JP3230383B2 - 多気筒内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

多気筒内燃機関の失火検出装置

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JP3230383B2
JP3230383B2 JP20976694A JP20976694A JP3230383B2 JP 3230383 B2 JP3230383 B2 JP 3230383B2 JP 20976694 A JP20976694 A JP 20976694A JP 20976694 A JP20976694 A JP 20976694A JP 3230383 B2 JP3230383 B2 JP 3230383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多気筒内燃機関の失火検
出装置に係わり、特に同時点火方式の適用される多気筒
内燃機関の失火検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関において失火が発生すると未燃
ガスが大気中に排出され、さらに排気ガス浄化のための
触媒装置を損傷するおそれがあるため、失火を検出する
ことが大気汚染防止および装置保護上重要となる。複数
の気筒を具備する多気筒内燃機関において発生する失火
を検出するために、ある気筒の爆発行程において所定ク
ランク角度回転するのに要する時間が他の気筒の爆発行
程における時間よりも長くなったことが検出された時
に、その気筒において失火が発生したと判断する失火検
出装置が公知である。
【0003】ところでクランクシャフトの回転角度を検
出するためには、クランクシャフトと同期回転し外周に
歯が形成されたロータとロータの歯に近接して設置され
る電磁ピックアップとが使用されることが一般的であ
り、一定個数のパルスが計数される時間として爆発行程
における所定クランク角度回転するのに要する時間を検
出している。
【0004】しかしながらロータに所定の一定角度ごと
に正確に歯を形成することは困難であり相当の誤差が発
生することは避けることができず、従って所定クランク
角度回転するのに要する時間にも誤差が発生する。この
課題を解決するために本出願人は、ロータの同一範囲を
2つの気筒の爆発行程の所定クランク角度回転時間を検
出するために使用し、それぞれの気筒に対応する回転時
間に所定以上の偏差が生じたときに回転時間の長い方の
気筒に失火が発生したと判断する失火検出装置を提案し
ている(特開平2−265447公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いわゆ
る同時点火方式を適用する内燃機関にあっては上記提案
にかかる失火検出装置によっては失火を検出することは
できない。即ち4サイクル内燃機関はクランク角度にし
て720°毎に同一行程を繰り返すため、多気筒内燃機
関においては相互にクランク角度にして360°行程が
相違する2つの気筒に対して1つの点火系統とする同時
点火方式を採用をし、点火系統を簡略な構成とすること
が可能である。
【0006】同時点火方式にあっては、360°行程の
相違する2つの気筒の爆発行程の所定クランク角度回転
時間の検出にはロータの同一範囲が使用され、また点火
系統に異常が発生した時に2つの気筒が同時に失火する
可能性が高い。従って、360°行程の相違する2つの
気筒が同時に失火した場合には2つの気筒の爆発行程の
所定クランク角度回転時間は同等に長くなるため、ロー
タの同一範囲を使用して所定クランク角度回転時間の偏
差を検出することが不可能である。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、同時点火方式を適用する内燃機関であっても確実
に失火を検出することの可能な多気筒内燃機関の失火検
出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明にかか
る多気筒内燃機関の失火検出装置の基本構成図であっ
て、同時点火方式を採用する多気筒内燃機関のクランク
シャフトに同期して回転し外周に所定角度毎に複数個の
検出要素が形成されたロータ13と、ロータの外周に近
接して配置されロータの外周に形成された検出要素が通
過する度にパルスを出力するセンサ14と、センサによ
ってロータの同一範囲に存在する予め定められた個数の
検出要素の通過が検出される時間を点火系統を共有する
2つの気筒の爆発行程の予め定められた基準クランク角
