JP3230535B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3230535B2
JP3230535B2 JP11175192A JP11175192A JP3230535B2 JP 3230535 B2 JP3230535 B2 JP 3230535B2 JP 11175192 A JP11175192 A JP 11175192A JP 11175192 A JP11175192 A JP 11175192A JP 3230535 B2 JP3230535 B2 JP 3230535B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals

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  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えば、画像データにパターンを合成する機能を有した
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DTPR(デスク・トップ・プレ
ゼンテーション)という言葉が示す様に、プレゼンテー
ションが仕事全体に占める割合が多くきている。それに
伴ない、プレゼンテーションで使用する資料作成が非常
に重要になってきている。このためコンピュータを使用
してデータを整理する場合には、グラフ,イラスト等の
資料を作成して、データを理解しやすい形に加工する作
業が行われている。そこで、プレゼンテーション資料の
作成のためにカラー化された専用アプリケーション・ソ
フトウェアも普及しはじめている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た資料の作成は、全てコンピュータで処理する必要があ
り、従来からある手書きの資料やモノクロの資料等を活
かすには手間がかかり、コンピュータで作成した資料と
ともに活用するには現状では無理がある。
【0004】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、既存の
資料をコンピュータ等の他の機器を用いずに加工するこ
とができる画像処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、濃
度変化を伴なうグラデーションを含む複数の背景パター
ンを記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶され
た複数の背景パターンから1パターンを選択する選択手
段と前記選択手段により選択された背景パターンと入力
された画像データとを合成する合成手段と、前記合成手
段の合成結果を出力する出力手段とを備え 前記選択手
段は、前記記憶手段により記憶された複数の背景パター
ンを少なくとも一つ表示する表示手段と、前記表示手段
により表示される背景パターンを前記複数の背景パター
ンの中で切り換える切換手段を有し前記表示手段により
表示された背景パターンから1パターンを選択する
【0006】
【作用】かかる構成によれば、記憶手段は複数の背景パ
ターンを記憶し、選択手段は記憶手段により記憶された
複数の背景パターンから一パターンを選択し、合成手段
は選択手段により選択された背景パターンと入力された
画像データとを合成し、出力手段は合成手段の合成結果
を出力する。ここで、パターンの選択においては、記憶
された複数の背景パターンのうちの少なくとも一つが表
示され、この表示される背景パターンは複数の背景パタ
ーンの中で切り換えが可能であり、表示された背景パタ
ーンから1パターンが選択される。
【0007】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な実施例を詳細に説明する。以下の実施例では本発
明の適用例としてフル・カラー複写機の例が示される
が、これに限るものではなくモノクロ,マルチ・カラー
複写機等の他の機種にも適用できることは勿論である。 <第1の実施例>[機能]図4は本発明の第1の実施例
による合成方法を説明する図である。
【0008】図4において、原稿画像(a)と予め用意
されたパターン(b)とを合成して、合成画像(c)を
生成する。即ち、パターン(b)を背景として原稿画像
(a)をいわゆる毛抜き合成して出力する。
【0009】以下、フル・カラー複写機で実現する為の
具体的な実施例を以下に説明する。 [装置概観]図2は本発明の第1の実施例によるフル・
カラー複写機の概観を示す側断面図である。
【0010】図2において、201はイメージスキャナ
部であり、400dpi(dot /inch)の解像度で原稿
を読み取り、ディジタル信号処理を行う部分である。ま
た、202はプリンタ部であり、イメージスキャナ部2
01によって読み取られた原稿画像に対応した画像を4
00dpiの解像度で用紙にフルカラーでプリント出力
する部分である。
【0011】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面圧縮板であり、原稿台ガラス(以下「プラテ
ン」という)203上の原稿204は、ランプ205で
照射され、ミラー206,207,208に導かれ、レ
ンズ209によって、3ラインセンサ(以下「CCD」
という)210上に像を結び、フルカラー情報レッド
(R),グリーン(G),ブルー(B)成分として信号
処理部211に送られる。なお、205,206は速度
vで、207,208は速度1/2vでラインセンサの
電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向(副走査方
