JP3244790B2 - カラーインクジェット記録方法および装置 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法および装置

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JP3244790B2
JP3244790B2 JP20554892A JP20554892A JP3244790B2 JP 3244790 B2 JP3244790 B2 JP 3244790B2 JP 20554892 A JP20554892 A JP 20554892A JP 20554892 A JP20554892 A JP 20554892A JP 3244790 B2 JP3244790 B2 JP 3244790B2
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利治 乾
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を鮮明且つ
高濃度に記録できるカラーインクジェット記録方法およ
びカラーインクジェット記録装置に関し、詳しくは、イ
エロー、マゼンタ、シアン、或は、グリーン、レッド、
ブルー、等のカラー性インクと、ブラック等の黒色イン
クと、を用いたカラーインクジェット記録方法及び装置
に関する。
【0002】本発明は紙や布、不織布、OHP用紙等の
記録媒体を用いる機器すべてに適用でき、具体的な適用
機器は、プリンタ、複写機、ファクシミリなど事務機器
や大量生産機器等を挙げることができる。
【0003】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、低騒音、低
ランニングコスト、装置が小型化しやすい、カラー化が
容易等の理由からプリンタや複写機等に利用されてい
る。
【0004】ところでインクジェット記録方法をカラー
記録装置に適用する場合、インクのにじみのない高発色
のカラー画像を得るためには専用紙を使用する必要があ
ったが、近年、インクの改良によって普通紙への印字適
性を持たせたものが実用化されている。しかしながらそ
の印字品位はまだまだ不十分なレベルに留まっているの
が現状である。その最も大きな要因として挙げられるの
が、カラー画像の中の黒画像品位である。
【0005】通常、インクジェット記録方法によってカ
ラー画像を普通紙に得る場合は、普通紙への浸透速度が
速い速乾性のインクを用いるために、カラー画像部は色
間のインクのにじみのない高品位な画像となるが、黒画
像部は濃度が低く、紙の繊維にそってインクがにじむ、
いわゆるフェザリングが発生してしまう。例えば、カラ
ー画像部を背景としてその中に黒画像がある場合は、前
記した黒画像部の問題点は比較的目立ちにくく、著しく
品位を低下させるものではないが、黒画像部がカラー画
像部とは独立して存在する場合には品位が低下してしま
う。さらに、黒画像が文字であったりする場合には、シ
ャープさが欠けた不鮮明な文字となるため、その品位は
極めて貧弱なものにならざるを得なかった。
【0006】黒画像部の濃度が高く、且つフェザリング
の生じない高品位な画像を得るためには、普通紙への浸
透速度が比較的遅いインクを、ある程度多く打ち込む必
要がある。しかしながらこの場合には、黒画像部とカラ
ー画像部との隣接境界部において、黒インクとカラーイ
ンクのにじみが生じ、著しく品位を損ねてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来技術の問題点を解決するためになされたもので、少な
くともカラー画像部とは独立して黒画像部が存在する場
合には、その黒画像部の濃度を高く、且つフェザリング
の生じない高品位なものとすると共に、カラー画像部と
黒画像部との隣接境界部においてはインクのにじみのな
い鮮明な画像を得ることができるカラーインクジェット
記録方法およびカラーインクジェット記録装置を提供せ
んとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は黒インクと、該黒インクとは異なる複数色
のカラーインクを吐出してカラー画像を記録媒体上に形
成するカラーインクジェット記録方法において、前記黒
インクを吐出させるための黒データを黒用バッファに、
前記複数色のカラーインクを吐出させるための複数のカ
ラーデータを複数のカラー用バッファにそれぞれ格納
し、前記黒用バッファに格納された黒データと前記複数
のカラー用バッファに格納されたカラーデータに基づい
て、黒画像にカラー画像が隣接するか否かを判別し、該
判別した結果黒画像にカラー画像が隣接する場合、当該
黒画像のカラー画像との隣接部分であって所定幅の境界
に対応する前記黒用バッファに格納された黒データのみ
を、前記カラー用バッファに格納すべきカラーデータに
変換することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、黒インクと、該黒インク
とは異なる複数色のカラーインクを吐出してカラー画像
を記録媒体上に形成するカラーインクジェット記録方法
において、前記黒インクを吐出させるための黒画像デー
タのうち、文字コードデータは黒用バッファに、ビット
イメージデータは複数のカラー用バッファに格納し、前
記複数色のカラーインクを吐出させるための複数のカラ
ーデータを前記複数のカラー用バッファにそれぞれ格納
する手段と、黒画像とカラー画像とが隣接しているか否
