JP2003348411A - 音声入力可能なカメラ - Google Patents

音声入力可能なカメラ

Info

Publication number
JP2003348411A
JP2003348411A JP2002153017A JP2002153017A JP2003348411A JP 2003348411 A JP2003348411 A JP 2003348411A JP 2002153017 A JP2002153017 A JP 2002153017A JP 2002153017 A JP2002153017 A JP 2002153017A JP 2003348411 A JP2003348411 A JP 2003348411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
character image
voice
camera
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002153017A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Watanabe
洋二 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002153017A priority Critical patent/JP2003348411A/ja
Publication of JP2003348411A publication Critical patent/JP2003348411A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された音声を被写体像と合成することが
できるカメラにおいて、印刷された写真画像を見ただけ
で撮影状況を感じ取ることができる音声入力可能なカメ
ラを提供する。 【解決手段】 電子画像を取得する撮影光学系2と、撮
像動作時に、音声情報を取り込むマイク15と、上記音
声情報をテキストデータに変換する音声認識回路16
と、上記テキストデータを文字画像に変換する文字画像
出力回路17と、上記取得した被写体電子画像と上記文
字画像とが合成された画像を表示する液晶パネル7と、
上記音声情報に基づいて撮影状況を類推する音声認識回
路16とを具備し、上記文字画像出力回路17は、撮影
状況に基づいて、上記文字画像を変更するようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力可能なカ
メラ、詳しくは、マイクロフォンを有し、入力された音
声を文字画像に変換し、これを撮像した被写体像に合成
して表示する機能を有する音声入力可能なカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、マイクロフォンを備え、
音声入力を可能としたデジタルカメラは、従来から種々
提供されている。この種のカメラは、カメラ付属のモニ
タ装置で、撮像された被写体画像を再生する際、入力さ
れた音声も同時に再生するようになっている。しかし、
この種のカメラは、画像を紙にプリントした場合には、
その音声情報までは再生できなくなる。
【0003】そこで、特開平5−184544号公報に
開示されたカメラでは、入力された音声を画像表示と同
時に再生するだけでなく、入力された音声を分析し、前
記音声を“ひらがな”、“カタカナ”、“漢字”、“ア
ルファベット”等の文字画像に変換し、これを被写体像
と合成することによって、撮影した画像を印刷する場
合、文字も一緒に印字出来ることを可能としている。
【0004】よって、このカメラによれば、撮影時の会
話内容は、印刷された画像上に書き込まれるので、静止
画像を見るだけでは得られない「撮影時の雰囲気」や
「臨場感」を印刷された画像から感じ取ることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人が音声を
発声する場合、状況に応じて言葉の抑揚や大きさ、音
量、速さ等に大きな変化が生じるのが普通であり、例え
ば、家族や友人と歓談している時の発声と、葬式等の式
典や公的な場での発声とでは、同じ言葉を発する場合で
も、言葉の抑揚等に違いが発生する。
【0006】ところが、上記特開平5−184544号
公報に開示の音声入力可能なカメラにおいては、このよ
うな人の発声方法までは考慮していないため、印刷され
た画像上に印字された文字は、撮影時の状況とは無関係
に画一的に書き込まれてしまうので、その印字された文
字から撮影時の雰囲気を感じ取ることは難しいといった
問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、入力された音声を分析して文字画像に変
換し、被写体像と合成することができるカメラにおい
