JP3247749B2 - 長大スパンのトラス梁の構築方法 - Google Patents

長大スパンのトラス梁の構築方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部構造体等による上
部の荷重を支持するための長大スパンのトラス梁を構築
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、高層部を支持するためのメガス
トラクチャーを構成するトラス梁のように、高層部(上
部構造体)等による上部の大きな荷重を支持するための
長大スパンのトラス梁は、スパンは勿論、梁成も大き
く、重量は極めて大きい。そのため、このような上部の
大荷重を支持する長大スパンのトラス梁を構築するにあ
たっては、トラス梁を幾つかのピースに分割して現地に
搬入し、トラス梁架設位置の下方の床面に立設した仮設
ステージにピース毎に吊り上げ、仮設ステージでそれら
の重量を支持した状態で、各継手部の現場溶接を行って
一体化するのが普通である。具体的には、先ず、上弦
材、下弦材、斜材、縦材の継手部におけるエレクション
ピースの高力ボルトを仮締めして、建方の調整を行な
い、前記高力ボルトを本締めした後、全ての継手部を最
終的に溶接して、上部構造体等の荷重に耐え得る状態に
接合し、しかる後、仮設ステージを撤去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例では、長
大スパンのトラス梁における全ての継手部を最終的に現
場溶接して、上部構造体等の荷重に耐え得る状態となる
まで、仮設ステージで支持しているため、仮設ステージ
が長期間にわたって存置されることになり、このことが
トラス梁下方の低層部の施工工期に大きく影響を与え、
しかも、仮設ステージのリース料が膨大なものとなり、
工期、コストの両面で問題があった。本発明は、上記の
点に留意してなされたものであって、その目的とすると
ころは、早期に仮設ステージを撤去できて、大幅な工期
短縮とコストダウンが可能となる長大スパンのトラス梁
の構築方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、第1発明による長大スパンのトラス梁の構築方法
は、トラス梁架設位置の下方の床面に立設した仮設ステ
ージで重量を支持した状態で、上弦材および下弦材の継
手部におけるエレクションピースの高力ボルトの本締め
と、縦材および斜材の継手部におけるエレクションピー
スの高力ボルトの本締めと、これら全ての高力ボルトの
本締め後になされる上弦材および下弦材の継手部の現場
溶接とを行い、前記仮設ステージを撤去した後、縦材お
よび斜材の継手部の現場溶接を行うことを特徴としてい
る。第2発明による長大スパンのトラス梁の構築方法
は、トラス梁架設位置の下方の床面に立設した仮設ステ
ージで重量を支持した状態で、上弦材および下弦材の継
手部におけるエレクションピースの高力ボルトの本締め
と、縦材および斜材の継手部におけるエレクションピー
スの高力ボルトの本締めと、これら全ての高力ボルトの
本締め後になされる下弦材の継手部の現場溶接を行
い、且つ、柱頂部から仮設の吊り斜材を設けて、当該吊
り斜材で前記下弦材を支持し、前記仮設ステージを撤去
した後、上弦材の継手部の現場溶接、縦材および斜材の
継手部の現場溶接を行うことを特徴としている。
【0005】
【作用】第1発明の構成によれば、縦材および斜材の継
手部については、最終的な溶接を行う前に、つまり、エ
レクションピースの高力ボルトを本締めした時点で、仮
設ステージを撤去するため、縦材および斜材の継手部の
現場溶接に必要な日数だけ早期に仮設ステージが撤去さ
れることになる。第2発明の構成によれば、下弦材の現
場溶接が完了し且つ仮設の吊り斜材で前記下弦材を支持
した時点で、仮設ステージを撤去しており、縦材および
斜材の継手部だけでなく、上弦材の継手部についても、
最終的な溶接を行う前に、つまり、エレクションピース
の高力ボルトを本締めした時点で、仮設ステージを撤去
するため、より早期に仮設ステージが撤去されることに
なる。
【0006】
【実施例】先ず、第1発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、Aはメガストラクチャーを構成
する長大スパンのトラス梁であり、高層部Bの荷重を支
持している。Cはメガストラクチャーを構成する柱を示
す。
【0007】トラス梁Aは、図2に示すように、柱C,
C間にわたる上弦材1および下弦材2と、それらの間に
