JP3247890B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等のディ
スプレイとして用いられる液晶表示装置の製造方法に関
し、更に詳述すれば、強誘電性高分子液晶を用いた液晶
表示装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の強誘電性の液晶材料を用いた液晶
表示装置の製造方法における一般的な配向処理方法とし
ては、特開平5−289080号公報に開示されている
「液晶光学素子配向方法及びその装置」を挙げることが
できる。
【0003】ここで、その配向処理方法を図6とともに
説明する。
【0004】まず、ITOなどからなる透明電極をスト
ライプ状にパターニングして形成した2枚の可撓性電極
基板間に、強誘電性液晶材料を挟持して液晶表示パネル
40を作製する。
【0005】そして、図6に示すように、前記液晶表示
パネル40を電極付正電圧印加用上部ベルト32aと電
極付負電圧印加用ベルト34aとの間に挟み込み、該導
電性ベルト32a、34aとともに、ガイドローラ32
b、32c、34b、34c、正電圧印加ローラ32
d、負電圧印加ローラ34d及び配向ローラ部36を用
いて、この配向処理装置内を搬送するというものであ
る。
【0006】このとき、前記液晶表示パネル40は、前
記配向ローラ36の表面側に該液晶表示パネル40の表
裏面が交互に密着するように、該配向ローラ36毎に懸
架向きを変えて搬送されており、その状態で該液晶表示
パネル40の電極間に電圧を印加しながら電界と曲げ変
形による剪断応力とを加えることにより前記強誘電性液
晶材料の配向を行うというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に示した特開平5−289080号公報の配向処理方法
では、上述したように、液晶表示パネルに形成された透
明電極パターンに電界を印加しながら剪断応力を加えて
いるため、該透明電極パターンが形成されている部分と
形成されていない部分とで、印加される電界が異なって
しまい、そのため該透明電極パターンの形状によって、
十分な配向均一性が得られないというような問題が発生
していた。
【0008】また、透明電極をストライプ状にパターニ
ングして形成した2枚の可撓性電極基板間に、強誘電性
液晶材料を挟持した状態で曲げ変形による剪断応力を加
えているため、この際に前記透明電極パターンの断線や
抵抗値の上昇というような問題が発生していた。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、その目的とするところは、2
枚のセパレータシート間に強誘電性高分子液晶を挟持さ
せた状態で配向処理を行い、その後、強誘電性高分子液
晶層のみを電極基板間に挟持させるというような方法を
用いることにより、配向均一性及び生産性にすぐれ、し
かも非常に薄くて軽い強誘電性高分子液晶を用いた液晶
表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
置の製造方法は、透明電極を有する2枚の電極基板間
に、強誘電性高分子液晶を挟持してなる液晶表示装置の
製造方法において、2枚のセパレータシート間に前記強
誘電性高分子液晶を挾持し、その状態で配向処理を行う
工程と、前記2枚のセパレータシートを前記配向処理し
た強誘電性高分子液晶から剥離する工程と、前記2枚の
セパレータシートを剥離した強誘電性高分子液晶を前記
透明電極を有する2枚の電極基板間に挟持する工程と、
を有することを特徴としているので、そのことにより前
記目的が達成される。
【0011】また、このとき、前記セパレートシートの
表面には、導電膜が形成されていてもよい。
【0012】本発明によれば、2枚のセパレータシート
間に強誘電性高分子液晶を挟持し、その状態で電界や剪
断応力などを印加する配向処理を行うことにより、従来
