JP3201208B2 - 自律走行車 - Google Patents

自律走行車

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JP3201208B2
JP3201208B2 JP06366195A JP6366195A JP3201208B2 JP 3201208 B2 JP3201208 B2 JP 3201208B2 JP 06366195 A JP06366195 A JP 06366195A JP 6366195 A JP6366195 A JP 6366195A JP 3201208 B2 JP3201208 B2 JP 3201208B2
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exterior cover
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宣和 川越
直樹 久保
隆 松尾
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ミノルタ株式会社
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自律走行車に関し、特
に壁などの対象物に倣って走行したり、障害物を検知し
たりする自律走行車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平4−260905号公報におい
て、壁との距離を測距センサで計測し壁と一定距離を保
ちながら壁に倣って自律走行する壁際清掃装置が開示さ
れている。この装置においては、清掃ブラシは左右にス
ライド可能で、壁際清掃時には壁に向かって張り出し、
清掃ブラシ近辺に壁検知センサを有し、清掃ブラシと壁
とを一定距離に保つように制御される。
【0003】また、特願平6−258306号におい
て、車体側面に壁などの対象物を検知する接触式障害物
検知センサを有し、車体側面を壁などの対象物に接触さ
せつつ倣って走行する自律走行車が開示されている。
【0004】さらに、図16は従来提案されているバン
パータイプの接触式障害物センサを有する走行車の側面
図であり、図17は図16の走行車の底面図である。
【0005】これらの図を参照して、FA(ファクトリ
ーオートメーション)用の搬送車等の走行車の車体10
1の側面下部の周囲にバンパー形状の接触式障害物セン
サ103a〜103dが取付けられている。これらのセ
ンサによって、走行車の周囲の障害物が接触検知される
と、その検知信号に基づいて車体101の下部に取付け
られた車輪105a〜105dの駆動制御を介して障害
物からの退避等の走行車の移動が制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の自
律走行車に用いられる障害物センサや倣いセンサは、非
接触式のものと接触式のものとがあり、どちらも車体の
一部に取付けられていた。そのため、非接触式のものは
対象物が近すぎると測定不能であったり、視野角の関係
で死角を生じるなどの問題があった。
【0007】また、図16および図17で示したような
接触式のものは周囲の障害物の形状によっては確実な検
出が行なわれない場合があるため、検出範囲をすべて覆
うことが必要である。たとえば、図18の(1)に示す
ような下部が幅木109により一定幅突出している壁1
07に倣う場合や、図18の(2)に示すように壁11
1に設置した棚113を倣う必要がある場合は車体の上
部から下部まですべてに倣いセンサを設ける必要があ
る。また、障害物センサに関しても障害物が下方に存在
するばかりではなく、図18の(3)に示すように、自
律走行車がベッドの下に潜りこんで走行するときのよう
に障害物が上方に存在する場合では、障害物センサも車
体の上部から下部まですべてを覆う必要が生じる。これ
を従来の接触式センサで実現しようとした場合には、図
19に示すように接触式センサ117a,117bおよ
び119a,119bが大きくなり、車体101への取
付が難しくなったり取付に強度的な問題が生じるなどの
不具合があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、簡単な構成で車体の外装のほ
ぼ全範囲を検出領域とすることができる接触式倣いセン
