JP6951079B2 - 建物構造 - Google Patents

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本発明は、トラス梁が並設された建物構造に関する。
例えば、下記特許文献1に示すように、上弦材と、下弦材と、上弦材と下弦材との間に梁延在方向に並ぶ複数の三角形を形成する並びで備えられた複数の斜材とで構成される複数のトラス梁が並設され、並設されたトラス梁の下弦材どうしの間に床スラブが支持されている建物構造が知られている(下記特許文献1の段落[0010]等参照)。
このような建物構造では、トラス梁の内部空間に居室等の床を有する空間を形成することができ、トラス梁の内部空間を利用して建物の床面積を効率良く確保することができる。
特開2016−108816号公報
ところで、このような建物構造では、トラス梁の内部空間へのエレベーターや階段等の縦動線の設置位置等の要因に原因して、並設される複数のトラス梁の斜材の並びパターンを相互に異ならせる必要が生じる場合がある。
しかしながら、このように、並設される複数のトラス梁の斜材の並びパターンを相互に異ならせると、並設される複数のトラス梁の斜材の位置がトラス梁の並設方向で揃わずにバラバラになる。そのため、トラス梁の内部の床を有する空間の統一感が低下するとともに、例えば、トラス梁の内部の床を有する空間にトラス梁の並設方向に沿って延びる通路を形成する場合に何れかのトラス梁の斜材が邪魔になるなど、トラス梁の内部の床を有する空間が利用し難いものとなる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、並設される複数のトラス梁の斜材の並びパターンを相互に異ならせる必要がある場合でも、トラス梁の梁延在方向において斜材の並びパターンが相互に異なる範囲を小さくすることができる建物構造を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、上弦材と、下弦材と、上弦材と下弦材との間に梁延在方向に並ぶ複数の三角形を形成する並びで備えられた複数の斜材とで構成される複数のトラス梁が並設され、前記トラス梁が複数の柱構造体に架設されている建物構造であって、
前記トラス梁の内部に床を有する空間を形成可能な状態で前記トラス梁の前記下弦材どうしの間に支持された床スラブを備え、
前記床スラブは、前記トラス梁の梁延在方向において前記トラス梁が存在する範囲の一部である床スラブ構築範囲に構築され、
複数の前記トラス梁として、前記斜材の並びパターンが異なる第1トラス梁と第2トラス梁が備えられ、
前記第2トラス梁には、前記斜材の並びパターンが前記第1トラス梁と異なる切替前並び部分と、前記斜材の並びパターンが前記第1トラス梁と同じ切替後並び部分とがあり、
前記第2トラス梁における前記切替前並び部分と前記切替後並び部分との間に位置する途中箇所に、前記斜材の並びパターンを切り替える斜材切替部が備えられ、
前記斜材切替部が、前記切替前並び部分と前記切替後並び部分との間に設けられた剛体部にて構成され、
前記剛体部は、前記切替前並び部分及び前記切替後並び部分より高い剛性を有し、
前記剛体部及び前記切替前並び部分は、前記トラス梁の梁延在方向において前記床スラブ構築範囲のみに備えられ、
前記切替後並び部分は、前記床スラブ構築範囲及び前記床スラブ構築範囲以外に備えられている点にある。
本構成によれば、斜材切替部により第2トラス梁の梁延在方向の途中箇所以降の斜材の並びパターンを第1トラス梁に揃えることで、第2トラス梁における第1トラス梁とは斜材の並びパターンが異なる部分を、第2トラス梁における梁延在方向の途中箇所以前の範囲に絞ることができる。
したがって、並設される複数のトラス梁の斜材の並びパターンを相互に異ならせる必要がある場合でも、トラス梁の梁延在方向において斜材の並びパターンが相互に異なる範囲を小さくすることができ、例えば、トラス梁の内部の床を有する空間の統一感の低下や利用し易さの低下等を抑制することが可能となる。
