JP3255390B2 - 低融点光学ガラス - Google Patents

低融点光学ガラス

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JP3255390B2 JP29943694A JP29943694A JP3255390B2 JP 3255390 B2 JP3255390 B2 JP 3255390B2 JP 29943694 A JP29943694 A JP 29943694A JP 29943694 A JP29943694 A JP 29943694A JP 3255390 B2 JP3255390 B2 JP 3255390B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/062Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
    • C03C3/064Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温度でプレスするこ
とが可能な低融点光学ガラス及びこのガラスを用いて得
られる光学製品に関する。本発明の低融点光学ガラスを
精密プレスすることによりレンズを含む各種光学製品を
得ることができるが、本発明の低融点光学ガラスは、特
に非球面精密プレスが可能であり、本発明の低融点光学
ガラスを用いて精密プレスにより非球面レンズを得るこ
とができる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の光学ガラスの中で高屈折率・高分散領域のガラスとし
ては、例えば、特開昭52−132012号公報に開示
されているP2 5 −B2 3 −Nb2 5 −アルカリ
金属酸化物系のガラスや特公昭56−40094号公報
に開示されているP2 5 −Nb2 5 −アルカリ金属
酸化物系のガラスがある。
【0003】しかし、これらのガラスはガラスの屈伏点
(Ts)が580℃以上と高く、一方、精密プレス成形
は、通常、屈伏点(Ts)より50℃程度高い温度で行
われるので、これらのガラスを精密プレス成形に使用し
た場合、プレス時の温度を630℃以上にする必要があ
る。しかし、このような高温でプレスをくり返すと型材
の劣化が著しく、精密なガラス面が得られなくなり、型
の交換が頻繁になり、精密レンズの量産は非常に困難と
なる。そこで精密プレスレンズ製造の歩留りを良くする
ためには、被成形ガラスの屈伏点(Ts)を下げる必要
がある。
【0004】またこれらのガラスは、液相温度(L.
T)も高く、このことも、精密プレス成形に適さない原
因となっている。
【0005】上記のガラスとは別に、高屈折率・高分散
であり、かつ低融点光学ガラスとしては、特開平5−5
1233号公報に示されている、SiO2 −GeO2
TiO2 −Nb2 5 −アルカリ金属酸化物系のガラス
がある。
【0006】しかしながら、特開平5−51233号公
報に記載のガラスは、ガラス屈伏点(Ts)は550℃
以下と低いが、液相温度(L.T)が高く、軟化点付近
での失透傾向も強い。そのため、ガラスプリフォームを
昇温して軟化させ、精密プレス成型をするのは困難であ
り、プレスレンズの製造には適さない。
【0007】そこで本発明の第1の目的は、高屈折率及
び高分散特性を有するとともに、ガラス軟化点付近の比
較的低い温度でガラスが失透せずにプレス成型すること
が可能であり、かつ液相温度(L.T)が低く安定性に
優れた光学ガラスを提供することにある。
【0008】さらに本発明の第2の目的は、上記の低融
点の光学ガラスを精密プレスすることにより得られる光
学製品を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る本発明の低融点光学ガラスは、第1の態様として、重
量%で表示して、P2 5 を14〜32%、B2 3
0.5〜16%、Nb2 5 を18〜52%、Li2
を0.3〜6%、Na2 Oを5.5〜22%およびSi
2 を0.1〜5%未満含むことを特徴とする。
【0010】また上記第1の目的を達成する本発明の低
融点光学ガラスは、第2の態様として、重量%で表示し
て、P2 5 を14〜32%、B2 3 を0.5〜16
%、Nb2 5 を18〜52%、Li2 Oを0.3〜6
