JP3259073B2 - 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法 - Google Patents

模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法

Info

Publication number
JP3259073B2
JP3259073B2 JP31510995A JP31510995A JP3259073B2 JP 3259073 B2 JP3259073 B2 JP 3259073B2 JP 31510995 A JP31510995 A JP 31510995A JP 31510995 A JP31510995 A JP 31510995A JP 3259073 B2 JP3259073 B2 JP 3259073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
paint
coating film
clear
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31510995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0994527A (ja
Inventor
徹 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP31510995A priority Critical patent/JP3259073B2/ja
Publication of JPH0994527A publication Critical patent/JPH0994527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3259073B2 publication Critical patent/JP3259073B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、好みの模様を有す
る耐候性の優れた塗膜を塗着効率よく形成できる、模様
塗膜を有する自動車ボディの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車メーカーでは、自動車ボデ
ィの上塗り塗装には車種別に数色から数十色の塗色が使
用され、各塗装ラインには使用される塗色の数だけ専用
の塗料配管設備を必要としている。これらの配管は場合
によっては数百メートル離れた貯蔵タンクから循環装置
を介して塗装ブースに接続されるため、塗色数が増加す
ればするほど初期投資される設備コストおよび維持費用
は膨大なものとなる。さらに、これらの塗色は自動車ボ
ディのフルモデルチェンジやマイナーチェンジの度に新
しい塗色の開発が行われるのが通例である。
【0003】また自動車(オートバイも含む)ユーザー
の自動車ボディの塗色に対する要求は年々多様化してお
り、特に若年層を中心とした自動車ユーザーは、個性の
ある色や模様、マーキングデザインの要求が強く、特に
RV車(レクリエーショナルビークル)においては、そ
の要求が強い。またマイクロバスなどの商用車において
も会社のロゴマークや商品画像をはじめとする模様塗装
による差別化の要求が強くなってきている。これらの動
向に対応するため模様塗装によって意匠性の幅を拡大す
ることが重要な課題となってきている。
【0004】一部の自動車ユーザーにおいては、自動車
ボディの上塗り塗膜の上にオリジナルシールやワッペン
の類いを張り付けたり、あるいは部分塗装や模様塗装な
どを行っている例もあるが、いずれにおいても耐候性が
既存の上塗り塗膜より劣っていたり、シールやワッペン
と既存の上塗り塗膜との段差が美粧性を低下させたり、
また模様の種類によっては多くの塗色を準備する必要が
あるが、多くの塗色がない場合には、配色やデザインが
限定されてオリジナル性に限界があった。
【0005】また末端ユーザーの要求に応えるために数
千、数万にも及ぶであろう種類の模様の入った自動車ボ
ディを自動車メーカーで塗装することは生産性の上で対
応困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
自動車ユーザーの好みにあった模様を有する自動車ボデ
ィを効率良く製造することができ、かつその模様を有す
る総合塗膜が耐候性に優れた塗膜である自動車ボディを
得るために鋭意研究の結果、コンピュータに模様を設定
し、コンピュータ制御によって作動する自動塗装機でイ
ンクジェット方式にて模様塗装し、この上にクリヤ塗料
を塗装することによって上記目的を達成することができ
ることを見出し本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、1.
