JP3200954B2 - 複合電子部品 - Google Patents

複合電子部品

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JP3200954B2 JP11255092A JP11255092A JP3200954B2 JP 3200954 B2 JP3200954 B2 JP 3200954B2 JP 11255092 A JP11255092 A JP 11255092A JP 11255092 A JP11255092 A JP 11255092A JP 3200954 B2 JP3200954 B2 JP 3200954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波回路に適したノ
イズフィルタとして用いられる複合電子部品に関し、特
に、インダクタ部が構成された磁性体層とコンデンサ部
が構成された誘電体層とを積層・一体化してなる積層体
を用いた複合電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭62−2889号には、誘電体と
磁性体とを一体焼成し、それによってコンデンサとイン
ダクタもしくはコイルとを一体化した構造のT型LCフ
ィルタが開示されている。コンデンサとインダクタもし
くはコイルとを一体化した構造を有するため、T型LC
フィルタの小型化及びコストの低減を果たすことが可能
とされている。しかしながら、同一磁性体内に複数のイ
ンダクタもしくはコイルを構成しているため、ノイズの
一部が磁性体を介して漏れ出し、従って隣合うインダク
タ間においてクロストークが発生するという問題があっ
た。
【0003】他方、実公平1−15160号には、複数
のインダクタ部が構成されている単一の磁性体層と、複
数のコンデンサ部が構成されている単一の誘電体層とを
積層してなるLCフィルタが開示されている。ここで
は、単一の磁性体層内に設けられた複数のインダクタ部
間において、該磁性体層の厚み方向に溝を形成し、空隙
の磁気抵抗を利用して隣合うインダクタ部間における誘
導結合を抑制している。他方、実公平1−32331号
では、誘電体層及び複数の磁性体層を、非磁性体または
低透磁率の材料よりなる中間層を介して一体積層してな
るLCフィルタが開示されている。すなわち、複数の磁
性体層のそれぞれに形成されたインダクタ部間の誘導結
合が、磁性体層間に非磁性体または低透磁率の材料より
なる中間層を介在させることにより抑制されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
1−15160号のLCフィルタでは、空隙の磁気抵抗
により隣合うインダクタ部間の誘導結合が抑制されてい
るものの、空隙により強度が劣化する恐れがあり、かつ
空隙部分を樹脂等により埋めたとしても磁気抵抗があま
り大きくないため、磁束の漏洩による特性の劣化が生じ
得るといった問題があった。また、実公平1−3233
1号では、非磁性体または低透磁率の中間層が複数の磁
性体層の間に介在されており、該中間層の磁気抵抗が大
きいためインダクタ部間の磁束の漏洩が効果的に防止さ
れ得るものの、インダクタ部の数を増加させた場合、積
層数がそれに伴って増大する。その結果、積層体の厚み
が大きくなるため、小型のチップ型LCフィルタを構成
することが不可能であった。
【0005】本発明の目的は、上述した先行技術の問題
点を解消し、コンデンサとインダクタとが積層・一体化
された複合電子部品であって、隣接するインダクタ部間
における磁束の漏洩を確実に防止することができるだけ
でなく、インダクタ部の数を増大させても積層数の増大
を招かず、従ってより小型のチップ部品として供給し得
る複合電子部品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複合電子部品
は、磁性体層と、前記磁性体層に積層された誘電体層と
を有する積層体を用いて構成されている。積層体の外表
面には、複数の第1の外部電極及び第2の外部電極が形
成されている。上記誘電体層内には、厚み方向に延びる
少なくとも2本の導体線路により少なくとも2個のイン
ダクタ部が構成されており、前記少なくとも2本の導体
線路の一端は、前記少なくとも2個の第1の外部電極に
それぞれ電気的に接続されている。
【0007】他方、誘電体層内には、厚み方向に所定距
離を隔てて重なり合うように配置された複数の内部電極
により少なくとも1個のコンデンサ部が構成されてい
る。少なくとも1個のコンデンサ部の一方接続端は、前
記積層体の少なくとも側面を覆うように形成された第2
の外部電極に接続されており、他方接続端は、少なくと
も2本の前記導体線路の他端にスルーホールにより接続
されている。また、磁性体層には、隣接するインダクタ
部を分離するための切り込みが厚み方向に形成されてお
り、該切り込み内に非磁性体が充填されている。この非
磁性体の積層体の側面に露出している部分が、前記第2
の外部電極により被覆されている。
【0008】
【作用】内部にインダクタ部が構成された磁性体層と、
内部にコンデンサ部が構成された誘電体層とを積層して
なる積層体を用いて構成されているため、小型のLC複
合電子部品が得られる。また、インダクタ部とコンデン
サ部との接続は、上記スルーホールにより行われている
ため、積層体内においてコンデンサ部とインダクタ部と
の電気的な接続が行われる。従って、製造工程の簡略化
及び外部電極の形成数の低減を果たすことができる。し
かも、磁性体層には隣接するインダクタ部間を分離する
ための切り込みが形成されており、該切り込み内に非磁
性体が充填されているので、該非磁性体により磁束の通
過が阻まれる。従って、インダクタ部間の誘導結合を確
