JPH08150401A - 薄スラブキャスタ圧延設備 - Google Patents
薄スラブキャスタ圧延設備Info
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- JPH08150401A JPH08150401A JP29472794A JP29472794A JPH08150401A JP H08150401 A JPH08150401 A JP H08150401A JP 29472794 A JP29472794 A JP 29472794A JP 29472794 A JP29472794 A JP 29472794A JP H08150401 A JPH08150401 A JP H08150401A
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/46—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting
- B21B1/463—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting in a continuous process, i.e. the cast not being cut before rolling
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- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/004—Heating the product
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- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/26—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by hot-rolling, e.g. Steckel hot mill
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B2015/0057—Coiling the rolled product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄スラブキャスタよりの薄スラブを直接連続
的に熱間仕上圧延機に送る設備を提案する。 【構成】 薄スラブキャスタの下流に，コイリング用加
熱装置，コイルボックス、熱間圧延用加熱装置，熱間仕
上圧延機を順次連接した薄スラブキャスタ圧延設備。
的に熱間仕上圧延機に送る設備を提案する。 【構成】 薄スラブキャスタの下流に，コイリング用加
熱装置，コイルボックス、熱間圧延用加熱装置，熱間仕
上圧延機を順次連接した薄スラブキャスタ圧延設備。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，薄スラブキャスタに熱
間圧延機を直結した薄スラブキャスタ圧延設備に関す
る。
間圧延機を直結した薄スラブキャスタ圧延設備に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の薄スラブキャスタ圧延設備
の概念を示す側面図である。図２に示すように，薄スラ
ブキャスタ３０によって連続鋳造した薄スラブ３７を粗
圧延機４０によって粗圧延し，シャー５０によって１コ
イル分の長さ（重量）に切断する。この粗圧延薄スラブ
３８を，例えばソレノイドコイルに高周波電流を通電す
る加熱器６１を列設した加熱装置６０内を通過させて１
２００℃程度に加熱し，ピンチロール６９または駆動モ
ータ付き搬送ロール６８によって搬送する。
の概念を示す側面図である。図２に示すように，薄スラ
ブキャスタ３０によって連続鋳造した薄スラブ３７を粗
圧延機４０によって粗圧延し，シャー５０によって１コ
イル分の長さ（重量）に切断する。この粗圧延薄スラブ
３８を，例えばソレノイドコイルに高周波電流を通電す
る加熱器６１を列設した加熱装置６０内を通過させて１
２００℃程度に加熱し，ピンチロール６９または駆動モ
ータ付き搬送ロール６８によって搬送する。
【０００３】そして，コイルボックス７０のベンディン
グロール７１で曲げながら，粗圧延薄スラブ３８の温度
低下防止用の防冷カバー７２内の入側クレードルロール
７３によって薄スラブコイル３８ａに巻取り，出側クレ
ードルロール７４に移載し，薄スラブキャスタ３０の低
速の鋳造速度と熱間仕上圧延機群８０の高速の圧延速度
との速度差を調整する。
グロール７１で曲げながら，粗圧延薄スラブ３８の温度
低下防止用の防冷カバー７２内の入側クレードルロール
７３によって薄スラブコイル３８ａに巻取り，出側クレ
ードルロール７４に移載し，薄スラブキャスタ３０の低
速の鋳造速度と熱間仕上圧延機群８０の高速の圧延速度
との速度差を調整する。
【０００４】この薄スラブコイル３８ａが出側クレード
ルロール７４に移載されると，この出側クレードルロー
ル７４を回転しながら開端装置７５によってその先端部
を開いて巻戻し，ピンチロール７９によって熱間仕上圧
延機群８０に搬送して仕上圧延する。この仕上圧延材３
９をデフレクタピンチロール９１によって巻取り機９０