%、Na2 Oを5.5〜22%およびWO3 を0.3〜
12%含むことを特徴とする。以下、本発明を詳説す
る。
【0011】本発明の第1の態様は、屈折率(nd )が
1.70〜1.77の範囲にあり、分散率が32〜23
の範囲にあり、ガラス屈伏点(Ts)が570℃以下の
低融点光学ガラスを提供するものであり、その構成成分
およびその含有量の限定理由を説明すると次のとおりで
ある。
【0012】P2 5 は燐酸塩ガラスにおいてガラス形
成成分として欠かせない成分である。燐酸塩ガラスは珪
酸塩ガラスと比べて低い温度でガラスを熔解することが
でき、可視域の透過率が高いという特徴をもつ。また同
じガラス形成酸化物成分であるSiO2 やB2 3 に比
べてP2 5 は高分散側に位置する成分のため、アッベ
数32以下の光学特性を得るには、P2 5 は少なくと
も14%は必要である。逆に32%を超えると失透性が
強くなり、高屈折率特性が得られなくなる。そのため第
1の態様のガラスにおいてP2 5 の含量は14〜32
%の範囲に限定される。好ましいP2 5 の含量は16
〜30%の範囲である。
【0013】B2 3 は燐酸塩ガラスにおいて適量添加
により耐失透性が極めて良くなり、かつP2 5 、Si
2 といった他のガラス形成酸化物に比べてガラス屈伏
点(Ts)を下げる効果が大きい。そのため、B2 3
は本発明の第1の態様のガラスには欠かせない成分であ
る。B2 3 が0.5%未満であると上記のごとくガラ
スの耐失透性が悪くなり、ガラスの屈伏点(Ts)が上
昇し、16%を超えると目的とする高屈折率・高分散特
性が得られなくなる。このため第1の態様のガラスにお
いてB2 3 は0.5〜16%の範囲に限定される。好
ましいB2 3の含量は1〜14%の範囲である。
【0014】Nb2 5 は、目的とする高屈折率・高分
散特性を得るために不可欠な成分であり、また耐久性を
上げる効果のある成分である。Nb2 5 が18%未満
であると、目的とする高屈折率・高分散特性が得られな
くなり、52%を超えるとガラスの耐失透性が悪くな
り、かつガラス屈伏点(Ts)が上昇する。このため第
1の態様のガラスにおいてNb2 5 は18〜52%の
範囲に限定される。好ましいNb2 5 の含量は20〜
52%の範囲である。
【0015】Li2 OとNa2 Oは目的とするガラス屈
伏点(Ts)を570℃以下にするために不可欠な成分
である。Li2 Oが0.3%未満、Na2 Oが5.5%
未満であると上記の目的は達せられない。またLi2
が6%を超え、Na2 Oが22%を超えると、目的とす
る高屈折率特性が得られなくなる。このため第1の態様
のガラスにおいてLi2 Oは0.3〜6%の範囲、Na
2 Oは5.5〜22%の範囲に限定される。好ましいL
2 Oの含量は0.3〜5%の範囲、Na2 Oの含量は
5.5〜20%の範囲である。
【0016】SiO2 は、本発明の第1の態様のガラス
において、耐失透性、特に精密プレスをする前のガラス
塊を熔融ガラスから作る際の成形温度(液相温度L.
T)を下げ、かつ液相温度(L.T)における粘性を高
めてガラスを失透させにくくする効果が非常に大きいた
め不可欠な成分である。SiO2 が0.1%未満である
と、目的とする熔融ガラスを成型してガラス塊をつく
り、そのガラス塊を精密プレスして光学製品を得ること
は困難である。またSiO2 が5%以上になると目的と
する高屈折率特性が得られなくなり、ガラス屈伏点(T
s)が上昇する。よって本発明の第1の態様のガラスに
おいて、SiO2 は0.1〜5%未満に限定され、好ま
しくは1%〜4.5%の範囲である。
【0017】本発明の第1の態様のガラスにおいて、任
意成分としてMgO、CaO、SrO、BaOを適量添
加することにより、ガラスの液相温度(L.T)を下
げ、安定性を増すことができる。しかしMgOが5%を
超え、CaOが5%を超え、SrOが5%を超え、Ba
Oが16%を超えると、目的とする高屈折率、高分散特
性が得られず、かつ耐失透性も悪くなる。このためMg
O、CaO、SrO、BaOの含量はそれぞれ0〜5
%、0〜5%、0〜5%、0〜16%の範囲に限定され
る。好ましくはMgOは0〜3%の範囲であり、CaO
は0〜3%の範囲、SrOは0〜3%の範囲であり、B
aOは0〜14%の範囲である。
