JP3202260B2 - パネル運搬架設機 - Google Patents
パネル運搬架設機Info
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
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Description
や高架式タイヤ走行車等の走路において、同走路沿いに
建付けられる壁パネルや磁気コイルパネル等のパネルの
運搬架設機に関する。
場で型枠組みおよびコンクリート打ちを行なうことによ
り構築され、またリニアモータ車の走路上への磁気コイ
ルの設置は、磁気コイルを単体で運搬し、走路の側壁に
磁気コイルの単体を一組ずつボルト止めすることにより
行なわれている。
路線走路の建設にあたって、従来は走路側壁の建設ある
いは磁気コイル布設を現場でのコンクリート打ちあるい
は磁気コイルの単体での取付けで行なっているが、これ
らの作業は困難かつ非能率であり、プレハブ式のブロッ
ク建造が望まれている。
強化されたコンクリートパネル、あるいは磁気コイルパ
ネルをプレハブ化すると、1パネルが10トンを越える
重量となる。したがって、これを路線の走路を利用して
輸送し、かつ架設するのには、車輌上に現場でパネルを
積み降しできる吊上げ装置が必要になる。しかもトンネ
ル内におけるように一定の限られた幅、高さ内で吊上げ
装置を作動させ、パネルの積降し、位置合わせ等の架設
作業ができるものでなければならない、という問題点が
ある。
うとするもので、走路に沿って架設されるパネルを搭載
可能な自走台車上に、上記パネルを上記自走台車から走
路に沿った所定位置に移動させるための建付装置を装備
したものにおいて、同建付装置を、搭載されたパネルと
着脱自在に結合可能な吊ビームと、自走台車に配置され
上記吊ビームの両端部を旋回自在に支持可能な一対のリ
フトアームとで構成することで、パネルの吊出し架設に
必要な作業空間をコンパクト化したパネル運搬架設機を
提供することを目的とする。
め、本発明のパネル運搬架設機は、走路に沿って架設さ
れるパネルを搭載可能な自走台車と、同自走台車に搭載
された上記パネルを上記自走台車から上記走路に沿った
位置へ移動させるための上記自走台車に取付けられた建
付装置とをそなえ、上記建付装置が、上記自走台車に搭
載された上記パネルに着脱自在に結合可能な吊ビーム
と、上記自走台車に配置され上記吊ビームの両端部を回
転自在に支持可能な一対の旋回型リフトアームとで構成
されたことを特徴としている。
車上にパネルを台車フレーム長さ方向に沿って搭載する
ことができる。なおこの位置へのパネルの積込みは最寄
りの駅等パネルの供給場所において、供給場所に設けら
れたクレーン等を用いて行なわれる。
両端部を台車に設けられた一対の旋回型リフトアームに
回転自在に支持されていてパネル搭載作業の邪魔になら
ない台車上の位置に保持することができる。
吊ビームを片側のパネル上に移動した後パネルに結合し
て持上げて旋回型リフトアームアームを伸し、台車横の
走路壁位置へパネルを降すことができる。そしてこの位
置で走路上の作業員によりパネルの位置合わせおよび取
付けが行なわれる。
身の旋回中心に一致させて旋回リフトアームを外まわり
に180°旋回させることにより、吊ビームを台車の右
側、あるいは左側へ自由に移動させて使用することがで
きる。
パネル運搬架設機について説明すると、図1は側面図、
図2は平面図、図3は図2のA−A矢視断面図、図4お
よび図5は使用状態を示した正面図、図6乃至図9は、
他の使用例における使用工程の説明図である。
走可能な運搬架設機を示しており、この運搬架設機1は
自走台車3と自走台車3上に設けられたパネルの建付装
置4とをそなえている。符号2aは走路側壁を示してい
る。
に形成された台車フレーム5を持ち、台車フレーム5の
両端部に内蔵された原動機、駆動タイヤ車輪6および運
転室7を備えるとともに、台車フレーム5の中央部の細
幅部に低高さにパネル8を搭載するための支持ビーム
9,9及び必要に応じ適当なパネル固練手段(図示せ
ず)を備えている。
吊手部(図示せず)と着脱自在に結合する一対のクラン
プ10を有する吊ビーム11と、この吊ビーム11の両
端部を回転可能に支持可能でかつ台車フレーム5の両端
部寄りに設けられた一対の旋回型リフトアーム12,1
2とで構成されている。符号13はクランプ10開閉用
の駆動シリンダーを、また符号14は旋回型リフトアー
ム12の旋回用モータをそれぞれ示している。
うに、台車フレーム5上に設けられた旋回台15、旋回
台15上にシリンダ16で俯仰可能に設けられた第1ア
ーム17、第1アーム17上にシリンダ18で移動可能
に設けられた第2アーム19及び第2アーム19上にシ
リンダ20とリンク21とで揺動可能に設けられた吊ビ
ーム11の支持ブロック22とで構成されていて、吊ビ
ーム11の端部はそれぞれ支持ブロック22から下へ延
びる支持軸23を介し回転自在に支持されている。
わち待期の姿勢をとっている状態を示しており、この状
態で最寄りの駅等において自走台車3へクレーン等によ
りパネル8が搭載され、パネル設置地点まで自走台車3
が移動する。なお、この実施例では、リニアモータ車走
路へ磁気コイルパネルを運搬し、架設する場合を例示し
ている。
て、一対の旋回型リフトアーム12を連動制御で操作
し、吊ビーム11を右側に搭載されたパネル8上に移動
し、吊ビーム11のクランプ10をパネル8の吊手部に
結合させた状態を示しており、図1および図2における
吊ビーム11は、この状態を示している。
外側へ矢印24のごとく送り出し、所定の設置場所へ位
置合わせを行なった状態を示しており、この状態のもと
で走路上の作業者によってパネル8の取付けが行なわれ
る。このとき(図5の状態)シリンダ20の操作でパネ
ル8の傾きを調整することができる。
対側(図の左側)へ反転させる使用例を説明する。
