JP5912730B2 - 樹脂フィルムのヒートシール装置及びヒートシール方法 - Google Patents

樹脂フィルムのヒートシール装置及びヒートシール方法 Download PDF

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本発明は、樹脂フィルムのヒートシール装置及びヒートシール方法に関する。
従来、図6A及び図6Bのように上下2枚重ねにして扁平筒状にした樹脂フィルム1の帯を、その長手方向に間欠的に送給し、当該樹脂フィルム1の送給停止時に、前記送給方向を横断する方向に配設したヒーターバー2を下降させて樹脂フィルム1の裏側に配置したシールローラ3に当接させることで、上下の樹脂フィルム1を互いに直線状に溶着するヒートシール装置10が知られている。
また、樹脂フィルム1の裏側のシールローラ3を前記ヒーターバー2と同形式のヒーターバーに置き換え、これら上下一対のシールバーを互いに当接させることで上下の樹脂フィルム1を互いに直線状に溶着するヒートシール装置も知られている(特許文献1:特開2008−296988号公報、図4参照)。
なお、図6A及び図6Bにおいて、4はガイドローラ、5はテンションローラ、6a、6bは上下一対のピンチローラ、7a、7bは上下一対の切断刃である。
特開2008−296988号公報
このようなヒートシール装置で使用される横長のヒーターバー2は、一般的に、図7(a)のように3〜5ミリ幅の比較的幅狭の溶着ライン8aは問題なくヒートシールできるが、図7(b)のように5ミリ以上の幅広(例えば10ミリ)の溶着ライン8bは、樹脂フィルム1自体の熱収縮等の影響のため確実で仕上がりの良いヒートシールが難しいという課題がある。
このため、従来は、前述したヒートシール装置10によって図7(a)のように幅狭の溶着ライン8aをいったん形成して一つ一つ切断した樹脂フィルムの袋1aを、別のヒートシール装置に移し換え、図7(c)のように固定の上下一対の幅広加熱部材9の間に矢印方向に袋1aを通すことで幅広の溶着ライン8bを形成していた。
このように2段階でヒートシールを行うことは、ヒートシール装置が幅狭用と幅広用で2台必要となるうえ、樹脂フィルムの袋1aを幅狭用から幅広用のヒートシール装置に移動させるための移動作業が必要となって、作業能率が悪いしコスト高となる。また、袋1aの移動中に当該袋1aの内外に異物が付着混入する可能性があり、袋1aの用途によっては衛生管理上の課題が発生する。
本発明は1台のヒートシール装置で任意幅の溶着ラインを自在に形成可能にすることを目的とする。
第1の発明は、上下2枚重ねの樹脂フィルムの帯をその長手方向に送給する送給手段と、前記送給手段の送給方向を横切る方向に移動可能に配設された走行ヘッドと、前記走行ヘッドに配設された加熱部材とを有し、前記送給手段の一時停止状態で前記走行ヘッドを前記樹脂フィルムを横断する方向に移動させることにより前記加熱部材で前記樹脂フィルムを直線状に加熱し、前記樹脂フィルム同士を直線状に溶着することを特徴とする樹脂フィルムのヒートシール装置である。
第2の発明は、上下2枚重ねの樹脂フィルムの帯をその長手方向に送給し、当該樹脂フィルムの送給一時停止時に、加熱部材を有する走行ヘッドを前記樹脂フィルムの横断方向に移動させることで当該加熱部材の熱で前記樹脂フィルム同士を直線状に溶着することを特徴とする樹脂フィルムのヒートシール方法である。
本発明は以上のように加熱部材を移動させて樹脂フィルムを溶着するので、加熱部材の幅を選択することで任意幅のヒートシールが可能であり、しかも溶着ラインを従来のヒーターバーのように一度に形成するのではなく直線状に順次延長して形成するので溶着ラインの形の崩れが少なく仕上がりが良好である。また、加熱部材の大きさを従来のヒーターバーに比べて小型化することができるから、装置を低コストかつ低消費電力にすることができる。