サおよび接触式障害物センサを有する自律走行車を提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自律走行
車は、少なくとも走行方向を制御する走行制御部と、自
律走行車の車体の全体または車体の一部を覆う外装カバ
ーとを備え、外装カバーは、車体の所定の位置に2自由
度以上の自由度で移動可能に取付けられ、外力によって
車体の所定の位置に対して所定の変位量の範囲で移動可
能であり、さらに、外装カバーは、自由度の方向に直交
する4つの面を囲んで連続して形成されており、さら
に、車体の所定の位置に対する外装カバーの相対変位を
検知する変位検知手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、車体の所定の位置に対す
る外装カバーの相対変位が検知される。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例による自律走
行車の外観形状を示す斜視図であり、図2は図1のII
−IIラインの断面図であり、図3は図1のIII−I
IIラインの断面図である。
【0012】これらの図を参照して、自律走行車は大き
くは矩形形状の車体台板2と被せるようにして車体台板
2を覆う箱状の外装カバー1とから構成される。車体台
板2の左方面および右方面側には、左側駆動車輪3aお
よび右側駆動車輪3bが取付けられ、各々駆動モータ4
a,4bの軸に連結され、左右独立に回動する。
【0013】左側駆動モータ4aおよび右側駆動モータ
4bは、車体台板2に固定され、走行制御部10によっ
て左右独立に駆動制御され、左右の駆動車輪3a,3b
が独立に回転駆動されることにより、自律走行車は前
進、後進、回転およびカーブ走行を行なう。
【0014】また、車体台板2の前方面側および後方面
側には、前側自在キャスター車輪5aおよび後側自在キ
ャスター車輪5bが取付けられ、各々駆動車輪3a,3
bとともに車体を支え、駆動車輪3a,3bの回転に応
じて車輪の向きが自在に回転し自律走行車のスムーズな
回転走行およびカーブ走行を実現する。
【0015】外装カバー1と車体台板2とは、外装カバ
ー連結部材6a〜6dによって連結される。外装カバー
連結部材6a〜6dの各々は外装カバー1に設けられた
支柱131a〜131dの各々と、車体台板2に設けら
れた支柱137a〜137dの各々と、支柱131a〜
131dの各々と支柱137a〜137dの各々とに圧
入されて固定されたコイルバネ135a〜135dの各
々とから構成される。外装カバー1に外力が加わらない
ときには、このコイルバネ135a〜135dのバネ力
によって外装カバー1は車体台板2に対して中央位置に
保持される。外装カバー1に障害物等から外力が加わっ
た場合はコイルバネが撓み、外装カバー1は車体台板2
に対してほぼ水平方向の全方向に移動する。
【0016】外装カバー1は、所定量移動すると車体台
板2に当接するように構成され、移動範囲が限定されて
いる。また、外装カバー1を上方向に持上げた場合、外
装カバー1が移動範囲内のどの位置にあっても上方に外
れてしまうことのないように、外装カバー1の下部が車
体台板2に係合するように構成されている。
【0017】また、外装カバー1が下方向にずれること
のないようにするためには、コイルバネ135a〜13
5dは密着コイルバネを用いることが好ましい。
【0018】また、車体台板2の側部と外装カバー1の
内面の各々との間には、外装カバー1の移動を検知する
ための変位検知手段としてのマイクロスイッチ7a〜7
hが取付けられている。具体的にはマイクロスイッチ7
a〜7hの各々は車体台板2に固定され、外装カバー1
が障害物もしくは倣い対象物に接触して外力が加わり、
コイルバネ135a〜135dの各々のバネ力に抗して
車体台板2に対して水平方向に移動すると、マイクロス
イッチ7a〜7hの少なくともいずれかのスイッチがオ
ンになる。すなわち、マイクロスイッチ7aは外装カバ
ー1の前方面左寄りに外力が加わるとオンになり、マイ
クロスイッチ7bは外装カバー1の前方面右寄りに外力
が加わるとオンになり、マイクロスイッチ7cは外装カ
バー1の右方面前寄りに外力が加わるとオンになり、マ
イクロスイッチ7dは外装カバーの右方面後寄りに外力
が加わるとオンになり、マイクロスイッチ7eは外装カ
バー1の後方面右寄りに外力が加わるとオンになり、マ
イクロスイッチ7fは外装カバーの後方面左寄りに外力