実に防止することができる。
【0009】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ、実施例を説
明することにより本発明を明らかにする。図2は、本発
明の一実施例にかかる複合電子部品を示す斜視図であ
る。複合電子部品11は、誘電体層12と、磁性体層1
3とを積層してなる積層体14を用いて構成されてい
る。誘電体層12内には、後述のコンデンサ部が、磁性
体層13には後述の2個のインダクタ部が構成されてい
る。磁性体層13には、中央に厚み方向に延びるように
切り込みが形成されており、該切り込み内に非磁性体1
5が充填されている。後述するように、非磁性体15
は、該非磁性体15を挟んで両側に形成されたインダク
タ部間の誘導結合を防止するために設けられている。
【0010】また、積層体14の外表面には、第1の外
部電極16,17及び第2の外部電極18,19が形成
されている。積層体14は、図3に示す生のグリーンシ
ート21〜29を積層し、一体焼成することにより構成
されている。セラミックグリーンシート21〜29のう
ち、セラミックグリーンシート21〜25は、磁性体セ
ラミック粉末を有機バインダと共に混合し、成形するこ
とにより得られており、他方、セラミックグリーンシー
ト26〜29は、誘電体セラミックスからなるセラミッ
ク粉末と有機バインダとを混合してなるセラミックスラ
リーを成形して得られる。
【0011】セラミックグリーンシート22〜24の上
面には、それぞれ、略円弧状の帯状導電部32a,32
b,33a,33b,34a,34bが形成されてい
る。帯状導電部32a,32bの一端は、セラミックグ
リーンシート22の端縁22a,22bに沿って形成さ
れた引き出し導電部35a,35bに接続されている。
また、帯状導電部32a,32bの内側端部は、スルー
ホール36a,36bに至るように形成されている。他
方、帯状導電部33a,33bの一端は、スルーホール
37a,37bに至るように形成されている。また、帯
状導電部34a,34bの一端も、スルーホール38
a,38bに至るように形成されている。他方、セラミ
ックグリーンシート25上には、スルーホール40a,
40bが形成されている。
【0012】前述した磁性体層13は、上記セラミック
グリーンシート21〜26が積層され、焼成された部分
で構成されているが、内部に上記のような導電パターン
が形成されているため、焼成後には、図1に示すよう
に、第1,第2のインダクタ部41,42が構成され
る。すなわち、第1のインダクタ部41には、上記帯状
導電部32a,33a,34aよりなる導体線路が、第
2のインダクタ部42には、帯状導電部32b,33
b,34bよりなる第2の導体線路が構成されている。
そして、各導体線路の上端は、上述した引き出し導電部
35a,35bに連なっており、該引き出し導電部35
a,35bが、図2に示した第1の外部電極16,17
に接続されている。
【0013】図3に戻り、誘電体材料よりなるセラミッ
クグリーンシート26上には、スルーホール電極51,
52が形成されている。また、セラミックグリーンシー
ト27,28上には、それぞれ、容量を取り出すための
内部電極53,54が形成されている。セラミックグリ
ーンシート26〜29を積層し、焼成することにより構
成されている図2の誘電体層12内には、図1に示すよ
うに、上記内部電極53,54によりコンデンサ部55
が構成されている。そして、コンデンサ部55の一方接
続端すなわち下方の内部電極54は図2に示した第2の
外部電極18,19に電気的に接続されている。また、
コンデンサ部55の他方接続端すなわち上方の内部電極
53は、スルーホール51,52により、第1,第2の
インダクタ部41,42の導電線路の他端にスルーホー
ル40a,40bを介して接続されている。
【0014】図3に示したセラミックグリーンシート2
1〜29を積層し、厚み方向に圧着し、焼成することに
より、一体焼成型の積層体14を得ることができる。そ
して、得られた積層体14において、第1,第2のイン
ダクタ部を分離するためにダイシングソー等を用いて磁
性体層13に厚み方向に切り込みを形成する。切り込み
が形成された積層体を図4に斜視図で示す。図4におい
て、15aが切り込みを示し、該切り込み15aは磁性
体層13の中央領域において厚み方向に形成されてい
る。本実施例の複合電子部品11は、図4に示した一体
焼成型の積層体14の切り込み15a内に適宜の非磁性
体を充填し、さらに図2に示した第1,第2の外部電極
16〜19を形成することにより得られる。
【0015】従って、本実施例の複合電子部品11で
は、図5に断面図で示すように内部の導電部が相互に接
続されており、かつ図6に示すT型LCフィルタ回路が
構成されている。本実施例の複合電子部品11では、図
1及び図5から明らかなように、第1,第2のインダク
タ部41,42が、切り込みに充填された非磁性体15
により分離されている。よって、該非磁性体15により
第1,第2のインダクタ部41,42間における誘導結
合が確実に防止される。しかも、第1,第2のインダク
タ部41,42とコンデンサ部55とが上述したように
スルーホール40a,40b,51,52で接続されて
いるため、積層体14の外表面に形成される電極数を低
減することができ、従って外部電極形成工程を簡略化す
ることができる。また、図2から明らかなように、得ら
れた複合電子部品11を外部と電気的に接続する作業も
容易に行い得る。
【0016】上記実施例の複合電子部品を構成するのに
用い得る材料等につき説明する。セラミックグリーンシ
ート21〜25を構成するための磁性体セラミックスと
しては、特に限定されないが、一例を挙げると、0.1
9NiO+0.30ZnO+0.48Fe2 3 +0.