【0018】本発明の第1の態様のガラスにおいて、任
意成分としてTiO2 を適量添加することにより、ガラ
スに高屈折率、高分散特性を与えることができるが、1
2%を超えると耐失透性が悪くなり、ガラスの屈伏点
(Ts)が上昇し、強く着色することになる。そのため
TiO2 の含量は0〜12%に限定される。好ましいT
iO2 の含量は0〜10%の範囲である。
【0019】本発明の第1の態様のガラスにおいて、任
意成分としてK2 Oを適量添加することにより、ガラス
の屈伏点(Ts)を下げる効果が得られるが、12%を
超えると、目的とする高屈折率特性が得られなくなり、
耐失透性も悪化する。このためK2 Oの含量は0〜12
%に限定される。好ましいK2 Oの含量は0〜10%の
範囲である。
【0020】本発明の第1の態様のガラスにおいて、任
意成分であるZnO、Al2 3 、Ta2 5 は適量添
加により屈折率の調整が可能であるが、ZnOが5%、
Al2 3 が5%、Ta2 5 が5%を超えると耐失透
性が悪くなる。よってZnOは0〜5%、Al2 3
0〜5%、Ta2 5 は0〜5%に限定される。好まし
くはZnOは0〜3%、Al2 3 は0〜3%、Ta2
5 は0〜3%の範囲である。
【0021】本発明の第1の態様のガラスにおいて、任
意成分であるAs2 3 及びSb23 は消色剤および
清澄剤として有効である。しかし、いずれも2%を超え
て添加すると耐失透性を悪くする。そのため、As2
3 及びSb2 3 の含量はそれぞれ0〜2%の範囲に限
定される。
【0022】任意成分であるGeO2 は本発明の第1の
態様のガラスにおいて、任意成分であるGeO2 は適量
添加により、屈折率を調整することが可能であるが、5
%を超えるとガラスの屈伏点(Ts)が上昇し、目的と
するガラス屈伏点(Ts)が570℃以下の特性が得ら
れなくなり、高屈折率特性も得られなくなる。よって、
GeO2 は本発明の第1の態様のガラスにおいて0〜5
%の範囲に限定される。好ましくは0〜3%の範囲であ
る。
【0023】本発明の第1の態様のガラスにおいて、任
意成分としてWO3 を適量加えると、ガラスの屈伏点
(Ts)を下げる効果がある。しかしWO3 が12%を
超えると耐失透性が悪くなる。よって、本発明の第1の
態様のガラスにおいてWO3 は0〜12%の範囲に限定
される。好ましくは0〜9%の範囲である。
【0024】本発明の第1の態様のガラスにおいては、
さらにLa2 3 、Y2 3 、Gd2 3 、Cs2 O、
ZrO2 、PbO、SnO2 等の成分を本発明の目的を
損わない範囲で添加できる。
【0025】次に本発明の第2の態様について説明す
る。本発明の第2の態様は、屈折率(nd )が1.77
〜1.85の範囲にあり、分散率が28〜20の範囲に
あり、ガラス屈伏点(Ts)が570℃以下である低融
点光学ガラスを提供するものであり、その構成成分およ
びその含有量の限定理由は説明すると次のとおりであ
る。
【0026】本発明の第2の態様のガラスにおいて、P
2 5 は燐酸塩ガラスにおいてガラス形成成分として欠
かせない成分であり、P2 5 の含量は、前記第1の態
様のガラスと同様の理由により14〜32%の範囲に限
定される。好ましいP2 5の含量は16〜30%の範
囲である。
【0027】本発明の第2の態様のガラスにおいて、B
2 3 は、本発明の第1の態様のガラスにおけると同様
に耐失透性の向上、ガラス屈伏点(Ts)の低下のため
に欠かせない成分であり、B2 3 の含量は、上記第1
の態様のガラスにおけると同様の理由により、0.5〜
16%の範囲に限定される。好ましいB2 3 の含量は
1〜14%の範囲である。
【0028】本発明の第2の態様のガラスにおいて、N
2 5 は、高屈折率・高分散特性を得るため、また耐
久性を上げるために必須の成分であり、Nb2 5 の含
量は、上記第1の態様のガラスにおけると同様の理由に
より、18〜52%の範囲に限定される。好ましいNb
2 5 の含量は20〜50%の範囲である。
【0029】本発明の第2の態様のガラスにおいて、L
2 OとNa2 Oは目的とするガラス屈伏点(Ts)を
570℃以下にするために不可欠な成分であり、上記第
1の態様のガラスにおけると同様の理由により、Li2
Oの含量は0.3〜6%の範囲、Na2 Oの含量は5.
