JP3199761U - 包装箱 - Google Patents

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智昭 赤井
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Abstract

【課題】取り外し可能な表示片が一体に設けられ、取り外した表示片を内容物に容易に取り付けることができる包装箱を提供する。【解決手段】箱体形成片の一部に、内容物に関する表示事項が印刷された表示片50を、分離可能に有する。表示片50は、突起状の係止片53を備える。係止片53の突出方向に交差する両端部には、凹部53aを有する。一対の凹部53aは、輪ゴムを取り付け可能であり、輪ゴムにより、表示片50を内容物に取り付ける。【選択図】図1

Description

この考案は、取り外し可能な表示片が一体に設けられ、表示部には内容物に関する情報が印刷されている包装箱に関する。
従来、医薬品や食品などの商品を収容して店頭に陳列するための包装箱には、商品についての内容説明、使用方法、使用期限、製造番号などの複数の情報が印刷されている。商品が医薬品の場合、医療機関で包装箱から医薬品を取り出して棚に移して保管することがあり、医薬品の情報がわかりにくくなることがある。これを防ぐために、包装箱の一部に切り離し可能な表示片が設けられているものがある。例えば、特許文献1に開示されている表示片付き包装箱は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、互いに平行に連接される4つの側面と、4つの側面を筒体に組み立てて糊付けする糊付片と、一側面に設けられ筒体の上端開口部を閉鎖する上蓋片と、上蓋片が設けられた前記側面に交差する一対の側面に各々設けられ上蓋片の裏面に折り畳まれる一対のフラップが設けられている。一方のフラップは、内容物に関する情報が印刷された表示用フラップであり、表示用フラップが設けられている側面には、表示用フラップの基端部の両端を起点とするU字状の第一破断線が設けられている。糊付片には、カード片が第二破断線で区切られて設けられ、カード片にも内容物に関する情報が印刷されている。そして、この包装箱から内容物を取り出した後、第一破断線を切断して側面を分割して表示用フラップを包装箱から外し、第二破断線を切断してカード片を包装箱から外し、表示用フラップとカード片を各々内容物とともに保管し、在庫の管理等に使用する。
実用新案登録第3188354号公報
上記背景技術の場合、包装箱から外した表示用フラップとカード片は矩形であり、包装箱から取り出した内容物や内容物を入れた容器に粘着テープ等で貼り付けられて使用するものであり、フック等の取り付け手段は設けられていないものである。従って例えば、内容物がボトルの場合に、ボトルにこの表示用フラップを簡単に取り付けることはできないものである。
この考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、取り外し可能な表示片が一体に設けられ、取り外した表示片を内容物に容易に取り付けることができる包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片の一部に、内容物に関する表示事項が印刷された表示片が分離可能に設けられ、前記表示片には、突起状の係止片が設けられ、前記係止片の突出方向に交差する両端部には凹部が各々設けられ、前記一対の凹部は係止手段を取り付け可能に設けられ、前記係止手段により、内容物に前記表示片を取り付け可能とした包装箱である。
前記係止片は前記表示片の端部に位置し、前記表示片の端部に交差する一対の係止片用破断線と、前記一対の係止片用破断線の先端を連結する係止片用折罫線で区切られて設けられ、前記係止片用破断線にはS字形に折れ曲がった屈曲部が設けられ、前記係止片は前記一対の係止片用破断線を切断して前記係止片用折罫線で折り曲げられて前記表示片から突出する突起状に形成され、前記係止片の、前記係止片用破断線の前記屈曲部が切断された側縁部には前記一対の凹部が設けられ、前記凹部に連続する部分には前記凹部のくぼむ方向と反対側に向かって突出する凸部が形成され、前記凹部に取り付けられた前記係止手段を前記凸部が係止するものである。
前記箱体形成片には、互いに平行に連接されて筒体に組み立てられる4つの側面と、一側面に設けられ筒体の上端開口部を閉鎖する蓋片と、前記蓋片が設けられた前記側面に交差する一対の側面に各々設けられ前記蓋片の裏面に折り畳まれる一対のフラップが設けられ、前記フラップが前記表示部であり、前記フラップが連接された前記側面には、前記フラップが連接する端部を分離する側面用破断線が設けられている。