設けられた多数の縦材3および斜材4によって構成され
ている。図2において、5は柱Cの側面に突設したブラ
ケットであり、下弦材2の端部を支持し、補強してい
る。aは縦材3の継手部、bは斜材4の継手部を示し、
これらの継手部a,bは、図3〜図5に示すように、エ
レクションピース6の両側を接合用プレレート7で挟持
した状態で、それらを貫通する複数の高力ボルト8で締
付け連結し、さらに、最終的には、現場溶接Wを行って
一体化するように構成されている。
【0008】尚、均一な太さの縦材3の継手部cは、斜
材4の継手部bと同じ構造となっているため、図示説明
を省略する。図2に示すdは上弦材1の端部の継手部、
eは下弦材2の端部の継手部である。これらの継手部
d,eは、前記継手部a,bと実質的に同じ構造であ
り、エレクションピース6の両側を接合用プレレート7
で挟持した状態で、それらを貫通する複数の高力ボルト
8で締付け連結し、最終的には、現場溶接Wを行って一
体化するように構成されている。図示しないが、上弦材
1および下弦材2のスパン中央側の継手部も同じ構造で
ある。
【0009】次に、上記のトラス梁Aの構築方法を図6
に基づいて説明する。先ず、図6の(イ)に示すよう
に、トラス梁架設位置(仮想線で示す)の下方の床面9
に、トラス梁架設位置までの高さをもつ仮設ステージD
を立設する。一方、トラス梁Aは、複数のピースに分割
して現地に搬入し、タワークレーン等を使用してピース
毎に仮設ステージDに吊り上げる。
【0010】そして、仮設ステージDで重量を支持した
状態で、上弦材1および下弦材2の継手部におけるエレ
クションピース6の高力ボルト8、縦材3および斜材4
の継手部におけるエレクションピース6の高力ボルト8
を夫々仮締めし、建方の調整を行った後、全ての高力ボ
ルト8を本締めし、しかる後、上弦材1および下弦材2
の継手部だけを現場溶接Wするのである。スパン方向に
3分割、上下方向に2分割された計6個のピースを用い
る場合を例にとって、つまり、前記トラス梁A(柱C,
C間にわたって位置する上弦材1および下弦材2と、そ
れらの間に設けられた多数の縦材3および斜材4によっ
て構成されている。)を、縦材3の長手方向中間部と斜
材4の長手方向中間部に継 手部が存在するように、上下
方向において2分割して、上弦材側ピースと下弦側ピー
スとし、それらを更に、上弦材1のスパン中央側2ヶ所
と下弦材2のスパン中央側2ヶ所に継手部が存在するよ
うに、スパン方向において3分割して、3個の上弦材側
ピースと3個の下弦側ピースとした場合を例にとって
体的に説明すると、例えば、先ず、3個の下弦材側ピー
スを仮設ステージDにピース毎に吊り込み、仮設ステー
ジDでそれらの重量を支持した状態で、下弦材2の継手
部におけるエレクションピース6の高力ボルト8を仮締
めすることにより、下弦材側ピースの仮組み(下弦材側
ピース同士のボルト連結、両側の下弦材側ピースと柱の
ボルト連結)を行う。次に、3個の上弦材側ピースを
ース毎にタワークレーンで吊り込む。そして、タワーク
レーンで吊られた状態で、縦材3および斜材4の継手部
におけるエレクションピース6の高力ボルト8の仮締
め、上弦材1の継手部におけるエレクションピース6の
高力ボルト8の仮締めを行い、上弦材側ピースの仮組み
(上弦材側ピースと下弦材側ピースのボルト連結、上弦
材側ピース同士のボルト連結、両側の上弦材側ピースと
柱のボルト連結)を行う。或いは、一端部の下弦材側ピ
ースを仮設ステージDに吊り込み、仮設ステージDでそ
の重量を支持した状態で、下弦材2と柱との継手部にお
けるエレクションピース6の高力ボルト8を仮締めする
ことにより、一端部の下弦材側ピースの仮組み(柱との
ボルト連結)を行い、次に、その上に一端部の上弦材側
ピースをタワークレーンで吊り込み、タワークレーンで
吊られた状態で、縦材3および斜材4の継手部における
エレクションピース6の高力ボルト8の仮締め、上弦材
と柱との継手部におけるエレクションピース6の高力
ボルト8の仮締めを行い、一端部の上弦材側ピースの仮
組み(上弦材側ピースと下弦材側ピースのボルト連結、
上弦材側ピースと柱のボルト連結)を行い、次に、スパ
ン中央部の下弦材側ピースを仮設ステージに吊り込ん
で、同様な仮組み(下弦材側ピース同士のボルト連結)
を行った後、それに対応するスパン中央部の上弦側ピー
スを吊り込んで、同様な仮組み(上弦材側ピースと下弦
材側ピースのボルト連結、上弦材側ピース同士のボルト
連結)を行ない、しかる後、他端部の下弦材側ピース、