基材上に下塗り塗膜及び中塗り塗膜が順次形成されて
なる自動車ボディに模様塗膜を形成する自動車ボディの
製造方法であって、(1)予めコンピュータに、塗装し
ようとする模様の形状及び塗色を設定する工程、(2)
少なくとも赤、青、黄の3色の基本原色塗料用に、各々
専用のノズル口径が0.2〜0.5mmの範囲にあるス
プレー拡散を抑制する機構を有する極小二流体ノズルを
具備したエアスプレー型塗装ヘッドを有し、かつコンピ
ュータ制御によって作動する自動塗装機により、コンピ
ュータに設定した所定の模様の塗膜を該中塗り塗膜上に
スプレー塗装により形成する工程、及び(3)模様塗膜
上にクリヤ塗料を塗装する工程を有することを特徴とす
る模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法を提供する
ものである。
【0008】また本発明は、2. 塗装ヘッドが、赤、
青及び黄の3色の基本原色塗料の各専用ノズル、ならび
に黒原色塗料、白原色塗料及び光輝性顔料入り塗料から
選ばれる少なくとも1種の塗料の専用ノズルを具備した
塗装ヘッドである上記項1記載の製造方法を提供するも
のである。
【0009】また本発明は、3. 基材が、金属基材又
は化成処理金属基材であり、下塗り塗膜が電着塗膜であ
る上記項1又は2記載の製造方法を提供するものであ
る。
【0010】さらに本発明は、4. 中塗り塗膜の表面
の塗色が、L* * * 表色系におけるL* 値が5以上
であることを特徴とする上記項1〜3のいずれか一項に
記載の製造方法を提供するものである。
【0011】また本発明は、5. 中塗り塗膜が、2種
類の塗料から形成されてなる2層塗膜であることを特徴
とする上記項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法を
提供するものである。
【0012】さらに本発明は、6. クリヤ塗料が熱硬
化性アクリル樹脂クリヤ塗料であることを特徴とする上
記項1〜5のいずれか一項に記載の製造方法を提供する
ものである。
【0013】また本発明は、7. 自動塗装機にて塗装
する模様塗膜形成用の塗料が熱硬化性塗料であり、クリ
ヤ塗料を塗装した後、模様塗膜とクリヤ塗膜とを同時に
焼き付けることを特徴とする上記項1〜6のいずれか一
項に記載の製造方法を提供するものである。
【0014】さらに本発明は、8. クリヤ塗料が紫外
線吸収剤を含有するものであることを特徴とする上記項
1〜7のいずれか一項に記載の製造方法を提供するもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明においては、基材上に下塗
り塗膜及び中塗り塗膜が順次形成されてなる自動車ボデ
ィに、模様塗膜が形成される。使用される基材は、自動
車ボディに使用できる基材であれば制限なく使用でき、
例えば、鋼板、アルミニウム板、亜鉛メッキ鋼板、鉄−
亜鉛合金メッキ鋼板などの金属基材、及びこれらの金属
基材にクロメート処理、燐酸亜鉛処理、燐酸鉄処理など
の化成処理を施した化成処理金属基材、FRPなどのプ
ラスチックス基材などを挙げることができる。
【0016】基材上に下塗り塗膜を形成するには、基材
に下塗り塗料をスプレー塗装、浸漬塗装、ハケ塗などの
公知の方法によって行うことができるが、基材が金属基
材や化成処理金属基材などの導電性を有する基材である
場合には、下塗り塗料として電着塗料を使用して電着塗
膜を形成することが好適である。
【0017】電着塗膜を形成するには、公知の方法によ
り基材を電着浴中に浸漬し、電着塗装すればよい。電着
浴としては、公知のアニオン型電着浴、カチオン型電着
浴のいずれも使用することができる。
【0018】電着浴の基体樹脂成分としては、例えば、
エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリブタジエン樹脂、ア
ルキド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコン樹脂などの1
種または2種以上を挙げることができる。アニオン電着
浴としては、基体樹脂成分がカルボキシル基などの酸基
を有しており、カチオン電着浴としては、基体樹脂成分
がアミノ基;アンモニウム基、スルホニウム基、ホスホ
ニウム基などのオニウム塩基などの塩基性基を有してい
て、これらの基を中和し、イオン化することにより水性
化できる。
【0019】電着浴としては、耐食性の点からカチオン
電着浴であることが好ましく、なかでも例えばアミン付
加エポキシ樹脂に代表されるポリアミン樹脂を基体樹脂
成分とするものが好ましい。
【0020】基材が金属基材や化成処理金属基材である
場合にスプレー塗装によって下塗り塗膜を形成する場合
には、通常、防錆顔料を配合するなど防食性に重点を置
いた下塗り塗料が塗装される。樹脂としては、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ビニル樹脂、
アクリル樹脂などが使用される。