向)に機械的に動くことによって、原稿全面を走査す
る。
【0012】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナ部201における一回の原稿走査につき、M,C,
Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一枚のプリントが完成
する。
【0013】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は、送られてき
た画像信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー214,f−θレンズ
215,ミラー216を介し、感光ドラム217上を走
査する。
【0014】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219,シアン現像部220,イエロー現像部22
1,ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成
された静電現像をトナーで現像する。
【0015】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用
紙に転写する。
【0016】この様にして、M,C,Y,Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0017】[イメージスキャナ]図1は第1の実施例
によるイメージスキャナ部201の構成を示すブロック
図である。
【0018】同図において、210−1,210−2,
210−3はそれぞれレッド(R),グリーン(G),
ブルー(B)の分光感度特性をもつ周知のCCDセンサ
であり、A/D変換された後にそれぞれ8ビット出力0
〜255の信号が出力される。
【0019】本実施例において用いられるセンサ210
−1,210−2,210−3は、一定の距離を隔てて
配置されているため、ディレイ素子401および402
においてその空間的ずれが補正される。
【0020】403,404,405はlog変換器で
あり、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより
構成され、輝度信号が濃度信号に変換される。406は
公知のマスキング及びUCR(下色除去)回路である。
詳しい説明は省略するが、入力された3信号により、出
力のためのマゼンタ(M),シアン(C),イエロー
(Y),ブラック(Bk)の各信号各読み取り動作の度
に、面順次に所定のビット長たとえば8ビットで出力す
る回路である。
【0021】411は選択回路であり、パターン発生回
路410の出力する画像とマスキング・UCR回路40
6の画像とを切り換える。選択回路411の切り換え
は、判定回路409の出力する判定信号Hによって行わ
れる。
【0022】407は公知の空間フィルタ回路であり、
出力信号の空間周波数の補正を行う。408は濃度変換
回路であり、プリンタ部202のもつ濃度特性を補正す
る。濃度変換回路408はlog変換器403〜405
と同様なROMまたはRAMで構成される。
【0023】414は本装置の制御を司るマイクロコン
ピュータ(以下「CPU」という)であり、413はC
PU414に接続される入出力ポート(以下「I/Oポ
ート」という)であり、412は操作部である。415
はCPU414が動作するためのプログラムを格納した
ROMであり、416は各種プログラムのワークエリア
として用いるRAMである。
【0024】CNO信号は2ビットの出力色選択信号で
あり、4回の読み取り動作の順番を以下の第1表に示す
ごとく制御するための信号である。
【0025】CNO信号は、CPU414より、I/O
ポート413を経て発生され、マスキング・UCR回路
406の動作条件、及び、パターン発生回路410の出
力する色パターンを切り替える。
【0026】
【表1】 [判定回路409]判定回路409は、RGBの原稿読
み取りデータを基にパターン発生回路410の発生する
背景画像パターンを挿入する部分を判定する。一般原稿
の下地は通常白色であるので読み取り画像データのRG
Bの値が全て255の値に近い白データであるのを判定
するようにすればよい。
【0027】例えば、RGBの各画像データの値をR,
G,B、そして定数a,b,cとすると、 R>a、かつ、G>b、かつ、B>c をみたす条件を満足する回路であればよい。定数a,
b,cは、CPU414がセットするようにしてもよ
く、値としては200〜255のように充分大きな値を
セットすればよい。定数a,b,cは、固定値としてお
き、原稿の地の色に応じて操作部412で可変可能にし
てもよい。また、原稿の地色検知を内蔵した装置では地
色検知を行った結果を使用することにより原稿の地色に
係わらない自動制御が可能である。
【0028】[パターン発生回路410]パターン発生
回路410は、背景に使用するパターンをあらかじめ複
数登録しておき、画像合成時に、登録済みのパターンか
ら一パターンを選択出力する回路である。
【0029】パターンの種類として、既に説明した図4
に示すパターン以外の例を図5に示す(a)〜(d)も
含む。
【0030】パターン発生回路410の具体的な回路構
成として、図4及び図5(a)〜(d)に示した様なグ
ラデーション・パターンはカウンタを使用することによ
り、容易に、かつ、安価に構成可能である。図1に示す
主走査方向の基準クロックであるCLK信号か、副走査
方向の基準同期信号であるHSYNC信号をカウンタで
計数し、カウント値を濃度データとして選択回路411
