JP3214132B2 - メモリセルアレイ半導体集積回路装置 - Google Patents

メモリセルアレイ半導体集積回路装置

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JP3214132B2 JP03972293A JP3972293A JP3214132B2 JP 3214132 B2 JP3214132 B2 JP 3214132B2 JP 03972293 A JP03972293 A JP 03972293A JP 3972293 A JP3972293 A JP 3972293A JP 3214132 B2 JP3214132 B2 JP 3214132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路で形成
したメモリセルアレイにかゝり、特にCMOSゲートア
レイ半導体集積回路で形成したメモリセルアレイに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すようなCMOSゲー
トアレイ半導体基板1が知られている。基板1上には、
周辺部に多数の入出力パッド2、2・・が配置され、こ
れらによって囲まれた内部にはp型領域3、3・・とn
型領域4、4・・とが縞状に形成され、各領域上にはそ
れぞれゲート11、12、13・・、21、22、23
・・、31、32、33・・、41、42、43・・が
配置されて、MOSトランジスタの行10、20、3
0、40・・を構成している。
【0003】図示の例では、トランジスタ行10、2
0、30、40・・は図14に示すように多数のMOS
トランジスタの直列配列体として表現することができ
る。このうち、トランジスタ行10、40、50、はp
チャンネルMOSトランジスタで構成され、トランジス
タ行20、30、60、70はnチャンネルMOSトラ
ンジスタで構成されている。通常、トランジスタ行10
と20、30と40、50と60というように、pチャ
ンネルMOSトランジスタ行とnチャンネルMOSトラ
ンジスタ行とは1行づつ対をなして使用される。
【0004】図から明らかなように、各MOSトランジ
スタは、ゲートの両側に位置するソース/ドレイン領域
の、何れをソースに使用し何れをドレインに使用しても
差支えない。そして、或るゲートにオフ電位を与えるこ
とによって、その両側に位置するMOSトランジスタの
間を遮断して、MOSトランジスタの行を分断すること
ができる。
【0005】図15は上述のようなCMOSゲートアレ
イ半導体基板1を用いて作られた従来のメモリーセルの
一例を示す。図中、太い実線は基板上に絶縁層を置いて
施こされた下層配線、黒点は下層配線とトランジスタ電
極の結合点、太い点線は下層配線上に絶縁層を置いて施
こされた上層配線、○印は下層配線と上層配線の結合点
を示す。
【0006】MOSトランジスタ行10上にはビット線
BA及び電源線Vが下層配線され、MOSトランジスタ
行20上にはビット線BB及び接地線Gが下層配線され
ている。そして、MOSトランジスタ13、23を含む
列の上には、書込用ワード線WAが上層配線され、MO
Sトランジスタ16、26を含む列の上には、読出用ワ
ード線WBが上層配線されている。
【0007】図15においては、図16に示すようにソ
ースを電源線Vに接続したpチャンネルMOSトランジ
スタ13、14、16は、ソースを接地線Gに接続した
nチャンネルMOSトランジスタ23、24、26にそ
れぞれゲート同士及びドレイン同士を結合されて、それ
ぞれインバータ101、102、103を構成してい
る。これらインバータの入力端はゲート同士の結合点で
あり、出力端はドレイン同士の結合点である。インバー
タ101と102とを互に一方の入力端を他方の入力端
に結合することによってフリップフロップが構成され、
フリップフロップの一端をインバータ103の入力端に
結合することにより、メモリセルが構成される。
【0008】上記メモリセルは、データの入出力を行う
アクセスゲートを2個有する。一方のアクセスゲートで
あるnチャンネルMOSトランジスタ22は、ドレイン
を上記フリップフロップの中のトランジスタ23と共用
し、ソースをビット線BAに接続し、ゲートを書込用ワ
ード線WAに接続することによって、入力ポートを構成
する。同様に、他方のアクセスゲートであるnチャンネ
ルMOSトランジスタ27は、ドレインをインバータ1
03の中のトランジスタ26と共用し、ソースをビット
線BBに接続し、ゲートを読出用ワード線WBに接続す
ることによって、出力ポートを構成する。
【0009】図15及び図16に示したメモリセルの動
作は次の通りである。データの書込みは、入力ポートで
行う。ビット線BAに接続された書込みドライバ(図示
せず)を用いて、書込むデータの値に応じてビット線B
Aを「L」レベルまたは「H」レベルにドライブする。
そして、書込用ワード線WAを「H」レベルにすること
によって、アクセスゲートのトランジスタ22が導通状
