JP3228030B2 - 自動変速機における冷却および潤滑装置 - Google Patents

自動変速機における冷却および潤滑装置

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JP3228030B2 JP27930094A JP27930094A JP3228030B2 JP 3228030 B2 JP3228030 B2 JP 3228030B2 JP 27930094 A JP27930094 A JP 27930094A JP 27930094 A JP27930094 A JP 27930094A JP 3228030 B2 JP3228030 B2 JP 3228030B2
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    • F16H57/00General details of gearing
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機における冷却
および潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の油圧回路において、作動油
の冷却および潤滑の方法として、例えば、特開昭60−
260767号公報に示されるように冷却回路と潤滑回
路を並列に設けたものや、あるいは、特開平1−242
872号公報に示されるように潤滑回路を2系統設け、
その内の1系統に冷却回路を直列に設けたものが公知で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
60−260767号公報の装置では冷却流量と潤滑流
量のそれぞれについて所望の量が必要となり、そのため
に大きな吐出量を有する大きな容量のオイルポンプが必
要とされ、オイルポンプの駆動力が大きくなって、結果
的に燃費の悪化を招くという問題点がある。また、上記
特開平1−242872号公報の装置では上述の問題は
回避できるが逆に潤滑回路の2系統化に伴って、回路構
成が複雑になり、またそれぞれの潤滑回路への流量配分
を適切にしなければならないという問題点がある。本発
明は上記問題に鑑み、大きな吐出量のオイルポンプを必
要とせず、かつ、簡単な回路構成でロックアップのON
/OFFに係わらず適切な冷却流量と潤滑流量を確保で
きる自動変速機の冷却および潤滑装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1によれ
ば、調圧弁により調圧された元圧にしたがって供給され
る作動油を冷却し、また潤滑のために用いる自動変速機
における冷却および潤滑装置において、前記作動油の冷
却をおこなう冷却回路と、下流において前記冷却回路と
直列に接続され摩擦係合要素の潤滑をおこなう潤滑回路
と、前記冷却回路をバイパスして冷却回路上流の油路と
前記潤滑回路とを接続するバイパス回路と、油路を切り
換えてロックアップクラッチの係合・解放をおこなうと
共に、上記冷却回路に至る油路の切り換え、およびバイ
パス回路内の油路の切り換えをおこない、冷却流量およ
び潤滑流量を変更するロックアップ制御弁とを設けたこ
とを特徴とする自動変速機における冷却および潤滑装置
が提供される。請求項2によれば、前記調圧弁は、前記
潤滑回路の直前圧を信号油圧として元圧を調圧すること
を特徴とする前記請求項1に記載の自動変速機における
冷却および潤滑装置が提供される。
【0005】
【作用】請求項1では、ロックアップ制御弁によりロッ
クアップクラッチの係合・解放に応じて冷却回路にいた
る油路とバイパス回路内の作動油の通る油路が変更さ
れ、ロックアップクラッチ係合時の冷却流量および潤滑
流量と、ロックアップクラッチ解放時の冷却流量および
潤滑流量が適切にされる。請求項2では、さらに、潤滑
回路直前の作動油の圧力を利用して調圧弁が元圧を調節
する。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1は本発明の実施例の構成を概念的
に示したものである。1はオイルパンであって、各部か
らドレーンされて戻ってきた作動油を受容する。2はス
トレーナであって、オイルポンプ3が吸い上げて再び各
部に分配する前記作動油を濾過する。オイルポンプ3か
