JP3214832B2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JP3214832B2
JP3214832B2 JP17504998A JP17504998A JP3214832B2 JP 3214832 B2 JP3214832 B2 JP 3214832B2 JP 17504998 A JP17504998 A JP 17504998A JP 17504998 A JP17504998 A JP 17504998A JP 3214832 B2 JP3214832 B2 JP 3214832B2
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毅 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置、特に閉弁方向にばね付勢された機関弁と、クランク
シャフトに連動回転するカムシャフトとの間には、機関
弁に連動、連結された第1の弁駆動部材と、前記機関
に対して自由となり得る第2の弁駆動部材とが介設さ
れ、それら弁駆動部材には、その相互の連結および連結
解除を切換可能な連結切換機構が設けられ、機関本体に
は、第2の弁駆動部材に当接するピストンと、このピス
トンを上下摺動可能に嵌合支持するシリンダ部と、同ピ
ストンを第2の弁駆動部材との当接方向に弾発するばね
とを有して該第2の弁駆動部材をカムシャフト側に付勢
するロストモーション機構が設けられた構造の動弁装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記構造の動弁装置は、たとえば
特開昭63−57806号公報等により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、第2の弁駆動部材をその下方から弾発付勢す
べくシリンダヘッドにロストモーション機構を設けてい
る。しかるに斯かる動弁装置においてシリンダヘッドの
上部には、吸、排気ポートや、機関弁を案内するための
ガイド筒や、機関弁を閉弁方向に付勢するための弁ばね
等が配設されるものであり、上記ロストモーション機構
を配設するスペースを確保するために、前記ポートの形
状、弁ばねのばね荷重(弁ばね外径)等の設計上の自由
度が狭まり、シリンダヘッドのコンパクト化も困難とな
る。
【0004】また上記従来のものにおいて、ロストモー
ション機構のピストンとシリンダ部との摺動部を潤滑す
るために、該摺動部に向けて潤滑油を供給する給油路を
シリンダヘッドに設けることが考えられるが、その場合
でも、ピストンの上端部と第2の弁駆動部材との当接部
は上記摺動部よりも高位置となるため、この摺動部に給
油された潤滑油を上記当接部には十分に供給し得ない問
題がある。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、シリンダヘッド上部の設計上の自由度を増大
するとともにシリンダヘッドのコンパクト化を可能と
し、その上、ロストモーション機構のピストンとシリン
ダ部との摺動部ばかりか、ピストンと第2の弁駆動部材
との当接部へも潤滑油を十分に供給可能とした、内燃機
関の動弁装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明によれば、閉弁方向にばね付勢され
機関弁と、クランクシャフトに連動回転するカムシャ
フトとの間には、機関弁に連動、連結された第1の弁駆
動部材と、前記機関弁に対して自由となり得る第2の弁
駆動部材とが介設され、それら弁駆動部材には、その相
互の連結および連結解除を切換可能な連結切換機構が設
けられ、機関本体には、前記第2の弁駆動部材に当接す
るピストンと、このピストンを摺動可能に嵌合支持する
シリンダ部と、同ピストンを第2の弁駆動部材との当接
方向に弾発するばねとを有して該第2の弁駆動部材をカ
ムシャフト側に付勢するロストモーション機構が設けら
れてなる、内燃機関の動弁装置において、機関本体に
は、前記カムシャフトを回転自在に支持する複数のカム
シャフト保持部が該シャフトの長手方向に間隔をおいて
設けられ、その複数のカムシャフト保持部相互は支持体
を介して一体的に連結され、前記ロストモーション機構
は、そのピストンの下端部が前記第2の弁駆動部材に当
接するように、前記支持体に該第2の弁駆動部材の上方