度の回転時間として検出し2つの気筒の各々に対応する
2つの時間の偏差を演算し時間偏差が予め定められた設
定時間以上となったときに時間の長い方の気筒に失火が
発生したと判別するクランク角度差分失火検出方法によ
って失火を検出する第1の失火検出手段Aと、第1の失
火判別手段において使用される失火検出であるクランク
角度差分失火検出方法以外の方法で失火を検出する第2
の失火検出手段Bと、内燃機関の回転数が予め定められ
た基準回転数以上であるか否かを判別する回転数判別手
段Cと、回転数判別手段Cにおいて内燃機関回転数が基
準回転数以上であると判別された時には第1の失火検出
手段Aで失火が検出された場合に失火発生とし回転数判
別手段Cにおいて内燃機関回転数が基準回転数未満であ
ると判別された時には第2の失火検出手段Bで失火が検
出された場合に失火発生とする失火状態出力手段Dと、
を具備する。
【0009】第2の発明にかかる多気筒内燃機関の失火
検出装置は、回転数判別手段Cにおいて内燃機関回転数
が基準回転数未満であると判別された時に第2の失火検
出手段Bによって失火が発生したと識別された気筒およ
び失火発生回数に基づいて触媒損傷のおそれがあるか否
かを判断する触媒損傷条件成立判断手段と、触媒損傷条
件成立判断手段により触媒を損傷するおそれがあると判
断された場合には回転数判別手段Cにおいて内燃機関回
転数が基準回転数以上である時も触媒損傷のおそれがあ
るとみなし触媒損傷警報を出力する触媒損傷警報出力手
段と、をさらに具備する。
【0010】第3の発明にかかる多気筒内燃機関の失火
検出装置は、触媒損傷条件成立判断手段が、第2の失火
検出手段によって点火系統を共有する2つの気筒におい
て失火が発生していることが検出された場合には点火系
統が異常であると判断する。
【0011】
【作用】第1の発明にかかる多気筒内燃機関の失火検出
装置にあっては、高速運転状態において第1のロータの
同一領域の回転に要する時間によってを使用して点火時
期が相互に対向する2つの気筒の失火を検出するクラン
ク角度差分失火検出方法を適用しているため、ロータの
製造誤差の影響が除去される。低速運転状態においては
ロータの製造誤差に起因する時間変動は無視できるた
め、クランク角度差分失火検出方法以外の失火検出方法
が適用される。
【0012】第2の発明にかかる多気筒内燃機関の失火
検出装置にあっては、低速運転状態において失火発生が
検出された気筒番号および回数を識別して、失火による
触媒損傷のおそれがあるか否かを判断する。高速運転状
態においては、気筒毎の失火を検出できないためこの判
断は行われない。第3の発明にかかる多気筒内燃機関の
失火検出装置にあっては、低速運転状態において対向気
筒がともに失火していることが検出された場合には、点
火系統ののうち対向気筒に共通する部分、即ち点火系統
の異常と判断される。
【0013】
【実施例】図2は本発明にかかる多気筒内燃機関の失火
検出装置の構成図であって、4気筒内燃機関に適用した
場合を示す。即ち内燃機関1は、1番気筒#1、2番気
筒#2、3番気筒#3、4番気筒#4の4つの気筒を有
する。
【0014】各気筒の吸気弁側は対応する枝管2を介し
てサージタンク3に、排気弁側は排気マニホルド4に接
続される。また各枝管2には気筒に対応して燃料噴射弁
5が設置される。サージタンク3は吸気ダクト6および
エアフローメータ7を介してエアクリーナ8に連結さ
れ、吸気ダクト6内にはスロットル弁9が配置される。
【0015】スロットル弁9の開度はスロットル弁9に
連結されたスロットルセンサ10によって検出され、内
燃機関の冷却水温度は内燃機関1に取り付けられた水温
センサ11によって検出される。内燃機関1のクランク
シャフト12にはディスク状の第1のロータ13が直結
され、第1のロータ13の外周にはクランク角度センサ
14が配置される。
【0016】さらに内燃機関1にはディストリビュータ
15が設置されるが、ディストリビュータ15はクラン
クシャフト12の1/2の速度で回転するシャフト16
を具備する。このシャフト16にはディスク状の第2の
ロータ17が固定され、第2のロータ17の外周に上死
点センサ18が配置される。さらに各気筒には、混合ガ
スに点火するための点火プラグ51、52、53、54
が設置されている。
【0017】同時点火方式が適用される4気筒内燃機関
1においてはクランク角度にして360°位相の相違す
る2つの気筒に対して1つの点火回路が設けられる。即
ち#1および#4気筒に対して第1のイグニッションコ
イル55が、#2および#3気筒に対して第2のイグニ
