JP3879393B2 - Lc複合部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器のノイズ除去に用いるLC複合部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インダクタとコンデンサを複合してモノシリック構造としたLC複合部品は各種提案され、実用に供されている。
その従来技術として、例えば特開平8−97664号公報に示されているようなLC複合部品がある。このLC複合部品は、磁性体フェライト粉と誘電体セラミック粉とを所定の割合で混合した複合材料からなり、かつ導体パターンが印刷された多数枚の誘電体磁性体混合層を積層して一体焼成することにより形成されている。
【0003】
このLC複合部品は、焼結体内に配置されてあって、かつ焼結体の厚み方向に進むように巻回して構成され、相互に導通された第1及び第2のコイル導体と、これら第1及び第2のコイル導体の一端側同士の間に接続配置された第1のコンデンサと、これら第1及び第2のコイル導体の他端側同士の間に接続配置された第2のコンデンサとを備えている。
そして、第1及び第2のコイル導体は、積層方向に重畳するように、かつ該焼結体の一層を介して電気的に絶縁して同一方向に巻回されてコモンモードタイプのチョークコイルを構成している。
【0004】
チョークコイルを構成する第1コイル導体の両端には端子電極がそれぞれ接続され、また第2コイル導体の両端にも端子電極がそれぞれ接続されている。
【0005】
このようなLC複合部品は、インダクタを形成する二つのコイル形状パターンに分布する静電容量をフィルタ素子として利用することができ、また、二つのコイル形状導体の両端同士の間にそれぞれコンデンサが設けられているため、幅広い周波数のノイズ除去に利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記に示す従来のLC複合部品は、各端子電極に対し同相でノイズが入ってきた場合には、コンデンサが機能することによりノイズを除去することができる。しかしながら、このLC複合部品を装着している装置のグランド側にノイズが入った場合、そのノイズが信号線に悪影響を与えるおそれがあり、グランド側に侵入したノイズを除去することができないばかりでなく、グランドと端子電極間に発生するノイズを除去することもできない問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、グランド側のノイズやグランドと端子電極間のノイズを確実に除去することができるLC複合部品を提供するのを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては以下の手段を採用した。
本発明では、磁性体フェライト粉と誘電体フェライト粉とを混合した複合材料からなる複数枚の誘電体磁性体混合層に導体パターンを形成して積層してなり、異なる複数枚の誘電体磁性体混合層に形成した帯状導体を層間で導通状態とすることにより積層方向に進むコイル状に構成した第1及び第2のコイル導体が積層体内に重畳するように形成され、かつ、各コイル導体の一端に接続された一対の第1の平面状導体及び他端に接続された一対の第2の平面状導体によりそれぞれ第1及び第2のコンデンサが誘電体磁性体混合層を挟んで形成されたLC複合部品であって、前記第1及び第2のコイル導体と積層方向に重ならないように形成された一対の平面状導体を有する2枚の誘電体磁性体混合層が、前記第1及び第2のコンデンサを形成する複数枚の誘電体磁性体混合層を挟むように上層と下層とに積層され、前記2枚の誘電体磁性体混合層に形成された前記一対の平面状導体の一方と前記第1のコンデンサを形成する平面状導体とにより、第1のコンデンサと並列的に接続されるとともに、互いに直列接続された第3及び第4のコンデンサが形成され、前記2枚の誘電体磁性体混合層に形成された前記一対の平面状導体の他方と前記第2のコンデンサを形成する平面状導体とによって、第2のコンデンサと並列的に接続されるとともに、互いに直列接続された第5及び第6のコンデンサが形成され、前記第3及び第4のコンデンサ間及び前記第5及び第6のコンデンサ間にそれぞれ接続されたアース電極を有することを特徴とする。
【0009】
このように、第3及び第4のコンデンサ間にアース電極が接続されると共に、第5及び第6のコンデンサ間にアース電極が接続されているので、アース電極側にノイズが発生した場合、またアース電極及び端子電極間にノイズが発生した場合、そのノイズを第3〜第6のコンデンサによって吸収することにより、ノイズを確実に除去することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明によるLC複合部品の一実施形態を示す説明用分解斜視図、図2は同じくLC複合部品の外観斜視図、図3はLC複合部品の等価回路図である。
