JP3230060B2 - 定着剤 - Google Patents

定着剤

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    • C09D175/00Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D175/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08K5/544Silicon-containing compounds containing nitrogen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
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    • C09J175/04Polyurethanes
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
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    • C08L2666/44Silicon-containing compounds

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含窒素シラン化合物、
および定着剤としてこれらのシラン化合物を含有するポ
リウレタン樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス、プラスチックまたは金属のよう
ないろいろな基材への硬化ポリウレタン類の接着は、多
くの工業的な適用において不満足なので、プライマーを
使用するに至った。この使用は、ポリウレタンと基材の
間の強固な接着を実現することを可能にした。この結合
は、高湿度、高温および機械的高応力により滅多に損傷
を受けない。適当であると証明されているプライマーの
例は、アミノアルキルアルコキシシランである〔参照;
プルーデマン他."SilaneCoupling Agents" プレナム
出版(Plenum Press), ニューヨーク[1982]〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アミノ基はイ
ソシアナート基と完全に反応するので、最も効果的なア
ミノシラン定着剤は、改変してない形で、湿分硬化ポリ
ウレタン中に包含した定着剤として使用できない。従っ
て、***特許公開公報DE−A−3414877号に
は、貯蔵できる期間を損することなしにポリウレタン接
着剤に添加できる、アミノアルキルシランのケチイミン
とアルジミンが記述されている。
【0004】更に、US−A3,787,416号と
4,289,869号には、ポリウレタン樹脂用の硬化
剤として環状アミナールが記述してある。更に、ポリウ
レタン樹脂用の硬化剤として適当な付加物を与える、イ
ソシアナートと環状アミナールの反応は、US−A4、
404、379号に記述されている。しかし、これらの
アミナールまたはアミナール付加物は、シラン含有基を
含有していない。
【0005】今や見出された化合物の一群は、1−また
は2−成分のポリウレタン樹脂接着剤、封止剤、塗料お
よび絶縁材料に添加することができ、この添加の結果、
ガラス、金属、被覆鋼板およびプラスチックに対する接
着性を顕著に改善し、その一方では硬化速度を減ずるこ
とがないかまたは増しすらする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式I: 〔式中,Rは炭素原子数2ないし3のアルキレン基を
表し;そしてRは水素原子、未置換のまたは−OH、
−CNまたは−Si(OR3−q(Rにより
置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表しま
たは炭素原子数2ないし6のアルケニル基を表し;その
式中,Rは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表す
かまたは2個の置換基Rは一緒になって炭素原子数1
ないし4のアルキレン基を表し; Rは炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニ
ル基を表しそしてqは0ないし2の価をもつことがで
き、更にEは式: (式中,RとRは、他と独立して、水素原子、炭素
原子数1ないし4のアルキル基、アリール基により置換
されたエテニル基、アリール基、ヘテロアリール基また
は式IIaまたはIIb の基を表し、但し、R およびうち少なくとも一
つはアリール基により置換されたエテニル基、アリール
基、ヘテロアリール基または式IIaまたはIIbの基
を表す。)の基を表すか; またはRと一緒のEは、式: (式中,Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアル
キル基または−R−Si(OR3−q(R
を表し; そしてR、R 、R 、R およびqは上述と同じに
定義され、そしてRは炭素原子数1ないし8のアルキ
レン基を表す。)の基を表し; そして、Yは酸素原子または硫黄原子を表し;更にTは
式−R−Si(OR3−q(Rの基または の基を表すか;またはもしRが式−R−Si(OR
3−q(Rの基を表しそしてmが2より大き
いかまたは2に等しければ、Tはm価の基Zを表し; 式中,R、R、R、Yおよびqは上で定義された
ように表され; Xは−S−または−NH−を表し;そしてZは少なくと
も2個のNCOまたはNCS基を持つポリイソシアナー
トまたはポリイソチオシアナートから誘導された有機基
を表し; rは1、2または3を表し;そしてpは0または1を表
し;そしてmは1より大きいかまたは1に等しい価をも