の電極パターン付きの基板で挟持した状態で電界や剪断
応力などを印加する配向処理を行う方法に比べて、電極
パターンの有無や形状に拘わらず全面で均一な配向を得
ることが可能となる。
【0013】また、このときのセパレータシートの表面
(強誘電性高分子液晶に接する面)に形成する導電膜
は、特に透明である必要がないため、抵抗値が低く、ま
た展性に優れた金属膜を選定し、これをごく薄く形成す
れば良い。従って、この導電膜付きのセパレータシート
は、変形や屈曲によっても、導電膜の断線や抵抗値の上
昇といった不具合が発生しにくく、より強い配向剪断応
力を印加することが可能となる。
【0014】また、前記2枚のセパレータシート間に強
誘電性高分子液晶を挟持した状態で配向処理を行う際
に、温度制御を行うことにより、該強誘電性高分子液晶
に効果的に電界や剪断応力などを印加することが可能と
なる。
【0015】また、前記2枚のセパレータシート表面に
形成した導電膜上に、ごく薄い離型処理層を設けておく
ことにより、該2枚のセパレータシートを配向処理した
強誘電性高分子液晶層から剥離する際の剥離性を向上さ
せることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置の製
造方法を実施例によって詳細に説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、電極基板として
用いるプラスチックフィルム、プラスチックシート、ガ
ラス基板、偏光板、反射板一体型偏光板には、ハードコ
ート層やガスバリア層、アンダーコート層などが形成さ
れていてもかまわない。
【0017】〔実施例1〕図1は、本実施例における強
誘電性高分子液晶が2枚のセパレータシートで挾持され
た状態6を示す断面模式図であり、図3は、本実施例に
より完成した液晶表示パネル10の断面模式図である。
図中において、1、1´はポリカーボネートフィルム、
2、2´は導電膜、3は強誘電性高分子液晶、4、4´
は前記ポリカーボネートフィルム1、1´と前記導電膜
2、2´とからなるセパレータシートを示しており、
7、7´はポリエーテルスルホンフィルム、8、8´は
透明電極、13は紫外線硬化型シール材、9、9´は前
記ポリエーテルスルホンフィルム7、7´と前記透明電
極8、8´とからなる液晶表示パネル基板を示してい
る。
【0018】本実施例においては、厚さ0.1mmの2
枚のポリカーボネートフィルム1、1´の片面に、それ
ぞれ導電膜2、2´としてマグネトロンスパッタ方式で
モリブデン(Mo)膜を形成して、2枚のセパレータシ
ート4、4´を作製した。
【0019】このとき、前記2枚のセパレータシート
4、4´の表面に形成した導電膜2、2´上に、ごく薄
い離型処理層として、シリコーン系剥離層をオフセット
印刷後加熱することにより作製した。
【0020】次に、強誘電性高分子液晶材料3を溶媒で
溶解して流動性を高めたものを、前記一方のセパレータ
シート4の導電膜2上に、マイクログラビア法により塗
布した。
【0021】この場合の強誘電性液晶材料3としては、
例えば一種または二種以上の強誘電性高分子液晶材料、
一種または二種以上の強誘電性高分子液晶材料と一種ま
たは二種以上の強誘電性低分子液晶材料からなる強誘電
性高分子液晶材料、一種または二種以上の強誘電性低分
子液晶材料と一種または二種以上の他の高分子液晶材料
からなる強誘電性高分子液晶材料などを用いることがで
きる。すなわち、本実施例に用いる強誘電性高分子液晶
材料は、ポリマー分子自体が強誘電性の液晶特性を示す
強誘電性高分子液晶材料だけではなく、すべての強誘電
性を示す高分子液晶材料を用いることが可能であり、例
えばアクリレイト主鎖系液晶ポリマー、メタクリレイト
主鎖系液晶ポリマー、クロロアクリレイト主鎖系液晶ポ
リマー、オキシラン主鎖系液晶ポリマー、シロキサン主
鎖系液晶ポリマー、シロキサン−オレフィン主鎖系液晶