5〜22%の範囲に限定される。好ましいLi2 Oの含
量は0.3〜5%の範囲、Na2 Oの含量は5.5〜2
0%の範囲である。
【0030】WO3 は本発明の第2の態様のガラスに適
量添加すると、ガラスの屈伏点(Ts)を下げる効果が
非常に大きいため本発明の第2の態様において不可欠な
成分である。本発明の第2の態様のガラスにおいて、W
3 が0.3%未満であると目的とするガラス屈伏点が
570℃以下の特性が得られなくなり、12%を超える
と耐失透性が悪くなる。よって、本発明の第2の態様の
ガラスにおいてWO3は0.3〜12%の範囲に限定さ
れる。好ましくは2〜9%の範囲である。
【0031】本発明の第2の態様のガラスにおいても、
任意成分として、ガラスの液相温度(L.T)の低下、
安定性の向上に寄与するMgO、CaO、SrO、Ba
Oをそれぞれ0〜5%、0〜5%、0〜5%、0〜16
%の範囲で添加できる。MgO、CaO、SrO、Ba
Oの含量は、それぞれ0〜3%、0〜3%、0〜3%、
0〜14%の範囲が好ましい。
【0032】本発明の第2の態様においても、ガラスに
高屈折率、高分散特性を与えるためTiO2 を、またガ
ラス屈伏点(Ts)を下げるためK2 Oを任意成分とし
て添加することができるが、上記第1の態様のガラスの
場合と同様の理由でTiO2の含量は0〜12%の範囲
に、K2 Oの含量は0〜12%の範囲に限定される。好
ましいTiO2 の含量は0〜10%の範囲であり、好ま
しいK2 Oの含量は0〜10%の範囲である。
【0033】本発明の第2の態様のガラスにおいても、
屈折率調整のためにZnO、Al23 、Ta2 5
任意成分として添加できるが、上記第1の態様のガラス
の場合と同様に、ZnO、Al2 3 、Ta2 5 の含
量は、それぞれ0〜5%、0〜5%、0〜5%の範囲に
限定される。ZnO、Al2 3 、Ta2 5 の好まし
い含量はそれぞれ0〜3%、0〜3%、0〜3%の範囲
である。
【0034】本発明の第2の態様のガラスにおいても、
As2 3 及びSb2 3 は消色剤および清澄剤として
有効である。しかし、いずれも2%を超えて添加すると
耐失透性を悪くする。そのため、As2 3 及びSb2
3 の含量はそれぞれ0〜2%の範囲に限定される。
【0035】本発明の第2の態様のガラスにおいて、必
要に応じてSiO2 を少量加えると、ガラスの耐失透性
を向上させることができる。しかしSiO2 が5%以上
になると目的とする高屈折率特性が得られなくなる。よ
って本発明の第2の態様においては、SiO2 は0〜5
%未満の範囲に限定される。特に好ましくは0〜4.5
%の範囲である。
【0036】本発明の第2の態様のガラスにおいても、
La2 3 、Y2 3 、Gd2 3、Cs2 O、ZrO
2 、PbO、SnO2 等の成分を本発明の目的を損わな
い範囲で添加できる。
【0037】なお、本発明の第2の態様のガラスにおい
て、仮にGeO2 を添加すると、目的とする屈折率(n
d )が1.77〜1.85の高屈折率特性またはガラス
屈伏点(Ts)が570℃以下の低融点特性が得られな
くなるので、上記第1の態様のガラスと異なり、GeO
2 を第2の態様のガラスにおいて添加することはできな
い。
【0038】本発明の低融点光学ガラス(上記第1の態
様のガラスおよび第2の態様のガラスを意味する。以下
同様)の原料としては、P2 5 については正燐酸(H
3 PO4 )、メタリン酸塩、五酸化二燐等を用い、他の
成分については炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を適宜用いる
ことが可能である。これらの原料を所望の割合に秤取
し、混合して調合原料とし、これを1000℃〜120
0℃に加熱した熔解炉に投入し、熔解、清澄後、撹拌
し、均一化してから鋳型に鋳込み徐冷することにより、
本発明の低融点光学ガラスを得ることができる。
【0039】本発明の光学製品は、上記の本発明の低融
点光学ガラスを精密プレスすることにより得られる。精
密プレスの方法及び装置は、公知のものを用いることが