前記箱体形成片には、互いに平行に連接されて筒体に組み立てられる4つの側面が設けられ、前記一側面に、前記表示片が表示片用破断線で区切られて設けられ、前記表示片用破断線の外側に隣接して押込部が設けられ、前記押込部は、前記表示片用破断線に交差する押込部用破断線により囲まれている。前記係止手段は、例えば輪ゴムである。
前記内容物は薬剤が入れられたボトルであり、前記表示片は前記ボトルの首部に取り付けるものである。
本考案の包装箱は、簡単な構造及び組立工程で作ることができ、内容物を説明する表示事項が設けられた表示片を一体に設けることができる。表示片には係止片が設けられ、輪ゴム等の係止手段で簡単に内容物に取り付けることができ、接着剤や粘着テープが不要で作業が容易である。特に、輪ゴムは安価で入手しやすく、繰り返し使用することができ、コストがかからないものである。包装箱から取り出した内容物に表示片を取り付けることにより、内容物のラベル等に印刷された情報よりも多くの情報を表示することができ、包装箱から内容物を取り出して管理する際に表示片を見て情報を得ることができる。
この考案の第一実施形態の包装箱の斜視図である。 この考案の第一実施形態の包装箱の表示片の使用方法を示す斜視図である。 この考案の第一実施形態の包装箱の展開図である。 この考案の第一実施形態の包装箱の部分拡大展開図である この考案の第二実施形態の包装箱の展開図である。 この考案の第二実施形態の包装箱の部分拡大展開図である
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの考案の第一実施形態を示すもので、この実施形態の包装箱10は、紙製等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて設けられている。
図3、図4は、箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、側面14,16,18,20が、互いに平行に連接して形成されている。側面14,16,18,20は、同じ形状の矩形に形成されている。側面14の側縁部には、包装箱10の組立状態で側面20の裏面に糊付けされる糊付片22が設けられている。そして、糊付片22、側面14,16,18,20は、各々折罫線24,26,28,30で区切られている。
側面14の、側面同士の連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、矩形の蓋片32が折罫線34で区切られて設けられ、蓋片32の折罫線34と反対側の端部には、さらに差込片36が折罫線38で区切られて設けられている。側面14の、折罫線34と反対側の端部には、変形した台形状の第一底蓋片40が折罫線42で区切られて設けられている。第一底蓋片40の折罫線42から折罫線42に対して平行な端部40aまでの長さは、包装箱10の組立状態で端部40aが底面の中心線を超える長さに設けられている。第一底蓋片40の側面16に近い傾斜した辺の途中には、略三角形の糊付片44が折罫線46で区切られて設けられている。折罫線42から、糊付片44の、端部40a側の基端部までの長さは、包装箱10の組立状態で底面の中心線付近に位置する長さに設けられている。第一底蓋片40の、糊付片44の端部40a側に隣接する部分には、底部の組み立てを維持するために後述する第二底蓋片70が係止される小さい切り欠き部48が設けられている。
側面16の、側面14の折罫線34に隣接する端部には、台形状のフラップ49が折罫線52で区切られて設けられている。フラップ49は、後述する内容物11について説明する表示事項58が印刷されている表示片50である。表示事項58は、文字や記号、バーコード等で形成されている。表示片50には、折罫線52と反対側の端部50aに隣接する部分に、係止片53が設けられている。係止片53は、端部50aに交差する一対の係止片用破断線54と、一対の係止片用破断線54の先端を連結する係止片用折罫線56で区切られて設けられている。係止片用破断線54は、端部50aに対してほぼ直角に交差する直線であり、端部50aと反対側の端部は、互いに近づくようにS字形に折曲がった屈曲部54aが設けられている。屈曲部54aは、まず端部50aから離れる方向に凸となる湾曲が設けられ、次に端部50aに向かって凸となる湾曲で形成され、それから係止片用折罫線56に連続している。係止片用折罫線56は、端部50aに対して平行な直線である。
側面16内には、折罫線52の近傍に、側面用破断線60が設けられている。側面用破断線60は、折罫線52に沿う円弧状に設けられ、側面用破断線60の両方の端部60aは折罫線52の端部近傍に達し、側面用破断線60の中心部60bが折罫線52から一番離れている。側面16の、折罫線52と反対側の端部には、略三角形状のフラップ62が折罫線64で区切られて設けられている。
側面18の、側面16の折罫線52に隣接する端部18aは、開封時の正面に位置し、他の部材が設けられていない。側面18の端部18a近傍には、端部18aの中央付近に矩形の糊付け部66が設けられている。糊付け部66は、端部18aに連続するコの字形の開封用破断線68で囲まれて周囲と区切られている。
側面18の、端部18aと反対側の端部には、変形した台形状の第二底蓋片70が折罫線72で区切られて設けられている。第二底蓋片70の折罫線72から折罫線72に対して平行な端部70aまでの長さは、包装箱10の組立状態で端部70aが底面の中心線を超える長さに設けられている。第二底蓋片70の側面20に近い傾斜した辺の途中には、略三角形の糊付片74が折罫線76で区切られて設けられている。折罫線72から、糊付片74の、端部70a側の基端部までの長さは、包装箱10の組立状態で底面の中心線付近に位置する長さに設けられている。第二底蓋片70の、糊付片74の端部70a側に隣接する部分には、底部の組み立てを維持するため第一底蓋片40の切り欠き部48が係止される切り欠き部78が設けられている。
側面20の、側面18の端部18aに隣接する端部には、表示片50と同形状の、台形状のフラップ80が折罫線82で区切られて設けられている。側面20の、折罫線82と反対側の端部には、略三角形状のフラップ84が折罫線86で区切られて設けられている。
なお、蓋片32や側面14,16,18,20等の任意の位置にも、図示しない表示事項58が印刷されている。
次に、この実施形態の包装箱10の組立方法について説明する。なお、ここでは図3が包装箱10の箱体形成片12の表面側を見たものであり、箱体形成片12の表面側が凸になる折り方を正折り、そして裏面側が凸になる折り方を逆折りとする。
まず、折罫線42,64,72,86を正折りし、さらに糊付片44の折罫線46と、糊付片74の折罫線76をそれぞれ逆折りする。そして、糊付片22の表面に糊87を塗布し、糊付片44の裏面に糊88を塗布し、折罫線26を正折りする。これにより、糊付片44の裏面がフラップ62の表面に糊付けされる。次に、糊付片74の裏面に糊90を塗布し、折罫線30を正折りする。これにより糊付片74の裏面がフラップ84の表面に糊付けされ、糊付片22の表面は側面20の裏面に糊付けされる。この様にして箱体形成片12は折り畳み状態となり、この折り畳んだ状態で出荷される。
次に、内容物11を包装する工場等において、折罫線24,26,28,30を各々90°に正折りし、側面14,16,18,20を四角形の筒体にする。すると、第一底蓋片40は側面14からフラップ62とともに引き起こされて折罫線42で直角に正折りされ、同時に第二底蓋片70は側面18からフラップ84とともに引き起こされて折罫線72で直角に正折りされる。さらに、第一底蓋片40の切り欠き部48と第二底蓋片70の切り欠き部78が互いに係止され、逆戻りが防止され、底部が形成されて図1に示す状態となる。
この状態で、内容物11を中に入れる。内容物11は、例えば医薬品の錠剤が入れられたボトルである。そして、折罫線52で表示片50を90°に正折りし、折罫線82でフラップ80を90°に正折りし、その後折罫線34で蓋片32を90°に正折りし、差込片36を折罫線38で正折りし、差込片36を側面18の端部18aから側面18の裏面に差し込んで係止する。糊付け部66の裏面に糊92を塗布して差込片36に糊付けして閉鎖し、包装が完了する。
内容物11を使用するときは、側面18の糊付け部66を押して開封用破断線68を切断し、蓋片32を上方に引き上げる。糊付け部66は差込片36に貼り付いたまま側面18から分離し、開封される。
包装箱10に入れられた内容物11を取り出して棚等に置いて管理をする時は、包装箱10から表示片50を切り離し、内容物11に輪ゴム94で取り付ける。まず、側面16の側面用破断線60の、中心部60b付近を押して、側面用破断線60を切断して側面16を分割し、側面用破断線60の、表示片50側のパーツを保持して、表示片50とともに包装箱10から外す。
次に、外した表示片50の、一対の係止片用破断線54を切断して、係止片53を、係止片用折罫線56で連続する突起状とする。係止片53の、屈曲部54aにより切断された側縁部には、係止片用折罫線56の近くに位置し端部50aに向かってくぼむ凹部53aと、凹部53aに連続し端部50aと反対側に突出する凸部53bが形成される。凹部53aと凸部53bは、係止片53の係止片用折罫線56を挟んで両側に、つまり係止片53の突出方向に交差する両端部に一対が形成される。
この状態で、図2に示すように、係止片53の両側の一対の凹部53aに一本の輪ゴム94を挿通し、輪ゴム94を内容物11の首部11aに巻き回す。輪ゴム94は、係止片53の凸部53bに係止されて凹部53aから外れることがない。内容物11の首部11aに、表示片50が取り付けられ、表示片50の表示事項58を表示する。