に出力すればよい。また、使用するカウンタのカウント
出力ビットを変えるか、使用するクロックを間引く等の
処理を行うことにより、グラデーションの具合を調節す
ることが可能である。
【0031】さらに色を付ける処理を行うには、上述の
CNO信号によって次の様な制御を行えばよい。例え
ば、背景パターンをシアンにする場合、CNO信号の値
が1の時のみカウンタによるパターン出力を行い、その
他の値の時には値0(トナー量0)とすればよい。ま
た、混色データが必要な場合は、カウンタの出力値をメ
モリを使用したルックアップテーブル(以下に「LU
T」という)を用いてカウンタ出力0〜255の出力を
0〜128の様に各色出力時に調整するようにすれば任
意の色の組み合わせが可能である。
【0032】また、図5の(d)に示す様なパターンの
場合には、上述のようにカウンタのみを使用してパター
ン発生回路410を構成することは出来ないが、メモリ
を使用することにより、パターンを容易に発生すること
が可能である。
【0033】本実施例において、背景に使用するパター
ンは、図5に示すような比較的単純なものが多いので、
必ずしもプリンタ部の持つ解像度と同じ解像度の画像パ
ターンを持つ必要はない。従って、低解像度の画像パタ
ーンをメモリに内蔵してこれを拡大して出力するように
すればよい。また色を上述のようにして付けるようにす
れば、メモリのパターンは1つでよく、極めて小容量の
メモリでパターン発生回路410を実現できる。
【0034】[選択回路411]選択回路411は、例
えばTI(テキサスインスツルメント)社の74LS1
57の様な選択回路でよい。例えば、判定回路409が
背景の判定をした場合には、パターン発生回路410の
画像を選択出力し、そうでない場合にはマスキング・U
CR回路406の画像を選択出力することにより、図4
に示す合成画像を得ることが出来る。
【0035】[操作部412]図3は第1の実施例によ
る操作部412の操作面を示す上面図である。同図にお
いて、301はカラー表示可能な液晶ディスプレイを使
用したタッチ・パネル・ディスプレイであり、図示のよ
うに、合成パターンや複写枚数の表示面並びに濃度調整
の操作を行うタッチ・パネルを具備している。
【0036】302はファンクション・キーであり、例
えば、色変換機能やマスキング,トリミングといった合
成機能を選択する為のキーである。ファンクション・キ
ー302にはLEDが内蔵されており、ファンクション
の選択時等に使用する。
【0037】303は合成キーであり、本実施例にかか
る機能を選択するためのキーである。合成キー303に
もLEDが内蔵されており、合成機能の設定/解除の表
示に使用する。304はパターン選択キーであり、画像
合成時に使用するパターンの選択をする際に用いる。3
05はリセット・キーであり、各種の複写に関する設定
を標準状態に戻す時に使用する。
【0038】306はコピー・キーであり、複写動作の
スタートを指示するのに使用する。複写動作の中止の際
には、ストップ/クリア・キー307を使用する。スト
ップ/クリア・キー307は、コピー枚数等の数値のク
リアにも使用する。
【0039】308は数値入力のためのテンキーであ
る。コピー枚数,合成パターンの選択時に使用する。
【0040】[フローチャート]次に、図6を使用して
CPU414の実行するプログラムのフローチャートの
一例を説明する。
【0041】図6及び図7において、ステップSP1は
初期化動作を行うルーチンであり、後のステップで使用
するパラメータ(PT),コマンド(CMD)の初期値
も同じにセットする。
【0042】プログラムは、ステップSP1の後、ポイ
ントAに戻るループを構成しており、ステップSP11
からステップSP14が各処理を行う為の分岐のための
ルーチンである。
【0043】ステップSP11は、合成キー303が押
されたか否かを判定するためのルーチンであり、押され
た場合はステップSP21に、そうでない場合はステッ
プSP12に進む。ステップSP21では、パラメータ
CMDと数値1との排他論理和をとり値を0、1、0の
ように変化させる。パラメータCMDの値が1の時に画
像合成機能がアクティブになるものとし、この時にスイ
ッチ内蔵のLEDを点灯するようにすればよい。
【0044】ステップSP12はパターン選択キー30
4が押されたか否かを判定するためのルーチンであり、
押された場合はステップSP33に、そうでない場合は
ステップSP13に進む。ステップSP33では、パラ
メータCMDの値を判定し、値が1の場合はステップS
P22に、値が0の場合はステップSP11にそれぞれ
進む。ステップSP22以降のルーチンでは、パターン
選択の処理を行う。また、ステップSP33により、パ
ターン選択キー304は、合成モードがアクティブの時
のみ操作可能になる。
【0045】ステップSP13は、ファンクション・キ
ー302が押されたか否かを判定するためのルーチンで
あり、押された場合はステップSP25以降のルーチン
を実行し、そうでない場合はステップSP14に進む。
【0046】ステップSP14は、コピー・キー306
が押されたか否かを判定するためのルーチンであり、押
された場合はステップSP15以降のルーチンを実行
し、そうでない場合はポイントAに戻る。
【0047】パターン選択時の処理は、次の様になる。
【0048】ステップSP22では、タッチ・パネル・
ディスプレイ301に、「数値を入力して下さい」のメ
ッセージを出力し、ステップSP16,ステップSP1
7でキー入力を待つ。
【0049】ステップSP16は、テンキー308の入
力を判定するためのルーチンであり、テンキーが押され