本発明の実施形態に係るヒートシール装置の平面図である。 本発明の実施形態に係るヒートシール装置の側面図である。 本発明の実施形態に係るヒートシール装置の作動を説明する正面図である。 本発明の実施形態に係るヒートシール装置の作動を説明する正面図である。 本発明の実施形態に係るヒートシール装置の作動を説明する正面図である。 図3BのIV−IV線矢視側面図である。 図3BのV−V線矢視側面図である。 従来のヒートシール装置の平面図である。 従来のヒートシール装置の側面図である。 ヒートシールした樹脂フィルムの袋の平面図である。
以下、本発明に係るヒートシール装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
(ヒートシール装置の構成)
図1で参照符号1は上下2枚重ねにして扁平筒状にした樹脂フィルム1の帯である。袋用の樹脂フィルム1は、産業用では通常厚みが50〜100ミクロンのポリエチレン製等のフィルムがよく使用される。一般用では20〜70ミクロンのものが普通である。本発明のヒートシール装置はポリエチレン製以外の樹脂フィルム1や前記厚みよりも薄手又は厚手にした樹脂フィルム1であっても問題なく溶着可能である。
本発明のヒートシール装置20は、樹脂フィルム1の長手方向の送給方向を横断する方向(好ましくは送給方向に対して直角方向)に往復移動可能な走行ヘッド21を有する。この走行ヘッド21は、図2に示すように上下対称構造の上走行ヘッド21aと下走行ヘッド21bで構成され、各走行ヘッド21a、21bが、樹脂フィルム1の幅方向水平方向に上下一対で配設された、上下一対の無端ベルト22a、22bにそれぞれ連結されている。
上下一対の無端ベルト22a、22bは、左右一対の上プーリ23a1、23a2と、左右一対の下プーリ23b1、23b2に、それぞれ架け渡されている。そして、上側の片側のプーリ23a1が無端ベルト24を介して駆動モータ25の出力軸に連結されている。この無端ベルト24の一部は下側の片側のプーリ23b1に押し付けられている。そして、駆動モータ25の出力軸を図3Aで左回りに回転させることで走行ヘッド21を右から左に移動させ、この反対に右回りに回転させることで走行ヘッド21を左から右に移動させることができるようになっている。なお、走行ヘッド21の移動に関わる複数の前記無端ベルトは、上下の走行ヘッド21a、21bの位置ずれを防止するためにタイミングベルトで構成するものとする。走行ヘッド21の移動機構は、このようなタイミングベルトに勿論限定されるものではなく、チェーン等を含め各種の移動機構を採用可能である。
走行ヘッド21は、樹脂フィルム1を間に挟んで上下対称構造を成し、無端ベルト22a、22bに連結された水平な支持プレート30と、この支持プレート30に対して直角(垂直)に取り付けられた第1支持ロッド31と、第1支持ロッド31の端部に連結された中間支持部材32と、この中間支持部材32に直角(垂直)に取り付けられた第2支持ロッド33と、第2支持ロッド33に取り付けられた2つのヒートシーラ34、35を有する。
一方のヒートシーラ34が幅狭のヒートシーラで、他方のヒートシーラが幅広のヒートシーラ35である。この実施形態では幅狭のヒートシーラ34は5ミリ幅とし、幅広のヒートシーラ35は10ミリ幅とする。本発明ではヒートシーラの幅は任意の幅にすることが可能であり、前記の5ミリと10ミリは例示であって、本発明がこの溶着幅に限定される趣旨ではない。2つのヒートシーラ34、35は着脱自在な取り付け構造とすることにより、異なる幅のヒートシーラに簡単・迅速に交換することができる。