05CuOが挙げられる。また、セラミックグリーンシ
ート26〜29を構成するのに用いられる誘電体セラミ
ックスとしては、例えば0.5Pb(Mg1/3
2/3 )O3 +0.5Pb(Mg1/2 1/2 )O 3 から
なるものが挙げられる。各セラミックグリーンシート
は、上記のようなセラミック粉末に、通常、有機バイン
ダを10重量%程度加え混合し、それによってセラミッ
ク・スラリーを得、該セラミック・スラリーをドクター
ブレード法等により成形することによりが得られる。使
用するセラミックグリーンシートの厚みは、通常、数1
0μm程度とされる。
【0017】また、セラミックグリーンシートの上面に
形成される帯状導電部等の内部導電部は、Ag等の導電
性粉末を主成分とするペーストをパターン印刷すること
により形成される。図3に示したセラミックグリーンシ
ート21〜29を用いて積層体14を得る工程は、通
常、セラミックグリーンシートを積層し、1t/cm2
の圧力で圧着し、所定の大きさに切断した後、1000
℃程度の温度で焼成することにより行われる。
【0018】また、第1,第2の外部電極16〜19の
形成は、導電ペーストの塗布・焼き付け、めっきまたは
スパッタリング等により行い得る。一例を挙げると、上
記のようにして得られた積層体14の外表面にAg含有
ペーストを印刷し、800℃×20分間の条件で焼き付
けることにより形成される。また、切り込み15aの形
成は、上記のようにして得た積層体14において、磁性
体層13側からダイシングソーにより切断することによ
り行われ、通常、0.3mm程度の幅に形成される。上
記切り込み15aに充填される非磁性体15を構成する
材料としては、非磁性の金属、例えばPbO−B2
3 系もしくはPbO−B2 3 −SiO2系等の非磁
性のガラス、または非磁性のセラミックス等が挙げら
れ、これらの混合材料を用いてもよい。
【0019】上記非磁性体15を切り込み15aに充填
する工程は、適宜の方法により行い得る。例えば、Ag
ペーストのような金属ペーストまたはZnO及びB2
3 を主成分とするガラスペーストを切り込み15aに充
填し、800℃及び20分間の焼付けにより非磁性体1
5を形成することができる。この場合、上記金属ペース
トまたはガラスペーストの充填と同一工程で、外部電極
16〜19を構成する導電ペーストを塗布し、焼き付け
れば、非磁性体15と外部電極16〜19とを同一工程
で形成し得る。
【0020】また、非磁性体15を非磁性のセラミック
スにより構成する場合には、焼結体を得た後に切り込み
15aを形成せずに、焼成前の生のセラミック積層体に
おいて切り込みを形成し、非磁性体15を構成するため
の非磁性体セラミックスラリーを該切り込みに充填し、
セラミックグリーンシート21〜29の焼成と同時に非
磁性体15の焼成を行えばよい。例えば、セラミックグ
リーンシート21〜29を積層して得られた積層体の表
面から磁性体層を厚み方向にダイシング・ソーで溝幅
0.3mmにカットすることにより切り込みを形成し、
しかる後該切り込み15a内に、非磁性体セラミック粉
末に対して有機バインダーを10重量%の割合で加えて
混合することにより得られたスラリーを充填し、乾燥
し、しかる後生積層体を100kg/cm2 の圧力でC
IPし、1000℃程度の温度で一体焼成することによ
り、上記非磁性体15が形成された焼結積層体を得るこ
とができる。
【0021】他の実施例 図7は、本発明の他の実施例にかかる複合電子部品を示
す斜視図である。図1〜図6に示した実施例では、磁性
体層13内に2個のインダクタ部が構成されており、該
2個のインダクタ部間が非磁性体15により分離されて
いた。これに対して、図7に示す複合電子部品61で
は、磁性体層63に8個のインダクタ部が構成されてお
り、各インダクタ部間が非磁性体65a〜65dで分離
されている。すなわち、複合電子部品61は、単一の誘
電体層62上に、単一の磁性体層63を積層した構造を
有し、該磁性体層63内には、8個のインダクタ部が整
列形成されている。そして、各インダクタ部間を分離す
るために、切り込みが形成されており、該切り込み内に
上述した実施例と同様に非磁性体材料を充填することに
より、非磁性体65a〜65dにより各インダクタ部間
が分離されている。
【0022】言い換えれば、図7に示す実施例の複合電
子部品61は、図1〜図6を参照して説明した実施例の
複合電子部品を水平方向において縦方向及び横方向に連
ねた構造を有する。このように、8個のインダクタ部を