つことができ; nは1より大きいかまたは1に等しい価をもつことがで
きる。〕により表される化合物に関する。
【0007】炭素原子数1ないし4のアルキル基として
のR3 、R4 、R5 、R6 およびR7 または炭素原子数
1ないし6のアルキル基としてのR2 は、例えば、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、イソブチル基およびtert−ブチル基で
ありそしてR2 の場合はそれに追加してn−ペンチル基
またはn−ヘキシル基である。
【0008】アルキル基としてのR3 とR4 の好ましい
意味は、メチル基とエチル基、特にメチル基である。
【0009】アリール基としてのR5 とR6 としての例
は、フェニル基またはナフチル基であり、これらは未置
換のまたは炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原
子数2ないし4のアルケニル基、特に−CH=CH2
炭素原子数1ないし4のアルコキシキ基、−NO2 およ
びハロゲン原子、特に塩素原子または臭素原子である。
例は、メチルフェニル基、エチルフェニル基、プロピル
フェニル基、イソプロピルフェニル基、ブチルフェニル
基、イソブチルフェニル基およびtert−ブチルフェ
ニル基;メトキシフェニル基、エトキシフェニル基およ
びブトキシフェニル基;ニトロフェニル基、フルオロフ
ェニル基、クロロフェニル基、ブロモフェニル基、ジク
ロロフェニル基およびジブロモフェニル基およびスチリ
ル基である。
【0010】ヘテロアリール基としてのR5 とR6 は特
に5ないし6個の環員と1または2個のN、OまたはS
原子を持つ複素環芳香族基であって、それらは所望なら
ばベンゾ−縮合できて、ピリジル基、チエニル基、ベン
ゾチエニル基、フリル基、ピロリル基、イミダゾリル
基、ピラゾリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基およ
びキノリル基である。
【0011】炭素原子数2ないし3のアルキレン基とし
てのR1 、炭素原子数1ないし4のアルキレン基として
の2個の基R3 が一緒になったものそして炭素原子数1
ないし8のアルキレン基としてのR9 は、直鎖のまたは
分枝したアルキレン基であって、直鎖のアルキレン基が
好ましい。例は、R3 とR9 のためのメチレン基、エチ
レン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメチレ
ン基、2−メチル−1,3−トリメチレン基そしてR9
の場合はそれに追加してペンタメチレン基、2−メチル
−1,4−テトラメチレン基、3−プロピル−1,3−
トリメチレン基、1,6−ヘキサメチレン基、1,7−
ヘプタメチレン基、1,8−オクタメチレン基または2
−エチル−1,2−ヘキサメチレン基であり、R1 の意
味はエチレン基、プロピレン基およびトリメチレン基に
限定される。
【0012】好ましくは、R9 は炭素原子数1ないし4
のアルキレン基、特にトリメチレン基またはエチレン基
である。
【0013】炭素原子数2ないし6のアルケニル基とし
てのRは、直鎖のまたは分枝したアルケニル基、好ま
しくは一個またはそれ以上、好ましくは一個の二重結合
を含むアルケニル基、例えばエテニル基(ビニル基)、
2−プロペニル基(アリル基)、n−ブテニル基、1,
3−ブタジエニル基、イソペンテニル基、n−ペンテニ
ル基またはn−ヘキセニル基のようなものである。
【0014】OH、CNまたは−Si(OR3
3-q (R4 q 基により置換された炭素原子数1ないし
6のアルキル基としてのR2 は、単−または多−置換で
あることができ、単置換が好ましい。置換は可能であれ
ばいずれの位置でもよいが、末端位置が好ましい。
【0015】好ましくは、R2 は炭素原子数1ないし4
のアルキル基、特にメチル基である。
【0016】好ましくは、式I中のパラメーターpは0
の価を持つ。
【0017】パラメーターqが0の価を持つのも好まし
い。
【0018】置換基Zは、少なくとも2個のNCOまた
はNCS基を持つポリイソシアナートまたはポリイソチ
オシアナートから誘導される。本発明に従って、可能で
あるポリイソシアナートまたはボリイソチオシアナート
の2より大きいかまたは2に等しいNCOまたはNCS
官能性は、例えばアミノ末端−ポリエーテル−ポリオー
ルのようなポリアミン類を、ホスゲン化またはチオホス
ゲン化により、2より大きいかまたは2に等しい官能性
を持つポリイソシアナートまたはポリイソチオシアナー
トに変換することにより達成できる。かくして得られる
ポリイソシアナートまたはポリイソチオシアナートは、
直接に使用できるか、またはジオール、ポリオール、ジ
チオール、ジアミンまたはポリアミンと共にNCO−ま
たはNCS−末端プレポリマーに変換できる。下記する
方法で得られるポリイソシアナートは、この方法でも反
応できる。
【0019】2より大きいかまたは2に等しいNCO官
能性を持つポリイソシアナートを製造する別の可能性
は、ジイソシアナートのオリゴマー化に在る。かくし
て、例えば、ヘキサメチレンジイソシアナートのような
ジイソシアナートは、部分加水分解によりビウレット基
を持つ生成物に変換できる(例えばバイエル社製、デス
モヅル(登録商標名)N100)。
【0020】更に、ヘキサメチレンジイソシアナートの
ようなジイソシアナートは、部分的にトリメリ化して、
イソシアヌレート環を含有する高級官能(higher functi
onal) ポリイソシアナートに変換できる(例えばバイエ
ル社製、デスモヅル(Desmodur)(登録商標名)N320
0)。
【0021】酸性水素と2より大きいかまたは2に等し
い官能性を持つ多官能化合物、例えばトリオール、テト
ロール、ペントール、トリアミン、ポリアミンまたはポ
リチオールのようなものとのジイソシアナートの反応に