で取付けられ、その支持体には、前記シリンダ部とピス
トンとの摺動部に潤滑油を供給するための給油路が設け
られる。この構成によれば、ロストモーション機構が第
2の弁駆動部材の上側に配置されるため、ロストモーシ
ョン機構の配設スペースを弁駆動部材の下方に確保する
必要がなくなり、従って吸、排気ポートや、機関弁を案
内するためのガイド筒や、機関弁を閉弁方向に付勢する
ための弁ばね等を配設するための充分なスペースを弁駆
動部材の下方に確保することが可能となる。しかも支持
体の給油路から、ロストモーション機構のピストンとシ
リンダ部との摺動部に供給された潤滑油は、該摺動部を
潤滑、流下して、ピストン下端部に至り、その下端部と
第2の弁駆動部材との当接部を十分に潤滑可能となる。
また複数のカムシャフト保持部相互の連結壁として機能
する上記支持体により、比較的荷重負担の大きい各カム
シャフト保持部の剛性を効果的に向上させてカムシャフ
トの支持剛性が高めることができると共に、ロストモー
ション機構の支持剛性も大幅に向上する。しかも上記連
結壁としての支持体を利用してロストモーション機構へ
の給油路を難なく形成できるから、給油路構成を特別に
複雑化す ることなくロストモーション機構へ潤滑油を十
分に供給可能となる。
【0007】また請求項2の発明によれば、請求項1の
発明の構成に加えて、前記給油路が、前記支持体の外面
に形成されて上方に開口した油溝を含む。斯かる構成に
よれば、油路形成が比較的容易となり、しかも動弁室内
を飛散するオイルを油溝に溜めることができるから、飛
散オイルをロストモーション機構の潤滑に利用すること
ができる。
【0008】更に請求項3の発明によれば、請求項1又
は2の発明の構成に加えて、前記シリンダ部を構成する
筒体内に前記ピストン及びばねを一纏めに組み込んで前
記ロストモーション機構の組立体が構成され、前記筒体
は、相隣なるカムシャフト保持部相互間の略中央で前記
支持体に形成された下端開放の取付孔にその開放側より
抜差可能に挿入され、その取付孔には、前記筒体に係合
してその上限位置を規定するストッパ部が設けられ、前
記筒体には、前記給油路の、前記取付孔側の開口端を前
記ピストンと筒体との摺動部に連通させる連通孔が形成
される。斯かる構成によれば、ロストモーション機構
を、上記筒体内に収められた1個のユニット体として取
扱うことが可能となり、しかもその筒体を上記支持体の
取付孔内にその開放側よりストッパ部に係合するまで単
に挿入するだけで、ロストモーション機構の組付を容易
且つ精度よく行うことが可能となる。また上記取付孔
は、相隣なるカムシャフト保持部相互間の略中央で支持
体に形成されるため、支持体を大型化しなくても該支持
体にロストモーション機構を、カムシャフト保持部との
干渉を回避しながら無理なく取付けることができて動弁
装置のコンパクト化が図られ、しかも各カムシャフト保
持部からのロストモーション機構の支持スパンを極力等
距離において同機構を各カムシャフト保持部に支持体を
介してバランスよく支持させることができるから,その
支持剛性を高めることができる。
【0009】
【0010】更に請求項の発明によれば、請求項1,
又は3の発明の構成に加えて、前記カムシャフトと第
2の弁駆動部材との接触部がロストモーション機構の真
下に配置される。この構成によれば、カムシャフトと第
2の弁駆動部材との接触部に対しても十分に潤滑を行う
ことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の一実施例に基づいて以下に具体的に
説明する。
【0012】添付図面において、図1は機関本体上部の
要部平面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2
の3−3線断面図である。
【0013】先ず図1および図2において、SOHC型
多気筒内燃機関における機関本体Eの主要部はシリンダ
ブロック1と該シリンダブロック1の上面に結合される
シリンダヘッド2とから構成され、図示しないクランク
シャフトの軸線方向に間隔をあけてシリンダブロック1
に設けられた複数のシリンダ3には、上面に窪み4aを
有するピストン4が摺動可能にそれぞれ嵌合され、各ピ
ストン4の上面およびシリンダヘッド2間に燃焼室5が
それぞれ形成される。
【0014】各シリンダ3に対応してシリンダヘッド2