態となる。従って、データを保持しているメモリセルの
入力ポートとビット線BAとが電気的に接続され、メモ
リセルの入力ポートの値は、メモリセルが保持していた
データの値とは関係なくビット線BAの値に等しくな
る。以上の動作で書込みが完了する。
【0010】書込み完了後、書込用ワード線WAを
「L」レベルに引下げれば、アクセスゲートのトランジ
スタ22が遮断され、書込んだデータの値がメモリセル
で保持される。その後、ビット線BAの値が変化して
も、ビット線BAとメモリセルは電気的に非接続状態で
あるので、保持されているデータの値が変わることはな
い。
【0011】データの読みだしは、出力ポートで行う。
ワード線WBを「H」レベルにすることによって、アク
セスゲートのトランジスタ27が導通状態となる。従っ
て、データを保持しているメモリセルの出力端とビット
線BBとが電気的に接続され、ビット線BBの値はメモ
リセルの出力ポートの値に等しくなる。ビット線BBに
はセンスアンプ回路(図示せず)が接続されており、ビ
ット線BBの値が「H」レベルであるか「L」レベルで
あるかを判定することによって読みだしをおこなう。以
上の動作で読みだしが完了する。なお、データの読みだ
しと書込みは、独立した別々のポートから行うので、読
みだし動作と書込み動作を同時に行うことも可能であ
る。
【0012】図17は前記CMOSゲートアレイ半導体
基板をを用いて作られた従来のメモリセルの他の例を示
し、図18はその等価回路を示す。このメモリセルが図
15及び図16に示したメモリセルと特に異なる点は、
インバータ102中のpチャンネルMOSトランジスタ
14に直列にpチャンネルMOSトランジスタ15を挿
入した点にある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図15及び図16に示
した従来のメモリセルは、入力ポートより1本のビット
線BAで与えられる「H」レベルまたは「L」レベルの
両方のデータを書込む。しかし、入力ポートのアクセス
ゲートはnチャンネルMOSトランジスタ22で構成し
ているため、「H」レベルのデータを完全に伝達するこ
とができない。即ち、「H」レベルのデータを書込む場
合、ビット線BAをV電位にドライブしても、アクセス
ゲートを介したフリップフロップの入力端では、バック
ゲート効果が作用して、V電位まで完全にドライブする
ことができない。メモリセルで保持されているデータが
「L」レベルであり、書込むデータが「H」レベルだと
すると競合が起こり、場合によってはメモリセルのデー
タを反転できず正しいデータを書込めないことがある。
【0014】図17及び図18に示した従来のメモリセ
ルでは、インバータ102に、pチャンネルMOSトラ
ンジスタ14、15を直列に使用したことによって、イ
ンバータのしきい値電圧を引下げ、「H」レベルのデー
タの書込みを容易にしている。すなわち、ビット線BA
を「H」レベルにドライブしてワード線WAを「H」レ
ベルにすると、ビット線BAとメモリセルの入力ポート
とが電気的に接続される。保持されていたデータが
「L」レベルであったとき、ビット線BAの値と記憶デ
ータの値との間で競合がおこり、中間電位の値になろう
とする。その際、メモリセルを構成するインバータ10
2のしきい値電圧を低くしているため、インバータ10
2の出力は容易に反転して「L」レベルを出力する。そ
の結果、インバータ101の入力は「L」レベルとな
り、その出力電圧、即ち、メモリセルの入力ポートの電
圧は「H」レベルにドライブされる。以上の動作によ
り、「H」レベルの書込みが完了する。データの読みだ
しは、図15で示した従来例の場合と同じである。
【0015】しかし、図17及び図18のようにインバ
ータ102のしきい値電圧を引下げても、ビット線BA
のドライブ電圧が若干低かったりした場合に、確実にデ
ータを書込み得るという保証はない。このように1本の
ビット線のみでデータを書込む従来の例では、書込み動
作の際、動作マージンを十分確保することができず、安
定した書込み動作ができないという問題があった。
【0016】更に、図15と図16及び図17と図18
を対比すればわかるように、インバータ102とインバ
ータ103との間に、絶縁のためにpチャンネル及びn
チャンネルのMOSトランジスタを各1個以上置かなけ
ればならず、かつ相隣るメモリセル間を絶縁するために
同様にpチャンネル及びnチャンネルのMOSトランジ
スタを各1個以上置かなければならず、その分だけ基板
面の利用率が損なわれるという問題があった。
【0017】本発明は、上記の問題点を解決するために
提案されたものであり、安定した書込み動作を高速に行
うことを可能としたメモリセル回路を、効率よく構成し
た半導体集積回路装置を提供することを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ソ
ス/ドレイン領域を隣接するトランジスタとの間で共有
しているpチャンネルMOSトランジスタを含んだ行と