【0021】基材がプラスチック基材である場合には、
一般にプラスチックスは、塗膜の密着性が劣るため、下
塗り塗料としては、プラスチックス表面に塗布すること
により中塗り塗膜の密着性を向上できる塗料が使用され
る。この下塗り塗料の樹脂としては、塩素化ポリプロピ
レンなどの塩素化ポリオレフィン、ポリブタジエン、エ
ポキシ基含有変性ポリブタジエン、カルボキシル基含有
変性ポリブタジエン、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂
などを挙げることができる。
【0022】下塗り塗膜の膜厚は、乾燥膜厚で通常5〜
40μm、好ましくは15〜30μm程度である。
【0023】下塗り塗装した後、必要に応じて水洗し、
ついで風乾後又は焼付などによる硬化後、中塗り塗料が
塗装される。中塗り塗料としては、水性塗料、有機溶剤
型塗料、粉体塗料のいずれの形態であってもよく、樹脂
系としては、アルキド樹脂系、ポリエステル樹脂系、ア
クリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、ビニル樹脂系など
種々の樹脂系の塗料を使用することができる。なかでも
アルキド樹脂系が一般的である。
【0024】中塗り塗料には、素地を隠蔽するなどの目
的で顔料が配合される。中塗り塗料の塗色は、特に限定
されるものではないが、中塗り塗膜の上に形成される模
様の見易さなどの点から、L* * * 表色系における
* 値が5以上であること、好ましくは6以上であるこ
とが適当である。
【0025】中塗り塗料の硬化は、通常、焼付けによっ
て行うことができる。電着塗膜が未硬化の状態で中塗り
塗料を塗装した場合には、中塗り塗料を焼付ける際に電
着塗膜の硬化も同時に行われる。中塗り塗料の膜厚は、
乾燥膜厚で通常15〜50μm、好ましくは20〜40
μm程度である。
【0026】中塗り塗膜は、2層からなっていてもよ
く、各層で異なる機能を分担させることができる、例え
ば1層目を高顔料濃度として隠蔽性を分担させ、2層目
を低顔料濃度として美粧性を重視したものとするもの、
また、1層目に耐チッピング機能を持たせ、2層目で塗
膜硬度、耐久性などを付与するものなどを挙げることが
できる。
【0027】本発明方法においては、上記電着塗膜及び
中塗り塗膜が順次形成されてなる自動車ボディに、コン
ピュータに予め設定した所定の模様の塗膜を、赤、青、
黄の3色の基本原色塗料用の各微小口径の専用ノズルを
具備した塗装ヘッドを有し、かつコンピュータ制御によ
って作動する自動塗装機によりスプレー塗装する。以
下、微小口径の専用ノズルを具備した塗装ヘッドを有す
る自動塗装機による塗装方式を「インクジェット方式」
と略称することがある。
【0028】予めコンピュータに、塗装しようとする形
状及び塗色を有する所定の模様を設定するにあたって
は、コンピュータに登録しておいた形状及び塗色を有す
る模様の中からユーザーの希望に応じて選択してもよい
し、ユーザーが独自に作成した模様をコンピュータに読
み取らせることによって模様の設定を行ってもよい。
【0029】本発明方法においては、基本原色である、
赤、青、黄の3色の基本原色塗料を必須とし、さらに必
要に応じて黒原色、白原色などの上記基本原色以外の原
色又は混合色の塗料及び光輝性顔料入り塗料から選ばれ
る少なくとも一種の塗料を用いて、コンピュータの指示
によりインクジェット方式にて、必要に応じて順次重ね
塗りすることにより所望の色を出し、所望の形状に塗装
して模様塗膜を形成する。
【0030】基本原色3色は、純粋の赤色、純粋の青
色、純粋の黄色の塗料であればあるほど多くの塗色を出
すことが可能であり、理想的であるが、現実には純粋の
色の塗料は存在しないため、これらの色に近い色の顔料
を分散した塗料を適宜選定して基本原色3色として使用
する。
【0031】基本原色である赤色塗料用の赤色顔料とし
ては、レーキレッド4R、カーミンFB、ジニトロアニ
リンオレンジ、ピラゾロンオレンジ、ピラゾロンレッ
ド、ペリノンオレンジ、パーマネントレッド2B、レー
キレッドR、ボンマルーンライト、ボルドー10B、ボ
ンマルーンメジュウム、チオインジゴボルドー、ボンマ
ルーンL、ペリレンバーミリオン、ペリレンスカーレッ
ト、ペリレンマルーン、ベンツイミダゾロンオレンジ、
クロムバーミリオン・モリブデン赤、べんがら、トルイ
ジンレッド、γ型キナクリドンレッドなどを挙げること
ができる。
【0032】基本原色である青色塗料用の青色顔料とし
ては、シアニンブルーピグメントブルー15、同15:
1、同15:2、同15:3、同15:4、無金属シア
ニンブルー、インダスレンブルー、紺青、群青、コバル
トブルーなどを挙げることができる。
【0033】基本原色である黄色塗料用の黄色顔料とし
ては、シムライエロー3056、ファストイエローG、
ファストイエロー10G、シムライエロー4119、パ
ーマネントイエローFGL、ベンツイミダゾロンなどの
モノアゾ顔料;ジスアゾイエローAAMX、ジスアゾイ
