JP3201824U - バンドシーラの冷却構造 - Google Patents

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彰宏 木村
彰宏 木村
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Abstract

【課題】包装袋の封入の品質を維持しながらシール工程の高速化を図ることができるハンドシーラを提供する。【解決手段】冷却部7にシールベルト2が接する部分は硬度の高い金属とし冷却部7の裏面に熱伝導率の高いアルミニウムにより放熱フィンを設け、異種の金属により冷却部7を構成し、導風坂により冷却部7の温度を進行方向に向け低くする冷却構造を持たせると共に遮蔽坂により冷却ファンの風が周囲に影響しないようにした。更に包装袋を均一に接圧できる構造により包装袋のシール品質を安定させた。【選択図】図2

Description

本考案は、バンドシーラの冷却構造に関するものである。
プラスチックフィルムなどを加熱溶着する装置をヒートシーラというがバンドシーラは、プラスチックフィルムからなる包装袋の接着すべき部分をシールベルトではさんで移動させながら、ベルトの裏面に設けた加熱体および冷却体に間接的に接触させ加熱溶着するものである。このバンドシーラで安価なプラスチックフィルムを使用し、シール接着の品質を維持しながらシールベルトのスピードを上げる事が必要とされている。
特開平10−291511
解決しようとする課題は、プラスチックフィルムからなる包装袋18のシール接着の品質を維持しながらシール工程の高速化を図ることである。
冷却部7のシールベルト2に接する部分は硬度の高い金属とし裏面に熱伝導率の高い材料により放熱フィン13を設け、異種の金属により冷却部7を構成し冷却効果を高めた。
バンドシーラ100において、冷却用ファンモータ23により冷却される冷却部7の間に導風板16を設け、ファン送風口26の位置を冷却部7の出口部に正対させ冷却を行い、冷却部7の入口部には導風板16により導かれた風で冷却させる。このような構成により冷却部7の温度を進行方向に向け低くし、包装袋18のシール接着の品質を維持したまま冷却効果を高めた。
冷却用ファンモータ23の送風の風を遮蔽板17、24、25により遮るようにし、冷却部7以外の周囲に風が当たらないにし、冷却効率の向上と共に加熱部5の温度も低下しない様にした。
加熱部5及び冷却部7を包装袋18に均等に接圧できるリンク機構21により包装袋18のシール接着力が均一になるようした。
本考案のバンドシーラの冷却構造は、シールベルトの速度を高速化してもプラスチックフィルムからなる包装袋の十分なシール品質を確保できる。
図1はバンドシーラの全体構成を示した図である。 図2はバンドシーラの加熱部、冷却部、模様付け部の構成の説明図である。 図3はバンドシーラにより加熱、冷却されたフィルムの加熱・冷却温度曲線である。従来例と本考案の比較をしている。 図4は本考案のバンドシーラの冷却部の構造を示した説明図である。(実施例1) 図5は本考案のバンドシーラの導風板の構造を示した説明図である。(実施例2) 図6は本考案のバンドシーラの送風部の遮蔽板無しの場合の構造と風の流れを示した説明図である。 図7は本考案のバンドシーラの送風部の遮蔽板有りの場合の構造と風の流れを示した説明図である。(実施例3) 図8は従来のバンドシーラの接圧機構の構造と動きの推移を示した説明図である。 図9は本考案のバンドシーラの均等に接圧できる接圧機構の構造と動きの推移を示した説明図である。(実施例4)
バンドシーラにおいて、包装袋をシールする為の加熱と冷却を最小限の部品点数で実現し冷却効率を高めシール工程の高速化を実現した。
バンドシーラ100は、食品等を包装袋18に入れその包装袋18をシールベルト2で挟持し、搬送させながらベルト裏面にある加熱部5、冷却部7にシーベルト2を介して間接的に接触させながら加熱、冷却を行い包装袋18を封入する。図1はバンドシーラの全体構成を示した図である。
バンドシーラ100は加熱、冷却、模様付けという一連の作業をより自動的に行う機械であり、プラスチックフィルムを自動的に加熱部5、冷却部7、模様付け部9の順番にシールベルト2で送って行く。コンベア12は食品を内蔵した包装袋18を載せるものである。
入口ガイド3に包装袋18を順次いれていくことにより連続的に包装袋18のシールが行える。
電気ボックス1はバンドシーラ100を電気的に制御する機能を有している。
また電気ボックス1はシールベルト2のスピード、Vベルト10のスピード、加熱部5の温度設定、ファンモーター23の強弱等が調整可能となっている為、シールする包装袋18の材料によりベルトスピード、加熱部5の温度設定、冷却用のファンモータ23の強弱等を適正値に設定して使用する。
図2はバンドシーラ100の加熱部5、冷却部7の構成を示している。
加熱部5はヒーターにより加熱されており、包装袋18は加熱部にシールベルト2を介し密着させた状態で加熱し溶着させる。
その後シールベルト2で冷却部7へ移動する。冷却部7は冷却用ファンモータ23により冷風を冷却部7に対して当て、その後、模様付けの工程を経て 包装袋18のシールが完成する。模様付けはギャザーローラ9に包装袋18を圧着させることにより行う。
冷却部7と包装袋18を密着させ十分な時間をかけて冷却することにより完全に包装袋18をシールさせることができる。
図3は包装袋のフィルムの加熱、冷却温度曲線である。
加熱部5で加熱必要温度まで上げ、冷却部7で冷却必要温度まで下げる事によりシールが完成する。
冷却時間を短くするためには冷却の効率を上げることが必要となる。
冷却部の金属としては従来は材料に鉄を使用している。本考案の目的であるシール工程の高速化の為に冷却部7の冷却効率を上げるために熱伝導率の高い材料を使用するのが良い。
しかしながらバンドシーラ100の場合は、シールベルト2と冷却部7が接する為、冷却部7の金属の硬度が低いと摩耗が激しく、金属粉も発生し、シール品質に影響を与える。
本考案では図4の様に硬度が高く、熱伝導率の高い金属である「真鍮」としている。
裏面には冷却効果を高める為に熱伝導率の高い材料(アルミニウム)を使用した放熱フィンを設け、放熱効果を高めている。
冷却部の従来例で使用した材料は鉄でブリネル硬さが200で、本考案の冷却部7の材料は真鍮でブリネル硬さは70、裏面の放熱フィンに使用しているアルミニウムのブリネル硬さは20である。冷却部の従来例で使用した材料は鉄で熱伝導率(単位:W・m−1・K−1)84で、本考案の冷却部7の材料である真鍮の熱伝導率106で放熱フィンに使用しているアルミニウムの熱伝導率は236である。冷却部は真鍮とアルミニウムという2種類の金属からなる複合体であり。異種の金属により冷却部を構成し冷却効果を高めた。
その冷却部7の構造による冷却効果によりベルトスピードが向上する。従来例と本考案とベルトスピードを比較したものが表1となる。
バンドシーラ100の本体内に冷却部を冷却するファンモータ23がある。送風された風は冷却部7に当たり、包装袋18の温度を下げる効果があり、必要温度に下がれば包装袋18のシールが完了する。
図5は本考案の導風板16の構造を示している。
冷却用のファンモータ23により送風された冷風は導風板16により、冷却部7に効率よく当り、また遮蔽板17により縦方向へ風が漏れることがない。
また図9は本考案の導風板16の構造の平面図を示している。
冷却用ファンモータ23により冷却される冷却部7の間に導風板16を設け、ファンの送風口26の位置を冷却部7の出口部に正対させ冷却部の入口部には導風板16により導かれた風で冷却させる。また遮蔽板24,25により左右への冷風の漏れも防止している。
導風板16は冷却部7の幅と同等になるように湾曲した構造となっている。
このような構造により冷却部の温度を進行方向に向け低くし、プラスチックフィルムの包装袋18の封入の品質を維持したままシール工程の高速化が図れる。
その導風板16の効果を従来例と本考案と比較したものが表2となる。
図6は本考案の遮蔽板無しの構造である。
遮蔽板がないとバンドシーラの冷却用ファンの送風の風が冷却部以外の加熱部、模様付け部に行ってしまい、冷却効果が下がると共に加熱部の温度も低下する。
図7は本考案の遮蔽板ありの構造である。
バンドシーラ100の冷却用ファンモータ23の送風の風が冷却部7以外の加熱部5、ギャザーローラ(模様付け部)9に行くと、冷却効果が下がると共に加熱部5の温度も低下する為に、左右に遮蔽板24,25を設ける事により風を遮るようにした。 その遮蔽板24,25の効果としては、風による包装袋18のばたつきが防止され品質も安定すると共にベルトスピードが向上する。従来例と本考案のベルトスピードを比較したものが表3となる
バンドシーラ100は、包装袋18を自動的に加熱部5、冷却部7、ギャザーローラ(模様付け部)9の順番にベルトで送って行く。
図8は従来例の接圧機構である。図の様に2本のバネにより接圧構造を構成している。待機時から包装袋18が侵入し加熱部5は斜めとなり、重心通過後に加熱部(熱板)5は水平となる。加熱部5が水平になるまでは加熱部5から包装18への加熱も均一にならず、またごみの侵入しやすくなり、シール品質に影響を及ぼす。
更に袋の後端が重心通過後、加熱部(熱板)5は斜めとなり、袋への加熱も均一にならない。袋が通過後に加熱部5は待機状態に戻る。
図9は本考案の接圧機構である。図の様に加熱部5及び冷却部7を包装袋に均等に接圧できるリンク機構21である。
包装袋18が侵入してくるとリンク機構21と接続されている加熱部5が平行に移動する。冷却部7に移動しても同じく冷却部7が平行に移動する。
従来例の構造であるとシール部分に均等に加圧できない為にシール性能が均一にならないが本考案の接圧構造であるとこの接圧構造の場合、シールの工程で均一に加圧ができる。
従ってプラスチックフィルムの包装袋に対して均等に加圧できる為にシール性能が均一となりごみ等の異物の侵入による不良もなくなるというメリットがある。
食品用等のプラスチックの包装袋のシールを行うバンドシーラへ応用される。
1 電気ボックス
2 シールベルト
3 入口ガイド
4 従動プーリ
5 加熱部
6 圧着ローラ
7 冷却部
8 駆動プーリ
9 ギャザーローラ(模様付け部)
10 Vベルト
11 Vベルトプーリ
12 コンベア
13 放熱フィン(アルミニウム)
14 冷却板(真鍮)
15 固定ネジ
16 導風板
17 上下遮蔽板
18 包装袋(袋用シート)
19 支点軸ベース
20 支点
21 リンク機構
22 バネ
23 ファンモータ
24 右遮蔽板
25 左遮蔽板
26 送風口
100 バンドシーラ

Claims (4)

  1. 加熱ヒーターにより加熱される加熱部と冷却用ファンモータの送風の風により冷却される冷却部を備えるバンドシーラであって、前記冷却部はシールベルトに挟持される包装袋を間に通過させて搬送する事により冷却可能な、一対の冷却ブロックを備え、各冷却ブロックは、前記シールベルトに接する部分が硬度の高い真鍮及び砲金からなり、前記冷却用ファンモータの送風の風があたる部分は、熱伝導率の高いアルミニウムからなる放熱フィンを設け、冷却効果を高めたことを特徴とするバンドシーラ。
  2. 前記、冷却ファンモータは、前記冷却ブロックに対して、該冷却ブロックの前記包装袋の搬送方向下流側領域に向けて送風可能に配置されており、前記冷却用ファンモータと前記冷却ブロックとの間に導風板が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のバンドシーラ。
  3. 前記冷却部の周囲を遮蔽板により囲い、冷却部以外に冷風が行かない様な構造を特徴とする請求項1又は2に記載のバンドシーラ。
  4. 前記冷却部及び加熱部において、シールバンドを介して包装袋を均等に接圧できるリンク機構の上部はバンドシーラに固定され、リンク機構の下部はバネを介しバンドシーラに固定されると共に加熱部及び冷却部と結合された事を特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のバンドシーラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108328011A (zh) * 2018-02-05 2018-07-27 戎良明 一种医疗医药科高效率中药装袋封口设备
CN114261145A (zh) * 2022-01-17 2022-04-01 德清新顶包装有限公司 一种牛排包装袋生产成型装置
CN114802851A (zh) * 2022-04-14 2022-07-29 武汉华工激光工程有限责任公司 具有冷敷功能的封膜工位以及自动灌装封膜生产线
CN115231035A (zh) * 2022-08-09 2022-10-25 江苏德罗智能科技有限公司 一种手术衣自动装袋设备

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