JP3244311B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶性薄膜の製造方法
に関し、特に成長速度の速い場合の配向性の向上に関す
る。
【0002】
【従来の技術】様々な結晶性薄膜が、半導体装置に利用
されている。これらの薄膜においては、一般に配向性に
優れた結晶構造が要求される。
【0003】例えば、結晶性薄膜の製造方法として、不
揮発性半導体記憶装置(特に強誘電体不揮発性記憶装
置)のメモリセルのゲート上に積層される多数の結晶性
薄膜の製造方法について説明する。強誘電体不揮発性記
憶装置は、強誘電体薄膜が有する残留分極性と分極反転
性を記憶手段に利用したものである。なお、残留分極性
とは、膜の性質の一つであり、その膜に対して電界を印
加した場合に膜が分極し、この分極が電界を取り除いて
も残留するという性質をいう。また、分極反転性も膜の
性質の一つであり、膜を分極させる為に印加した電界と
は反対方向の電界を印加することにより膜の分極状態が
逆方向に変るという性質をいう。
【0004】強誘電体不揮発性記憶装置のメモリセルの
構造を図4に示す。ソース25及びドレイン27の設け
られた基板29のゲート上にチタン薄膜31、白金薄膜
33、強誘電性(PZT等)の薄膜35及び制御電極3
7がこの順に積層されている。
【0005】上記各薄膜の製造方法について、メモリセ
ルの製造工程の流れに即して以下に説明する。図5にメ
モリセルの製造工程を断面構成図で示す。
【0006】図5のAに示すように、素子分離工程が施
されたP形シリコン基板29上面に、電子ビーム蒸着法
によりチタンのC軸配向性<001>の結晶性薄膜31
を形成する。この場合、電子ビーム蒸着法は以下の条件
で行うとよい。温度は300〜500℃、電子銃パワーは180
〜300ワットとする。なお、この工程において前記の条
件でチタン結晶を成長させた場合には希望の膜厚(50
nm程度)のチタン薄膜31を形成するのに十数分を要
する。
【0007】次に、図5Bに示すように、CVD法によ
りチタン薄膜31の上面に白金薄膜33を形成する。次
に、ゾル-ゲル法により白金薄膜33の上面に強誘電体
薄膜であるPZT薄膜35を膜厚50nm程度形成す
る。このゾル-ゲル法では、まず、ゾル溶液の調整を行
う。次に、スピンコート法により調整済のゾル溶液を塗
布し、乾燥する。次に、酸素雰囲気中700℃、20秒
の条件で焼結させる。上記の様な塗布・乾燥・焼結工程
を複数回繰り返すことにより希望膜厚を得るようにして
いる。
【0008】なお、チタン薄膜31は、基板29と白金
薄膜33との剥離を防止する為に設けられている。ま
た、白金結晶というのは優先配向性を有する。優先配向
性というのは、下地の結晶性にかかわらず配向性を有し
た結晶が成長する性質をいう。従って、白金膜は下地の
結晶性にかかわらず配向性に優れた結晶を有する。しか
し、白金薄膜33は、上述のように配向性に優れたチタ
ン薄膜31を基板29上面に形成した後白金薄膜を形成
するようにしているから、さらに配向性に優れた白金薄
膜33を形成することが出来る。従って、上述のように
この配向性に優れた白金薄膜33を下地として利用する
ことにより、結晶性に優れた強誘電体薄膜35を形成す
ることが出来た。
【0009】なお、次に、図6に示すように強誘電体薄
膜35の上面に制御電極37を形成した後、レジストを
マスクにしてエッチングすることにより結晶性チタン薄
膜31、白金薄膜33、PZT薄膜35、制御電極37
を成形する。次に、制御電極37をマスクとして、ヒ素
またはリンをイオン注入および熱拡散させて、n+形ソ
ース層25及びn+形ドレイン層27を形成する。
【0010】以上のようにして形成されたメモリセル1
では、基板29と制御電極37間に電界VPを印加する
ことにより、強誘電体薄膜は電界VP方向に分極し、電
界VPを取り除いても分極は残留する。一方、電界VP
とは反対方向の電界VQを基板29・制御電極37間に