て、印刷された写真画像を見ただけで「撮影時の雰囲
気」や「臨場感」を感じ取ることができるようにした音
声入力可能なカメラを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段、及び作用】上記の目的を
達成するために本発明による音声入力可能なカメラは、
撮影光学系を介して被写体を撮像し、被写体の電子画像
を取得する撮像手段と、上記撮像手段による撮像動作時
に、音声情報を取り込む音声入力手段と、上記音声情報
をテキストデータに変換するテキストデータ設定手段
と、上記テキストデータを文字画像に変換する文字画像
生成手段と、上記撮像手段で取得した被写体の電子画像
と上記文字画像とが合成された画像を表示可能な表示手
段と、上記音声情報に基づいて撮影状況を類推する撮影
状況類推手段とを具備し、上記文字画像生成手段は、上
記撮影状況類推手段で類推された撮影状況に基づいて、
上記文字画像の特性を変更するようにしたことを特徴と
し、また、上記撮影状況類推手段は、上記音声情報の音
量、及び/又は、抑揚に基づいて撮影状況を判断するこ
とを特徴とし、また、上記撮影状況類推手段は、さら
に、上記音声情報の周波数も加味して類推することを特
徴とし、さらに、上記文字画像生成手段は、上記撮影状
況類推手段によって類推された撮影状況に応じて、文字
画像の形状、色、又は大きさの少なくとも一つを変更す
るようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の一実施の形態を説
明するに先立って、本発明の音声入力可能なカメラの概
要について説明する。
【0010】本発明の音声入力可能なカメラは、従来の
デジタルカメラと同様、CCD等の撮像素子を含む撮像
手段で被写体を撮像し、メモリカード等の記録媒体に撮
像した電子画像を記録し、また、記録した電子画像を前
記記録媒体から読み出して液晶表示装置等の表示手段に
表示することが可能である。そして、音声情報を取り込
むためのマイクロフォンを含む音声入力手段を有してい
て、撮影時の音声を画像情報とともに取得することがで
き、さらに、上記音声情報を文字画像データに置換し、
被写体像の電子画像と合成した画像を液晶モニタ画面上
に表示することが可能である。そして、上記文字画像デ
ータは、入力された音声の大きさ(音量)や抑揚(ダイ
ナミックレンジ)等により、最適な形状が選択され、こ
の文字画像データは、撮影者の意思によって変更が可能
である。
【0011】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明する。図1は、本発明の一実施の形態である音声
入力可能なカメラの電気回路の構成を示すブロック図で
ある。
【0012】本発明の音声入力可能なカメラ(以下、デ
ジタルカメラと称す)1には、撮影者の操作に応じた動
作を実現するための全体的な制御を行うシステムコント
ローラ13が内蔵されており、このシステムコントロー
ラ13には、撮影光学系2と、撮影処理系(CCD、A
/D)3と、画像処理コントローラ4と、記録系(メモ
リカード)5と、LCDドライバ6と、コントロールパ
ネル(LCD)8と、ファインダ情報液晶パネル9、フ
ァインダ光学系(OVF)11で構成されるファインダ
観察部10と、入力部12がそれぞれ接続されている。
更に、上記画像処理コントローラ4には、文字画像出力
回路17が接続されており、前記文字画像出力回路17
には、音声認識回路16が接続され、また、音声認識回
路16には、音声を電気信号に変換するマイクロフォン
(以下、マイクと称す)15が接続されている。更に、
前記LCDドライバ6には、液晶パネル7が接続されて
いる。
【0013】このように構成されたデジタルカメラ1に
おいては、被写体からその光束が複数の撮影レンズ群か
らなる上記撮影光学系2を介して撮影処理系3のCCD
に入射される。上記撮影処理系3は、図示しないCC
D、撮像回路、A/D変換器等からなり、CCDからの
出力はA/D変換されて撮影処理系3から出力され、こ
のA/D変換出力は画像処理コントローラ4により画像
処理されてメモリカード等を含む記録系5にて記録され
るようになっている。
【0014】上記画像処理コントローラ4は、前記撮影
処理系3からA/D変換されて出力された電子画像信号
を、図示しないRAM等からなる画像バッファを利用し
て、公知のホワイトバランス処理、カラー処理、ガンマ
補正、シャープネス調整等の画像処理や、さらにはJP
EG圧縮処理、伸張処理を実行し、メモリカードインタ
ーフェース、メモリカード本体等の記録媒体からなる上
記記録系5に出力するものである。また、この画像処理
コントローラ4は、後述する文字画像データの画像処理
も行う。
【0015】上記記録系5は、前記画像処理コントロー
ラ4で前述した各種処理が行われた電子画像信号や、後