ら送出された作動油はプライマリライン100によって
必要に応じて摩擦係合要素類4に送達される。
【0007】プライマリライン100にはプライマリレ
ギュレータバルブ5が取り付けられている。プライマリ
レギュレータバルブ5は入口ポート5aから導入された
作動油の一部をドレーンポート5bからドレーンさせて
オイルパン1に戻すことによってプライマリライン10
0の油圧を調圧するとともに、他の一部を出口ポート5
cからセカンダリライン200に送り出す。
【0008】6はセカンダリレギュレータバルブであっ
て、第1〜第6ポート、7a〜7fを有するボデー7と
第1〜第3ランド、8a〜8cを有しボデー7の内部を
移動するスプール8とスプール8を図中上方向に常時付
勢するスプリング9から構成されている。そして、セカ
ンダリレギュレータバルブ6は、セカンダリライン20
0を通る作動油の一部を第2ポート7bから導入し必要
に応じて第5ポート7eからドレーンすることによって
調圧をおこない本発明における調圧弁の役を成すと共
に、第3ポート7c、第4ポート7dからは図示されな
いデファレンシャルを潤滑するための副潤滑回路等に向
かう作動油を送出する。なお、30はオリフィスであ
る。
【0009】以下、セカンダリレギュレータバルブ6の
調圧について説明する。第1ポート7aは後述のオイル
クーラー20と主潤滑回路21を連結する第2連結油路
600と、第3連結油路700によって連通されている
ので主潤滑回路21へ導入されるのと等しい油圧がスプ
ール8の第1ランド8aの上面に作用しスプリング9の
付勢力、および第3ランド8cの下面に作用する油圧に
よる上向きの力に抗してスプール8を押し下げる。そし
て、上記油圧が高いほど第5ポート7eの開口面積は大
きくなりドレーンされる油量は増大されてセカンダリラ
イン200の油圧は低くされ、逆に上記油圧が低いほど
第5ポート7eの開口面積は小さくなりドレーンされる
油量は減少されてセカンダリライン200の油圧は高く
されるので主潤滑回路21へ導入される作動油の油圧は
常に適正に保持される。
【0010】一方、第6ポート7fにはエンジン出力に
対応する油圧、例えば、スロットルバルブ(図示しな
い)で調圧された作動油が供給される。この作動油はス
プール8の第3ランド8cの下面に作用しスプリング9
の付勢力と共にスプール8を押し上げる。そして、エン
ジン出力が高く、供給油圧が高いほど、第5ポート7e
の開口面積を小さくし、エンジン出力が低く、供給油圧
が低いほど、第5ポート7eの開口面積を大きくするの
で、セカンダリライン200の油圧はエンジン出力にも
対応して調整される。
【0011】10は従来タイプのロックアップリレーバ
ルブであって、第1〜第10ポート、11a〜11jを
有するボデー11と第1〜第5ランド、12a〜12e
を有しボデー11の内部を移動するスプール12とスプ
ール12を図中上方向に常時付勢するスプリング13か
ら構成されていて、ロックアップリレーバルブ10は、
油路を切り換え、ロックアップクラッチの係合・解放を
おこなうと共に、オイルクーラ20に至る油路の切り換
え、およびバイパス回路内の油路の切り換えをおこなう
のので本発明におけるロックアップ制御弁の役を成して
いる。
【0012】ロックアップON時には、第1ポート11
aにスプール12の第1ランド12aの上面に作用し、
スプール12を図中下方に押し下げるシグナル油圧が作
用し、スプール12は図の中心線より右側に示される状
態となり、ロックアップOFF時には、上記シグナル油
圧が0となり、スプール12を図中下方に押し下げるシ
グナル油圧が作用しなくなることから、スプリング13
の付勢力により、スプール12は図の中心線より左側に
示される状態となる。そして、ON状態では第2ポート
11bと第3ポート11cが、第4ポート11dと第5
ポート11eが、第6ポート11fと第7ポート11g
が、第8ポート11hと第9ポート11iが連通し、O
FF状態では第3ポート11cと第4ポート11dが、
第7ポート11gと第8ポート11hが内部で連通す
る。また、第2ポート11b、第5ポート11e、第7
ポート11gはセカンダリライン200と接続されてい
て、この内、第2ポート11bはオリフィス31を介し
て接続されている。
【0013】14はトルクコンバータであって、コンバ