ソース/ドレイン領域を隣接するトランジスタとの間で
共有しているnチャンネルMOSトランジスタを含む行
が対をなして隣接配置され、かつこのような行の複数
対が敷詰められている半導体基板を使用し、この基板上
に複数個のメモリセルを行方向及び列方向に配列して、
メモリセルアレイ半導体集積回路を構成している。
【0019】各メモリセルは、第1及び第2のインバー
タのループ接続により構成されたフリップフロップと、
このフリップフロップの両端に接続された第1及び第2
のアクセスゲートと、上記フリップフロップの一端に入
力端が結合された第3のインバータと、第3のインバー
タの出力端に結合された第3のアクセスゲートとを含ん
でいる。
【0020】第1及び第2のインバータは、何れもpチ
ャンネル及びnチャンネルMOSトランジスタの組合せ
よりなり、上記行の第1の対の上に作られている。そし
て同じ対の上で、第1及び第2のインバータの両側にそ
れぞれ隣接して第1及び第2のアクセスゲートが作られ
ている。第3のインバータもpチャンネル及びnチャン
ネルMOSトランジスタの組合せよりなり、上記行の第
2の対の上に作られ、これと同じ対の上でこれに隣接し
て第3のアクセスゲートが作られている。
【0021】第1のアクセスゲートは、上記フリップフ
ロップの一端にドレインを接続し、第1のビット線にソ
ースを接続し、第1のワード線にゲートを接続したMO
Sトランジスタよりなる。第2のアクセスゲートは、上
記フリップフロップの他端にドレインを接続し、第2の
ビット線にソースを接続し、第1のワード線にゲートを
接続したMOSトランジスタよりなる。第3のアクセス
ゲートは、第3のインバータの出力端にドレインを接続
し、第3のビット線にソースを接続し、第2のワード線
にゲートを接続したMOSトランジスタよりなる。
【0022】第1及び第2のビット線は書込データを相
補的に供給し、第3のビット線は蓄積データを送出する
ためのものであり、これらのビット線は上記メモリセル
アレイにおける各行内の複数のメモリセルに共通に設置
されている。そして第1及び第2のワード線はそれぞれ
データ書込み及びデータ読出しの指令のためのものであ
り、これらは上記メモリセルアレイにおける各列内の複
数のメモリセルに共通に設置されている。
【0023】
【作用】上記各メモリセルに書込みを行うには、第1の
ワード線より第1及び第2のアクセスゲートに信号を与
えて、そのMOSトランジスタを導通させると同時に、
第1及び第2のビット線に相補的な書込データを与える
ことにより、フリップフロップは一端が強制的に「H」
レベルにされると同時に、他端が強制的に「L」レベル
にされるため、1本のビット線を用いてデータを書込む
従来のメモリセルに較べて、動作マージンが大きくな
り、より安定した書込動作を行なわせることが可能にな
る。
【0024】読出しは、第2のワード線より第3のアク
セスゲートに信号を与えて、そのMOSトランジスタを
導通させることにより、フリップフロップが記憶してい
るデータを、第3のインバータ及び第3のアクセスゲー
トを経由して第3のビット線に読出すことができる。
【0025】また、MOSトランジスタ行の第1の対の
上には、第1及び第2のインバータと第1及び第2のア
クセスゲートだけを配置したため、これら各回路間に遮
断用のMOSトランジスタを配置する必要が無い。即
ち、第1のインバータと第2のインバータの間では、ソ
ース/ドレイン領域を共有することによって、これらを
構成するMOSトランジスタ同士を隣接させることがで
き、更に第1のインバータと第2のアクセスゲートの間
及び第2のインバータと第1のアクセスゲートの間で
も、ソース/ドレイン領域を共有して双方のトランジス
タ同士を隣接させることができる。
【0026】そして行方向に隣接するメモリセルでも、
第1のアクセスゲート同士や第2のアクセスゲート同士
が隣接するように配置することにより、ソース/ドレイ
ン領域を双方のMOSトランジスタに共有させて、メモ
リセル間に遮断用のMOSトランジスタを配置する必要
を省くことができる。更に、上述のように隣接するMO
Sトランジスタ間でのソース/ドレイン領域の共用を広
範囲に行なうことにより、各トランジスタのソース及び
ドレインに配線を施こすのに較べて、配線を簡略にする
ことができる。
【0027】
【実施例】図1において、互にソース/ドレイン領域を
共有するnチャンネルMOSトランジスタの行10、4
0とpチャンネルMOSトランジスタの行20、30と
が基板上に配列され、行10と20とは第1の対を構成
し、行30と40とは第2の対を構成する。11〜1
8、21〜28、31〜38、41〜48はそれぞれ行
10、20、30、40を構成するMOSトランジスタ
である。
【0028】行10の上には接地線G及び第2のビット
線バーBAが、行20の上には第1ビット線BA及び電
源線Vが、行30の上には電源線Vが、行40の上には
第3ビット線BB及び接地線Gが、それぞれ設けられ、
MOSトランジスタ11、21、31、41よりなる列