印加することにより、強誘電体薄膜の分極は、電界VQ
方向に反転し、電界VQを取り除いても分極は残留す
る。
【0011】従って、メモリセル1は、強誘電体薄膜の
上記のような残留分極及び分極反転の性質を利用するこ
とにより、情報を記憶することが出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
結晶性薄膜製造方法には次のような問題点があった。
【0013】上記の様に、配向性に優れたチタン薄膜3
1及び白金薄膜33及びPZT薄膜35等を製造するに
は、特定の成膜条件で結晶を成長させる必要があった。
一般に、配向性に優れた結晶を成長させることの出来る
特定の成膜条件では、成長速度が遅かった。
【0014】従って、配向性に優れた薄膜を得る為に
は、結晶の成長速度の遅いことから、かなりの時間を要
していた。特に、膜厚が厚い場合には問題となってい
た。
【0015】よって、本発明は、上記の問題を解決し、
形成時間を短縮したにもかかわらず配向性に優れた結晶
構造を有する薄膜を形成する方法を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
製造方法は、配向性に優れた結晶構造を有する第一膜を
成膜した後、成長速度の早い成膜条件で第二膜を形成す
ることを特徴としている。
【0017】この発明の半導体装置の製造方法は、第一
膜と第二膜とが同一組成の膜であることを特徴としてい
る。
【0018】この発明の半導体装置の製造方法は、第一
膜が白金膜であることを特徴としている。この発明の半
導体装置の製造方法は、C軸配向性<001>を有する
チタン結晶体を成長させた後、当該チタン結晶体の上
に、配向性<011>の成膜条件下において、チタン結
晶体を成長させることによりチタン結晶性薄膜を生成す
ることを特徴としている。この発明の半導体装置の製造
方法は、C軸配向性<001>を有するチタン結晶性膜
を成膜した後、当該チタン結晶性膜の上に、配向性<1
11>を有する白金膜を形成することを特徴としてい
る。この発明の半導体装置の製造方法は、配向性<11
1>を有する前記白金膜の上に、ゾル・ゲル法を用い
て、強誘電体膜を形成することを特徴としている。この
発明の半導体装置の製造方法は、ゾル・ゲル法により形
成された前記強誘電体膜の上に、マグネトロンスパッタ
リング法を用いて、強誘電体膜を形成することを特徴と
している。
【0019】この発明の半導体装置の製造方法は、配向
性に優れた分離した状態の種結晶を成長させた後、成長
速度の早い成膜条件で希望とする成膜を形成することを
特徴としている。
【0020】この発明の半導体装置の製造方法は、前記
種結晶と希望の薄膜とが同一組成であることを特徴とし
ている。
【0021】この発明の半導体装置の製造方法は、前記
種結晶が白金膜であることを特徴としている。
【0022】この発明の半導体装置の製造方法は、準備
された基板上面に配向性に優れたチタン結晶体を形成し
た後に、成長速度の早い成膜条件でチタン結晶を成長さ
せ、希望膜厚のチタン成膜を形成する工程と、前記チタ
ン薄膜上面に白金薄膜を形成する工程と、前記白金薄膜
上面に強誘電体薄膜を成長させる工程とを備えたことを
特徴としている。
【0023】
【作用】この発明の半導体装置の製造方法では、配向性
に優れた第一膜を形成した後に、第一膜上面に成長速度
の早い成膜条件で結晶を成長させるようにしている。
【0024】従って、第一膜は配向性に優れた下地とし
て働き、成長速度の早い成膜条件でも配向性に優れた第
二膜を成長させることが出来る。
【0025】この発明の半導体装置の製造方法では、
向性に優れた分離した状態の種結晶を成長させた後に、
前記種結晶の上に成長速度の早い成膜条件で結晶を成長
させるようにしている。
【0026】従って、前記種結晶は配向性に優れた下地
として働き、成長速度の早い成膜条件でも配向性に優れ
た第二膜を成長させることが出来る。
