JP3210534B2 - プラスチック擬木と、プラスチック擬木の製造方法およびその製造方法に用いられる連結ジョイナー - Google Patents

プラスチック擬木と、プラスチック擬木の製造方法およびその製造方法に用いられる連結ジョイナー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道に沿って設置され
る歩道柵や対車両防護柵などに採用されるプラスチック
擬木と、プラスチック擬木の製造方法およびその製造方
法に用いられる連結ジョイナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歩道柵や対車両防護柵は、図10
に示すように、支柱SにビームBを掛け渡して構成さ
れ、これらの支柱SおよびビームBには、耐候性や軽量
性などの観点からプラスチック擬木が採用されるように
なっている。このプラスチック擬木は、鋼管などの芯材
の表面にプラスチックの被覆層を形成し、そのプラスチ
ック被覆層の表面に木肌状の凹凸模様を形成したもの
で、実公平3−39229号公報に記載されるように、
注型法で製造されている。すなわち、金属管や金属棒な
どを補強芯材として金型内に配置し、金型内にプラスチ
ック被覆層となる溶融樹脂を充填することによって製造
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たプラスチック擬木の注型法による製造では、プラスチ
ック擬木を1本ずつ製造しなければならず、生産性が低
い他、外径および長さの異なる製品サイズ毎に高価な成
形金型が必要となり、コストがかさむと同時に、長尺な
プラスチック擬木の製造が困難であるという問題があっ
た。しかも、このような注型法で製造されたプラスチッ
ク擬木は、金型の合わせ目に対応して長手方向に直線状
の筋が形成されることから、外観が劣るという欠点もあ
った。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、外観の優れたプラスチック擬木を提供する
とともに、外観の優れたプラスチック擬木をサイズに関
係なく連続的に生産することのできるプラスチック擬木
の製造方法およびその製造方法に用いられる連結ジョイ
ナーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプラスチック擬
木は、管状体と、この管状体の表面に被覆され、木肌状
凹凸模様が形成された被覆樹脂と、管状体の両端に装着
された年輪キャップとからなり、前記被覆樹脂は、その
両端近傍内周面に管状体の端面に全周にわたって係合す
るリング状の補強リブ、もしくは、管状体の端面の周方
向に間隔をおいて係合する補強リブを形成したことを特
徴とするものである。
【0006】また、本発明のプラスチック擬木の製造方
法は、前後一対の管状体を連結ジョイナーを介して連結
した後、これらの管状体および連結ジョイナーを送りつ
つ加熱し、それらの表面に押し出し成形によって樹脂を
被覆した後、被覆樹脂に木肌状凹凸模様を形成し、次い
で、被覆樹脂を冷却した後、連結ジョイナー部分で被覆
樹脂を切断して連結ジョイナーを抜き取り、さらに、管
状体の両端に年輪キャップを装着して端面処理を施すこ
とを特徴とするものである。
【0007】さらに、本発明のプラスチック擬木の製造
方法に用いられる連結ジョイナーは、管状体の外径と同
一の外径を有する第1外径部と、両端に位置して管状体
の内径に嵌合可能な外径を有する第2外径部と、第1外
径部と第2外径部との間に位置し、第1外径部の外径よ
りも小さく、かつ、第2外径部の外径よりも大きな外径
を有する第3外径部とから構成され、管状体に第2外径
部が嵌入された状態で外表面に被覆樹脂が被覆された
際、前記第3外径部に被覆された被覆樹脂によって管状
体の端面に係合する補強リブを形成することを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】本発明のプラスチック擬木にあっては、その周
面の長手方向に不自然な直線状の筋が形成されることが
なく、切り出した木材状の優れた外観を有する他、管状
体の表面を被覆する被覆樹脂が、管状体の端面に係合す
る補強リブを有することから、樹脂収縮が抑制され、成
形後に穴加工しても被覆樹脂と管状体との位置ずれは発
生しない。
【0009】また本発明のプラスチック擬木の製造方法
においては、両端に年輪キャップを有するプラスチック
擬木をサイズに関係なく連続的に生産することができる
ことから、生産効率が著しく向上する。
【0010】さらに、本発明のプラスチック擬木の製造
方法に用いられる連結ジョイナーにおいては、前後一対
の管状体を連結してプラスチック擬木の連続生産に対応
することができるとともに、その外周面に被覆された被
覆樹脂に管状体の両端面に係合する補強リブを確実に形
成することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1および図2には、本発明のプラスチッ
ク擬木1が示されている。このプラスチック擬木1は、
