JP3242034B2 - 圧洩れ検査装置 - Google Patents

圧洩れ検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動二輪車
用エンジンのクランクケース等の圧洩れ検査装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動二輪車用エンジンのク
ランクケース等の中空ワークを鋳造した際、鋳巣の欠陥
等の有無を検査するため、例えば図2に示すような圧洩
れ検査装置51によって圧洩れ検査が行われることがあ
る。
【0003】この検査装置51は、ウレタンゴム板製の
シール面52に中空ワークWの開口部を向けて載置し、
この中空ワークWを、上方のクランプ治具53の加圧エ
アでシール面52に向けて押圧して内部空間を密閉する
とともに、内部空間を所定圧に加圧し、検査ユニット5
4で内部空間の圧力を測定して圧洩れを検査するように
している。そして、クランプ治具53には、アクチュエ
ータ55が設けられ、このアクチュエータ55には、エ
ア源56に通じるエア回路57が接続され、中空ワーク
Wの内部空間部は不図示の加圧機構で所定圧にセット可
能にされるとともに、エア回路57に設けた切換弁58
によって、クランプ作動の切換えが制御されるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の検査
装置51の場合、検査ユニット54で圧洩れ検査を行っ
ている間、クランプ治具53による圧力変化が生じて、
検査上問題が生じる場合がある。
【0005】すなわち、クランプ力の変化のうち、クラ
ンプ力が弱まる方向の変化は、圧洩れが生じやすくなっ
て製品の品質が悪い方向に判定されるため、品質の悪い
製品を後工程に流さないという検査の目的から特に問題
とはならないが、クランプ力が増大方向に変化する時
は、品質の悪い製品も良品と判定される虞れがあり、検
査上問題がある。
【0006】そして、例えば自動二輪車の製造工程のラ
イン等において、検査工程を洗浄工程等の近傍に配置し
て、洗浄工程等と同じエア源を共有するような場合は、
隣接する機器等の使用によってエア圧に変化が生じやす
くなる等、周囲の設備機器等の影響によって、クランプ
力に変化が生じ易かった。
【0007】そこで、本発明は、例えば設備の周辺機器
等の影響を受けず、誤測定により品質不良の製品を良品
と判断しないような検査装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、シール面に開口部を当接せしめた中空ワーク
を押圧して中空ワーク内の空間部を密閉するクランプ治
具と、密閉された内部空間部を所定圧に高める加圧機構
と、内部空間部の圧洩れを検査する検査ユニットと、前
記クランプ治具のアクチュエータに圧力流体源の圧力流
体を供給して駆動する流体回路を備えた圧洩れ検査装置
において、流体回路に、検査ユニットで圧洩れを検査し
ている間、流路を遮断してクランプ治具のアクチュエー
タへの圧力流体の供給を阻止する遮断機構を設けた。
【0009】すなわち、アクチュエータを作動させて中
空ワークをクランプした後、任意の手段によりワーク内
の空間部を所定圧に加圧し、アクチュエータに通じる流
体回路を遮断して空間部内の圧洩れを検査すれば、クラ
ンプ力が圧力流体源の圧力変化の影響を受けないため、
検査結果に悪影響が出ない。
【0010】また流体回路を遮断すれば、一般的な傾向
として、アクチュエータのクランプ力が徐々に弱まる方
向に変化するが、この変化の方向は、検査上、よりシビ
ヤな検査が行われることを意味し、不具合とはならな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
圧洩れ検査装置の構成例図である。
【0012】本発明の圧洩れ検査装置1は、例えば自動
二輪車のクランクケース等の中空ワークを鋳造した際、
鋳巣等の不具合の有無を検査するための装置として構成
され、図1に示すように、例えばウレタンゴム板製等の
シール面2と、このシール面2上に開口部を向けて載置
される中空ワークWを押圧するクランプ治具3と、この
クランプ治具3に加圧エアを供給するエア回路4と、こ
のエア回路4に接続されるエア源5と、中空ワークWの
内部空間部の圧力を所定圧に加圧する不図示の加圧機構
と、内部空間部内の圧力を測定する検査ユニット6を備
えている。
【0013】前記クランプ治具3は、中空ワークWを押
圧する押圧板7と、この押圧板7を進退動させるアクチ
