JP3248266B2 - フレキシブル回路基板 - Google Patents

フレキシブル回路基板

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晃 熊野
俊 香山
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/403Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof

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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等機器装置のコ
ネクタへの挿入操作により電気的に接続されるフレキシ
ブル回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブル回路基板(以下、フ
レキ基板という)の代表的なものとしてFPC(フレキ
シブル・プリント・サーキット)やFFC(フレキシブ
ル・フラット・ケーブル)がある。この種、フレキ基板
が上述したような機器装置のコネクタに挿入され電気的
に接続されるための端子部が設けられている。
【0003】ここで、従来のフレキ基板及びその端子部
と、機器装置のコネクタとの構成を図9〜図12につい
て説明する。
【0004】図9はフレキ基板の一例の平面図であり、
図10はフレキ基板の端子部の拡大縦断面図、図10は
機器装置のコネクタへのフレキ基板の挿入状態の断面図
を示す。
【0005】図9及び図10において、フレキ基板は全
体を符号1で示し、このフレキ基板1の先端部に後述す
る機器装置のコネクタに接続される端子部2を有する。
端子部2はフレキ基板としての例えばポリイミドやポリ
エステル樹脂からなるベース材3と、このベース材3の
表面に接着層4(例えばT4100)を介してパターン
形成された銅箔等の導体パターン5と、この導体パター
ン5を保護するために表面に接着層6を介して形成した
透明な例えばポリイミドやポリエステル樹脂からなるカ
バーフイルム7と、上述したベース材3の裏面に接着層
8を介して形成した例えばガラスエポキシやポリエステ
ル樹脂からなる補強板9とから構成されている。
【0006】端子部2先端のベース材3、導体パターン
5及び補強板9は同一長さに揃えて形成され、カバーフ
イルム7は端子部2の先端より所定長さ後退させ、従っ
て、端子部2の先端に導体パターン5を露出させた端子
10が形成されている。
【0007】図11に示した機器装置のコネクタは符号
11で示し、このコネクタ11は上述したフレキ基板1
の端子部2が挿入されるテーパー状の挿入口12を有
し、コネクタ11内に一対の対抗し合う接片13,13
がそれぞれの接点13a,13aを残してモールドされ
配設されている。両接点13a,13aは内外方向に弾
性変形可能で、両接片13,13は端部において一体化
され、図示しない配線により機器装置に電気的に接続さ
れている。また、接点13a,13aの間隔L1は上述
したベース材3、導体パターン5及び補強板9の積層し
た厚みLより若干狭く形成してある。
【0008】上述のように構成したフレキ基板1の端子
部2が機器装置のコネクタ11に挿入口12より挿入さ
れると、端子部2はコネクタ11の接点12a,12a
で圧着,挟持され、端子部2の先端部はコネクタ11内
の底部11aに突き当たって位置固定される。従って、
端子部2の装着状態では端子10の導体パターン5がコ
ネクタ11の一方の接点12aに電気的に接触して導通
状態となるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような機器装
置のコネクタ11とフレキ基板の端子部2との接続操作
は、メーカー側が製品テストや組み立て作業において何
回も繰り返して行っている。しかも、このような接続操
作は作業者の手作業によって行っている。本来、端子部
2の正しい装着姿勢はコネクタ11の挿入口12に対し
て水平に行うことが規定されているが、しかし、端子部
2の挿入操作は手作業によって行われるため、実際には
図11に示すように挿入口12に対して端子部2が斜め
の姿勢で行われてしまう。
【0010】このため、端子部2が実線で示した方向か
ら挿入された場合、ベース材3の上に形成されている導
体パターン5の先端部(エッジ)がコネクタ11の挿入
口12面に突き当たり、その後、端子部2の挿入操作に
伴って導体パターン5の先端部が挿入口12の面を擦ら
れながら挿入されていく。この結果、ベース材3に接着
されている導体パター5が接着層から剥がれ、この剥が
れが進行すると最悪の場合は図12に示すように導体パ
ターン5が捲れ上がってしまう。従って、このようにな
ると、導体パターン5とコネクタ11の接点12aとの
電気的な接触がなくなり導通不良となる。
【0011】また、上述したような導体パターン5の剥
がれが発生しても、この剥がれ状態はコネクタ11の外
部からは見えないため、いちいち導体チェックをしない
限り発見することは困難となる。
【0012】このため、上述したような導体パターン5
の不良の発生を抑えるべく端子部2の挿入時の角度指定
等の作業規定を行うことは、作業手数が多くかかる。ま
た、このような作業方法を規制しても、作業者の手で行
う限り一定の割合で導体パターンの不良が発生するため
端子部を修理する工数も必要となる。
【0013】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、従来のようにコネクタに対し
てフレキ基板の端子部を斜めに挿入することであって
も、端子部の簡単な工夫により導体パターンの剥がれが
発生することのないフレキシブル回路基板を得ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明によるフレキシブル回路基板は、導体パタ
ーン及びベース材の先端部より補強板を両側部に島状の
突部にして突出させ、機器装置側のコネクタへの挿入時
における導体パターン及びベース板の剥がれを防止する
ようにしたものである。
【0015】
【作用】上述のように構成した本発明におけるフレキシ
ブル回路基板は、導体パターン及びベース材の先端部よ
り補強板を両側部に島状の突部にして突出させるように
