JP3268226B2 - 熱間圧延設備のコイルボックス - Google Patents

熱間圧延設備のコイルボックス

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JP3268226B2 JP02462097A JP2462097A JP3268226B2 JP 3268226 B2 JP3268226 B2 JP 3268226B2 JP 02462097 A JP02462097 A JP 02462097A JP 2462097 A JP2462097 A JP 2462097A JP 3268226 B2 JP3268226 B2 JP 3268226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延設備の粗
圧延機と仕上圧延機との間に配置されるコイルボックス
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延設備の粗圧延機と仕上圧延機と
の間にはコイルボックスが配置され、コイルボックス内
では入側で粗圧延機から供給される粗圧延材がコイルに
巻取られる。コイル成形中にコイル側面に生じる側縁の
不揃い(凹凸)を押圧式のスタビライザーでなくした
後、コイルを出側位置へ移動させ、必要に応じ巻戻して
仕上げ圧延機へ供給することにより、粗圧延材の温度低
下を防止している。
【0003】図5乃至図7に基づいて従来のコイルボッ
クスを説明する。図5には従来のコイルボックスの縦断
側面、図6には図5中のVI-VI 線矢視、図7には図6中
のVII-VII 線矢視を示してある。
【0004】図5に示すように、図中左側の図示しない
粗圧延機から供給される粗圧延材1は、テーブルロール
2に乗ってコイルボックス6に供給されると、ガイドロ
ール3にガイドされながら、ベンディングロール4によ
り所定の曲率で曲げられ、ロール支持材51上の入側ク
レードルロール12,13上で回動駆動され、コイルフ
ォーミングロール7により案内されながらこの位置でコ
イル5に成形される。コイル成形中にコイル5の両側面
に押圧式のスタビライザー52の当板53を繰返し脈動
式に押付け駆動し、コイル5両側面に出来る不揃い(凹
凸)を平らに成形する。
【0005】所定の大きさのコイル5にコイル成形が終
わると、コイル5は入側クレードルロール12,13、
中間搬送ロール14、出側クレードルロール15,16
の波形の揺動で出側クレードルロール15,16上に送
られ、この位置で出側クレードルロール15,16の駆
動でコイル5を巻戻し回転し、粗圧延材1を下流側テー
ブルロール10、ピンチロール11を経て図中右側の図
示しない仕上圧延機側へ供給する。
【0006】スタビライザー52の当板53は角形の板
材が用いられ、当板53の背面中心位置に直角に接続し
た支持軸54により支持してコイル5の両側面に対向さ
せて配置し、支持軸54を図示しないシリンダ等の押圧
手段によって押圧し、当板53をコイル5の側縁5r,
5lに押付けてコイル側縁の凹凸を無くし、コイル5の
両側面を平面化している。
【0007】成形中のコイル5は、下流側の入側クレー
ドルロール13を持ち上げた状態でフォーミングロール
7と一対の入側クレードルロール12,13上に支持さ
れてコイル成形され、次いで、コイル成形終了したコイ
ル5は、図7に示すように、上流側の入側クレードルロ
ール12を持上げ、下流側の入側クレードルロール13
と中間搬送ロール14を下げ位置に操作してコイル5を
出側クレードルロール15,16上に移動させる。図7
に示すように、スタビライザー52の当板53は、入側
クレードルロール12,13の上下移動との衝突を避け
るように、入側クレードルロール12の移動限界より上
に隙間Sを保つ設計上の距離Lを確保する必要があり、
このためスタビライザー52の当板53下端は、コイル
5の下端より高い位置に配置されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコイル
ボックス6では、スタビライザー52の当板53下端が
コイル5の下部よりも高い位置に配置されているので、
当板53によってコイル5の側面を押圧すると、コイル
5の上半部だけに押圧力が作用して下半部には押圧力が
働かないという問題があった。コイル5の下部には、自
重が掛かっているため、この部分に十分な押圧力が作用
しないとコイル5の側面の凹凸を完全になくすことがで
きなかった。また、加熱装置を設けた均熱炉でコイルボ
ックス6を構成する場合には、スタビライザー52の当
板53や押圧装置部が約1000℃の高温下に曝されるた
め、熱損傷して機能し難くなる問題がある。
【0009】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、コイルボックス内でのコイル側面の平面化精度を向
