JP3216140B2 - ビデオテープレコーダ用の切換操作装置 - Google Patents

ビデオテープレコーダ用の切換操作装置

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JP3216140B2 JP01963491A JP1963491A JP3216140B2 JP 3216140 B2 JP3216140 B2 JP 3216140B2 JP 01963491 A JP01963491 A JP 01963491A JP 1963491 A JP1963491 A JP 1963491A JP 3216140 B2 JP3216140 B2 JP 3216140B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像を通常の7〜1
5倍くらいの速度で再生するピクチャーサーチ、所謂と
ばし見の機能を有したVTR(ビデオテープレコーダ)
用の切換操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ピクチャーサーチの機能を有す
るVTR(再生装置)が知られている。これを、図6,
図7によって具体的に説明すると、図6中符号50はV
TRであり、そのVTR本体51の前面のフロントパネ
ル52の中央には、表示部53を配置してある。このフ
ロントパネル52の表示部53の左側にはカセットリッ
ド55で開閉されるカセット挿入口54を設けてあると
共に、表示部53の下側には操作内容を表示した操作ス
イッチとしての巻戻し(REW)ボタン56a,再生
(PLAY)ボタン56b,早送り(FF)ボタン56
c,停止ボタン56d,一時停止ボタン56e,低速再
生ボタン56f等が配置されている。
【0003】そして、このVTR50では、操作スイッ
チとしての上記各ボタン56a〜56fに対応して各種
動作が実行され、映像がモニタ画面に出力されている再
生中(及び一時停止中)に上記早送りボタン56cを押
すと押し続けている間だけ早送りピクチャーサーチを行
うことができると共に、上記巻戻しボタン56aを押す
と押し続けている間だけ巻戻しピクチャーサーチを行う
ことができるようになっている。従って、この早送りピ
クチャーサーチと巻戻しピクチャーサーチの各ピクチャ
ーサーチの機能を使って、望みの映像シーンを早く見つ
けたり、いらない映像シーンをとばし見したりすること
ができる。
【0004】また、上記フロントパネル52の表示部5
3の右側にはリング状のシャトルスイッチ57が回動自
在に配置され、再生中(及び一時停止中)に該シャトル
スイッチ57を左,右方向に回転させることによっても
上記早送りピクチャーサーチ,巻戻しピクチャーサーチ
を行うことができるようになっている。即ち、上記シャ
トルスイッチ57は、その回動角度に対応して再生速度
を変化させるようになっている。図7に示すように、例
えば、上記シャトルスイッチ57を中央の基準位置Sか
ら右側のマーク位置Rまで右方向(正方向)に順次回転
していくと、低速再生(例えば1/5倍のスロー再生)
→定速再生(標準再生)→高速再生(例えば15倍の早
送りピクチャーサーチ)を行うことができると共に、該
シャトルスイッチ57を中央の基準位置Sから左側のマ
ーク位置Lまで左方向(逆方向)に順次回転していく
と、低速逆再生(例えば1/5の逆転スロー再生)→定
速逆再生(標準逆転再生)→高速逆再生(例えば15倍
の巻戻しピクチャーサーチ)を行うことができるように
なっている。尚、第6図中、符号58は電源スイッチ、
59はカセットイジェクトボタンである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のVTR50では、変速再生用のシャトルスイッチ5
7を用いて巻戻しピクチャーサーチしている最中に、巻
戻しピクチャーサーチを中止して磁気テープの巻戻しを
急にしたい場合に、シャトルスイッチ57から離れた巻
戻しボタン56aを押さなければならず、操作が煩雑で
あった。また、上記巻戻しボタン56aによる磁気テー
プの巻戻しの速度は、巻戻しピクチャーサーチの速度と
略同じであるので、磁気テープの巻戻しに時間がかかっ
た。そこで、この発明は、再生、停止、巻戻しの基本操
作の操作性を向上させ、かつ磁気テープを高速度で巻戻
しすることができるビデオテープレコーダ用の切換操作
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】内周側にモード切換スイ