エローAAOT、ジスアゾイエローAAOA、ジスアゾ
イエローAAA、パーマネントイエローHR、リオノー
ルイエローFFRなどのジスアゾ顔料;クロモフタルイ
エロー3G、クロモフタルイエロー6G、クロモフタル
イエローGRなどの縮合アゾ顔料;、イルガジンイエロ
ー3RLTN、イルガジンイエロー2RLT、イルガジ
ンイエロー2GLT、ファストゲンスーパーイエローG
ROH、ファストゲンスーパーイエローGRO、サンド
リンイエロー6GLなどのイソインドリノン顔料;アン
トラピリミジンイエロー、フラバントロンイエロー、ア
シルアミノイエローなどのスレン系顔料;グリーンゴー
ルド、パリオトルイエロー1070、パリオトルイエロ
ー1770、イルガジンイエロー5GTなどの金属錯体
顔料;キノフタロンイエロー、イソインドリンイエロ
ー、黄鉛、、黄色酸化鉄、チタン黄などを挙げることが
できる。
【0034】必要に応じて用いられる前記基本原色以外
の原色又は混合色塗料は、基本原色として選定したもの
以外の原色塗料、または混合色塗料である。赤系、青
系、黄色系の塗料以外の原色塗料としては、例えば、カ
ーボンブラック、松煙、黒鉛、鉄黒などの黒色顔料を顔
料分とする黒色塗料;チタン白、亜鉛華、アンチモン
白、鉛白、一塩基性硫酸鉛などの白色顔料を顔料分とす
る白色塗料;クロムグリーン、コバルトグリーン、酸化
クロム、シアニングリーン、ブロム化グリーン、コバル
ト・クロムグリーン、チタン・ニッケル・コバルト・亜
鉛系グリーンなどの緑系顔料を顔料分とする緑系塗料;
コバルトバイオレット、マンガンバイオレット、ジオキ
サジンバイオレット、β型キナクリドンバイオレットな
どの紫系顔料を顔料分とする紫系塗料など種々の色の塗
料であることができる。上記混合色塗料としては、前記
基本原色塗料及び基本原色塗料以外の原色塗料に使用し
ている顔料の2種以上を含有する塗料である。
【0035】必要に応じて用いられる光輝性顔料入り塗
料の光輝性顔料としては、アルミニウム粉、ブロンズ
粉、銅粉、ステンレススチール粉、ニッケル粉、雲母質
チタン箔、雲母質酸化鉄箔などを用いることができる。
【0036】本発明において、インクジェット方式によ
る自動塗装機の塗装ヘッドは、赤、青、黄の3色の基本
原色塗料の各専用ノズルを有し、光輝性顔料入り塗料や
上記基本原色以外の原色又は混合色を使用する場合に
は、さらにこれらの塗料用のノズルを有するものであ
る。基本原色の3色でかなりの範囲の塗色を出すことが
できるが、中塗り塗膜表面の塗色が淡色又は白色の場合
には、通常、上記3色の基本原色に加えて黒色塗料用の
ノズルを設けることが好ましく、また中塗り塗膜表面の
塗色が濃色であったり、模様塗膜を淡色又は白色とする
場合には白色塗料用のノズルを設けることが好ましい。
また光輝性顔料入り塗料用のノズルを設けることにより
意匠性の幅を大きく拡大することができる。また、上記
基本原色以外の原色又は混合色の塗料の専用ノズルを併
設して使用することにより塗色の範囲を広げることがで
きる場合がある。
【0037】これらの専用ノズルを備えた塗装ヘッド
は、位置データに応じて立体物から至近距離である一定
距離だけ離れた3次元空間を移動する自動塗装機との連
動によって専用ノズルから塗料を吐出し、塗料を必要に
応じて適宜塗重ねることによって模様塗膜を形成するこ
とができる。インクジェット方式による模様形成のため
の塗装時間は、模様塗膜の種類や塗り面積によって異な
るが、自動塗装機(自動ロボット)が使用されるので連
続塗装ができ、生産性を向上できる。
【0038】インクジェット方式における塗料微粒化形
式は、スプレー拡散を抑制する機構を有する極小二流体
ノズルを使用したエアスプレー型と単孔ノズルを使用し
たエアレス型の二種類あり、模様の繊細さや面積の大小
によって使い分けることができる。一般に境界線をはっ
きりさせたい時や細密な模様を描く時は単孔ノズル、ぼ
かしたい時や広い面積を塗装したい時は極小二流体ノズ
ルを使用すればよい。いずれもオンデマンド方式のスプ
レーON/OFF(入/切)機構により必要な部位にだ
け塗料が吐出される。インクジェット方式における微小
口径のノズルの直径は、通常20μm〜0.8mm、好
ましくは、単孔ノズルでは30μm〜70μm、極小二
流体ノズルでは0.2〜0.5mmの範囲が適当であ
る。
【0039】基本原色3色、光輝性顔料入り塗料及び上
記基本原色以外の原色又は混合色における塗料の樹脂と
しては、特に制限なくアクリル樹脂系、アルキド樹脂
系、ポリエステル樹脂系など種々の樹脂系のものを使用
することができ、この塗料は熱硬化性であってもラッカ
ー硬化型であっても酸化硬化型であってもよい。基本原
色3色において、薄膜での隠蔽性が必要であることから
一般に顔料含有割合が高く、通常、樹脂100重量部に
対して顔料が30〜150重量部、好ましくは50〜1
20重量部の範囲である。
【0040】本発明方法において、模様塗膜としては、
特定の形状の模様、多色の模様のほか、2トーン仕上
げ、一色の塗色による全塗装仕上げの塗膜も包含する。