り、自走台車3の台車フレーム5上には左右共に図の左
側へ設置すべきパネル8,8が搭載された状態を示して
いる。図6の状態からシリンダ20を伸縮自由に保ち、
シリンダ16,18を操作して図7のように旋回型リフ
トアーム12の先端ブロック22の吊ビーム11支持軸
23が旋回台15の旋回中心軸線25上に一致する位置
へ吊上げて停止させる。この位置はあらかじめシリンダ
16,18の伸縮量をリミットスイッチ等で設定してお
くことにより、必要に応じて自動停止させることができ
る。
型リフトアーム12の第1および第2アーム17,19
を外まわり、すなわち図2の台車前端側へ外まわりに1
80°旋回台15が旋回させられると、図8に示すよう
に、吊ビーム11を左側へ向かって送り出せるよう反転
させることができる。
を操作してパネル8を左側へ送り出し、図9に示したよ
うに所定設置場所にパネル8を降下させることにより、
シリンダ20の操作も含めてパネル8の位置合せおよ
び、取付けを行なうことができる。
をパネル8から放し、旋回型リフトアーム12を立上
げ、自走台車3を前進させ、前進した位置で自走台車3
上から左側に搭載したパネル8を再び同様の手順で左側
へ降して設置する。同様にして自走台車3の左右に搭載
された右側用パネルを、左から右へ吊ビーム11を反転
して右側へ架設することができる。
いて、右側へパネル8を設置したあと、旋回型リフトア
ーム12を図7,図8にもとづいて説明したのと同じ要
領で左向きに反転させ、図5における自走台車3上の左
側搭載パネル8を左側へ降すことにより、左側にパネル
を架設することができる。
吊ビーム11との組合わせることにより、パネルの吊出
しおよび設置に伴なう高さ方向および幅方向における建
付装置4が必要とする空間の大きさを著しく小さくで
き、かつ吊ビームの左右への反転が自由になり、自走台
車3上に積まれたパネルを左右の制限なしに右から左へ
あるいはその反対に移動させることができ、高効率でパ
ネルの運搬および架設を行なうことが可能になる。
搬架設機によれば、次のような効果乃至利点が得られ
る。 (1) パネル吊出し、および架設に必要な作業空間を著し
くコンパクトにすることができる。 (2) 吊ビームの左右への反転を自由に行なえるようにな
り、台車上の右側へ積んだパネルを左側へ送り出し、ま
たはその反対に台車上のパネルを左右の制限なしに必要
な側へ送り出し設置することが可能になり、非常に効率
よくパネルの運搬、架設を行なうことできる。
側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 走路に沿って架設されるパネルを搭載可
能な自走台車と、同自走台車に搭載された上記パネルを
上記自走台車から上記走路に沿った位置へ移動させるた
めの上記自走台車に取付けられた建付装置とをそなえ、
上記建付装置が、上記自走台車に搭載された上記パネル
に着脱自在に結合可能な吊ビームと、上記自走台車に配
置され上記吊ビームの両端部を回転自在に支持可能な一
対の旋回型リフトアームとで構成されたことを特徴とす
る、パネル運搬架設機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16208491A JP3202260B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | パネル運搬架設機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16208491A JP3202260B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | パネル運搬架設機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362460A JPH04362460A (ja) | 1992-12-15 |
JP3202260B2 true JP3202260B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=15747784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16208491A Expired - Fee Related JP3202260B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | パネル運搬架設機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202260B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10100541B1 (en) | 2017-03-30 | 2018-10-16 | Joe Green Pte. Ltd. | Precast lightweight wall panel installation machine |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP16208491A patent/JP3202260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10100541B1 (en) | 2017-03-30 | 2018-10-16 | Joe Green Pte. Ltd. | Precast lightweight wall panel installation machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04362460A (ja) | 1992-12-15 |
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