が加わるとオンになり、マイクロスイッチ7gは外装カ
バー1の左方面後寄りに外力が加わるとオンになり、マ
イクロスイッチ7hは外装カバーの左方面前寄りに外力
が加わるとオンになる。
【0019】また、外装カバー1の前方面ほぼ中央に外
力が加わるとマイクロスイッチ7a,7bが同時にオン
になり、外装カバー1の右方面ほぼ中央に外力が加わる
とマイクロスイッチ7c,7dが同時にオンになり、外
装カバー1の後方面ほぼ中央に外力が加わるとマイクロ
スイッチ7e,7fが同時にオンになり、外装カバー1
の左方面ほぼ中央に外力が加わるとマイクロスイッチ7
g,7hが同時にオンになる。
【0020】このようにして、外装カバー1のいずれの
面に外力が加わったかがマイクロスイッチ7a〜7hの
オン/オフによって容易に検知できる。
【0021】マイクロスイッチ7a〜7hのオン/オフ
の状態は走行制御部10に入力され、走行制御部10は
その状態に応じて走行を制御する。すなわち、外装カバ
ー1の左右方面側を倣いセンサとして用い、壁などの倣
い対象物の接触を検知しつつ、接触が検知されない場合
は倣い対象物に近づくように走行を制御し、接触が検知
された場合は倣い対象物から離れる方向に走行を制御す
る。また、外装カバー1の前後方面側を障害物センサと
して用い、障害物が接触したことが検知されると走行を
停止させるか、または一旦障害物から離れる方向に移動
させ、その後回避走行を行なわせるなどの走行制御を行
なう。
【0022】もちろん、自律走行車の用途によって倣い
走行の必要がない場合は、外装カバー1の全方向面を障
害物センサとして用いることができる。
【0023】板バネ8a〜8hは車体台板2の側縁に取
付けられ、外装カバー1を外側に付勢する。すなわち、
外装カバー1に外力が加わらないときにはコイルバネと
ともに外装カバー1を中央位置に保持する。左右方面の
板バネ8c,8d,8g,8hのバネ力は前後方面の板
バネ8a,8b,8e,8fのバネ力よりも小さくして
ある。というのは、倣い対象物に倣って走行する場合は
外装カバーが倣い対象物に接触した状態での走行が行な
われる。そのとき、倣い対象物と外装カバーとの摩擦に
より外装カバーを後方へ移動させようとする力が働く。
前後方面のバネ力が小さいと、この摩擦力によって障害
物が接触していないにもかかわらず、外装カバーが後方
に移動し、障害物が接触したものと誤認してしまう。ま
た、左右方面のバネ力が大きいと倣い対象物と外装カバ
ーの間の摩擦力が大きくなり、障害物検知の誤認の割合
が増す。そのため、上記のように左右方面のバネ力と前
後方面のバネ力とを設定することによって、倣い走行時
に障害物の誤検知の防止と、倣い対象物への傷つけ防止
とスムーズな走行制御を実現する。
【0024】コイルバネ135a〜135dによって十
分に外装カバー1を中央に保持できる場合は、左右のバ
ネ力をコイルバネ135a〜135dのバネ力に任せて
左右方面の板バネ8c,8d,8g,8hを省略するこ
とができる。
【0025】また、倣い走行が必要でない場合は、すべ
ての板バネ8a〜8dのバネ力を同じ大きさにすればよ
く、またそのときコイルバネ135a〜135dで十分
に外装カバーを中央に保持できる場合はすべての板バネ
を省略することができる。
【0026】回転体9a〜9dの各々は外装カバー1の
左右方面側に取付けられ、垂直軸まわりに回転自在であ
る。回転体9a〜9dは倣い対象物に接触しながら走行
するときに回転し、外装カバー1と倣い対象物との間の
摩擦力を低減する。したがって、倣い走行が必要でない
場合は、回転体9a〜9dを省略することができる。
【0027】また、板バネ8c,8d,8g,8hの左
右のバネ力が十分に小さく、倣い走行時に摩擦力が問題
にならない場合も回転体9a〜9dも省略できる。さら
に、この回転体によって十分に摩擦力を小さくできる場
合は、板バネ8a〜8hの各々の力をすべて同じ大きさ
にしてもよいし、また板バネ自体をすべて省略すること
もできる。
【0028】図1から図3では、回転体9a〜9dの各
々の形状を上下に長い棒状としたが、これに代えて図5
に示すように短い棒状の回転体9を外装カバー1の左右
方面側に多数設けたり、または図6に示すように球状の
回転体9を多数設けたりしてもよい。このように形状を
工夫することにより、外装カバー1の強度も上げること
ができる。
【0029】図4はこの発明の第1の実施例による自律
走行車の制御構成を示すブロック図である。
【0030】図を参照して、自律走行車の走行は走行制
御部10を中心として制御される。走行制御部10は、
予め移動範囲の地図と移動経路とを記憶する記憶部を有
し、その情報に基づいて走行を制御する。または、走行
制御部10は、地図や移動経路情報は持たず、外部のリ
モートコントロール装置からの指令に基づいて走行を制
御する。
【0031】走行制御部10は、マイクロスイッチ7a
〜7hのオン/オフの状態の出力を受け、その状態に応
じて駆動用モータ4a,4bの回転数を回転数検出エン
コーダ11a,11bからの出力をモニタしながら制御
する。なお左側回転数検出エンコーダ11aは、左側駆
動モータ4aの回転数を計測し、計測結果を走行制御部
10へ出力する。一方、右側回転数検出エンコーダ11
bは、右側駆動用モータの回転数を計測し、計測結果を
走行制御部10へ出力する。
【0032】たとえば左方面の対象物に倣って走行する
場合を想定する。この場合、左方面のマイクロスイッチ
7hまたは7gがオンになると走行制御部10は、左側
駆動用モータ4aの回転数が右側駆動用モータ4bの回
転数よりも大きくなるように制御することによって、走
行車を壁から離れるようにする。そして、マイクロスイ
ッチ7hまたは7gがオフになると、走行制御部10
は、左側駆動用モータ4aの回転数が右側駆動用モータ
4bの回転数よりも小さくなるように制御することによ
って、走行車を壁に近づくようにする。
【0033】次に、右側の対象物に倣って走行する場合
を想定する。この場合、右方面のマイクロスイッチ7c
または7dがオンになると、走行制御部10は、右側駆
動用モータ4bの回転数が左側駆動用モータ4aの回転
数よりも大きくなるように制御することによって走行車
を壁から離れるようにする。そして、マイクロスイッチ
7cまたは7dがオフになると、走行制御部10は、右
側駆動用モータ4bの回転数が左側駆動用モータ4aの
回転数よりも小さくなるように制御することによって走
行車を壁に近づくようにする。
【0034】前進走行をさせる場合は、前方面のマイク
ロスイッチ7a,7bがオンになると、走行制御部10
は、駆動用モータ4a,4bの駆動を停止して走行を一
旦停止させ、その後障害物回避走行を行なわせる。一
方、後進走行させる場合は、後方面のマイクロスイッチ
7e,7fがオンになると、走行制御部10は、駆動用
モータ4a,4bの駆動を停止して、走行を一旦停止さ
せ、その後障害物回避走行を行なわせる。
【0035】図7はこの発明の第2の実施例による自律
走行車の外観形状を示す斜視図であり、図8は図7のV
III−VIIIラインの断面構造図であり、図9は図
7のIX−IXラインの断面構造図である。
【0036】これらの図を参照して、自律走行車は大き
くは移動のための走行部91と走行部91に連結されて
床を乾拭きするための作業部93とから構成される。
【0037】走行部91は図を簡単にするために車輪が
図示されていないが、先の第1の実施例と同様の駆動車
輪と自在キャスター車輪が走行部台板97の下面に取付
けられている。また、走行制御部10、回転数検出エン
コーダ11a,11bについては第1の実施例と同様で
ある。
【0038】なお、走行部91の走行部台板97の作業
部93側には、作業部93との連結部95が取付けられ
ているがこの詳細については後述する。
【0039】作業部93は、大きくは走行部91の連結
部95から突き出される連結部材12に固定される作業
部台板99と被せるように作業部台板99を覆う外装カ
バー1とから構成される。外装カバー1と作業部台板9
9とは、4個の外装カバー連結部材6a〜6dによって
連結される。
【0040】図10は図9の外装カバー連結部材6a〜
6dの1つの構造を詳細に示した図であり、より具体的
には図10の(1)は、図9と同じ方向から見た図であ
り、図10の(2)は図10の(1)のX−Xラインの
断面図である。
【0041】図10を参照して、コイルバネ60の一端
は作業部台板99に立てられた支柱61に圧入され、他
端は連結部材63に圧入される。連結部材63は、作業
部外装カバー1の天井面に軸取付部材64によって固定
された軸62に回動自在に取付けられている。したがっ
て、図11の(1)に示すように、外装カバー1に加わ
る左右方面の力に対してはコイルバネ60は単純に曲が
るだけだが、図11の(2)に示すように前後方面の力
に対してはコイルバネ60はS字形状に曲がることにな
り、結果として同じ量だけ移動するのに前後方面の方が
左右方面よりも大きな力が必要となる。したがって、先
の第1の実施例では、前後方面のバネ力を左右方面のバ
ネ力よりも大きくするために板バネ8a〜8hを用いた
が、この実施例ではそのような板バネを省略することが
できる。
【0042】また、第1の実施例と同様マイクロスイッ
チ7a,7b,7c,7e,7f,7gが外装カバー1
の移動を検知するための変位検知手段として作業部台板
99の縁部に設けられている。なお、第1の実施例に比
べ、外装カバー1の形状が前後方面に短いので左右方面
のマイクロスイッチは左右それぞれ1個ずつとなってい
るだけで、マイクロスイッチの機能は第1の実施例と同
様である。すなわち、マイクロスイッチ7cは外装カバ
ー1の右方面に外力が加わるとオンになり、マイクロス
イッチ7gは外装カバー1の左方面に外力が加わるとオ
ンになる。
【0043】図13はこの発明の第2の実施例による自
律走行車の制御構成を示すブロック図である。
【0044】各々のマイクロスイッチのオン/オフ状態
は走行制御部10に入力され、走行制御部10はその状
態に応じて走行を制御する点は第1の実施例と同様であ
る。すなわち左右方面を倣いセンサとして用い、壁など
の倣い対象物の接触を検知させ、接触が検知されない場
合は倣い対象物に近づくように走行を制御し、接触が検
知された場合は倣い対象物から離れる方向に走行を制御
する。また、前後方面を障害物センサとして用い、障害
物が接触したことが検知されると走行を停止させるか、
または一旦障害物から離れる方向に移動させ、その後回
避走行を行なわせるなどの走行制御を行なう。
【0045】もちろん、倣い走行の必要がない場合は、
全方面のマイクロスイッチを障害物センサとして用いる
ことができる。
【0046】図8および図9に戻って、回転体9a,9
dは、外装カバー1の左右側面に取付けられ、垂直軸回
りに回転する。すなわち、回転体9a〜9dは倣い対象
物に接触しながら走行するときに回転し、外装カバー1
と倣い対象物との間の摩擦力を低減する。
【0047】なお、外装カバー連結部材6a〜6dの左
右方向のバネ力が十分に小さく、倣い走行時に摩擦力が
問題にならない場合は回転体9a〜9dを省略すること
ができる。
【0048】作業部93には床を乾拭きするための4個
の回転板18がそれぞれモータMに直結されて駆動さ
れ、垂直軸回りに回転する。回転体の下面には清掃用の
不織布が交換可能に取付けられている。
【0049】図12は図8の連結部95の具体的な構成
を示した平面図である。図を参照して、車体台板97に
はリニアガイドが固定されている。このリニアガイドは
2本のガイド軸17a,17bと、このガイド軸17
a,17bを固定するための軸固定部材16a,16b
で構成されている。また、軸固定部材16a,16bの
間を掛け渡すようにコイルバネ保持軸14も取付けられ
ている。コイルバネ保持軸14には、コイルバネ13
a,13bが挿通され、その各々内側にはガイド板65
a,65bが取付けられ、コイルバネ13a,13bの
伸縮を規制する。ガイド板65a,65bの間には、走
行部台板97に固定されているストッパー15が設けら
れ、ガイド板65a,65bの左右方向の動きを所定の
範囲に制限する。
【0050】ガイド軸17a,17bには、左右方向に
スライド自在なようにスライド板66が取付けられ、こ
れにその一端が作業部台板99に固定された連結部材1
2が固定される。また、連結部材12の他端は、ガイド
板65a,65bの間に位置し、連結部材12の左右方
向の動きは、ガイド板65a,65bを介してコイルバ
ネ13a,13bによって規制される。
【0051】以上のように構成された連結部95の動作
について説明する。作業部台板99に連結部95の外装
カバー1を介して横方向の外力が加わると、作業部連結
部材12がガイド軸17a,17bに沿って左右に平行
移動する。移動量は作業部付勢用のコイルバネ13a,
13bのバネ力によって決まる。なお、外装カバー1が
作業部台板99に対し左右方向に移動するのに必要な力
よりも、大きな力でコイルバネ13a,13bは連結部
材12を付勢している。したがって、外装カバー1が対
象物に接触して左右方向に移動して作業部台板99に当
接した後、さらに同じ方向により大きな力が加わると、