【0041】インクジェット方式においては、至近距離
から被塗物に塗料粒子を吹付けるため塗料の塗着効率は
ほぼ100%に近いという大きな長所を有しており給排
気設備の大幅な削減、給排気にかかるランニングコスト
の大幅な削減が可能となる。しかしながら所望の色によ
って塗り重ね回数が変動するため微小面積における膜厚
が異なりやすく、また塗料粒子の飛行距離が短いので塗
着塗料の粘度が高くならずタレ易くなるので厚塗りが困
難であるという問題がある。
【0042】したがって模様塗膜は、通常、1〜10μ
m程度の薄膜であり、薄膜で隠蔽するためには顔料分を
多く含有することが必要となるので、このままでは光沢
が低くなって塗面外観が低下したり耐候性、耐薬品性が
低下しやすいので本発明方法においては、この模様塗膜
上にクリヤ塗料を塗装してこれらの問題を解決するもの
である。
【0043】上記クリヤ塗料としては、耐候性の良いク
リヤ塗料であれば、有機溶剤型塗料、水系塗料、粉体塗
料など制限なく使用することができる。樹脂系として
は、アクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系、アルキド樹
脂系、シリコーン樹脂系、フッ素樹脂系など種々の樹脂
が使用でき、熱硬化型であってもよいし、紫外線や電子
線などの活性光線によって硬化するものであってもよ
い。クリヤ塗料としては自動車の上塗りクリヤ塗料とし
て使用されるものが好適に使用され、なかでもアクリル
樹脂系の熱硬化型クリヤ塗料が適している。
【0044】上記クリヤ塗料は、模様塗膜を硬化させた
後に塗装してもよいが、クリヤ塗料が熱硬化型である場
合には、模様塗膜を風乾し未硬化の状態で、この上にク
リヤ塗料を塗装し、ついで加熱して模様塗膜とクリヤ塗
膜とを同時に焼付けることが模様塗膜とクリヤ塗膜との
層間密着性、加熱するエネルギー量の低減などの点から
好ましい。またクリヤ塗料は、耐候性の向上のため紫外
線吸収剤を含有していてもよい。クリヤ塗料は、模様の
ある部分の上にだけ塗装してもよいが、中塗りを塗装し
た全面に塗装することが好ましい。
【0045】
【実施例】実施例により本発明をさらに具体的に説明す
る。
【0046】実施例1 厚さ0.5mmの冷延鋼板を素材とする自動車ボディ上
にカチオン型電着塗料「エレクロンGT−10」(関西
ペイント社製)を電着塗装し焼付けて厚さ約22μmの
電着塗膜を形成した。この電着塗膜の上に中塗り塗料と
してポリエステル/メラミン樹脂系中塗り塗料「ESプ
ライマーTP−37ホワイト」(関西ペイント社製)を
静電スプレー塗装し焼付けて厚さ約30μmの中塗り塗
膜を形成した。中塗り塗膜の表面塗色のL* 値は約8で
あった。
【0047】ついで、予めコンピュータに特定の絵柄と
文字を設定しておき、コンピュータによって制御され作
動する自動塗装機[(株)神戸製鋼所製、「KER42
0」]により、基本原色である赤、青、黄の3色及び黒
の、合計4色のアクリル樹脂系原色を用い、これらの原
色の専用ノズル4個を有するヘッドを使用し、中塗り塗
膜上に、上記特定の絵柄と文字を描き、焼付けた。ヘッ
ドとしては、専用の単孔ノズルを有するものと専用の極
小二流体ノズルを有するものとの二種類を使用し、塗装
時のノズルと被塗面との距離を約3cmとした。ついで
中塗り塗膜、絵柄及び文字上に、有機溶剤希釈型熱硬化
性アクリル樹脂系クリヤ塗料「マジクロンクリヤー」
(関西ペイント社製)を回転式静電塗装機により塗装し
焼付けて膜厚約35μmのクリヤ塗膜を形成して、中塗
り塗膜上に絵柄と文字、及びクリヤ塗膜を有する塗装物
品を作成した。
【0048】上記原色4色において、赤原色における顔
料種はγ型キナクリドンレッドであって、P/B比[樹
脂固形分量に対する顔料の量の重量比率]は1.0であ
る。青原色における顔料種はシアニンブルーピグメント
ブルー15:4であって、P/B比は1.0である。黄
原色における顔料種はイルガジンイエロー2RLTであ
って、P/B比は1.0である。黒原色における顔料種
はカーボンブラックであって、P/B比は0.3であ
る。
【0049】実施例2 実施例1において、模様塗膜作成用の原色として黒原色
のかわりに白原色を使用し、クリヤ塗料としてマジクロ
ンクリヤーのかわりに、水性熱硬化性アクリル樹脂系ク
リヤ塗料「アスカベーククリヤ」(関西ペイント社製)
を使用する以外は実施例1と同様に行い塗装物品を作成
した。白原色における顔料種はチタン白であって、P/
B比は1.8である。
【0050】実施例3 実施例1において、模様塗膜作成用の原色として、黒原
色を使用せず赤、青、黄の3色のみの基本原色であるア
クリル樹脂系原色を使用し、クリヤ塗料としてマジクロ
ンクリヤーのかわりに熱硬化性アクリル樹脂系粉体クリ
ヤ塗料クリヤ「エバクラッド5000クリヤー」(関西
ペイント社製)を使用する以外は実施例1と同様に行い
塗装物品を作成した。
【0051】実施例4 実施例1において、クリヤ塗料としてマジクロンクリヤ
ーのかわりに紫外線硬化性不飽和ポリエステル樹脂系ク
