JP3271996B2 - 画像合成装置 - Google Patents

画像合成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディレイメモリを持つ4
ドラム方式を採用するデジタル複写機等の画像合成装置
に関し、特に、Y,M,Cカラーデータの連続階調性を
保持しつつ、Bkデータをくっきりさせた画像を得る画
像合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像合成装置の画像合成方式にあ
っては、メモリに蓄えられた3色データと第2原稿であ
るBkデータとを単に重ね合わせて出力するだけのもの
であった。しかし、この方法にあっては、図8(a)、
(b)に示すように合成する画像が共に濃度が高い場合
に画像における高濃度部が飽和してしまうという問題点
があった。
【0003】上記の問題点である高濃度部の飽和を防止
するために、更に従来にあっては、Y,M,Cデータの
最少値を検出してBkデータと比較し、Bkデータが大
きい場合には、Y,M,C,Bkデータをそのまま出力
し、反対にBkデータが小さい場合には、Y,M,Cデ
ータをBk分減算或いはBkデータを出力しないように
制御することにより合成処理による余分な黒を打たない
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高濃度部の飽和を防止する方式あっては、図8(c)、
(d)に示すように第1原稿であるY,M,Cデータが
第2原稿のBkデータにより変化してしまい、またその
変化に関しても、そのままか減るかの2通りなので第1
原稿における階調の連続性が保持できなくなる、即ち、
濃度の連続性等を考慮していないため合成画像処理にお
ける画像の鮮明さが確保されないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、画像合成した場合に全ての原稿において濃度の連
続性を考慮し、合成画像処理における画像の更なる鮮明
さを確保することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、YMC成分で色表現された第1の画像デ
ータと、Bk成分で濃淡が表された第2の画像データと
を合成する画像合成装置において、前記第1の画像デー
タのYMC成分をそれぞれ同じ比率で削減する補正
をおこなう補正手段と、前記補正手段により補正された
第1の画像データと前記第2の画像データとを合成する
合成手段と、を備えたことを特徴とする画像合成装置を
提供するものである。
【0007】
【作用】本発明による画像合成装置にあっては、第1の
画像データのYMC成分量をそれぞれ同じ比率で削減
する補正をおこない、補正された第1の画像データと前
記第2の画像データとを合成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明による画像合成装置の一実施例
を添付図面を参照して説明する。図1は本発明の画像合
成装置に用いられる画像形成システムのブロック図であ
り、スキャナ101においてR,G,Bデータを1回ス
キャンで読み取り、該データを画像処理部102で色補
正、ガンマ補正、階調処理(ディザ等)を行ない、Y,
M,C,Bkデータに変換して4色同時にプリンタ10
4に送り出す構成になっている。
【0009】ここで、プリンタ104はY,M,C,B
kの各色毎にドラムを持ち4ドラム方式(図2参照)で
あるので、各色データのレジスト合わせを行なわなけれ
ばならない。そこでバッファメモリ103を画像処理部
102とプリンタ104の間に接続してドラム間隔分デ
ータをディレイさせてレジスト合わせを行なっている。
【0010】各ドラム間隔が110ミリであるとすると
ディレイメモリ103としては、図2に示すように29
7ミリ(A3短手方向)×(110ミリ+220ミリ+
330ミリ)=297ミリ×660ミリ分メモリ容量を
持つことになる。画像合成処理を行なう場合には、この
ディレイメモリ103を297ミリ×220ミリ、A
4:1枚分のフレームメモリとして画像を書き込み、読
み出し時にデータをディレイさせてレジスト調整を行
う。
【0011】次に、図2に基づいて一般的なカラー複写
機の動作を説明する。記録紙は給紙トレイ202より1
枚ずつ取り出され、搬送ベルト205上に載置されて矢
印方向に移動し、順次感光体ドラム203a,203
b,203c,203dを通過し、各々の位置でBk,
C,M,Yの各色画像を重ね合わせて転写され、定着工
程を経て排紙トレイ204上に排出される。尚、転写
部、定着部の図示は省略した。
【0012】感光体ドラム203a,203b,203
c,203dは各々Bk,C,M,Yの各色の印刷処理
を分担するレーザプリンタ(図示せず)のレーザビーム
により露光され、各々の表面に静電潜像を形成する。こ
れらの静電潜像は各々Bk,C,M,Yの各色トナーに
より可視像化され(現像部は図示せず)、同一記録紙上
の同一位置に順次転写される。
【0013】原稿像は、スキャナ101により、R,
G,Bの各原色について同時に読み出され、各色の画像
データは画像処理部102において並列的に処理される
のに対し、C,M,Yの各画像は、一定の時間遅れ(記
録紙が隣接感光体ドラム間を移動する時間)を置いて、
順次記録紙上に転写される。転写処理時における記録紙
上の色合わせを合理的に実行するために、図3に示す如
くメモリ103には各色の画像データ毎にバッファメモ
リ301,302,303が設けられている。
【0014】次に、4ドラム方式デジタルカラーコピー
における画像合成方法を説明する。第1原稿をスキャナ
101にセットする。スタートキーを押すとスキャナ1
01から読み込まれたデータが画像処理されて図3に示
すC,M,Y各々のメモリ103(Cメモリ301,M
メモリ302,Yメモリ303)に蓄えられる。
【0015】次に、第2原稿をセットする。ここで、
C,M,Yカラーデータと白黒データとの合成を考える
と第2原稿はカラー原稿であれ白黒原稿であれBkデー
タのみとなる。スタートキーを押すとBkデータのみが
画像処理部102から出力される。それと共に、先にメ
モリ103に書き込まれたデータが感光体ドラム間隔分
遅れて出力される。ここで、ドラム間隔とはブラック感