及びMOSトランジスタ18、28、38、48よりな
る列の上にはそれぞれ第1ワード線WA1 及びWA2
設けられ、MOSトランジスタ14、24、34、44
よりなる列及びMOSトランジスタ15、25、35、
45よりなる列の上にはそれぞれ第2ワード線WB1
びWB2 が設けられている。
【0029】図中、太い実線はMOSトランジスタアレ
イ上に絶縁層を置いて設けた下層配線を示し、太い点線
は下層配線上に更に絶縁層を置いて設けた上層配線を示
す。また、黒点は下層配線とトランジスタ電極との結合
点を示し、○印は下層配線と上層配線の結合点を示して
いる。同じ行の上に隣接配置されているトランジスタ
は、互にソース/ドレイン領域を共有している結果、ソ
ース同士、ドレイン同士またはソースとドレインとが互
に結合されていることになる。従って、図1に示す集積
回路の回路図は、図2のようになる。
【0030】図2から明らかなように、nチャンネルM
OSトランジスタ12とpチャンネルMOSトランジス
タ22は第1のインバータ101を構成し、nチャンネ
ルMOSトランジスタ13とpチャンネルMOSトラン
ジスタは第2のインバータ102を構成し、pチャンネ
ルMOSトランジスタ33とnチャンネルMOSトラン
ジスタ43は第3のインバータ103を構成している。
インバータ101と102は互にループ接続されてフリ
ップフロップを構成し、その両端にそれぞれnチャンネ
ルMOSトランジスタ11及び14よりなる第1及び第
2のアクセスゲート104、105が接続されている。
そして、これらは対をなすMOSトランジスタ行10、
20上に配置されている。
【0031】pチャンネルMOSトランジスタ33とn
チャンネルMOSトランジスタは第3のインバータ10
3を構成し、その入力端はインバータ101の出力端に
結合され、その出力端にnチャンネルMOSトランジス
タ44よりなる第3のアクセスゲート106が接続され
ている。これらは、対をなすMOSトランジスタ行3
0、40上に配置されている。
【0032】以上により、トランジスタ行10、20、
30、40に跨ってメモリセル111、112が形成さ
れている。メモリセル111に隣接してメモリセル11
2が配置されており、メモリセル112はメモリセル1
11との間の境界線に対称に配線されている。同様にし
て、トランジスタ行10、20、30、40上に多数の
メモリセルが、互に隣接するものと対称に形成され、ト
ランジスタ行50以降(図13参照)にも同様なメモリ
セルの行が敷詰められる。
【0033】メモリセル111に対するデータの書込み
は、次のようにして行なう。ビット線BA、バーBAに
接続された書込みドライバ(図示せず)を用いて、書込
むデータの値に応じてビット線BA、バーBAを「L」
レベルまたは「H」レベルに互いに相補な関係となるよ
うにドライブする。即ち、ビット線BAを「L」レベル
にドライブするときは、ビット線バーBAを「H」レベ
ルにドライブし、逆にビット線BAを「H」にドライブ
するときは、ビット線バーBAを「L」にドライブす
る。その後、ワード線WA1 を「H」レベルにすること
によって、アクセスゲートのMOSトランジスタ11、
14が導通状態となる。従って、データを保持している
フリップフロップの一端にビット線BAが電気的に接続
され、フリップフロップの他端にビット線バーBAが電
気的に接続されるので、フリップフロップの両端の電圧
は、保持されていたデータの値とは関係なく、各々ビッ
ト線BA、バーBAの値に等しくなり、書込みが完了す
る。
【0034】書込み完了後、ワード線WA1 を「L」に
すれば、アクセスゲート104、105のMOSトラン
ジスタ11、14が遮断され、書込んだデータの値が記
憶回路で保持される。その後、ビット線BA、バーBA
の値が変化しても、ビット線BA、バーBAとフリップ
フロップは電気的に非接続状態であるので、保持されて
いるデータの値が変わることはない。
【0035】次にメモリセル111からのデータの読み
だしは、次のようにして行う。ワード線WB1 を「H」
レベルにすることによって、アクセスゲート106を構
成するMOSトランジスタ44が導通状態となり、フリ
ップフロップが保持しているデータはインバータ103
を通してビット線BBに与えられる。ビット線BBには
図示しないセンスアンプ回路が接続されており、ビット
線BBの値が「H」レベルであるか、「L」レベルであ
るかを判定することによって読みだしをおこなう。そし
て、ワード線WB1 を「L」レベルに戻すことによって
読みだしが完了する。
【0036】また、メモリセル112をアクセスする場
合は、上記説明したワード線WA1、WB1 をそれぞれ
ワード線WA2 、WB2 に置き換える以外は、メモリセ
ル111をアクセスする場合と同じである。なお、デー
タの読みだしと書込みは、独立した別々のアクセスゲー
トから行うので、同一のメモリセルに対して、読みだし
動作と書込み動作を同時に行うことも可能である。
【0037】図2から明らかなように、行10上に配列