管状体2と、この管状体2の外表面を均一に被覆する被
覆樹脂3と、管状体2の両端に装着された年輪キャップ
4から構成され、被覆樹脂3には、木肌状の凹凸模様が
形成されている他、年輪キャップ4には、年輪模様が形
成され、全体として切り出した木材状の外観を有してい
る。
【0013】このプラスチック擬木1を構成する管状体
2としては、通常鋼管が用いられているが、その他、ア
ルミ管やステンレス管などの金属管あるいはFRP管な
どを利用することができる。
【0014】また、被覆樹脂3には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルあるいは
ABS樹脂などのプラスチック、もしくは、それらの発
泡プラスチックが用いられている。そして、被覆樹脂3
の両端近傍の内周面には、リング状の補強リブ3xが形
成されており、この補強リブ3xは、管状体2の端面に
全周にわたって係合するものである。この結果、成形歪
みが原因となる樹脂収縮によって、管状体2と被覆樹脂
3との間にズレが発生することを確実に防止することが
できる。すなわち、管状体2の表面に被覆された被覆樹
脂3が、その後の穴加工や端面処理を施した後に収縮す
ると、管状体2と被覆樹脂3との間にズレが発生し、前
述した支柱SやビームBとして連結する際に管状体2に
形成された穴が塞がるなどの支障が生じることになる
が、補強リブ3xによって樹脂収縮が抑制される結果、
管状体2と被覆樹脂3との間にズレを発生させることは
ない。したがって、管状体2と被覆樹脂3とがずれない
ように接着する必要がなく、被覆樹脂3を管状体2から
簡単に剥離することができることから、リサイクルを考
慮すると、非常に有利となる他、被覆樹脂3の厚みをよ
り小さくすることが可能となる。
【0015】一方、年輪キャップ4は、管状体2の内径
部に嵌入可能な外径を有する嵌入部41と、管状体2の
外径と同一の外径を有する頭部42とから形成されてお
り、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、アク
リル、あるいはポリアミドなどのプラスチックで成形さ
れている。そして、管状体2の内径部に年輪キャップ4
の嵌入部41を嵌入した際、その頭部42が被覆樹脂3
の内径部に嵌め込まれ、さらに、前述した被覆樹脂3の
補強リブ3xを管状体2の端面との間で挾持するもので
ある。
【0016】なお、管状体2の形状は、円形以外に、方
形、長円形、三角形など任意の形状を採用することがで
き、一方、被覆樹脂3としては、物性面から発泡ポリエ
チレンが最適である。また、被覆樹脂3に形成された補
強リブ3xは、リング状に形成したが、必ずしも管状体
2の端面全周にわたって係合する必要はなく、周方向に
間隔をおいて部分的に係合する補強リブ3xであっても
よい。
【0017】この実施例においては、管状体2に鋼管、
被覆樹脂3に発泡ポリエチレン、年輪キャップ4に直鎖
状低密度ポリエチレン(LLDPE)をそれぞれ使用し
ている。次に、このようなプラスチック擬木1の製造装
置10について説明すると、この製造装置10は、図3
に示すように、管状体2の送り込み装置11と、この送
り込み装置11によって供給された管状体2を加熱する
加熱装置12と、この加熱装置12によって加熱された
管状体2の表面にプラスチックを被覆する押し出し成形
機13と、管状体2に被覆された被覆樹脂3に木肌状凹
凸模様を形成する模様付け装置14と、模様付けされた
被覆樹脂3の冷却装置15と、プラスチック擬木1の引
き取り装置16から構成されている。
【0018】送り込み装置11は、一対の送り込みロー
ル111,111から構成され、これらの送り込みロー
ル111,111を、管状体2を挾持する位置に配置し
て回転させることにより、管状体2を下流側に送り出す
ことができる。
【0019】また、加熱装置12は、ヒータ121を備
え、成形に先立って管状体2を加熱し、溶融状態の樹脂
と管状体2との温度差を少なくして樹脂歪みの発生を防
止するものである。
【0020】一方、押し出し成形機13は、原料投入ホ
ッパー131および金型132から構成され、原料投入
ホッパー131から投入された樹脂を加熱加圧して流動
状態にし、金型132から連続的に押し出すことによ
り、樹脂を管状体2の表面に均一に被覆させるものであ
る。
【0021】さらに、模様付け装置14は、木肌状凹凸
模様に対応する凸凹模様が形成され、それぞれ間隔をお
いて配置された各一対の模様付けロール141および1
42と、これらの模様付けロール141および142に
よって被覆樹脂3に形成された木肌状凹凸模様に5〜1
5℃、好ましくは、7〜10℃の冷風を吹き付ける冷風
パイプ143から構成され、各一対の模様付けロール1
41,142は、90度位相をずらして配置され、ま
た、冷風パイプ143は、図示しない冷却装置に接続さ
れている。したがって、それぞれ90度ずつ間隔をおい
て配置された模様付けロール141および142を用い
て管状体2の表面に被覆された被覆樹脂3の全周面に木
肌状凹凸模様を対向する上下両面および左右両側面の順