よる鎖長延長も、2より大きいかまたは2に等しいNC
O官能性を持つポリイソシアナートになる。そこでは、
NCO/OH比は1より大きいが、しかし好ましくは
3:1より大きく、特に10:1より大きい。
【0022】適当なジイソシアナートは芳香族だけでな
く脂肪族、複素環のまたは単環のまたは多環の2官能イ
ソシアナート化合物である。この型の化合物の例は、ト
ルイレンジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシ
アナート、ナフチレンジイソシアナート、キシリレンジ
イソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロン
ジイソシアナートまたはジシクロヘキシルメタンジイソ
シアナートである。
【0023】パラメーターmとnは、他と独立している
のが有利であって、1ないし49の値、好ましくは1な
いし9の値、特に好ましくは1ないし5の値そして非常
に特に好ましくは1、2および3の値を持つ。n+mの
合計は、2ないし50が有利であり、好ましくは2ない
し10であり、特に2ないし6である。
【0024】基Zは好ましくは10000より少ない平
均分子量Mn 、特に4000より少ないMn を持つ。
【0025】Yが酸素原子を表す式Iの化合物は好まし
い。
【0026】Zが、NCOまたはNCS基の数が2より
大きいかまたは2に等しい脂肪族、環式脂肪族、脂肪族
/芳香族(aliphatic/aromatic)、芳香族または複素環の
ポリイソシアナートまたはポリイソチオシアナートから
誘導されていて、所望ならば一個またはそれ以上のエス
テル、エーテル、ウレタン、チオウレタン、イソシアヌ
レート、尿素またはビウレット官能を含有することが基
Zにとって可能である式Iの化合物は好ましい。
【0027】Zが、≧2NCO基を持つ脂肪族または混
合脂肪族/芳香族(aliphatic/aromatic)ポリイソシアナ
ートから誘導されていて、所望ならば全数で一個または
2個のエステル、エーテル、ウレタン、チオウレタン、
イソシアヌレート、尿素またはビウレット官能を含有す
ることがこの基Zにとって可能である式Iの化合物は特
に好ましい。
【0028】Zがエーテル型の酸素原子を持つ式Iの化
合物において、Zはモノエーテルまたはオリゴエーテ
ル、例えば式−(CH[CH3 ]−CH2 −O)y −ま
たは−(CH2 −CH2 −CH2 −CH2 −O)y
(式中,yは1ないし80の数、好ましくは1ないし2
0である。)である。
【0029】基Zはウレタンまたはチオウレタン基を包
含する式Iの化合物において、Zは、イソシアナートま
たはイソチオシアナート基を含有する化合物とのポリオ
ールとの反応により取得できる誘導体である。これは、
一個またはそれ以上のウレタン基ばかりでなく一個また
はそれ以上のチオウレタン基を持つ基、例えば式:
【化13】 (式中,Dはポリオールの基である。)の橋員を含むそ
れらを包含するものとも理解できる。使用することので
きるポリオールの例は、OH−末端ポリエーテルまたは
ポリエステルでもある。
【0030】式Iの好ましい化合物中における基Zは、
2個のエステル、ウレタン、イソシアヌレート、尿素ま
たはビウレット官能を含有するが、特に好ましい化合物
は1個だけのそれらのいずれかを持つ。エーテル官能
若干の例外を示す。というのは、上述したように、それ
らはオリゴエーテル橋員を形成する能力があるからであ
る。従って、この型の化合物は80個迄の、好ましくは
20個迄のエーテル官能を持つ。
【0031】R1 がプロピレン基である式Iの化合物は
好ましい。
【0032】基R5 とR6 の少なくとも一個が式:
【化14】 の基である式Iの化合物は特に好ましい。
【0033】別の好ましい実施態様は、Tが式−R9
Si(OR3 3-q (R4 q または
【化15】 の基である式Iの化合物、特に少なくとも一個の基Xが
−S−であるそれらに関する。
【0034】pとqが0を表し;mが1を表しそしてn
が2を表し;Yが酸素原子を表し;Xが−S−を表し;
1 とR9 がプロピレン基を表し;R2 とR3 がメチル
基を表し;R5 がフェニル基を表しそしてR6 が水素原
子を表す式Iの化合物は特に好ましい。
【0035】式Iの化合物はそれ自体知られている方法
で製造され、それらは下記の反応スキームにより最も簡
単に説明できる。
【0036】I.アミナールまたはイミンのアミン部分 この製造は、例えば米国特許US−A4,404,37
9号に記述されている方法で実施される。出発物質
(A)と(B)は、既知の化合物であり、それらのある
ものは市販品であるか、簡単な既知の方法で製造でき
る。適当な出発物質(A)は、特に、3−メチルアミノ
プロピルアミンと3−(2−アミノエチルアミノ)プロ
ピルトリメトキシシランである。適当な出発物質(B)
の例はカルボニル化合物であって、ベンズアルデヒド、
4−ピリジンカルボキサアルデヒド、ベンゾフェノン、
桂皮アルデヒド、フルフラール、p−アニスアルデヒド
またはテレフタルアルデヒドでもある。
【0037】式(E):
【化17】 のアミナールは、欧州特許公開公報EP−A−7053
6に記述してある工程を利用して、反応性の二重結合を
持つ適当な化合物、例えばアクリロニトリルとの(C)
の反応により製造できる。
【0038】かくして製造したアミナール(C)と
(E)は、nが2より大きいかまたは2に等しいポリイ
ソシアナートZ−(NCO)n またはポリイソチオシア
ナートZ−(NCS)n を別の段階で反応させることが
できる。
【0039】II.シラン部分 本発明に従って使用されるアミノ−またはメルカプトア
ルコキシシランはそれ自体知られている化合物である。
あるものは市販品であるか、またはそれ自体知られてい
る方法で製造できる。この型の化合物は例えば、E.