でき、条件は、ガラスの組成及び物性等を考慮して適宜
決定できる。特に好ましい光学製品は、本発明の低融点
光学ガラスを非球面精密プレスすることにより得られる
非球面レンズである。
【0040】精密プレスは、例えば、図1に示すような
プレス装置を用いて行うことができる。図1に示す装置
は、支持棒9上に設けた支持台10上に、上型1、下型
2及び案内型3からなる成型鋳型を載置したものを、外
周にヒーター12を巻き付けた石英管11中に設けたも
のである。本発明の低融点光学ガラスからなる被成形ガ
ラス塊4を上型1及び下型2の間に配置する。被成形ガ
ラス塊4は、例えば、直径2〜20mm程度の球状物で
ある。球状物の大きさは、最終製品の大きさを考慮して
適宜決定される。
【0041】被成形ガラス塊4を上型1及び下型2の間
に配置した後、ヒーター12に通電して石英管11内を
加熱する。成型鋳型内の温度は、下型2の内部に挿入さ
れた熱電対14によりモニターされる。加熱温度は、非
形成ガラス塊4の粘度が精密プレスに適した、例えば約
108 〜109 ポイズ程度になる温度とする。所定の温
度となった後に、押し棒13を降下させて上型1を上方
から押して成型鋳型内の被成形ガラス塊4をプレスす
る。プレスの圧力及び時間は、ガラスの粘度等を考慮し
て適宜決定できるが、例えば圧力は50〜100kg/
cm2 程度、時間は10〜120秒とすることができ
る。プレスの後、ガラス転移温度まで徐冷し、次いで室
温まで急冷し、成型鋳型から成形物を取り出すことで、
本発明の光学製品を得ることができる。
【0042】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに説明す
る。 実施例1〜11および比較例1 表1および表2に示す調合組成(重量%)に従って、常
法により、実施例1〜11の低融点光学ガラスを調製し
た。即ち、原料としては、P2 5 は正燐酸(H3 PO
4 )、メタリン酸塩又は五酸化二燐等を用い、他の成分
については炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を用い、これらの
原料を所望の割合に秤取し、混合して調合原料とし、こ
れを1000℃〜1200℃に加熱した熔解炉に投入
し、熔解、清澄後、撹拌し、均一化してから鋳型に鋳込
み徐冷することにより、実施例1〜11の低融点光学ガ
ラスを得た。なお、実施例1〜6のガラスが本発明の第
1の態様のガラスに相当し、実施例7〜11のガラスが
本発明の第2の態様のガラスに相当する。
【0043】また、上記実施例9のガラス組成にGeO
2 を10重量%外割り添加した以外は実施例9と同様に
して、比較例1のガラスを製造した。
【0044】得られたガラスの光学的性能を表1および
表2に示す。表中の屈折率(nd )、アッベ数(νd )
は、徐冷降温速度−30℃/hrにした場合の結果であ
る。ガラス屈伏点(Ts)は熱膨張測定機を用いて8℃
/minで昇温した場合の結果である。又、液相温度
(L.T)は400℃〜1050℃の温度勾配のついた
失透試験炉に30分保持し、倍率80倍の顕微鏡により
結晶の有無を観察し、軟化点付近の失透性も液相温度測
定の際、同時に目視により観察した結果である。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】比較例2〜5 比較例2〜5のガラスは、特開昭52−132012号
公報の実施例No.10,15,17,21に従って作製
したP2 5 −B2 3 −Nb2 5 −アルカリ金属酸
化物系ガラスであり、これらのガラスの組成は表3に示
してある。またこれらのガラスの屈折率(nd )、アッ
ベ数(νd )、液相温度(L.T)、ガラス屈伏点(T
s)を測定した結果も表3に示した。
【0048】
【表3】
【0049】比較例6〜9 比較例6〜9のガラスは、特公昭56−40094号公
報の実施例No.1,4,7,14に従って作製したP2
5 −Nb2 5 −アルカリ金属酸化物系ガラスであ
り、これらのガラスの組成は表4に示してある。またこ