には、燃焼室5の天井面に開口する一対の吸気弁口6お
よび一対の排気弁口7が設けられており、両吸気弁口6
はシリンダヘッド2の一側面に開口する単一の吸気ポー
ト8に連なり、両排気弁口7はシリンダヘッド2の他側
面に開口する単一の排気ポート9に連なる。両吸気弁口
6を個別に開閉可能な、機関弁としての一対の吸気弁V
I1,VI2は、シリンダヘッド2に配設された一対のガイ
ド筒10にそれぞれ摺動可能に嵌合されており、各ガイ
ド筒10から突出した各吸気弁VI1,VI2の上端部にそ
れぞれ固定されたリテーナ11,11とシリンダヘッド
2との間には各吸気弁VI1,VI2を囲繞するコイル状の
弁ばね12,12が介設され、それらの弁ばね12,1
2により各吸気弁VI1,VI2は上方すなわち閉弁方向に
付勢される。また両排気弁口7を個別に開閉可能な一対
の排気弁VE1,VE2は、シリンダヘッド2に配設された
一対のガイド筒13にそれぞれ摺動可能に嵌合されてお
り、各ガイド筒13から突出した各排気弁VE1,VE2
上端部にそれぞれ固定されたリテーナ14,14とシリ
ンダヘッド2との間には各排気弁VE1,VE2を囲繞する
コイル状の弁ばね15,15が介設され、それらの弁ば
ね15,15により各排気弁VE1,VE2は上方すなわち
閉弁方向に付勢される。
【0015】上記両吸気弁VI1,VI2と、図示しないク
ランクシャフトに1/2の減速比で連動、連結される単
一のカムシャフト16との間には、カムシャフト16の
回転運動を吸気弁VI1,VI2の開閉運動に変換すべく第
1駆動ロッカアーム24、第2駆動ロッカアーム25お
よび自由ロッカアーム26が介設され、上記両排気弁V
E1,VE2と前記カムシャフト16との間には、カムシャ
フト16の回転運動を排気弁VE1,VE2の開閉運動に変
換すべく一対の排気側ロッカアーム29,30が介設さ
れる。而して第1及び第2ロッカアーム24,25は第
1の弁駆動部材を構成し、また自由ロッカアーム26は
第2の弁駆動部材を構成する。
【0016】図3を併せて参照して、カムシャフト16
は、シリンダヘッド2と、前記クランクシャフトの軸線
に沿う各シリンダ3の両側で該シリンダヘッド2上にそ
れぞれ結合されるホルダ19,19とで、各シリンダ3
の軸線と直交する水平な軸線を有しながら回転自在に支
承される。而して前記ホルダ19,19…は、カムシャ
フト16を回転自在に支持すべく機関本体Eに設けられ
た複数のカムシャフト保持部を構成する。
【0017】前記カムシャフト16には、高速用カム2
1と、該高速用カム21の一側に隣接する低速用カム2
2と、低速用カム22とは反対側で高速用カム21に隣
接する***部20とが一体に設けられるとともに、低速
用カム22および***部20の両側に排気弁用カム2
3,23が一体に設けられる。高速用カム21は、機関
の高速運転域で両吸気弁VI1,VI2を開閉作動せしめる
ための形状を有するものであり、ベース円部21aと、
該ベース円部21aから半径方向外方に張出す高位部2
1bとを有する。低速用カム22は、機関の低速運転域
で吸気弁VI1を開閉作動せしめるための形状を有するも
のであり、ベース円部22aと、カムシャフト16の半
径方向外方への張出量を高速用カム21の高位部21b
よりも小としかつその高位部21bよりも狭い中心角範
囲にわたってベース円部22aから張出した高位部22
bを有する。また前記***部20は、機関の低速運転域
で吸気弁VI2を実質的に休止状態とすべく基本的にはカ
ムシャフト16の軸線を中心とする円形の外面を有する
ように形成されるものであるが、前記高速用カム21お
よび低速用カム22の高位部21b,22bに対応する
位置にはわずかに突出した突部が設けられている。しか
もカムシャフト16の軸線に沿う方向での該***部20
の幅は比較的狭く設定される。さらに、排気弁用カム2
3,23は機関の運転状態にかかわらず両排気弁VE1
E2を開閉作動せしめるための形状を有する。
【0018】一方の吸気弁VI1には第1駆動ロッカアー
ム24が連動、連結され、他方の吸気弁VI2には第2駆
動ロッカアーム25が連動、連結され、両吸気弁VI1
I2とは自由となることを可能としながら自由ロッカア
ーム26が第1および第2駆動ロッカアーム24,25
間に隣接配置される。而して各ロッカアーム24,2
5,26の中間部は、カムシャフト16の上方位置で該