に供給して帯材コイル３９ａに巻取る。熱間仕上圧延機
群８０は後続の粗圧延薄スラブ３８が出側クレードルロ
ール７４上で巻戻されるまで待機して間欠運転とする。
ルロール７４に移載されると，この出側クレードルロー
ル７４を回転しながら開端装置７５によってその先端部
を開いて巻戻し，ピンチロール７９によって熱間仕上圧
延機群８０に搬送して仕上圧延する。この仕上圧延材３
９をデフレクタピンチロール９１によって巻取り機９０
に供給して帯材コイル３９ａに巻取る。熱間仕上圧延機
群８０は後続の粗圧延薄スラブ３８が出側クレードルロ
ール７４上で巻戻されるまで待機して間欠運転とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の薄スラ
ブキャスタ圧延設備では，粗圧延薄スラブ３８をコイル
ボックス７０の入側で，加熱装置６０によって熱間圧延
温度１１００℃＋放熱温度約１００℃＝１２００℃程度
の高温に加熱するので，搬送ロールやコイルボックス７
０の各機器の耐熱対策が重要となる。従って，放冷防止
のため，耐熱温度の高い高価なクレードルロール７３，
７４を必要とし，放熱量の補償のため，加熱装置６０の
加熱能力を大きくする必要があり，その製作費及び維持
管理費が高価なものになっていた。
ブキャスタ圧延設備では，粗圧延薄スラブ３８をコイル
ボックス７０の入側で，加熱装置６０によって熱間圧延
温度１１００℃＋放熱温度約１００℃＝１２００℃程度
の高温に加熱するので，搬送ロールやコイルボックス７
０の各機器の耐熱対策が重要となる。従って，放冷防止
のため，耐熱温度の高い高価なクレードルロール７３，
７４を必要とし，放熱量の補償のため，加熱装置６０の
加熱能力を大きくする必要があり，その製作費及び維持
管理費が高価なものになっていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による薄スラブキ
ャスタ圧延設備は，薄スラブキャスタの下流に，コイリ
ング用加熱装置，コイルボックス，熱間圧延用加熱装
置，熱間仕上圧延機を順次連接したものである。
ャスタ圧延設備は，薄スラブキャスタの下流に，コイリ
ング用加熱装置，コイルボックス，熱間圧延用加熱装
置，熱間仕上圧延機を順次連接したものである。
【０００７】
【作用】薄スラブキャスタによって連結鋳造した薄スラ
ブは，コイリング用加熱装置によって，コイルボックス
での巻取りに必要な最低限の温度に維持できる。コイル
ボックスは，この薄スラブをコイル状に巻取り，薄スラ
ブキャスタの低速の鋳造速度と熱間仕上圧延機の高速の
圧延速度との速度差を調整する。次に，この薄スラブコ
イルをコイルボックス内で巻戻し，熱間圧延用加熱装置
によって熱間圧延に必要な温度に昇温し，熱間仕上圧延
機によって熱延帯材に仕上圧延することができる。
ブは，コイリング用加熱装置によって，コイルボックス
での巻取りに必要な最低限の温度に維持できる。コイル
ボックスは，この薄スラブをコイル状に巻取り，薄スラ
ブキャスタの低速の鋳造速度と熱間仕上圧延機の高速の
圧延速度との速度差を調整する。次に，この薄スラブコ
イルをコイルボックス内で巻戻し，熱間圧延用加熱装置
によって熱間圧延に必要な温度に昇温し，熱間仕上圧延
機によって熱延帯材に仕上圧延することができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例である，薄スラブキ
ャスタ圧延設備の概念を示す側面図である。なお，従来
の装置と同一の装置及び機器には同一の符号を付し，重
複する説明を省略する。図１において，１０はコイリン
グ用加熱装置であり，例えば，ソレノイドコイルに高周
波電流を通電する誘導加熱器１が列設され，コイルボッ
クス７０の入側に配設されている。２０は熱間圧延用加
熱装置であり，前記コイリング用加熱装置１０と同様の
誘導加熱器１１が列設され，コイルボックス７０の出側
（熱間仕上圧延機群８０の入側）に配設されている。１
９はピンチロールである。
ャスタ圧延設備の概念を示す側面図である。なお，従来
の装置と同一の装置及び機器には同一の符号を付し，重
複する説明を省略する。図１において，１０はコイリン
グ用加熱装置であり，例えば，ソレノイドコイルに高周
波電流を通電する誘導加熱器１が列設され，コイルボッ
クス７０の入側に配設されている。２０は熱間圧延用加
熱装置であり，前記コイリング用加熱装置１０と同様の
誘導加熱器１１が列設され，コイルボックス７０の出側
（熱間仕上圧延機群８０の入側）に配設されている。１
９はピンチロールである。
【０００９】次に，本装置の作用について説明する。図
１に示すように，ツインベルト式の薄スラブキャスタ３
０によって連結鋳造した薄スラブ３７を粗圧延機４０に
よって粗圧延し，シャー５０によって１コイル分の長さ
（重量）に切断する。そして，この粗圧延薄スラブ３８
をコイリング用加熱装置１０の誘導加熱器１内を通過さ
せ，コイルボックス７０内でのコイリングに必要な最低
限の温度である８００〜９００℃に維持し，ピンチロー
ル１９または駆動モータ付き搬送ロール６８によってコ
イルボックス７０へ搬送する。
１に示すように，ツインベルト式の薄スラブキャスタ３
０によって連結鋳造した薄スラブ３７を粗圧延機４０に
よって粗圧延し，シャー５０によって１コイル分の長さ
