JP3258901B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
行う空気調和機に関する。詳細には、ダクト状に形成し
た吹き出しフレームに送風用のファンを収容している空
気調和機に関する。
「エアコン」と言う)の室内機では、クロスフローファ
ン等のファンの回転によって室内の空気を吸引する。室
内機に吸引された空気は、熱交換器を通過して、空気調
和された空気として室内へ向けて吹き出される。このよ
うなエアコンの室内機に設けられているファンは、熱交
換器に接近して設けられており、また、熱交換器の長さ
に合わせて長尺となっている。また、ファンの回転軸は
熱交換器と略平行に取り付けられている。
に設けられているグリルに設けている吸い込み口から室
内の空気を吸い込んで、この吸い込み口に隣接して設け
られている吹出し口から吹き出すようになっている。こ
のとき室内機をコンパクトにするために、室内機の内部
で空気を略U字状に反転させるようにしている。このた
めに、室内機には、熱交換器を斜めに傾けて配置すると
共に、熱交換器の吸引側には、空気の流れに沿って湾曲
させた吸い込みフレームが設けられている。
気を吹出し口へ向けて効率良く案内するために、ファン
ケーシングの吹出側をダクト状に形成している。ファン
はこのダクト状のファンケーシングの吹出側内に配置さ
れている。
て取付ける壁掛け型などの露出タイプと、室内機を天井
裏等に隠蔽する埋め込みタイプがある。
カセット形と呼ばれるものなどがあるが、例えばこの天
井カセット形のエアコンでは、室内機が略箱体形状のケ
ーシング内に室内ユニットを収容した構造となってい
る。
は、表面のグリルを外すことによりケーシング内部の室
内ユニットを露出させることができるが、主に室内ユニ
ットに設けられている熱交換器に結露して付着した水分
を回収するドレンパンと、吸い込みフレーム及びファン
ケーシングの吹出側が露出するのみとなっており、ファ
ンはダクト状に形成されたファンケーシングの吹出側内
に収容されており、また、熱交換器が傾斜して配置され
ているときには、ファンケーシングの吹出側の熱交換器
の影に隠れた部位にファンが位置することがある。
必要が生じたり、ファンの清掃等のメンテナンスを行う
ときには、ファンのみを室内機から取り外すことが作業
性としては最も好ましい。
ダクト内に収容されており、かつ、ファンの取付け位置
が熱交換器の影になっているときには、熱交換器をずら
すなどした後に、吹出しダクトを分解する必要があり、
煩雑な作業となる。また、ファンケーシングの吹出側
は、ファンの軸線方向に沿った中間部が一体に形成され
ていることが多く、このような場合、ファンケーシング
の吹出側を外した後、ファンケーシングの吹出側からフ
ァンを引き抜かなければならない。さらに、熱交換器の
移動や、室内機の取り外し等を必要とすると、冷媒配管
やドレン配管の着脱作業が生じ、メンテナンスを行うた
めに、大掛かりな作業が生じることがある。
のエアコンの室内機は、室内ユニットを略箱型形状のケ
ーシングの中に収容しているため、ファンケーシングの
吹出側が熱交換器とケーシングとの間に挟まっており、
ファンケーシングの吹出側の取り外しが一層困難となっ
ている。
慮してなされたものであり、室内機のファン等の着脱を
容易にしてメンテナンス性を向上させた空気調和機を提
案することを目的とする。
に、本発明は、熱交換器の上流側に設けられて室内の空
気を熱交換器へ案内するファンケーシングの吸引側と、
駆動手段の駆動力によって回転して室内の空気を吸引し
ながら熱交換器を通過した空気を送出するファンと、前
記熱交換器の下流側に設けられて前記ファンを収容して
回転自在に支持すると共にファンが送出する空気を室内
へ向けて案内するダクト状のファンケーシングの吹出側
と、を含む室内ユニットを備え、この室内ユニットは室
内の天井裏に配置される箱型のケーシングの室内側開口
から収納される空気調和機であって、前記ファンケーシ
ングの吹出側が前記ファンの軸心部を境界として熱交換
器側のフレーム本体と、前記ファンの送出方向側に設け
られ前記フレーム本体に着脱可能に取付けられた吹出し
口部と、に分割され、前記箱型のケーシングの室内側開
口からこの吹出し口部を取り外すことによって前記ファ
ンを支持している軸受け部材を部分的に開口させること
を特徴とする。
ファンケーシングの吹出側をフレーム本体と吹出し口部
に分割し手いる。この分割するときの境界がファンの回
転軸心部である回転中心としている。このため、ファン
ケーシングの吹出側を分割するだけで、ファンの支持が
解除され、ファンが取り外し可能となる。