かを、前記黒用バッファに格納された黒データと前記カ
ラー用バッファに格納されたカラーデータに基づいて判
別し、該判別結果に応じて、前記黒用バッファに格納さ
れた黒データを、前記カラー用バッファに格納すべきカ
ラーデータに変換することを特徴とする。
【0010】更に、本発明のカラーインクジェット記録
装置は、黒インクを吐出する黒インク記録ヘッドと、黒
インクとは異なる色のカラーインクを吐出する複数色分
のカラーインク記録ヘッドと、前記黒インク記録ヘッド
と前記カラーインク記録ヘッドとに記録信号を供給する
手段と、前記黒インクを吐出させるための黒データを黒
用バッファに、前記複数色のカラーインクを吐出させる
ための複数のカラーデータを複数のカラー用バッファに
それぞれ格納する手段と、前記黒用バッファに格納され
た黒データと前記複数のカラー用バッファに格納された
カラーデータに基づいて、黒画像にカラー画像が隣接す
るか否かを判別する手段と、該判別した結果黒画像にカ
ラー画像が隣接する場合、当該黒画像のカラー画像との
隣接部分であって所定幅の境界に対応する前記黒用バッ
ファに格納された黒データのみを、前記カラー用バッフ
ァに格納すべきカラーデータに変換する手段とを有する
ことを特徴とする。
【0011】更にまた、本発明のカラーインクジェット
記録装置は、黒インクを吐出する黒インク記録ヘッド
と、黒インクとは異なる色のカラーインクを吐出する複
数色分のカラーインク記録ヘッドと、前記黒インク記録
ヘッドと前記カラーインク記録ヘッドとに記録信号を供
給する手段と、前記黒インクを吐出させるための黒画像
データのうち、文字コードデータは黒用バッファに格納
し、ビットイメージデータは複数色分のカラー用バッフ
ァに格納する手段と、黒画像とカラー画像とが隣接して
いるか否かを、前記黒用バッファに格納された黒データ
と前記カラー用バッファに格納されたカラーデータに基
づいて判別する手段と、該判別手段の判別結果に応じ
て、前記黒用バッファに格納された黒データを、前記カ
ラー用バッファに格納すべきカラーデータに変換する手
段とを有することを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】以下本発明を詳細に説明する。
【0018】図15(a)は黒画像とカラー画像とが混
在する画像を示す1例である。画像部AはX、Y、Zの
黒文字とアンダーラインで構成されており、ビットイメ
ージデータである。画像部Bは黒文字のコードデータで
ある。画像部Cはイエローの背景部に黒のグラフがある
画像でビットイメージデータである。画像部Dはシアン
の背景部に黒の文字コードデータがある画像である。画
像部Eは黒のビットイメージデータに対してその背景の
一部にマゼンタの画像がある場合を示している。
【0019】画像部Aはビットイメージデータであるの
で、カラーインク用のバッファ、すなわちイエロー、マ
ゼンタ、シアンインク用のバッファに格納される。しか
しながらこの場合は各色のバッファのデータが全て等し
いために画像部Aは黒インク記録ヘッドによって印字さ
れる。この際、カラーインク用のバッファに格納されて
いるデータを黒インク用のバッファに移すための変換作
業が行われ、黒インク記録ヘッドに供給する記録信号が
黒インク用のバッファに格納される。
【0020】画像部Bは黒文字のコードデータであるの
で黒インク記録ヘッドによって印字される。画像部Cは
黒のグラフの背景部にイエローの画像が存在しており、
黒画像の周囲は全てイエローの画像であるため、黒のグ
ラフはカラーインク、すなわちイエロー、マゼンタ、シ
アンのインクで印字される。この画像はビットイメージ
データであるため、黒のグラフのデータはイエロー、マ
ゼンタ、シアンインク用の各バッファに格納されてい
る。また背景部にイエローの画像があるため各色のバッ
ファに格納されているデータが各色間で異なっているの
で、黒のグラフは各色のバッファに格納されているデー
タをそのまま用いてイエロー、マゼンタ、シアンのイン
クによって形成される。
【0021】画像部Dは黒の文字コードデータの背景部
にシアンの画像が存在するために、黒の文字は画像部C
と同様にカラーインクで印字される。この画像の場合は
文字コードデータであるために、黒インク用のバッファ
に格納されるが、文字コードデータの印字位置と同じ画
素および隣接画素にイエローのデータがイエローインク
用のバッファに存在するために、黒の文字はカラーイン
クで印字されることになる。
【0022】画像部Eは黒のビットイメージデータに対
してその背景の一部にマゼンタの画像がある場合である
が、黒のビットイメージデータのうち、数字の’1’に
ついてはその周囲にカラー画像が隣接していないので黒
インク記録ヘッドによって印字される。一方数字の’
3’については周囲が全てマゼンタ画像に隣接している
ために、カラーインク記録ヘッドで印字される。数字
の’2’はその周囲の一部がマゼンタ画像と隣接してい
る。この場合、黒インク記録ヘッドで印字するか、或は
カラーインク記録ヘッドで印字するかは、用いるインク
の特性や、黒画像の周囲がどの程度多く或は少なくカラ
ー画像と隣接しているかによって決定すればよい。
【0023】さらにこの場合、黒画像の一部を黒インク
記録ヘッドで印字し、残りの部分をカラーインク記録ヘ
ッドで印字してもよい。すなわち図15(b)に示すよ
うに、図中破線より左側の部分は黒インク記録ヘッド
で、破線より右側の部分はカラーインク記録ヘッドで印
字することもできる。また図15(c)に示すように、