ポリマー、エステル主鎖系液晶ポリマーなどを挙げるこ
とができる。このような強誘電性高分子液晶材料の中で
も、カイラルスメクチックC相をとる側鎖型強誘電性高
分子液晶材料を用いることが好ましい。また、このとき
の強誘電性高分子液晶材料中には、必要に応じて接着剤
や減粘剤、非液晶カイラル化合物、色素などを含ませて
もかまわない。
【0022】その後、前記強誘電性高分子液晶材料3中
の溶媒を蒸発させた後、もう一方のセパレータシート4
´を、該セパレータシート4´の導電膜2´側が該強誘
電性高分子液晶3の表面に接するようにして貼り付け
た。
【0023】このようにして得られた強誘電性高分子液
晶3を2枚のセパレータシート4、4´で挟持した状態
のもの6に、電界及び力学的配向法を加え、2枚のセパ
レータシート4、4´に挟持された強誘電性高分子液晶
層3に配向処理を施した。
【0024】このときの具体的な配向処理方法は、図2
に示すように、強誘電性高分子液晶3を2枚のセパレー
タシート4、4´で挟持した状態のもの6を、2枚の搬
送及び電圧印加用ベルト12、12´の間に挟み込み、
該搬送及び電圧印加用ベルト12、12´とともに、複
数個設置された配向ローラ11の表面側に、該強誘電性
高分子液晶3を2枚のセパレータシート4、4´で挟持
した状態のもの6の表裏面が交互に密着するように、該
配向ローラ11毎に懸架向きを変えて搬送し、その搬送
の状態で、該強誘電性高分子液晶3を2枚のセパレータ
シート4、4´で挟持した状態のもの6に電圧を印加し
ながら、電界と曲げ変形による剪断応力とを加えること
により該強誘電性液晶材料3の配向処理を行った。
【0025】本実施例では前記配向処理を行う際、液晶
層へ効果的に剪断応力が印加できる様に、液晶層の粘度
を配向ローラーの温度を制御することによって調整し
た。
【0026】一方、厚さ0.1mmの2枚のポリエーテ
ルスルホンフィルム7、7´の片面に、それぞれ透明電
極8、8´としてフォトリソ法を用いてITO(Ind
ium Tin Oxide)膜を形成して、2枚の液
晶表示パネル基板9、9´を作製した。
【0027】次に、前記配向処理を施した強誘電性高分
子液晶3を2枚のセパレータシート4、4´で挟持した
状態のもの6から、該セパレータシート4、4´を剥離
し、図3に示すように、剥離後露出された該強誘電性高
分子液晶3の両面に、それぞれ前記液晶表示パネル基板
9、9´を前記透明電極8、8´が対向するようにして
貼り付けることで、液晶表示パネル10を作製した。
【0028】尚、このときの液晶表示パネル基板9、9
´の強誘電性高分子液晶3への貼り付け時においては、
該液晶表示パネル基板9、9´の一方の基板外周部分
に、シール材13として硬化後も柔軟性を有するような
紫外線硬化型の樹脂を塗布し、貼り付け後に紫外線を照
射することにより該シール材13を硬化させた。
【0029】この後、前記液晶表示パネル10の表示面
側に偏光板を貼り付け、裏面側に反射板一体型偏光板を
貼り付けることにより、本実施例における液晶表示装置
を作製した。
【0030】本発明では、光源を有する透過型の液晶表
示装置であってもかまわないが、非常に薄くて軽いとい
う特徴を生かすためには、本実施例で説明したような反
射型の液晶表示装置の方が好ましい。
【0031】〔実施例2〕図4は、本実施例により完成
した液晶表示パネル16の断面模式図であり、図中にお
いて、3は強誘電性高分子液晶、7はポリエーテルスル
ホンフィルム、8、8´は透明電極、9は前記ポリエー
テルスルホンフィルム7と前記透明電極8とからなる液
晶表示パネル基板、14は液晶表示パネル用ガラス基
板、15は前記液晶表示パネル用ガラス基板14と前記
透明電極8´とからなる液晶表示パネル基板を示してい
る。
【0032】本実施例においては、強誘電性高分子液晶
3の配向処理後、図4に示すように、厚さ0.1mmの
ポリエ−テルスルホンフィルム7の片面に透明電極8と