（重量）に切断する。そして，この粗圧延薄スラブ３８
をコイリング用加熱装置１０の誘導加熱器１内を通過さ
せ，コイルボックス７０内でのコイリングに必要な最低
限の温度である８００〜９００℃に維持し，ピンチロー
ル１９または駆動モータ付き搬送ロール６８によってコ
イルボックス７０へ搬送する。
【００１０】コイルボックス７０は，粗圧延薄スラブ３
８をその入口のベンディングロール７１によって曲げな
がら内部水冷された入側クレードルロール７３を回転し
て薄スラブコイル３８ａに巻取り，同じく内部水冷され
た出側クレードルロール７４に移載し，薄スラブキャス
タ３０の低速の鋳造速度と熱間仕上圧延機群８０の高速
の圧延速度との速度差を調整する。
８をその入口のベンディングロール７１によって曲げな
がら内部水冷された入側クレードルロール７３を回転し
て薄スラブコイル３８ａに巻取り，同じく内部水冷され
た出側クレードルロール７４に移載し，薄スラブキャス
タ３０の低速の鋳造速度と熱間仕上圧延機群８０の高速
の圧延速度との速度差を調整する。
【００１１】この，薄スラブコイル３８ａが出側クレー
ドルロール７４に移載されると，この出側クレードルロ
ール７４を回転しながらその先端部を開端装置７５によ
って開くと共に水平方向にガイドして巻戻し，ピンチロ
ール７９によって所定の仕上圧延速度と同一の高速で熱
間圧延用加熱装置２０に搬送する。
ドルロール７４に移載されると，この出側クレードルロ
ール７４を回転しながらその先端部を開端装置７５によ
って開くと共に水平方向にガイドして巻戻し，ピンチロ
ール７９によって所定の仕上圧延速度と同一の高速で熱
間圧延用加熱装置２０に搬送する。
【００１２】熱間圧延用加熱装置２０はこの粗圧延薄ス
ラブ３８を誘導加熱器１１内を通過させて熱間圧延に必
要な１１００℃に昇温し，熱間仕上圧延機群８０によっ
て仕上圧延する。この仕上圧延材３９をデフレクタピン
チロール９１によって巻取り機９０に搬送し，帯材コイ
ル３９ａに巻取る。熱間仕上圧延機群８０は後続の粗圧
延薄スラブ３８が出側クレードルロール７４上で巻戻さ
れるまで待機して間欠運転とする。本実施例では，次の
算式のように，クレードルロール７３，７４への放熱量
を約２０％削減することができる。
ラブ３８を誘導加熱器１１内を通過させて熱間圧延に必
要な１１００℃に昇温し，熱間仕上圧延機群８０によっ
て仕上圧延する。この仕上圧延材３９をデフレクタピン
チロール９１によって巻取り機９０に搬送し，帯材コイ
ル３９ａに巻取る。熱間仕上圧延機群８０は後続の粗圧
延薄スラブ３８が出側クレードルロール７４上で巻戻さ
れるまで待機して間欠運転とする。本実施例では，次の
算式のように，クレードルロール７３，７４への放熱量
を約２０％削減することができる。
【００１３】
【数１】従来設備における絶対温度の４乗差 （１１２５＋２７３）4 −（１０００＋２７３）4＝
３．８２０×１０12−２．６２６×１０12＝１．１９４
×１０12
３．８２０×１０12−２．６２６×１０12＝１．１９４
×１０12
【００１４】
【数２】本実施例における絶対温度の４乗差 （１０２５＋２７３）4 −（９００＋２７３）4＝２．
８３９×１０12−１．８９３×１０12＝０．９４６×１
０12
８３９×１０12−１．８９３×１０12＝０．９４６×１
０12
【００１５】
【数３】本実施例／従来設備＝０．９４６×１０12／
１．１９４×１０12≒０．８ ここに，１０２５℃：本実施例のコイルボックス７０内
の薄スラブコイル３８ａの温度。 ９００℃：本実施例のクレードルロール７３，７４の表
面温度。 ２７３℃：絶対温度。 １１２５℃：従来設備のコイルボックス７０内の薄スラ
ブコイル３８ａの温度。 １０００℃：従来設備のクレードルロール７３，７４の
表面温度。
１．１９４×１０12≒０．８ ここに，１０２５℃：本実施例のコイルボックス７０内
の薄スラブコイル３８ａの温度。 ９００℃：本実施例のクレードルロール７３，７４の表
面温度。 ２７３℃：絶対温度。 １１２５℃：従来設備のコイルボックス７０内の薄スラ
ブコイル３８ａの温度。 １０００℃：従来設備のクレードルロール７３，７４の
表面温度。
【００１６】従って，従来の設備ではクレードルロール
７３，７４に１０００〜１０５０℃の耐熱ロールを使用
していたが，本実施例では，９００℃の耐熱ロールにグ
レードダウンすることができる。この温度レベルでの１
００℃温度低下は，材料コスト低減に大きく寄与する。
７３，７４に１０００〜１０５０℃の耐熱ロールを使用
していたが，本実施例では，９００℃の耐熱ロールにグ
レードダウンすることができる。この温度レベルでの１
００℃温度低下は，材料コスト低減に大きく寄与する。
【００１７】また，本実施例では，薄スラブキャスタ３
０の出側に，粗圧延機４０を配設しているが，本発明で
は，この粗圧延機４０を省略することや，コイルボック
ス７０にてコイリングを行なわず，シャー５０で粗圧延
薄スラブ３８を所定長さにカットした状態で熱間仕上圧
延を行なうこともある。また，シャー５０をコイリング
用加熱装置１０の出側に設けてもよい。
０の出側に，粗圧延機４０を配設しているが，本発明で
は，この粗圧延機４０を省略することや，コイルボック
ス７０にてコイリングを行なわず，シャー５０で粗圧延
薄スラブ３８を所定長さにカットした状態で熱間仕上圧
延を行なうこともある。また，シャー５０をコイリング