カラー画像との境界部分にある黒画像のみカラーインク
記録ヘッドで、その他の部分は黒インク記録ヘッドで印
字することもできる。
【0024】以上本発明の基本的な考え方を説明した
が、実施例を用いてさらに詳細に説明する。
【0025】(第1の実施例)以下図面を参照して本発
明の好適な実施例を詳細に説明する。
【0026】図1は本発明のインクカートリッジ及びキ
ャリッジを搭載したインクジェットプリンタの斜視図を
示す。キャリッジ101は印字ヘッド102とカートリ
ッジガイド103を搭載しガイド軸104及びガイド軸
105上を走査可能である。
【0027】(駆動不図示)記録用紙106は給紙ロー
ラ107によって本体装置内に送りこまれ紙送りローラ
108とピンチローラ(不図示)、紙押さえ板109に
よってはさまれ紙送りローラ102の全面へと送られ印
字される。インクカートリッジはイエロー、マゼンタ、
シアンの3色」を収納したカラーインクカートリッジ1
10とブラックインクカートリッジ111の2種類でそ
れぞれ別々にカートリッジ103に挿入され、印字ヘッ
ド102と連通する。
【0028】カラーインクカートリッジ110に収納さ
れるイエロー、マゼンタ、シアンのインクは、カラー画
像を形成する際に色の境界でインクのにじみが生じない
ように、記録用紙への浸透速度の速いものが用いられ
る。一方、ブラックインクカートリッジ111に収納さ
れるブラック(黒)インクは、黒画像が高濃度で且つイ
ンクのにじみの少ない高品位なものとなるように、前記
3種類のカラーインクに比べ比較的記録用紙への浸透速
度が遅いものが用いられる。
【0029】印字ヘッド102について図2を用いて詳
しく説明すれば、印字ヘッド102の前面部にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの吐出口グループを一
直線上に配してある。それぞれのグループはイエロー
用、マゼンタ用、シアン用が24個ずつ、ブラック用は
64個の吐出口を有し、色間はノズルピッチ以上の間隔
を有する。
【0030】これら吐出口の各々には、吐出口に連通す
るインク液路が設けられており、インク液路が配設され
る部位の後方にはこれら液路にインクを供給するための
共通液室が設けられる。吐出口の各々に対応するインク
液路には、これら吐出口からインク滴を吐出するために
利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体やこれ
に電力を供給するための電極配線が設けられている。こ
れら、電気熱変換体や電極配線は、シリコン等からなる
201基板上に成膜技術によって形成される。さらにこ
の基板上に樹脂、ガラス材よりなる隔壁、天板等を積層
することによって上記吐出口、インク液路、共通液室が
構成される。さらに後方には、上記電気熱変換体を記録
信号に基づいて駆動するための駆動回路がプリント基板
形態で設けられている。
【0031】シリコン基板及び202プリント基板は同
一のアルミプレート203と平行に突き出たパイプ20
4〜207はシリコン基板と垂直方向にひろがったディ
ストリビュータと呼ばれるプラスチック部材208から
突きでており、さらにその内部の流路と連通しており、
該流路は共通液室に連通している。
【0032】前記ディストリビュータ内の流路はイエロ
ー用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用の4本存在
し、それぞれの共通液室とパイプを連結している。
【0033】印字ヘッド102に設けられたイエロー
用、マゼンタ用、シアン用の吐出口からは、約40ng
のインクが、ブラック用の吐出口からは約80ngのイ
ンクが吐出される。
【0034】図3は上述したカラーインクジェットプリ
ンタの電気制御ブロック図である。
【0035】301は装置全体を制御するためのシステ
ムコントローラで内部にはマイクロプロセッサをはじめ
制御プログラムが収納されている記憶素子(ROM)、
マイクロプロセッサが処理を行う際に使用する記憶素子
(RAM)等が配置されている。
【0036】302は主走査方向に印字ヘッドを駆動さ
せるためのドライバであり同様に303は副走査方向の
移動するためのドライバである。304、305は前記
ドライバに対応したモータでありドライバからの速度、
移動距離などの情報を受け取り動作する。
【0037】306はホストコンピュータであり本発明
の印字装置に対して印字すべき情報を転送するための装
置である。
【0038】307は前記ホストコンピュータからのデ
ータを一時的に格納するための受信バッファであり30
1のシムテムコントローラからデータが読み込まれるま
でデータを蓄積しておく。
【0039】308は印字すべきデータをイメージデー
タに展開するためのフレームメモリであり印字に必要な
分のメモリサイズを有している。本実施例では印字用紙
1枚分が記憶可能なフレームメモリについて説明するが
本発明はフレームメモリのサイズには限定されない。
【0040】309は印字すべきデータを一時的に記憶
するための記憶素子で印字ヘッドのノズル数により記憶
容量は変化する。
【0041】310は印字ヘッドをシステムコントロー
ラからの指令により適切にコントロールするためのもの
であり、吐出速度、印字データ数等を制御するための印
字制御部である。
【0042】311は312Y、312M、312C、
312Bkのヘッドを駆動するためのドライバであり、
前記310の印字制御部からの信号によりコントロール
される。
【0043】図4は本実施例の動作フローである。