このLC複合部品は、すべての絶縁体層は同一の素材から作られるもので、一定の透磁率と誘電率とを合わせたもった複合材料を用いるものである。用いられる複合材料の製造方法としては、次の第一〜第五の工程によるものが好適である。
【0011】
〔第一の工程〕
まず、誘電体材料として、PbO,La23,ZrO2,TiO2を湿式混合し、1150℃で二時間焼成後、湿式ミル粉砕し、平均粒径約0.1μmの粉体を用意する。この組成は、Pb0.88La0.12Zr0.7Ti0.33.06である。
【0012】
〔第二の工程〕
磁性材料として、NiO,ZnO,CuO,Fe23を湿式混合し、1000℃で二時間焼成後、湿式ミル粉砕し、平均粒径約0.1μmの粉体を用意する。この組成は、Ni0.24Zn0.22Cu0.06Fe0.961.96である。
【0013】
〔第三の工程〕
次に、前記誘電体と磁性体を各々40:60重量比で混合することにより、複合セラミックス材料を得る。この材料の焼成温度は、1030℃前後である。なお、誘電体と磁性体の焼成反応を抑えることと、焼成温度を低下させることを目的として、改良材を用いても良い。
【0014】
改良材は、例えば組成品としてCdO−ZnO−B23であり、CdO,ZnO,B23を1:1:1のモル比で混合後、900℃で一時間焼成し、ミル粉砕し、平均粒径約0.1μmの粉体とし、誘電体と磁性体と改良材を各々40:60:1.5重量比で混合する。この材料の焼成温度は、1030℃前後である。
【0015】
〔第四の工程〕
次に、焼成時にガス化し得るようなバインダ及びバインダ用溶剤と共に混練りペースト化したものを用いて印刷法で誘電体磁性体混合層を形成する。
【0016】
なお、この印刷法の代わりに、バインダ及びバインダ用溶剤と共にミル混合してスラリー状にしたものを原料とし、ドクターブレードなどにより誘電体磁性体混合層を成形しても良い。
【0017】
このように形成された誘電体磁性体混合層のコイル状パターンの接続位置にスルーホールをあける。次いで、導体ペーストの印刷を行う。必要によりスルーホールに導電性ペーストを充填しながら誘電体磁性体混合層を所定枚数積層する。得られた積層体を加圧成形した後、チップ状に切断し、焼成してベアチップとする。
【0018】
〔第五の工程〕
このベアチップの端面に導電性ペーストを塗布し、焼き付けることにより電極が形成され、LC複合部品が構成される。
【0019】
図1は前記第四の工程を示す分解斜視図であり、上下のカバーシート71,72間に誘電体磁性体混合層1,2,3,4,5,6が積層されている。
そのうち、誘電体磁性体混合層1,2,3,4には帯状導体をなすコイルパターン11,21,31,41が平面視略コ字形状ないしは略C字形状に形成されている。奇数番目の誘電体磁性体混合層1,3上のコイルパターン11,31同士と、偶数番目の誘電体磁性体混合層2,4上のコイルパターン21,41同士を導通するために、誘電体磁性体混合層1,2,3にはスルーホール14,24・25,34が設けられ、必要に応じ導電性ペーストが充填されている。
【0020】
また、誘電体磁性体混合層1,2,3,4には平面上導体をなすコンデンサパターン12,22,32,42及び13,23,33,43が形成されている。
【0021】
誘電体磁性体混合層1上においては、コイルパターン11とコンデンサパターン13とは導通していないが、コイルパターン11とコンデンサパターン12とは導通し、これらコイルパターン11とコンデンサパターン12に共通の内部電極露出端12aが、誘電体磁性体混合層1の一方の短辺の図の左側に露出している。コンデンサパターン13の内部電極露出端13aは、内部電極露出端12aと対応するよう、誘電体磁性体混合層1の他方の短辺の図の左側に露出している。
【0022】
誘電体磁性体混合層2上においては、コイルパターン21がコンデンサパターン22に導通し、これらに共通の内部電極露出端22aが誘電体磁性体混合層2の一方の短辺の右側に露出している。コンデンサパターン23の内部電極露出端23aは、内部電極露出端22aと対応するよう、誘電体磁性体混合層2の他方の短辺の図の右側に露出している。
【0023】
誘電体磁性体混合層3上においては、コイルパターン31がコンデンサパターン33と導通し、これらの共通の内部電極露出端33aが誘電体磁性体混合層3の他方の短辺の図の左側に露出している。コンデンサパターン32の内部電極露出端32aは、内部電極露出端33aと対応するよう、誘電体磁性体混合層3の一方の短辺の左側に露出している。