カムシャフト16と平行な軸線を有しながらホルダ1
9,19…に固定的に支持された吸気側ロッカシャフト
27で揺動自在に支承される。また一対の排気側ロッカ
アーム29,30は各排気弁VE1,VE2に個別に連動、
連結されており、前記カムシャフト16の上方位置で前
記吸気側ロッカシャフト27と平行にしてホルダ19,
19…に固定的に支持された排気側ロッカシャフト28
に両排気側ロッカアーム29,30の中間部が揺動自在
に支承される。
【0019】第1駆動ロッカアーム24の一端には、カ
ムシャフト16に設けられた低速用カム22に摺接する
ローラ31が軸支され、第2駆動ロッカアーム25の一
端には、カムシャフト16に設けられた***部20に摺
接するスリッパ32が***部20に対応して幅を狭くし
ながら設けられ、自由ロッカアーム26にはカムシャフ
ト16に設けられた高速用カム21に摺接するカムスリ
ッパ33が設けられる。また両排気側ロッカアーム2
9,30の一端には、カムシャフト16に設けられた排
気弁用カム23,23に摺接するローラ34がそれぞれ
軸支される。
【0020】第1および第2駆動ロッカアーム24,2
5の他端には、各吸気弁VI1,VI2の上端に当接するタ
ペットねじ35がそれぞれ進退自在に螺合されており、
両吸気側ロッカアーム24,25の揺動作動に応じて各
吸気弁VI1,VI2が開閉作動することになる。また両ロ
ッカアーム29,30の他端には、各排気弁VE1,V E2
の上端に当接するタペットねじ36がそれぞれ進退自在
に螺合されており、両排気側ロッカアーム29,30の
揺動作動に応じて各排気弁VE1,VE2が開閉作動するこ
とになる。
【0021】各シリンダ3の両側でシリンダヘッド2に
それぞれ立設されているホルダ19,19…の上端に
は、それらのホルダ19,19…相互を一体的に連結す
る連結壁としての支持体37が固定されており、この支
持体37は板状に形成され、これには、自由ロッカアー
ム26を上方から高速用カム21に向けて弾発付勢する
ロストモーション機構38が、相隣なるホルダ19,1
9の中間にそれぞれ設けられる。
【0022】ロストモーション機構38は、支持板37
に嵌合される有底円筒状ガイド部材39と、ガイド部材
39に上下摺動可能に嵌合されるとともに先細り状の下
端部40aが自由ロッカアーム26に摺動可能に当接す
るピストン40と、ピストン40に係合すべくガイド部
材39の開口端寄り内面に着脱可能に固着されるストッ
パ41と、ピストン40を自由ロッカアーム26に当接
する方向に弾発付勢すべくピストン40およびガイド部
材39間に介装される第1および第2ばね42,43と
を備えていて、1個の組立体として取扱い可能である。
而して前記ガイド部材39は、ピストン40を摺動可能
に嵌合支持するシリンダ部および筒体を構成している。
また図2からも明らかなように自由ロッカアーム26と
カムシャフト16(高速用カム21)との接触部は、ロ
ストモーション機構38の真下に配置される。
【0023】支持体37には、各自由ロッカアーム26
に対応する位置で下方に向けて開放した有底円筒部37
aが設けられており、ガイド部材39は、その開口端を
下方位置として該有底円筒部37aに嵌合される。ピス
トン40およびガイド部材39間にはばね室44が画成
され、このばね室44内に収納されたリテーナ45とピ
ストン40との間にばね定数を比較的小さくした第1ば
ね42が縮設され、またリテーナ45とガイド部材39
の閉塞端との間にばね定数を比較的大きくした第2ばね
43が縮設される。
【0024】ピストン40の閉塞端内面には有底の小径
穴40bが同軸に穿設されており、ばね定数の比較的小
さい第1ばね42は該小径穴40bに収容され、これに
より第1ばね42の倒れが防止される。またピストン4
0の下端部40aには、ピストン40の摺動作動時にば
ね室44内が加圧および減圧されることを防止するため
に、ばね室44を外部に連通するエア抜き孔46が前記
下端部40aの外側面に開口する十字状に穿設される。
【0025】而して前記有底円筒部37aの内周面は、
筒体としてのガイド部材39を下方から挿入させる取付
孔37hを構成しており、またその円筒部27aの上端
壁37sは、筒体としてのガイド部材39に係合してそ
の上限位置を規定するストッパ部を構成している。
【0026】さらに支持体37上には、有底円筒部37
aの基端部に隣接して前記カムシャフト16と平行に