【0027】この発明の半導体装置の製造方法では、
備された基板上面に配向性に優れたチタン結晶体を形成
した後に、成長速度の早い成膜条件でチタン結晶を成長
させ、希望膜厚のチタン成膜を形成するようにしてい
る。
【0028】従って、前記チタン結晶体は配向性に優れ
た下地として働き、成長速度の早い成膜条件でも配向性
に優れたチタン成膜を成長させることが出来る。
【0029】また、前記チタン薄膜上面に白金薄膜を形
成するようにしている。
【0030】従って、白金は元来優先配向性を有してい
るが、前記チタン薄膜が配向性に優れた下地として働く
ことによりさらに配向性に優れた白金薄膜を成長させる
ことが出来る。また、前記チタン薄膜は、前記基板およ
び前記白金薄膜のどちらにも密着性を有する。
【0031】前記白金薄膜上面に強誘電体薄膜を成長さ
せるようにしている。
【0032】従って、さらに配向性に優れた前記白金薄
膜が下地として働くことにより、配向性に優れた強誘電
体薄膜を成長させることが出来る。
【0033】
【実施例】本発明に係る結晶性薄膜製造方法を用いた一
実施例として強誘電体不揮発性記憶装置のメモリセル1
のゲート上に積層される結晶性薄膜の製造方法につい
て、メモリセル1の製造工程に即して以下に説明する。
図1A、B、C及び図2A、B及び図3に製造工程を断
面構成図で示す。
【0034】図1Aに示すようにメモリセル1を形成す
る為に、まずシリコンウエーハ5が準備される。
【0035】次に、図1B及びCに示すように、シリコ
ンウエーハ5の上面に電子ビーム蒸着法によりC軸配向
性<001>のチタン結晶性薄膜3を形成する。この場
合、電子ビーム蒸着法は以下の様に異なった条件で2工
程に分けて行う。初めの第一工程では、温度を300℃か
ら400℃、例えば350℃とし、電子銃パワーを180〜300ワ
ットに設定し、第一膜として膜厚が数nm程度になるま
でチタン結晶体7を成長させる。次の第二工程では、温
度を500℃から600℃、例えば550℃とし、電子銃パワー
を180〜300ワットに設定し、第二膜としてチタン結晶性
薄膜9を成長させ、希望膜厚(50nm程度)のチタン
結晶性薄膜3を得る。
【0036】なお、第一工程の温度条件(350℃)によ
るチタン結晶の成長では、配向性に優れたC軸配向性<
001>のチタン結晶を成長させることは出来るが、成
長速度が遅い。また、第二工程の温度条件(550℃)で
チタン結晶を成長させた場合、成長速度は早いが普通<
011>配向のチタン結晶が成長する。しかしながら、
この実施例においては第一工程に続いて第二工程を行う
ことにより、第二工程の温度条件でもC軸配向性<00
1>のチタン結晶を早い成長速度のままで成長させるこ
とが出来る。従って、シリコンウエーハ5の上面に数分
で配向性に優れたC軸配向<001>のチタン結晶性薄
膜3(膜厚50nm程度)を形成することが出来る。
【0037】なお、この実施例ではチタン結晶体7は第
一膜として膜厚数nm程度に成膜しているが、その代り
に配向性に優れた分離した状態の種結晶を形成するだけ
でもよい。この場合も、<011>配向の結晶が成長す
る成膜条件にもかかわらず、その上面には配向性に優れ
たC軸配向性<001>のチタン結晶性薄膜を形成する
ことが出来る。
【0038】また、この実施例においては、第一膜また
は種結晶の上に組成が同じである第二膜を成長させてい
るが、第二膜として異なった組成の結晶を成長させるこ
とも出来る。
【0039】次に、図2Aに示すように、チタン結晶性
薄膜3の上面にCVD法により<111>配向の白金薄
膜11を形成する。なお、白金は元来下地にかかわらず
優先配向することにより配向性に優れた結晶が成長す
る。しかしこの実施例においては、<111>配向を有
する白金の格子間距離に近いC軸配向性<001>のチ
タン結晶性薄膜3を下地として設けた後に白金を成長さ
せているから、成長した白金の結晶はさらに良好な配向
性を示す。
【0040】また、この時チタン薄膜3をシリコンウエ