ッションコイル56が設置されている。内燃機関1は、
電子制御ユニット(以下「ECU」と記す。)20によ
って制御、監視が行われる。
【0018】ECU20はマイクロコンピュータシステ
ムであり、バス21を中心として、ROM22、RAM
23、CPU24、タイマ25、入力ポート26および
出力ポート27から構成される。タイマ25はフリーラ
ンニングカウンタで構成され、そのカウント値は時刻を
表している。
【0019】エアーフローメータ7は吸入空気量に比例
した電圧を出力し、A/Dコンバータ28を介して入力
ポート26に接続される。スロットルセンサ10はスロ
ットル弁9開度に比例した電圧を出力し、A/Dコンバ
ータ29を介して入力ポート26に接続される。水温セ
ンサ11は内燃機関冷却水温度に比例した電圧を出力
し、A/Dコンバータ30を介して入力ポート26に接
続される。
【0020】さらにクランク角度センサ14および上死
点センサ18は直接入力ポート26に接続される。一方
出力ポート27には、点火信号および失火検出信号が出
力される。即ち第1の点火信号は第1のパワートランジ
スタ57を介して第1のイグニッションコイル55に出
力され、第2の点火信号は第2のパワートランジスタ5
8を介して第2のイグニッションコイル56に出力され
る。
【0021】失火検出信号は対応するドライバ31、3
2、33および34を介して、#1気筒が失火したこと
を表示する警告灯35、#2気筒が失火したことを表示
する警告灯36、#3気筒が失火したことを表示する警
告灯37、#4気筒が失火したことを表示する警告灯3
8に接続される。図3は点火順序が#1、#3、#4、
#2気筒の順序である内燃機関の点火回路の詳細回路図
であって、出力ポート27から出力される第1の点火信
号は第1のパワートランジスタ57のベースに接続さ
れ、第1の点火信号が“H”レベルとなると第1のパワ
ートランジスタ57は導通状態となる。
【0022】するとバッテリバス59から電力が第1の
イグニッションコイル55の1次コイルに供給され、2
次コイルに高電圧が誘起される。この高電圧はハイテン
ションコードを介して、#1気筒に設置される点火プラ
グ51および#4気筒に設置される点火プラグ54に供
給される。出力ポート27から出力される第2の点火信
号は第2のパワートランジスタ58のベースに接続さ
れ、第2の点火信号が“H”レベルとなると第2のパワ
ートランジスタ58は導通状態となる。
【0023】するとバッテリバス59から電力が第2の
イグニッションコイル56の1次コイルに供給され、2
次コイルに高電圧が誘起される。この高電圧はハイテン
ションコードを介して、#2気筒に設置される点火プラ
グ52および#3気筒に設置される点火プラグ53に供
給される。図4はクランクシャフト12に取り付けられ
る第1のロータとクランク角度センサの正面図である。
【0024】ロータ13には30°ピッチに12個の外
歯13aから13lが形成されており、クランク角度セ
ンサ14は外歯がクランク角度センサ14の発生する磁
束を切る度に出力パルスを発生する。即ち外歯は検出要
素を構成している。クランクシャフト12が回転する
と、第1のロータ13は矢印X方向に回転し、30°回
転する度に出力パルスが入力ポート26に供給される。
【0025】図5はディストリビュータシャフト16に
取り付けられる第2のロータと上死点センサの正面図で
あって、第2のロータ17には1つの外歯17aが形成
され、上死点センサ18は外歯17aが上死点センサ1
8の発生する磁束を切る度に出力パルスを出力する。第
2のロータ17の外歯17aは、例えば#1気筒が爆発
上死点にあるときに上死点センサ18と対向するように
設定され、#1気筒が爆発上死点に達する度に、即ちク
ランクシャフト12が720°回転する度に出力パルス
が入力ポート26に入力される。
【0026】次に本発明における失火検出方法の基本的
考え方を説明するが、同時点火方式を適用した場合の失
火原因と第1のロータ13に外歯を形成する際の製作誤
差を考慮する必要がある。即ち図3に示す点火回路にお
いて、第1あるいは第2のイグニッションコイル55あ
るいは56の上流側、即ちECU側で異常が発生した場
合には2次コイルに高電圧が誘起されることはないため
1つのイグニッションコイルにより点火される2つの気
筒の双方で失火(以下「双方失火」と記す。)が発生す
る。
【0027】これに対して第1あるいは第2のイグニッ
ションコイル55あるいは56の下流側、即ち点火プラ
グ側で異常が発生した場合は、双方失火も発生しうる