述する文字画像データを記録するものであり、記録媒体
としては、上記メモリカードの他、ハードディスクやフ
ロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスクやMO
等の光磁気ディスク等を用いても良い。
【0016】上記メモリカードに記録された画像や画像
処理された画像は、上記LCDドライバ6を介して再生
用の液晶パネル7に表示される。また、後述する文字デ
ータを合成した画像も表示することが可能である。更
に、前記再生用液晶パネル7には、再生画像の他、メニ
ュー画面が表示されるようになっており、画像再生や画
像加工、削除等の撮影画像関連についての処理入力や時
間設定等の各種設定を、ここに表示されるメニューから
行うことが出来る。
【0017】また、本デジタルカメラ1は、光学ビュー
ファインダを内蔵しており、このファインダ光学系11
からの像は、上記ファインダ観察部10で観察すること
ができる。
【0018】上記コントロールパネル(LCD)8は、
撮影モードや撮影条件、残撮影可能枚数等の各種撮影関
連情報を表示するものである。尚、撮影関連情報の一部
は、前記液晶パネル7や前記ファインダ観察部10に配
設された上記ファインダ情報液晶パネル9においても表
示可能である。
【0019】上記システムコントローラ13は、上記入
力部12からの操作入力に従い、撮影再生モード設定、
撮影条件設定、撮影実行、画像記録、再生表示、再生画
像加工等を行うための上記構成部2乃至9の制御を行う
ものである。
【0020】この制御にはAF(自動合焦)、シャッタ
速度設定、連写/単写設定、AE(自動露出)、測光モ
ード、露出補正、ISO感度、ホワイトバランス、スト
ロボ制御、CCD制御、画像処理指示、記録制御、画質
設定等の撮影に関する制御(以下、撮影関係制御と称
す)の他、再生画像表示、表示画像選択、電子ズーム、
インデックス表示、パノラマ合成、画像プロテクト、画
像削除等の画像の表示・加工に関する制御(以下、再生
関係制御と称す)や、更には時計設定、ビープ音設定、
プリント予約設定、液晶パネルの明るさ調整等のその他
の各種設定に対する制御(以下、その他各種設定制御と
称す)が含まれる。
【0021】本実施形態のデジタルカメラ1では、上記
3種類の制御(撮影関係制御、再生関係制御及びその他
各種設定制御)が存在し、制御種別によって、その設定
や操作の入力方法が異なっている。
【0022】尚、撮影関係制御に関連する入力は条件設
定ダイヤル、及び条件種別釦(いずれも図示されず)に
よって行われ、このような設定処理を撮影条件設定処理
という。一方、再生関係制御及びその他各種設定制御に
関連する入力は、前記液晶パネル7に表示されるメニュ
ー画面から行われ、このような設定処理を再生関連・そ
の他処理という。前記システムコントローラ13は、上
述した各設定処理を実行する。
【0023】また、本実施形態のデジタルカメラ1は、
音声入力手段としての上記マイク15が配設されてお
り、撮像動作に同期して、このマイク15によって音声
情報を所定時間(例えば5秒間)だけ取り込むことがで
きる。
【0024】上記音声認識回路16は、前記マイク15
で入力された音声情報を認識し、テキストデータに変換
するものであり、更に、音声データに基づいて特徴抽出
を行い、その結果に基づいて撮影状況を分析し、後述す
る複数のカテゴリ(歓談/公的な場での発声等)の内の
一つに分類するものである。この音声認識回路16は、
本発明におけるテキストデータ設定手段および、撮影状
況類推手段を構成している。
【0025】上記文字画像出力回路17は、前記音声認
識回路16から出力された音声情報を文字画像データに
変換するものであり、この文字画像データは上記画像処
理コントローラ4に出力され、被写体の電子画像(音声
入力時に撮影した画像)と共にメモリカード5に記憶さ
れる。このとき、上記2つの画像データ(電子画像デー
タと音声画像データ)は関連付けされてはいるが、合成
はされていない。この文字画像出力回路17は、本発明
における文字画像生成手段を構成している。
【0026】前記画像処理コントローラ4は、前記メモ
リカード5に記録された画像を撮影者の指示に応じて読
み出し、前記LCDドライバ6を介して前記液晶パネル
7から表示させる機能を有しているが、その際、読み出
し対象の画像に文字画像データが関連付けされている場
合には、その文字画像データも一緒に読み出し、合成処
理した後に前記液晶パネル7に表示する。尚、この液晶
パネル7は、本発明における表示手段を構成している。
【0027】このとき、撮影状況に対して合成文字の形
状が不適切であると感じた場合には、撮影者は、上記入
力部12に含まれる指示部材(不図示)を操作して別の
文字データに変更することができる。具体的には、撮影
者が入力部12内の指示部材を操作すると、その操作信
