JP3235925B2 - ハウリング抑制装置 - Google Patents

ハウリング抑制装置

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JP3235925B2 JP29086793A JP29086793A JP3235925B2 JP 3235925 B2 JP3235925 B2 JP 3235925B2 JP 29086793 A JP29086793 A JP 29086793A JP 29086793 A JP29086793 A JP 29086793A JP 3235925 B2 JP3235925 B2 JP 3235925B2
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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響機器、特にアナウ
ンス等を拡声する拡声装置において、スピーカ等の音声
出力からマイクロフォン等に音がフィードバックするこ
とにより発生するハウリングを制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15はノッチフィルタを利用した従来
のハウリング抑制装置の構成を示している。図15にお
いて、101は入力端子であり、マイクロフォン等に接
続される。102は入力端子101に印加された信号を
デジタル信号に変換するADコンバータである。103
は複数の縦続接続されたノッチフィルタであり、それぞ
れ係数メモリ104内の係数によりハウリング除去のた
めの周波数が設定される。105はDAコンバータであ
り、デジタル信号をアナログ信号に変換して出力端子1
06に出力する。出力端子106から出力された信号
は、通常、パワーアンプ等を経由してスピーカから再生
される。
【0003】一方、ADコンバータ102の出力は、暗
騒音測定手段110および周波数分析手段である高速フ
ーリエ変換器107に入力される。高速フーリエ変換器
107の分析結果はピーク検出手段108に接続され、
ピーク検出手段108の出力は係数選択手段109に接
続され、係数選択手段109は、係数メモリ111から
ノッチフィルタ103に付属した係数メモリ104への
係数転送を管理している。
【0004】次に、上記従来例の動作について説明す
る。図15において、まずハウリングが発生していない
状態で、暗騒音測定手段110により入力信号レベルが
測定される。高速フーリエ変換器107では常に周波数
分析を行ない、周波数スペクトルの最大値をピーク検出
手段108により検出し、ピーク周波数を保持してい
る。次に、ハウリングを生じさせる原因となるルーブゲ
インを上昇させると、ハウリングが生じる。ハウリング
が生じると、暗騒音測定手段110では、過去の値より
大きなレベルが測定されるので、このようなレベル上昇
をハウリングと判定し、係数選択手段109にハウリン
グ判定結果を伝達する。係数選択手段109では、ハウ
リング判定を受けて、その時点のピーク周波数に相当す
るノッチフィルタ103の係数を係数メモリ111から
係数メモリ104へ転送する。係数メモリ104にハウ
リング周波数と同じ中心周波数を持ったノッチフィルタ
103の係数が転送されると、ノッチフィルタ103の
設定が行なわれ、ハウリング周波数の除去が行なわれ
る。
【0005】このように、上記従来のハウリング抑制装
置でも、ハウリング抑制をすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハウリング抑制装置では、以下のような問題点があ
った。 (1)ハウリングの判定をレベルの上昇により行なって
いるので、足音や人の声等の入力によりレベル上昇が生
ずると、ハウリング発生と見なしてしまい、誤検出に至
る。 (2)ハウリング入力信号を入力側から取っているの
で、入力信号にハム等の一定の周波数のピークを持った
信号が入力されていると誤検出に至る。 (3)ハウリングの発生を外部のゲイン上昇手段に依存
しているので、ハウリングの発生操作が簡便でない。 (4)ハウリングの発生を外部のゲイン上昇手段に依存
しているので、ハウリングが抑制された後の、拡声ゲイ
ンの上昇分が分かりにくい。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、比較的大きな暗騒音下でハウリングを安
定して検出し、抑制することのできる優れたハウリング