が、異常の原因によっては1つのイグニッションコイル
により点火される2つの気筒のうちの一方に失火(以下
「片方失火」と記す。)も発生しうる。図6は失火によ
る変動と第1のロータの製作誤差に起因する変動との比
較グラフであって、横軸に内燃機関回転数を、縦軸に所
定クランク角度(例えば180°)回転するのに要する
時間をとる。
【0028】即ち1つの気筒に失火が発生した場合には
駆動力が付与されないため爆発行程中にクランクが所定
角度回転するのに要する時間は失火の発生しない場合に
比較して長くなり、しかも内燃機関回転数が高くなるに
応じて変動量は減少する。これは内燃機関回転数が高く
なると、所定角度回転するのに要する時間が短くなるか
らである。
【0029】これに対して第1のロータ13の外歯の形
成誤差に起因する所定角度回転するに要する時間の変動
量は内燃機関回転数によらずほぼ一定である。従って内
燃機関が低回転数で運転されているときは外歯形成誤差
の影響を受けずに第1のロータ13が所定角度回転する
に要する時間に基づいて失火を検出することが可能であ
るが、内燃機関が高回転数で運転されているときは外歯
形成誤差に起因する時間変動と失火による時間変動とを
区別することはできない。
【0030】即ち内燃機関の高速運転中は外歯形成誤差
の影響を受けることのない失火検出方法を使用すること
が必要である。外歯形成誤差の影響を受けることのない
失火検出方法として本出願人はすでにクランク角度差分
失火検出方法を提案している(特開平4−265447
公報参照)が、概要は以下の通りである。
【0031】4気筒内燃機関においては、180°クラ
ンク角度回転毎に各気筒で爆発行程が実行されるため、
第1のロータ13が外歯13aから13fまでの範囲I
において#1あるいは#4気筒の爆発行程が、外歯13
gから13lまでの範囲IIにおいて#2あるいは#3気
筒の爆発行程が実行される。従って#1気筒が爆発行程
にあるときの第1のロータ13の範囲Iの回転時間ΔT
1 と#4気筒が爆発行程にあるときの第1のロータ13
の範囲Iの回転時間ΔT4 との偏差に基づいて#1気筒
あるいは#4気筒における失火の発生を検出することが
できる。
【0032】即ち例えば#1気筒で失火が発生した場合
には、#1気筒に対応する回転時間ΔT1 は#4気筒に
対応する回転時間ΔT4 に比して長くなるので、所定値
以上の偏差発生を検出して失火発生とする。同様に#2
気筒が爆発行程にあるときの第1のロータ13の範囲II
の回転時間ΔT2 と#3気筒が爆発行程にあるときの第
1のロータ13の範囲IIの回転時間ΔT3 との偏差に基
づいて#2気筒あるいは#3気筒における失火の発生を
検出することができる。
【0033】ただし上記のクランク角度差分失火検出方
法によって失火検出ができるのは、片方失火の場合であ
り、両方失火の場合は検出不可能である。これは両方失
火の場合には、#1気筒に対応する回転時間ΔT1 と#
4気筒に対応する回転時間ΔT4 とが同程度に長くなる
ため偏差が増大することはないからである。
【0034】図7はクランク角度差分失火検出方法のタ
イミング図であって、#1気筒が爆発上死点にあるとき
に上死点パルスが発生するように設定されており、上死
点パルスが検出される度にカウンタCのカウント値がリ
セットされる。また各気筒の爆発上死点を少し越えた時
刻T1 、T2 、T3 、T4 において、各時刻間の経過時
間ΔT1 、ΔT2 、ΔT3 、ΔT4 が計測される。
【0035】そして第1のロータ13の同じ領域を使用
して計測される時間同士、即ちΔT 1 とΔT4 、ΔT2
とΔT3 が比較され失火検出が行なわれる。これに対し
内燃機関の低速運転中は、失火による所定角度回転時間
の変動が外歯形成誤差によって生じる時間変動に比べて
充分大であるため、上記のクランク角度差分失火検出方
法を使用するまでもなく、他の失火検出方法を適用する
ことができる。
【0036】例えば、#1気筒が爆発行程にあるときの
第1のロータ13の範囲Iの回転時間ΔT1 と#1気筒
の次に爆発行程となる#3気筒が爆発行程にあるときの
第1のロータ13の範囲IIの回転時間ΔT3 との偏差に
基づいて#1気筒あるいは#3気筒における失火の発生
を検出する方法(以下「連続気筒方法」と記す。)を適
用することができる。
【0037】以下ECU20で実行されるルーチンのフ
ローチャートに基づいて本発明にかかる失火検出装置の
作用を説明する。図8は点火順序カウンタリセットルー
チンのフローチャートであって、上死点センサ18によ
って上死点パルスが検出される度に、ステップ81にお