構成してなる複合電子部品61においても、積層体64
の厚みは図2に示した複合電子部品の積層体14と同等
である。すなわち、本発明の複合電子部品では、インダ
クタ部の数を増大させても、部品全体の厚みが増加しな
いため、従来例に比べてより一層小型のチップ型複合電
子部品を提供することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明では、複数のイン
ダクタ部が内部に構成された磁性体層と、内部にコンデ
ンサが構成された誘電体層とが積層された積層体を用い
て複合電子部品が構成されているため、LCフィルタの
小型化を図り得る。また、磁性体層に、隣合うインダク
タ部間を分離するための切り込みが形成されており、該
切り込み内に非磁性体が充填されているので、隣合うイ
ンダクタ部間の誘導結合を確実に防止することができ
る。しかも、単一の磁性体層内により多くのインダクタ
部を構成した場合であっても該インダクタ部間の磁束の
漏洩が確実に防止されるため、より多くのインダクタ部
が内蔵されたLCフィルタを構成した場合であっても、
実公平1−32331号に開示されている積層複合部品
に比べてより小型のチップ型複合電子部品を提供するこ
とが可能となる。
【0024】さらに、コンデンサ部とインダクタ部とが
積層体内においてスルーホールにより電気的に接続され
ているため、積層体の外表面においてインダクタ部とコ
ンデンサ部との接続のための電極を形成する必要がな
い。従って、外部電極の形成工程を簡略化することがで
き、かつ外部電極形成数の低減を図り得る。また、外表
面に形成される外部電極の数が低減されるため、使用に
際しての電気的接続作業も容易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の複合電子部品の内部構造を
示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例の複合電子部品の斜視図。
【図3】(a)〜(i)は、実施例で用いられるセラミ
ックグリーンシート及びその上に形成される電極形状を
説明するための各平面図。
【図4】実施例で用いられる一体焼成型の積層体を示す
斜視図。
【図5】実施例の複合電子部品の断面図。
【図6】実施例の複合電子部品の回路を示す図。
【図7】他の実施例の複合電子部品の一例を示す斜視
図。
【符号の説明】 11…複合電子部品 12…誘電体層 13…磁性体層 14…積層体 15…非磁性体 41,42…第1,第2のインダクタ部 55…コンデンサ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−38813(JP,A) 特開 平3−159206(JP,A) 特開 平5−308020(JP,A) 実開 平3−39824(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00 - 17/08 H01G 4/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体層と、前記磁性体層に積層された
    誘電体層とを有する積層体と、前記積層体の外表面に形
    成された少なくとも2個の第1の外部電極及び少なくと
    も1個の第2の外部電極とを備え、 前記磁性体層内に、厚み方向に延びる少なくとも2本の
    導体線路により少なくとも2個のインダクタ部が構成さ
    れており、 前記少なくとも2本の導体線路の一端が前記少なくとも
    2個の第1の外部電極にそれぞれ接続されており、 前記誘電体層内に、厚み方向に所定距離を隔てて重なり
    合うように配置された複数の内部電極により構成された
    少なくとも1個のコンデンサ部が構成されており、 前記少なくとも1個のコンデンサ部の一方接続端が前記
    積層体の少なくとも側面を覆うように形成された第2の
    外部電極に電気的に接続されており、他方接続端が少な
    くとも2本の導体線路の他端にスルーホールにより接続
    されており、 前記磁性体層には、隣接するインダクタ部間を分離する
    ための切り込みが厚み方向に形成されており、かつ該切
    り込み内に非磁性体が充填されており、かつ該非磁性体
    の積層体の側面に露出している部分が前記第2の外部電
    極で覆われていることを特徴とする、複合電子部品。
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