されたnチャンネルMOSトランジスタ11、12、1
3、14の相互関係を見ると、第1のアクセスゲート1
04のトランジスタ11のドレインは第1のインバータ
101のトランジスタ12のドレインに接続され、第2
のインバータ102のトランジスタ13のソースは第1
のインバータ101のトランジスタ12と同様に接地さ
れ、第2のアクセスゲート105のトランジスタ14の
ドレインは第2のインバータ102のトランジスタ13
のドレインに接続されている。このように、nチャンネ
ルMOSトランジスタ11、12、13、14は直列に
接続された形になっているので、図1に示すように相互
間でソース/ドレイン領域を共有することができ、トラ
ンジスタ間を隔離する目的で別のnチャンネルMOSト
ランジスタを介在させる必要がなく、かつトランジスタ
相互間の配線を簡略化できる。
【0038】次に、図2においてメモリセル111と1
12との関係を見ると、双方の第2のアクセスゲート1
05のnチャンネルMOSトランジスタ14、15のソ
ースは何れも同じビット線バーBAに接続され、第1の
アクセスゲート104の側で隣接するメモリセルのnチ
ャンネルMOSトランジスタ間でも双方のソースはビッ
ト線BAに接続され、第3のアクセスゲート106のト
ランジスタ44と45のソースも同じビット線BBに接
続されているので、図1に示すように相互間でソース/
ドレイン領域を共有することができ、両者間に隔離用の
トランジスタを介在させる必要がない。これと同様なこ
とは、同じ行の上に配置されたすべてのメモリセルの相
互間で言うことができる。
【0039】図3は、図1に示すメモリセルの第3のイ
ンバータ103を、pチャンネルMOSトランジスタと
して31、32、33、34の4個を並列に接続し、n
チャンネルMOSトランジスタとして41、42、43
の3個を並列に接続して使用したものである。図4はそ
の等価回路図を示す。上記メモリセルは、図1のメモリ
セルと同等の動作をするが、第3のインバータ103を
構成するpチャンネルMOSトランジスタとnチャンネ
ルMOSトランジスタを複数個並列に接続することによ
って、各メモリセルの占有面積を増すことなく、インバ
ータ103のドライブ能力を高めている。従って、読み
だし動作時に、アクセスゲート44が導通すると、メモ
リセル111のインバータ103によってビット線BB
は強力にドライブされ、記憶されていたデータと同じ値
になる。これによって、読出のアクセス時間の短縮化を
図っている。
【0040】図5は、図3に示す対称配置されたメモリ
セル111、112を1組としたメモリセルペア201
と、同様なメモリセルペア202とを、行方向に並べて
メモリセル行を構成したものであり、113、114は
ペア202を構成するメモリセルである。図6は図5の
等価回路図を示す。図5において、WA1 、WA2 、W
3 、WA4 はそれぞれ各メモリセル列の第1のワード
線、WB1 、WB2 、WB3 、WB4 はそれぞれ各メモ
リセル列の第2のワード線、BA、バーBAはそれぞれ
第1、第2のビット線、BB1 、BB2 は第3のビット
線を示す。他の符号は、図3中の同じ番号の符号に対応
する。
【0041】図5において、奇数番目のメモリセルペア
201を構成するメモリセル111、112の第3のア
クセスゲート106はビット線、BB1 に接続され、偶
数番目のメモリセルペア202を構成するメモリセル1
13、114の第3のアクセスゲート106はビット線
BB2 に接続されている。メモリセル111〜114の
第1、第2のアクセスゲート104、105はそれぞれ
共通のビット線BA、バーBAに接続されている。
【0042】上記各メモリセルの動作は、図3に示した
各メモリセルと同等である。ただし、奇数番目のペア中
のメモリセル111、112のデータを読み出す際は、
ビット線BB1 を用い、偶数番目のペア中のメモリセル
113、114のデータを読み出す場合は、ビット線B
2 を用いる。上記構成とすることにより、ビット線B
1 及びビット線BB2 に接続されているアクセスゲー
ト数を半分にすることができ、ビット線BB1 、BB2
の負荷となる拡散領域に寄生する容量を低減することが
できる。そして、これによって、図3のメモリセルアレ
イに比べて、更に読みだしのアクセス時間を短縮するこ
とができる。
【0043】図7に示す実施例においては、等価回路図
である図8と対照することにより明らかなように、トラ
ンジスタ行10及び20上には、図1における行10及
び20と同様に、メモリセル111の一部をなすインバ
ータ101及び102とアクセスゲート104及び10
5が設けられており、インバータ101及び102はそ
れぞれMOSトランジスタ12、22及び13、23か
らなり、アクセスゲート104及び105はそれぞれM
OSトランジスタ21及び24からなっている。また、
トランジスタ行30及び40上にも、メモリセル121
の一部をなすインバータ101及び102とアクセスゲ