の吹出し口部を取り外すことによってファンを支持して
いる軸受け部材を部分的に開口できるので、天井裏に収
納されている室内ユニットから吹き出し口部の取り外し
が容易であり、ファンも簡単に取り外せる。
を参照しながら説明する。図1及び図2には、本実施の
形態に適用した空気調和機(以下「エアコン10」と言
う)の室内機12を示している。
ング14内に室内ユニット16を収容しており、この室
内ユニット16と図示しない室外機との間で冷媒を循環
させることにより、室内機12が取付けられる室内18
の空気調和を行う。なお、本実施の形態では、室内機1
2を天井裏20に設置して天井板22によって室内18
から隠蔽して取付ける、所謂天井カセット形と呼ばれる
エアコン10を一例として用いている。
にケーシング14に対応する開口部24を形成し、この
開口部24をケーシング14に取付けグリル26によっ
て覆う。エアコン10は、このグリル26を介して室内
ユニット16に室内18の空気を吸引すると共に、この
グリル26から室内ユニット16によって空気調和を行
った空気を室内18へ吹出す一般的構成となっており、
詳細な説明は省略する。
を一例として天井板22の一方向に長い長尺矩形状に形
成しており、以下では、矢印L方向を長手方向、矢印W
方向を幅方向とし、矢印H方向を天井板22に対する鉛
直方向の上方側として説明する。また、図1は、天井裏
20に据え付けた室内機12を室内18側から開口部2
4を通して見た概略平面図であり、図2は、室内機12
を長手方向に沿って見た概略構成図であり、図2ではグ
リル26の図示を省略している。
4は、天井板22に対抗する面が開放された略箱形形状
に形成されており、ケーシング14内に収容されている
室内ユニット16は、熱交換器28及びクロスフローフ
ァン30を備えている。熱交換器28は、ケーシング1
4の幅方向の中央部に、ケーシング14の長手方向に沿
って配置されている。また、ケーシング14には、熱交
換器28の下端部に対抗してドレンパン38が取付けら
れている。このドレンパン38は、結露等によって熱交
換器28に付着した水滴を回収する。
交換器28の下方から略L字状に屈曲され、ケーシング
14の幅方向に沿って延設されている。図2に示すよう
に、延設されたドレンパン38の先端部の上方には、ド
レンポンプユニット40が取付けられている。このドレ
ンポンプユニット40の上部には、吐出パイプ42が接
続されている。この吐出パイプ42の先端部は、ケーシ
ング14を貫通しドレンパイプ72に接続される。エア
コン10では、ドレンポンプユニット40が作動する
と、ドレンパン38に溜まった水を汲み上げてドレンパ
イプ72へ送り出して排出する。
出されている冷媒配管56、58の先端部は、吐出パイ
プ42と同様にケーシング14を貫通しており、先端に
は、フレアナット68、70によって冷媒配管60、6
2の先端が緊密に締結されている。これらの冷媒配管6
0、62の他端は室外機に連結されており、冷媒配管6
0、62を介して室内機12の熱交換器28と室外機の
間で冷媒の循環が行われる。なお、ドレンパン38とケ
ーシング14の間の隙間には、室内ユニット16の制御
基板等の電装部品を収容している制御ボックス52が配
置されている。一方、図1及び図2に示すように、ケー
シング14の外周面には複数のブラケット44が取付け
られている。これらのブラケット44には、図示しない
躯体に直接又は間接的に固定された吊りボルト46の下
端部が挿入されて、ワッシャーナット48等によって締
結されて連結されている。これによって、エアコン10
の室内機12は、ケーシング14が天井裏20内に吊り
下げられて取付けられる。
けられている熱交換機28は、上端が下方へ向けられて
傾斜され、ケーシング14の内面には、平板の中央部を
緩やかに湾曲させて、ケーシング14の開口周縁の一端
から熱交換器28の上端の間に掛け渡した形状のファン
ケーシングの吸引側32が設けられている。室内18の
空気は、ケーシング14の開口の略中央部から吸引され
るとファンケーシングの吸引側32によって熱交換器2
8へ案内される。
ファン30は、熱交換器28のファンケーシングの吸引
側32と反対側に隣接して設けられており、このスクロ
ールファン30が回転することによって室内18からケ
ーシング14内に空気が吸引される。また、ケーシング
14内に吸引されて、熱交換器28を通過した空気は、
クロスフローファン30によって室内18へ向けて送出
される。
交換器28からグリル26へ向けてダクト状に形成され
ているファンケーシングの吹出側34に収容されてい
る。
の吹出側34には、クロスフローファン30を収容する