したことで、機器装置のコネクタへフレキシブル回路基
の端子部を斜めに挿入したとしても、両側部の島状の
突部がコネクタの挿入口に先に当接し、導体パターン及
びベース材は挿入口に一切当接することもなく、導体パ
ターン及びベース材が補強板からの剥がれを防止するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明におけるフレキ基板のいくつか
の実施例を添付した図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明フレキ基板の一例を示した全
体の平面図、図2はフレキ基板端子部の基本的な構成を
示した平面図、図3は端子部の縦断面図であり、従来例
で説明したフレキ基板1と同一部分には同一符号を付し
て重複する説明は省略する。
【0018】この実施例のフレキ基板1は、端子部2を
構成するベース材3の裏面に設けた補強板9が、ベース
材3及び導体パターン5の先端部より補強板9の幅全体
に亘って所定長させり出した突出部14として形成した
ものである。
【0019】フレキ基板1を上述のように構成したこと
で、図4に示すようにコネクタ11の挿入口12に対し
てフレキ基板1の端子部2を斜めに挿入したとしても、
挿入口12の面に補強板9からせり出した突出部14の
先端部(エッジ)のみが当接し、導体パターン5及びベ
ース材3は挿入口12面に一切当接することがなく、こ
のため導体パターン5及びベース材3には挿入時の外力
が加わることもなく、従って、端子部2を装着口12に
何回繰り返して装着しても導体パターン5及びベース材
3が補強板9から剥がれるようなことはない。
【0020】補強板9の突出部14は、補強板9の幅全
体に亘って形成された場合の変形例として図5に示すよ
うに中央部が山状に突出する突出部14aにすることで
あっても上述した実施例と同様の作用が得られる。
【0021】また、突出部14の他の実施例として図6
aに示すように、補強板9の先端部両側に島状に突出し
た突部15を設けたり、図6bに示すように補強板9の
幅方向に亘って複数の島状の突部15aを形成するよう
にしても上述した実施例と同様の作用が得られる。
【0022】また、図7に示すようにベース材と共に導
体パターン5の先端部角部を斜めにカットした切欠部1
6を形成するようにすれば、コネクタ11の挿入口12
に対して端子部2を角部から挿入した場合でも突出部1
4のコーナー部分のみが挿入口12に当接し、従って、
導体パターン5及びベース材がコーナー部から剥がれる
こともない。
【0023】さらに、本発明のフレキ基板では、従来の
フレキ基板が補強板9からベース材3が剥がれることが
多い場合の改善策であるが、図8に示すようにベース材
3も補強板9と同様に導体パターン5の先端部からせり
出すように突出部17を形成すれば、ベース材3から導
体パターン5が剥がれるのを防止することができるとい
う利点もある。
【0024】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能となる。
【0025】
【発明の効果】上述説明したように本発明におけるフレ
キシブル回路基板は、導体パターン及びベース材の先端
部より補強板を両側部に島状の突部にして突出させるよ
うにしたことで、フレキシブル回路基板の端子部をコネ
クタに繰り返し挿入したとしても補強板から導体パター
ン及びベース材の剥がれが解消でき、不良品の発生を無
くすことができる。これによって、端子部の補修の手数
も無くせる。
【0026】また、従来のような作業規制をしなくとも
すむため、作業者は余計な神経を使わずにすみ、この結
果、作業効率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフレキ基板の全体の平面図であ
る。
【図2】フレキ基板端子部の平面図である。
【図3】図2のフレキ基板端子部の縦断面図である。
【図4】コネクタへのフレキ基板の挿入状態の断面図で
ある。
【図5】図2のフレキ基板端子部の変形例の平面図であ
る。
【図6】本発明のフレキ基板端子部の他の実施例の平面
図である。
【図7】別の実施例のフレキ基板端子部の挿入状態の平
面図である。
【図8】さらに別の実施例のフレキ基板端子部の縦断面
図である。
【図9】従来のフレキ基板の全体の平面図である。
【図10】従来のフレキ基板端子部の縦断面図である。
【図11】従来のフレキ基板端子部とコネクタとの挿入
状態の断面図である。
【図12】従来のフレキ基板端子部の好ましくない挿着
状態の断面図である。
【符号の説明】
1 フレキ基板 2 端子部 3 ベース材 4,6,8 接着層 5 導体パターン 7 カバーフイルム 9 補強板 10 端子 11 コネクタ 12 挿入口 13 接片 13a 接点 14,14a,17 突出部 15,15a 突部 16 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−135678(JP,A) 特開 昭62−276773(JP,A) 実開 昭60−125762(JP,U) 実開 昭62−160478(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/02 H05K 1/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル材となるベース材上に導体
    パターンが形成され、上記ベース材の端部裏面に補強板
    を設け、この補強板の部分が機器装置側のコネクタとの
    挿入端子部として用いられるフレキシブル回路基板にお
    いて、上記導体パターン及び上記ベース材の先端部より上記補
    強板を両側部に島状の突部にして突出させ、上記機器装
    置側のコネクタへの挿入時における上記導体パターン及
    びベース板の剥がれを防止するようにした ことを特徴と
    するフレキシブル回路基板。
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CN109714883B (zh) * 2019-01-16 2021-08-03 九江耀宇精密电路有限公司 线路补偿fpc

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