また、本構成によれば、斜材切替部を構成する剛体部により、第2トラス梁における切替前の斜材の並び部分と切替後の斜材の並び部分との間での応力の伝達を適切に行わせることができ、第2トラス梁の全体におけるトラス構造としての利点を維持することができる。
本発明は、前記剛体部が、前記第2トラス梁の前記斜材を用いて構成されていると好適である。
本構成によれば、第2トラス梁の上弦材と下弦材とを連結する斜材を利用して剛体部を効率的に構成することができる。
本発明は、前記剛体部が、前記第2トラス梁における切替前の並びパターンで構成される前記斜材と、切替後の並びパターンで構成される前記斜材とを交差させて構成されていると好適である。
本構成によれば、交差する一対の斜材により剛体部の適切な剛性を効率的に実現することができる。しかも、剛体部を構成する一対の斜材は、切替前の並びパターンで構成される斜材と、切替後の並びパターンで構成される斜材であるので、更に別の並びパターンで斜材を設置する場合に比べて斜材の並びパターンを少なくすることができ、しかも、一対の斜材を交差させるという簡易な手法をとるだけでよく、第2トラス梁の製作作業の作業性を向上させることができる。
(a)建物構造における第1トラス梁の設置位置の軸組図、(b)建物構造における第2トラス梁の設置位置の軸組図 建物構造の梁伏図
本発明に係る建物構造の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)、図1(b)は、本発明に係る建物構造の軸組の状態を模式的に表した図である。図2は、同建物構造におけるトラス梁2の下弦材2bの設置高さの梁組の状態を模式的に表した梁伏図である。なお、図2では、便宜上、床スラブSの構築部位をグレーで表示している。また、図2では、トラス梁2の下弦材2bにおける斜材2dの接続箇所に実線の丸形状を付している。
この建物構造は、図1(a)、図1(b)に示すように、複数の柱構造1にトラス梁2が架設された鉄骨造のトラス梁架構Kと、トラス梁2の内部に床を有する空間を形成可能な状態でトラス梁2に構築された鉄筋コンクリート造の床スラブSとを備えて構成され、トラス梁2の内部空間を利用して居室や通路等を形成可能に構成されている。
この建物構造では、前記柱構造1として、耐震要素となる第1柱構造1Aと、それよりも地震力への抵抗力が小さい第2柱構造1Bとが備えられている。
第1柱構造1Aは、建物幅方向Xの中央部に備えられ、第2柱構造1Bは建物幅方向Xの両端部に備えられている。そのため、トラス梁架構Kは、建物幅方向Xの中央位置を中心とする対称形の架構バランスの良い形状に構成されている。
第1柱構造1Aは、下端が固定端となる柱脚構造にて第1基礎5に支持され、第2柱構造1Bは、下端がピン端となる柱脚構造にて第2基礎6に支持されている。
耐震要素となる第1柱構造1Aは、面剛性の高い幅広なコア部として形成され、主として地震力に抵抗する耐震要素を構成している。この第1柱構造1Aは、例えば、建物幅方向Xで間隔を空けて並ぶ鉛直姿勢の複数の鋼材製等の柱材を、鋼材製等の梁及び鋼材製等のブレースにて剛に一体連結して構成されている。
また、第1柱構造1Aの建物幅方向Xの両側部の上端側と、トラス梁2の下弦材2bとを斜め姿勢で接続する左右一対の鋼材製等の方杖7が設けられている。これらの方杖7により、トラス梁2の支持スパンを縮めることができ、トラス梁2の部材を低減することができる。
第1柱構造1Aよりも地震力への抵抗力が小さい第2柱構造1Bは、上方側が方杖状に建物幅方向Xの中央側に張り出した形状に構成されている。この第2柱構造1Bは、例えば、鉛直姿勢の鋼材製等の柱材と、上方側ほど建物幅方向Xの中央側に位置する斜め姿勢の鋼材製等の柱材と、これらの柱材を連結する斜材や水平材等の鋼材製等の連結材等から構成されている。このように、第2柱構造1Bの上方側を建物幅方向Xの中央側に張り出すことで、トラス梁2の支持スパンを更に縮めることができ、トラス梁2の部材を更に低減することができる。また、第2柱構造1Bの下方側の幅を絞ることで、建物の内部空間を適切に確保するとともに、重心を1点に集中させて第2基礎6の形状の単純化や小型化を図ることができる。