(従って複数のロストモーション機構用取付孔37hの
共通接線に沿うように)延びる油溝47が設けられてお
り、有底円筒部37aの基端部には、油溝47を流れる
油を、ガイド部材39周壁に形成された連通孔39aを
経てばね室44内に導く油路48が設けられる。而して
油溝47に潤滑油供給ポンプ49から供給した潤滑油を
流通させることにより、ピストン40およびガイド部材
39間に潤滑油を給油することが可能となる。前記油溝
47及び油路48は、連結壁としての支持体37に設け
られる給油路を構成しており、その給油路の取付孔37
h側の開口端(前記油路48の内方側開口端)が、筒体
としてのガイド部材39の前記連通孔39aに連通して
いる。
【0027】第1駆動ロッカアーム24、第2駆動ロッ
カアーム25および自由ロッカアーム26には、その連
結および連結解除を切換可能な連結切換機構50が設け
られる。
【0028】この連結切換機構50は、第1駆動ロッカ
アーム24および自由ロッカアーム26を連結可能な連
結ピストン51と、自由ロッカアーム26および第2駆
動ロッカアーム25を連結可能な連結ピン52と、連結
ピストン51および連結ピン52の移動を規制する規制
部材53と、連結ピストン51、連結ピン52および規
制部材53を連結解除側に付勢する戻しばね54とを備
える。
【0029】第1駆動ロッカアーム24には、自由ロッ
カアーム26側に開放した有底の第1ガイド穴55が吸
気側ロッカシャフト27と平行に穿設されており、この
第1ガイド穴55に連結ピストン51が摺動可能に嵌合
され、連結ピストン51の一端と第1ガイド穴55の閉
塞端との間に油圧室56が画成される。また第1駆動ロ
ッカアーム24には油圧室56に連通する連通路57が
穿設され、吸気側ロッカシャフト27内には図示しない
油圧供給源に通じる油圧供給路58が設けられ、この油
圧供給路58は駆動ロッカアーム24の揺動状態にかか
わらず前記連通路57すなわち油圧室56に常時連通す
る。
【0030】自由ロッカアーム26には、第1ガイド穴
55に対応するガイド孔59が吸気側ロッカシャフト2
7と平行にして両側面間にわたって穿設されており、前
記連結ピストン51の他端に一端が当接される連結ピン
52がガイド孔59に摺動可能に嵌合される。
【0031】第2駆動ロッカアーム25には、前記ガイ
ド孔59に対応する有底の第2ガイド穴60が自由ロッ
カアーム26側に開放して吸気側ロッカシャフト27と
平行に穿設されており、連結ピン52の他端に当接する
有底円筒状の規制部材53が第2ガイド穴60に摺動可
能に嵌合される。この規制部材53は、その開口端を第
2ガイド穴60の閉塞端側に向けて配置されるものであ
り、その開口端部で半径方向外方に張出した鍔部53a
が第2ガイド穴60の内面に摺接する。戻しばね54
は、第2ガイド穴60の閉塞端および規制部材53の閉
塞端間に縮設されており、この戻しばね54のばね力に
より相互に当接した前記連結ピストン51、連結ピン5
2および規制部材53が油圧室56側に付勢される。し
かも第2ガイド穴60の閉塞端には、空気および油抜き
用の連通孔61が穿設される。
【0032】再び図1および図2において、燃焼室5の
天井面中央部には点火プラグ64が配設されるものであ
り、該点火プラグ64を挿入するためのプラグパイプ6
5がシリンダヘッド2に配設される。而して一対の排気
弁側ロッカアーム29,30は、相互に隣接して配置さ
れる第1駆動ロッカアーム24、自由ロッカアーム26
および第2駆動ロッカアーム25の両側で、カムシャフ
ト16の排気弁用カム23,23に摺接するように配設
されている。これにより両排気側ロッカアーム29,3
0相互間に比較的広いスペースを確保することが可能で
あり、また両排気弁VE1,VE2もそれらの間の間隔を比
較的広くして配設可能である。このため、プラグパイプ
65は、両排気弁VE1,VE2相互間、ならびに両排気弁
側ロッカアーム29,30相互間に位置するようにして
シリンダヘッド2に配設され、このプラグパイプ65に
挿入された点火プラグ64が、燃焼室5の天井面中央部
に臨むようにしてシリンダヘッド2に螺着される。
【0033】次にこの実施例の作用について説明する
と、機関の低速運転時には連結切換機構50における油
圧室56の油圧は解放されており、戻しばね54のばね
力により、連結ピストン51および連結ピン52の当接