上させることができると共に熱損傷を防止することがで
き、更に安定してコイルを形成して巻戻すことができる
コイルボックスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、粗圧延機より圧延供給される粗圧延
材をコイルに成形するフォーミングロール及び入側クレ
ードルロールと、成形中の前記コイルの側面の不揃いを
押圧平面化するスタビライザー手段と、前記コイルを巻
戻し粗圧延材を仕上げ圧延機側へ供給する出側クレード
ルロールとでコイルボックスを構成し、前記スタビライ
ザー手段は、前記コイルの側面に当接する当板と、前記
当板の背面対称部に一端を直角に固着し前記コイルボッ
クスの壁の開口を通って水平に外へ延び他端を相互に結
合した一対の支持部材と、前記支持部材を支持し水平方
向へ案内するよう前記コイルボックスのハウジングに取
付けた支持フレーム上のガイド手段と、前記支持フレー
ムと前記支持部材の他端結合部材との間に接続して設け
た押圧手段とにより構成されたことを特徴とする。
【0011】そして、コイル成形用の前記フォーミング
ロール及び前記入側クレードルロールの移動範囲を回避
し、且つ成形される前記コイルの直径を越える長さを保
持するように前記当板の形状が選定されたことを特徴と
する。また、前記当板に結合した一対の前記支持部材が
水冷式であることを特徴とする。また、前記支持部材の
結合部まわりの前記当板の背面と、前記支持部材を挿通
する前記コイルボックスの壁又は炉壁の開口部まわりの
対向面との間を断熱性のシール部材により接続して熱遮
断したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によると、コイルボックス
内のコイルと接触し合う当板を、炉壁またはコイルボッ
クスの壁の開口を通って水平に外へ延びる支持部材上に
支持し、支持部材をコイルボックス外のガイド手段に摺
動可能に支持し、支持部材の外部端をコイルボックス外
の押圧手段と接続し、当板部を除くスタビライザー手段
の大部分をコイルボックス内の高温度から熱遮断して外
部に構成できる。
【0013】また、当板を支持する支持部材は、外側の
端から冷却水を循環させる水冷構造を採用できるように
なり、支持部材を挿通する炉壁開口と当板背面側は、断
熱性のシール部材を接続しより積極的に熱遮断を行い、
スタビライザー手段を故障無く、安定して機能させるこ
とが可能になる。
【0014】また、コイルフォーミングロールと入側ク
レードルロールの移動範囲を回避してコイルの直径を越
える長さに構成された当板が、コイル形成中の全期間コ
イル側面の径の全長範囲の押圧接触を繰り返すことによ
って、コイル側面の凹凸(不揃い)の平面化を著しく高
精度に達成できる。
【0015】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る熱間圧延設
備のコイルボックスの縦断側面、図2には図1中の矢印
II部の詳細状況、図3には図2中のIII-III 線矢視、図
4には図3中のIV-IV 線矢視を示してある。尚、図1乃
至図3で示した部材と同一構成の部材には同一符号を付
して重複する説明を省略する。
【0016】図1に示すように、コイルボックス6は、
断熱シャッター6dにより隔てて連続するコイルの形成
室6a、均熱室6b、コイル巻戻し室6cにより構成さ
れている。昇降式の中間搬送ロール14は、コイル形成
室6a内の入側クレードルロール12,13からコイル
巻戻し室6c内の出側クレードルロール15,16との
間に一定ピッチで複数個配置されている。
【0017】コイル5aは、コイル形成室6a内でコイ
ルフォーミングロール7、入側クレードルロール12,
13上にコイル成形をほぼ完成した状態に支持されたコ
イルであり、コイル5bは、中間搬送ロール14の波形
のロール送り操作によって均熱室6b内の中間搬送ロー
ル14a,14b上に貯留された状態のコイルであり、
コイル5cは、同様な波形のロール送り操作によって均
熱室6b内から出側クレードルロール15,16上に送
られ、粗圧延材1を巻戻し中の状態のコイルである。
【0018】図1、図2において、20はコイル形成室
6a内で、コイル成形が完了したコイル5a位置に合わ
せて、コイルボックス6の外壁に支持して配置された本
発明による構成のスタビライザー手段、21はコイル成
形用のフォーミングロール7及び入側クレードルロール
12,13の移動範囲を回避し、且つ成形されるコイル
5aの直径を越える長さを保持するように選定した形状
に構成されたスタビライザー手段20のコイル当板であ
る。
【0019】図2、図3に示すように、スタビライザー
手段20は、当板21の背面に一端を直角に固着し相互
に平行に外側へ突出させた中空の支持部材22の他端を
結合部材23で一体結合した可動部と、コイルボックス