ッチが設けられ、このモード切換スイッチの外周側に回
転方向及び回転量に対応して磁気テープを走行させる回
転操作体を備えて成る第1の操作手段及び、この第1の
操作手段の近傍に設けられた押圧操作する第2の操作手
、さらに別に設けられた第3の操作手段を持つビデオ
テープレコーダ用の切換操作装置であって、第1の操作
手段のモード切換スイッチには上側に再生スイッチ、下
側に停止スイッチが配され、回転操作体においては、回
転操作体を右方向に回転操作することによって送り方向
すなわち正方向の変速再生制御を行い、回転操作体を左
方向に回転操作することによって巻戻し方向すなわち逆
方向の変速再生制御を行い、正逆の変速再生制御におい
ては、所定の変速再生速度と、該所定の変速再生速度よ
り高速の変速再生速度を持ち、回転操作体の回転角度を
より大きくすることによって所定の変速再生速度からよ
り高速の変速再生速度となるようにし、さらに変速再生
時に回転操作体を回転維持状態より手を離すと、回転操
作体は自動的に所定の位置に戻るようにしてあるもので
あって、第3の操作手段は、操作スイッチとしての巻戻
しボタン、再生ボタン、早送りボタン、一時停止ボタン
を有し、これら各種ボタンを押圧操作すると、各ボタン
に対応してビデオテープレコーダの各種動作が実行され
るとともに、再生ボタンを押圧操作した再生中あるいは
一時停止ボタンを押圧操作した一時停止中、巻戻しボタ
ンを押圧操作すると、この巻戻しボタンを押し続けてい
る間だけ、変速再生制御されるものであり、第2の操作
手段においては、回転操作体の一側に配された、回転操
作体を操作したときの変速再生速度における最速の巻戻
し速度より、より高速の巻戻し速度であって、磁気テー
プの移動速度を最も高速に制御させる高速巻戻しスイッ
チを配設してあって、第1の操作手段の操作後等に、第
2の操作手段が容易に操作され、磁気テープを移動する
際の移動時間が短縮される
【0007】
【作用】第1の操作手段の内周側にはモード切換スイッ
チが設けられるとともに、外周側に磁気テープを走行さ
せる回転操作体が設けられ、モード切換スイッチは上側
の再生スイッチと下側の停止スイッチから構成される。
回転操作体の正逆回転によって送り方向及び巻戻し方向
の変速再生制御が行われ、変速再生速度は回転操作体
回転角度に応じて得られるとともに、回転操作体を回転
維持状態から手を離すと自動的に所定の位置に戻る。ま
た、第1の操作手段の近傍には押圧操作する第2の操作
手段が設けられ、第2の操作手段は回転操作体の一側に
高速巻戻しスイッチを有し、該スイッチの操作により回
転操作体による最速の巻戻し速度より、より高速であっ
て、磁気テープの移動速度を最も高速にする巻戻し速度
が得られる。第1の操作手段の操作後等に、第2の操作
手段が容易に操作され、磁気テープの移動時間が短縮さ
れる。さらに、第3の操作手段の各種ボタンの押圧操作
により、各種動作が実行され、再生中あるいは一時停止
中に巻戻しボタンの押圧操作により変速再生制御がなさ
れる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。図1において、1はVTR(再生装置)であり、
磁気テープ(記録媒体)10に記録された映像情報を再
生するものである。このVTR1のVTR本体(装置本
体)2の前面のフロントパネル3の略中央には表示部4
を配置してあると共に、該フロントパネル3の表示部4
の左側にはカセットリッド6で開閉されるカセット挿入
口5を設けてある。また、上記フロントパネル3のカセ
ット挿入口5の下側には操作内容を表示した操作スイッ
チとしての巻戻しボタン7a,再生ボタン7b,早送り
ボタン7c,停止ボタン7d,一時停止ボタン7e,低
速再生ボタン7f等をそれぞれ配置してある。これら各
ボタン7a〜7fを押圧操作すると、各ボタン7a〜7
fに対応してVTR1の各種動作が実行されると共に、
再生ボタン7bを押圧操作した再生中(或は一時停止ボ
タン7eを押圧操作した一時停止中)に上記早送りボタ
ン7cを押圧操作すると該早送りボタン7cを押し続け
ている間だけ早送りピクチャーサーチを行うことができ
ると共に、上記巻戻しボタン7aを押圧操作すると該巻
戻ボタン7aを押し続けている間だけ巻戻しピクチャー
サーチを行うことができるようになっている。
【0009】尚、上記フロントパネル3の左端側の上,
下部には、カセットイジェクトボタン8と電源スイッチ
9をそれぞれ配置してある。
【0010】また、上記フロントパネル3の表示部4の