ータカバー15、ポンプ16、タービン17、ステータ
18、ロックアップクラッチ19等から構成されてい
る。14a、14eは、それぞれ、トルクコンバータ1
4の第1油路、第2油路であって、それぞれロックアッ
プリレーバルブ10の第8ポート11h、第4ポート1
1dと接続されていて、ロックアップOFFの時には第
1油路14aが作動油の導入路となり、第2油路14e
が排出路となり、ロックアップONの時には、逆に、第
2油路油路14eが作動油の導入路となり、第1油路1
4aが排出路となる。また、14bはコンバータカバー
15とロックアップクラッチ19の間に形成される第1
油室、14cはロックアップクラッチ19とタービン1
7の外面との間に形成される第2油室である。14dは
ポンプ16、タービン17、ステータ18から成るコン
バータ室を示す。また、20はオイルクーラー、21は
主潤滑回路であって、それぞれ本発明における冷却回路
と潤滑回路であって、第2連結油路600によって連結
されている。なお、前述のセカンダリレギュレータバル
ブの第3ポート7c、第4ポート7dから送出される作
動油が供給される副潤滑回路は本発明における潤滑回路
には含まれない。
【0014】300はロックアップリレーバルブ10の
第3ポート11cとオイルクーラー20とを連通する油
路である。400は第1バイパスラインであってセカン
ダリライン200とオイルクーラー20と主潤滑回路2
1を連通する第2連結油路600とを連通し、その途中
にはオリフィス32が設けられている。500は第2バ
イパスラインであってロックアップリレーバルブ10の
第6ポート11fと第1バイパスライン400を連通
し、その途中にはオリフィス33が設けられている。
【0015】次に、上記の様に構成された本発明の油圧
回路におけるセカンダリレギュレータバルブ6以降の作
動油の流れを説明する。始めに、ロックアップOFFの
時のロックアップリレーバルブ10の上流のA点から主
潤滑回路21の下流のB点の間の作動油の流れを説明す
る。セカンダリライン200からオリフィス31を経由
してロックアップリレーバルブ10の第2ポート11b
に導入された作動油はスプール12の第2ランド12b
に行く手を遮られその先には進まない。同様に、第5ポ
ート11eに導入された作動油は第3ランド12cに行
く手を遮られその先には進まない。
【0016】しかし、セカンダリライン200からロッ
クアップリレーバルブ10の第7ポート11gに導入さ
れた作動油は、その後、同第8ポート11hを経てトル
クコンバータ14の第1油路14aに達し、さらに第1
油室14b、第2油室14cを経てコンバータ室14d
に上側開口部から入り、ポンプ16、タービン17、ス
テータ18間を循環してトルク伝達したのちステータ1
8の下部から第2油路14eを経てロックアップリレー
バルブ10の第4ポート11dに達し、その後、さらに
第3ポート11cから第1連結油路300を通りオイル
クーラ20に達し、そこで冷却されてから第2連結油路
600を経て主潤滑回路21に達して当該部品の潤滑を
行った後ドレーンされてオイルパンに戻る。そして、こ
の他にセカンダリライン200から第1バイパスライン
400を通りオリフィス32を経て主潤滑回路21の入
口に達する作動油がある。
【0017】図2は上述のロックアップOFFの時のA
点からB点の間の作動油の流れを示したものであって図
中●は行く手を遮られその先に進まないことを示し、下
向き矢印はドレーンされることを示している。図2から
も明らかなように、この場合、オイルクーラー20で冷
却される作動油はトルクコンバータ14の内部を通過し
たものである。そして、主潤滑回路21に達するのは、
上記冷却された作動油に加え、オリフィス32で流量を
規制され第1バイパスライン400を通る作動油であ
る。
【0018】次に、ロックアップONの時のA点からB
点の間の作動油の流れを説明する。セカンダリライン2
00からオリフィス31を経由してロックアップリレー
バルブ10の第2ポート11bに導入された作動油は、
その後、第3ポート11cから第1連結油路300を通
りオイルクーラ20に達し、そこで冷却されてから第2
連結油路600を経て主潤滑回路21に達して潤滑を行
った後ドレーンされてオイルパンに戻る。
【0019】一方、セカンダリライン200から第5ポ