た場合はステップSP23に進む。ステップSP23で
は、パラメータPTの値を押されたキーの値0〜9を代
入する。本実施例では、パターンの数は、10種類ある
ものとし、テンキーの0〜9の数値に対応させることに
より操作を簡略化している。
【0050】ステップSP17は、ストップ/クリア・
キー307の入力を判定するためのルーチンであり、ス
トップ/クリア・キーが押された場合はステップSP2
4に進む。そうでない場合は、ステップSP16に戻
る。
【0051】ポイントC以降のルーチンは、合成キー3
03が押された時と共通の処理ルーチンであり、合成パ
ターンを出力するためのルーチンである。
【0052】ステップSP24では、タッチ・パネル・
ディスプレイ301のパターン表示エリアの画像のクリ
アを行う。ステップSP34は、画像合成機能がアクテ
ィブの時のみ合成パターンを表示するための判定ルーチ
ンである。パラメータCMDの値を見て、値が1の時の
みステップSP35を実行する。
【0053】ステップSP35では、パラメータPTで
示す番号のパターンをタッチ・パネル・ディスプレイ3
01の所定の位置に表示を行う。
【0054】次に、ファンクション・キー302を押さ
れた時の処理について説明する。
【0055】ステップSP25では、使用可能なファン
クションのメニューをタッチ・パネル・ディスプレイ3
01に表示する。次に、ステップSP26に進み、タッ
チ・パネルを操作し必要とするファンクションの選択を
行うとともに、必要に応じてパラメータ等のセットを行
う。ステップSP27では、図3に示す様な標準画面の
表示を行い処理を終了する。
【0056】次に、コピー・キー306が押された場合
の処理について説明する。
【0057】ステップSP15は、画像合成機能がアク
ティブか否かの判定を行うルーチンである。アクティブ
の場合は、ステップSP28に進み画像合成の為の設定
を行う。
【0058】ステップSP28では、パターン発生回路
410にパラメータPTで示されるパターンに関するデ
ータをセットする。
【0059】次に、ステップSP29で画像合成に関す
る回路のセットを行う。例えば、判定回路409にセッ
トする画像の切り換え判定に関する情報や、部分的に合
成する際の設定、特殊効果を選択した場合の設定等を行
う。
【0060】ステップSP30では、選択されたファン
クションに関する設定を行い、ステップSP31でコピ
ー処理を行う。
【0061】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、複写する既存の原稿の背景に予め用意したパターン
をはめ込むことにより、他の機器を使用することなく、
手軽に既存の原稿を見栄えの良い資料、例えばプレゼン
テーション用の資料に加工することができる。
【0062】尚、図3では、合成パターンを一つずつ表
示して、選択する方法であるが、複数の合成パターンを
表示して、ひとつの合成パターンを選択するようにして
も良い。
【0063】<第2の実施例>さて、上述した第1の実
施例では、パターンの上に原稿画像を合成する一例を示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下
に説明する第2の実施例の様に、より複雑な画像合成を
行うようにしてもよい。
【0064】例えば、合成するパターンの濃度や色相が
原稿のそれと近い場合、合成画像は実用に耐えないもの
となり何等かの処理が必要になる。
【0065】一つの方法は、合成するパターンの色を変
えられる機能を追加することである。原稿画像が、例え
ば黒と赤であるなら合成するパターンは当然黒,赤以外
の色を選択できるようにすればよい。例えば、合成パタ
ーンにシアンを選択した場合は次の様な制御を行えばよ
い。
【0066】前述の図1において、パターン発生回路4
10は、出力色選択信号CNOにたいして、表1で示し
たように、マゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの順
にパターンを出力する。この際、シアンの時のみ実際の
パターンを選択回路411に出力し、他の色の場合は値
0、即ち、合成パターンを出力しないようにパターン発
生回路410を制御すれば良い。色の選択は、パターン
選択時に行うか、ファンクション設定として追加すれば
よい。
【0067】このように極めて単純な方法で同一の合成
パターンを用いて色変えが可能である。
【0068】<第3の実施例>また、合成するパターン
の濃度や色相が原稿のそれと近い場合、合成画像は実用
に耐えないものとなり何等かの処理が必要になるという
ことから第2の実施例を挙げたが、原稿の色の種類が多
い場合や、本発明をモノクロ複写機に適用させた場合に
は、合成パターンの色変えだけでは対応出来ない場合も
ある。
【0069】この場合、合成する際に原稿像と合成パタ
ーンに加工を加えることで対応することができる。これ
を第3の実施例として説明する。
【0070】例えば、原稿像と合成パターンの間に隙間
(=例えば、白い領域)を設けるようにすればよい。具
体的には判定回路409の判定結果の領域を広げる様な
処理を追加すれば良い。ライン・メモリ等を使用して判
定回路409の結果を数ライン分記憶しておき原稿像が
あると判定された領域を論理回路を使用して数画素から
数十画素程度拡張するようにすればよい。拡張された画
像領域は、原稿の他の部分が出力される為に合成パター
ンとの間に隙間があくことになる。
【0071】他に合成パターンと原稿像の濃度や色が近
い場合、原稿像によって合成パターンを白抜きにする等
の処理が考えられる。
【0072】<第4の実施例>前述の各実施例では、パ
ターン発生回路410には、予め所定のパターンが記憶