P.プルードデマン(Plueddemann) ,プルーナム(Pleun
am) 出版、ニューヨーク(1982)による「シランカ
ップリング剤(Silane Coupling Agents)」に詳細に記述
されている。
【0040】
【化18】 これらのイソシアナートは、例えば下記のような文献か
ら知られる方法により製造される:米国特許US−A
3,492,330;3,394,164および3,5
67,763号;***特許公開公報DE−A−1929
034および2004048号;ドイツ特許10227
89;1222067;1101394;102739
4および1231688号;英国特許994,890;
889,050;956,474および1,072,9
56号またはベルギー特許723,640号。
【0041】ポリイソチオシアナートは同様にして製造
できる。ジイソシアナートの代わりに、該当するポリイ
ソチオシアナートは出発原料として使用される。脂肪族
の出発物質は、米国特許US−A3,787,472号
に記述されている方法により製造でき、そして芳香族の
出発物質は"Org.Syntheses"; Collective Volume 1,p,4
47,John Wiley,New York(1948). に記述されている方法
により製造できる。
【0042】IV.アミナール(C)および/または
(E)を用いおよび工程IIにより得られたシランを用い
ての工程III により得られたポリイソシアナートの、式
Iの化合物への変換。 他の2成分を用いてのポリイソシアナートまたはポリイ
ソチオシアナートの反応は、連続してまたは同時に行
う。段階的な反応では、最初にアミナールをポリイソシ
アナートまたはポリイソチオシアナートと反応させるこ
とができ、次いでその付加生成物をアルコキシシランと
反応させることができ、その逆もできる。この反応で
は、異種のアミナールまたはシラン成分とのポリイソシ
アナートまたは−チオシアナート付加物を形成すること
も可能である:とういのはいろいろの成分を別のと交換
して反応させることは可能であり、換言すれば、例えば
シランとの第1の付加物形成、次いでアミナールとの付
加生成そして最後に2番目のシランとの付加物形成であ
る。
【0043】この反応は溶媒がなくても実施できるが、
原則としては、一種または全ての成分を適当な不活性の
溶媒、例えばキシレンで、例えば要求される粘度に調整
するために希釈する。
【0044】付加反応そのものは、15℃と200℃の
間の温度で、しかし好ましくは30℃と140℃の間の
温度で実施するのが有利である。
【0045】反応の過程は、赤外線分光法または滴定に
より追跡できる。
【0046】付加反応においてそれ自体知られている型
の触媒を使用することも可能であり、例えば、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、N,N,N’,N’
−テトラメチルエチレンジアミンまたは1,4−ジアザ
ビシクロ[2.2.2]オクタンのような第三級アミン
を使用できる。有機金属化合物、特に有機錫化合物も触
媒として使用できる。
【0047】有機錫化合物の例は、カルボン酸の錫(I
I)塩、例えば酢酸錫(II)、オクタン酸錫(II)およ
びラウリン酸錫(II)、またはカルボン酸のジアルキル
錫塩、例えば二酢酸=ジブチル錫、二ラウリン酸=ジブ
チル錫または二酢酸=ジオクチル錫である。
【0048】ポリイソシアナートまたは−チオシアナー
トとのアミナールまたはシランの付加反応の間の化学量
論的比率は、アミナールのNH基およびシランのNH2
またはSH基との比率がポリイソシアナートまたは−チ
オシアナートとのNCOまたはNCS基についてほぼ同
じであるような値に維持される。付加物は依然として遊
離のNCOまたはNCS基を含有していてよい。しか
し、遊離のNCOまたはNCS基がないのが好ましい。
【0049】式Iの本発明の化合物中のシラン基に対す
るアミナールまたは尿素イミン基の比率は、付加反応の
間の出発物質の化学量論的比率により制御できる。この
目的のために、アミナールまたはシラン化合物を別々の
段階でポリイソシアナートまたは−チオシアナートと反
応させる。原則としては、1より少ない、NCOまたは
NCS基に対するNHまたはSH基の比率で第1の段階
は起こる。(アミナール−NH)/(NCOまたはNC
S)の好ましい比率は1:2と1:6、特に1:3と
1:5の間である。(シラン−NH2 )/(NCOまた
はNCS)または(シラン−NH)/(NCOまたはN
CS)の好ましい比率は、2:3と1:5、特に2:3
と1:2の間である。
【0050】原則として、残っている遊離のNCOまた
はNCS基は、2番目の段階ではアミナール−NHまた
はシラン−NHもしくは−SH基と完全に反応させ
る。この最後には、NCOまたはNCS基に対する酸性
水素原子を持つ基の化学量論的比率は1より大きいかま
たは1に等しく、好ましくは1:4ないし1:1、特に
1:2ないし1:1である。
【0051】しかし、第2の段階では、残って存在する
遊離NCOまたはNCS基の一部分のみと反応させるこ
とも可能である。この場合には、第1段階におけるのと
同じ化学量論的比率が適用される。このような工程は、
2モルまたはそれ以上の異なるアミナールまたはシラン
化合物が添加される場合に使用されるのが好ましい。
【0052】本発明の化合物は、ポリウレタンのような
基材における定着剤として使用できる。これらは、接着
剤、封止剤、塗料または絶縁材料として使用される湿分
硬化ポリウレタンに使用すると特に有効である。接着剤
で使用されるとするならば、本発明の化合物は2成分そ
して非常に特に一成分系に使用させることができるよう
な性質をもっている。上述の基材において接着剤として
本発明の化合物を使用することにより、プライマーで使
用されるべき表面の前処理は必要でなくなる。
【0053】適当な使用例は、自動車組み立てにおける
網戸とヘッドライトの接着である。mが2より大きいか
または2と等しい式Iの化合物は、上述の基材のための