いて点火順序を表すカウンタCのカウント値をリセット
する。
【0038】図9は失火検出ルーチンのフローチャート
であって、クランク角度にして180°毎、即ち図7の
時刻T1 、T2 、T3 、T4 毎に実行される。ステップ
91においてカウンタCのカウント値Cをインクリメン
トした後、ステップ92でタイマ25のカウント値Tim
erをT(C)に記憶する。ステップ93で失火判別条件
が成立しているか否かを判別する。例えば内燃機関の始
動時、急加速あるいは急減速時のように内燃機関回転数
が安定していないとみなされる時は失火判別条件は成立
していないものと判別される。
【0039】内燃機関始動時であるか否かは、水温セン
サ11で検出される冷却水温度が所定温度以上であるか
否かによって判断される。また内燃機関が急加速あるい
は急減速時であるか否かは、スロットルセンサ10で検
出されるスロットル弁9が急開あるいは急閉したか否か
で判断される。ステップ93で肯定判定されたときはス
テップ94に進みクランク角度差分失火判別処理を、続
いてステップ95で連続気筒失火判別処理を実行する。
【0040】なおステップ93で否定判定されたときは
直接このルーチンを終了する。図10はステップ94で
実行されるクランク角度差分失火判別処理の詳細フロー
チャートであって、ステップ94aおよび94bでカウ
ンタCのカウント値が判別される。C=1であるときは
ステップ94cに進み、#2気筒の爆発上死点からクラ
ンク角度にして180°回転するのに要する時間ΔT2
が次式により算出される。
【0041】ΔT2 =T1 −T4 ステップ94dにおいて、同じく第1のロータ13の領
域IIで検出される#3気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT 3 との差
がしきい値L以上であるか否かが判定される。ステップ
94dで肯定判定されたときはステップ94eに進み、
#2気筒で失火発生と判別してフラグMFX(2)をセ
ットしてこの処理を終了する。
【0042】なおステップ94dで否定判定されたとき
は直接この処理を終了する。C=2であるときはステッ
プ94fに進み、#1気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT1 が次式
により算出される。 ΔT1 =T2 −T1 ステップ94gにおいて、同じく第1のロータ13の領
域Iで検出される#1気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT 4 との差
がしきい値L以上であるか否かが判定される。
【0043】ステップ94gで肯定判定されたときはス
テップ94hに進み、#1気筒で失火発生と判別してフ
ラグMFX(1)をセットしてこの処理を終了する。な
おステップ94gで否定判定されたときは直接この処理
を終了する。C=3であるときはステップ94iに進
み、#3気筒の爆発上死点からクランク角度にして18
0°回転するのに要する時間ΔT3 が次式により算出さ
れる。
【0044】ΔT3 =T3 −T2 ステップ94jにおいて、同じく第1のロータ13の領
域IIで検出される#2気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT 2 との差
がしきい値L以上であるか否かが判定される。ステップ
94jで肯定判定されたときはステップ94kに進み、
#3気筒で失火発生と判別してフラグMFX(3)をセ
ットしてこの処理を終了する。
【0045】なおステップ94jで否定判定されたとき
は直接この処理を終了する。C=4であるときはステッ
プ94lに進み、#4気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT4 が次式
により算出される。 ΔT4 =T4 −T3 ステップ94mにおいて、同じく第1のロータ13の領
域Iで検出される#1気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT 1 との差
がしきい値L以上であるか否かが判定される。
【0046】ステップ94mで肯定判定されたときはス
テップ94nに進み、#4気筒で失火発生と判別してフ
ラグMFX(4)をセットしてこの処理を終了する。な
おステップ94dで否定判定されたときは直接この処理
を終了する。ここで、しきい値Lは内燃機関負荷Q/N
(ここでQはエアフローメータ7で検出される吸入空気
量、Nはクランク角度センサ14で検出される内燃機関