図1、図2に示すように、床スラブSは、建物奥行き方向Yの全範囲で、且つ、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)の中央側に位置する一部の床スラブ構築範囲Aに構築されている。このように、床スラブSの構築範囲を絞ることで、耐震性に不利となるトラス梁2側の重量の増加を極力抑えることができる。
床スラブSの構築位置は、建物幅方向Xにおける床スラブSの中心が第1柱構造1Aの建物幅方向Xの中心の直上位置となるように設定されている。そのため、トラス梁架構Kと床スラブSからなる建物構造も、建物幅方向Xの中央位置を中心とする対称形の構造バランスの良い形状に構成されている。
前記トラス梁2は、図1(a)、図1(b)に示すように、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)の複数箇所に設けられた複数の柱構造1の上部に亘る状態で設けられ、複数の柱構造1に下方から支持されている。
各トラス梁2は、鋼材製等の上弦材2a、鋼材製等の下弦材2b、上弦材2aと下弦材2bとを連結する鋼材製等の連結材2c等から構成されている。複数の連結材2cとしては、トラス梁2の上弦材2aと下弦材2bとの間に、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)に沿って並ぶ複数の三角形を形成する並びで配置される複数の斜材2dと、その三角形を縦断する状態で配置される複数の束材2eとが備えられている。
トラス梁架構Kは、図1(b)に示すように、複数の柱構造1に架設された状態のトラス梁2を建物奥行き方向Yに沿って複数並設して構成されている。建物奥行き方向Yで隣接するトラス梁2の下弦材2bどうしの間には、鋼材製等の複数の梁3が建物幅方向Xで間隔を空けた状態で設けられ、この梁3により複数のトラス梁2が接続されている。そして、床スラブSの構築範囲Aでは、当該梁3の上に床スラブSが支持されている。なお、床スラブSが構築されていない部位には、鋼材製等のブレース4等が適宜に設けられている。
そして、この建物構造では、図1、図2に示すように、複数のトラス梁2として、斜材2dの並びパターンが異なる第1トラス梁2A(図1(a)参照)と第2トラス梁2B(図1(b)参照)が備えられているとともに、第2トラス梁2Bの梁延在方向Xの途中箇所にて斜材2dの並びパターンを切り替えて、その途中箇所以降の斜材2dの並びパターンを第1トラス梁2Aに揃える斜材切替部10が備えられている。ちなみに、図2中、上方側に位置する二本のトラス梁2が第1トラス梁2Aとなり、下方側に位置する一本のトラス梁2が第2トラス梁2Bとなっている。
以下、第1トラス梁2A、第2トラス梁2B、斜材切替部10の詳細について説明を加える。なお、本建物構造は、建物幅方向Xの中央位置を中心にして左右対称であるので、建物幅方向Xの中央位置よりも右側の部分のみを説明し、建物幅方向Xの中央位置よりも左側の部分の説明は省略する。
図2に示すように、例えば、複数のトラス梁2が並設される建物奥行き方向Yで一部の箇所にエレベーター11の昇降路等が構築されており、第2トラス梁2Bは、建物奥行き方向Yでエレベーター11の昇降路の構築位置等に対応して配置されている。第1トラス梁2Aは、並設される複数のトラス梁2のうち、第2トラス梁2B以外のトラス梁2となっている。
第1トラス梁2Aは、図1(a)に示すように、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)の全長に亘り、第1柱構造1側の端部t1(建物中央側端部t1)から第2柱構造1B側の端部t2(建物外側端部t2)に向かって、外方下がり傾斜の斜材2d、外方上がり傾斜の斜材2dが順番に並ぶ第1並びパターンP1にて斜材2dが備えられている。