湿分活性された硬化剤として更に使用できる。更に、式
Iの化合物は基材の前処理のためのプライマーとして使
用できる。
【0054】基材としての湿分硬化ポリウレタンは、主
成分として、多官能性のイソシアナートおよび/または
ポリウレタンプレポリマーを含有する。適当な化合物
は、芳香族並びに脂肪族の両方の、単環式または多環式
の多機能性のイソシアナート化合物である。かくして、
第1の実施態様に従うと、使用される芳香族イソシアナ
ート化合物は、トルイレンジイソシアナートまたはジフ
ェニルメタンジイソシアナートである。高官能ジイソシ
アナートを含有しそして2より大きいイソシアナート基
機能性を持つ工業規格のジフェニルメタンジイソシアナ
ートは、特に適当である。別の適当な芳香族ジイソシア
ナートは、キシリレンジイソシアナートである。これら
に加えて、2のまたはそれより高い機能性を持つ脂肪族
ジイソシアナートの多数も使用できる。環式脂肪族ジイ
ソシアナート型におけるこれらの例はイソホロンジイソ
シアナートとジシクロヘキシルメタンジイソシアナート
である。別の例は、脂肪族、直鎖ジイソシアナートであ
って、例えばテトラメチレンジイソシアナートまたはヘ
キサメチレンジイソシアナートのような、ジアミンのホ
スゲン化により得られるものである。
【0055】本発明の好ましい実施態様によると、ポリ
ウレタンプレポリマーは多官能イソシアナート化合物の
代わりに使用できる。この明細書では、プレポリマー
は、多官能アルコールとの過剰の多官能イソシアナート
の付加物を意味し、例えばエチレングリコール、プロピ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン
またはペンタエリスリトールとの上述の芳香族または脂
肪族ジイソシアナートの一種の反応生成物である。ポリ
エーテルポリオール、例えばポリエチレンオキシドを基
材にしたまたはポリプロピレンオキシドを基材にしたポ
リエーテルポリオールとのジイソシアナートの反応生成
物もプレポリマーとして使用できる。200と1000
0、特に500と3000との間の分子量を持つポリエ
ーテルポリオールを基材にしたポリウレタンプレポリマ
ーは好ましい。ポリウレタン化学での熟練者は、この型
のポリエーテルポリオールの多数を知っており;これら
は多数の製造者により提供され、それらの分子量(数平
均)により特徴付けられ、この分子量は末端基の定量か
ら計算できる。別の適当なポリエーテルポリオールはポ
リテトラヒドロフランを基材にしたポリエーテルポリオ
ールである。
【0056】ポリエーテルポリオールの代わりに、ポリ
エステルポリオールも使用できる。適当なポリエステル
ポリオールは、多官能アルコールとの多官能酸の反応生
成物であって、例えば、脂肪族および/または芳香族ジ
カルボン酸と2−4の官能性を持つ多官能アルコールを
基材にしたポリエステルである。かくして、一方ではア
ジピン酸、セバシン酸、フタル酸、ヒドロフタル酸およ
び/またはトリメリト酸そして他方ではエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ヘキサングリコール、グリセリンおよび/またはト
リメチロールプロパンから得られるポリマーを使用でき
る。特に、500と5000との間の、特に600と2
000の間の分子量(数平均)を持つポリエステルポリ
オールが適当である。別の適当なポリエステルポリオー
ルは、2−4の官能性を持つアルコールとのカプロラク
トンの反応生成物であり、例えば1モルのエチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリンおよび/ま
たはトリメチロールプロパンと1−5モルのカプロラク
トンの付加物である。
【0057】多官能アルコールの別の適当な基は、ポリ
ブタジエノールである。これらは、ブタジエンを基材に
し、末端基としてOH基を含有するオリゴマーである。
これらの内、適当なオリゴマーは分子量範囲200−4
000、特に500−3000のそれらである。更に、
シロキサンプレポリマー、好ましくは他のプレポリマー
と組み合わせたプレポリマーが適当である。
【0058】ポリウレタンプレポリマーを製造する時
は、イソシアナート基に対するアルコール成分のOH基
の比率は重要である。それは通常は1:2と1:10の
間である。イソシアナートの高過剰は、低粘度のポリウ
レタンプレポリマーを与える傾向があるが;一方イソシ
アナートの僅かな過剰は、高粘度の製品を与え、そして
この製品は大抵の場合こて塗りによってのみ施用でき
る。
【0059】架橋密度そしてかくしてポリウレタンの硬
度は、イソシアナート成分の官能性または他にはポリオ
ールの多官能性によって増加することは、ポリウレタン
化学における熟練者には知られていることである。ここ
では、一般の文献を参照することにする:例えば、サウ
ンダーとフリッシュによる研究論文, "High Polymers",
Interscience Publishers, New York-London,のXVI
巻,"Polyurethanes, Chemistry and Technology", Part
I(1962)and Part II(1964) を参照。
【0060】本発明のポリウレタン製品は、更にいろい
ろの助剤を含有することができる。使用できる助剤の例
は充填剤である。適当な充填剤は、イソシアナートに対
して不活性の無機化合物であって、例えば白墨、粉砕白
墨、沈降法によるおよび/または熱分解法によるシリ
カ、ゼオライト、ベントナイト、粉砕鉱物およびこの技
術分野における熟練者に知られている無機充填剤、特に
チョップトファイバー、および等々である。ある種の適
用のためには、製品にチキソトロピックの性能を与える
充填剤が好ましく、例えば膨潤性のプラスチック、特に
PVCである。
【0061】上述の化合物の他に、本発明に従うポリウ
レタン製品は別の助剤、例えば溶媒を含有できる。適当
な溶媒はイソシアナートと反応しないものであって、例
えばハロゲン化炭化水素、エステル、ケトンおよび芳香