ュエータ8を備えており、押圧板7が前進すると中空ワ
ークWが押圧されてクランプ力が強まり、押圧板7が後
退すると、クランプ力が弱まるようにされている。
【0014】前記エア回路4は、アクチュエータ8とエ
ア源5を連結すべく構成されており、またエア回路4の
途中には、加圧エアの供給路の切換え、及び流路の遮断
を制御するエア切換・遮断弁9が設けられている。すな
わちこのエア切換・遮断弁9は、例えばアクチュエータ
8を前進させてワークWをクランプするクランプ位置
と、アクチュエータ8を後退させてクランプ力を解除す
るアンクランプ位置と、エア源5から供給される加圧エ
アを遮断する遮断位置の3位置の切換え方式にて構成さ
れている。
【0015】また、中空ワークW内の空間部を加圧する
不図示の加圧機構は、例えば所定圧に調整した加圧エア
等を空間部内に供給することが出来るようにされ、例え
ば前記エア回路4の途中から分岐したエア回路、または
別個に設けたエア回路等を内部空間部に連通させること
で構成する。
【0016】以上のように構成された圧洩れ検査装置1
において、検査を行う時は、中空ワークWの開口部をシ
ール面2に当接させて位置決めし、エア切換・遮断弁9
をクランプ位置にセットして、ワークWをクランプする
と同時に、ワークWの内部空間部を所定圧に加圧する。
【0017】それが完了すると、エア切換・遮断弁9を
遮断位置に切換えて、エア源5から供給される加圧エア
の流路を遮断した後、検査ユニット6によってワークW
の空間部圧力を検査する。そして、圧力が所定の範囲内
にあるか否かがチェックされ、良否が判定される。
【0018】このような検査方法において、例えばエア
源5の圧力が変化しても、クランプ治具3のクランプ力
に変化はなく、例えば周囲の設備機器等でエア源5を共
有する場合でも、検査結果に悪影響を与えることがな
い。
【0019】そして検査が終了すると、エア切換・遮断
弁9をアンクランプ位置に切換え、中空ワークWを払い
出す。
【0020】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えばクラ
ンプ治具3のクランプ圧はエア以外の流体圧等を使用し
ても良く、また、中空ワークはクランクケース以外のワ
ークでも良い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明に係る圧洩れ検査装
置は、クランプ治具で中空ワークの開口部をシール面に
押圧してクランプし、ワーク内の圧力を測定することで
圧洩れ検査を行うようにした検査装置において、圧洩れ
を検査している間、流体圧源とクランプ治具間の流路を
遮断してクランプ治具のアクチュエータへの圧力流体の
供給を阻止するようにしたため、エア源の圧力が変化し
てもクランプ治具によるクランプ力に悪影響を与えず、
検査の質を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧洩れ検査装置の説明図
【図2】従来の圧洩れ検査装置の説明図
【符号の説明】
1…圧洩れ検査装置、2…シール面、3…クランプ治
具、4…エア回路、5…エア源、6…検査ユニット、8
…アクチュエータ、9…エア切換・遮断弁、W…中空ワ
ーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−21401(JP,A) 特開 昭64−79634(JP,A) 実開 平6−59503(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/26 G01M 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール面に開口部を当接せしめた中空ワ
    ークを押圧して中空ワークの内部空間部を密閉するクラ
    ンプ治具と、密閉された内部空間部を所定圧に高める加
    圧機構と、内部空間部の圧洩れを検査する検査ユニット
    と、前記クランプ治具のアクチュエータに圧力流体源の
    圧力流体を供給して駆動する流体回路を備えた圧洩れ検
    査装置であって、前記流体回路は、前記検査ユニットで
    圧洩れを検査している間、流路を遮断して前記クランプ
    治具のアクチュエータへの圧力流体の供給を阻止する遮
    断機構を備えたことを特徴とする圧洩れ検査装置。
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