ート104及び105が設けられており、インバータ1
01及び102はそれぞれMOSトランジスタ32、4
2及び33、43からなり、アクセスゲート104及び
105はそれぞれMOSトランジスタ31及び34から
なっている。更にトランジスタ行50及び60上には、
メモリセル111の残部をなすインバータ103及びア
クセスゲート106と、メモリセル121の残部をなす
インバータ103及びアクセスゲート106が設けられ
ており、メモリセル111のインバータ103及びアク
セスゲート106はそれぞれMOSトランジスタ53、
63及び64からなり、メモリセル121のインバータ
103及びアクセスゲート106はそれぞれMOSトラ
ンジスタ52、62及び61からなっている。
【0044】このように構成された2組のメモリセル1
11および121に共通にワード線WA及びWBが列方
向に設けられ、メモリセル111に対してはトランジス
タ行10、20、60上にそれぞれビット線BA1 、バ
ーBA1 、BB1 が、メモリセル121に対してはトラ
ンジスタ行30、40、50上にそれぞれビット線BA
2 、バーBA2 、BB2 が設けられている。各メモリセ
ル111、121の動作は、図1に示したメモリセル1
11と全く同じである。
【0045】図7に示す実施例は、等価回路を示す図8
から明らかなように、双方のメモリセル111、121
の第3のインバータ103を構成しているpチャンネル
MOSトランジスタ52と53は何れも電源Vに接続さ
れ、nチャンネルMOSトランジスタ62と63は何れ
も接地線Gに接続されているので、pチャンネルMOS
トランジスタ52、53間のソース/ドレイン領域を電
源に接続し、nチャンネルMOSトランジスタ62、6
3間のソース/ドレイン領域を接地することにより、ト
ランジスタ行50、60行上にメモリセル115、11
6の各一部を相互間に隔離用のトランジスタを介在させ
ずに配置することができ、これにより6行間に2個のメ
モリセルを配置して各メモリセルの占有面積を大幅に節
減することができる。
【0046】図9に示す実施例は、図7に示した実施例
においてトランジスタ行50上で余っているpチャンネ
ルMOSトランジスタ51及び54を、それぞれ隣接す
るトランジスタ52及び53に並列に接続したもので、
その等価回路を図10に示す。両端に位置するトランジ
スタ51及び54は、何れもソースが電源Vに接続され
ているために、行方向に隣接するメモリセル内の同様な
トランジスタとの間のソース/ドレイン領域を電源Vに
接続して共用することにより、その間に隔離用トランジ
スタを配置する必要が無くなる。
【0047】上記メモリセルの動作は、図7のメモリセ
ルと同等である。しかし、第3のインバータ103を構
成するpチャンネルMOSトランジスタを複数個並列に
接続することによって、第3のインバータ103のドラ
イブ能力を高め、これにより、読みだしのアクセス時間
の短縮化を図っている。
【0048】図11は、図9に示すメモリセル111、
121を1組としたメモリセルペア301と、同様にメ
モリセル112、122を組合せたメモリセルペア30
2とを行方向に並べてアレイ状に配置したものである。
図11は上記メモリセルの平面図を示し、図12はその
等価回路図を示す。図11及び図12において、W
1 、WA2 は各メモリセルペアの第1のワード線、W
1 、WB2 は各メモリセルペアの第2のワード線、B
1 、バーBA2 は第1のビット線、バーBA1 、BA
2 は第2のビット線、BB1 、BB2 は第3のビット線
を示す。他の符号は図9中の同じ番号の符号に対応す
る。
【0049】メモリセル111、112の第1のアクセ
スゲート104はビット線BA1 に接続し、第2のアク
セスゲート105はビット線バーBA1 に接続し、第3
のアクセスゲート106はビット線BB1 に接続する。
メモリセル121、122の第1のアクセスゲート10
4はビット線バーBA2 に接続し、第2のアクセスゲー
ト105はビット線BA2 に接続し、第3のアクセスゲ
ート106はビット線BB2 に接続する。また、メモリ
セル111、121の第1及び第2のアクセスゲート1
04及び105のトランジスタゲートはワード線WA1
に、第3のアクセスゲート106のトランジスタゲート
はワード線WB1 に接続し、メモリセル112、122
の第1及び第2のアクセスゲート104及び105のト
ランジスタゲートはワード線WA2 に、第3のアクセス
ゲート106のトランジスタゲートはワード線WB2
接続する。上記各メモリセル111、112、121、
122の動作は、図9に示したメモリセル111、12
1と同等である。ただし、ペア301内のメモリセル1
11または121をアクセスする場合はワード線W
1 、WB1 を立上がらせ、ペア302内のメモリセル
112または122をアクセスする場合はワード線WA
2 、WB2 を立上がらせる。
【0050】図11に示した実施例は、図1の実施例と
同様に、各メモリセルの第1及び第2のインバータ10