族炭化水素である。ポリウレタン接着剤と封止組成物で
知られているような可塑剤、抑制剤、染料および経時変
化防止剤も包含され得る。
【0062】ある種の適用のためには、本発明のポリウ
レタン製品に気泡安定剤を添加するのは好ましい。いわ
ゆるシリコ界面活性剤(silicosurfactant)は気泡安定剤
として使用できる。ポリシロキサンブロックと、一種ま
たはそれ以上のポリエチレンおよび/またはポリオキシ
プロピレンブロックを構成分とするプロックコポリマー
を意味するものとして理解される。本発明に従うポリウ
レタン製品は、更に防炎剤と可塑剤を含有できる。燐酸
トリクレジル、燐酸ジフェニルクレジル、燐酸トリス
(2−クロロエチル)、燐酸トリス(2−クロロエチ
ル)および燐酸トリス(2,3−ジブロモプロピル)は
一般的である。これに加えて、例えば塩素化パラフィ
ン、ホスフィン酸ハライド、燐酸アンモニウムおよび含
−ハロゲンおよび−リン樹脂の防炎剤を使用できる。あ
る種の適用では、可塑剤が別の添加剤として重要であ
る。
【0063】これらの内の適当な例のものは、フタル酸
のエステルまたは長鎖ジカルボン酸のエステルであっ
て、例えばセバシン酸またはアゼライン酸エステルであ
る。いわゆるエポキシ化可塑剤、例えばエポキシ化脂肪
酸誘導体も使用できる。
【0064】別の可能な添加剤塩基性の促進剤であ
る。塩基性の促進剤の例は第3級塩基、例えばビス
(N,N’−ジメチルアミノ)ジエチルエーテル、ジメ
チルアミノシクロヘキサン、N,N−ジメチルベンジル
アミン、N−メチルモルホリンおよびモノイソシアナー
トとのジアルキル−(β−ヒドロキシエチル)アミンの
反応生成物およびジカルボン酸とのジアルキル−(β−
ヒドロキシエチル)アミンのエステル化生成物のような
ものである。別の重要な促進剤は1,4−ジアミノビシ
クロ[2.2.2]オクタンである。更に、非塩基性の
物質は促進剤として使用できる。これらの適当な物質
は、金属化合物、例えば鉄アセチルアセトネートと2−
エチルヘキサン酸錫(II)、二ラウリン酸ジブチル錫
またはグリコール酸モリブデンである。
【0065】式Iの化合物はポリウレタン樹脂に、プレ
ポリマーに対比して、0.1−20重量%、好ましくは
0.5−15重量%、特に2.5−10重量%を添加で
きる。
【0066】更に式Iの化合物は、硬化剤としても使用
できる。硬化剤として使用した場合、樹脂中の遊離イソ
シアナート基に対する遊離第2級NH基のモル比率は、
1:0.5ないし1.5、好ましくは1:0.9ないし
1.1である。
【0067】
【実施例】下記の実施例は本発明を説明する。 I.出発物質の製造 実施例A: 1,4−ビス(1−メチルヘキサヒドロピリ
ミジン−2−イル)ベンゼン
【化19】 攪拌機、還流冷却器、温度計および水分離器を付したス
ルホン化(sulfonating) フラスコに、初めにトルエン5
00ml中の1モルのテレフタルアルデヒドを入れる。
窒素下、同モル量の3−メチルアミノプロピルアミンを
ゆっくりと添加し、それに続いて触媒としてトルエンス
ルホン酸を0.1%重量%添加する。その混合物を或る
時間還流し、その間に反応の進行度を分離した水の量で
追跡する。次いで、反応混合物をロータリエバポレータ
中で濃縮し、そして生成物を高減圧下で仕上げ処理す
る。 収率:87% 融点:135℃ 元素分析:計算値:C70.03%;H9.55%;N20.42% 実測値:C69.95%;H9.74%;N20.62%
【0068】実施例B:1−メチル−2−フェニルヘキ
サヒドロピリミジン
【化20】 テレフタルアルデヒドの代わりに1モルのベンズアルデ
ヒドを使用して、実施例Aの手順を繰り返す。 収率:91% 沸点:75℃/0.1ミリバール 元素分析:計算値:C74.96%;H9.15%;N15.89% 実測値:C74.94%;H9.10%;N15.99%
【0069】実施例C:1−メチル−2,2−ジフェニ
ルヘキサヒドロピリミジン
【化21】 テレフタルアルデヒドの代わりに1モルのベンゾフェノ
ンを使用して、実施例Aの手順を繰り返す。 収率:39% 沸点:130℃/0.1ミリバール 元素分析:計算値:C80.91%;H7.99%;N11.10% 実測値:C81.76%;H7.68%;N 8.85%
【0070】実施例D:1−メチル−2−ピリジン−4
−イルヘキサヒドロピリミジン
【化22】 テレフタルアルデヒドの代わりに1モルの4−ピコリン
アルデヒドを使用して、実施例Aの手順を繰り返す。 収率:46% 沸点:70℃/0.05ミリバール 元素分析:計算値:C67.76%;H8.53%;N23.71% 実測値:C67.69%;H8.73%;N23.81%
【0071】実施例E:1−メチル−2−(2−フェニ
ルエテニル)ヘキサヒドロピリミジン
【化23】 テレフタルアルデヒドの代わりに1モルのシンナムアル
デヒドを使用して、実施例Aの手順を繰り返す。 収率:28% 沸点:85℃/0.17ミリバール 元素分析:計算値:C77.18%;H8.97%;N13.85% 実測値:C73.27%;H9.80%;N17.00%
【0072】実施例F:1−メチル−2−フラン−2−
イルヘキサヒドロピリミジン
【化24】 テレフタルアルデヒドの代わりに1モルのフルフラール
を使用して、実施例Aの手順を繰り返す。 収率:75% 沸点:110℃/0.12ミリバール 元素分析:計算値:C65.03%;H8.49%;N16.85% 実測値:C64.88%;H8.51%;N16.84%
【0073】実施例G:1−メチル−2−(4−メトキ
シフェニル)ヘキサヒドロピリミジン
【化25】 テレフタルアルデヒドの代わりに1モルのp−アニスア
ルデヒドを使用して、実施例Aの手順を繰り返す。 収率:78% 沸点:97℃/0.04ミリバール 元素分析:計算値:C69.87%;H8.80%;N13.58% 実測値:C69.55%;H8.81%;N13.59%
【0074】II.定着剤の合成実施例1: 100mlのスルホン化フラスコ内で、部分的に三量体
にしたヘキサメチレンジイソシアナートであって21.