ファン収容部50が設けられている。このファン収容部
50は、クロスフローファン30の軸線方向の両端部に
対抗するフランジ部100、102が形成されると共
に、クロスフローファン30の外形形状に合わせて上部
が円弧状に形成されている。
に示す紙面左側)には、筒状の凹部が形成された軸受け
収容部54が設けられている(図4(A)参照)。図4
(A)に示すように、この軸受け収容部54には、軸受
け部材64が収容される。図6に示すように、軸受け部
材64は、ゴム等の弾性部材によって略円柱状に形成さ
れた基部66の中心に軸受け74が挿入されている。
軸受け74には、クロスフローファン30の一方の回転
軸76Aが挿入されており、この軸受け部材64をファ
ンケーシングの吹出側34の軸受け収容部54へ挿入す
ることにより、回転軸76Aを介してクロスフローファ
ン30の軸線方向の一端が支持される。
ァン30の他方の回転軸76Bには、ファン収容部50
の他方のフランジ部102が対応しており、このフラン
ジ部102に形成されている開口部51に回転軸76B
が挿入されている。このクロスフローファン30の回転
軸76Bには、ファンモータ36の駆動軸が一体回転可
能に連結される。すなわち、図4(B)にも示すよう
に、クロスフローファン30の回転軸76Bには、軸線
方向と直交する係合ピン78が突設されており、この係
合ピン78にファンモータ36の駆動軸が係合して一体
回転可能となっている。また、クロスフローファン30
とファンモータ36とは、軸線方向に沿って相対的に離
間させることによって、簡単に連結が解除される。
0、102は、クロスフローファン30の軸線方向に沿
った移動を規制しており、回転軸76Bにファンモータ
36の駆動軸を連結することにより、クロスフローファ
ン30がファン収容部50内の所定の位置に位置決めさ
れる。
モータ押さえ80を介してクロスフローファン30とは
別にケーシング14に取付けられている。このため、モ
ータ押さえ80を取り外せば、ファンモータ36とクロ
スフローファン30との連結を解除することが可能とな
る。
うに、ファンケーシングの吹出側34は、熱交換器28
側のフレーム本体82と、吹出し方向の下流側の吹出し
口フレーム84によって構成されている。フレーム本体
82は、熱交換器28からファン収容部50の上部に跨
って配置され、熱交換器28及びケーシング14に固定
されている。フレーム本体82は、熱交換器28の上部
から中間部にわたって通過した空気をファン収容部50
のクロスフローファン30へ向けて案内するダクトを形
成している。
0の下部から、ケーシング14の開放面へ向けて配置さ
れており、例えばフレーム本体82、熱交換器28及び
ケーシング14等へネジ等によって着脱可能に接続され
て取付けられている。
ム84は、熱交換器28と反対側に配置されるガイド板
86と一対の脚部88A、88Bによって平面形状が略
コ字状に形成されており、一対の脚部88A、88Bの
先端がそれぞれ熱交換器28の長手方向の両端部に当設
されている。このため、吹出し口フレーム84は、クロ
スフローファン30の近傍からグリル26へ向けて熱交
換器28との間でダクトを形成しており、熱交換器28
の下部を通過した空気と、クロスフローファン30によ
って送出される空気をガイド板86に沿って室内18へ
向けて案内する。
0、102は、それぞれフレーム本体82側の分割部1
00A、102Aと、吹出し口フレーム84側の分割部
100B、102Bに分割される。これに伴って、フラ
ンジ部100に形成している軸受け収容部54も分割さ
れる。
分割部100B、102Bは、クロスフローファン30
の軸心を中心とした角度θの略扇型状にフランジ部10
0、102を切り欠く形状となっている(図4(B)参
照)。このため、フランジ部100の分割部100Bを
分割部100Aから取り外すことにより、軸受け収容部
54が部分的に開口されるが、軸受け部材64の基部6
6の直径方向に沿った開口幅が、基部66の直径寸法よ
りも短くなるように角度θが設定されている。これによ
り、吹出し口フレーム84を取り外しただけでは、軸受
け部材64が軸受け収容部50から離脱することがな
い。すなわち、吹出し口フレーム84を取り外したとき
のクロスフローファン30の離脱防止となっている。
ることにより、軸受け収容部50に形成される開口から
クロスフローファン30の回転軸76Aを軸受け部材6
4と一体で取り外すことができるようにしている。ま
た、これによって、クロスフローファン30が軸線方向
に沿って移動可能となるため、クロスフローファンの回
転軸76Bとファンモータ36の連結が解除され、クロ
