A (ja) 画像生成装置及びそのプログラム
JPH04255175A (ja) カメラ一体型ビデオテープレコーダ
JP4013433B2 (ja) 画像再生装置及びデジタルカメラ
JP2003230090A (ja) 電子カメラ
JP2006203691A (ja) 撮影装置
JP2000236508A (ja) 画像記録装置
JP2008278315A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006030874A (ja) 画像記録装置
JP4487314B2 (ja) 動画撮像装置及びそのプログラム
JPH11327063A (ja) 音声記録可能なカメラ
JPH11168646A (ja) 撮影装置
JP2000125167A (ja) デジタルカメラ
JP2006101310A (ja) 撮影装置及びそのプログラム
JP2004023160A (ja) デジタルカメラ
JPH03295370A (ja) 音声記録機能を有するスチルビデオカメラ
JP2003348411A (ja) 音声入力可能なカメラ
JP4065057B2 (ja) 電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010709

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees