JP2540000B2 - 鉄筋取付作業台車 - Google Patents
鉄筋取付作業台車Info
- Publication number
- JP2540000B2 JP2540000B2 JP4288569A JP28856992A JP2540000B2 JP 2540000 B2 JP2540000 B2 JP 2540000B2 JP 4288569 A JP4288569 A JP 4288569A JP 28856992 A JP28856992 A JP 28856992A JP 2540000 B2 JP2540000 B2 JP 2540000B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- net
- hoist
- rebar
- attached
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート卷立
を行うシールド工事において、鉄筋網を所望位置に取付
ける取付作業台車に関する。
を行うシールド工事において、鉄筋網を所望位置に取付
ける取付作業台車に関する。
【０００２】
【従来の技術】トンネル工事の巻立コンクリートの打設
において、鉄筋を取付けるには、バラ状態の鉄筋を現場
で組み込んだり、または、鉄筋を断面円弧状の鉄筋網の
状態に組んでから現場に取付ける方法は知られている。
において、鉄筋を取付けるには、バラ状態の鉄筋を現場
で組み込んだり、または、鉄筋を断面円弧状の鉄筋網の
状態に組んでから現場に取付ける方法は知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そこで、いずれの方法
でも取付け位置への鉄筋や、鉄筋網のハンドリングは人
力で実施しているのが殆どであり、重労働で苦渋作業と
なっている。
でも取付け位置への鉄筋や、鉄筋網のハンドリングは人
力で実施しているのが殆どであり、重労働で苦渋作業と
なっている。
【０００４】したがって、本発明は、苦渋作業を解消
し、精度のよい効率的な鉄筋網の取付けができる鉄筋取
付作業台車を提供することを目的としている。
し、精度のよい効率的な鉄筋網の取付けができる鉄筋取
付作業台車を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、レール
上を自走する台車の前部と後部とにそれぞれ複数の柱を
設け、その柱の頂部にホイスト用のホイストレールを着
脱自在に取付け、前記柱をガイドとして昇降する昇降手
段を有する反転ビーム用ベース設け、その反転ビーム用
ベースには反転ビームを回動自在に取付け、その反転ビ
ームには鉄筋網を所望位置に移動する鉄筋網台を昇降自
在に設けている。
上を自走する台車の前部と後部とにそれぞれ複数の柱を
設け、その柱の頂部にホイスト用のホイストレールを着
脱自在に取付け、前記柱をガイドとして昇降する昇降手
段を有する反転ビーム用ベース設け、その反転ビーム用
ベースには反転ビームを回動自在に取付け、その反転ビ
ームには鉄筋網を所望位置に移動する鉄筋網台を昇降自
在に設けている。
【０００６】上記の昇降手段は、台車に枢着した昇降用
シリンダと吊り腕とで構成し、鉄筋網台は平行レバーと
床シリンダとで反転ビーム用ベースに取付ける事が好ま
しい。
シリンダと吊り腕とで構成し、鉄筋網台は平行レバーと
床シリンダとで反転ビーム用ベースに取付ける事が好ま
しい。
【０００７】
【作用】上記のように構成された鉄筋取付作業台車にお
いて、資材運搬車等で運ばれてきた鉄筋網をホイストで
吊って鉄筋網台に取付け、所望の鉄筋取付け位置に移動
して、昇降シリンダで反転ビームをトンネルの中心に合
わせ、天井に取付る場合はそのまま床シリンダで鉄筋網
台を上昇させて鉄筋網を取付ける。
いて、資材運搬車等で運ばれてきた鉄筋網をホイストで
吊って鉄筋網台に取付け、所望の鉄筋取付け位置に移動
して、昇降シリンダで反転ビームをトンネルの中心に合
わせ、天井に取付る場合はそのまま床シリンダで鉄筋網
台を上昇させて鉄筋網を取付ける。
【０００８】トンネルの右側面、または左側面に取付け
る場合は、反転ビームを右または左に回動してから床シ
リンダで鉄筋網台を移動して鉄筋網を所望位置に取付け
る。
る場合は、反転ビームを右または左に回動してから床シ
リンダで鉄筋網台を移動して鉄筋網を所望位置に取付け
る。
【０００９】また、ホイストとホイストレールとを使用
して、人力によらないで作業台車の前後の資材等を移動
して資材運搬車等に積み込むことができる。
して、人力によらないで作業台車の前後の資材等を移動
して資材運搬車等に積み込むことができる。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
明する。
【００１１】図１において、台車３には複数の車輪３０
（図示の例では左右各４個）が設けられ、図示しないモ
ータで自走するよう構成されている。
（図示の例では左右各４個）が設けられ、図示しないモ
ータで自走するよう構成されている。
【００１２】図では、左側を進行方向（前部）として説
明する。
明する。
【００１３】台車３には前部と後部とにそれぞれ２本ず
つ計４本の頂部に平坦部を有する円形状に形成された台
車用柱２１が取付けられ、その頂部にはホイストレール
１４が着脱自在に取付けられている。
つ計４本の頂部に平坦部を有する円形状に形成された台
車用柱２１が取付けられ、その頂部にはホイストレール
１４が着脱自在に取付けられている。
【００１４】又、図２をも参照して、その前後には同じ
くホイストレール１３と１５とが固着され、鉄筋網用ホ
イスト８とレール用ホイスト７とが走行するよう構成さ
れている。
くホイストレール１３と１５とが固着され、鉄筋網用ホ
イスト８とレール用ホイスト７とが走行するよう構成さ
れている。
【００１５】又、鉄筋網用ホイスト８の使用に際し必要
に応じて、資材運搬台車１０との間に支柱２３を取付る
ことができるよう構成されている。
に応じて、資材運搬台車１０との間に支柱２３を取付る
ことができるよう構成されている。
【００１６】図３を参照して、反転ビーム用ベース１６
にはその前部および後部に前記台車用柱２１のそれぞれ
内側に位置するよう左右２本ずつのベース吊り腕１８が
設けられ、その吊り腕１８の端部はピン１９を介して、
台車３に一端が枢着された反転ビーム昇降用シリンダ９
の他端に枢着されている。
にはその前部および後部に前記台車用柱２１のそれぞれ
内側に位置するよう左右２本ずつのベース吊り腕１８が
設けられ、その吊り腕１８の端部はピン１９を介して、
台車３に一端が枢着された反転ビーム昇降用シリンダ９
の他端に枢着されている。
【００１７】そして、ピン１９の両端にはガイドローラ
２０が取付けられ、台車用柱２１の内側に当接するよう
構成されている。
２０が取付けられ、台車用柱２１の内側に当接するよう
構成されている。
【００１８】また、反転ビーム２は反転ビーム用ベース
１６に設けられた反転ビーム支持柱１７に回動自在に軸
支され、反転ギヤセット５を介して、モータ６に連結さ
れている。
１６に設けられた反転ビーム支持柱１７に回動自在に軸
支され、反転ギヤセット５を介して、モータ６に連結さ
れている。
【００１９】その反転ビーム２には断面が弓状に形成さ
れた鉄筋網台１１が、平行レバー１２で接続され、その
平行レバー１２の中間点１２ａには床シリンダ１の１端
が枢着され、他端は前記反転ビーム２に枢着されてい
る。
れた鉄筋網台１１が、平行レバー１２で接続され、その
平行レバー１２の中間点１２ａには床シリンダ１の１端
が枢着され、他端は前記反転ビーム２に枢着されてい
る。
【００２０】なお、取付台車の後部には制御盤・パワー
ユニット２２が取付けられている。
ユニット２２が取付けられている。
【００２１】したがって、図２〜図４を参照して、断面
が弓状に形成された鉄筋網４が資材運搬台車１０で鉄筋
取付作業台車の所に搬送されてくると、必要に応じ支柱
２３を取付け、鉄筋網用ホイスト８で鉄筋網を吊上げ、
ホイストレール１３、１４で移動して鉄筋網台１１に乗
せて、仮止めし、ホイストレール１４を取外す。
が弓状に形成された鉄筋網４が資材運搬台車１０で鉄筋
取付作業台車の所に搬送されてくると、必要に応じ支柱
２３を取付け、鉄筋網用ホイスト８で鉄筋網を吊上げ、
ホイストレール１３、１４で移動して鉄筋網台１１に乗
せて、仮止めし、ホイストレール１４を取外す。
【００２２】それから、反転ビーム昇降用シリンダ９で
反転ビームを上昇させ、反転ビームの中心をトンネルの
中心に合わせる。
反転ビームを上昇させ、反転ビームの中心をトンネルの
中心に合わせる。
【００２３】そして、鉄筋網４を天井に取付ける場合は
床シリンダ１で鉄筋網台１１を上昇させて鉄筋網を天井
に取付ける（図５参照）。
床シリンダ１で鉄筋網台１１を上昇させて鉄筋網を天井
に取付ける（図５参照）。
【００２４】鉄筋網４を左側面に取付ける場合はモータ
６を駆動して反転ビーム２を左に９０度回動してから、
床シリンダ１で鉄筋網台１１を左に移動して取付ける
（図６参照）。
６を駆動して反転ビーム２を左に９０度回動してから、
床シリンダ１で鉄筋網台１１を左に移動して取付ける
（図６参照）。
【００２５】同様にして、鉄筋網を右側面に取付けるこ
とができる（図７参照）。
とができる（図７参照）。
【００２６】また、鉄筋網台１１を最も下げた状態にし
ておけば、ホイストレール１３、１４、１５でホイスト
７、８を使用して、作業台車の前や後ろにある鉄筋やレ
ール等の資材を移動して資材運搬車１０に積載したり、
運搬車から降ろしたりすることができる。
ておけば、ホイストレール１３、１４、１５でホイスト