この実施形態の包装箱10によれば、簡単な構造で簡単な組立工程で作ることができ、内容物11を説明する表示事項58が設けられた表示片50を一体に設けることができる。表示片50は、側面16に連接して設けられたフラップ49であり、側面16を1個の側面用破断線60で分割するだけで簡単に外すことができる。表示片50には係止片53が設けられ、係止片53に輪ゴム94を挿通し、簡単に内容物11に取り付けることができ、接着剤や粘着テープが不要で作業が容易であり、輪ゴム94は安価で入手しやすいものであり、繰り返し使用することができ、コストがかからないものである。
さらに、包装箱10から取り出した内容物11に表示片50を取り付けることにより、内容物11のラベル等に印刷された情報よりも多くの情報を表示することができ、特に内容物11を発注する際に必要なバーコードを表示して、内容物11の残りが少なくなった時に表示片50のバーコードを使用して早く発注することができる。表示片50に必要な情報を残すことで、使用済みの空の包装箱10を任意の時期に廃棄することができる。この他、表示片50は内容物11の首部11aに取り付けられ、作業者に見やすく、また内容物11の側面や蓋に表示片50がかからないため、作業者が内容物11を保持する際の邪魔にならず円滑に作業をすることができる。
次にこの考案の第二実施形態について図5、図6に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の包装箱100は、紙製等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片102を組み立てて設けられている。
図5は、箱体形成片102を表面から見た展開図であり、箱体形成片102は側面14,16,18,20が、互いに平行に連接して形成されている。
側面16の、側面14の折罫線34に隣接する端部には、台形状のフラップ104が折罫線106で区切られて設けられている。フラップ104には表示事項58は印刷されていない。側面16内には、折罫線106と反対側の端部64に隣接して、表示片108が設けられている。表示片108には、内容物11について説明する表示事項58が印刷されている。表示片108は、折罫線64上に位置する表示片用破断線110と、表示片用破断線110に連続し折罫線26上に位置する表示片用破断線112と、表示片用破断線110の反対側に連続し折罫線28上に位置する表示片用破断線114と、表示片用破断線110に対して平行で側面16の中心よりも折罫線64に少し近い位置にある表示片用破断線116で囲まれて設けられた矩形である。表示片用破断線110の両端部で、表示片用破断線112,114と交差する角部は切り欠かれている。表示片108の、表示片用破断線116に隣接する部分には、係止片118が設けられている。係止片118は、表示片用破断線116に交差する一対の係止片用破断線120と、一対の係止片用破断線120の先端を連結する係止片用折罫線122で区切られて設けられている。係止片用破断線120は、表示片用破断線116に対してほぼ直角に交差する直線であり、端表示片用破断線116と反対側の端部は、互いに近づくようにS字形に折曲がった屈曲部120aが設けられている。屈曲部120aは、まず表示片用破断線116から離れる方向に凸となる湾曲が設けられ、次に表示片用破断線116に向かって凸となる湾曲で形成され、それから係止片用折罫線122に連続している。係止片用折罫線122は、表示片用破断線116に対して平行な直線である。表示片用破断線110は、直線の切込線が所定間隔で並べられたミシン線で設けられている。表示片用破断線112,114,116は、各切込線の端部に鈍角で交差する短い切込線が各々設けられているジッパー線で設けられている。表示片用破断線116の、一対の係止片用破断線120の間は、3本の長い切込線が所定間隔で並べられて設けられている。
側面16には、表示片用破断線116を挟んで外側で、係止片118に連続する部分に、矩形の押込部124が設けられている。押込部124は、表示片用破断線116に交差する一対の押込部用破断線126と、一対の押込部用破断線126の端部を連結する押込部用折罫線128で区切られて設けられている。押込部用破断線126は、表示片用破断線116に対してほぼ直角に交差する直線であり、押込部用折罫線128は、表示片用破断線116に対して平行な直線である。
この実施形態の包装箱100の組立方法は、上記実施形態と同様である。包装箱100に入れられた内容物11を取り出して棚等に置いて管理をする時は、包装箱100から表示片108を切り離し、内容物11に輪ゴム94で取り付ける。まず、側面16の押込部124を押して押込部用破断線126を切断し、押込部用折罫線128で押込部124を包装箱100の内側に押し込み、側面16に透孔を形成する。