号を前記システムコントローラ13が検知し、前記画像
処理コントローラ4に出力する。その操作信号を受けた
画像処理コントローラ4は、前記文字画像出力回路17
に対して次に適当と思われる文字画像データを送信する
ように指示する。これを受けて前記文字画像出力回路1
7から、新たな文字画像データが前記画像処理コントロ
ーラ4に返信される。そして、これを受けて画像処理コ
ントローラ4は、前記メモリカード5の文字画像データ
の更新と合成画像表示を再度行う。
【0028】次に、前記音声認識回路16と前記文字画
像出力回路17の構成、および動作を図2を用いて詳細
に説明する。
【0029】図2に示すように、上記音声認識回路16
と上記文字画像出力回路17は前述した接続関係にあ
る。
【0030】上記音声認識回路16には、フィルタ手段
30と、デジタル変換手段31と、周波数分析手段32
と、マッチング手段33と、識別パターンテーブル34
と、類推手段35と、設定手段36が内蔵されている。
【0031】上記マイク15の出力端はフィルタ手段3
0の入力端に接続されており、前記フィルタ手段30の
出力端は、上記デジタル変換手段31の入力端に接続さ
れており、前記デジタル変換手段31の出力端は、上記
周波数分析手段32の入力端、および上記類推手段35
の入力端に接続されている。また、前記周波数分析手段
32の出力端は、上記マッチング手段33の入力端、お
よび前記類推手段35の入力端に接続されており、ま
た、前記マッチング手段33の入力端には、上記識別パ
ターンテーブル34の出力端が接続されている。前記マ
ッチング手段33の出力端は、上記設定手段36の入力
端に接続されている。さらに、前記類推手段35の出力
端は、後述する上記文字画像出力回路17のフォント選
択手段37の入力端に接続され、前記設定手段36の出
力端は、後述する上記文字画像出力回路17の文字画像
生成手段38の入力端に接続されている。
【0032】上記文字画像出力回路17には、フォント
選択手段37と、文字画像生成手段38と、フォントテ
ーブル39が内蔵されている。
【0033】前記フォントテーブル39の出力端は、上
記フォント選択手段37の入力端に接続されており、前
記フォント選択手段37の出力端は、上記文字画像生成
手段38の入力端に接続されており、前記文字画像生成
手段38の出力端は、上記画像処理コントローラ4の入
力端に接続されている。また、前記フォント選択手段3
7の入力端には、前記画像処理コントローラ4の出力端
が接続されている。
【0034】前記マイク15に取り込まれた音声情報
は、上記音声認識回路16内の前記フィルタ手段30に
よってノイズが除去された後、前記デジタル変換手段3
1に出力され、デジタルデータに変換される。
【0035】そして、変換されたデジタルデータは、上
記周波数分析手段32で周波数の特徴抽出が行われ、続
いて上記マッチング手段33によって、これに出力され
る上記識別パターンテーブル34内に記憶されている識
別パターンとのパターンマッチングによって認識が行わ
れる。そして、その認識結果に基づき、前記デジタルデ
ータは、上記設定手段36に出力され文字データの割り
当て設定がなされる。つまりアナログ音声信号をデジタ
ル変換し、テキストデータに変換する一連の処理が行わ
れる。
【0036】また、前記デジタル変換手段31でデジタ
ル変換されたデジタルデータは、前記類推手段35に入
力され、音声データの音量、及び/又は抑揚を分析し
て、撮影状況が類推される。
【0037】この類推手段35は、音量が小さく、抑揚
が少ない場合は、例えば式典会場等のあまり活発に動き
回ることができない状況であると判断し、また、音量が
大きく、抑揚か激しい場合は、例えばパーティー、運動
会等の動きの激しい状況であると判断する。また、前記
周波数分析手段32の出力から、周波数帯の周波数の幅
が広い場合は人数が多いと判断したり、周波数が高い場
合は子供であると判断して、周波数データを加味するよ
うにしている。
【0038】そして、前記類推手段35は、前記類推結
果より、例えば「静かな式典」、「多人数のパーティ
ー」、「子供を含むスナップ」、「戸外での記念写真」
というように、撮影状況をいくつかのカテゴリに分別す
る。
【0039】上記文字画像出力回路17においては、前
記類推手段35から出力された類推結果に応じて、上記
フォト選択手段37が、これに出力される上記フォント
テーブル39より文字画像のフォントを選択し、上記文
字画像生成手段38に出力する。
【0040】前記文字画像生成手段38は、前記マッチ
ング手段33から出力されたテキストデータと、前記選
択されたフォントに基づいて文字画像を生成し、上記画
像処理コントローラ4に出力する。
【0041】また、前述したように、上記画像処理コン
トローラ4より、文字画像の変更指示がなされた場合に