回転数である)の関数としてROM22に記憶されてい
る。
【0047】図11は連続気筒失火検出処理のフローチ
ャートであって、ステップ94aおよび94bでカウン
タCのカウント値が判別される。C=1であるときはス
テップ95cに進み、#2気筒の爆発上死点からクラン
ク角度にして180°回転するのに要する時間ΔT2
次式により算出される。 ΔT2 =T1 −T4 ステップ95dにおいて、#2気筒の直前に爆発肯定が
実行された#4気筒の爆発上死点からクランク角度にし
て180°回転するのに要する時間ΔT4 との差がしき
い値M以上であるか否かが判定される。
【0048】ステップ95dで肯定判定されたときはス
テップ95eに進み、#2気筒で失火発生と判別してフ
ラグMFY(2)をセットしてこの処理を終了する。な
おステップ95dで否定判定されたときは直接この処理
を終了する。C=2であるときはステップ95fに進
み、#1気筒の爆発上死点からクランク角度にして18
0°回転するのに要する時間ΔT1 が次式により算出さ
れる。
【0049】ΔT1 =T2 −T1 ステップ95gにおいて、#1気筒の直前に爆発肯定が
実行された#2気筒の爆発上死点からクランク角度にし
て180°回転するのに要する時間ΔT2 との差がしき
い値M以上であるか否かが判定される。ステップ95g
で肯定判定されたときはステップ95hに進み、#1気
筒で失火発生と判別してフラグMFY(1)をセットし
てこの処理を終了する。
【0050】なおステップ95gで否定判定されたとき
は直接この処理を終了する。C=3であるときはステッ
プ95iに進み、#3気筒の爆発上死点からクランク角
度にして180°回転するのに要する時間ΔT3 が次式
により算出される。 ΔT3 =T3 −T2 ステップ94jにおいて、#3気筒の直前に爆発肯定が
実行された#1気筒の爆発上死点からクランク角度にし
て180°回転するのに要する時間ΔT1 との差がしき
い値M以上であるか否かが判定される。
【0051】ステップ95jで肯定判定されたときはス
テップ95kに進み、#3気筒で失火発生と判別してフ
ラグMFY(3)をセットしてこの処理を終了する。な
おステップ95jで否定判定されたときは直接この処理
を終了する。C=4であるときはステップ95lに進
み、#4気筒の爆発上死点からクランク角度にして18
0°回転するのに要する時間ΔT4 が次式により算出さ
れる。
【0052】ΔT4 =T4 −T3 ステップ95mにおいて、#4気筒の直前に爆発肯定が
実行された#3気筒の爆発上死点からクランク角度にし
て180°回転するのに要する時間ΔT3 との差がしき
い値M以上であるか否かが判定される。ステップ95m
で肯定判定されたときはステップ95nに進み、#4気
筒で失火発生と判別してフラグMFY(4)をセットし
てこの処理を終了する。
【0053】なおステップ94dで否定判定されたとき
は直接この処理を終了する。ここで、しきい値Mは内燃
機関負荷Q/Nの関数としてROM22に記憶されてい
る。図12は失火警報出力ルーチンのフローチャートで
あって、一定時間毎の割り込み処理として実行される。
【0054】ステップ121において内燃機関回転数N
を読み込み、ステップ122において気筒番号を表すイ
ンデックスiを1にセットする。ステップ123で内燃
機関回転数Nがしきい値回転数Nth(例えば1200r
pm)以上であるか否かを判定する。ステップ123で
肯定判定されたとき、即ち内燃機関が高速運転状態であ
るときはクランク角度差分失火検出方法によらなければ
信頼度の高い検出はできないものとして、ステップ12
4でフラグMFX(i)がセットされているか否かを判
定する。
【0055】ステップ123で否定判定されたとき、即
ち内燃機関が低速運転状態であるときは連続気筒失火検
出方法によらなければ信頼度の高い検出はできないもの
として、ステップ125でフラグMFY(i)がセット
されているか否かを判定する。ステップ124あるいは
ステップ125で肯定判定されたときは、ステップ12
6に進み、インデックスiの値に応じて警告灯35、3
6、37あるいは38のいずれかを点灯して、ステップ
127に進む。
【0056】ステップ124あるいはステップ125で
否定判定されたときは、直接ステップ127に進みイン
デックスiが4以上であるか否かを判定し、肯定判定さ
れたときはこのルーチンを終了する。ステップ127で
否定判定されたときは、ステップ128においてインデ
ックスiをインクリメントしてステップ123に戻る。
【0057】失火の発生が検出された場合は、未燃ガス