ーハ5と白金薄膜11との間に設けたことにより、シリ
コンウエーハ5からの白金薄層11の剥離を防ぐことが
できる。
【0041】次に、図2Aに示すように、ゾル・ゲル法
により強誘電体薄膜であるPZT薄膜13が白金薄膜1
1上面に形成される。ここで、このゾル・ゲル法による
PZT薄膜の形成方法は、以下の様に行われる。
【0042】まず、ゾル溶液の調整を行う。ゾル溶液
は、PZTをPb:Zr:Ti=1:0.58:0.48のモル比に調
整される。
【0043】次に、スピンコート法により3000rpmの条
件下で調整済のゾル溶液を塗布し、100℃、15分の
条件で乾燥した後、RTA(Rapid Thermal Anneelin
g)の装置を使用し、酸素雰囲気中750℃、20秒の
条件で焼結させ、膜厚50nm程度のPZT薄膜13を
形成する。
【0044】上述の様に、この実施例においては第一膜
として白金薄膜11を設けた後に第二膜として結晶性薄
膜であるPZT薄膜13を形成するようにしている。従
って、白金薄膜11の良好な配向性を受継いだPZT薄
膜13を形成することが出来る。
【0045】なお、白金薄膜の代りに配向性に優れた分
離した状態の白金種結晶を形成するだけでもよい。この
場合もこの白金種結晶の配向性を受継いだPZT薄膜を
形成することが出来る。また、この白金結晶のように素
子の機能に直接関係しない場合は、不必要な成分は出き
るだけ少なくするという意味で成膜せずに分離した状態
の種結晶を用いた方がよい。
【0046】さらに、マグネトロンスパッタリング法
(温度条件610℃)によりPZT薄膜13上面にPZ
T薄膜15を成長させ合せて膜厚200nmのPZT薄
膜17を形成する。
【0047】上述の様に、この実施例においてはPZT
薄膜17を二回の工程に分けて(別の方法で)形成して
いる。初めのゾル・ゲル法により白金薄膜の配向性を受
継いだ配向性に優れたPZT薄膜を第一膜として形成し
た後に、スパッタリング法を用いて第二膜としてPZT
結晶を成長させ、PZT薄膜17の膜厚を200nmと
している。
【0048】なお、次に、PZT薄膜17上面にスパッ
タリング法により白金薄膜19を堆積させた後、レジス
トをマスクにしてエッチングすることにより結晶性チタ
ン薄膜8、白金薄膜11、PZT薄膜17、白金薄膜1
9を成形する。次に、白金薄膜19をマスクにして、ヒ
素またはリンをイオン注入および熱拡散させて、n+
ドレイン層21およびn+形ソース層23を形成する。
以上のようにしてメモリセルが形成される。
【0049】
【発明の効果】この発明の半導体装置の製造方法では、
配向性に優れた第一膜を形成した後に、第一膜上面に成
長速度の早い成膜条件で結晶を成長させるようにしてい
る。よって第一膜は配向性に優れた下地として働き、成
長速度の早い成膜条件でも配向性に優れた第二膜を成長
させることが出来る。
【0050】従って、配向性に優れた結晶構造を有する
薄膜を短時間で形成することができる。
【0051】この発明の半導体装置の製造方法では、
向性に優れた分離した状態の種結晶を成長させた後に、
前記種結晶の上に成長速度の早い成膜条件で結晶を成長
させるようにしている。よって前記種結晶は配向性に優
れた下地として働き、成長速度の早い成膜条件でも配向
性に優れた第二膜を成長させることが出来る。
【0052】従って、配向性に優れた結晶構造を有する
薄膜を短時間で形成することができる。
【0053】この発明の半導体装置の製造方法では、
板上面に配向性に優れたチタン結晶体を形成した後に、
成長速度の早い成膜条件でチタン結晶を成長させ、希望
膜厚のチタン成膜を形成するようにしている。よって前
記チタン結晶体は配向性に優れた下地として働き、成長
速度の早い成膜条件でも配向性に優れたチタン成膜を成
長させることが出来る。
【0054】従って、配向性に優れた希望膜厚のチタン
成膜を短時間で形成することが出来る。
【0055】また、前記チタン薄膜上面に白金薄膜を形