光体ドラムと各色感光体ドラムとの間隔をいう。
【0016】次に、本発明における操作パネルの一例を
図4に示す。図において、401はスタートキー、40
2はテンキー、403はタッチパネル、404は各情報
の表示部を各々示す。画像合成処理においても全面加工
するか、エリア加工するかによって処理が異なるので、
キー選択できるようになっている。405がタッチパネ
ル403上の画像合成の全面処理キー、406が画像合
成のエリア処理キーを各々示している。
【0017】図5(a)に全面処理の出力例を示し、合
成画像処理では第1原稿の濃度が全面低くなっており第
2原稿のBk濃度をさほど損なっていない。また、図5
(b)にエリア処理の出力例を示し、第2原稿のBk領
域を指定して合成画像ではその領域の内部のみ第1原稿
濃度を低くしており、第2原稿の重ならない部分では第
1原稿の画像濃度を損なわないようにしている。
【0018】また、領域指定の方法としては領域内外で
状態を切り換える信号を1ビット発生させているが、そ
の1例として、以下に説明する領域指定回路を使用する
方式がある。これは、領域切換点の主走査方向アドレス
をデータとして蓄えるものであり、書込時にはデータ、
アドレス共にシーケンス制御となり、ビデオ、ラインの
クロックには無関係に自由に割り込みができ、且つ、読
出時にはビデオ、ラインクロックのみの制御となり、ま
た、アドレスを主走査方向切換用、副走査方向切換用の
2つに分け、書込時には副走査方向の情報を加え、読出
データとビデオデータをリアルタイムで処理できるメモ
リを有する領域指定回路を使用するものである。上記領
域指定回路を使用して領域指定することにより、原稿画
像から任意の閉領域を取り出し、領域内/外を任意に指
定することが可能となる。
【0019】画像の濃度を低くする補正操作としては画
像処理部102に演算装置601を配置することにより
実現している。図6(a)、(b)、(c)に1例を示
したが、まずメモリ103として6ビット(面積階調等
による画像圧縮のないもの)のものを持った場合、図6
(a)に示す如く図6(c)に示す画像処理部102内
の演算装置601からの出力がメモリ103に入力され
る。全面処理の場合はエリア信号に関係なく、エリア処
理の場合はエリア内部のみ画像データが演算(乗算)さ
れてメモリ103に入力される。
【0020】メモリ103に入力されるデータが既に画
像圧縮されている場合には、図6(c)に示した演算装
置601からの出力は、同じ画像処理部102内にある
階調処理部602に入力し、該階調処理部602からの
出力が図6(b)に示す如くメモリ103に入力する。
全面処理の場合はエリア信号に関係なく、エリア処理の
場合はエリア内部のみ演算(減算)されてから階調処理
が行なわれ、画像圧縮された後,第1原稿の画像データ
がメモリ103に入力される。
【0021】図6(c)に示した演算装置601として
は濃度を可変にする場合にあっては乗算器を利用するこ
ととし、図7(a)、(b)に示すように濃度値を1/
2にする場合においては、上記演算装置の代わりにシフ
ト回路を利用する。
【0022】上記の如き構成により、画像合成した場合
において全ての原稿において濃度の連続性を考慮でき
る。具体的には、Y,M,CデータとBkデータとの合
成画像を今まで以上に鮮明にすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明により画像合
成装置にあっては、第1の画像データのYMC成分
をそれぞれ同じ比率で削減する補正をおこない、補正さ
れた第1の画像データと前記第2の画像データとを合成
するよう構成したので、YMC成分の比率を維持しつつ
減少させ、もって色ずれを防止しつつ階調の連続性を保
持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像合成システムの概略構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明による画像合成処理を実行する画像形成
装置の概略構成を示す説明図である。
【図3】図1に示したメモリの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明による画像合成装置の操作パネルを示す
説明図である。
【図5】本発明による画像合成処理における全面処理と
エリア処理の場合の出力例を示す説明図である。
【図6】画像濃度を低くする補正操作を行うための手段
を示す説明図である。
【図7】画像濃度を低くする補正操作に関し、Y,M,
C,BkとID(濃度値)の関係を示すグラフである。
【図8】従来のY,M,C,BkとID(濃度値)の関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
101 スキャナ 102 画像処
理部 103 メモリ 104 プリン
タ 203 感光体ドラム 301 Cメモ
リ 302 Mメモリ 303 Yメモ
リ 601 演算装置 602 階調処
理部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 YMC成分で色表現された第1の画像デ
    ータと、Bk成分で濃淡が表された第2の画像データと
    を合成する画像合成装置において、 記第1の画像データのYMC成分をそれぞれ同じ
    比率で削減する補正をおこなう補正手段と、 前記補正手段により補正された第1の画像データと前記
    第2の画像データとを合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする画像合成装置。
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JP2694832B2 (ja) * 1987-10-16 1997-12-24 キヤノン株式会社 画像処理装置
JP2926709B2 (ja) * 1988-03-11 1999-07-28 ミノルタ株式会社 画像処理装置
JP2744063B2 (ja) * 1988-08-25 1998-04-28 株式会社リコー 画像合成装置

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