してフォトリソ法を用いてITO膜を形成した液晶表示
パネル基板9と、厚さ0.7mmの液晶表示パネル用ガ
ラス基板14の片面に透明電極8としてフォトリソ法を
用いてITO膜を形成した液晶表示パネル基板15とを
組み合わせた以外は、実施例1と同様の手法により液晶
表示装置を作製した。
【0033】〔参考例〕図5は、本参考例における強誘
電性高分子液晶がセパレータシートと液晶表示パネルと
で挾持された状態17を示す断面模式図であり、図中に
おいて、1はポリカーボネートフィルム、2は導電膜、
3は強誘電性高分子液晶、4は前記ポリカーボネートフ
ィルム1と前記導電膜2とからなるセパレータシートを
示しており、7´はポリエーテルスルホンフィルム、8
´は透明電極、9´は前記ポリエーテルスルホンフィル
ム7´と前記透明電極8´とからなる液晶表示パネル基
板を示している。
【0034】本参考例においては、厚さ0.1mmのポ
リエーテルスルホンフィルム7´の片面に、透明電極8
´としてITO膜をフォトリソ法を用いてストライプ状
に形成し、液晶表示パネル基板9´を作製した。
【0035】また、厚さ0.1mmのポリカーボネート
フィルム1の片面に、導電膜2としてマグネトロンスパ
ッタ方式でモリブデン(Mo)膜を形成して、セパレー
タシート4を作製した。
【0036】次に、強誘電性高分子液晶材料3を溶媒で
溶解して流動性を高めたものを、前記液晶表示パネル基
板9´の透明電極8´上に、マイクログラビア法により
塗布した。
【0037】その後、前記強誘電性高分子液晶材料3中
の溶媒を蒸発させた後、前記セパレータシート4の導電
膜2側が該強誘電性高分子液晶3の表面に接するように
して貼り付けた。
【0038】このようにして得られた強誘電性高分子液
晶3を液晶表示パネル基板9´とセパレータシート4と
で挟持した状態もの17に、電界及び力学的配向法を加
え、該液晶表示パネル基板9´とセパレータシート4と
で挟持された強誘電性高分子液晶層3に配向処理を施し
た。
【0039】このときの具体的な配向処理方法は、前記
液晶表示パネル基板9´上に形成された透明電極7´の
パターン方向に対して、平行な方向に力学的配向(剪断
応力)を印加するということ以外は、実施例1と同様の
手法を用いて行った。
【0040】一方、厚さ0.1mmのポリエーテルスル
ホンフィルム7の片面に、透明電極8としてITO膜を
フォトリソ法を用いて形成して、実施例1と同様の液晶
表示パネル基板9を作製した。
【0041】次に、前記配向処理を施した強誘電性高分
子液晶3を液晶表示パネル基板9´とセパレータシート
4とで挟持した状態のもの17から、該セパレータシー
ト4のみを剥離し、図3に示すように、剥離後露出され
た該強誘電性高分子液晶3の表面に、前記液晶表示パネ
ル基板9を前記透明電極8が前記液晶表示パネル基板9
´の透明電極8´と対向するようにして、実施例1と同
様の手法により貼り付けることで、液晶表示パネル10
を作製した。
【0042】この後、前記液晶表示パネル10の表示面
側に偏光板を貼り付け、裏面側に反射板一体型偏光板を
貼り付けることにより、本参考例における液晶表示装置
を作製した。
【0043】
【発明の効果】本発明では、表面に導電膜が形成された
2枚のセパレータシート間に強誘電性高分子液晶を挟持
し、その状態で配向処理を行った後、強誘電性高分子液
晶層のみを正規の電極基板に挟持させるという方法を用
いているため、配向処理の際に液晶表示パネル全面に均
一な電界を印加することができ、従来のように直接透明
電極パターンに電界を印加させながら強誘電性高分子液
晶層に剪断応力を加える方法と比べて、該透明電極パタ
ーンの有無や形状などの要因により印加される電界が異
なるといった問題が発生せず、液晶表示パネル全面で良
好な配向均一性が得られるという効果がある。
【0044】また、液晶層に剪断応力を印加する際に、
従来の方法では液晶表示パネル基板を変形させる必要が