リヤ塗料「ゾンネ上塗W2000クリヤー」(関西ペイ
ント社製)を使用し、このクリヤ塗料を焼付けるかわり
に紫外線を照射して硬化させる以外は実施例1と同様に
行って塗装物品を作成した。
【0052】実施例5 実施例1において、中塗り塗料としてESプライマーT
P−37ホワイトを使用して中塗り塗膜を形成するかわ
りに、第1層目の中塗り塗料として、マレイン酸変性ポ
リオレフィン樹脂系塗料「ユニバーサルプライマーUN
−3」(関西ペイント社製)を乾燥膜厚が約8μmとな
るように静電塗装し焼付けた後、この上に第2層目の中
塗り塗料として、アミラック ホワイト(関西ペイント
(株)製、アミノアルキド樹脂系塗料)を乾燥膜厚が約
30μmとなるように静電塗装し焼付けて2層の中塗り
塗膜を形成する以外は実施例1と同様に行って塗装物品
を作成した。
【0053】実施例6 実施例1において、自動車ボディ上にカチオン電着塗膜
を形成するかわりに、FRP板(繊維強化プラスチック
ス板)に導電性プライマー「ソフレックス2510C
D」(関西ペイント社製)を塗装し焼付けて導電性プラ
イマー塗膜を形成すること、及び特定の絵柄と文字を描
くかわりに絵柄のみを、塗装ヘッドとして専用の極小二
流体ノズルを有するヘッドのみを用いて描く以外は実施
例1と同様に行って塗装物品を作成した。
【0054】実施例7 実施例1において、塗装機にて絵柄及び文字を描き、セ
ッティング、風乾した後、この上にマジクロンクリヤー
を塗装し、焼付けて絵柄、文字及びクリヤー塗膜を同時
に硬化させる以外は実施例1と同様に行って塗装物品を
作成した。
【0055】実施例8 実施例1において、クリヤ塗料としてマジクロンクリヤ
ーのかわりに、マジクロンクリヤーに紫外線吸収剤2−
(2´−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾールを樹脂固形分100重量部に対して1重量部と
なる量配合したクリヤ塗料を使用する以外は実施例1と
同様に行って塗装物品を作成した。
【0056】実施例9 実施例1において、予めコンピュータに設定しておく特
定の絵柄と文字が形状は同じであるが部分的にメタリッ
ク感を有するものであること、自動塗装機による絵柄及
び文字の塗装に用いられる塗料が、4色の原色と光輝性
顔料入り塗料との5種類の塗料であること、及び専用の
単孔ノズルを有する塗装ヘッド及び専用の極小二流体ノ
ズルを有する塗装ヘッドのいずれもが専用ノズル5個を
有するヘッドであること以外は、実施例1と同様に行っ
て塗装物品を作成した。上記光輝性顔料入り塗料は、
「アルペースト1100NA」(東洋アルミニウム社
製、アルミニウム粉末ペースト)をアクリル樹脂液中
に、P/B比[樹脂固形分量(重量部)に対するの量
(重量部)の比率]が0.4になるように分散した有機
溶剤型光輝性顔料入り塗料である。
【0057】比較例1 実施例1において、特定の絵柄と文字を塗装し焼付けた
後、クリヤ塗料を塗装しない以外は実施例1と同様に行
って塗装物品を作成した。
【0058】実施例1〜9及び比較例1で得た塗装物品
について、仕上がり外観及び耐候性の試験を行った。そ
の試験結果を下記表1に示す。
【0059】試験方法 仕上がり外観:塗装物品の塗面の平滑性、鮮映性、色調
を総合的に下記基準で評価した。
【0060】◎:非常に良好 ○:良好 △:少し劣る ×:劣る 耐候性:塗装物品の、絵柄、文字の形状の同一箇所につ
いて、Qパネル社製促進耐候性試験機を用いて促進バク
ロ試験を行った。試験条件は、(紫外線照射16時間/
60℃、水凝結8時間/50℃)の24時間を1サイク
ルとして3000時間(125サイクル)試験を行い塗
面の変色程度及び光沢変化について目視にて下記基準で
評価を行った。
【0061】変色程度 ◎:変色がほとんど認められない ○:僅かに変色が認められるが実用上問題がない範囲で
ある △:かなりの変色が認められる ×:著しい変色が認められる 光沢変化 ◎:ほとんど初期と変わらない光沢を保っている ○:光沢低下が僅かに認められるが実用上問題がない範
囲である △:かなりの光沢低下が認められる ×:著しい光沢低下が認められる
【0062】
【表1】
【0063】実施例1〜9において、模様塗膜と、タイ
プの異なるクリヤ塗料との組合せで若干の仕上り外観の
差はあるものの優れた仕上り外観を示した。バクロによ
る変色の点で紫外線吸収剤入りのクリヤ塗料を使用した
実施例8が最も優れていた。またクリヤ塗料を塗装しな
い比較例1は、仕上り外観(特に光沢)及び耐候性の点
で劣っていた。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、本発明方法を自動車メ
ーカーの塗装ラインで行う場合には、塗料供給の配管設
備は標準色だけでよくなるため設備費や維持費用は大幅
に削減される。さらに準備する塗色数が減ることで工程
管理や塗料管理も簡素化され、それに要する人件費も大
幅に削減される。また、これまで意匠性を付与するため
に塗着効率の低いエアスプレー塗装機を使わざるを得な