【0044】STEP1は図3の306のホストコンピ
ュータからデータが転送され、307の受信バッファに
格納されているデータを101のシステムコントローラ
が処理する最初のステップであり格納されているデータ
を読みだし前記読みだしたデータをSTEP2により色
データ(黒以外)のデータかどうかを判断し色データの
場合はSTEP4によりそのまま指定された図3の30
8フレームメモリにデータを格納する。
【0045】次に黒データの場合はSTEP3によりビ
ットイメージデータか文字コードデータであるかを判断
しSTEP5のビットイメージのデータの場合は図3の
308M、308C、308YのY、M、C各々のフレ
ームメモリに同じデータを展開し、STEP6の文字コ
ードデータの場合はBkのフレームメモリにデータを展
開する。
【0046】STEP7では処理するデータ数をセット
しSTEP8では処理アドレスをセットする。
【0047】STEP9ではBkのバッファからデータ
を読みだし印字すべきデータが存在するかどうかを判断
する。判断した結果STEP10により印字データが無
ければSTEP14に処理を移行し処理データ数分の処
理が終了したかどうかを確認し、終了していなければS
TEP8に戻り処理を続行する。印字データが存在する
場合はSTEP11により他色(Y、M、C)の同一印
字位置のデータを読みだしSTEP12でその中に印字
すべきデータが存在するかどうか調べ、STEP13に
よりデータが存在する場合にはBkのデータをY、M、
Cのバッファに対して同じデータを書き込む。
【0048】データが存在しない場合はBkデータをそ
のままバッファに残す。
【0049】STEP14では処理データ数分終了した
かどうか判定し処理が終了するまでこの処理を連続して
行う。
【0050】上記処理の単位は1ドット以上であれば全
て可能である。
【0051】本実施例を図8の801〜808で説明す
ると文字コードデータはバッファに展開直後(801〜
804)は全てBkのバッファに展開されているが処理
後(805〜808)のデータでは”EF”がY、M、
Cの全てのバッファに展開され図7の701の印字結果
に示す通り”EF”のみがY、M、Cで印字されてい
る。
【0052】上述した様にC、M、Yの印字位置と同一
の印字位置にあるBkのデータのみがC、M、Yのイン
クにて印字されるこのことによりBkと他色のにじみ等
が軽減される。
【0053】(第2の実施例)第2の実施例は第1の実
施例をさらに改良したものである。
【0054】第1の実施例と比較するとBkデータの印
字位置と同一画素の色データを用いて展開するか否かを
判断しBkデータをY、M、Cのバッファに展開してい
たのに対して隣接する前後1画素以上のデータを用いて
展開するか否かを判断しBkデータをY、M、Cのバッ
ファに展開することが相違する。
【0055】本実施例を図9の901〜908で説明す
ると文字コードデータはバッファに展開直後(901〜
904)は全てBkのバッファに展開されているが処理
後(905〜908)のデータでは”EF”がY、M、
Cの全てのバッファに展開され図7の702の印字結果
に示す通り”EF”と”H”のビットイメージデータに
隣接する1ドットがY、M、Cで印字される。”H”の
残りのデータはBkで印字される。
【0056】上記処理方法を図5のフローを用いて詳細
に説明する。
【0057】STEP1〜STEP10は全て第一の実
施例と同様の手法用いる。STEP11は第1の実施例
とは異なり他色(Y、M、C)の同一印字位置とそのデ
ータと隣接する画素のデータを読みだしその中に印字す
べきデータが存在するかどうか調べてSTEP12によ
り前記同一印字データ及び隣接データ中に1画素でもデ
ータが存在する場合にはSTEP13によりBkのデー
タをY、M、Cのバッファに対して同じデータを書き込
む。データが存在しない場合はBkデータをそのままバ
ッファに残しておく。
【0058】STEP14では処理データ数が終了した
かどうか判定し処理が終了するまでこの処理を連続して
行う。
【0059】上記処理の単位は1ドット以上であれば記
録用紙に記録される範囲内全てのドット数を用いること
が可能である。
【0060】上述した様にC、M、Yの印字位置と同一
及び隣接する印字位置にあるBkのデータのみがC、
M、Yのインクにて印字されるこのことによりBkと他
色のにじみ等が重なっている印字位置だけでなく隣接す
る印字位置においても軽減される。
【0061】(第3の実施例)図10は第3の実施例の
特徴を示すものである。
【0062】1001〜1004は第1、第2の実施例
と同様に黒の文字コードデータはBkのバッファに展開
し黒のビットイメージデータはY、M、Cのバッファに
展開した結果を表した図である。
【0063】処理後のデータ(1005〜1008)で
第2の実施例と異なる点は文字”H”が第2の実施例で
は右側1ドットのみがY、M、C、のバッファに展開さ
れていたが本実施例では文字”H”全てがY、M、Cの
バッファに展開されている。この点が上述した他の実施
例と相違する点である。
【0064】この手法を図6の制御フローを用いて詳細
に説明する。
【0065】STEP1〜STEP8までは上述した第
1の実施例及び第2の実施例と同様な処理を行いSTE
P9で上述した2つの実施例では1ドット以上のデータ
をBkのバッファより読み込み処理を行っているが本実
施例では文字を認識するために読み込むデータを1ドッ
ト以上ではなく文字の縦サイズ以上のデータを読み込む