は、その信号を受けた前記フォント選択手段37は、次
の文字候補を選択して前記文字画像生成手段38に出力
する。
【0042】尚、フォントの形状は、例えば「静かな式
典」であれば、明朝体を基調にした文字とし、「多人数
のパーティー」であれば、ポップ体を基調とし、「子供
を含むスナップ」であれば、コミック体を基調とすると
いうように、被写体およびその撮影状況に適合する雰囲
気のフォントを用いると良い。
【0043】また、楽しい状況では暖色系の文字色と
し、悲しい状況では寒色系にするというように、色によ
る表現を加味するようにしても良い。
【0044】さらに、大きな声は大きな文字にしたり、
太い文字にする等、強調処理を行っても良い。
【0045】上述したようにして、上記文字画像出力回
路17は、上記音声認識回路16から出力された文字デ
ータ(テキストデータ)とカテゴリデータとに基づき、
文字画像データを選択的に出力する。
【0046】このように本発明の一実施形態を示すカメ
ラにおいては、上記デジタルカメラ1の上記マイク15
に、撮影時、音声が入力すると、上記音声認識回路16
に内蔵された上記類推手段35により、入力された音声
の大きさ、抑揚、周波数等の音声データから撮影状況を
類推し、上記文字画像出力回路17に配設された前記フ
ォント選択手段37によって、撮影状況に応じた文字デ
ータを選択し、続いて上記文字画像生成手段38で、文
字画像データを作成して、さらに、上記画像処理コント
ローラ4で撮影された画像と前記文字画像データを合成
する処理を行うので、上記液晶パネル7には、撮影され
た画像とともに、撮影状況に応じた文字画像データを合
成表示することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷された写真画像を見ただけで「撮影時の雰囲気」や
「臨場感」を感じ取ることができる音声入力可能なカメ
ラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である音声入力可能なカ
メラの電気回路の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の一実施の形態の音声入力可能なカメラ
における音声認識回路と文字画像出力回路の構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
2…撮影光学系(撮像手段) 7…液晶パネル(表示手段) 15…マイクロフォン(音声入力手段) 16…音声認識回路(テキストデータ設定手段)(撮影
状況類推手段) 17…文字画像出力回路(文字画像生成手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系を介して被写体を撮像し、被
    写体の電子画像を取得する撮像手段と、 上記撮像手段による撮像動作時に、音声情報を取り込む
    音声入力手段と、 上記音声情報をテキストデータに変換するテキストデー
    タ設定手段と、 上記テキストデータを文字画像に変換する文字画像生成
    手段と、 上記撮像手段で取得した被写体の電子画像と上記文字画
    像とが合成された画像を表示可能な表示手段と、 上記音声情報に基づいて撮影状況を類推する撮影状況類
    推手段と、 を具備し、 上記文字画像生成手段は、上記撮影状況類推手段で類推
    された撮影状況に基づいて、上記文字画像の特性を変更
    するようにしたことを特徴とする音声入力可能なカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 上記撮影状況類推手段は、上記音声情報
    の音量、及び/又は、抑揚に基づいて撮影状況を判断す
    ることを特徴とする請求項1に記載の音声入力可能なカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 上記撮影状況類推手段は、さらに、上記
    音声情報の周波数も加味して類推することを特徴とする
    請求項2に記載の音声入力可能なカメラ。
  4. 【請求項4】 上記文字画像生成手段は、上記撮影状況
    類推手段によって類推された撮影状況に応じて、文字画
    像の形状、色、又は大きさの少なくとも一つを変更する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の音声入力
    可能なカメラ。