面は第1駆動ロッカアーム24および自由ロッカアーム
26間に対応する位置にあり,連結ピン52および規制
部材53の当接面は自由ロッカアーム26および第2駆
動ロッカアーム25間に対応する位置にある。したがっ
て各ロッカアーム24,25,26は相互に相対角変位
可能な状態にある。
【0034】かかる連結解除状態にあっては、カムシャ
フト16の回転作動により第1駆動ロッカアーム24は
低速用カム22との摺接に応じて揺動し、一方の吸気弁
I1は低速用カム22の形状に応じたタイミングおよび
リフト量で開閉作動する。また***部20に摺接した第
2駆動ロッカアーム25は実質的に休止状態となり、他
方の吸気弁VI2を実質的に休止させることができる。し
かも吸気弁VI2は完全に休止するのではなく、一方の吸
気弁VI1が開弁するときには開弁方向にわずかに作動す
るので、完全な閉弁状態を保ったときに生じる吸気弁V
I2の弁座への固着を防止することができる。さらに自由
ロッカアーム26は高速用カム21との摺接に応じて揺
動するが、その揺動動作は第1および第2駆動ロッカア
ーム24,25に何らの影響も及ぼさない。また排気弁
E1,VE2は排気弁用カム23,23の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で開閉作動する。
【0035】ところで、機関全体の摩擦損失のうち動弁
系の摩擦損失が占める割合が大きくなる低速域で作動状
態にある第1駆動ロッカアーム24はローラ31を介し
て低速用カム22に摺接しているので、低速域での動弁
系摩擦損失低減すなわち機関全体の摩擦損失低減に寄与
することができる。しかも両排気側ロッカアーム29,
30もローラ34,34を介して排気弁用カム23,2
3に摺接しているので、低速域での摩擦損失をより低減
することができる。
【0036】機関の高速運転時には油圧室56に高油圧
が供給される。これにより連結切換機構50において連
結ピストン51は連結ピストン52を押圧しながら戻し
ばね54のばね力に抗して油圧室56の容積を増大する
方向に移動しようとし、第1ガイド穴45、ガイド孔5
6および第2ガイド穴57の軸線が一致したとき、すな
わち各ロッカアーム24〜26が静止状態に入ったとき
に連結ピストン41がガイド孔56に嵌合し、それに応
じて連結ピン42が第2ガイド穴57に嵌合することに
より、各ロッカアーム24〜26が連結状態となる。
【0037】このように各ロッカアーム24〜26が連
結されると、高速用カム21に摺接している自由ロッカ
アーム26の揺動量が最も大きいので、第1および第2
駆動ロッカアーム24,25は自由ロッカアーム26と
ともに揺動し、両吸気弁VI1,VI2は高速用カム21の
形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動せし
められる。また両排気側ロッカアーム29,30は、低
速運転時と同様に排気弁用カム23,23の形状に応じ
たタイミングおよびリフト量で両排気弁VE1,VE2を開
閉作動せしめる。
【0038】かかる動弁装置において、自由ロッカアー
ム26をカムシャフト16側に弾発付勢するロストモー
ション機構38は、各ホルダ19,19…の上端を結ぶ
支持体37に配設されており、自由ロッカアーム26を
その上方からカムシャフト16側に弾発付勢する。した
がって吸気ポート8、排気ポート9、吸気弁VI1,V I2
および排気弁VE1,VE2を案内するためのガイド筒1
0,13、ならびに吸気弁VI1,VI2および排気弁
E1,VE2を閉弁方向に付勢するための弁ばね12,1
5等を配設するのに充分なスペースを各ロッカアーム2
4〜26の下方でシリンダヘッド2上に確保することが
可能となり、前記各ポート8,9の形状、弁ばね12,
15のばね荷重(弁ばね外径)等の設計上の自由度を増
大することができ、シリンダヘッド2のコンパクト化も
可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
機関本体には、カムシャフトを回転自在に支持する複数
のカムシャフト保持部が該シャフトの長手方向に間隔を
おいて設けられ、その複数のカムシャフト保持部相互は
支持体を介して一体的に連結され、ロストモーション機
構は、そのピストンの下端部が第2の弁駆動部材に当接
するように、前記支持体に該第2の弁駆動部材の上方で