1、102と第1及び第2のアクセスゲート104、1
05を効率良く配置できると共に、図7の実施例と同様
に、ペアを構成する2個のメモリセルの第3のインバー
タ103及び第3のアクセスゲート106を、1対のM
OSトランジスタ行上に効率良く配置することができ
る。しかも行方向に隣接するメモリセル間で、双方の各
アクセスゲートのMOSトランジスタを共通のビット線
に接続しているために、メモリセル相互間に遮断用のM
OSトランジスタを介在させる必要がなく、更に配置効
率を高め得るばかりでなく、各メモリセルに対するビッ
ト線やワード線の配線も簡略化することができる。
【0051】
【発明の効果】以上の諸実施例から明らかなように、本
発明によれば、書込み動作に際しては2本のビット線よ
り相補的な信号をフリップフロップに供給しているた
め、書込みを確実に行うことができる。また、メモリセ
ルを構成している第1、第2及び第3のインバータと第
1、第2、第3のアクセスゲートの間に遮断用のMOS
トランジスタを介在させる必要がなく、かつメモリセル
相互間にも遮断用MOSトランジスタを介在させる必要
がないために、メモリセルアレイを効率良く構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のメモリセルの構成を
示す平面図である。
【図2】図1に示した実施例の等価回路図である。
【図3】この発明の第2の実施例のメモリセルの構成を
示す平面図である。
【図4】図3に示した実施例の等価回路図である。
【図5】この発明の第3の実施例のメモリセルの構成を
示す平面図である。
【図6】図5に示した実施例の等価回路図である。
【図7】この発明の第4の実施例のメモリセルの構成を
示す平面図である。
【図8】図7に示した実施例の等価回路図である。
【図9】この発明の第5の実施例のメモリセルの構成を
示す平面図である。
【図10】図9に示した実施例の等価回路図である。
【図11】この発明の第6の実施例のメモリセルの構成
を示す平面図である。
【図12】図11に示した実施例の等価回路図である。
【図13】この発明の実施に使用するCMOSゲートア
レイ半導体基板の一部分を示す平面図である。
【図14】図13に示した基板上のMOSトランジスタ
の等価回路図である。
【図15】図13に示した基板上に作られた従来のメモ
リセルの1例の構成を示す平面図である。
【図16】図15に示したメモリセルの等価回路図であ
る。
【図17】図13に示した基板上に作られた従来のメモ
リセルの他の例の構成を示す平面図である。
【図18】図17に示したメモリセルの等価回路図であ
る。
【符号の説明】
10 MOSトランジスタの行 11、12、13 行10を構成するMOSトランジス
タ 20 行10とは異なるチャンネル形式のMOSトラン
ジスタの行 21、22、23 行20を構成するMOSトランジス
タ 30 MOSトランジスタの行 31、32、33 行30を構成するMOSトランジス
タ 40 行30とは異なるチャンネル形式のMOSトラン
ジスタの行 41、42、43 行40を構成するMOSトランジス
タ 50 MOSトランジスタの行 51、52、53 行50を構成するMOSトランジス
タ 60 行50とは異なるチャンネル形式のMOSトラン
ジスタの行 61、62、63 行60を構成するMOSトランジス
タ 101 第1のインバータ 102 第2のインバータ 103 第3のインバータ 104 第1のアクセスゲート 105 第2のアクセスゲート 106 第3のアクセスゲート 111、112、113、114 メモリセル 121、122 メモリセル 201 メモリセルペア 202 メモリセルペア 301 メモリセルペア 302 メモリセルペア BA 第1のビット線(書込用) バーBA 第2のビット線(書込用) BB 第3のビット線(読出用) WA 第1のワード線(書込用) WB 第2のワード線(読出用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−114468(JP,A) 特開 平3−280294(JP,A) 特開 平2−63164(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/118 H01L 27/10 451

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ース/ドレイン領域を隣接するトラン
    ジスタと共有するpチャンネルMOSトランジスタを含
    んだ行とソース/ドレイン領域を隣接するトランジスタ
    と共有するnチャンネルMOSトランジスタを含んだ行
    との対を隣接配置し、かつこの行の対を複数対敷詰め
    導体基板上に、複数個のメモリセルを行方向及び列方
    向に配列したメモリセルアレイ半導体集積回路におい
    て、 上記各メモリセルは、上記複数の対のうちの一つの対の
    行上に、それぞれがpチャンネル及びnチャンネルのM