作業部台板99が移動部台板97に対して連結部材12
とともに左右に移動する。
【0052】走行制御部10は、倣い対象物との接触が
検知されてすぐに対象物から離れる方向へと走行部台板
97の走行方向を修正するが、すぐには逆方向へ方向転
換できず走行部台板97はさらにある程度倣い対象物に
近づいていく。このとき、作業部93がコイルバネ13
a,13bの働きで対象物から遠ざかる方向へ移動する
ことにより、外装カバー1が対象物に強く接触して走行
不能になったり破損したりするのが防止される。
【0053】より具体的には、作業部93に右方向の外
力が加わった場合、作業部台板99は右方向に平行移動
し、右側のコイルバネ13bが圧縮される。なお、左側
のコイルバネ13aはストッパー15によって規制され
ているので伸びることはない。また、作業部に左方向の
外力が加わった場合、作業部台板99は左方向に平行移
動し、左側のコイルバネ13aが圧縮される。右側のコ
イルバネ13bはストッパー15によって規制され伸び
ることはない。なお、左右のコイルバネ13a,13b
のバネ力がアンバランスであっても、ストッパー15の
働きで横方向の外力がない場合に作業部93を中央位置
に保持することができる。
【0054】図14は、この発明の第3の実施例による
外部カバー連結部材の構成を示す斜視図である。
【0055】図を参照して、1対の軸保持板22a,2
2bに掛け渡すように貫通する回転軸23が取付けら
れ、その中央には外装カバー取付部材21が固定され
る。外装カバー取付部材21の胴部と軸保持板22a,
22bの各々との間の回転軸23には、移動用コイルバ
ネ19a,19bの各々が挿通するように取付けられ
る。外装カバー取付部材21の胴部の下部には、軸保持
板22a,22bの各々に設けられた開口68a,68
bを通して軸保持板22a,22bの外方に突き出すバ
ネ当り軸24が取付けられる。軸保持板22a,22b
の各々の外方に突き出た回転軸23とバネ当り軸24と
の間に、固定軸25a,25bの各々が軸保持板22
a,22bに固定される。また、回転軸23の軸保持板
22a,22bの外側には、回動用コイルバネ20a,
20bが取付けられ、その各々の両端は、固定軸25a
およびバネ当り軸24aと固定軸25bおよびバネ当り
軸24bとを挟むように下方に延びている。
【0056】外装カバー連結部材67は以上のように構
成されることによって、外装カバー取付部材21および
バネ当り軸24は回動軸23回りに前後方面の外力によ
って回動し、また左右方面の外力によって外装カバー取
付部材21は回動軸23上を左右にスライドする。
【0057】外装カバー取付部材21の左右のスライド
量は左右移動用コイルバネ19a,19bの各々のバネ
力によって決まり、前後の回動量は、回動用コイルバネ
20a,20bの各々のバネ力によって決まる。
【0058】図15は、図14の外装カバー連結部材に
外装部材を取付けた状態を示した図であり、より具体的
にはその図15の(1)は静止状態を示し、図15の
(2)は外装カバーに外力が加わった状態を示した図で
ある。
【0059】これらの図を参照して、外装カバー1は、
車体台板2の上に固定された外装カバー連結部材67の
外装カバー取付部材21の上面に取付けられる。
【0060】図15の(1)に示すように、外装カバー
1に前後方面の外力が加わっていないときは、回動用コ
イルバネ20bは、その両端が閉じる方向で固定軸25
bに当接するまで縮まりバネ当り軸24を中央位置に保
持する。これによって、外装カバー1は中央位置に保た
れる。外装カバー1に前後方面の外力が加わると、図1
5の(2)に示すように外装カバー取付部材21、バネ
当り軸24が回動軸23回りに回動し、回動用コイルバ
ネ20bの一端は固定軸25bに当り、もう一方はバネ
当り軸24によって押し広げられる。したがって、外装
カバー1は回動用コイルバネ20bのバネ力に応じた量
だけ前後方面に回動する。
【0061】なお、左右移動用コイルバネ19a,19
bのバネ力は小さく、前後回動用コイルバネ20a,2
0bのバネ力は大きくしてある。
【0062】左右方向の外力がない場合の外装カバー取
付部材21の左右の位置決めのためには、左右移動用コ
イルバネ19a,19bの長さを精度よく加工してもよ
いし、また第2の実施例の作業部の左右位置決めのため
のストッパー15と同じように車体台板上にストッパー
を設け、左右移動用コイルバネ19a,19bの伸張を