右側には、磁気テープ10の走行速度を図2に示す制御
回路30を介して連続可変的に制御して変速再生させる
リング状のシャトルスイッチ(第1の操作スイッチ)1
1を回動自在に配設してある。このシャトルスイッチ1
1をVTR1の再生中(一時停止中)等に左,右方向に
回転させると、その回転位置を回転位置検出回路31で
検出し、この回転位置検出回路31の検出信号に基づい
てマイクロコンピュータ(以下マイコンという)32,
各アンプドライバー33,34を介して回転ドラムのモ
ータ35,キャプスタンモータ36の回転速度を可変さ
せて変速再生させるようになっている。即ち、このシャ
トルスイッチ11を中央の基準位置Sから右側のマーク
位置Rまで右方向(正方向)に順次回転していくと、低
速再生(図4(a)に示す状態で例えば1/5倍のスロ
ー再生)→定速再生(標準再生)→高速再生(図4
(b)に示す状態で例えば15倍の早送りピクチャーサ
ーチ)と変化し、ビデオ信号処理回路38より早送りピ
クチャーサーチの再生映像信号がモニタ接続端子39に
出力されるようになっている。また、上記シャトルスイ
ッチ11を中央の基準位置Sから左側のマーク位置Lま
で左方向(逆方向)に順次回転していくと、低速逆再生
(図5(a)に示す状態で例えば1/5倍の逆転スロー
再生)→定速逆再生(標準逆転再生)→高速逆再生(図
5(b)に示す状態で例えば15倍の巻戻しピクチャー
サーチ)と変化し、ビデオ信号処理回路38より巻戻し
ピクチャーサーチの逆転再生映像信号がモニタ接続端子
39に出力されるようになっている。そして、このモニ
タ接続端子39に接続された図示しないモニタに、上記
各ピクチャーサーチの再生映像,逆転再生映像が映し出
されるようになっている。
【0011】尚、上記シャトルスイッチ11の上部中央
には位置決め用の凹部11aを形成してあり、上記各ピ
クチャーサーチ時のシャトルスイッチ11の回動維持状
態より手を離すと、図示しないばね等の復帰手段により
自動的にシャトルスイッチ11が元の位置に戻って、フ
ロントパネル3の基準位置Sに該シャトルスイッチ11
の凹部11aが合うようになっている。また、上記シャ
トルスイッチ11の両側部11b,11bは手でつまみ
易いように少し突出一体成形してある。
【0012】さらに、上記リング状のシャトルスイッチ
11の内部の半分より上段とその下段には、再生スイッ
チ12と停止スイッチ13をそれぞれ配設して、シャト
ルスイッチ11と一体化してある。この再生スイッチ1
2は図2に示すように半円形板状の操作ボタン12aと
タクトスイッチ12bとから成り、この操作ボタン12
aを押圧操作すると上記タクトスイッチ12bによりマ
イコン32等を介して回転ドラムのモータ35,キャプ
スタンモータ36を回転させてVTR1を再生モードに
するようになっている。また、上記停止スイッチ13は
図2に示すように逆半円形板状の操作ボタン13aとタ
クトスイッチ13bとから成り、この操作ボタン13a
を押圧操作すると上記タクトスイッチ13bによりマイ
コン32等を介して回転ドラムのモータ35,キャプス
タンモータ36の回転を停止させてVTR1の再生等の
動作を停止させるようになっている。
【0013】また、前記フロントパネル3の左側のマー
ク位置Lの下方のシャトルスイッチ11の左横の近傍位
置には、高速巻戻しスイッチ(第2の操作スイッチ)1
4を配設してある。この高速巻戻しスイッチ14は、図
2に示すように、操作ボタン14aとタクトスイッチ1
4bとから成り、この操作ボタン14aを押圧操作する
と、リール台を回転させるモータ(いずれも図示しな
い)が高速回転し、上記シャトルスイッチ11による巻
戻しピクチャーサーチの速度(15倍)よりも更に速い
高速度(例えば30倍)で磁気テープ10を瞬時に巻戻
すようになっている。さらに、上記フロントパネル3の
高速巻戻しスイッチ14の下方には、操作スイッチとし
ての一時停止ボタン15を配設してある。この一時停止
ボタン15により、再生中の磁気テープ10の走行を一
時停止させることができるようになっている。
【0014】以上実施例のVTR1によれば、フロント
パネル3の再生ボタン7bをオンした再生モード中(或
は再生時の一時停止中)に、従来と同様に早送りボタン
7cを押すと、該早送りボタン7cを押し続けている間
だけ早送りピクチャーサーチ状態となり、また、巻戻し
ボタン7aを押すと、該巻戻しボタン7aを押し続けて
いる間だけ巻戻しピクチャーサーチ状態となる。従っ
て、この各ピクチャーサーチにより望みの映像シーンを