図2に示すように、例えば、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)の第1柱構造1側(建物中央側)にエレベーター11が配置されているので、第2トラス梁2Bにおいて、エレベーター11に対応する位置には、エレベーター11のかご出入口を設置するための空間を確保する必要が生じる。よって、第1トラス梁2Aと同様に第1並びパターンP1にて複数の斜材2dを配置すると、エレベーター11に対応する位置に、外方下がり傾斜の斜材2d、外方上がり傾斜の斜材2dが順番に並ぶようになり、かご出入口を設置するための空間を確保できなくなる。
そこで、第2トラス梁2Bは、図1(b)に示すように、エレベーター11に対応する位置となる第1柱構造1側(建物中央側)において、第1柱構造1側の端部t1(建物中央側端部t1)から建物外側に向かって、第1並びパターンP1とは逆に、外方上がり傾斜の斜材2d、外方下がり傾斜の斜材2dが順番に並ぶ第2並びパターンP2にて斜材2dが備えられている。
そのため、エレベーター11に対応する位置に下方広がりの三角形状の空間を適切に確保して、エレベーター11のかご出入口を設置することができる。
この第2並びパターンP2にて斜材2dが備えられている部分は、切替前の斜材2dの並び部分N2(以下、切替前並び部分N2と略称する場合がある)に該当する。
第2トラス梁2Bにおける切替前並び部分N2の第2柱構造1B側(建物外方側)には、斜材切替部10を介して、第1トラス梁2Aと同一の第1並びパターンP1にて斜材2dが備えられている。
そのため、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)における第1、第2トラス梁2A、2B間での斜材2dの並びパターンが異なる部分の範囲を縮小することができ、トラス梁2の内部の床を有する空間の統一感の低下や利用し易さの低下等を抑制することができる。
しかも、斜材切替部10は、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)において、第1柱構造1Aに接近する側(建物中央側に接近する側)に配置されているので、第2並びパターンP2となる斜材2dの数を最小限に抑えて、建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)における第1、第2トラス梁2A、2B間での斜材2dの並びパターンが異なる部分の範囲を極力小さくしている。
この第1並びパターンP1にて斜材2dが備えられている部分は、切替後の斜材2dの並び部分N1(以下、切替後並び部分N1と略称する場合がある)に該当する。
前記斜材切替部10は、例えば、図1(b)に示すように、第2トラス梁2Bの切替前並び部分N2と切替後並び部分N1との間に設けられた剛体部10Aにて構成されている。この剛体部10Aは、例えば、切替前並び部分N1と切替後並び部分N2との間での応力伝達を適切に行える高い剛性を有するように構成されている。
本実施形態では、剛体部10Aは、第2トラス梁2Bの連結材2cを用いて構成されている。具体的には、剛体部10Aは、一対の束材2eを建物幅方向X(トラス梁2の梁延在方向X)で所定間隔を空けて配置するとともに、その一対の束材2eと上弦材2aと下弦材2bとで囲まれる矩形空間の交差する一対の対角線に沿って、切替前の第2並びパターンP2で構成される斜材2dと、切替後の第1並びパターンP1で構成される斜材2dとを交差させる状態に配置して構成されている。
このように構成された剛体部10Aは、適切な剛性を効率的に実現することができ、第2トラス梁2Bにおける切替前並び部分N2と切替後並び部分N2との間での応力の伝達を適切に行わせて、第2トラス梁2Bの全体におけるトラス構造としての利点を良好に維持することができる。
〔別実施形態〕