取付けられ、その支持体には、ロストモーション機構の
シリンダ部とピストンとの摺動部に潤滑油を供給するた
めの給油路が設けられるので、ロストモーション機構を
第2の弁駆動部材の上側に配置できて、ロストモーショ
ン機構の配設スペースを弁駆動部材の下方に確保する必
要がなくなり、従って吸、排気ポートや、機関弁を案内
するためのガイド筒や、機関弁を閉弁方向に付勢するた
めの弁ばね等を配設するための充分なスペースを弁駆動
部材の下方に確保し、設計上の自由度増大ならびに機関
本体上部のコンパクト化が可能となる。しかも上記支持
体の給油路から、ロストモーション機構のピストンとシ
リンダ部との摺動部に供給された潤滑油が、該摺動部を
潤滑、流下して、ピストン下端部に至り、その下端部と
第2の弁駆動部材との当接部に供給されるため、シリン
ダ部とピストンとの摺動部ばかりか、該ピストンと第2
の弁駆動部材との当接部をも十分に潤滑可能となり、そ
れら部位の早期摩耗や焼付き等を効果的に防止すること
ができる。また複数のカムシャフト保持部相互を一体的
に連結する連結壁としての上記支持体により、荷重負担
の大きい各カムシャフト保持部の剛性を効果的に向上さ
せてカムシャフトの支持剛性を高めることができると共
に、ロストモーション機構の支持剛性も大幅に向上させ
てロストモーション機構自身の信頼性を高めることがで
きる。しかも上記連結壁としての支持体を利用してロス
トモーション機構への給油路を難なく形成できるから、
給油路構成を特別に複雑化することなくロストモーショ
ン機構へ潤滑油を十分に供給可能となる。また上記支持
体が、カムシャフト保持部相互の連結補強手段と、ロス
トモーション機構の取付部材と、同機構への給油路形成
部材とを兼ねるから、それだけ構造簡素化が図られる。
【0040】また特に請求項2の発明によれば、前記給
油路が、支持体の外面に形成されて上方に開口した油溝
を含むので、油路形成が比較的容易となり、しかも動弁
室内を飛散するオイルを油溝に溜めることができるか
ら、飛散オイルをロストモーション機構の潤滑に利用す
ることができる。
【0041】また特に請求項3の発明によれば、前記シ
リンダ部を構成する筒体内にピストン及びばねを一纏め
に組み込んでロストモーション機構の組立体が構成さ
れ、前記筒体は、支持体に形成された下端開放の取付孔
にその開放側より抜差可能に挿入され、その取付孔に
は、前記筒体に係合してその上限位置を規定するストッ
パ部が設けられ、前記筒体には、支持体に設けられる給
油路の、前記取付孔側の開口端をピストンと筒体との摺
動部に連通させる連通孔が形成されるので、ロストモー
ション機構を、上記筒体内に収められた1個のユニット
体として取扱うことが可能となって、その取扱いが簡便
であり、しかもその筒体を上記支持体の取付孔内にその
開放側よりストッパ部に係合するまで単に挿入するだけ
で、ロストモーション機構の組付を容易且つ精度よく行
うことが可能となるから、その組付作業性が向上する。
また上記取付孔は、相隣なるカムシャフト保持部相互間
の略中央で支持体に形成されるため、支持体を大型化し
なくても該支持体にロストモーション機構を、カムシャ
フト保持部との干渉を回避しながら無理なく取付けるこ
とができて動弁装置のコンパクト化が図られ、しかも各
カムシャフト保持部からのロストモーション機構の支持
スパンを極力等距離において同機構を各カムシャフト保
持部に支持体を介してバランスよく支持させることがで
きるから,その支持剛性を高めることができる。
【0042】
【0043】また特に請求項の発明によれば、カムシ
ャフトと第2の弁駆動部材との接触部がロストモーショ
ン機構の真下に配置されるので、そのカムシャフトと第
2の弁駆動部材との接触部に対しても十分な潤滑を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機関本体上部を示す要部平
面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【符号の説明】
3………………シリンダ 16……………カムシャフト 19……………カムシャフト保持部としてのホルダ 24,25……第1の弁駆動部材としての第1,第2駆
動ロッカアーム 26……………第2の弁駆動部材としての自由ロッカア