【0024】
誘電体磁性体混合層4上においては、コイルパターン41がコンデンサパターン43と導通し、それらに共通の内部電極露出端43aが他方の短辺の図の右側に露出している。コンデンサパターン42の内部電極露出端42aは、内部電極露出端43aと対応するよう、一方の短辺の右側に露出している。
【0025】
さらに、本実施形態においては、誘電体磁性体混合層1〜4の上層及び下層に配置される誘電体磁性体混合層5,6にもコンデンサパターン51,61が形成されている。
【0026】
コンデンサパターン51は、図1に示すように、誘電体磁性体混合層5上において誘電体磁性体混合層1〜4上の各コイルパターン11,21,31,41と重複しないよう、該コイルパターンを避けた長四角の環状に形成されている。コンデンサパターン51の両側にはアース電極露出端51a,51bが形成され、誘電体磁性体混合層5の両側の長辺の中央部に露出している。
【0027】
コンデンサパターン61は、誘電体磁性体混合層6上においてコンデンサパターン51と同様の形状に形成されている。コンデンサパターン61のアース電極露出端61a,61bも、誘電体磁性体混合層6の両側の長辺の中央部に露出している。
【0028】
そして、誘電体磁性体混合層1〜4,その上下の誘電体磁性体混合層5,6及びカバーシート71,72を積層し、かつ焼成すると、図2に示す如く、直方体形状の焼結されたベアチップ8が得られる。このベアチップ8において、一対の対向する端面には前記内部電極露出端12a,22a,32a,42aと、13a,23a,33a,42aとが露出し、その露出している部分に導電性ペーストが塗布され、かつ焼き付けられることにより、端子電極8A,8B,8C,8Dが形成される。
【0029】
また、ベアチップ8において、長辺側の端面には前記アース電極露出端51a,61aと、51b,61bとが露出し、これらに導電性ペーストが塗布され、かつ焼き付けられることにより、アース電極8E,8Fが形成される。
【0030】
これら誘電体磁性体混合層1〜6による等価回路は、図3に示される。
コンデンサパターン12,32とコンデンサパターン22,42とによって第1のコンデンサ81が構成され、コンデンサパターン13,33とコンデンサパターン23,43とにより第2のコンデンサ82が構成される。
また、誘電体磁性体混合層5のコンデンサパターン51と誘電体磁性体混合層1のコンデンサパターン12とで第3のコンデンサ87が構成され、誘電体磁性体混合層6のコンデンサパターン61と誘電体磁性体混合層4のコンデンサパターン42とで第4のコンデンサ88が構成される。
さらに、誘電体磁性体混合層5のコンデンサパターン51と誘電体磁性体混合層1のコンデンサパターン13とで第5のコンデンサ89が構成され、誘電体磁性体混合層6のコンデンサパターン61と誘電体磁性体混合層4のコンデンサパターン43とで第6のコンデンサ90が構成される。
【0031】
また、コイルパターン11,31が層間で導通状態とされることにより積層方向に進む第1のコイル導体83が構成され、コイルパターン21,41が層間で導通状態とされることにより積層方向に進む第2のコイル導体84が構成される。即ち、第1のコイル導体83の両端部に端子電極8A,8Cが形成され、第2のコイル導体84の両端部に端子電極8B,8Dが形成されることになる。
さらに、誘電体磁性体混合層1〜6の焼結体により鉄心85が構成される。
この第1のコイル導体83と第2のコイル導体84と鉄心85により、コモンモードのチョークコイル86が構成される。
【0032】
第1のコンデンサ81は、第1,第2のコイル導体83,84の一端同士の間に接続配置され、第2のコンデンサ82は第1,第2のコイル導体83,84の他端同士の間に接続配置されている。
【0033】
第3のコンデンサ87と第4のコンデンサ88とは、互いに直列接続体を構成しており、第1,第2のコイル導体83,84の一端側同士の間に第1のコンデンサ81と並列的に接続されると共に、第1のコンデンサ81より第1,第2のコイル導体83,84の一端寄りの位置に配置されている。
第5のコンデンサ89と第6のコンデンサ90とは、互いに直列接続体を構成しており、第1,第2のコイル導体83,84の他端側同士の間に第2のコンデンサ82と並列的に接続されると共に、該第2のコンデンサ82より第1,第2のコイル導体83,84の他端寄りの位置に配置されている。
【0034】