6のハウジング6gにボルト固定する座板24上に一体
に結合した複数個のガイド手段25及び支持フレームと
しての結合フレーム26からなる固定部と、支持部材2
2と平行に結合部材23と結合フレーム26との間に接
続して配置した押圧装置27(シリンダー)とで構成さ
れている。
【0020】図3において、28はコイルボックス6内
の炉壁、29,30は、支持部材22を緩く挿通させる
炉壁28とハウジング6gの開口、31は炉壁28の開
口29まわりと当板21の支持部材22結合部まわりの
間に接続した断熱材製のシール部材である。支持部材2
2の内部には冷却水通路32が形成され、冷却水通路3
2は支持部材22の外端部に装着した接続箱33を介し
て冷却水供給管34に接続されている。
【0021】図3、図4に示すように、ガイド手段25
は、一対の各支持部材22に対して長さ方向に間隔を隔
て2個ずつ配置されている。各ガイド手段25は、支持
部材22を貫通させる開口35aを設けた対向する一対
の面板35間に複数個の支持ピース36が配置され、各
支持ピース36に支持されて支持部材22外面に放射3
方向から接触するよう配置した3個のガイドローラ37
が設けられ、支持部材22を軸方向へ移動可能に支持す
るように構成している。
【0022】上記構成の熱間圧延設備のコイルボックス
の作用を説明する。図1において、図中左側の図示しな
い粗圧延機からテーブルロール2上に供給された粗圧延
材1は、ガイドロール3、ベンディングロール4を経て
一定曲率に曲げられて入側クレードルロール12,13
上に供給され、コイルフォーミングロール7の案内でコ
イル状に形成される。スタビライザー手段20の一対の
当板21の間隔は、形成されるコイルの幅より若干大き
い間隔に保たれ、押圧装置27による一定ピッチの脈動
式等の押圧動作で、当板21をコイル側面へ離着接触さ
せる操作が繰り返され、コイル5の側面の凹凸(不揃
い)が平面化される。
【0023】コイル5aは、側縁が当板21の下部範囲
と接する高さ位置でコイル成形が開始されて次第に大径
化する。コイル成形に際しては、所定のコイル径完成時
にコイルの側面が丁度、定位置に設けたスタビライザー
手段20の一対の当板21の長さ範囲内に一致するよう
コイルフォーミングロール7及び入側クレードルロール
12,13の高さが制御される。これにより、コイルフ
ォーミングロール7及び入側クレードルロール12,1
3と、当板21とが衝突接触することがなく、コイル成
形と、コイル5の側面の凹凸の平面化をそれぞれ円滑に
並行して機能させることが可能になる。
【0024】即ち、コイル成形開始からコイル成形終了
までの全時間にわたり、コイル5aの径の全長さを、常
時スタビライザー手段20の当板21の長さ範囲内に離
接係合させ、高精度にコイル5の側面の凹凸の平面化を
行うことが可能となる。またこの時、当板21の支持部
材22は断熱材製のシール部材31により熱遮蔽されて
いると共に炉壁28及びコイルボックスのハウジング6
gの開口29,30内を軸方向に移動し、更に、押圧装
置(シリンダー)27が炉壁28及びコイルボックスの
ハウジング6gを隔てて外部に設けてあり、しかも、支
持部材22は水冷可能になっている。このため、スタビ
ライザー手段20の駆動系に均熱炉6bの高熱が影響し
なくなり、押圧装置27によるコイル側面の凹凸の平面
化作用を安定して行えるようになる。
【0025】均熱室6bの入側断熱シャッター6dを開
き、入側クレードルロール12,13及び連続する中間
搬送ロール14の波形のロール送り操作によって均熱室
6b内の中間搬送ロール14a,14b上に入側クレー
ドルロール12,13上でコイル成形が済んだコイル5
aを送り、入側断熱シャッター6dを閉じて送られたコ
イル5aを貯留する。必要に応じて出側断熱シャッター
6dを開き、均熱室6bに貯留されたコイル5bを搬送
ロール14の波形のロール送り操作によって出側クレー
ドルロール15,16上に移動させる。その後、出側断
熱シャッター6dを閉じて出側クレードルロール15,
16の巻戻し駆動によってコイル5cが巻き戻され、粗
圧延材1が図中右側の図示しない仕上圧延機側へ供給さ
れる。
【0026】
【発明の効果】本発明の熱間圧延設備のコイルボックス
は、粗圧延機より圧延供給される粗圧延材をコイルに成
形するフォーミングロール及び入側クレードルロール
と、成形中の前記コイルの側面の不揃いを押圧平面化す
るスタビライザー手段と、前記コイルを巻戻し粗圧延材
を仕上げ圧延機側へ供給する出側クレードルロールとで
コイルボックスを構成し、前記スタビライザー手段は、
前記コイルの側面に当接する当板と、前記当板の背面対
称部に一端を直角に固着し前記コイルボックスの壁の開
口を通って水平に外へ延び他端を相互に結合した一対の
支持部材と、前記支持部材を支持し水平方向へ案内する
よう前記コイルボックスのハウジングに取付けた支持フ