JP2002153017A 2002-05-27 2002-05-27 音声入力可能なカメラ Withdrawn JP2003348411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002153017A JP2003348411A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 音声入力可能なカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002153017A JP2003348411A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 音声入力可能なカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003348411A true JP2003348411A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29770200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002153017A Withdrawn JP2003348411A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 音声入力可能なカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003348411A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234074A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2017211995A (ja) * 2017-06-22 2017-11-30 オリンパス株式会社 再生装置、再生方法、再生プログラム、音声要約装置、音声要約方法および音声要約プログラム
KR101863776B1 (ko) * 2017-05-29 2018-06-01 비비트리 주식회사 인식된 음성에 대응하는 텍스트의 표현 방법, 표현 장치 및 표현 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234074A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
KR101863776B1 (ko) * 2017-05-29 2018-06-01 비비트리 주식회사 인식된 음성에 대응하는 텍스트의 표현 방법, 표현 장치 및 표현 시스템
JP2017211995A (ja) * 2017-06-22 2017-11-30 オリンパス株式会社 再生装置、再生方法、再生プログラム、音声要約装置、音声要約方法および音声要約プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5239126B2 (ja) 電子カメラ
US7483061B2 (en) Image and audio capture with mode selection
JP2010219692A (ja) 撮像装置及びカメラ
KR101626004B1 (ko) 디지털 영상처리장치에서 raw포맷을 선택적으로 지원하는 방법 및 장치
JP2005094741A (ja) 撮像装置及び画像合成方法
JP2007282119A (ja) 電子カメラおよび画像処理装置
JP2010062854A (ja) 撮影装置及び方法
JP2007282118A (ja) 電子カメラおよび画像処理装置
JP2008011457A (ja) カメラ
JP2009081635A (ja) デジタルカメラ、及びデジタルカメラの個人情報保護方法
JP2009033544A (ja) 撮影装置、撮影装置の制御方法およびプログラム
JP5120716B2 (ja) 撮像装置、撮像制御方法及びプログラム
JP2007228453A (ja) 撮像装置、再生装置、プログラム、および記憶媒体
JP2012257112A (ja) 撮像装置およびプログラム
US20080151077A1 (en) Image processor and imaging device
JP4553134B2 (ja) 画像生成装置及びそのプログラム
JP2003348411A (ja) 音声入力可能なカメラ
JP2003348410A (ja) 音声入力可能なカメラ
JPH09149365A (ja) デジタルスチルビデオカメラ
JP2007266661A (ja) 撮像装置、情報処理装置、撮像表示システム
JP4872785B2 (ja) 撮影装置、被写体選択方法及び被写体選択プログラム
JP2009089083A (ja) 年齢推定撮影装置及び年齢推定撮影方法
JP2009118084A (ja) デジタルカメラ
JP4013433B2 (ja) 画像再生装置及びデジタルカメラ
JP5408288B2 (ja) 電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802