(1)前述の実施形態では、斜材切替部10が、第2トラス梁2Bにおける切替前並び部分N2と切替後並び部分N1との間に設けられた剛体部10Aにて構成されている場合を例に示したが、第2トラス梁2Bの梁延在方向Xの途中箇所で斜材2dの並びパターンを切り替えることができれば、如何なる構造であってもよい。
(2)前述の実施形態では、剛体部10Aが、第2トラス梁2Bの連結材2cにて構成されている場合を例に示したが、剛性を有する鋼材製のパネル等にて構成されていてもよい。
(3)前述の実施形態では、上弦材2aと下弦材2bとの上下二本のみの弦材を備えたトラス梁2を例に示したが、トラス梁2としては、上下方向で間隔を空けて並ぶ三本以上の弦材が備えられたものであってもよい。この場合、三本以上の弦材のうち、連結材で連結された特定の二本の弦材において、相対的に上方側に位置する弦材が上弦材に該当し、相対的に下方側に位置する弦材が上弦材に該当することになる。
(4)前述の実施形態では、第1トラス梁2Aとは斜材2dの並びパターンが異なる第2トラス梁2Bを、エレベーター11に対応する位置に配置し、その他の位置に第1トラス梁2Aを配置する場合を例に示したが、第1トラス梁2Aや第2トラス梁2Bの位置や本数等は、種々の事情に応じて適宜に変更することができる。また、第2トラス梁2Bにおいて斜材2dの並びパターンを切り替える斜材切替部10の位置や個数も、種々の事情に応じて適宜に変更することができる。
2 トラス梁
2A 第1トラス梁
2B 第2トラス梁
2a 上弦材
2b 下弦材
2d 斜材
10 斜材切替部
10A 剛体部
N1 切替後の斜材の並び部分
N2 切替前の斜材の並び部分
P1,P2 斜材の並びパターン

Claims (3)

  1. 上弦材と、下弦材と、上弦材と下弦材との間に梁延在方向に並ぶ複数の三角形を形成する並びで備えられた複数の斜材とで構成される複数のトラス梁が並設され、前記トラス梁が複数の柱構造体に架設されている建物構造であって、
    前記トラス梁の内部に床を有する空間を形成可能な状態で前記トラス梁の前記下弦材どうしの間に支持された床スラブを備え、
    前記床スラブは、前記トラス梁の梁延在方向において前記トラス梁が存在する範囲の一部である床スラブ構築範囲に構築され、
    複数の前記トラス梁として、前記斜材の並びパターンが異なる第1トラス梁と第2トラス梁が備えられ、
    前記第2トラス梁には、前記斜材の並びパターンが前記第1トラス梁と異なる切替前並び部分と、前記斜材の並びパターンが前記第1トラス梁と同じ切替後並び部分とがあり、
    前記第2トラス梁における前記切替前並び部分と前記切替後並び部分との間に位置する途中箇所に、前記斜材の並びパターンを切り替える斜材切替部が備えられ、
    前記斜材切替部が、前記切替前並び部分と前記切替後並び部分との間に設けられた剛体部にて構成され、
    前記剛体部は、前記切替前並び部分及び前記切替後並び部分より高い剛性を有し、
    前記剛体部及び前記切替前並び部分は、前記トラス梁の梁延在方向において前記床スラブ構築範囲のみに備えられ、
    前記切替後並び部分は、前記床スラブ構築範囲及び前記床スラブ構築範囲以外に備えられている建物構造。
  2. 前記切替後並び部分が、前記切替並び部分よりも前記トラス梁の梁延在方向に長い請求項1に記載の建物構造。
  3. 複数の前記柱構造体は、一対の前記柱構造体であり、
    前記トラス梁の梁延在方向において、一対の前記柱構造体の一方である第1柱構造体が存在している側を第1柱側とし、その反対側を第2柱側として、
    前記剛体部は、前記トラス梁の梁延在方向において前記トラス梁の中央より前記第1柱側に配置され、
    前記床スラブ構築範囲は、前記トラス梁が存在する範囲における前記トラス梁の中央より前記第1柱側に位置する範囲であり、
    前記切替前並び部分は、前記剛体部に対して前記第1柱側に配置され、
    前記切替後並び部分は、前記剛体部に対して前記第2柱側に配置されている請求項2に記載の建物構造。
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