他端部の上弦材側ピースの順に吊り込んで、同様な仮組
み(下弦材側ピース同士のボルト連結、下弦材側ピース
と柱のボルト連結、上弦材側ピースと下弦材側ピースの
ボルト連結、上弦材側ピース同士のボルト連結、上弦材
側ピースと柱のボルト連結)を行う。何れにしても、仮
締め完了により、上弦材側ピースは、タワークレーンと
縁が切れる(無関係になる)が、この状態では、上弦材
側ピースは下弦材側ピースで支えられ、下弦材側ピース
は仮設ステージDで支えられているから、上弦材側ピー
スの重量は下弦材側ピースを介して仮設ステージDで支
持されていることになる して、建方の調整を行った
後、全ての高力ボルト8を本締めし、しかる後、上弦材
1および下弦材2の継手部だけを溶接するのである。
【0011】この状態においては、トラス梁Aは、全て
の継手部の最終的な溶接が済んでいないので、予め設計
されている上部からの荷重(高層部Bの荷重)にまで耐
えることができないことは当然であるが、最も力のかか
る上弦材1および下弦材2については最終的な溶接まで
完了しているので、縦材3および斜材4の継手部におけ
るエレクションピース6や高力ボルト8の数を適当に設
定することにより、トラス梁A自体の重量には十分に耐
えることができる。
【0012】従って、第1発明では、上弦材1および下
弦材2の継手部の現場溶接Wと、縦材3および斜材4の
継手部におけるエレクションピース6の高力ボルト8の
本締めが完了した時点で、図6の(ロ)に示すように、
全ての仮設ステージDを撤去し、トラス梁Aの下方の低
層部の躯体工事や仕上げ工事を進めるのである。同図の
Pは、縦材3および斜材4のエレクションピースによる
接続点を示している。
【0013】そして、仮設ステージDの撤去後、適当な
時点で、縦材3および斜材4の継手部についても最終的
な現場溶接Wを行ってトラス梁Aの構築を完了し、しか
る後、図6の(ハ)に示すように、トラス梁Aの上部に
高層部Bを構築して行くのである。
【0014】上記の構成によれば、縦材3および斜材4
の継手部については、最終的な溶接を行う前に、つま
り、エレクションピース6の高力ボルト8を本締めした
時点で、仮設ステージDを撤去するため、縦材3および
斜材4の継手部の現場溶接に必要な日数だけ早期に仮設
ステージDが撤去されることになり、工期の短縮とコス
トダウンが可能である。因みに、上弦材1の溶接個所が
3個所、下弦材2が3個所、縦材3が6個所、斜材4が
8個所で、全個所の最終的な溶接完了まで約40日かか
るトラス梁をモデルにして考えると、上記の方法によれ
ば、仮設ステージDの存置期間は約20日となり、大幅
な工期短縮とコストダウンが可能である。
【0015】次に、第2発明の実施例を図7以降の図面
に基づいて説明する。図7〜図9において、10は柱Cの
頂部から下弦材2にわたって設けた仮設の吊り斜材であ
る。この吊り斜材10は、下弦材2にかかる上弦材1、縦
材3、斜材4の重量をその張力で支持すると共に、下弦
材2の撓みを抑制するためのものである。トラス梁Aの
その他の構成は、図1〜図5で説明した構成と同じであ
るため、図示説明を省略する。
【0016】トラス梁Aを構築するにあたっては、図1
0の(イ)に示すように、トラス梁架設位置(仮想線で
示す)の下方の床面9に仮設ステージDを立設し、図1
0の(ロ)に示すように、仮設ステージDで重量を支持
した状態で、上弦材1および下弦材2の継手部における
エレクションピースの高力ボルト、縦材3および斜材4
の継手部におけるエレクションピースの高力ボルトを夫
々仮締めし、建方の調整を行った後、全ての高力ボルト
を本締めし、しかる後、下弦材2の継手部の現場溶接W
を行い、且つ、柱C,Cの頂部から仮設の吊り斜材10,
10を設けて、当該吊り斜材10,10で前記下弦材2を支持
する。この時点では、上弦材1の継手部、縦材3の継手
部、斜材4の継手部は、いずれも、エレクションピース
6の高力ボルト8の本締めまで完了しているが、現場溶
接による最終的な接続はなされていない。
【0017】この状態で、前記仮設ステージDを撤去
し、トラス梁Aの下方の低層部の躯体工事や仕上げ工事
を進めるのである。そして、仮設ステージD撤去後の適
当な時期に、上弦材1の継手部の現場溶接W、縦材3お
よび縦材4の継手部の現場溶接Wを行ってトラス梁Aの
構築を完了し、しかる後、図10の(ハ)に示すよう
に、トラス梁Aの上部に高層部Bを構築して行くのであ
る。
【0018】上記の構成によれば、下弦材2の現場溶接
が完了し、吊り斜材10を設置した時点で、仮設ステージ