ーム 37……………連結壁としての支持体 37h…………取付孔 37s…………ストッパ部 38……………ロストモーション機構 39……………シリンダ部(筒体)としてのガイド部材 39a…………連通孔 40……………ピストン 40a…………下端部 41,42……ばねとしての第1,第2ばね 47……………給油路としての油溝 48……………給油路としての油路 50……………連結切換機構 E………………機関本体 VI1,VI2……機関弁としての吸気弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 301 F01L 1/26 F01M 9/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉弁方向にばね付勢された機関
    (VI1,VI2)と、クランクシャフトに連動回転するカ
    ムシャフト(16)との間には、機関弁(VI1,VI2
    に連動、連結された第1の弁駆動部材(24,25)
    と、前記機関弁(VI1,VI2)に対して自由となり得る
    第2の弁駆動部材(26)とが介設され、それら弁駆動
    部材(24〜26)には、その相互の連結および連結解
    除を切換可能な連結切換機構(50)が設けられ、機関
    本体(E)には、前記第2の弁駆動部材(26)に当接
    するピストン(40)と、このピストン(40)を上下
    摺動可能に嵌合支持するシリンダ部(39)と、同ピス
    トン(40)を第2の弁駆動部材(26)との当接方向
    に弾発するばね(42,43)とを有して該第2の弁駆
    動部材(26)をカムシャフト(16)側に付勢するロ
    ストモーション機構(38)が設けられてなる、内燃機
    関の動弁装置において、機関本体(E)には、前記カムシャフト(16)を回転
    自在に支持する複数のカムシャフト保持部(19)が該
    シャフト(16)の長手方向に間隔をおいて設けられ、
    その複数のカムシャフト保持部(19)相互は支持体
    (37)を介して一体的に連結され、 前記ロストモーシ
    ョン機構(38)は、そのピストン(40)の下端部
    (40a)が前記第2の弁駆動部材(26)に当接する
    ように、前記支持体(37)に該第2の弁駆動部材(2
    6)の上方で取付けられ、その支持体(37)には、前
    記シリンダ部(39)とピストン(40)との摺動部に
    潤滑油を供給するための給油路(47,48)が設けら
    れることを特徴とする、内燃機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記給油路(47,48)は、前記支持
    体(37)の外面に形成されて上方に開口した油溝(4
    7)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の内燃機
    関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンダ部を構成する筒体(39)
    内に前記ピストン(40)及びばね(42,43)を一
    纏めに組み込んで前記ロストモーション機構(38)の
    組立体が構成され、前記筒体(39)は、相隣なるカム
    シャフト保持部(19,19)相互間の略中央で前記支
    持体(37)に形成された下端開放の取付孔(37h)
    にその開放側より抜差可能に挿入され、その取付孔(3
    7h)には、前記筒体(39)に係合してその上限位置
    を規定するストッパ部(37s)が設けられ、前記筒体
    (39)には、前記給油路(47,48)の、前記取付
    孔(37h)側の開口端を前記ピストン(40)と筒体
    (39)との摺動部に連通させる連通孔(39a)が形
    成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内
    燃機関の動弁装置。
  4. 【請求項4】 記カムシャフト(16)と第2の弁駆
    動部材(26)との接触部がロストモーション機構(3
    8)の真下に配置されることを特徴とする、請求項1,
    又は3に記載の内燃機関の動弁装置。
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