用加熱装置１０の出側に設けてもよい。
【００１８】なお，本発明は前記実施例に限定されるも
のでなく，コイリング用加熱装置１０及び熱間圧延用加
熱装置２０に，他の発熱体を用いた加熱器や，ガス等の
燃料を燃焼する加熱炉を使用してもよい。
のでなく，コイリング用加熱装置１０及び熱間圧延用加
熱装置２０に，他の発熱体を用いた加熱器や，ガス等の
燃料を燃焼する加熱炉を使用してもよい。
【００１９】又，本発明は，薄スラブキャスタよりの薄
スラブを加熱あるいは冷却して８００〜９００℃のコイ
リング可能な温度に調温してコイリングし，次ぎにコイ
リングされている薄スラブを巻戻し，１１００℃程度の
圧延温度に加熱昇温した後，熱間圧延するものと言え
る。
スラブを加熱あるいは冷却して８００〜９００℃のコイ
リング可能な温度に調温してコイリングし，次ぎにコイ
リングされている薄スラブを巻戻し，１１００℃程度の
圧延温度に加熱昇温した後，熱間圧延するものと言え
る。
【００２０】
【発明の効果】本発明では，薄スラブキャスタで連続鋳
造された薄スラブを，コイルボックスの入側でコイリン
グ用加熱装置によって巻取りに必要な最低限の温度に維
持してコイルボックスで巻取り，このコイルから巻戻さ
れた薄スラブを，熱間圧延用加熱装置によって熱間圧延
に必要な高温に昇温して熱間仕上圧延機に搬送すること
により，薄スラブのコイルボックス内の温度を低下して
その放熱量を低減し，熱エネルギの損失を少なくすると
共に，通常の搬送ロールに比べて荷重条件の厳しいコイ
ルボックス内の耐熱ロールの温度を下降することができ
る。従って，加熱器の容量を小さくすると共に，コイル
ボックス内の耐熱ロールの耐熱度を低下することが可能
になり，その製作費及び維持管理費を低減することがで
きる。
造された薄スラブを，コイルボックスの入側でコイリン
グ用加熱装置によって巻取りに必要な最低限の温度に維
持してコイルボックスで巻取り，このコイルから巻戻さ
れた薄スラブを，熱間圧延用加熱装置によって熱間圧延
に必要な高温に昇温して熱間仕上圧延機に搬送すること
により，薄スラブのコイルボックス内の温度を低下して
その放熱量を低減し，熱エネルギの損失を少なくすると
共に，通常の搬送ロールに比べて荷重条件の厳しいコイ
ルボックス内の耐熱ロールの温度を下降することができ
る。従って，加熱器の容量を小さくすると共に，コイル
ボックス内の耐熱ロールの耐熱度を低下することが可能
になり，その製作費及び維持管理費を低減することがで
きる。
【図１】本発明の一実施例である，薄スラブキャスタ直
結圧延設備の概念を示す側面図である。
結圧延設備の概念を示す側面図である。
【図２】従来の薄スラブキャスタ直結圧延設備の一例の
概念を示す側面図である。
概念を示す側面図である。
１０ コイリング用加熱装置 ２０ 熱間圧延用加熱装置 ３０ 薄スラブキャスタ ７０ コイルボックス ８０ 熱間仕上圧延機群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泰井 健児 広島市西区観音新町４丁目６番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 水田 桂司 広島市西区観音新町４丁目６番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 薄スラブキャスタの下流に，コイリング
用加熱装置，コイルボックス，熱間圧延用加熱装置，熱
間仕上圧延機を順次連接したことを特徴とする薄スラブ
キャスタ圧延設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29472794A JPH08150401A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 薄スラブキャスタ圧延設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29472794A JPH08150401A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 薄スラブキャスタ圧延設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150401A true JPH08150401A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17811536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29472794A Pending JPH08150401A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 薄スラブキャスタ圧延設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08150401A (ja) |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29472794A patent/JPH08150401A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010605 |