７、８を使用して、作業台車の前や後ろにある鉄筋やレ
ール等の資材を移動して資材運搬車１０に積載したり、
運搬車から降ろしたりすることができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、人力によらず、鉄筋網の取付や資機材の移
動ができ、鉄筋網の取付け精度や作業効率を向上すると
共に、苦渋作業から作業者を開放できる。
ているので、人力によらず、鉄筋網の取付や資機材の移
動ができ、鉄筋網の取付け精度や作業効率を向上すると
共に、苦渋作業から作業者を開放できる。
【図１】本発明の一実施例を示す取付作業車の構成側面
図。
図。
【図２】図１の作業車のトンネル内作業状態を示す側面
図。
図。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図。
【図４】反転ビームを中心に上昇させている図。
【図５】鉄筋網を天井に取付けてる状態を示す図。
【図６】鉄筋網を左側面に取付けている状態を示す図。
【図７】鉄筋網を右側面に取付けている状態を示す図。
１…床シリンダ ２…反転ビーム ３…台車 ４…鉄筋網 ５…反転ギヤセット ６…モータ ７…レール用ホイスト ８…鉄筋網用ホイスト ９…反転ビーム昇降用シリンダ １０…資材運搬台車 １１…鉄筋網台 １２…平行レバー １３、１４、１５…ホイストレール １６…反転ビーム用ベース １７…反転ビーム支持柱 １８…吊り腕 ２１…台車用柱 ２２…制御盤・パワ−ユニット
Claims (1)
- 【請求項１】 レール上を自走する台車の前部と後部と
にそれぞれ複数の柱を設け、その柱の頂部にホイスト用
のホイストレールを着脱自在に取付け、前記柱をガイド
として昇降する昇降手段を有する反転ビーム用ベース設
け、その反転ビーム用ベースには反転ビームを回動自在
に取付け、その反転ビームには鉄筋網を所望位置に移動
する鉄筋網台を昇降自在に設けたことを特徴とする鉄筋
取付作業台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288569A JP2540000B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 鉄筋取付作業台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4288569A JP2540000B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 鉄筋取付作業台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137091A JPH06137091A (ja) | 1994-05-17 |
| JP2540000B2 true JP2540000B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=17731959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4288569A Expired - Lifetime JP2540000B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 鉄筋取付作業台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540000B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2270660B1 (es) * | 2004-07-13 | 2007-11-16 | Ferroberica, S.L. | Proceso constructivo de tuneles industrializado. |
| JP2010265739A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Kiyoshi Watanabe | 移動構台架設工法 |
| KR101647989B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2016-08-12 | 세안이엔씨 주식회사 | 터널 안전 점검시설 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4288569A patent/JP2540000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06137091A (ja) | 1994-05-17 |
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