こととしている。
【0066】文字の大きさは図11に示す様に360D
PIの解像度を持つプリンタの場合幅10CPI、高さ
10POINTの文字サイズは縦48ドットとなり、文
字を認識するためには48ドット以上のデータを読み込
む必要がある。
【0067】このように、STEP9で48ドット以上
の縦データを読み込みSTEP10でその中に印字すべ
きデータが存在しなければ処理をSTEP20に移行し
処理を続行する。
【0068】48ドット以上の縦データの中に印字すべ
きデータが存在する場合にはSTEP11により文字開
始アドレスをセットし文字カウンタをクリアした後、S
TEP12で主走査方向にアドレスを更新し前記縦48
ドットデータを読み込みSTEP13にて印字すべきデ
ータがある場合はSてP15にて文字カウンタをインク
リメントしSTEP12に戻り処理を継続する。
【0069】STEP13にて印字すべきデータが存在
しない場合は処理をSTEP14に処理を移行する。S
TEP14ではSTEP15でセットされた文字カウン
タをセットし、STEP16ではSTEP14にてセッ
トされた文字開始アドレスから順に印字位置とその隣接
する1ドット以上の範囲のデータを縦方向にSTEP9
と同様に48ドット以上のデータと縦方向に隣接するデ
ータを含んだデータ数分のY、M、C、のデータを各々
のバッファより読みだしSTEP17によりそのデータ
の中に印字すべきデータが存在しない場合はBkデータ
を変更せずにSTEP20の文字カウンタが0になるま
で処理を続行し、上記Y、M、C、バッファより読み込
んだデータの中に1ドットでも印字すべきデータが存在
する場合には、STEP18によりBkバッファの文字
開始アドレスから文字カウンタ分のデータと同一のデー
タをY、M、C、各々のバッファに書き込みます。その
際にSTEP19にて各バッファに書き込んだBkのデ
ータは全てクリアする。STEP21にて処理データ数
が終了したかどうかを判定し処理が終了するまでこの上
記STEPを繰り返し実行する。
【0070】処理を終了したデータは図3の301のシ
ステムコントローラの指示によりデータを記録用紙上に
印字する。
【0071】上述した様にC、M、Yの印字位置と同一
及び隣接する印字位置にあるBkの文字データがC、
M、Yのインクにて印字されるこのことにより文字単位
での色あいの変化を引き起こさずに色のにじみを軽減で
きる。
【0072】(第4の実施例)本実施例はビットイメー
ジデータで図3の306のホストコンピュータからデー
タ転送されてきた黒データを一度Y、M、Cのバッファ
に格納しその後カラーデータが転送されて来ない場合
Y、M、CのデータをBkのバッファに書き込みY、
M、Cのデータを削除しBkインク単独で印字する方法
である。
【0073】図12は”ABCDEFG”及び下側の絵
もすべてビットイメージデータで転送されてきた場合で
ある。このような場合図13の1300〜1304に示
すように”ABCDEFG”は全てY、M、Cのバッフ
ァに展開されている。この方法は上述した第1の実施例
から第3の実施例までの手法と同じ方法である。
【0074】この印字データの様に用紙の上半分には”
ABCDEFG”の黒データしかない場合、処理後の図
(1305〜1308)が示す様に”ABCDEFG”
のデータをBkのバッファに展開しC、M、Yのバッフ
ァのデータを削除する方法が他実施との相違するところ
である。
【0075】本実施例の手法を図14の動作フローを使
用しデータが全てバッファに展開されている所から詳細
に説明する。
【0076】STEP1では処理を行うデータのアドレ
スを各色(Y、M、C)毎に設定する。処理を行うアド
レスは用紙に印字される際に同一の印字位置となるアド
レスである。
【0077】STEP2はY、M、C各色のデータをバ
ッファより読み出す。データの読みだしは1ドット以上
で用紙範囲内であれば何ドットでも可能である。
【0078】STEP3はY、M、C、のデータが全て
同じデータで尚且つ印字すべきデータが存在する場合S
TEP4にて黒スタートアドレスをセットし黒エンドア
ドレスをクリアする。
【0079】STEP5で主走査方向にアドレスを更新
し各色のデータを読み込みSTEP6でY、M、C、の
データが全て同じデータで印字すべきデータが存在する
場合STEP7で黒エンドアドレスを更新する。各色の
データが同一で印字すべきデータが存在する場合STE
P5からSTEP7までの処理を連続して行う。また主
走査方向の処理が終了した場合は副走査方向にアドレス
を更新し処理を継続する。
【0080】上記STEP6にてNOの場合STEP8
にてデータが同じで印字すべきデータが無ければSTE
P9にて空白カウンタを1をセットする。
【0081】その後STEP10にて主走査方向にアド
レスを更新し各色のデータを読み込みSTEP11で
Y、M、C、のデータが全て同じデータで印字すべきデ
ータが存在しない場合STEP12で空白カウンタをイ
ンクリメントする。
【0082】上記STEP11でNOの場合空白カウン
タをSTEP12で空白カウンタが主走査方向1ライン
分を越えているかを判断し越えている場合はSTEP1
3でY、M、Cのデータを前記黒スタートアドレスから
黒エンドアドレスまでをBkのバッファに書き込みC、
M、Yの各バッファをクリアして、空白カウンタをクリ
アした後STEP14の処理終了を確認し処理すべきデ
ータ数分処理が終わっていない場合はSTEP1にもど
り処理を継続する。