成するようにしている。
【0056】従って、白金は元来優先配向性を有してい
るが、前記チタン薄膜が配向性に優れた下地として働く
ことによりさらに配向性に優れた白金薄膜を形成するこ
とが出来る。また、前記チタン薄膜は前記基板および前
記白金薄膜のどちらにも密着性があるから、前記基板と
前記白金薄膜の剥離を防ぐことが出来る。
【0057】また、前記白金薄膜上面に強誘電体薄膜を
成長させるようにしている。
【0058】従って、配向性に優れた前記白金薄膜が下
地として働くことにより、配向性に優れた強誘電体薄膜
を形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による結晶性薄膜の製造方法
を示す為の製造工程図である。
【図2】本発明の一実施例による結晶性薄膜の製造方法
を示す為の製造工程図である。
【図3】本発明の一実施例による結晶性薄膜を示す為の
製造工程図である。
【図4】従来の結晶性薄膜を示す為の製造工程図であ
る。
【図5】従来の結晶性薄膜を示す為の製造工程図であ
る。
【図6】従来の結晶性薄膜を示す為の製造工程図であ
る。
【符号の説明】
7・・・チタン結晶体 9・・・チタン結晶性薄膜 3・・・チタン結晶性薄膜 11・・・白金薄膜 13・・・PZT薄膜 15・・・PZT薄膜 17・・・PZT薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/792 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 21/285 H01L 21/285 301 H01L 27/105 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置の製造方法であって、 C軸配向性<001>を有するチタン結晶体を成長させ
    た後、 当該チタン結晶体の上に、配向性<011>の成膜条件
    下において、チタン結晶体を成長させることによりチタ
    ン結晶性薄膜を生成することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】半導体装置の製造方法であって、 C軸配向性<001>を有するチタン結晶性膜を成膜し
    た後、 当該チタン結晶性膜の上に、配向性<111>を有する
    白金膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2の半導体装置の製造方法におい
    て、 配向性<111>を有する前記白金膜の上に、ゾル・ゲ
    ル法を用いて、強誘電体膜を形成することを特徴とする
    もの。
  4. 【請求項4】請求項3の半導体装置の製造方法におい
    て、 ゾル・ゲル法により形成された前記強誘電体膜の上に、
    マグネトロンスパッタリング法を用いて、強誘電体膜を
    形成することを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】半導体装置の製造方法であって、 分離した状態のC軸配向性<001>を有するチタン種
    結晶を成長させた後、 当該チタン種結晶の上に、配向性<011>の成膜条件
    下において、チタン結晶体を成長させることによりチタ
    ン結晶性薄膜を生成することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】半導体装置の製造方法であって、 C軸配向性<001>を有するチタン結晶性膜を成膜し
    た後、 当該チタン結晶性膜の上に、配向性<111>を有する
    白金種結晶を形成し、 当該白金種結晶の上に、ゾル・ゲル法を用いて、強誘電
    体膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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