されていることを前提にしているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、第4の実施例として、スキャナ
部の画像読み取り機能を使用して原稿台から合成パター
ンをパターン発生回路410に登録出来るようにしても
よい。
【0073】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。なお上述した各実施例で
は、レーザービームプリンタを例に説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、インクジェットプリ
ンタ、熱転写プリンタにも適用可能である。特に、熱エ
ネルギーによる膜沸騰を利用して液滴を吐出させるタイ
プのヘッドを用いるいわゆるバブルジェット方式のプリ
ンタでもよい。また、上述した各実施例では、イメージ
スキヤナ部によって原稿画像を入力したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、スチルビデオカメラ、ビ
デオカメラで入力するもの、更にコンピュータグラフィ
ックスによって作成されたものであってもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
他の機器を使用することなく、手軽に既存の原稿に濃度
変化をともなうグラデーションを含む背景パターンを合
成することで見栄えの良い資料に加工することができ
る。また、変換動作に同期して合成処理を行うことによ
り、大きなメモリを要することなく精度の良い合成画像
を生成することができる。また、複数の背景パターンか
ら所望の背景パターンを選択する際に、複数の背景パタ
ーンから少なくとも1つ表示し、更に複数の背景パター
ンの中で切り換えるので、選択候補の背景パターンの数
が多くなり、様々な合成画像を容易に生成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるイメージスキャナ部201
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるフル・カラー複写
機の概観を示す側断面図である。
【図3】第1の実施例による操作部412の操作面を示
す上面図である。
【図4】本発明の第1の実施例による合成方法を説明す
る図である。
【図5】第1の実施例によるパターン例を示す図であ
る。
【図6】第1の実施例によるCPU414の実行プログ
ラムの一例を説明するフローチャートである。
【図7】第1の実施例によるCPU414の実行プログ
ラムの一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
200 鏡面圧縮板 201 イメージスキャナ部 202 プリンタ部 203 プラテン 204 原稿 205 ランプ 206,207,208 ミラー 209 レンズ 210 CCD 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンタ現像部 220 シアン現像部 221 イエロー現像部 222 ブラック現像部 223 転写ドラム 226 定着ユニット 301 タッチ・パネル・ディスプレイ 302 ファンクション・キー 302 ファンクション・キー 303 合成キー 304 パターン選択キー 305 リセット・キー 306 コピー・キー 307 ストップ/クリア・キー 308 テンキー 401,402 ディレイ素子 403〜405 log変換器 406 マスキング・UCR回路 407 空間フイルタ 408 濃度変換回路 409 判定回路 410 パターン発生回路 412 操作部 413 I/Oポート 414 CPU 415 ROM 416 RAM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃度変化を伴なうグラデーションを含む
    複数の背景パターンを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された複数の背景パターンから
    1パターンを選択する選択手段と前記選択手段により選
    択された背景パターンと入力された画像データとを合成
    する合成手段と、 前記合成手段の合成結果を出力する出力手段とを備え 前記選択手段は、前記記憶手段により記憶された複数の
    背景パターンを少なくとも一つ表示する表示手段と、前
    記表示手段により表示される背景パターンを前記複数の
    背景パターンの中で切り換える切換手段を有し前記表示
    手段により表示された背景パターンから1パターンを選
    択する ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は、背景パターンを登
    録する登録手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を画像データに変換する変換手
    段と、 背景カラーパターンを発生する発生手段と、 前記発生手段により発生された背景カラーパターンと前
    記変換手段により変換された画像データを合成する合成
    手段と、 前記合成手段により合成された合成画像を出力する出力
    手段とを有する画像処理装置であって、 前記合成手段は、前記変換手段による変換動作に同期し
    て合成処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
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