規制するようにしてもよい。この場合、第1の実施例で
示したような板バネ8a〜8hを設ける必要がない。ま
た逆に、第1の実施例の板バネと同じように移動用コイ
ルバネ19a,19bの加工やストッパーの設置に代え
て車体台板上に設けた板バネによって位置決めを行なっ
てもよい。
【0063】なお、外装カバーと車体台板の連結は第1
の実施例から第3の実施例で示された方法には限らな
い。たとえば、リンク機構のみにより外装カバーと車体
台板との連結を行ない、移動や回動に要する力を決定す
るのは第1の実施例の板バネだけで行なってもよい。
【0064】以上の実施例から以下の項目のような発明
の保護が考えられる。 1.自律走行車であって、少なくとも走行方向を制御す
る走行制御部と、自律走行車の車体の全体または前記車
体の一部を覆う外装カバーとを備え、前記外装カバーは
前記車体の所定の位置に、2自由度以上の自由度で移動
可能に取付けられ、外力によって前記車体の所定の位置
に対して所定の変位量の範囲で移動可能であり、さらに
前記車体の所定の位置に対する前記外装カバーの相対変
位を検知する変位検知手段を備えた、自律走行車。 2.前記外装カバーは、前記車体の所定の位置に対して
進行方向に向かって少なくとも左右方向と前後方向に移
動可能であり、前記外装カバーが倣い対象物に接触し、
前記変位検知手段により前記外装カバーの左右方向への
移動が検知されると前記走行制御部は自律走行車が倣い
対象物から離れるように走行を制御し、前記外装カバー
が倣い対象物から離れ、前記変位検知手段が前記外装カ
バーの移動を検知しない場合は、前記走行制御部は自律
走行車が前記倣い対象物に近づくように走行を制御す
る、項目1に記載の自律走行車。
【0065】(作用・効果)外装カバーの左右方向の移
動は壁などの対象物に倣って走行するときに倣い対象物
を検出するために用いられ、外装カバーの前後方向の移
動は進行方向の障害物との接触を検知するために用いら
れる。 3.前記外装カバーは、前記車体の所定の位置に外力が
加わらないときにはバネ力によって中央位置に保持さ
れ、外部からの力によって前記車体の所定位置に対して
前記バネ力に抗して移動し、前記バネ力は左右方向より
も前後方向の方が大きい、項目2に記載の自律走行車。
【0066】(作用・効果)倣い対象物に倣って走行す
る場合は外装カバーが倣い対象物に接触した状態での走
行が行なわれる。そのとき、倣い対象物と外装カバーと
の摩擦により外装カバーを後方へ移動させようとする力
が働く。前後方面のバネ力が小さいと、この摩擦力によ
って障害物が接触していないにもかかわらず、外装カバ
ーが後方に移動し、障害物が接触したものと誤認してし
まう。また、左右のバネ力が大きいと倣い対象物と外装
カバーの間の摩擦力が大きくなり、障害物検知の誤認の
割合が増す。左右のバネ力を小さくして摩擦力を小さく
し、かつ前後のバネ力を大きくすることにより摩擦によ
る外装カバーの後方への移動量を小さくすることによっ
て障害物検知の誤認を防ぐ。
【0067】さらに、左右のバネ力が大きいと、走行方
向を倣い対象物側にある角度を傾けて外装カバーを対象
物に押付けるようにして初めて倣い対象物との接触を検
知することになり、その状態で対象物に倣って走行する
ので、車輪の向きと走行方向は一致せず、車輪は斜めに
スリップしながら走行することになる。このような動作
では、駆動輪の回転数を検出して走行距離を求めるデッ
トレコニング方式による位置検出を行なう場合、スリッ
プにより自律走行車の位置に誤差が生じるのでよくな
い。したがって、左右のバネ力は小さくし、倣い対象物
との接触をできるだけ敏感に検知できるようにする必要
がある。また、左右のバネ力を小さくして倣い対象物と
外装カバーとの摩擦を小さくすれば倣い対象物や外装カ
バーに傷がつきにくいという効果もある。 4.前記外装カバーの倣い対象物に接触する位置に回転
体を設けた、項目1から3のいずれかに記載の自律走行
車。
【0068】(作用・効果)倣い対象物との摩擦を小さ
くし、項目3と同様の効果が得られる。 5.前記車体は移動のための走行部と、前記走行部より
左右に張出している清掃などの作業を行なう作業部とを
含み、前記外装カバーは少なくとも前記作業部を覆う形
で前記作業部の所定位置に可動的に取付けられている、
項目1から4のいずれかに記載の自律走行車。
【0069】(作用・効果)作業部が走行部よりも左右