【0083】STEP12で空白カウンタが主走査方向
1ライン分を越えていない場合も同様にSTEP14に
て処理終了の確認をし処理すべきデータ数分処理が終わ
っていない場合はSTEP1にもどり処理を継続する。
【0084】このビットイメージデータを空白ラインを
検出することによりブロックにわけBkデータに変換す
る手法は黒データを3色で印字する手法と比較しインク
消費量を削減できインクを重ね合わせないため印字品位
を向上させる事が出来る。
【0085】本実施例は上述した第1の実施例から第3
の実施例と組み合わせて用いる事ができ、その場合にも
その作用効果は本質的に相違しない。
【0086】尚、上記実施例ではインクジェット記録方
式の中でも特に熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形
成し、記録を行うインクジェット方式の記録装置を例に
とり説明したが、その代表的な構成や原理については、
例えば、米国特許第4723129号明細書、同第47
40796号明細書に開示されている基本的な原理を用
いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマ
ンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であ
るが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置され
ている電気熱変換体に、記録情報に対応して各沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を液体(インク)を
吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動
信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮
が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。
【0087】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れた記録を行うことができる。
【0088】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成としてもよい。
【0089】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても良い。
【0090】更に、記録装置が記録できる最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合せによってその長さを満たす構
成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構
成のいずれでも良い。
【0091】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド事態に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0092】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別に加熱素子あるいはこれらの組み合
せによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐
出モードを行うことも安定した記録を行う為に有効であ
る。
【0093】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0094】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクとしても良い。このような場合
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としても良い。上述した各インクに対しても最も有効
なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0095】更に加えて、本発明に係る記録装置の形態
としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報処
理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられ
るものの他、リーダ等と組み合せた複写装置、さらには
送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの
であっても良い。
【0096】以上本発明を実施例を用いて説明した。
尚、実施例では、電気熱変換体によってインク中に気泡
を生成せしめ、該気泡の作用によってインクを飛翔させ
る、いわゆるバブルジェット記録方法を用いて説明した
が、電気機械変換体によってインクを飛翔させる、いわ
ゆるピエゾ方式のインクジェット記録方式にも本発明が
適用できることはいうまでもない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば文字
品位を保ちながら黒インクと他のカラーインク(イエロ
ー、マゼンタ、シアン)の色のにじみが軽減することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
斜視図である。
【図2】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