に形成することができる。この際、冷風パイプ143か
ら吹き出される冷風によって被覆樹脂3とともに模様付
けロール141,142の冷却を行う。なお、被覆樹脂
3に発泡プラスチックを使用する場合は、その二次発泡
を制止するものである。
【0022】また、冷却装置15は、水冷槽151で構
成され、木肌状凹凸模様が形成された被覆樹脂3を水冷
している。
【0023】さらに、引き取り装置16は、前述した送
り込み装置11と同様に、一対の引き取りロール16
1,161から構成され、これらの引き取りロール16
1,161を、プラスチック擬木の半製品を挾持する位
置に配置して回転させることにより、プラスチック擬木
の半製品を引き取ることができる。なお、引き取り装置
16の速度と、前述した送り込み装置11の速度とは同
調しており、押し出し成形機13において、樹脂を押し
出す推進圧力に影響されることなく均一な厚みの被覆樹
脂3を形成するようにしている。
【0024】ところで、この製造装置10によって管状
体2を被覆樹脂3で被覆する際、前後一対の管状体2,
2を連結ジョイナー5を利用して連結することにより、
管状体2に連続的に被覆樹脂3を被覆してプラスチック
擬木1を製造することができるようになっている。この
連結ジョイナー5は、図4に示すように、管状体2の外
径と同一の外径を有する第1外径部51と、両端に位置
して管状体2の内径部に嵌合可能な外径を有する第2外
径部52,52と、これらの第1外径部51と第2外径
部52との間に位置し、第1外径部51の外径よりも小
さく、かつ、第2外径部52の外径よりも大きな外径を
有する第3外径部53から構成され、この第3外径部5
3によって前述した補強リブ3xを形成するものであ
る。すなわち、この連結ジョイナー5の第3外径部5
3,53に被覆される被覆樹脂3によって補強リブ3x
の幅とその内径が決定されるものである。
【0025】なお、この補強リブ3xの内径とその厚み
は、プラスチック擬木1の外径や長さに対応して必要な
数値が設定されており、プラスチック擬木1の外径や長
さによって対応する第3外径部53を有する連結ジョイ
ナー5を用意する必要がある。
【0026】また、連結ジョイナー5における第3外径
部53の外周面に、第1外径部51の外径と同一の外径
を有する突起部(図示せず)を間隔をおいて形成するこ
とにより、この突起部と突起部との間に入り込んだ被覆
樹脂が、間隔をおいて管状体2の端面に係合する補強リ
ブとなる。このように、前述したリング状の補強リブ3
xに代えて、管状体2の端面の周方向に間隔をおいて係
合する補強リブであってもよい。
【0027】次に、製造装置10によってプラスチック
擬木1を製造する工程について説明すると、まず、前後
一対の管状体2,2の内径部に連結ジョイナー5の第2
外径部52,52を嵌合し、両管状体2,2を連結ジョ
イナー5を介して連結する(図5参照)。
【0028】その後、管状体2を図示しない搬送装置に
セットし、送り込み装置11の送り込みローラ111,
111に向けて供給する。以下、管状体2は、送り込み
装置11を介し下流側に送り出される。下流側に送り出
された管状体2は、成形に先立って加熱装置12のヒー
タ121によって加熱される。そして、押し出し成形機
13において、金型132から連続的に押し出された流
動状態の樹脂が管状体2および連結ジョイナー5の外表
面を均一に被覆する。その後、模様付け装置14の模様
付けローラ141,142を介して被覆樹脂3の全周面
に木肌状凹凸模様を形成する。次いで、冷却装置15の
水冷槽151を通過することによって被覆樹脂3を冷却
する。このように管状体2に木肌状の凹凸模様を有する
被覆樹脂3が被覆されてなるプラスチック擬木の半製品
は、送り込み装置11と同調する引き出し装置16の引
き出しロール161,161によって引き出される。
【0029】引き出し装置16を通過したプラスチック
擬木の半製品においては、管状体2の外表面に被覆樹脂
3が被覆されるとともに、連結ジョイナー5の第1外径
部51および第3外径部53の外表面にも被覆樹脂3が
被覆されている(図6参照)。そして、プラスチック擬
木の半製品が引き出し装置16を通過すれば、図示しな
いカッターを介して連結ジョイナー5部分で被覆樹脂3
を切断し、連結ジョイナー5を管状体2から引き出す
(図7参照)。この管状体2から引き出された連結ジョ
イナー5は、次のプラスチック擬木1の製造に際し、繰
り返し使用されるものである。次いで、年輪キャップ4
を前述したプラスチック擬木の半製品の両端に装着する
(図8参照)。すなわち、年輪キャップ4の頭部42を
被覆樹脂3の内径部に添わせながら嵌入部41を管状体
2の内径部に嵌入し、被覆樹脂3の補強リブ3xを管状
体2の端面との間で挾持するように嵌め込む。この後、
被覆樹脂3の、年輪キャップ4の端面からはみ出ている
不要部分を切除する端面処理を行ってプラスチック擬木
1を製造する(図9参照)。
【0030】このようにして製造されたプラスチック擬
木1は、その周面に木肌状凹凸模様が形成されるととも