れらのガラスの屈折率(nd )、アッベ数(νd )、液
相温度(L.T)、ガラス屈伏点(Ts)を測定した結
果も表4に示す。
【0050】
【表4】
【0051】比較例10〜16 比較例10〜16のガラスは、特開平5−51233号
公報の実施例No.1,2,3,4,5,6,8に従って
作製したSiO2 −GeO2 −TiO2 −Nb2 5
アルカリ金属酸化物系ガラスであり、これらのガラスの
組成は表5に示してある。またこれらのガラスの屈折率
(nd )、アッベ数(νd )、液相温度(L.T)、ガ
ラス屈伏点(Ts)を測定した結果も表5に示す。
【0052】
【表5】
【0053】表1および表2に示す実施例1〜11のガ
ラスの物性値と表2に示す比較例1、表3〜5に示す比
較例2〜16のガラスの物性値とを対比すると、以下の
ことが明らかである。
【0054】(i) 表1および表2に示した実施例1〜1
1の本発明のガラスは、屈折率(nd )が1.70〜
1.85の範囲、アッベ数(νf )が32〜20の範囲
にあり、高屈折率かつ高分散の低融点光学ガラスであ
る。さらに実施例1〜11の本発明のガラスは、ガラス
屈伏点(Ts)が570℃以下で、ガラスの液相温度
(L.T)はすべて930℃以下であり、軟化点付近で
ガラスを30分間保持してもガラスは失透することがな
かった。従って、これらのガラスは精密プレスによりレ
ンズを大量に生産することが可能な安定性を有してい
る。
【0055】これに対して比較例1のガラスは、実施例
9のガラス組成にGeO2 を外割りで10重量%添加し
たものであるが、実施例9のガラスと比較して、ガラス
屈伏点(Ts)が30℃上昇し、屈折率(nd )も大き
く下がることから、本発明の第2の態様のガラスにおい
てGeO2 を添加することは好ましくない。
【0056】(ii) 表3に示した比較例2〜5のガラス
は、本発明の第1の態様のガラス(例えば実施例1〜6
のガラス)と組成を対比すると、SiO2 を含まないた
め、液相温度が960〜1020℃と高く、熔融ガラス
からガラス塊を成型し、得られたガラス塊を軟化させて
精密プレスレンズを作ることは非常に困難である。
【0057】また比較例2〜4のガラスは、本発明の第
2の態様のガラスと組成を比較すると、高屈折率特性を
持たせるために主にNb2 5 ,TiO2 を用いている
が、WO3 を含んでいないためガラス屈伏点が高い。ま
た比較例5のガラスはWO3を含んでいるが、同時にG
eO2 も含んでいるため、ガラス屈伏点(Ts)が高
く、屈折率(nd )も本発明の第2の態様のガラスの屈
折率(nd )1.77〜1.85の範囲よりも低いもの
になってしまう。
【0058】(iii) 表4に示した比較例6〜9のガラス
は、ガラス形成酸化物として、P25 だけを用いてい
るため耐失透性が悪く、ガラス屈伏点(Ts)も高い。
またガラスの屈伏点を下げるのに最も効果の高いアルカ
リ金属酸化物としてK2 Oのみを用いているためガラス
屈伏点が高く、精密プレス成形用ガラスとしては実用的
でない。
【0059】(iv) 表5に示した比較例10〜16のガ
ラスは、ガラス熔解中にガラスが失透したり、熔解後キ
ャストしてガラスになったもので液相温度(L.T)が
1000℃以上と高く、軟化点付近で30分間保持する
とガラスが失透してしまうため、いずれも実用的でな
い。
【0060】実施例12 実施例2のガラスを用いて、図1に示すプレス装置を用
いて非球面精密プレスすることにより非球面レンズを得
た。
【0061】直径2〜20mmの球状物とした実施例2
のガラスを上型1及び下型2の間に配置した後、石英管
11内を窒素雰囲気としてヒーター12に通電して石英
管11内を加熱した。成型鋳型内の温度を、被成形ガラ
ス塊の粘度が約108 〜109 ポイズとなる570℃と
した後、この温度を維持しつつ、押し棒13を降下させ
て上型1を上方から押して成型鋳型内の被成形ガラス塊
をプレスした。プレスの圧力は80kg/cm2 、プレ
ス時間は30秒間とした。プレスの後、プレスの圧力を
解除し、非球面プレス成形されたガラス成形体を上型1