そして、第3のコンデンサ87と第4のコンデンサ88との間に前記アース電極8Eが接続されると共に、第5のコンデンサ89と第6のコンデンサ90との間に前記アース電極8Fが接続されている。
【0035】
本実施形態においては、上述の如く、チョークコイル86,第1のコンデンサ81,第2のコンデンサ82を有する誘電体磁性体混合層1〜4に対し、図1に示す如く、その上下方向から二枚の誘電体磁性体混合層5,6が積層されると、チョークコイル86を形成する第1,第2のコイル導体83,84の一端側同士の間に第3のコンデンサ87と第4のコンデンサ88とからなる直列接続体が第1のコンデンサ81と並列的に接続される一方、第1のコイル導体83,第2のコイル導体84の他端側同士の間に第5のコンデンサ89と第6のコンデンサ90との直列接続体が第2のコンデンサ82と並列的に接続されている。
【0036】
そして、第3,第4のコンデンサ87,88間にアース電極8Eが接続されると共に、第5のコンデンサ89,第6のコンデンサ90間にアース電極8Fが接続されているので、アース電極8E,8F側にノイズが発生した場合、またアース電極8E,8F及び端子電極8A〜8D間にノイズが発生した場合、そのノイズを第3〜第6のコンデンサ87〜90によって吸収することにより、ノイズを確実に除去することができる。
従って、アース端子側にノイズが発生しても、それに拘わることなくフィルターとしての機能を果たすことができ、それだけノイズの除去効果を高めることができる。
【0037】
また、誘電体磁性体混合層5,6に設けられたコンデンサパターン51,61は、他の誘電体磁性体混合層1〜4に形成されているコイルパターン11,21,31,41の形状と重複することのないように形成されているので、通電時、第1,第2のコイル導体83,84から電磁力等の悪影響を受けるおそれがない。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、第3,第4のコンデンサ間にアース電極が接続されると共に、第5,第6のコンデンサ間にアース電極が接続され、アース電極側にノイズが発生したり侵入した場合、そのノイズが第3〜第6のコンデンサによって吸収されることにより、ノイズを確実に除去することができるように構成したので、ノイズの除去効果を高めることができ、高フィルター機能が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるLC複合部品の一実施形態を示す説明用分解斜視図である。
【図2】 同じくLC複合部品の外観斜視図である。
【図3】 LC複合部品の等価回路図である。
【符号の説明】
1〜6 誘電体磁性体混合層
8A〜8D 端子電極
8E,8F アース電極
81 第1のコンデンサ
82 第2のコンデンサ
83 第1のコイル導体
84 第2のコイル導体
85 鉄心
86 チョークコイル
87 第3のコンデンサ
88 第4のコンデンサ
89 第5のコンデンサ
90 第6のコンデンサ

Claims (1)

  1. 磁性体フェライト粉と誘電体フェライト粉とを混合した複合材料からなる複数枚の誘電体磁性体混合層に導体パターンを形成して積層してなり、
    異なる複数枚の誘電体磁性体混合層に形成した帯状導体を層間で導通状態とすることにより積層方向に進むコイル状に構成した第1及び第2のコイル導体が積層体内に重畳するように形成され、
    かつ、各コイル導体の一端に接続された一対の平面状導体及び他端に接続された一対の平面状導体によりそれぞれ第1及び第2のコンデンサが誘電体磁性体混合層を挟んで形成されたLC複合部品であって、
    前記第1及び第2のコイル導体と積層方向に重ならないように形成された一対の平面状導体を有する2枚の誘電体磁性体混合層が、
    前記第1及び第2のコンデンサを形成する複数枚の誘電体磁性体混合層を挟むように上層と下層とに積層され、
    前記2枚の誘電体磁性体混合層に形成された前記一対の平面状導体の一方と前記第1のコンデンサを形成する平面状導体とにより、第1のコンデンサと並列的に接続されるとともに、互いに直列接続された第3及び第4のコンデンサが形成され、前記2枚の誘電体磁性体混合層に形成された前記一対の平面状導体の他方と前記第2のコンデンサを形成する平面状導体とによって、第2のコンデンサと並列的に接続されるとともに、互いに直列接続された第5及び第6のコンデンサが形成され、
    前記第3及び第4のコンデンサ間及び前記第5及び第6のコンデンサ間にそれぞれ接続されたアース電極を有することを特徴とするLC複合部品。
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