スフローファン30をファン収容部50から取り外すこ
とができる。
であることは勿論であり、基部66が弾性変形せずに簡
単に抜けることのない大きさの開口を形成するように小
さいことが好ましく、かつ、基部66が弾性変形可能な
範囲に抑えることが好ましい。このためには、基部66
の弾性特性によって角度θを設定してもよく、また、こ
の角度θに合わせた弾性力が得られるように基部66の
材質等を選択してもよい。
吹出し口フレーム84の下端部(矢印H方向と反対側の
端部、各図の紙面下方側の端部)は、幅方向(矢印W方
向)に対抗するケーシング14の一部の側板90が一体
に連結されている。また、側板90は、ケーシング14
から取り外し可能となっている。図5に示すように、側
板90をケーシング14から取り外すことにより、開口
部24の周縁の天井板22と熱交換器28との間に、吹
出し口フレーム84及びクロスフローファン30が通過
可能な隙間を形成できるようにしている。
は、吹出し口フレーム84を取り外せば、クロスフロー
ファン30をケーシング14内から取り外し手引出すこ
とができるようになっている。
0の室内機12は、ファンモータ36を駆動させること
によりクロスフローファン30が回転駆動し、室内18
の空気をグリル26の中央部に形成している図示しない
吸い込み口からケーシング14ないに吸引する。ケーシ
ング14ないに吸引された空気は、ファンケーシングの
吸引側32によって熱交換器28へ案内され、この熱交
換器28を通過する。室内機12の熱交換器28と室外
機との間の冷凍サイクルによって、吸引された空気の空
気調和を図る。
ローファン30の回転によってファンケーシングの吹出
側34に案内されて、グリル26に設けられている図示
しない吹出し口から室内18へ送出される。これによっ
て、エアコン10は、室内18の空気の調和を図ってい
る。
ロスフローファン30の着脱について説明する。
ーファン30の取り外しは、グリル26を取り外した
後、ドレンパン38の取り外しを行う。これにより、図
3(A)に示すように、ケーシング14の内部の熱交換
器28が現れると共に熱交換器26とケーシング14の
間に、ファンケーシングの吹出側34の下部の吹出し口
フレーム84が現れ、吹出し口フレーム84と熱交換器
28の間にクロスフローファン30の一部が現れる。
り出しを行う。この吹出し口フレームは、フレーム本体
82、熱交換器28及びケーシング14への係合を解除
することにより可能となる。これによって、吹出し口フ
レーム84と一体の側板90も取り外し可能となる。
り外しできないと、ケーシング14と熱交換器28の間
の狭いスペースから吹出し口フレーム84を引出すこと
になるため、熱交換器28を移動させなければ吹出し口
フレーム84の取り外しは困難である。これに対して、
エアコン10の室内機12では、ケーシング14の下端
部の側板90が吹出し口フレーム84と一体となってお
り、かつ、ケーシング14から取り外すことができるた
め、ケーシング14と熱交換器28の間のスペースでは
なく、熱交換器28と天井板22の間の比較的広いスペ
ースを用いて吹出し口フレーム84の引き出しを行うこ
とができ、作業が極めて簡単となる。
外し可能とすることにより、ケーシング14の内部に取
付けている部品をケーシング14内から取り出すとき
に、他の部品と干渉するのを抑えて、極めて容易に取り
外すことができる。
出し口フレーム84を取り外すことにより、クロスフロ
ーファン30の一方の回転軸76Aが取付けられている
軸受け収容部54の一部が開口されるが、この開口幅が
軸受け部材66の直径寸法より小さいため、この状態で
クロスフローファン30が外れることがない。
きには、軸受け収容部54に収容されている軸受け部材
64の基部66を弾性変形させ、吹出し口フレーム84
を外すことによって生じた開口から軸受け部材64を引
出す。子によって、軸受け部材64に取付けられている
クロスフローファン30も引出され、さらに、クロスフ
ローファン30の回転軸76Bとファンモータ36の係
合を解除すれば、ファンケーシングの吹出側34内から
クロスフロー30の引き出しが可能となる。
け収容部54からクロスフローファン30の回転軸76
Aを引出すことにより、フランジ部100、102の間
からクロスフローファン30が引出される。これによ
り、クロスフローファン30が軸線方向に沿って移動で
き、回転軸76Bとファンモータ36との連結が解除さ
れる。このとき、ファンモータ36は、クロスフローフ
ァン30とは別にモータ押さえ80を介して取付けられ
ているため、クロスフローファン30を取り外すとき
に、不用意にファンモータ36が外れて脱落することが