に、その端面に年輪模様が形成され、全体として切り出
した木材状の優れた外観を有する。さらに、管状体2を
被覆する被覆樹脂3の両端近傍内周面において、リング
状の補強リブ3xが管状体2の両端面に全周にわたって
係合していることから、樹脂収縮が抑制され、その後穴
加工しても、管状体2と被覆樹脂3とのずれが発生せ
ず、プラスチック擬木1を歩道柵や対車両防護柵として
施工する際、穴位置がずれることはなく、確実に現場作
業を行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明のプラスチック擬木
によれば、切り出した木材状の優れた外観を有すると同
時に、管状体の表面を被覆する被覆樹脂が、管状体の端
面に係合する補強リブを有することから、樹脂収縮が抑
制され、成形後に穴加工しても、被覆樹脂と管状体との
位置ずれは発生しない。
【0032】また、本発明のプラスチック擬木の製造方
法によれば、両端に年輪キャップを有するプラスチック
擬木をサイズに関係なく連続的に生産することができる
ことから、生産効率が著しく向上する。
【0033】さらに、本発明のプラスチック擬木の製造
方法に用いられる連結ジョイナーによれば、前後一対の
管状体を連結することによってプラスチック擬木の連続
生産に対応することができるとともに、その外周面に被
覆された被覆樹脂に管状体の端面に係合する補強リブを
確実に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチック擬木の正面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】プラスチック擬木の製造装置を示す概略図であ
る。
【図4】本発明のプラスチック擬木の製造工程を一部省
略して示す説明図である。
【図5】本発明のプラスチック擬木の製造工程を一部省
略して示す説明図である。
【図6】本発明のプラスチック擬木の製造工程を一部省
略して示す説明図である。
【図7】本発明のプラスチック擬木の製造工程を一部省
略して示す説明図である。
【図8】本発明のプラスチック擬木の製造工程を一部省
略して示す説明図である。
【図9】本発明のプラスチック擬木の製造工程を一部省
略して示す説明図である。
【図10】プラスチック擬木によって組み立てられた防
護柵の斜視図である。
【符号の説明】
1 プラスチック擬木 2 管状体 3 被覆樹脂 3x 補強リブ 4 年輪キャップ 5 連結ジョイナー 10 製造装置 11 送り込み装置 12 加熱装置 13 押し出し成形機 14 模様付け装置 15 冷却装置 16 引き出し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E02D 5/24 E02D 5/24 // B29K 105:20 B29K 105:20 B29L 9:00 B29L 9:00 23:00 23:00 31:10 31:10 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 31/00 B29C 47/02 B29C 47/08 B29C 69/00 E01F 13/00 E02D 5/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状体と、この管状体の表面に被覆さ
    れ、木肌状凹凸模様が形成された被覆樹脂と、管状体の
    両端に装着された年輪キャップとからなり、前記被覆樹
    脂は、その両端近傍内周面に管状体の端面に全周にわた
    って係合するリング状の補強リブ、もしくは、管状体の
    端面の周方向に間隔をおいて係合する補強リブを形成し
    たことを特徴とするプラスチック擬木。
  2. 【請求項2】 前後一対の管状体を連結ジョイナーを介
    して連結した後、これらの管状体および連結ジョイナー
    を送りつつ加熱し、それらの表面に押し出し成形によっ
    て樹脂を被覆した後、被覆樹脂に木肌状凹凸模様を形成
    し、次いで、被覆樹脂を冷却した後、連結ジョイナー部
    分で被覆樹脂を切断して連結ジョイナーを抜き取り、さ
    らに、管状体の両端に年輪キャップを装着して端面処理
    を施すことを特徴とするプラスチック擬木の製造方法。
  3. 【請求項3】 管状体の外径と同一の外径を有する第1
    外径部と、両端に位置して管状体の内径に嵌合可能な外
    径を有する第2外径部と、第1外径部と第2外径部との
    間に位置し、第1外径部の外径よりも小さく、かつ、第
    2外径部の外径よりも大きな外径を有する第3外径部と
    から構成され、管状体に第2外径部が嵌入された状態で
    外表面に被覆樹脂が被覆された際、前記第3外径部に被
    覆された被覆樹脂によって管状体の端面に係合する補強
    リブを形成することを特徴とするプラスチック擬木の製
    造方法に用いられる連結ジョイナー。
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