が排気系統に排出され排気ガス浄化のための触媒中で燃
焼し触媒を損傷するおそれがあるため、失火発生が許容
される気筒数には限界が存在する。図13は4気筒内燃
機関における失火許容限界を示すグラフであって、横軸
は内燃機関回転数、縦軸は内燃機関負荷を表し、パラメ
ータは失火率である。なお失火率は内燃機関の全気筒数
に対する失火発生気筒数の比として定義される。
【0058】即ち内燃機関が高負荷高速で運転中は1つ
の気筒の失火(失火率25%)も許容されない場合があ
ることとなる。しかし前述したように同時点火方式を採
用する内燃機関においては両方失火が発生すると失火率
は50%となるにもかかわらず、連続気筒失火検出方法
によっては精度の高い失火検出ができず、またクランク
角度差分失火検出方法によっては片方失火を検出するこ
とができないため、両方失火を高精度で検出することは
不可能である。
【0059】これに対し、内燃機関の低負荷低速運転中
においては50%の失火率も許容される運転状態(例え
ばアイドリング状態)が存在し、また連続気筒失火検出
方法によって対向する2つの気筒の失火を検出すること
が可能である。そこで本発明においては、内燃機関の低
速運転中に対向する2つの気筒の失火が検出された場合
には触媒損傷条件成立として触媒損傷警報を発し、内燃
機関の高速運転中は失火検出のいかんを問わず触媒損傷
警報を保持する。
【0060】その後アイドリング状態に復帰した時に触
媒損傷条件不成立と判断された場合に触媒損傷警報をリ
セットすることとしている。図14は触媒損傷警報ルー
チンのフローチャートであって、一定時間ごとの時間割
り込みとして実行される。ステップ141において内燃
機関回転数Nがしきい値回転数Nth以上であるか否かを
判定し、否定判定されれば内燃機関低速運転中であると
してステップ142に進む。
【0061】ステップ142においてフラグMFY
(i)の合計が2以上であるか否か、即ち連続気筒失火
検出処理において2以上の気筒に失火が発生しているこ
とが検出されたか否かを判定する。ステップ142にお
いて肯定判定された場合はステップ143に進み、触媒
損傷警報を出力してこのルーチンを終了する。
【0062】ステップ142において否定判定された場
合はステップ144に進み、触媒損傷警報をリセットし
てこのルーチンを終了する。ステップ141において肯
定判定された場合は、内燃機関高速運転中であるとして
触媒損傷警報について判断することなく直接このルーチ
ンを終了する。また連続気筒失火判別処理で2つの気筒
で失火が発生していると判断された場合に、2つの気筒
が点火時期に関し対向する、即ち360°点火時期のず
れた気筒であると判断されたときは、両方失火であり点
火系統で異常が発生したものと特定することが可能であ
る。
【0063】図15はイグニッションコイル異常判定ル
ーチンのフローチャートであって、一定時間ごとの時間
割り込みとして実行される。ステップ151においてフ
ラグMFY(i)の合計が2以上であるか否か、即ち連
続気筒失火検出処理において2以上の気筒に失火が発生
していることが検出されたか否かを判定する。
【0064】ステップ151で肯定判定されれば、ステ
ップ152に進み、MFY(1)+MFY(4)が2で
あるか否か、即ち#1気筒と#4気筒とにおいて失火が
発生しているか否かを判定する。ステップ152で肯定
判定されればステップ153で#1気筒と#4気筒とで
共通に使用されるイグニッションコイル55の異常警報
を発生する。
【0065】ステップ152で否定判定されれば、ステ
ップ154に進み、MFY(3)+MFY(2)が2で
あるか否か、即ち#3気筒と#2気筒とにおいて失火が
発生しているか否かを判定する。ステップ154で肯定
判定されればステップ155で#3気筒と#2気筒とで
共通に使用されるイグニッションコイル56の異常警報
を発生する。
【0066】なおステップ151あるいはステップ15
4で否定判定されたときは、直接このルーチンを終了す
る。以上本発明を4気筒内燃機関に適用した場合につい
て説明したが、6気筒以上の内燃機関についても適用可
能であることは明らかある。
【0067】
【発明の効果】第1の発明にかかる多気筒内燃機関の失
火検出装置によれば、高速運転状態における点火回路を
共有する2つの気筒の同時失火以外の失火を検出するこ
と、および低速運転状態における各気筒毎の失火を検出
することが可能となる。第2の発明にかかる多気筒内燃
機関の失火検出装置によれば、低速運転状態における失
火発生状況から高速運転状態においても触媒損傷のおそ
れがあるとして警報を発生することが可能となる。