ない。また、クロスフローファン30と一体でファンモ
ータ36が外れることがないため、クロスフローファン
の取り外しは労力を要しない軽作業となっている。
ング14内から引出すことになるが、吹出し口フレーム
84と一体でケーシング14の下端部の側板90が取り
外されているため、クロスフローファン30を天井板2
2と熱交換器28との間の比較的広いスペースを用いて
引出すことができる。なお、クロスフローファン30を
取付けるときには、取り外しと逆の順序で行えばよく、
エアコン10の室内機12では、クロスフローファン3
0の取付けも極めて容易である。
フレーム84と一体でケーシング14の下端部の側板9
0を取り外すことにより、吹出し口フレーム84は勿
論、クロスフローファン30のケーシング14内からの
取り出しが極めて容易となる。また、室内機12では、
ファンケーシングの吹出側34をフレーム本体82と吹
出し口フレーム84に分割して、吹出し口フレーム84
を取り外すことができるようにしているため、ファンケ
ーシングの吹出側34内からクロスフローファン30を
簡単に引出すことができる。
すときに、ファンモータ36が外れてしまうことがな
い。ファンモータ36は、クロスフローファン30に比
べて重く、クロスフローファン30と一体で外れたり、
クロスフローファン30を外すことによってファンモー
タ36の固定が不安定となると、ファンモータ36の落
下等の問題が生じる恐れがある。これに対して、エアコ
ン10の室内機12では、クロスフローファンとは別に
ファンモータ36をモータ押さえ80によって取付けて
いるため、不用意にファンモータ36が外れてしまうこ
とがない。
けられて室内の空気を熱交換器へ案内するファンケーシ
ングの吸引側と、駆動手段の駆動力によって回転して室
内の空気を吸引しながら熱交換器を通過した空気を送出
するファンと、熱交換器の下流側に設けられて前記ファ
ンを収容して回転自在に支持すると共にファンが送出す
る空気を室内へ向けて案内するダクト状のファンケーシ
ングの吹出側と、を含む室内ユニットを備え、この室内
ユニットは室内の天井裏に配置される箱型のケーシング
の室内側開口から収納される空気調和機であって、ファ
ンケーシングの吹出側がファンの軸心部を境界として熱
交換器側のフレーム本体と、ファンの送出方向側に設け
られフレーム本体に着脱可能に取付けられた吹出し口部
と、に分割され、箱型のケーシングの室内側開口からこ
の吹出し口部を取り外すことによってファンを支持して
いる軸受け部材を部分的に開口させるようにしたので、
ファンケーシングの吹出側に収容されているファンの取
り外しを極めて容易にしている。また、箱型のケーシン
グの室内側開口からこの吹出し口部を取り外すことによ
ってファンを支持している軸受け部材を部分的に開口で
きるので、天井裏に収納されている室内ユニットから吹
き出し口部の取り外しが容易であり、ファンも簡単に取
り外せる。
た状態を示す概略平面図である。
内機の該略図、(B)はクロスフローファンを示す概略
平面図、(C)は吹出し口フレームを示す概略平面図で
ある。
構成図、(B)は図4(A)に示す室内機から取り出し
た吹出し口フレームを示す概略側面図である。
示す図2と同一方向から見た概略構成図である。
部材を示す軸線方向に沿った要部断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】熱交換器の上流側に設けられて室内の空気
を熱交換器へ案内するファンケーシングの吸引側と、駆
動手段の駆動力によって回転して室内の空気を吸引しな
がら熱交換器を通過した空気を送出するファンと、前記
熱交換器の下流側に設けられて前記ファンを収容して回
転自在に支持すると共にファンが送出する空気を室内へ
向けて案内するダクト状のファンケーシングの吹出側
と、を含む室内ユニットを備え、この室内ユニットは室
内の天井裏に配置される箱型のケーシングの室内側開口
から収納される空気調和機であって、前記ファンケーシ
ングの吹出側が前記ファンの軸心部を境界として熱交換
器側のフレーム本体と、前記ファンの送出方向側に設け
られ前記フレーム本体に着脱可能に取付けられた吹出し
口部と、に分割され、前記箱型のケーシングの室内側開
口からこの吹出し口部を取り外すことによって前記ファ
ンを支持している軸受け部材を部分的に開口させること
を特徴とする空気調和機。
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1996
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