あり、透明電極パターンの断線または抵抗値の上昇とい
った問題があったが、本発明では、2枚の耐屈曲性に優
れかつ低抵抗の導電膜付きのセパレータシート間に強誘
電性高分子液晶を挟持した状態で、配向処理を行ってい
るため、上述したような電極パターンの断線や抵抗値の
上昇といった問題が発生することがない。従って、従来
よりもさらに強い剪断応力を印加することができ、この
結果、変形に対しても強い配向規制力を有する液晶表示
パネルを得ることができる。
【0045】さらに、セパレータシート表面(強誘電性
高分子液晶に接する面)に形成された導電膜は透明であ
る必要がないため、抵抗値が低く、また展性に優れた金
属膜を選定し、これをごく薄く形成すれば良いため、導
電膜付きのセパレータシートは変形や屈曲によっても導
電膜の断線あるいは抵抗値の上昇などによる不具合が発
生しにくく、より強い配向剪断応力を強誘電性高分子液
晶に印加することが可能となる。
【0046】また、本発明で用いた導電膜付きのセパレ
ータシートは繰り返しの使用が可能であるため、低コス
トで運用でき、液晶表示パネルの透明電極パターン形状
に拘わらず常に均一な配向処理を行うことができ、ガラ
スなど変形による剪断応力の印加が困難な基板材料にも
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における強誘電性高分子液晶が
2枚のセパレータシートで挟持された状態を示す断面模
式図である。
【図2】本発明の実施例における配向処理方法を示す断
面模式図である。
【図3】本発明の実施例により作製した液晶表示パネル
の断面模式図である。
【図4】本発明の実施例により作製した液晶表示パネル
の断面模式図である。
【図5】本発明の参考例における強誘電性高分子液晶が
液晶表示パネル基板とセパレータシートとで挟持された
状態を示す断面模式図である。
【図6】従来の強誘電性の液晶材料を用いた液晶表示装
置の製造方法における一般的な配向処理方法を示した断
面模式図である。
【符号の説明】
1 ポリカーボネートフィルム 1´ ポリカーボネートフィルム 2 導電膜 2´ 導電膜 3 強誘電性高分子液晶 4 セパレータシート 4´ セパレータシート 6 強誘電性高分子液晶を2枚のセパレータシートで
挟持したもの 7 ポリエーテルスルホンフィルム 7′ ポリエーテルスルホンフィルム 8 透明電極 8′ 透明電極 9 液晶表示パネル基板 9´ 液晶表示パネル基板 10 液晶表示パネル 11 配向ローラー 12 搬送及び電界印加ベルト 12´ 搬送及び電界印加ベルト 13 シール材 14 液晶表示パネル用ガラス基板 15 液晶表示パネル基板 16 液晶表示パネル 17 強誘電性高分子液晶を液晶表示パネル基板とセ
パレータシートとで挟持したもの 32 正電界印加部 32a 電極付正電圧印加用上部ベルト 32b ガイドローラ 32c ガイドローラ 32d 正電圧印加ローラ 34 負電界印加部 34a 電極付負電圧印加用下部ベルト 34b ガイドローラ 34c ガイドローラ 34d 負電圧印加ローラ 36 配向ローラ 40 液晶表示パネル E 電圧源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極を有する2枚の電極基板間に、
    強誘電性高分子液晶を挟持してなる液晶表示装置の製造
    方法において、 2枚のセパレータシート間に前記強誘電性高分子液晶を
    挾持し、その状態で配向処理を行う工程と、 前記2枚のセパレータシートを前記配向処理した強誘電
    性高分子液晶から剥離する工程と、 前記2枚のセパレータシートを剥離した強誘電性高分子
    液晶を前記透明電極を有する2枚の電極基板間に挟持す
    る工程と、を有することを特徴とする液晶表示装置の製
    造方法。
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