抑制装置を提供するとを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アナログ信号をAD変換するADコンバ
ータと、ADコンバータの出力に接続された複数の縦続
接続されたノッチフィルタと、最後のノッチフィルタの
出力に接続されてデジタル信号をアナログ信号に変換す
るDAコンバータと、最後のノッチフィルタの出力に接
続された周波数分析手段と、周波数分析手段の分析結果
のレベルの最大値と前記周波数分析結果のレベルの加算
値またはレベルの平均値との倍率差が予め設定された値
を越えた場合にハウリング発生と判定してハウリング周
波数に対応する値を出力する判定装置とを備えたもので
ある。
【0009】
【0010】さらに本発明は、ハウリング抑制装置の判
定装置が、周波数分析結果の最大値と複数の周波数分析
結果の内の全周波数ポイントより少ない複数のレベル値
の加算値または平均値との倍率差が、予め設定された値
を越えた場合にハウリング発生と判定してハウリング周
波数に対応する値を出力するようにしたものである。
【0011】さらに本発明は、周波数分析結果の平均値
を演算する際に、得られた結果の最大値から数えて大き
い順に複数個取り除くようにしたものである。
【0012】さらに本発明は、ハウリング周波数に対応
する値が複数回連続した場合にハウリング発生と判定す
るようにしたものである。
【0013】さらに本発明は、ハウリング周波数に対応
する値が複数回連続した場合にハウリング発生と判定す
るようにしたものである。
【0014】さらに本発明は、入出力間のゲインを調整
できるように時系列的に変化する音量制御手段を備えた
ものである。
【0015】さらに本発明は、音量制御手段に与えられ
たゲイン値のピークを表示するようにしたものである。
【0016】さらに本発明は、ノッチフィルタの前段ま
たは後段に振幅制限を行なうコンプレッサ/リミッタを
備えたものである。
【0017】
【作用】したがって本発明によれば、ハウリングを除去
するノッチフィルタの出力からハウリング判定のための
信号を得、ハウリング判定周波数結果の平均値と最大値
の倍率差を用いているので、入力信号にハム等の一定周
波数にピークを持った信号が入力されても、ノッチフィ
ルタにより除去され、ノッチフィルタで除去された後
は、ハウリングの誤検出が生じにくくなり、また暗騒音
のレベルが変化しても誤検出しにくくなる
【0018】
【0019】また本発明によれば、周波数分析結果の最
大値と複数の周波数分析結果の内の全周波数ポイントよ
り少ない複数のレベル値の加算値または平均値との倍率
差が、予め設定された値を越えた場合にハウリング発生
と判定するので、より演算量が少なく、より高速にハウ
リングの検出ができる。
【0020】また本発明によれば、周波数分析結果の平
均値を演算する際に、得られた結果の最大値から数えて
大きい順に複数個取り除くようにしたので、ハウリング
が十分成長していない低レベルの内にハウリングの判定
が行なえ、ハウリング検出までの時間を短縮することが
できる。
【0021】また本発明によれば、ハウリング周波数に
対応する値が複数回連続した場合にハウリング発生と判
定するようにしたので、足音等の比較的短い時間に周波
数上のピークを持った信号はハウリングと同定しにく
く、また口笛や楽器音等のピッチ(ピーク周波数)の変
化する信号に付いてもハウリングと同定しにくく、誤検
出に至りにくい。
【0022】また本発明によれば、ハウリング周波数に
対応する値が複数回連続した場合にハウリング発生と判
定するようにしたので、より演算量が少なくなり、より
高速にハウリングを検出できる。
【0023】また本発明によれば、時系列的に変化する
音量制御手段を設けて入出力間のゲインを調整できるよ
うにしたので、ハウリング発生の制御を管理でき、ハウ
リング発生とハウリング検出の連動により、ハウリング
を急激に成長させることなく、自動的にハウリング抑制
を行なうことができ、簡便な操作が可能になる。
【0024】また本発明によれば、音量制御手段に与え
られたゲイン値のピークを表示するようにしたので、ハ
ウリング抑制効果すなわちハウリング抑制による拡声ゲ
インの上昇値を速やかに把握できる。
【0025】また本発明によれば、ノッチフィルタの前
段または後段に振幅制限を行なうコンプレッサ/リミッ
タを配置したので、ハウリング検出が失敗しハウリング
が急成長した場合においても、コンプレッサ/リミッタ
により振幅制限がなされ、本装置の出力に接続されるス
ピーカ等の機器の破壊を避けることができる。また、コ
ンプレッサ/リミッタは、歪を増大させることなく振幅
制限を行なうので、高調波歪によるハウリング判定回路