6%のイソシアナート含有量を持つもの(バイエル社
製、デスモヅル(Desmodur)(登録商標名)N
3200)を20gのキシレンに溶解し、そして溶液を
80℃に加熱する。次いで、3−メルカプトプロピル
リメトキシシラン13.51g(0.0688モル)
を、滴下ロートを使用して窒素下滴下し、次いで混合物
の攪拌を80℃で1.5時間継続し、次いで130℃で
2.5時間にわたり加熱する。室温に冷却した後、実施
例Bに従ったアミナール0.03411モルを、温度が
常に30℃以下になるような速度にして滴下する。室温
における攪拌を更に4時間継続し、次いで遊離NCO含
有量を滴定により検討する。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η
=76800mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) M=1680g/モル M=2640g/モル 元素分析:実測値:C56.40%;H8.34%;N
10.26% イミン/アミナール比(%,HNMR分析[N−CH
]):61/39 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0075】実施例2:
【化27】 および
【化28】 実施例Bからのアミナールの代わりに実施例Aからのア
ミナールを使用して、実施例1の手順を繰り返す。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η>1000
00mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) Mn =1780g/モル Mw =4640g/モル 元素分析:実測値:C53.33%;H7.93%;N
7.42% イミン/アミナール比(%, 1HNMR分析[N−CH
3 ]):69/31 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0076】実施例3:
【化29】 実施例Bからのアミナールの代わりに実施例Eからのア
ミナールを使用して、実施例1の手順を繰り返す。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η=1200
0mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) Mn =1480g/モル Mw =2320g/モル 元素分析:実測値:C61.80%;H8.44%;N
8.62% イミン/アミナール比(%, 1HNMR分析[N−CH
3 ]):61/39 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0077】実施例4:
【化30】 実施例Bからのアミナールの代わりに実施例Fからのア
ミナールを使用して、実施例1の手順を繰り返す。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η=9600
mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) Mn =1650g/モル Mw =2970g/モル 元素分析:実測値:C59.25%;H8.27%;N
8.50% イミン/アミナール比(%, 1HNMR分析[N−CH
3 ]):68/32 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0078】実施例5:
【化31】 実施例Bからのアミナールの代わりに実施例Gからのア
ミナールを使用して、実施例1の手順を繰り返す。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η=4800
mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) Mn =2120g/モル Mw =4970g/モル 元素分析:実測値:C59.60%;H7.92%;N
6.59% イミン/アミナール比(%, 1HNMR分析[N−CH
3 ]):68/32 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0079】実施例6:
【化32】 実施例Bからのアミナールの代わりに実施例Dからのア
ミナールを使用して、実施例1の手順を繰り返す。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η=3840
0mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) Mn =1140g/モル Mw =1660g/モル 元素分析:実測値:C55.92%;H8.43%;N
10.97% イミン/アミナール比(%, 1HNMR分析[N−CH
3 ]):57/43 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0080】実施例7:
【化33】 実施例Bからのアミナールの代わりに実施例Cからのア
ミナールを使用して、実施例1の手順を繰り返す。 粘度(エプレヒト(Epprecht)法による):η=1960
mPa・s 平均分子量(GPC,ポリスチレン−検定) Mn =1080g/モル Mw =2460g/モル 元素分析:実測値:C63.90%;H8.21%;N
7.47% イミン/アミナール比(%, 1HNMR分析[N−CH
3 ]):61/39 イソシアナート基含有量:<0.1%
【0081】III .接着製剤 実施例8: 一成分系(湿分硬化) 8A)プレポリマーの合成 末端とするヒドロキシ基を2個持つ分子量2000の乾
燥したポリプロピレングリコール(バイエル社製,デス
モフェン(Desmpphen)(登録商標)1900U)240g
と二ラウリル酸ジブチル錫0.3mlの混合物を、80
℃で、メチレンジフェニルジイソシアナート(アプジョ
ン社製、イソネート(Isonate)(登録商標)M125)5
0gに、1時間にわたって添加することによりイソシア
ナート基を末端とするプレポリマーを製造する。次い
で、得られれた混合物にトリメチロールプロパン1.0
gを添加し、2.0%のイソシアナート含有量を持つイ
ソシアナート基を末端とするプレポリマーが形成される
迄更に2時間80℃で加熱する。
【0082】8B)製剤: 接着製剤は下記の組成を持つ: 実施例8Aのプレポリマー 55.1重量% ランプブラック 20 重量% フタル酸ジオクチル 14.9重量% シリカエアロゲル(チキソトロピー剤) 5 重量% 実施例1の定着剤 5 重量%
【0083】8C)いろいろな基材に対する接着 8B中で得られた接着製剤を、5mm厚のポリウレタン
層が形成されるようにして、基材(表を参照)上に注
ぐ。2週間にわたり空気中で保存した後、これらの試料
を、室温で2週間にわたり水中で保存する。結果を表1
に纏める。表中、(--) は、層を容易に剥がすことがで
きそして基材の表面は清浄のままであることを意味し;
(-)は、層を困難であるが剥がすことができそして基材
の表面は清浄のままであることを意味し;(+/-)は、基
材表面上の層の大部分はナイフを使用してひっかいて除
くことができることを意味し;(+)は、層の大部分はナ
イフを使用してひっかいて除いたにもかかわらず基材の
表面に付着したまま残っていることを意味し;(++)
