JP3261657B2 - 曲げ加工方法及び曲げ金型 - Google Patents
曲げ加工方法及び曲げ金型Info
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Description
ランクの外縁部を曲げ加工する方法及びこの方法の実施
に使用する曲げ金型に関する。
ンドパンチを備える上型とから成る曲げ金型を用い、上
型の下降によりベンドパンチを下型上にセットされるブ
ランクの外縁部に当接させて該外縁部を下方に折り曲げ
ることで行っている。
ンクの外縁部を上方から押圧して単純に折り曲げるだけ
であり、加工後外縁部がスプリングバックにより曲げ方
向と逆方向に多少とも戻り、加工精度の確保が困難にな
る不具合を伴う。
ックを確実に抑制し得るようにした曲げ加工方法及び曲
げ金型を提供することをその目的としている。
本発明曲げ金型は、下型と、ベンドパンチを備える上型
とから成り、上型の下降によりベンドパンチを下型上に
セットされるブランクの外縁部に当接させて該外縁部を
下型の側面に沿うように下方に折り曲げるようにした曲
げ金型において、上型に下型の前記側面の法線方向たる
横方向に摺動自在なカムスライダを設けて、該カムスラ
イダにベンドパンチを下方に付勢して垂設し、下型側
に、ベンドパンチの所定の曲げ加工位置への下降で該ベ
ンドパンチに当接して該ベンドパンチのそれ以上の下降
を規制するストッパと、上型の下降によりカムスライダ
に作用してベンドパンチを該カムスライダを介して横方
向内方に移動させるカムドライバとを設け、ベンドパン
チが前記曲げ加工位置に下降するまでは下型の前記側面
と該側面に対向するベンドパンチの側面との間にブラン
クの板厚より大きな隙間が確保されるようにカムドライ
バを形成して、ベンドパンチが前記曲げ加工位置に下降
するまでにブランクの外縁部が斜め下方に折り曲げら
れ、ベンドパンチが前記曲げ加工位置に下降した後、ベ
ンドパンチがストッパの働きにより前記曲げ加工位置の
高さに保持されたままカムドライバの働きで横方向内方
に水平移動してブランクの曲げ部を鍛圧するようにした
ことを特徴とする。また、本発明の曲げ金型は、上記曲
げ金型において、下型の側面に対向するベンドパンチの
対向面を、ブランクの外縁部に対向する部分を曲げ部に
対向する部分よりも窪ませて形成したことを特徴とす
る。 そして、本発明の曲げ加工方法は、下型と、ベンド
パンチを備える上型とから成る曲げ金型を用い、上型の
下降によりベンドパンチを下型上にセットされるブラン
クの外縁部に当接させて該外縁部を下方に折り曲げるよ
うにした曲げ加工方法において、上型の下降によりベン
ドパンチがブランクの外縁部に当接して該ブランクを斜
め下方に折り曲げた後、下型に設けられたストッパによ
りベンドパンチを所定の加工位置の高さに保持し、続く
上型の下降により、ベンドパンチを前記曲げ加工位置の
高さに保持したまま下型の側面に向かって横方向内方に
水平移動させて、下型の側面に対向するベンドパンチの
対向面のうちブランクの曲げ部 に対向する部分でブラン
クの曲げ部を鍛圧して、鍛圧時の肉をブランクの外縁部
側へ逃がすことを特徴とする。
ランクの外縁部にベンドパンチが当接して該外縁部が下
方に折り曲げられ、次いでベンドパンチが所定の曲げ加
工位置に下降したところでストッパによりベンドパンチ
の下降が規制される。そして、更に上型を下降させる
と、カムドライバによりカムスライダを介してベンドパ
ンチが下型の側面に向かって横方向内方に移動してブラ
ンクの曲げ部を鍛圧する。この鍛圧により加工後のスプ
リングバックが抑制される。
ンクWをセットする下型、2は昇降自在な上型を示し、
上型2に、ばね3で下方に付勢されて下型1との間にブ
ランクWを挟持するパッド4と、下型1の側方に張り出
すブランクWの外縁部Waに当接してこれを下方に折り
曲げるベンドパンチ5とを設けた。
に設けた、下方にのびる脚部6aを有するカムスライダ
6に、該脚部6aの内側面に形成したガイド溝6bと該
スライダ6に垂設したガイドロッド7とで上下動自在に
支持されており、ガイドロッド7に外挿したばね8によ
りベンドパンチ5をブランク外縁部Waの折り曲げ荷重
以上の付勢力で下方に付勢した。一方、カムスライダ6
は、上型2に設けたストッパ9により規制される横方向
外方の逃げ位置にばね10で付勢保持されている。
5に対向させて、該パンチ5の所定の曲げ加工位置を越
えた下降を規制するストッパ12が立設されており、更
に該ベース部11に、カムスライダ6の脚部6a外側面
の下部に形成したカム部6cに作用してカムスライダ6
を横方向内方に摺動させるカムドライバ13を立設し
た。
2を下降させると、先ずパッド4がブランクWに当接し
てこれを挟持し、次いで脚部6aの下端がカムドライバ
13に当接してベンドパンチ5がカムスライダ6を介し
て少許内方に移動され、以後この状態でカムスライダ6
が真直に下降してブランクWの外縁部Waに当接し、該
外縁部Waが図2(a)に示す如く下方に折り曲げられ
る。この状態でカム部6cがカムドライバ13に当接
し、カムスライダ6を介してベンドパンチ5が下型1の
側面に向かって横方向内方に移動され始めると共に、ベ
ンドパンチ5がストッパ12に当接して所定の曲げ加工
位置でその下降が規制され、以後該加工位置においてベ
ンドパンチ5が水平に内方に移動され、図2(b)に示
す如く、ブランクWの曲げ部Wbがベンドパンチ5によ
って外方から鍛圧される。ところで、ベンドパンチ5を
下降させつつ曲げ部Wbを鍛圧すると、曲げ部Wbが下
方に強く引張られて亀裂が入り易くなるが、本実施では
上記の如くストッパ12によりベンドパンチ5を所定の
曲げ加工位置に保持したまま曲げ部Wbの鍛圧を行うた
め、かかる不具合は生じない。
するベンドパンチ5の対向面の下半部を内方に窪ませた
逃げ面5aに形成し、曲げ部Wbの鍛圧時に曲げ部Wb
の下方のブランク外縁部Waに逃げ面5aが対向して、
これとの間に隙間が確保されるようにした。これによれ
ば、曲げ部Wbに荷重が集中すると共に、曲げ部Wbの
鍛圧時の肉の逃げ場所がその下方に確保され、曲げ部W