ート11eに導入された作動油は第4ポート11dを経
てトルクコンバータ14の第2油路14eに達し、そこ
からステータ18の下部からコンバータ室14dに入
り、上部から第2油室14cに達し、ロックアップクラ
ッチ19をカバープレート15に押しつけ、一部は第2
油室14cの底部の隙間から第1油路14aに抜け、そ
の後、ロックアップリレーバルブ10の第8ポート11
h、第9ポート11iを経てドレーンされる。そして、
ロックアップOFFの時と同じくセカンダリライン20
0から第1バイパスライン400を通りオリフィス32
を経て主潤滑回路21の入口に達する作動油がある。ま
た、セカンダリライン200から第7ポート11gに導
入された作動油は、第6ポート11fを経て、第2バイ
パスライン500を通り、オリフィス33を経て主潤滑
回路21の入口に達する作動油に合流する。
【0020】図3は上述のロックアップONの時のA点
からB点の間の作動油の流れを示したものである。図3
からも明らかなように、この場合、第1連結油路300
を通り冷却される作動油はトルクコンバータ14の内部
を通過したものではなくて、セカンダリライン200か
らロックアップリレーバルブ10の第2ポート11b、
第3ポート11cを経てきたものであってその流量はオ
リフィス31で規制されている。そして、潤滑回路に達
するのは、上記冷却された作動油に加え、オリフィス3
2で流量を規制され第1バイパスライン400を通る作
動油と、オリフィス33で流量を規制され第2バイパス
ライン500を通る作動油とである。
【0021】本実施例は上述の様に、冷却回路の下流に
潤滑回路が直列に配列され、さらに冷却回路のバイパス
回路が設けられていて、冷却流量+バイパス流量=潤滑
流量となるように構成されていて、油路を切り換えるこ
とによって、冷却流量とバイパス流量をそれぞれロック
アップのONとOFFによって変更し、それぞれの条件
下で必要な冷却流量と潤滑流量が確保される。そして、
トルクコンバータ内で流体伝達をおこない発熱量の大き
いロックアップOFFの時には冷却回路を通る油量を多
くしてバイパス回路を通る油量を減らし、逆にトルクコ
ンバータ内で流体伝達をおこなわず発熱量の少ないロッ
クアップONの時には冷却回路を通る油量を少なくして
バイパス回路を通る油量が多くされる。ロックアップが
ONの時に冷却回路に通じる第1連結油路の流量をオリ
フィス31で規制し、ロックアップのONおよびOFF
の時に利用する第1バイパスライン400の流量をオリ
フィス32が規制し、ロックアップのONの時に利用す
る第2バイパスライン500の流量をオリフィス33が
規制しているので、これらオリフィスの径を最適にくみ
あわせるという簡単な作業によってロックアップのON
とOFFの各条件下でそれぞれ最適な冷却および潤滑流
量を確保することができる。また、潤滑回路の直前の油
圧がセカンダリレギュレータバルブ6に信号圧としてフ
ィードバックされ、潤滑回路に供給される作動油の油圧
がずれた場合そのずれを補正するように調整される。ま
た、従来タイプのロックアップリレーバルブ10を用い
ているので専用のバルブは不要である。
【0022】図4は上述した実施例の変形例を示すもの
であって、上記実施例と変わるところは、ロックアップ
リレーバルブの第5ポート11eをセカンダリライン2
00に代えプライマリライン100に接続した点であ
る。ロックアップクラッチ容量の適合上、ロックアップ
ON時のクラッチ係合圧をより高めたい場合には、図4
に示すようにロックアップリレーバルブの第5ポート1
1eをプライマリライン100に接続すれば良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、冷却回路と
潤滑回路を直列に設けたので、オイルポンプの要求吐出
量が低減され大きな吐出量のオイルポンプを必要としな
い。また、冷却回路をバイパスするバイパス回路を設け
ておいて、ロックアップ制御弁を利用してロックアップ
のON、OFFに対応して、油路を切り換えることによ
って、冷却回路を通る油量と、バイパス回路を通る油量
を変化させるので、簡単な回路構成で、ロックアップの
ON、OFFに応じた適切な冷却流量、潤滑流量を確保
することができる。通常は必要潤滑流量>必要冷却流量
であるのでバイパス回路を潤滑流量を補うものとして使