ヘッド機構図である。
【図3】本発明を適用可能なインクジェット記録装置制
御回路ブロック図である。
【図4】第1の実施例の動作フローである。
【図5】第2の実施例の動作フローである。
【図6】第3の実施例の動作フローである。
【図7】第1、第2、第3の実施例の印字結果を示す図
である。
【図8】第1の実施例の処理前、処理後のバッファの内
容を示す図である。
【図9】第2の実施例の処理前、処理後のバッファの内
容を示す図である。
【図10】第3の実施例の処理前、処理後のバッファの
内容を示す図である。
【図11】第3の実施例のフォントデータの一例を示す
図である。
【図12】第4の実施例の印字結果を示す図である。
【図13】第4の実施例の処理前、処理後のバッファの
内容を示す図である。
【図14】第4の実施例の動作フローである。
【図15】本発明を説明するための画像の一例を示す図
である。
【符号の説明】
101 キャリッジ 102 印字ヘッド 103 カートリッジ 104 ガイド軸 105 ガイド軸 106 記録用紙 107 給紙ローラ 108 紙送りローラ 109 紙押さえ板 110 カラーインクカートリッジ 111 ブラックインクカートリッジ 201 シリコン基板 202 プリント基板 203 アルミプレート 204〜207 ディストリビュータ 208 プラッスチック部材 301 システムコントローラ 302 キャリッジモータドライバ 303 紙送りモータドライバ 304 キャリッジモータ 305 紙送りモータ 306 ホストコンピュータ 307 受信バッファ 308Y、308M、308C、308Bk 各色のフ
レームメモリ 309Y、309M、309C、309Bk 各色のデ
ータバッファ 310 印字制御部 311 印字ドライバ 312Y、312M、312C、312Bk 各色の印
字ヘッド 701 実施例1の印字結果 702 実施例2の印字結果 703 実施例3の印字結果 801 実施例1の処理前のYellowのフレームメ
モリの内容 802 実施例1の処理前のMagentaのフレーム
メモリの内容 803 実施例1の処理前のCyanのフレームメモリ
の内容 804 実施例1の処理前のBlackのフレームメモ
リの内容 805 実施例1の処理後のYellowのフレームメ
モリの内容 806 実施例1の処理後のMagentaのフレーム
メモリの内容 807 実施例1の処理後のCyanのフレームメモリ
の内容 808 実施例1の処理後のBlackのフレームメモ
リの内容 901 実施例2の処理前のYellowのフレームメ
モリの内容 902 実施例2の処理前のMagentaのフレーム
メモリの内容 903 実施例2の処理前のCyanのフレームメモリ
の内容 904 実施例2の処理前のBlackのフレームメモ
リの内容 905 実施例2の処理後のYellowのフレームメ
モリの内容 906 実施例2の処理後のMagentaのフレーム
メモリの内容 907 実施例2の処理後のCyanのフレームメモリ
の内容 908 実施例2の処理後のBlackのフレームメモ
リの内容 1001 実施例3の処理前のYellowのフレーム
メモリの内容 1002 実施例3の処理前のMagentaのフレー
ムメモリの内容 1003 実施例3の処理前のCyanのフレームメモ
リの内容 1004 実施例3の処理前のBlackのフレームメ
モリの内容 1005 実施例3の処理後のYellowのフレーム
メモリの内容 1006 実施例3の処理後のMagentaのフレー
ムメモリの内容 1007 実施例3の処理後のCyanのフレームメモ
リの内容 1008 実施例3の処理後のBlackのフレームメ
モリの内容 1301 実施例4の処理前のYellowのフレーム
メモリの内容 1302 実施例4の処理前のMagentaのフレー
ムメモリの内容 1303 実施例4の処理前のCyanのフレームメモ
リの内容 1304 実施例4の処理前のBlackのフレームメ
モリの内容 1305 実施例4の処理後のYellowのフレーム
メモリの内容 1306 実施例4の処理後のMagentaのフレー
ムメモリの内容 1307 実施例4の処理後のCyanのフレームメモ
リの内容 1308 実施例4の処理後のBlackのフレームメ
モリの内容
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 孝行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−276373(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/21 B41M 5/00 G06F 3/12 H04N 1/23

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒インクと、該黒インクとは異なる複数
    色のカラーインクを吐出してカラー画像を記録媒体上に
    形成するカラーインクジェット記録方法において、 前記黒インクを吐出させるための黒データを黒用バッフ
    ァに、前記複数色のカラーインクを吐出させるための複
    数のカラーデータを複数のカラー用バッファにそれぞれ
    格納し、 前記黒用バッファに格納された黒データと前記複数のカ
    ラー用バッファに格納されたカラーデータに基づいて、
    黒画像にカラー画像が隣接するか否かを判別し、 該判別した結果黒画像にカラー画像が隣接する場合、当
    該黒画像のカラー画像との隣接部分であって所定幅の境