かった上塗りエナメル塗装工程が省かれることから塗装
ラインにおける給排気設備や廃水処理にかかるランニン
グコストも激減させることができる。
【0065】また模様塗膜を形成するための塗装設備を
ディーラー側に設け、ディーラーで模様塗膜を形成でき
るようにすると、末端ユーザーの要求に細かく対応しや
すくなり、ユーザーの好みに応じたオリジナリティのあ
る模様塗膜を有する自動車ボディを容易に作成できる。
【0066】本発明方法においては、模様塗膜の上にク
リヤ塗料を塗装してクリヤ塗膜を設けることにより滑ら
かな表面状態の塗膜外観が得られるとともに深み感があ
り、かつ耐候性の優れた塗膜を得ることができる。
【0067】以上のように、本発明によれば、自動車メ
ーカーの塗装ラインの省力化が可能であり、また自動車
の末端ユーザーの多様な塗装外観要求に対応でき、模様
塗装における塗装効率が高いので地球環境にもやさしい
自動車ボディの製造方法を実現することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B05D 7/24 302 B05D 7/24 302P 303 303A (56)参考文献 特開 平3−89963(JP,A) 特開 昭63−124052(JP,A) 特開 平3−106477(JP,A) 特開 昭63−116785(JP,A) 特開 平3−178374(JP,A) 特開 平4−235765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 1/00 - 7/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に下塗り塗膜及び中塗り塗膜が順
    次形成されてなる自動車ボディに模様塗膜を形成する自
    動車ボディの製造方法であって、 (1)予めコンピュータに、塗装しようとする模様の形
    状及び塗色を設定する工程、 (2)少なくとも赤、青、黄の3色の基本原色塗料用
    に、各々専用のノズル口径が0.2〜0.5mmの範囲
    にあるスプレー拡散を抑制する機構を有する極小二流体
    ノズルを具備したエアスプレー型塗装ヘッドを有し、か
    つコンピュータ制御によって作動する自動塗装機によ
    り、コンピュータに設定した所定の模様の塗膜を該中塗
    り塗膜上にスプレー塗装により形成する工程、及び (3)模様塗膜上にクリヤ塗料を塗装する工程を有する
    ことを特徴とする模様塗膜を有する自動車ボディの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 塗装ヘッドが、赤、青及び黄の3色の基
    本原色塗料の各専用ノズル、ならびに黒原色塗料、白原
    色塗料及び光輝性顔料入り塗料から選ばれる少なくとも
    1種の塗料の専用ノズルを具備した塗装ヘッドである請
    求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 基材が、金属基材又は化成処理金属基材
    であり、下塗り塗膜が電着塗膜である請求項1又は2記
    載の製造方法。
  4. 【請求項4】 中塗り塗膜の表面の塗色が、L***
    表色系におけるL*値が5以上であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 中塗り塗膜が、2種類の塗料から形成さ
    れてなる2層塗膜であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 クリヤ塗料が熱硬化性アクリル樹脂クリ
    ヤ塗料であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    一項に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 自動塗装機にて塗装する模様塗膜形成用
    の塗料が熱硬化性塗料であり、クリヤ塗料を塗装した
    後、模様塗膜とクリヤ塗膜とを同時に焼き付けることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 クリヤ塗料が紫外線吸収剤を含有するも
    のであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項
    に記載の製造方法。
JP31510995A 1995-07-26 1995-12-04 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法 Expired - Fee Related JP3259073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31510995A JP3259073B2 (ja) 1995-07-26 1995-12-04 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19024595 1995-07-26