レーム上のガイド手段と、前記支持フレームと前記支持
部材の他端結合部材との間に接続して設けた押圧手段と
により構成されているので、スタビライザー手段の駆動
部をコイルボックス側の高熱部と効果的に熱遮断して熱
影響による装置の損傷を解消し、高温度下で行うコイル
形成中のコイルの側縁の不揃い(凹凸)の平面化作業
を、円滑に能率良く行えるようにする効果を奏した。
【0027】また、コイル成形用の前記フォーミングロ
ール及び前記入側クレードルロールの移動範囲を回避
し、且つ成形される前記コイルの直径を越える長さを保
持するように前記当板の形状が選定されているので、コ
イル成形開始からコイル成形終了までの全時間、常時コ
イル径の全長さを、スタビライザー手段の当板と係合し
得るようにし、コイルの側面の不揃い(凹凸)の平面化
を著しく高精度に達成できる効果を奏した。
【0028】また、前記当板に結合した一対の前記支持
部材が水冷式であるので、コイルボックス側に均熱炉を
具える場合のスタビライザー手段側への熱伝達を、より
安全に防止することができる。また、前記支持部材の結
合部まわりの前記当板の背面と、前記支持部材を挿通す
る前記コイルボックスの壁又は炉壁の開口部まわりの対
向面との間を断熱性のシール部材により接続して熱遮断
したので、安定性をより一層高くする効果を奏した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る熱間圧延設備のコイル
ボックスの縦断側面図。
【図2】図1中の矢印II部の詳細図。
【図3】図2中のIII-III 線矢視図。
【図4】図3中のIV-IV 線矢視図。
【図5】従来のコイルボックスの縦断側面図。
【図6】図5中のVI-VI 線矢視図。
【図7】図6中のVII-VII 線矢視図。
【符号の説明】
1 粗圧延材 2,10 テーブルロール 3 ガイドロール 4 ベンディングロール 5a コイル形成中のコイル 5b 貯留中のコイル 5c 巻戻し中のコイル 6 コイルボックス 6a コイル形成室 6b 均熱室 6c 巻戻し室 6d 断熱シャッター 6g コイルボックスのハウジング 7 コイルフォーミングロール 11 ピンチロール 12,13 入側クレードルロール 14 中間搬送ロール 14a,14b 貯留用の中間搬送ロール 15,16 出側クレードルロール 20 スタビライザー手段 21 当板 22 支持部材 23 結合部材 24 座板 25 ガイド手段 26 結合フレーム 27 押圧装置(シリンダー) 28 炉壁 29,30 開口 31 シール部材 32 冷却水通路 33 接続箱 34 冷却水供給管 35 一対の面板 35a 開口 36 支持ピース 37 ガイドローラ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗圧延機より圧延供給される粗圧延材を
    コイルに成形するフォーミングロール及び入側クレード
    ルロールと、成形中の前記コイルの側面の不揃いを押圧
    平面化するスタビライザー手段と、前記コイルを巻戻し
    粗圧延材を仕上げ圧延機側へ供給する出側クレードルロ
    ールとでコイルボックスを構成し、 前記スタビライザー手段は、前記コイルの側面に当接す
    る当板と、前記当板の背面対称部に一端を直角に固着し
    前記コイルボックスの壁の開口を通って水平に外へ延び
    他端を相互に結合した一対の支持部材と、前記支持部材
    を支持し水平方向へ案内するよう前記コイルボックスの
    ハウジングに取付けた支持フレーム上のガイド手段と、
    前記支持フレームと前記支持部材の他端結合部材との間
    に接続して設けた押圧手段とにより構成されたことを特
    徴とする熱間圧延設備のコイルボックス。
  2. 【請求項2】 請求項1において、コイル成形用の前記
    フォーミングロール及び前記入側クレードルロールの移
    動範囲を回避し、且つ成形される前記コイルの直径を越
    える長さを保持するように前記当板の形状が選定された
    ことを特徴とする熱間圧延設備のコイルボックス。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記当板に結合
    した一対の前記支持部材が水冷式であることを特徴とす
    る熱間圧延設備のコイルボックス。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、前記支持部材の
    結合部まわりの前記当板の背面と、前記支持部材を挿通
    する前記コイルボックスの壁又は炉壁の開口部まわりの
    対向面との間を断熱性のシール部材により接続して熱遮
    断したことを特徴とする熱間圧延設備のコイルボック
    ス。
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