    に対応する前記黒用バッファに格納された黒データの
    みを、前記カラー用バッファに格納すべきカラーデータ
    に変換することを特徴とするカラーインクジェット記録
    方法。
  2. 【請求項2】 黒インクと、該黒インクとは異なる複数
    色のカラーインクを吐出してカラー画像を記録媒体上に
    形成するカラーインクジェット記録方法において、 前記黒インクを吐出させるための黒画像データのうち、
    文字コードデータは黒用バッファに、ビットイメージデ
    ータは複数のカラー用バッファに格納し、前記複数色の
    カラーインクを吐出させるための複数のカラーデータを
    前記複数のカラー用バッファにそれぞれ格納する手段
    と、 黒画像とカラー画像とが隣接しているか否かを、前記黒
    用バッファに格納された黒データと前記カラー用バッフ
    ァに格納されたカラーデータに基づいて判別し、 該判別結果に応じて、前記黒用バッファに格納された黒
    データを、前記カラー用バッファに格納すべきカラーデ
    ータに変換することを特徴とするカラーインクジェット
    記録方法。
  3. 【請求項3】 前記複数色のカラーインクはイエロー、
    マゼンタ、シアンであることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のカラーインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 黒インクを吐出する黒インク記録ヘッド
    と、 黒インクとは異なる色のカラーインクを吐出する複数色
    分のカラーインク記録ヘッドと、 前記黒インク記録ヘッドと前記カラーインク記録ヘッド
    とに記録信号を供給する手段と、 前記黒インクを吐出させるための黒データを黒用バッフ
    ァに、前記複数色のカラーインクを吐出させるための複
    数のカラーデータを複数のカラー用バッファにそれぞれ
    格納する手段と、 前記黒用バッファに格納された黒データと前記複数のカ
    ラー用バッファに格納されたカラーデータに基づいて、
    黒画像にカラー画像が隣接するか否かを判別する手段
    と、 該判別した結果黒画像にカラー画像が隣接する場合、当
    該黒画像のカラー画像との隣接部分であって所定幅の境
    に対応する前記黒用バッファに格納された黒データの
    みを、前記カラー用バッファに格納すべきカラーデータ
    に変換する手段とを有することを特徴とするカラーイン
    クジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 黒インクを吐出する黒インク記録ヘッド
    と、 黒インクとは異なる色のカラーインクを吐出する複数色
    分のカラーインク記録ヘッドと、 前記黒インク記録ヘッドと前記カラーインク記録ヘッド
    とに記録信号を供給する手段と、 前記黒インクを吐出させるための黒画像データのうち、
    文字コードデータは黒用バッファに格納し、ビットイメ
    ージデータは複数色分のカラー用バッファに格納する手
    段と、 黒画像とカラー画像とが隣接しているか否かを、前記黒
    用バッファに格納された黒データと前記カラー用バッフ
    ァに格納されたカラーデータに基づいて判別する手段
    と、 該判別手段の判別結果に応じて、前記黒用バッファに格
    納された黒データを、前記カラー用バッファに格納すべ
    きカラーデータに変換する手段とを有することを特徴と
    するカラーインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、前記黒用バッファの文
    字コードデータの格納位置と同じまたは隣接する位置に
    対応する前記カラー用バッファの格納位置にカラーデー
    タが存在する場合、当該文字コードデータのカラーデー
    タとの隣接部分の格納位置に対応する前記カラー用バッ
    ファの格納位置にカラーデータを格納することを特徴と
    する請求項5に記載のカラーインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記変換手段は、前記黒用バッファの文
    字コードデータの格納位置と同じまたは隣接する位置に
    対応する前記カラー用バッファの格納位置にカラーデー
    タが存在する場合、当該文字コードデータの全ての格納
    位置に対応する前記カラー用バッファの格納位置にカラ
    ーデータを格納することを特徴とする請求項5に記載の
    カラーインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記変換手段は、前記複数色分のカラー
    用バッファの全てにおける対応位置にデータが存在する
    場合、当該カラーデータの格納位置に対応する前記黒用
    バッファの格納位置に黒データを格納することを特徴と
    する請求項5に記載のカラーインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記複数色のカラーインクはイエロー、
    マゼンタ、シアンであることを特徴とする請求項4乃至
    8のいずれかに記載のカラーインクジェット記録装置。
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