の誤検出を回避することができる。
【0026】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例の
構成を示すものである。図1において、1は入力端子で
あり、マイクロフォン等に接続される。2は入力端子1
に印加された信号をデジタル信号に変換するADコンバ
ータである。3は複数の縦続接続されたノッチフィルタ
であり、それぞれ係数メモリ4内の係数によりハウリン
グ除去のための中心周波数が設定される。5はDAコン
バータであり、デジタル信号をアナログ信号に変換して
出力端子6に出力する。出力端子6から出力された信号
は、通常、パワーアンプ等を経由してスピーカから再生
される。
【0027】一方、最後のノッチフィルタ3の出力は、
周波数分析手段である高速フーリエ変換器(以下、FF
Tと略す。)7に入力される。FFT7の分析結果は判
定装置8に接続され、判定装置8の出力は係数選択手段
9に接続され、係数選択手段9は、係数メモリ10から
ノッチフィルタ3に付属した係数メモリ4への係数転送
を管理している。
【0028】図2はノッチフィルタ3の構成を示し、い
わゆる2次のデジタルパイクワッドフィルタを形成して
おり、下記式に示される伝達関数を有しており、図3に
示すような、周波数fmでピークを持つ減衰する釣鐘型
の周波数特性を得ることができる。図2において、21
は入力端子、22は加算器、23、25、27、29、
31はそれぞれ乗算器である。また、24、26、2
8、30はそれぞれ遅延器であり、32は出力端子であ
る。33は各乗算器23、25、27、29、31にお
ける係数を格納する係数メモリである。 H(Z)=Y/X =(bn0+bn1-1+bn2-2)/(1−an1-1−an2-2
【0029】次に、上記第1の実施例の動作に付いて説
明する。初期状態において、ノッチフィルタ3は周波数
特性上平坦な特性を持っている。入力端子1にハウリン
グ成分を有した信号が入力されると、周波数特性上ピー
クを有した信号になっているので、平坦な周波数特性を
持ったノッチフィルタ3を経由し、FFT7にそのまま
入力される。FFT7では、入力信号に対する周波数ス
ペクトルを出力し、判定装置8に出力される。判定装置
8では、ハウリングの特徴である周波数軸上にピークが
あることを検出し、周波数軸上のピーク周波数値を出力
する。係数選択手段9では、入力されたピーク周波数値
に従って、ピーク周波数に対応する中心周波数fmを持
ったノッチフィルタ3の係数を係数メモリ10から選択
し、それを係数メモリ4へ転送する。
【0030】ノッチフィルタ3の係数が係数メモリ4へ
転送されると、図2に示すようなバイクワッドデジタル
フィルタにより、図3に示すような周波数特性を有する
ノッチフィルタが形成され、ハウリング周波数を減衰さ
せる。以降同様にハウリングが生じた場合に、第2から
最終のノッチフィルタに次々にノッチフィルタの係数が
設定される。
【0031】入力信号に、例えば50Hzに周波数軸上
のピークを持つハム成分を持った信号が入力された場
合、1回目のハウリング検出で、50Hzに減衰のピー
クを持ったノッチフィルタが形成されるので、ハム成分
は減衰し、以降ハム成分以外のハウリング発生に付い
て、ノッチフィルタの係数が設定される。
【0032】このように、上記第1の実施例によれば、
ハウリングを除去するノッチフィルタの出力からハウリ
ング判定のための信号を得ているので、入力信号にハム
等の一定周波数にピークを持った信号が入力されても、
ノッチフィルタにより除去され、ノチフィルタで除去さ
れた後では、ハウリングの誤検出が生じにくくなるとい
う効果を有する。
【0033】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
を示すものであり、上記第1の実施例における判定装置
8の構成の一例を示すものである。図4において、8A
は本実施例における判定装置であり、41はFFT7の
分析結果を格納しておくメモリであり、本実施例では4
096点のFFTを採用しているため、2048点の周
波数成分のパワー値が格納されるようになっている。4
2はFFT分析結果をそれぞれ加算する加算器であり、
加算結果LMEANは割り算器46に入力されている。ま
た、FFT分析結果は、選択手段43にも入力されてお
り、比較器44において最大値レジスタ45のLPEAK
の比較をそれぞれのFFT分析結果L1からL2048
について行ない、LPEAKより大きな値があれば、LPEAK
として最大値レジスタ45に格納するとともに、最大値
を与える周波数値1から2048をfPEAKとして最大値
レジスタ45に格納する。L1からL2048までの選
択が選択手段43により完了すると、最大値レジスタ4
5には、FFT分析結果の最大値を与える結果LPEAK
最大値を与える周波数番号fPEAKが格納されることにな
る。最大値を与える結果LPEAKは、割り算器46のもう
一方の入力に転送され、割り算器46では、LPEAK/L
MEANの演算が行なわれ、演算結果は比較器48に与えら
れる。比較器48では、予め設定されているしきい値レ
ジスタ47に格納された値との比較が行なわれ、割り算
結果が大きな場合は、ピーク周波数スイッチ49がオン
となり、ピーク周波数値を次段の係数選択手段9へ出力
する。
【0034】ハウリングが生じている場合のFFT分析
結果は、一般に図5に示すような周波数スペクトルを有
しており、ハウリングが十分成長した段階では、暗騒音
値に対し充分大きなピークを持つようになる。この周波
数スペクトルの平均値を取ると、通常ピーク値より小さ
な平均値の結果が得られるので、レベルの平均値とピー
クのレベル差すなわち倍率差が充分得られるようにな
る。
【0035】上記実施例では、平均値として、2048
ポイント分の加算値を採用しているが、加算値は、平均
値の2048倍であるので、しきい値レジスタ47の値
において2048倍分の倍率を考慮すれば、暗騒音のレ
ベルとピークレベルとの弁別に影響を与えずにすむ。
【0036】このように、上記第2の実施例における判
定装置8Aによれば、ハウリング判定をFFT分析結果
の平均値とピーク値の倍率差を用いているので、暗騒音
のレベルが変化しても誤検出しにくいという効果を有す
る。
【0037】(実施例3)図6は本発明の第3の実施例
を示すものであり、上記第1の実施例における判定装置
8の構成の別の例を示すものである。本実施例における
判定装置8Bにおいて、要素51〜59は第2の実施例
における要素41〜49と同じであり、加算器52に入
力されるFFT分析結果が、FFT結果における周波数
番号の奇数値になっていることだけが、上記第2の実施
例と異り、他の動作は上記第2の実施例と同じである。
通常、ハウリングが生ずる周波数軸上のピークは数ポイ
ントであるので、FFT分析結果を間引いて加算して
も、FFT分析結果の平均値に大きな影響を与えない。
【0038】このように、上記第3の実施例における判
定装置8Bによれば、FFT分析結果の最大値と複数の
FFT分析結果の内の全周波数ポイントより少ない複数
レベル値の加算値または平均値との倍率差が、予め設定
された値を越えた場合にハウリング発生と判定するよう
にしたので、上記第2の実施例よりも演算量が少なく、
より高速にハウリングの検出ができるという効果を有す
る。
【0039】(実施例4)図7は本発明の第4の実施例
を示すものであり、上記第1の実施例における判定装置
8のさらに別の構成を示すものである。本実施例におけ
る判定装置8Cは、上記第2の実施例における最大値レ
ジスタ45に対して複数の最大値から順に大きなレベル
値(図7の場合は3個)を保有するようなレジスタ65
を設けたものである。
【0040】FFT分析結果の加算値において、ハウリ
ング成分の値は、比較的大きな重みを持っているので、
加算器66において減算することにより、より正確にハ
ウリング成分を除去した暗騒音レベルを測定できるよう
になる。すなわち、ハウリング成分が比較的小さな場合
でも、しきい値を越えるような割り算器67の結果を出
力端子68に得られるようになる。
【0041】このように、上記第4の実施例によれば、
上記第2の実施例におけるFFT分析結果の平均値を演
算する際に、得られた結果の最大値から数えて大きい順
から複数個取り除くようにしているので、ハウリングが
充分成長していない低いレベルの内にハウリングの判定
が行なえ、ハウリング検出までの時間が短縮できるとい
う効果を有する。
【0042】(実施例5)図8は本発明の第5の実施例
を示し、図4に示した上記第2の実施例における判定装
置8Aのピーク周波数スイッチ49の後段に接続された
ハウリング判定回路の概略ブロック図を示している。図
8において、71はハウリング周波数の入力端子であ
り、ハウリング周波数レジスタ72に入力されている。
ハウリング周波数レジスタ72では、過去2回までのハ
ウリング周波数も格納されており、現在を含めて3回ま
でのハウリング周波数結果を格納するとともに、ハウリ
ング検出が行なわれる度に更新される。73は比較器で
あり、ハウリング周波数レジスタ72の内容が全て一致
した場合に、ハウリング周波数出力スイッチ74をオン
し、出力端子75にハウリング周波数を出力する。
【0043】ハウリングの性質は、図9に示すように時
間的に安定する性質を持っている。これに対して、人の
声や楽器は、破線のように時間的にピークを示す周波数
値が変動する性質を持っているので、本実施例のよう
に、複数回同一周波数値が連続するような場合はハウリ
ングの確立が高くなる。
【0044】このように、上記第5の実施例によれば、
第2の実施例におけるハウリング周波数に対応する値が
複数回連続した場合にハウリング発生と判定するように
したので、足音等の比較的短い時間に周波数上のピーク
を持った信号に対してはハウリングと同定しにくく、ま
た口笛や楽器音等のピッチ(ピーク周波数)の変化する
信号に付いてもハウリングと同定しにくいので、誤検出
に至りにくいという効果を有する。
【0045】(実施例6)本発明の第6の実施例は、図
8に示したハウリング判定回路を、図6に示した上記第
3の実施例におけるハウリング周波数出力スイッチ59
の後段に縦続接続したものであり、同様の誤検出の確率
の低減が可能である。
【0046】本実施例によれば、上記第3の実施例にお
けるハウリング周波数に対応する値が複数回連続した場
合にハウリング発生と判定するようにしたので、足音等
の比較的短い時間に周波数上のピークを持った信号に対
してはハウリングと同定しにくく、さらに上記第5の実
施例よりも演算量が少なくなるので、より高速にハウリ
ング検出ができるという効果を有する。
【0047】(実施例7)図10は本発明の第7の実施
例におけるハウリング制御装置の概略ブロック図を示す
ものである。図10において、1〜10までは図1に示
すハウリング制御装置の1〜10まではと同じであり、
同じ動作をする。第1の実施例と異なるのは、判定装置
8から出力されるハウリング判定結果が、スタートスイ
ッチ11が接続された制御装置12に接続され、制御装
置12の出力は、ノッチフィルタ3とDAコンバータ5
との間に接続されたゲイン制御手段13を制御するよう
になていることである。
【0048】次に、上記第7の実施例における制御装置
12の動作について説明する。 (1)スタートスイッチ11の押下により、ノッチフィ
ルタ3をフラットな周波数特性を持つようにクリアす
る。 (2)図11に示す順番でゲイン制御手段13を制御す
る。まず初回ハウリング検出までは、3秒間隔で1dB
ずつゲインアップし、ハウリング検出後、一旦ゲインを
2秒間−∞(OFF)とし、その持ち、ハウリング検出
時ゲインの−2dBポイントまでゲインを復帰する。そ
して以降2秒間隔で、ゲインを0.5dBずつ上昇させ
る。 (3)ハウリング検出により、ノッチフィルタ3の全て
の設定が終了した時点で、ゲインを0dBに復帰させ
る。 このような手順により、ハウリングを急激に成長させる
ことなく、自動的にハウリング抑制を行なうことができ
る。
【0049】このように、上記第7の実施例によれば、
第1の実施例に時系列的に変化する音量制御手段とし
て、制御装置12およびゲイン制御手段13を設けて入
出力間のゲインを調整できるようにしたので、ハウリン
グ発生の制御を管理でき、ハウリング発生とハウリング
検出の連動により、ハウリングを急激に成長させること
なく、自動的にハウリング抑制を行なうことができ、簡
便な操作が可能になるという効果を有する。
【0050】(実施例8)図12は本発明の第8の実施
例におけるハウリング制御装置の概略ブロック図を示す
ものである。図12において、1〜13までは図7にお
ける1〜13までと同じであり、同じ動作をする。異な
るのは、上記第7の実施例において、ゲイン手段制御1
3に接続される制御装置12の出力にピークホールド手
段14を接続し、ピークホールド手段14の出力にレベ
ルメータ15を接続したことである。
【0051】本実施例においては、制御装置12が上記
第7の実施例と同様の動作を行なうとともに、ピークホ
ールド手段14にハウリングのピーク値を保持させて、
レベルメータ15にハウリング検出期間中のゲインの最
大値を表示する。図13は液晶表示器の表示部を示し、
レベルメータ15は、バーグラフ表示領域81にゲイン
値「G」とともに表示されるようになっている。
【0052】レベルメータ15にゲイン上昇値の最大値
が表示される際、ノッチフィルタ3により減衰される入
力信号のエネルギーは、ノッチフィルタ3の帯域幅が充
分小さい場合は無視しうるので、実際のハウリングマー
ジンの向上値とほぼ一致することになる。
【0053】このように、上記第8の実施例によれば、
上記第7の実施例において音量制御手段に与えられたゲ
イン値のピークを表示するようにしたので、ハウリング
抑制効果すなわちハウリング抑制による拡声ゲインの上
昇値を速やかに把握できるという効果を有する。
【0054】(実施例9)図14は本発明の第9の実施
例におけるハウリング制御装置の概略ブロック図を示す
ものである。図14において、1〜10までは図1にお
ける1〜10までと同じであり、同じ動作をする。異な
るのは、ノッチフィルタ3の前段に振幅制限を目的とし
たコンプレッサ/リミッタ91を接続したことである。
コンプレッサ/リミッタ91は、ノッチフィルタ3の前
段ではなく後段に接続することもできる。
【0055】本実施例においては、ハウリング検出が失
敗し、ハウリングが急成長した場合においても、コンプ
レッサ/リミッタ91により振幅制限がなされるので、
本装置の出力に接続されるスピーカ等の機器の破壊を避
けることができるという効果を有する。また、コンプレ
ッサ/リミッタ91は、歪を増大させるとなく振幅制限
を行なうので、高調波歪によるハウリング判定の誤検出
を回避することができる。
【0056】(その他の実施例)本発明のその他の実施
例を以下に示す。 (10)入出力端子を複数個持ち、ハウリング抑制を個
別に行なうようにしたマルチチャンネルハウリング抑制
装置。 (11)入出力端子を複数個持ち、各チャンネルのノッ
チフィルタをほぼ同時に動作させ、同じ設定値を設定す
るようにしたマルチチャンネルハウリング抑制装置。 (12)ノッチフィルタの他にいわゆるパラメトリック
イコライザを入出力信号間に挿入し、ハウリング制御と
ともに音質調整も行なえるようにしたハウリング抑制装
置。 (13)ノッチフィルタの他に1/3オクターブ分解能
グラフィックイコライザを入出力信号間に挿入し、ハウ
リング制御とともに音質調整も行なえるようにしたハウ
リング抑制装置。 (14)ノッチフィルタの他に遅延装置を入出力信号間
に挿入し、ハウリング制御とともにスピーカからの再生
信号の遅延を行なえるようにしたハウリング抑制装置。 (15)実施例1のハウリング抑制装置に複数個のバン
ドバスフィルタから構成されるスペクトル・アナライザ
を接続し、入力信号および出力信号のスペクトラムの監
視を行なえるようにしたハウリング抑制装置。 (16)実施例1のハウリング抑制装置のノッチフィル
タの特性を液晶表示器等に表示するようにし、ノッチフ
ィルタの特性を可視化したハウリング抑制装置。 (17)ノッチフィルタの特性を通信インターフェイス
により外部のコンピュータ等制御機器の画面上に可視化
したハウリング抑制装置。 (18)ノッチフィルタの設定を実施例7のように自動
化するだけでなく、ジョッグダイヤルやロータリーエン
コーダ等によりノッチフィルタの中心周波数設定やゲイ
ン設定手段設定の手動設定もできるようにしたハウリン
グ抑制装置。 (19)実施例1のハウリング抑制装置に電源周波数の
整数倍の中心周波数を持ったノッチフィルタを接続し、
入力信号に含まれる電源ノイズを予め除去するようにし
て、誤検出の可能性を低減させたハウリング抑制装置。 (20)実施例1のハウリング抑制装置の出力に逆方向
に並列接続されたダイオードを出力端子とグラウンド間
に接続し、ハウリング成長時に振幅制限を行ない、以降
の機器の破壊を防ぐようにしたハウリング抑制装置。 (21)音場制御を目的とする畳み込み装置または残響
装置の入力または出力に本実施例のいずれかのハウリン
グ抑制装置を設け、畳み込み装置または残響装置固有の
カラレーションを除去するようにしたハウリング抑制装
置。 (22)本実施例のいずれかのハウリング抑制装置の入
力にマイクアンプを設け、マイクを直接接続できるよう
にしたハウリング抑制装置。 (24)本実施例のいずれかのハウリング抑制装置の出
力にパワーアンプを設け、スピーカを直接接続できるよ
うにしたハウリング抑制装置。
【0057】
【発明の効果】本発明は、上記第1の実施例から明らか
なように、ハウリングを除去するノッチフィルタの出力
からハウリング判定のための信号を得ているので、入力
信号にハム等の一定周波数にピークを持った信号が入力
されても、ノッチフィルタで除去され、ノッチフィルタ
で除去された後は、ハウリングの誤検出が生じにくくな
るという効果を有する。
【0058】また本発明は、上記第2の実施例から明ら
かなように、ハウリング判定を周波数結果の平均値とピ
ーク値の倍率差を用いているので、暗騒音のレベルが変
化しても誤検出しにくいという効果を有する。
【0059】また本発明は、上記第3の実施例から明ら
かなように、周波数分析結果の最大値と複数の周波数分
析結果の内の全周波数ポイントより少ない複数のレベル
値の加算値または平均値との倍率差が、予め設定された
値を越えた場合にハウリング発生と判定するようにした
ので、より演算量が少なく、より高速にハウリングの検
出ができるという効果を有する。
【0060】また本発明は、上記第4の実施例から明ら
かなように、周波数分析結果の平均値を演算する際に、
得られた結果の最大値から数えて大きい順に複数個取り
除くようにしたので、ハウリングが充分成長していない
低レベルの内にハウリングの判定が行なえ、ハウリング
検出までの時間を短縮することができるという効果を有
する。
【0061】また本発明は、上記第5の実施例から明ら
かなように、ハウリング周波数に対応する値が複数回連
続した場合にハウリング発生と判定するようにしたの
で、足音等の比較的短い時間に周波数上のピークを持っ
た信号はハウリングと同定しにくく、また口笛や楽器音
等のピッチ(ピーク周波数)の変化する信号に付いても
ハウリングと同定しにくく、誤検出に至りにくいという
効果を有する。
【0062】また本発明は、上記第6の実施例から明ら
かなように、ハウリング周波数に対応する値が複数回連
続した場合にハウリング発生と判定するようにしたの
で、足音等の比較的短い時間に周波数上のピークを持っ
た信号に対してはハウリングと同定しにくく、また口笛
や楽器音等のピッチ(ピーク周波数)の変化する信号に
付いてもハウリングと同定しにくく、さらに演算量もよ
り少なくなるので、より高速にハウリング検出ができる
という効果を有する。
【0063】また本発明は、上記第7の実施例から明ら
かなように、時系列的に変化する音量制御手段を設けて
入出力間のゲインを調整できるようにしたので、ハウリ
ング発生の制御を管理でき、ハウリング発生とハウリン
グ検出の連動により、ハウリングを急激に成長させるこ
となく、自動的にハウリング抑制を行なうことができ、
簡便な操作が可能になるという効果を有する。
【0064】また本発明は、上記第8の実施例から明ら
かなように、音量制御手段に与えられたゲイン値のピー
クを表示するようにしたので、ハウリング抑制効果すな
わちハウリング抑制による拡声ゲインの上昇値を速やか
に把握できるという効果を有する。
【0065】また本発明は、上記第9の実施例から明ら
かなように、ノッチフィルタの前段または後段に振幅制
限を行なうコンプレッサ/リミッタを配置したので、ハ
ウリング検出が失敗しハウリングが急成長した場合にお
いても、コンプレッサ/リミッタにより振幅制限がなさ
れ、本装置の出力に接続されるスピーカ等の機器の破壊
を避けることができるという効果を有する。また、コン
プレッサ/リミッタは、歪を増大させることなく振幅制
限を行なうので、高調波歪によるハウリング判定回路の
誤検出を回避することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すハウリング抑制装
置の概略ブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるノッチフィルタ
部の概略ブロック図
【図3】本発明の第1の実施例におけるノッチフィルタ
の特性の一例を示す特性図
【図4】本発明の第2の実施例における判定装置の概略
ブロック図
【図5】本発明の第2の実施例におけるハウリング発生
時のFFT結果の一例を示す特性図
【図6】本発明の第3の実施例における判定装置の概略
ブロック図
【図7】本発明の第4の実施例における判定装置の概略
ブロック図
【図8】本発明の第5および第6の実施例における判定
装置に付属するハウリング判定回路の概略ブロック図
【図9】ハウリング派生時のピーク周波数の時系列変化
の一例を示す特性図
【図10】本発明の第7の実施例を示すハウリング抑制
装置の概略ブロック図
【図11】本発明の第7の実施例における制御装置の動
作の一例を示す特性図
【図12】本発明の第8の実施例を示すハウリング抑制
装置の概略ブロック図
【図13】本発明の第8の実施例におけるハウリング抑
制装置の表示の一例を示す画面図
【図14】本発明の第9の実施例を示すハウリング抑制
装置の概略ブロック図
【図15】従来のハウリング抑制装置の概略ブロック図
【符号の説明】
1 信号入力端子 2 ADコンバータ 3 ノッチフィルタ 4 係数メモリ 5 DAコンバータ 6 出力端子 7 高速フーリエ変換器(周波数分析手段) 8、8A、8B、8C 判定装置 9 係数選択手段 10 係数メモリ 11 スタートスイッチ 12 制御装置 13 ゲイン制御手段 14 ピークホールド手段 15 レベルメータ 21 入力端子 22 加算器 23 乗算器(係数bn0) 24 遅延器 25 乗算器(係数bn1) 26 遅延器 27 乗算器(係数bn2) 28 遅延器 29 乗算器(係数an1) 30 遅延器 31 乗算器(係数an2) 32 出力端子 33 係数メモリ 41 FFT分析結果メモリ 42 加算器 43 選択手段 44 比較器 45 最大値レジスタ 46 割り算器 47 しきい値レジスタ 48 比較器 49 ピーク周波数スイッチ 51 FFT分析結果メモリ 52 加算器 53 選択手段 54 比較器 55 最大値レジスタ 56 割り算器 57 しきい値レジスタ 58 比較器 59 ピーク周波数スイッチ 61 FFT分析結果メモリ 61 加算器 63 選択手段 64 比較器 65 最大値レジスタ 66 加算器 67 割り算器 68 割り算結果出力端子 71 ハウリング周波数入力端子 72 ハウリング周波数レジスタ 73 比較器 74 ハウリング周波数出力スイッチ 75 ハウリング周波数出力端子 81 バーグラフ表示領域 91 コンプレッサ/リミッタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−142641(JP,A) 特開 昭64−7821(JP,A) 特開 平5−14476(JP,A) 特開 昭58−222697(JP,A) 特開 昭63−15598(JP,A) 特開 平4−47800(JP,A) 特開 平5−137191(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/00 - 3/44

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をAD変換するADコンバ
    ータと、前記ADコンバータの出力に接続された複数の
    縦続接続されたノッチフィルタと、最後のノッチフィル
    タの出力に接続されてデジタル信号をアナログ信号に変
    換するDAコンバータと、最後のノッチフィルタの出力
    に接続された周波数分析手段と、前記周波数分析手段の
    分析結果のレベルの最大値と前記周波数分析結果のレベ
    ルの加算値またはレベルの平均値との倍率差が予め設定
    された値を越えた場合にハウリング発生と判定してハウ
    リング周波数に対応する値を出力する判定装置とを備え
    たハウリング抑制装置。
  2. 【請求項2】 アナログ信号をAD変換するADコンバ
    ータと、前記ADコンバータの出力に接続された複数の
    縦続接続されたノッチフィルタと、最後のノッチフィル
    タの出力に接続されてデジタル信号をアナログ信号に変
    換するDAコンバータと、最後のノッチフィルタの出力
    に接続された周波数分析手段と、前記周波数分析手段の
    分析結果に基づいてノッチフィルタの中心周波数を設定
    するためのピーク周波数値を出力し、周波数分析結果の
    レベル値の最大値と前記周波数分析結果のうちの全周波
    数ポイントより少ない複数のレベル値の加算値または平
    均値との倍率差が予め設定された値を越えた場合にハウ
    リング発生と判定してハウリング周波数に対応する値を
    出力する判定装置とを備えたハウリング抑制装置。
  3. 【請求項3】 判定装置が、周波数分析結果の平均値を
    演算する際に得られた結果の最大値から数えて大きい順
    に複数個取り除くようにした請求項記載のハウリング
    抑制装置。
  4. 【請求項4】 ハウリング周波数に対応する値が複数回
    連続した場合にハウリング発生と判定する請求項記載
    のハウリング抑制装置。
  5. 【請求項5】 ハウリング周波数に対応する値が複数回
    連続した場合にハウリング発生と判定する請求項記載
    のハウリング抑制装置。
  6. 【請求項6】 入出力間のゲインを調整できるように時
    系列的に変化する音量制御手段を備えた請求項1または
    記載のハウリング抑制装置。
  7. 【請求項7】 音量制御手段に与えられたゲイン値のピ
    ークを表示するようにした請求項記載のハウリング抑
    制装置。
  8. 【請求項8】 ノッチフィルタの前段または後段に振幅
    制限を行なうコンプレッサ/リミッタを備えた請求項1
    または2記載のハウリング抑制装置。
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