早く見つけたり、いらない映像シーンをとばし見したり
することができ、使用性が良い。
【0015】また、上記フロントパネル3の右側のシャ
トルスイッチ11を回動操作してピクチャーサーチする
こともできる。この際に、シャトルスイッチ11内の再
生スイッチ12の操作ボタン12aを押してもVTR1
を再生モードにすることができる。このシャトルスイッ
チ11による変速再生を説明すると、図3に示すよう
に、シャトルスイッチ11の凹部11aが中央の基準位
置Sに位置している状態から、該シャトルスイッチ11
を図4(a)に示すように右方向へ少し回転すると、ス
ロー再生状態となり、さらに右方向に回転させると標準
再生状態となる。また、図4(b)に示すように、上記
シャトルスイッチ11をその凹部11aがマーク位置R
に合う位置まで右方向に回転させてその状態を維持する
と、早送りピクチャーサーチ状態となる。
【0016】さらに、シャトルスイッチ11の凹部11
aが中央の基準位置Sに位置している状態から、今度は
該シャトルスイッチ11を図5(a)に示すように左方
向へ少し回転すると、逆転スロー再生状態となり、さら
に左方向に回転させると標準逆転再生状態となる。ま
た、図5(b)に示すように、上記シャトルスイッチ1
1をその凹部11aがマーク位置Lに合う位置まで左方
向に回転させてその状態を維持すると、巻戻しピクチャ
ーサーチ状態となる。
【0017】このように、上記シャトルスイッチ11の
凹部11aが左側のマーク位置Lに合うまで該シャトル
スイッチ11を左方向に回転させてその状態を維持する
ことにより、巻戻しピクチャーサーチが簡単に行われる
が、磁気テープ10をもっと速く巻戻したい場合には、
フロントパネル3のマーク位置Lのすぐ下にある高速巻
戻しスイッチ14の操作ボタン14aを押圧操作するこ
とにより、上記巻戻しピクチャーサーチより更に速い速
度で磁気テープ10を巻戻すことができ、磁気テープ1
0の巻戻し時間を大幅に短縮することができる。また、
一時停止したい場合には、高速巻戻しスイッチ14のす
ぐ下にある一時停止ボタン15を押すことにより一時停
止させることができる。
【0018】さらに、上記フロントパネル3のカセット
挿入口5の下側にある操作スイッチとしての各ボタン7
a〜7fの他に、シャトルスイッチ11とは機能の異な
る再生スイッチ12,停止スイッチ13を該リング状の
シャトルスイッチ11の内部の上,下段にそれぞれ配設
したので、シャトルスイッチ11内に使用頻度の高い上
記再生スイッチ12及び停止スイッチ13をコンパクト
に集約することができ、該シャトルスイッチ11の多機
能スイッチ化,小型化を図ることができる。また、上記
シャトルスイッチ11を用いる場合には、シャトルスイ
ッチ11側でも再生スイッチ12と停止スイッチ13を
押圧操作して再生,停止動作を行うことができるので、
非常に便利で使い勝手が良い。さらにまた、再生スイッ
チ12の操作ボタン12aと停止スイッチ13の操作ボ
タン13aは半円形板状にそれぞれ成形されてシャトル
スイッチ11内の全面の上下に分かれてそれぞれ露出し
ているので、各スイッチ12,13の操作ボタン12
a,13aの部分を可及的に広く取ることができ、操作
性をより一段と向上させることができる。
【0019】尚、前記実施例によれば、再生装置として
ピクチャーサーチ機能を有する再生専用のVTRについ
て説明したが、記録再生できるVTRやピクチャーサー
チ機能を有するVTRに用いられるリモートコントロー
ルのコマンダに適用してもよい。また、前記実施例で
は、VTRのフロントパネルのシャトルスイッチの左側
の一方にのみ高速巻戻しスイッチを設けたが、シャトル
スイッチの右側の他方にのみ高速早送りスイッチを設け
たり、或は、シャトルスイッチの左,右の両側に高速巻
戻しスイッチと高速早送りスイッチをそれぞれ設けるよ
うにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明のビデオテープ
レコーダ用の切換操作装置によれば、第1の操作手段に
おいては、磁気テープの移動速度を変速させる回転操作
体の内周に上側の再生スイッチと下側の停止スイッチか
らなるモード切換スイッチが設けられているので、回転
操作体の内部に使用頻度の高いモード切換スイッチをコ
ンパクトに集約することができるとともに、各モード切
換スイッチの面積を可及的に広くとることができ、また
操作性、使用性を向上でき、小型化が可能となる。ま
た、回転操作体の一側に設けた、第2の操作手段として