ヒートシーラ34、35は熱伝導性と耐摩耗性に優れた砲金等の材料をブレード状(板状)にして電気ヒータを組み込んだもので、当該電気ヒータに通電することでその先端加熱面が樹脂フィルム1の融点付近まで加熱されるようになっている。このヒートシーラ34、35の左右に冷却板36、37が左右一対で配設されている。この冷却板36、37もヒートシーラ34、35と同様に砲金等の材料によって構成され、樹脂フィルム1の上下両面に当接することで樹脂フィルム1を冷却するようになっている。なお、中間支持部材32は、図示しない駆動手段によって第1支持ロッド31に対し上下方向に移動可能に配設され、中間支持部材32の上下動によって上下のヒートシーラ34、35と冷却板36、37が互いに開閉するようになっている。
走行ヘッド21は、図2に示すように、樹脂フィルム1の送給方向を横断する方向(直角方向)で水平に配設されたベースバー38a、38bに摺動自在に取り付けられている。このベースバー38a、38bは、ヒートシール装置20の基礎側に固定的に支持され、その長手方向に沿ってガイド用凸条39a、39bが形成されている。このガイド用凸条39a、39bは、上側のベースバー38aでは上向き、下側のベースバー38bでは下向きに形成されている。そして走行ヘッド21の支持プレート30に配設された一対の摺動部材30aの凹溝30bが、前記ガイド用凸条39a、39bに摺動自在に嵌合されている。
左右の冷却板36、37の外側には、さらにガイド部材として複数のガイドローラ41a、41b、42a、42b、43a、43b、44a、44bが配設されている。これら複数のガイドローラは、ポリテトラフルオロエチレン製(登録商標「テフロン」製)の挟み込みベルト48a、48bをガイドするものである。挟み込みベルト48a、48bは上下一対で配設された細長い帯状で、この挟み込みベルト48a、48bの左右両端は支持部材49a1、49a2、49b1、49b2によって支持されている。
挟み込みベルト48a、48bの中間部分が、走行ヘッド21のガイドローラ42a、42b、43a、43bによって上下方向から挟まれ、上下に重なった挟み込みベルト48a、48bの間に樹脂フィルム1を挟み込むようにしている。そして、当該挟み込みベルト48a、48bの外側にヒートシーラ34、35と冷却板36、37を配置した状態で走行ヘッド21を移動させるようにしている。挟み込みベルト48a、48bは必ずしもポリテトラフルオロエチレン製である必要はなく、ある程度の耐熱性と耐摩耗性があって摩擦低減が可能な素材であればポリテトラフルオロエチレン製に代替可能である。
下側の冷却板37の下流側の側面には切断刃45が取り付けられている。この切断刃45の刃先は挟み込みベルト48a、48bの直近下流側で当該ベルトと干渉しないように上向きに延び、上下の中間支持部材32を図3Bのように互いに接近させて上下の冷却板37を閉じた状態で、当該冷却板37の相互当接面よりも僅か上方に切断刃45の刃先が突出するようにされている。
樹脂フィルム1の送給手段は、図2に示すように、上下一対の無端ベルト50a、50bによって構成されている。この無端ベルト50a、50bは図1のように樹脂フィルム1の幅よりもやや幅広に構成され、大ピンチローラ51a、51bと小ピンチローラ52a、52bの間に架け渡されている。そして上下のピンチローラ51a〜52bと無端ベルト50a、50bが互いに近接し、その間に樹脂フィルム1を挟み込むことにより、当該樹脂フィルム1が無端ベルト50a、50bとの摩擦で図1と図2の矢印方向に送り駆動されるようになっている。
(ヒートシール装置の作動)
本発明の実施形態に係るヒートシール装置20は以下のように作動する。走行ヘッド21は最初に図3Aのように樹脂フィルム1の外側で待機している。この待機状態では上下のヒートシーラ34、35と冷却板36、37が開いている。この待機状態から図3Bのように上下のヒートシーラ34、35と冷却板37を閉じ、駆動モータ25を右回転させると走行ヘッド21が左方向に移動する。
走行ヘッドが移動すると、上下の挟み込みベルト48a、48bが走行ヘッド21の直前位置でガイドローラ42a、42bによって閉じられ、ヒートシーラ34、35と樹脂フィルム1との間に導入される。このように上下の挟み込みベルト48a、48bによって樹脂フィルム1が挟まれた状態で、その外側からヒートシーラ34、35によって樹脂フィルム1が加熱される。