JP7-190245 1995-07-26
JP31510995A JP3259073B2 (ja) 1995-07-26 1995-12-04 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0994527A JPH0994527A (ja) 1997-04-08
JP3259073B2 true JP3259073B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=26505960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31510995A Expired - Fee Related JP3259073B2 (ja) 1995-07-26 1995-12-04 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3259073B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4586278B2 (ja) * 2000-03-06 2010-11-24 東レ株式会社 Frp製板材
DE102008053178A1 (de) * 2008-10-24 2010-05-12 Dürr Systems GmbH Beschichtungseinrichtung und zugehöriges Beschichtungsverfahren
JP5225058B2 (ja) * 2008-12-24 2013-07-03 日産自動車株式会社 自動車車体の塗装方法及び塗膜を有する自動車車体
DE102016000390A1 (de) 2016-01-14 2017-07-20 Dürr Systems Ag Lochplatte mit vergrößertem Lochabstand in einem oder beiden Randbereichen einer Düsenreihe
CN112009124B (zh) * 2019-05-28 2022-08-02 上海坤威文化传播有限公司 一种高速列车车身表面标识及图案制作的工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0994527A (ja) 1997-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2494966C (en) Multi-layer coating process to achieve a highly saturated color appearance on a vehicle
JP4916319B2 (ja) 複層模様塗膜形成方法
JP6468554B2 (ja) 複層塗膜形成方法
JP2005508752A (ja) 色及び効果を付与する重ね塗り塗膜の製造方法
JP2001164191A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2010029765A (ja) 自動車車体の塗装方法
JP3259073B2 (ja) 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法
JP2001232285A (ja) 光輝性複層塗膜の形成方法および塗装物
JPH11106686A (ja) メタリック仕上げ法
JPH09310038A (ja) 耐光性に優れた着色塗液及びこれを用いた模様塗膜形成方法
JP2001162220A (ja) 自動車車体外板の模様塗装方法
JP2001025703A (ja) 多彩模様塗膜形成方法
JP4754056B2 (ja) 光輝性塗膜形成方法
JP2001179176A (ja) 漆黒複層塗膜の形成方法および漆黒塗装物
JP2001149857A (ja) メタリック塗膜形成方法
JP2005007219A (ja) 光輝性塗膜の形成方法
JP2001062391A (ja) 光輝性塗膜形成方法およびアルミホイール
JP2002273335A (ja) 真珠光沢塗膜形成方法および塗装物
JP2002201421A (ja) 真珠光沢塗膜形成方法および塗装物
JP2002080792A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および光輝性塗装物
JP2000176364A (ja) 複層塗膜形成方法
JPH10244213A (ja) 光輝性塗膜形成方法及びこれにより塗装された塗装物
JP2002105692A (ja) 自動車車体の被覆仕上げ方法
JP2001046952A (ja) 塗膜形成法
JP2000279877A (ja) 複層メタリック塗膜形成法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees