JP3233390B2 - エンジンのクランクケース - Google Patents

エンジンのクランクケース

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JP3233390B2 JP04209196A JP4209196A JP3233390B2 JP 3233390 B2 JP3233390 B2 JP 3233390B2 JP 04209196 A JP04209196 A JP 04209196A JP 4209196 A JP4209196 A JP 4209196A JP 3233390 B2 JP3233390 B2 JP 3233390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はV型配置のシリンダ
を有しかつトランスミッションが一体的に組込まれるエ
ンジンのクランクケースに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンのクランクケースは、ダイカス
ト等の鋳物成形部品であること、並びに、その内部にク
ランクシャフト、カウンタシャフト、出力軸などのギヤ
付きのシャフトなどが組込まれることから、成形加工及
び組立性を考慮して所望の平面で分割する構造が採られ
ている。従来のクランクケースの分割方法として、クラ
ンクシャフトの主軸中心軸を含む平面で分割する上下分
割方式、もしくは、クランクシャフトの主軸中心軸と垂
直な平面で分割する左右分割方式のいずれかの方法が採
られている。このようなクランクケースを示す公知文献
としては、例えば実公平4−8289号公報がある。
【0003】前記上下分割方式の場合には、主軸と2つ
のミッション軸の合計3つの軸を分割面上に配置する直
線配列か、あるいは、主軸と1つのミッション軸を分割
面上に配置し、残り1つのミッション軸を分割面外に配
置する三角配列が採用される。一方、前記左右分割方式
の場合には、各軸の配置上の制約はないが、主軸及び各
ミッション軸を両側のケース壁面で軸支する必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記上
下分割方式における直線配列にあっては、3つの軸の配
置上の制約が大きくクランクケース内の他の構成部品の
配置にも制約が及ぶことになる。また、前記上下分割方
式における三角配列にあっては、少なくとも1つのミッ
ション軸をケース壁面から貫通させて組立るように構成
する必要があり、構造が複雑になる。
【0005】さらに、前記左右分割方式にあっては、主
軸を両側のケース壁面で軸支することから、軸受径より
大径のギヤ等を軸端部に取り付ける場合には、別体の後
組付け構造が必要となり、構造が複雑になる。また、前
記左右分割方式において、ギヤ等を主軸と一体にする場
合には、主軸径を大きくする必要があり、小排気量エン
ジンなどのように本来的には主軸径が小さくてもよいも
のにあっては、必要以上に太い軸となってメカニカルロ
ス及び重量の点で好ましくない。
【0006】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、クランクシャフトと
2本以上のトランスミッション軸の合計3本以上の軸を
軸支する場合に軸配置上の制約を受けることなく簡単
な構造で3本以上の軸を自由に配列することができ、ク
ランクシャフトの設計の自由度が高く、クランクケース
の保守点検を容易に行うことができるV型配置のシリン
ダを有するエンジンのクランクケースを提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、V型配置のシリンダ装着部を有しかつクラ
ンクシャフト及び2本以上のトランスミッション軸を有
するトランスミッションが一体的に組込まれるエンジン
のクランクケースにおいて、クランクシャフトの主軸の
中心軸を含みかつV型配置のシリンダの間を通る面でク
ランクケースを一方のシリンダ装着部を有するトランス
ミッション側部分と他方のシリンダ装着部を有する反対
側部分に分割し、前記トランスミッション側部分をさ
らに前記2本以上のトランスミッション軸に垂直な面で
分割することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体的に説明する。図1は単シリンダ(単気筒)エンジン
のクランクケースの分解斜視図であり、図2は図1のク
ランクケースを備えたエンジンの左側面図である。図1
及び図2において、クランクケース11には、クランク
シャフト12の他にトランスミッション13も一体的に
組込まれており、トランスミッション13はカウンタシ
ャフト14及び出力軸15を備えている。前記カウンタ
シャフト14のクランクケース11から突出した一端部
(図示の例では右側突出部)にはクラッチ16(図1)
が装着されている。
【0009】図2において、クランクケース11の前上
部にはシリンダ17が密封状態で接合され、該シリンダ
17の上端面にはシリンダヘッド18が密封状態で接合
され、該シリンダヘッド18の頂面はシリンダヘッドカ
バー19によって密閉されている。前記シリンダ17の
ボア(内径部)に摺動自在に嵌装されたピストン(不図
示)と前記クランクシャフト12のクランクピン20
(図1)とはコネクティングロッド(不図示)で連結さ
れ、前記ピストンの頂面と前記シリンダヘッド18との
間に圧縮膨張可能な燃焼室(不図示)が形成されてい
る。
【0010】図2において、前記シリンダヘッド18に
は、吸気弁(不図示)を介して前記燃焼室に通じる吸気
管21と排気弁(不図示)を介して前記燃焼室に通じる
排気管22が接続されている。前記吸気管21にはエア
クリーナー23及び気化器24が設けられている。ま
た、前記排気管22の後端部には消音用のマフラー(不
図示)が装着されている。前記シリンダヘッドカバー1
9は、シリンダヘッド18内に装着された吸排気弁駆動
機構(不図示)を密閉するためのものである。
【0011】図1において、エンジン運転により回転す
るクランクシャフト12の回転力は前記クラッチ16を
介して前記カウンタシャフト14に伝達される。このカ
ウンタシャフト14及び前記出力軸15には例えば常時
噛合式の変速歯車機構(トランスミッション)が設けら
れており、不図示のシフト機構を操作することにより減
速比を変化させ得るように構成されている。自動2輪車
や自動4輪車などにあっては、変速されたエンジン出力
は、前記出力軸15の突出端部に固定された出力スプロ
ケット(不図示)等から駆動チェーン(不図示)を介し
て後輪へ伝達される。
【0012】図3は図1及び図2の単気筒エンジンのク
ランクケース11の平面図である。図1〜図3におい
て、前記クランクケース11は、先ず、クランクシャフ
ト12を含む面25で分割することにより、トランスミ
ッション側部分26とその反対側部分(前側部分)27
とに分けられている。図示の例では、前記クランクケー
ス11は、クランクシャフト12の主軸の中心軸Aを含
む平面25でトランスミッション側部分26とその反対
側部分27とに分割されている。
【0013】前記トランスミッション側部分26は、さ
らに、図1及び図3に示すように、左側部分26Aと右
側部分26Bに分割されている。図1及び図3の構成で
は、前記トランスミッション側部分26は、クランクシ
ャフト12の主軸の中心軸Aと垂直な平面28で分割さ
れて左側部分26Aと右側部分26Bに分けられてい
る。
【0014】図1〜図3において、前記クランクケース
11のトランスミッション側部分26の左側部分26A
及び右側部分26Bには、前記カウンタシャフト14を
軸支するための貫通口29A、29B並びに前記出力軸
15を軸支するための貫通口30A、30Bが形成され
ている。また、前記左側部分26A及び前記右側部分2
6Bの前端面(分割面25)の左右には、前記クランク
シャフト12を軸支するための貫通口を形成する後側半
円口31A、31Bが形成され、さらに、前記クランク
ケース11の前側部分27の分割面25の左右には、前
記クランクシャフト12を軸支するための貫通口を形成
する前側半円口32A、32Bが形成されている。
【0015】図4は単気筒エンジンのクランクケースの
別の構成例を示す平面図である。前述の図1及び図3の
構成ではトランスミッション側部分26を左側部分26
Aと右側部分26Bの2つに分割したが、トランスミッ
ション側部分26の分割数は2個に限られるものではな
く、図4に例示するように、2つの分割面28A及び2
8Bにより左右部分26A、26B及び中央部分26C
の3つに分割してもよく、さらに場合によっては4個以
上に分割してもよい。
【0016】図5は単気筒エンジンのクランクケースの
さらに別の構成例を示す平面図である。前述の各構成例
では、図1〜図3及び図4に示すように、前記トランス
ミッション側部分26はクランクシャフト12に垂直な
平面28(28A、28Bを含む)で分割したが、トラ
ンスミッション側部分26の分割面はクランクシャフト
12に垂直な面でなくてもよく、図5に例示するよう
に、クランクシャフト12に対して左右方向に傾斜した
面28Cで分割してもよい。さらに、トランスミッショ
ン側部分26の分割面28は、図5に示すような左右方
向の傾斜のみではなく、上下方向の垂直面(通常では鉛
直面)に対して傾斜させてもよい。
【0017】また、クランクケース11をトランスミッ
ション側部分26とその反対側部分27に分割するため
の平面25の方向も、略垂直な方向に限られるものでは
なく、図2中の二点鎖線25Aで例示するように所望方
向に傾斜させてもよく、分割面25の方向は一定範囲で
任意の角度方向に選定することができる。
【0018】以上図1〜図5を参照して説明した構成例
によれば、トランスミッション13が一体的に組込まれ
るエンジンのクランクケース11において、クランクシ
ャフト12を含む面25(25Aを含む)でクランクケ
ース11をトランスミッション側部分26とその反対側
部分27に分割し、かつ前記トランスミッション側部分
26を左右方向の複数部分に分割する構成としたので、
クランクシャフト12とトランスミッション13の複数
本の軸(上記実施例ではカウンタシャフト14と出力軸
15の2本の軸)との合計3本以上の軸をクランクケー
ス11で軸支する場合でも、軸配置上の制約を受けるこ
となく、簡単な構造で3本以上の軸を自由に配列するこ
とができ、クランクシャフト12の設計の自由度も高く
維持することが可能なエンジンのクランクケース11が
提供される。
【0019】なお、図1〜図5の構成例では、トランス
ミッション13がカウンタシャフト14及び出力軸15
の2本の軸を有しているが、トランスミッション13は
3本以上の軸を有する構成にしてもよい。これは、トラ
ンスミッション側部分26が左右方向に分割されるの
で、トランスミッション13の軸の数に関係なく、各軸
の配置を自由にかつ容易に選定できることからも明らか
である。
【0020】図6は本発明の第1実施例に係るクランク
ケースを備えたエンジンの左側面図である。図6のエン
ジンは、クランクシャフト12の軸心まわりの2方向に
シリンダ17、17が装着されたエンジン、すなわち、
V型配置のシリンダを有しかつトランスミッションが一
体的に組込まれたエンジンである。図6の第1実施例に
おいては、図1〜図5の各構成例の各部と同一又は対応
する部分が同一符号で示されており、それらの詳細な説
明は省略する。
【0021】図6の第1実施例においては、クランクケ
ース11は、クランクシャフトを含む面25でトランス
ミッション側部分26とその反対側部分27に分割さ
れ、かつ、前記トランスミッション側部分26は図3〜
図5で例示したような分割面28(28A、28B、2
8C等を含む)によってさらに分割されている。トラン
スミッション側部分26とその反対側部分27に分割す
るためのクランクシャフトを含む分割面25の位置は、
V型配置のシリンダ17、17の間を通る面、つまり一
方のシリンダ17の装着部のみがクランクケース部分2
7に含まれるような位置に選定されている。
【0022】図7は本発明の第2実施例に係るクランク
ケースを備えたエンジンの左側面図であり、図8は図7
中のクランクケースの平面図である。図7及び図8に示
すクランクケース11も、クランクシャフト12の軸心
まわりの2方向にシリンダ17、17を装着するV型配
置のシリンダを有しかつトランスミッションが一体的に
組込まれるエンジンのクランクケースである。
【0023】図7において、クランクケース11には、
クランクシャフト12の他にカウンタシャフト14及び
出力軸15が一体的に組込まれている。前記カウンタシ
ャフト14及び出力軸15はトランスミッションを構成
するものであり、これらの軸(シャフト)には例えば常
時噛合式の変速歯車機構が設けられており、不図示のシ
フト機構を操作することにより減速比を変化させること
ができる。
【0024】図7において、クランクケース11の前上
部にはクランクシャフト12の軸心まわりの2方向にV
型配置されたシリンダ17、17が装着されている。図
示の例では、各シリンダ17、17は、クランクシャフ
ト12の軸心Aを含む垂直(鉛直)面に対して略対称に
配置されている。各シリンダ17、17の上端面にはシ
リンダヘッド18、18が接合され、各シリンダヘッド
18、18の頂面にはヘッドカバー19、19が装着さ
れている。図7において、各シリンダヘッド18、18
には、燃焼室に通じる吸気管21、21及び排気管(不
図示)が接続されており、各吸気管21、21には気化
器24、24が設けられている。
【0025】図7及び図8において、クランクケース1
1は、クランクシャフト12を含みかつ2方向にV型配
置されたシリンダ17、17の間を通る略垂直の面(分
割面)25で分割することにより、トランスミッション
側部分26とその反対側部分(前側部分)27に分けら
れている。前記クランクケース11は、クランクシャフ
ト12の主軸の中心軸Aを含みかつV型配置のシリンダ
17、17の間を通る面25でトランスミッション側部
分26とその反対側部分27とに分割されている。
【0026】図7及び図8中の符号40A、40Bはク
ランクケース11に形成された各シリンダ17、17の
装着部(シリンダ装着部)を示す。前記トランスミッシ
ョン側部分26は、さらに、図8に示すように、左側部
分26Aと右側部分26Bに分割されている。図8の第
2実施例では、前記トランスミッション側部分26は、
クランクシャフト12の主軸の中心軸Aと垂直な平面2
8で分割されて左側部分26Aと右側部分26Bに分け
られている。本実施例では、前記分割面28はトランス
ミッション側部分26に含まれる一方(後側)のシリン
ダ17装着部40Bの略中心を通る位置に設定されてい
る。
【0027】図7において、前記クランクケース11の
トランスミッション側部分26の左側部分26A及び右
側部分26Bには、図1及び図2の場合と同様に、前記
カウンタシャフト14を軸支するための貫通口29A、
29B並びに前記出力軸15を軸支するための貫通口3
0A、30Bが形成されている。また、クランクシャフ
ト12を軸支するための貫通口は、図1及び図2の場合
と同様に、前記分割面25の前後に形成された前側半円
口32A、32Bと後側半円口31A、31Bによって
形成されている。
【0028】なお、図7及び図8の実施例では、トラン
スミッション側部分26を左右2個に分割する場合を例
示したが、この分割数は2個に限られるものではなく、
図4を参照して説明したように、左右方向の3個以上に
分割してもよい。また、図7及び図8の実施例では、ト
ランスミッション側部分26はクランクシャフト12に
垂直な平面28で分割したが、この分割面の方向はクラ
ンクシャフト12に垂直な方向に限られるものではな
く、図5を参照して説明したように、クランクシャフト
12に対して左右方向に傾斜した面で分割してもよく、
さらには、左右方向のみではなく上下方向の垂直面(通
常では鉛直面)に対しても傾斜した面で分割してもよ
い。
【0029】以上図6〜図8を参照して説明した実施例
によれば、V型配置のシリンダ17、17を有しかつト
ランスミッション13が一体的に組込まれるエンジンの
クランクケース11において、クランクシャフト12の
主軸の中心軸Aを含みかつV型配置のシリンダ17、1
7の間を通る面25でクランクケース11をトランスミ
ッション側部分26とその反対側部分27に分割し、前
記トランスミッション側部分26をさらに分割する構成
としたので、クランクシャフト12と2本以上のトラン
スミッション軸14、15の合計3本以上の軸を軸支す
る場合に軸配置上の制約を受けることなく簡単な構造で
3本以上の軸を自由に配列することができ、クランクケ
ース11の保守点検を容易に行うことが可能となる。
【0030】なお、図6〜図8の実施例では、トランス
ミッション13がカウンタシャフト14及び出力軸15
の2本を有する場合を例に挙げて説明したが、本発明
は、トランスミッション13が3本以上の軸(又はシャ
フト)を有する場合にも同様に適用することができ、同
様の効果を奏することができるものである。これは、ト
ランスミッション側部分26が左右方向に分割されるの
で、トランスミッション13の軸の数に関係なく、各軸
の配置を自由にかつ容易に選定できることからも明らか
である。また、本発明は、V型配置のシリンダを有する
エンジンのクランクケースであれば、4サイクルエンジ
ンの他、2サイクルエンジンにおいても同様に適用する
ことができ、同様の効果が得られるものである。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
(請求項1)によれば、V型配置のシリンダ装着部を有
しかつクランクシャフト及び2本以上のトランスミッシ
ョン軸を有するトランスミッションが一体的に組込まれ
るエンジンのクランクケースにおいて、クランクシャフ
トの主軸の中心軸を含みかつV型配置のシリンダの間を
通る面でクランクケースを一方のシリンダ装着部を有す
るトランスミッション側部分と他方のシリンダ装着部を
有する反対側部分とに分割し、前記トランスミッション
側部分をさらに前記2本以上のトランスミッション軸に
垂直な面で分割する構成としたので、クランクシャフト
と2本以上のトランスミッション軸の合計3本以上の軸
を軸支する場合に軸配置上の制約を受けることなく簡単
な構造で3本以上の軸を自由に配列することができ、ク
ランクケースの保守点検を容易に行うことができるV型
配置のシリンダを有するエンジンのクランクケースが提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】単シリンダ(単気筒)エンジンのクランクケー
スの分解斜視図である。
【図2】図1のクランクケースを備えたエンジンの左側
面図である。
【図3】図1及び図2中のクランクケースの平面図であ
る。
【図4】単気筒エンジンのクランクケースの別の構成例
を示す平面図である。
【図5】単気筒エンジンのクランクケースのさらに別の
構成例を示す平面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るクランクケースを備
えたエンジンの左側面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るクランクケースを備
えたエンジンの左側面図である。
【図8】図7中のクランクケースの平面図である。
【符号の説明】
11 クランクケース 12 クランクシャフト 13 トランスミッション 14 カウンタシャフト(トランスミッション軸) 15 出力軸(トランスミッション軸) 17 シリンダ 18 シリンダヘッド 25 平面(分割面) 26 トランスミッション側部分(クランクケー
ス) 27 前側部分(クランクケース) 28 平面(分割面) 29 貫通口 30 貫通口 31 後側半円口 32 前側半円口 40A シリンダ装着部 40B シリンダ装着部 A クランクシャフトの主軸の中心軸
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 7/00 301 F02F 7/00 F02F 1/00 F02B 75/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V型配置のシリンダ装着部を有しかつ
    ランクシャフト及び2本以上のトランスミッション軸を
    有するトランスミッションが一体的に組込まれるエンジ
    ンのクランクケースにおいて、クランクシャフトの主軸
    の中心軸を含みかつV型配置のシリンダの間を通る面で
    クランクケースを一方のシリンダ装着部を有するトラン
    スミッション側部分と他方のシリンダ装着部を有する
    対側部分に分割し、前記トランスミッション側部分を
    さらに前記2本以上のトランスミッション軸に垂直な面
    分割することを特徴とするエンジンのクランクケー
    ス。
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