は、全部の層がナイフを使用してひっかいて除いたにも
かかわらず基材の表面に付着したまま残っていることを
意味する。
【0084】
【表1】 SMC=シート成形配合物 PC=ポリカーボネート RIM−PUR=反応射出成形−ポリウレタン PA=ポリアミド
【0085】実施例9:2成分系(熱硬化) 9A)製剤: 接着製剤は下記の組成を持つ: 分枝したポリエーテルポリオールと 鉱物充填剤を主に含有するポリオール 100重量部 ジフェニルメタンジイソシアナートを 基材にしたイソシアナート 20重量部 実施例1に従った定着剤 5重量部 9B)機械的性質 いろいろな試料の引張剪断強さを測定する。 試料を1時間にわたり80℃で硬化する。結果を表2に
纏める。
【0086】
【表2】 PA=ポリアミド PC=ポリカーボネート PP=ポリプロピレン(火炎前処理)(flame pre-trtea
ted) Ad=接着破断 C=凝集破壊(cohesion break) MB=材料破断、基材破断 接着定着剤としての本発明の化合物の使用は、これらの
試料の引張剪断強さを改善する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07F 7/18 C08L 75/04 C09D 175/04 C09J 175/04 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I: 【化1】 〔式中,R1 は炭素原子数2ないし3のアルキレン基を
    表し;そしてR2 は水素原子、未置換のまたは−OH、
    −CNまたは−Si(OR3 3-q(R4 q により置
    換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表しまた
    は炭素原子数2ないし6のアルケニル基を表し;その式
    中, R3 は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すかまた
    は2個の置換基R3 は一緒になって炭素原子数1ないし
    4のアルキレン基を表し; R4 は炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニ
    ル基を表しそしてqは0ないし2の価をもつことがで
    き、更にEは式: 【化2】 (式中,R5 とR6 は、他と独立して、水素原子、炭素
    原子数1ないし4のアルキル基、アリール基により置換
    されたエテニル基、アリール基、ヘテロアリール基また
    は式IIaまたはIIb 【化3】 の基を表し、 但し、R5 およびR6 のうち少なくとも一つはアリール
    基により置換されたエテニル基、アリール基、ヘテロア
    リール基または式IIaまたはIIbの基を表す。)の基を
    表すか; またはR2 と一緒のEは、式: 【化4】 (式中,R7 は水素原子、炭素原子数1ないし4のアル
    キル基または−R9 −Si(OR3 3-q (R4 q
    表し; そしてR3 、R4 およびqは上述と同じに定義され、そ
    してR9 は炭素原子数1ないし8のアルキレン基を表
    す。)の基を表し; そして、 Yは酸素原子または硫黄原子を表し;更にTは式−R9
    −Si(OR3 3-q (R4 q の基または 【化5】 の基を表すか;またはもしR7 が式−R9 −Si(OR
    3 3-q (R4 q の基を表しそしてmが2より大きい
    かまたは2に等しければ、Tはm価の基Zを表し; 式中,R3 、R4 、R9 、Yおよびqは上で定義された
    ように表され; Xは−S−または−NH−を表し;そしてZは少なくと
    も2個のNCOまたはNCS基を持つポリイソシアナー
    トまたはポリイソチオシアナートから誘導された有機基
    を表し; rは1、2または3を表し;そしてpは0または1を表
    し;そしてmは1より大きいかまたは1に等しい価をも
    つことができ; nは1より大きいかまたは1に等しい価をもつことがで
    きる。〕により表される化合物。
  2. 【請求項2】Yが酸素原子を表す請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】Zが、NCOまたはNCS基の数が2より
    大きいかまたは2に等しい脂肪族、環式脂肪族、脂肪族
    /芳香族(aliphatic/aromatic)、芳香族または複素環の
    ポリイソシアナートまたはポリイソチオシアナートから
    誘導されていて、所望ならば一個またはそれ以上のエス
    テル、エーテル、ウレタン、チオウレタン、イソシアヌ
    レート、尿素またはビウレット官能を含有することが基
    Zにとって可能である請求項1に記載の式Iの化合物。
  4. 【請求項4】Zが、NCO基の数が2より大きいかまた
    は2に等しい脂肪族または混合脂肪族/芳香族(aliphat
    ic/aromatic)ポリイソシアナートから誘導されていて、
    所望ならば全数で一個または2個のエステル、エーテ
    ル、ウレタン、チオウレタン、イソシアヌレート、尿素
    またはビウレット官能を含有することがこの基Zにとっ
    て可能である請求項3に記載の式Iの化合物。
  5. 【請求項5】基Zが10000より少ない平均分子量M
    n を持つ請求項1に記載の式Iの化合物。
  6. 【請求項6】mとnが、他と独立して、1ないし49の
    価を持つ請求項1に記載の式Iの化合物。
  7. 【請求項7】m+n の合計が2ないし50である請求
    項1に記載の式Iの化合物。
  8. 【請求項8】nが1、2または3を表しそしてmが3、
    2または1を表す請求項1に記載の式Iの化合物。
  9. 【請求項9】R1 がプロピレン基を表す請求項1に記載
    の式Iの化合物。
  10. 【請求項10】pが0の価を持つ請求項1に記載の式I
    の化合物。
  11. 【請求項11】qが0の価を持つ請求項1に記載の式I
    の化合物。
  12. 【請求項12】基R5 とR6 の少なくとも一個が式: 【化6】 の基を表す請求項1に記載の式Iの化合物。
  13. 【請求項13】Tが式−R9 −Si(OR3 3-q(R
    4 q または 【化7】 (式中,X、Y、Z、R3 、R4 、R9 、qおよびnは
    請求項1で定義したのと同じに表される。)の基である
    請求項1に記載の式Iの化合物。
  14. 【請求項14】少なくとも一個の基Xが−S−である請
    求項13に記載の式Iの化合物。
  15. 【請求項15】pとqが0を表し;mが1を表しそして
    nが2を表し;Yが酸素原子を表し;Xが−S−を表
    し;R1 とR9 がプロピレン基を表し;R2 とR3 がメ
    チル基を表し;R5 がフェニル基を表しそしてR6 が水
    素原子を表す請求項1に記載の式Iの化合物。
  16. 【請求項16】請求項1に記載の式Iの化合物を少なく
    とも一個含有するポリウレタン樹脂。
  17. 【請求項17】式Iの化合物を0.1ないし20重量%
    含有する請求項16に記載のポリウレタン樹脂。
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