うことにより冷却回路への流入圧を必要以上に大きくす
ることなく必要潤滑流量を確保することができ、結果的
に冷却回路およびその接続部の要求耐圧性を必要以上に
大きくする必要がなくなる。また、請求項2によれば油
温や運転状態等、もれ流量等の環境条件の変化により潤
滑回路に供給される作動油の圧力が所定値からずれた場
合に、そのずれを補正する方向に調圧弁を作用させ常に
安定した潤滑油圧および潤滑流量を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】ロックアップOFFの時の作動油の流れを示す
図である。
【図3】ロックアップONの時の作動油の流れを示す図
である。
【図4】本発明の実施例の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1…オイルパン 2…ストレーナ 3…オイルポンプ 4…摩擦係合要素類 5…プライマリレギュレータバルブ 5a…プライマリレギュレータバルブの入口ポート 5b…プライマリレギュレータバルブのドレーンポート 5c…プライマリレギュレータバルブの出口ポート 6…セカンダリレギュレータバルブ 7…セカンダリレギュレータバルブのボデー 7a〜7f…セカンダリレギュレータバルブのボデーの
第1〜第6ポート 8…セカンダリレギュレータバルブのスプール 8a〜8c…セカンダリレギュレータバルブのスプール
の第1〜第3ランド 9…セカンダリレギュレータバルブのスプリング 10…ロックアップリレーバルブ 11…ロックアップリレーバルブのボデー 11a〜11j…ロックアップリレーバルブのボデーの
第1〜第10ポート 12…ロックアップリレーバルブのスプール 12a〜12c…ロックアップリレーバルブのスプール
の第1〜第5ランド 13…ロックアップリレーバルブのスプリング 14…トルクコンバータ 14a…トルクコンバータの第1油路 14b…トルクコンバータの第1油室 14c…トルクコンバータの第2油室 14d…トルクコンバータのコンバータ室 14e…トルクコンバータの第2油路 15…コンバータカバー 16…ポンプ 17…タービン 18…ステータ 19…ロックアップクラッチ 20…オイルクーラー 21…潤滑回路 30、31、32、33…オリフィス 100…プライマリライン 200…セカンダリライン 300…第1連結油路 400…第1バイパスライン 500…第2バイパスライン 600…第2連結油路 700…第3連結油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−204472(JP,A) 特開 昭60−260767(JP,A) 特開 平1−242872(JP,A) 特開 平4−92147(JP,A) 特開 平4−191556(JP,A) 特開 平2−209663(JP,A) 実開 平4−71854(JP,U) 実開 平2−80256(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/04 F16H 41/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調圧弁により調圧された元圧にしたがっ
    て供給される作動油を冷却し、また潤滑のために用いる
    自動変速機における冷却および潤滑装置において、 前記作動油の冷却をおこなう冷却回路と、 下流において前記冷却回路と直列に接続され摩擦係合要
    素の潤滑をおこなう潤滑回路と、 前記冷却回路をバイパスして冷却回路上流の油路と前記
    潤滑回路とを接続するバイパス回路と、 油路を切り換えてロックアップクラッチの係合・解放を
    おこなうと共に、上記冷却回路に至る油路の切り換え、
    およびバイパス回路内の油路の切り換えをおこなうロッ
    クアップ制御弁とを設けたことを特徴とする自動変速機
    における冷却および潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記調圧弁は、前記潤滑回路の直前圧を
    信号油圧として元圧を調圧することを特徴とする前記請
    求項1に記載の自動変速機における冷却および潤滑装
    置。
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