Dを撤去しており、縦材3および斜材4の継手部だけで
なく、上弦材1の継手部についても、最終的な溶接を行
う前に、つまり、エレクションピースの高力ボルトを本
締めした時点で、仮設ステージを撤去するため、第1発
明の場合よりも一層、早期に仮設ステージDを撤去でき
ることになる。
【0019】尚、トラス梁Aは、第1発明の実施例と同
じように、複数のピースに分割して現地に搬入され、タ
ワークレーン等を使用してピース毎に仮設ステージDに
吊り上げられる。また、上弦材1、下弦材2、縦材3、
斜材4の継手部の構造は、第1発明の実施例と同じであ
る。吊り斜材10による下弦材2の支持形態は、図7〜図
10に示した実施例の他、種々の変更が可能である。例
えば、図11に示すように、下弦材2のスパン中央近傍
を吊り斜材10で支持するようにしてもよく、図12に示
すように、下弦材2の下方にスペーサー11を介在させた
状態で、吊り斜材10で支持するようにしてもよい。殊
に、後者によれば、吊り斜材10の角度が急になるため、
トラス梁Aのスパン中央での撓み抑制がより効果的に行
われることになる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記の構成よりなり、仮設ス
テージを早期に撤去できるので、大幅な工期短縮とコス
トダウンが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】高層部を支持するための長大スパンのトラス梁
を含む建物の軸組図である。
【図2】トラス梁の要部の概略側面図である。
【図3】縦材の継手部の側面図である。
【図4】斜材の継手部の断面図である。
【図5】斜材の継手部の側面図である。
【図6】第1発明による長大スパンのトラス梁の構築方
法の説明図である。
【図7】トラス梁の要部の概略側面図である。
【図8】トラス梁の要部の平面図である。
【図9】トラス梁の要部の斜視図である。
【図10】第2発明による長大スパンのトラス梁の構築
方法の説明図である。
【図11】第2発明の他の実施例の説明図である。
【図12】第2発明の他の実施例の説明図である。 [図面の簡単な説明] A…トラス梁、C…柱、D…仮設ステージ、1…上弦
材、2…下弦材、3…縦材、4…斜材、6…エレクショ
ンピース、8…高力ボルト、10…吊り斜材。
フロントページの続き (72)発明者 山本 裕行 大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 深沢 和夫 大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 山岡 隆夫 大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/14 E04B 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の荷重を支持するための長大スパン
    のトラス梁を構築する方法であって、トラス梁架設位置
    の下方の床面に立設した仮設ステージで重量を支持した
    状態で、上弦材および下弦材の継手部におけるエレクシ
    ョンピースの高力ボルトの本締めと、縦材および斜材の
    継手部におけるエレクションピースの高力ボルトの本締
    めと、これら全ての高力ボルトの本締め後になされる上
    弦材および下弦材の継手部の現場溶接とを行い、前記仮
    設ステージを撤去した後、縦材および斜材の継手部の現
    場溶接を行うことを特徴とする長大スパンのトラス梁の
    構築方法。
  2. 【請求項2】 上部の荷重を支持するための長大スパン
    のトラス梁を構築する方法であって、トラス梁架設位置
    の下方の床面に立設した仮設ステージで重量を支持した
    状態で、上弦材および下弦材の継手部におけるエレクシ
    ョンピースの高力ボルトの本締めと、縦材および斜材の
    継手部におけるエレクションピースの高力ボルトの本締
    めと、これら全ての高力ボルトの本締め後になされる下
    弦材の継手部の現場溶接を行い、且つ、柱頂部から仮
    設の吊り斜材を設けて、当該吊り斜材で前記下弦材を支
    し、前記仮設ステージを撤去した後、上弦材の継手部
    の現場溶接、縦材および斜材の継手部の現場溶接を行う
    ことを特徴とする長大スパンのトラス梁の構築方法。
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