高速巻戻しスイッチの押圧操作により、回転操作体の
操作による最速の巻戻し速度より、より高速で、最も高
速で磁気テープを巻き戻すことができ、操作性、使用性
も良いので、磁気テープの巻戻し時間を大幅に短縮する
ことができる。こうして、ビデオテープレコーダの基本
操作である再生、停止、巻戻しの各操作を容易で分かり
易いものにすることができる。さらに、第3の操作手段
としての各操作ボタンを操作し、再生中あるいは一時停
止中に巻戻しボタンを押し続けている間、変速再生制御
を行うことができ、 使用性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例のVTRを示す要部斜視
図。
【図2】 上記VTRに用いられる制御回路の回路図。
【図3】 上記VTRのフロントパネルの要部の正面説
明図。
【図4】 (a)は上記フロントパネルの要部の低速再
生時の説明図、(b)は同フロントパネルの要部の高速
再生時の説明図。
【図5】 (a)は上記フロントパネルの要部の低速逆
再生時の説明図、(b)は同フロントパネルの要部の高
速逆再生時の説明図。
【図6】 従来例のVTRの全体斜視図。
【図7】 上記従来例のVTRにおける変速再生の説明
図。
【符号の説明】
1…VTR(再生装置)、10…磁気テープ(記録媒
体)、11…シャトルスイッチ(第1の操作スイッ
チ)、14…高速巻戻しスイッチ(第2の操作スイッ
チ)、S…基準位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−16451(JP,A) 特開 昭62−157352(JP,A) 特開 昭60−69851(JP,A) 実開 昭62−158544(JP,U) 実開 昭61−36816(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/10 G11B 33/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周側にモード切換スイッチが設けら
    れ、上記モード切換スイッチの外周側に回転方向及び回
    転量に対応して磁気テープを走行させる回転操作体を備
    えて成る第1の操作手段及び、上記第1の操作手段の近
    傍に設けられた押圧操作する第2の操作手段、さらに別
    に設けられた第3の操作手段を持つビデオテープレコー
    ダ用の切換操作装置であって、 上記第1の操作手段の上記モード切換スイッチには上側
    に再生スイッチ、下側に停止スイッチが配され、 上記回転操作体においては、 上記回転操作体を右方向に回転操作することによって、
    送り方向すなわち正方向の変速再生制御を行い、 上記回転操作体を左方向に回転操作することによって、
    巻戻し方向すなわち逆方向の変速再生制御を行い、 正逆の変速再生制御においては、所定の変速再生速度
    と、該所定の変速再生速度より高速の変速再生速度を持
    ち、 上記回転操作体の回転角度をより大きくすることによっ
    て上記所定の変速再生速度からより高速の変速再生速度
    となるようにし、 さらに上記変速再生時に上記回転操作体を回転維持状態
    より手を離すと、上記回転操作体は自動的に所定の位置
    に戻るようにしてあるものであって、上記第3の操作手段は、操作スイッチとしての巻戻しボ
    タン、再生ボタン、早送りボタン、一時停止ボタンを有
    し、これら各種ボタンを押圧操作すると、各ボタンに対
    応して上記ビデオテープレコーダの各種動作が実行され
    るとともに、再生ボタンを押圧操作した再生中あるいは
    一時停止ボタンを押圧操作した一時停止中、上記巻戻し
    ボタンを押圧操作すると該巻戻しボタンを押し続けてい
    る間だけ、変速再生制御されるものであり、 上記第2の操作手段においては、 上記回転操作体の一側に別に配された、上記回転操作体
    を操作したときの上記変速再生速度における最速の巻戻
    し速度より、より高速の巻戻し速度であって、磁気テー
    プの移動速度を最も高速に制御させる高速巻戻しスイッ
    チを配設してあって、上記第1の操作手段の操作後に、第2の操作手段が容易
    に操作され、上記磁気テープを移動する際の移動時間が
    短縮される ことを特徴とするビデオテープレコーダ用の
    切換操作装置。
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