【0068】第2の発明にかかる多気筒内燃機関の失火
検出装置によれば、低速運転状態における失火発生状況
から点火回路の以上発生部位を特定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の発明の基本構成図である。
【図2】図2は、失火検出装置の構成図である。
【図3】図3は、失火回路の詳細回路図である。
【図4】図4は、第1のロータとクランク角度センサの
正面図である。
【図5】図5は、第2のロータと上死点センサの正面図
である。
【図6】図6は、失火による変動とロータ製作誤差によ
る変動を示すグラフである。
【図7】図7は、クランク角度差分失火検出方法のタイ
ミング図である。
【図8】図8は、点火順序カウンタリセットルーチンの
フローチャートである。
【図9】図9は、失火検出ルーチンのフローチャートで
ある。
【図10】図10は、クランク角度差分失火検出処理の
フローチャートである。
【図11】図11は、連続気筒失火検出処理のフローチ
ャートである。
【図12】図12は、失火検出出力ルーチンのフローチ
ャートである。
【図13】図13は、失火許容限界を示すグラフであ
る。
【図14】図14は、触媒損傷警報ルーチンのフローチ
ャートである。
【図15】図15は、イグニッションコイル異常判別ル
ーチンのフローチャートである。
【符号の説明】 12…クランクシャフト 13…第1のロータ 14…クランク角度センサ 15…ディストリビュータ 17…第2のロータ 18…上死点センサ 20…ECU 51,52,53,54…点火プラグ 55,56…イグニッションコイル 57,58…パワートランジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時点火方式を採用する多気筒内燃機関
    のクランクシャフトに同期して回転し、外周に所定角度
    毎に複数個の検出要素が形成されたロータと、 前記ロータの外周に近接して配置され、前記ロータの外
    周に形成された検出要素が通過する度にパルスを出力す
    るセンサと、 前記センサによって前記ロータの同一範囲に存在する予
    め定められた個数の検出要素の通過が検出される時間を
    点火系統を共有する2つの気筒の爆発行程の予め定めら
    れた基準クランク角度の回転時間として検出し、2つの
    気筒の各々に対応する2つの時間の偏差を演算し、時間
    偏差が予め定められた設定時間以上となったときに時間
    の長い方の気筒に失火が発生したと判別するクランク角
    度差分失火検出方法によって失火を検出する第1の失火
    検出手段と、 前記第1の失火判別手段において使用される失火検出で
    あるクランク角度差分失火検出方法以外の方法で失火を
    検出する第2の失火検出手段と、 内燃機関の回転数が予め定められた基準回転数以上であ
    るか否かを判別する回転数判別手段と、 前記回転数判別手段において内燃機関回転数が基準回転
    数以上であると判別された時には前記第1の失火検出手
    段で失火が検出された場合に失火発生とし、前記回転数
    判別手段において内燃機関回転数が基準回転数未満であ
    ると判別された時には前記第2の失火検出手段で失火が
    検出された場合に失火発生とする失火状態出力手段と、
    を具備する多気筒内燃機関の失火検出装置。
  2. 【請求項2】 前記回転数判別手段において内燃機関回
    転数が基準回転数未満であると判別された時に前記第2
    の失火検出手段によって失火が発生したと識別された気
    筒および失火発生回数に基づいて触媒損傷のおそれがあ
    るか否かを判断する触媒損傷条件成立判断手段と、 前記触媒損傷条件成立判断手段により触媒を損傷するお
    それがあると判断された場合には前記回転数判別手段に
    おいて内燃機関回転数が基準回転数以上である時も触媒
    損傷のおそれがあるとみなし触媒損傷警報を出力する触
    媒損傷警報出力手段と、をさらに具備する請求項1に記
    載の多気筒内燃機関の失火検出装置。
  3. 【請求項3】 前記触媒損傷条件成立判断手段が、 前記第2の失火検出手段によって点火系統を共有する2
    つの気筒において失火が発生していることが検出された
    場合には、点火系統が異常であると判断する請求項2に
    記載の多気筒内燃機関の失火検出装置。
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