及び下型2と接触させたままの状態でガラス転移温度4
95℃まで徐冷し、次いで室温付近まで急冷して非球面
に成形されたガラスを成型鋳型を取り出した。得られた
非球面レンズは、極めて精度の高いレンズであった。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、高屈折率・高分散特性
を有するとともに、ガラス屈伏点が低く耐失透性を有し
安定であり、かつ成形性に優れた低融点光学ガラスを提
供することができる。さらに、本発明の低融点光学ガラ
スを用いることにより、精密プレス用の成型鋳型の寿命
を伸ばしてレンズを生産することが可能である。また、
本発明の低融点光学ガラスを用いて精密プレスすること
で、非球面レンズ等の光学製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学製品を製造するための精密プレス
装置の断面説明図である。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 案内型 4 被成形ガラス塊 9 支持棒 10 支持台 11 石英管 12 ヒーター 13 押し棒 14 熱電対

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で表示して、P25を14〜32
    %、B23を0.5〜16%、Nb25を18〜52
    %、Li2Oを0.3〜6%、Na2Oを5.5〜22%
    およびSiO2を0.1〜5%未満含み、ガラスの屈伏
    点が570℃以下であり、液相温度が930℃以下であ
    ることを特徴とする低融点光学ガラス。
  2. 【請求項2】 密プレス用に用いられることを特徴と
    する請求項1に記載の低融点光学ガラス。
  3. 【請求項3】 さらにMgOを0〜5%、CaOを0〜
    5%、SrOを0〜5%、BaOを0〜16%、TiO
    2を0〜12%およびK2Oを0〜12%含むことを特徴
    とする請求項1または2に記載の低融点光学ガラス。
  4. 【請求項4】 さらにZnOを0〜5%、Al2 3
    0〜5%、Ta25を0〜5%、As23を0〜2%、
    Sb23を0〜2%、GeO2を0〜5%およびWO3
    0〜12%含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の低融点光学ガラス。
  5. 【請求項5】 重量%で表示して、P25を14〜32
    %、B23を0.5〜16%、Nb25を18〜52
    %、Li2Oを0.3〜6%、Na2Oを5.5〜22%
    およびWO3を0.3〜12%含み、ガラスの屈伏点が
    570℃以下であり、液相温度が930℃以下であるこ
    とを特徴とする低融点光学ガラス。
  6. 【請求項6】 密プレス用に用いられることを特徴と
    する請求項5に記載の低融点光学ガラス。
  7. 【請求項7】 さらにMgOを0〜5%、CaOを0〜
    5%、SrOを0〜5%、BaOを0〜16%、TiO
    2 を0〜12%およびK2Oを0〜12%含むことを特徴
    とする請求項5または6に記載の低融点光学ガラス。
  8. 【請求項8】 さらにZnOを0〜5%、Al23を0
    〜5%、Ta25を0〜5%、As23を0〜2%、S
    23を0〜2%およびSiO2を0〜5%未満含むこ
    とを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の低
    融点光学ガラス。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の低
    融点光学ガラスを精密プレスすることにより得られる光
    学製品。
  10. 【請求項10】 非球面レンズである、請求項9に記載
    の光学製品。
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