ヒートシーラ34、35は電気を通電することで樹脂フィルム1と接触する先端面が発熱し、樹脂フィルム1同士を溶着して図7のような溶着ライン8a、8bを形成する。また、溶着ライン8a、8bが形成された端から、当該溶着ライン8a、8bを冷却板36が直ちに冷却するので、溶着ライン8a、8bの形が崩れることがない。また、溶着と同時に、当該溶着ライン8a、8bのやや下流側で切断刃45が樹脂フィルム1を切断していく。
挟み込みベルト48a、48bは走行ヘッド21の後側でガイドローラ44a、44bによってガイドされ、走行ヘッド21が図3Cのように樹脂フィルム1を左側まで横断すると、挟み込みベルト48a、48bは元のように離間してその間に樹脂フィルム1の下流端が挿通された状態になる。この時、走行ヘッド21の下流側で一枚の樹脂袋1aが樹脂フィルム1の下流端から完全に切り離されて図示しない製品受けに受け取られる。
図3Cのように挟み込みベルト48a、48bを開いた状態で樹脂フィルム1が再び図1の矢印方向に所定長さ送給され、その後樹脂フィルム1の送給が一時停止した状態で再び走行ヘッドが今度は左側から右側に移動する。これにより、前述と同様に溶着ライン8a、8bが樹脂フィルム1に形成されると同時に、切断刃45によって樹脂フィルム1が切断され、切り離された樹脂袋1aが製品受けに受け取られる。このように、樹脂袋1aは1つのヒートシール工程で出来上がるので、袋に異物が付着するおそれが少なく、衛星管理上も非常に好都合である。
この時、走行ヘッド21の移動方向は前述と逆になるが、ヒートシーラ34、35の反対側にも冷却板36があるので、前述と同様に溶着ライン8a、8bが反対側の冷却36によって冷却される。このように、走行ヘッド21の往動と復動でそれぞれ1枚の樹脂袋1aを形成することができるので、走行ヘッド21の移動の無駄がなく能率がよい。
前記ヒートシーラ34、35は、幅狭のヒートシーラ34のみを加熱してもよいし、幅広のヒートシーラ35のみを加熱してもよいし、両方のヒートシーラ34、35を同時に加熱してもよい。すなわち、ヒートシーラ34、35に対する通電を切り替えることにより、図7(A)〜図7(C)に示すように、3種の溶着ラインパターンを自在に形成することができる。
本発明の実施形態に係るヒートシール装置20は、挟み込みベルト48a、48bによって樹脂フィルム1を挟み込んで間接的に加熱するため、樹脂フィルム1の融けた部分がヒートシーラ34、35に付着することがない。また、樹脂フィルム1が熱や摩擦で損傷することがないので溶着ライン8a、8bの仕上がりが良好である。さらに、挟み込みベルト48a、48bによる摩擦低減作用があるので、走行ヘッド21の移動がスムーズであり、ヒートシーラ34、35などの摺動部品の摩擦損傷を防止して装置寿命を延ばすことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば前記実施形態では走行ヘッド21に幅狭と幅広の2つのヒートシーラ34、35を配設したが、いずれか一方のヒートシーラのみとしてもよいし、幅が異なる3つ以上のヒートシーラを配設してもよい。
また、本発明は走行ヘッド21を必ずしも上下一対で配設する必要はなく、上走行ヘッド21a又は下走行ヘッド21bのみ配設し、反対側にヒートシーラ34、35の受け部材を樹脂フィルム1の全幅にわたって配設してもよい。あるいは、走行ヘッド21は上下一対で配設するが、ヒートシーラ34、35は上走行ヘッド21a又は下走行ヘッド21bにのみ配設し、反対側の走行ヘッドにはヒートシーラに代えてヒートシーラの受け部材を配設する構成としてもよい。比較的薄手の樹脂フィルム1の場合はこのような片側に配置したヒートシーラでも問題なく溶着ラインを形成することが可能である。
