JP3220833B2 - 屋 根 - Google Patents

屋 根

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JP3220833B2
JP3220833B2 JP32597193A JP32597193A JP3220833B2 JP 3220833 B2 JP3220833 B2 JP 3220833B2 JP 32597193 A JP32597193 A JP 32597193A JP 32597193 A JP32597193 A JP 32597193A JP 3220833 B2 JP3220833 B2 JP 3220833B2
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JP
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roof
shingle
shingles
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mounting bracket
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Inventor
田 秀 雄 藤
Original Assignee
株式会社藤田兼三工業
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製の屋根板を用い
た屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】縦方向に延びる大型の屋根板を下地材の
上面に複数並列配置し、吊子を用いて、屋根板を横方向
に結合した構成の屋根が従来知られている。屋根の上に
太陽電池モジュール板などの部材を取り付ける場合、釘
を屋根板の上から垂木に打ち込み、これによって、屋根
板の上に太陽電池モジュール板を取り付けるための取付
金具を固定する構成が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】太陽電池モジュール
板などの部材を取り付けるための取付金具を屋根に取り
付けるために釘あるいはビスなどの固着具を屋根板に打
ち込むと、そこから雨漏りがしてしまう。本発明は上記
問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、下地材(2)と、該下地材(2)に立設された
複数の吊子(6)と、前記下地材(2)上に載置された
複数枚の下位屋根板(8)と、該下位屋根板(8)とほ
ぼ同じ幅寸法を有し、該下位屋根板(8)の上に重ねて
配置された複数枚の上位屋根板(10)とを備え、2枚
重ねた下位屋根板(8)と上位屋根板(10)の側部
を、これらに隣接する2枚重ねた下位屋根板(8)と上
位屋根板(10)の側部とともに前記吊子(6)に固着
し、前記上位屋根板(10)に太陽電池モジュール板
(14)などの部材を取り付けるための取付金具(1
2)を取り付けたものである。
【0005】
【作用】上位屋根板10の、取付金具12との固定部か
ら雨水が浸入しても、雨水は下位屋根板8の上面に導か
れ、雨水が下地材2に漏れることがない。
【0006】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。2は合板などから成る屋根
の下地材であり、これに断熱材4が固着されている。6
は長尺な金属帯板部材から成る屋根板接続用の吊子であ
り、これの下部水平部が下地材2に固定されている。8
は鋼板などから成る縦方向に長い下位屋根板であり、図
3に示すように両端部に立ち上り部8a,8cが形成さ
れている。
【0007】10は、鋼板などから成る縦方向に長い上
位屋根板であり、図4に示すように、両側部に立ち上り
部10b,10cが形成され、中間部にはコ字状に屈折
して形成した突起部10aが長手方向全長にわたって複
数条形成されている。図3,4において、屋根板8,1
0の長手方向は、紙面垂直方向であり、雨水が屋根板
8,10の長手方向に沿って流れるように屋根板8,1
0は、上位屋根板10を上にして、断熱材4の上に配置
される。
【0008】互いに重なった上下位屋根板8,10と、
これらと吊子6を境として隣接して平行に配置される上
下位屋根板8,10とは、図2に示す工程によって、横
方向に接続される。図2に示すように、まず、一方側の
屋根板8,10の立ち上り部8c,10cのコ字状部が
吊子6の上位水平部6aの上面に嵌合され、他方側の屋
根板8,10のL型の立ち上り部8a,10bの水平部
が吊子6の上位水平部6aの下面に当接される。
【0009】次に、一方側の屋根板8,10の立ち上り
部8c,10cのコ字状部の垂下部が90度、吊子6の
上位水平部6aの下面方向に屈折される。次に、吊子6
の上位水平部6aが、これに嵌合する屋根板8,10の
立ち上り部8c,10c,8a,10bとともに90度
下向きに屈折されて、一方側の屋根板8,10と他方側
の屋根板8,10の対向する側部が互いに固着されると
ともに、吊子6を介して、一方側の屋根板8,10と他
方側の屋根板8,10は下地材2に固定される。
【0010】このようにして、断熱材4上に配置され
た、複数の下位屋根板8と上位屋根板10は、吊子6を
介して互いに接続され、且つ下地材2に固定される。該
状態において、雨水は、上位屋根板10の、長手方向に
沿って形成された凹部を伝って軒先に導かれる。上記上
下位屋根板10,8は、2重防水屋根板構造を構成す
る。12は、複数の取付金具であり、各々の下位水平部
12aが上位屋根板10の突起部10aの上面にビスな
どによって固定され、該取付金具12には、複数枚の太
陽電池モジュール板14が固定されている。
【0011】本実施例では、取付金具に太陽電池モジュ
ール板を取り付けたが、その他、屋根に桟木、タイル
板、パネル等の部材を取り付ける場合にも、上記構造を
用いることができる。また、取付金具12の上位屋根板
10に対する取付箇所は突起部10aに限定されるもの
でなく、他の部分でも良い。上記した構成において、上
位屋根板10の突起部10aの取付穴から浸入した雨水
は、下位屋根板8の上に落下する。そのため、上位屋根
板10の取付金具12の取付部から浸入した雨水が下地
材2に漏れることがない。
【0012】
【効果】本発明は、上述の如く、上位屋根板と下位屋根
板とによって2重防水構造とし、この上位屋根板に、取
付金具を取り付けて、屋根に太陽電池モジュール板など
の部材を取り付けることができるようにしたので、上位
屋根板の取付金具の取付部から雨水が浸入しても、この
雨水は、下位屋根板に導かれるため、雨漏りを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部断面外観図である。
【図2】屋根板接合工程を示す説明図である。
【図3】下位屋根板の断面図である。
【図4】上位屋根板の断面図である。
【図5】吊子の断面図である。
【符号の説明】
2 下地材 4 断熱材 6 吊子 8 下位屋根板 10 上位屋根板 12 取付金具 14 太陽電池モジュール板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地材(2)と、該下地材(2)に立設
    された複数の吊子(6)と、前記下地材(2)上に載置
    された複数枚の下位屋根板(8)と、該下位屋根板
    (8)とほぼ同じ幅寸法を有し、該下位屋根板(8)の
    上に重ねて配置された複数枚の上位屋根板(10)とを
    備え、2枚重ねた下位屋根板(8)と上位屋根板(1
    0)の側部を、これらに隣接する2枚重ねた下位屋根板
    (8)と上位屋根板(10)の側部とともに前記吊子
    (6)に固着し、前記上位屋根板(10)に太陽電池モ
    ジュール板(14)などの部材を取り付けるための取付
    金具(12)を取り付けたことを特徴とする屋根。
  2. 【請求項2】 前記上位屋根板(10)に突起部(10
    a)を設け、該突起部(10a)に前記取付金具(1
    2)を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の屋
    根。
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