に張出しており、実際に壁に接触するのは清掃作業部で
ある。したがって、清掃作業部の外装カバーが接触セン
サとして機能する。 6.前記作業部は外力によって前記走行部に対して左右
に移動可能であり、前記作業部は外力が加わっていない
場合はバネ力によって前記走行部に対して所定の位置に
保持され、前記バネ力は前記外装カバーを左右方向に保
持するバネ力よりも大きい、項目5に記載の自律走行
車。
【0070】(作用・効果)倣い対象物との接触が検知
されてから、制御部は走行方向を修正するが、すぐには
逆方向へ方向転換できずさらにある程度倣い対象物に近
づいていく場合がある。このとき作業部が対象物から遠
ざかる方向へ移動することにより、外装カバーが対象物
に強く接触して走行不能になったり破損したりするのが
防止される。
【0071】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、車体の
所定の位置に対する外装カバーの相対変位が検知される
ので、簡単な構成で、車体の外装のほぼ全範囲を検出領
域とするセンサを自律走行車に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による自律走行車の外
観形状を示した図である。
【図2】図1のII−IIラインの断面構造図である。
【図3】図1のIII−IIIラインの断面構造図であ
る。
【図4】この発明の第1の実施例による自律走行車の制
御構成を示したブロック図である。
【図5】この発明の第1の実施例による回転体の変形例
を示した外観斜視図である。
【図6】この発明の第1の実施例による回転体の他の変
形例を示した外観斜視図である。
【図7】この発明の第2の実施例による自律走行車の外
観形状を示す斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIIIラインの断面構造図
である。
【図9】図7のIX−IXラインの断面構造図である。
【図10】図8および図9で示されている外装カバー連
結部材の詳細な構造を示した図である。
【図11】図8および図9で示した外装カバー1に外力
が加わったときの、図10で示した外装カバー連結部材
の変形状態を示した図である。
【図12】図8の連結部95の具体的構成を示した平面
図である。
【図13】この発明の第2の実施例による自律走行車の
制御構成を示したブロック図である。
【図14】この発明の第3の実施例による外部カバー連
結部材の構成を示す斜視図である。
【図15】図14の外装カバー連結部材に外装カバーを
取付けた状態を示した図である。
【図16】従来の接触式障害物センサを備えた自律走行
車の側面図である。
【図17】図16で示した自律走行車の底面側から見た
図である。
【図18】従来の自律走行車における問題点を説明する
ための障害物の例を示した図である。
【図19】従来の自律走行車の問題点を解決するために
考えられるセンサの取付状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 外装カバー 2 車体台板 3a,3b 駆動車輪 5a,5b 自在キャスター車輪 6a〜6d 外装カバー連結部材 7a〜7h マイクロスイッチ 8a〜8h 板バネ 10 走行制御部 なお、図において同一符号は同一部分または相当部分を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−206759(JP,A) 実開 昭56−164602(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自律走行車であって、 少なくとも走行方向を制御する走行制御部と、 自律走行車の車体の全体または前記車体の一部を覆う外
    装カバーとを備え、 前記外装カバーは、前記車体の所定の位置に2自由度以
    上の自由度で移動可能に取付けられ、外力によって前記
    車体の所定の位置に対して所定の変位量の範囲で移動可
    能であり、さらに、前記外装カバーは、前記自由度の方
    向に直交する4つの面を囲んで連続して形成されてお
    り、 さらに、前記車体の所定の位置に対する前記外装カバー
    の相対変位を検知する変位検知手段とを備えた、自律走
    行車。
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