    OSトランジスタの組合せからなる第1及び第2のイン
    バータのループ接続によって構成されたフリップフロッ
    プと、このフリップフロップの一方の入出力端にドレイ
    ンを接続し書込信号を供給する第1のビット線にソース
    を接続し書込用の第1のワード線にゲートを接続したM
    OSトランジスタよりなる第1のアクセスゲートと、上
    記フリップフロップの他方の入出力端にドレインを接続
    し書込信号を上記と相補的な形で供給する第2のビット
    線にソースを接続し書込用の第1のワード線にゲートを
    接続したMOSトランジスタよりなる第2のアクセスゲ
    ートとを設け、上記複数の対のうちの別の一つの対の行上に、 上記フリ
    ップフロップの一方の入出力端に入力端を接続したpチ
    ャンネル及びnチャンネルのMOSトランジスタの組合
    せからなる第3のインバータと、この第3のインバータ
    の出力端にドレインを接続し読出信号を送出する第3の
    ビット線にソースを接続し読出用の第2のワード線にゲ
    ートを接続したMOSトランジスタよりなる第3のアク
    セスゲートを設けることにより構成し、 上記第1、第2、及び第3のビット線は上記メモリセル
    アレイにおける同一行内の複数個のメモリセルに共通に
    接続し、上記第1及び第2のワード線は上記メモリセル
    アレイにおける同一列内の複数個のメモリセルに共通に
    接続したことを特徴とするメモリセルアレイ半導体集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 第1のアクセスゲートは何れのメモリセ
    ルにおいても同一のチャンネル形式のMOSトランジス
    タで構成し、上記メモリセルアレイの同一行内で、各メ
    モリセルは、その一方に隣接するメモリセルとの間で双
    方の第1のアクセスゲートを構成するMOSトランジス
    タ同士が同じソース領域を共有していることを特徴とす
    る請求項1記載のメモリセルアレイ半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 第2のアクセスゲートは何れのメモリセ
    ルにおいても同一のチャンネル形式のMOSトランジス
    タで構成し、上記メモリセルアレイの同一行内で、各メ
    モリセルは、その他方に隣接するメモリセルとの間で双
    方の第2のアクセスゲートを構成するMOSトランジス
    タ同士が同じソース領域を共有していることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のメモリセルアレイ半導
    体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記第3のアクセスゲートは何れのメモ
    リセルにおいても同一のチャンネル形式のMOSトラン
    ジスタで構成し、上記メモリセルアレイの同一行内で、
    各メモリセルは、その一方に隣接するメモリセルとの間
    で双方の第3のアクセスゲートを構成するMOSトラン
    ジスタ同士が同じソース領域を共有していることを特徴
    とする請求項1記載のメモリセルアレイ半導体集積回路
    装置。
  5. 【請求項5】 第1のインバータを構成するpチャンネ
    ル及びnチャンネルMOSトランジスタにそれぞれソー
    ス/ドレイン領域を共有して第2のインバータを構成す
    るpチャンネル及びnチャンネルMOSトランジスタを
    隣接配置し、第1のインバータを構成する一方のMOS
    トランジスタにソース/ドレイン領域を共有して第1の
    アクセスゲートを構成するMOSトランジスタを配置
    し、第2のインバータを構成する一方のMOSトランジ
    スタにソース/ドレイン領域を共有して第2のアクセス
    ゲートを構成するMOSトランジスタを隣接配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載のメモリセルアレイ半導体
    集積回路装置。
  6. 【請求項6】 メモリセルアレイ中の同じ列上に配置さ
    れた第1及び第2のメモリセルが、上記複数対のうちの
    1、第2及び第3の対の行に跨って設けられており、
    第1のメモリセルにおける第1及び第2のインバータと
    第1及び第2のアクセスゲートとを第1の対をなす行
    に設け、第2のメモリセルにおける第1及び第2のイン
    バータと第1及び第2のアクセスゲートとを第3の対を
    す行上に設け、双方のメモリセルの第3のインバータ
    及び第3のアクセスゲートを第2の対をなす行上に設け
    たことを特徴とする請求項1記載のメモリセルアレイ半
    導体集積回路装置。
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