bの鍛圧が良好に行われる。
によれば、曲げ部を鍛圧することで加工後のスプリング
バックを抑制し、加工精度を向上できる効果を有する。
ドパンチ 6 カムスライダ 12 ストッパ 13 カム
ドライバ
Claims (3)
- 【請求項1】 下型と、ベンドパンチを備える上型とか
ら成る曲げ金型を用い、上型の下降によりベンドパンチ
を下型上にセットされるブランクの外縁部に当接させて
該外縁部を下方に折り曲げるようにした曲げ加工方法に
おいて、上型の下降によりベンドパンチがブランクの外縁部に当
接して該ブランクを斜め下方に折り曲げた後、下型に設
けられたストッパによりベンドパンチを所定の加工位置
の高さに保持し、続く上型の下降により、ベンドパンチ
を前記曲げ加工位置の高さに保持したまま 下型の側面に
向かって横方向内方に水平移動させて、下型の側面に対
向するベンドパンチの対向面のうちブランクの曲げ部に
対向する部分でブランクの曲げ部を鍛圧して、鍛圧時の
肉をブランクの外縁部側へ逃がすことを特徴とする曲げ
加工方法。 - 【請求項2】 下型と、ベンドパンチを備える上型とか
ら成り、上型の下降によりベンドパンチを下型上にセッ
トされるブランクの外縁部に当接させて該外縁部を下型
の側面に沿うように下方に折り曲げるようにした曲げ金
型において、上型に下型の前記側面の法線方向たる横方
向に摺動自在なカムスライダを設けて、該カムスライダ
にベンドパンチを下方に付勢して垂設し、下型側に、ベ
ンドパンチの所定の曲げ加工位置への下降で該ベンドパ
ンチに当接して該ベンドパンチのそれ以上の下降を規制
するストッパと、上型の下降によりカムスライダに作用
してベンドパンチを該カムスライダを介して横方向内方
に移動させるカムドライバとを設け、ベンドパンチが前
記曲げ加工位置に下降するまでは下型の前記側面と該側
面に対向するベンドパンチの側面との間にブランクの板
厚より大きな隙間が確保されるようにカムドライバを形
成して、ベンドパンチが前記曲げ加工位置に下降するま
でにブランクの外縁部が斜め下方に折り曲げられ、ベン
ドパンチが前記曲げ加工位置に下降した後、ベンドパン
チがストッパの働きにより前記曲げ加工位置の高さに保
持されたままカムドライバの働きで横方向内方に水平移
動してブランクの曲げ部を鍛圧するようにしたことを特
徴とする曲げ金型。 - 【請求項3】 下型の側面に対向するベンドパンチの対向
面を、ブランクの外縁部に対向する部分を曲げ部に対向
する部分よりも窪ませて形成したことを特徴とする請求
項2 に記載の曲げ金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00738092A JP3261657B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 曲げ加工方法及び曲げ金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00738092A JP3261657B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 曲げ加工方法及び曲げ金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192713A JPH05192713A (ja) | 1993-08-03 |
JP3261657B2 true JP3261657B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=11664336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00738092A Expired - Fee Related JP3261657B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 曲げ加工方法及び曲げ金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261657B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101042816B1 (ko) * | 2010-01-27 | 2011-06-20 | 주식회사 성평 | 컨넥터 핀의 벤딩을 위한 가동식 벤딩 금형 |
KR101065927B1 (ko) * | 2010-05-28 | 2011-09-19 | 주식회사 성평 | 컨넥터 핀 교정용 조정금형 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5735161A (en) * | 1997-01-28 | 1998-04-07 | Western Atlas, Inc. | Flanging apparatus |
CN104368701A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-02-25 | 吴中区光福华宇钣金厂 | 一种支架弯曲模具 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP00738092A patent/JP3261657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101042816B1 (ko) * | 2010-01-27 | 2011-06-20 | 주식회사 성평 | 컨넥터 핀의 벤딩을 위한 가동식 벤딩 금형 |
KR101065927B1 (ko) * | 2010-05-28 | 2011-09-19 | 주식회사 성평 | 컨넥터 핀 교정용 조정금형 |
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JPH05192713A (ja) | 1993-08-03 |
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