また、前記実施形態では走行ヘッド21に切断刃45を配設したが、樹脂フィルム1の切断は走行ヘッド21の下流側の離れた箇所で行うことも可能であり、その場合は走行ヘッド21には切断刃45を設けず、下流側の所定箇所に任意形式で切断刃ないし切断手段を配設すればよい。
また、ヒートシーラ34、35の加熱面は平面で構成する他、ローラのように回転する円筒面で構成することも可能であり、このようなローラ状ヒートシーラを走行ヘッド21の移動により樹脂フィルム1の上下両面に転接させることで溶着ラインを形成することも可能である。また、前記冷却板36、37は他の適当な冷却手段に代替したり、或いはヒートシーラ34、35の温度制御や樹脂フィルム1の材質によって省略したりすることも不可能ではない。
1:樹脂フィルム、1a:袋、8a、8b:溶着ライン、
20:ヒートシール装置、21:走行ヘッド、34、35:ヒートシーラ、
36、37:冷却板、45:切断刃

Claims (11)

  1. 上下2枚重ねの樹脂フィルムの帯をその長手方向に送給する送給手段と、前記送給手段の送給方向を横切る方向に移動可能に配設された走行ヘッドと、前記走行ヘッドに配設され電気ヒータで加熱される加熱部材とを有し、当該加熱部材は広狭異なる溶着幅の少なくとも2つの加熱部材を有し、前記送給手段の一時停止状態で前記走行ヘッドを前記樹脂フィルムを横断する方向に移動させることにより前記加熱部材で前記樹脂フィルム同士を直線状に溶着し、かつ、前記電気ヒータに対する通電を切り替えることで複数種の溶着ラインパターンを形成可能にしたことを特徴とする樹脂フィルムのヒートシール装置。
  2. 前記樹脂フィルムを間に挟んで前記加熱部材を有する走行ヘッドを上下一対で配設したことを特徴とする請求項1のヒートシール装置。
  3. 前記走行ヘッドは、前記加熱部材の移動方向後ろ側に位置する上下一対の冷却部材を有し、前記樹脂フィルムの直線状溶着部分を前記冷却部材により冷却することを特徴とする請求項1又は2のヒートシール装置。
  4. 前記走行ヘッドの前記加熱部材の移動軌跡に沿って、挟み込みベルトを上下一対で配設し、前記挟み込みベルトの間に前記樹脂フィルムを挟み込むようにしたことを特徴とする請求項1からのいずれか1のヒートシール装置。
  5. 前記走行ヘッドに、前記挟み込みベルトを前記加熱部材と前記樹脂フィルムとの間に導入するガイド部材を配設したことを特徴とする請求項のヒートシール装置。
  6. 前記加熱部材と前記冷却部材の開閉手段を備えることを特徴とする請求項3のヒートシール装置。
  7. 前記走行ヘッドに、前記加熱部材の下流側に位置する切断刃を設けたことを特徴とする請求項1からのいずれか1のヒートシール装置。
  8. 前記走行ヘッドを往復動可能に設けると共に、前記冷却部材を前記加熱部材の移動方向の前後に配設したこと特徴とする請求項3のヒートシール装置。
  9. 上下2枚重ねの樹脂フィルムの帯をその長手方向に送給し、当該樹脂フィルムの送給一時停止時に、電気ヒータで加熱される広狭異なる溶着幅の少なくとも2つの加熱部材を有する走行ヘッドを前記樹脂フィルムの横断方向に移動させることで当該加熱部材の熱で前記樹脂フィルム同士を直線状に溶着し、かつ、前記電気ヒータに対する通電を切り替えることで、幅広溶着ライン、幅狭溶着ライン又は幅広と幅狭を組み合わせた組み合わせ溶着ラインのパターンを形成可能にしたことを特徴とする樹脂フィルムのヒートシール方法。
  10. 前記樹脂フィルムを間に挟んで上下一対で配設した加熱部材を有する走行ヘッドを横断方向に移動させることを特徴とする請求項のヒートシール方法。
  11. 前記走行ヘッドに設けた切断刃によって前記溶着ラインの下流側で前記樹脂フィルムを切断することを特徴とする請求項又は10のヒートシール方法。
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