表示片用破断線116に隣接して透孔が形成されたことにより、表示片用破断線116に指を掛けやすくなり、表示片用破断線116に指を掛けて表示片108を引き起こす。表示片用破断線116が切断され、連続して表示片用破断線110,112,114が切断され、包装箱100から表示片108が外される。
次に、外した表示片108の、一対の係止片用破断線120を切断して、係止片118を、係止片用折罫線122で連続する突起状とする。係止片118の、屈曲部120aにより切断された側縁部には、係止片用折罫線122の近くに位置し表示片用破断線116に向かってくぼむ凹部118aと、凹部118aに連続し表示片用破断線116と反対側に突出する凸部118bが形成される。凹部118aと凸部118bは、係止片118の係止片用折罫線122を挟んで両側に、つまり係止片118の突出方向に交差する両端部に一対が形成される。そして、上記実施の形態と同様に、係止片118の両側の一対の凹部118aに一本の輪ゴム94を挿通し、輪ゴム94を内容物11の首部11aに掛ける。輪ゴム94は係止片118の凸部118bに係止されて係止片118から外れることがない。内容物11の首部11aに、表示片108が取り付けられ、表示片108の表示事項58を表示する。
この実施形態の包装箱100によれば、上記実施形態と同様の効果を有するものである。表示片108は、側面16以外の側面14,18,20や蓋片32等、任意の位置に設けることができ、包装箱100のデザインを自由にすることができる。表示片108に隣接して押込部124が設けられているため、押込部124を押し込んで側面16に透孔を形成して容易に表示片108を側面16から切り離すことができる。
なお、本考案の包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、各部材の形状や大きさは内容物に合わせて適宜変更可能であり、また底部や蓋片の構造も適宜変更可能である。係止片の位置や形状も、確実に輪ゴムで係止されるものであればよい。表示片は、輪ゴム以外の係止手段、例えば紐等で内容物に取り付けてもよい。
10,100 包装箱
11 内容物
12,102 箱体形成片
14,16,18,20 側面
49,80,104 フラップ
50,108 表示片
53,118 係止片
53a,118a 凹部
53b,118b 凸部
54,120 係止片用破断線
54a,120a 屈曲部
56,122 係止片用折罫線
58 表示事項
60 側面用破断線
94 輪ゴム
110,112,114,116 表示片用破断線
124 押込部
126 押込部用破断線

Claims (6)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片の一部に、内容物に関する表示事項が印刷された表示片が分離可能に設けられ、前記表示片には、突起状の係止片が設けられ、前記係止片の突出方向に交差する両端部には凹部が各々設けられ、前記一対の凹部は係止手段を取り付け可能に形成され、前記係止手段により、前記内容物に前記表示片を取り付け可能としたことを特徴とする包装箱。
  2. 前記係止片は前記表示片の端部に位置し、前記表示片の端部に交差する一対の係止片用破断線と、前記一対の係止片用破断線の先端を連結する係止片用折罫線で区切られて設けられ、前記係止片用破断線にはS字形に折れ曲がった屈曲部が設けられ、前記係止片は前記一対の係止片用破断線を切断して前記係止片用折罫線で折り曲げられて前記表示片から突出する突起状に形成され、前記係止片の、前記係止片用破断線の前記屈曲部が切断された側縁部には前記一対の凹部が設けられ、前記凹部に連続する部分には前記凹部のくぼむ方向と反対側に向かって突出する凸部が形成され、前記凹部に取り付けられた前記係止手段を前記凸部が係止する請求項1記載の包装箱。
  3. 前記箱体形成片には、互いに平行に連接されて筒体に組み立てられる4つの側面と、一側面に設けられ筒体の上端開口部を閉鎖する蓋片と、前記蓋片が設けられた前記側面に交差する一対の側面に各々設けられ前記蓋片の裏面に折り畳まれる一対のフラップが設けられ、前記フラップが前記表示部であり、前記フラップが連接された前記側面には、前記フラップが連接する端部を分離する側面用破断線が設けられている請求項1記載の包装箱。
  4. 前記箱体形成片には、互いに平行に連接されて筒体に組み立てられる4つの側面が設けられ、前記一側面に、前記表示片が表示片用破断線で区切られて設けられ、前記表示片用破断線の外側に隣接して押込部が設けられ、前記押込部は、前記表示片用破断線に交差する押込部用破断線により囲まれている請求項1記載の包装箱。
  5. 前記係止手段は、輪ゴムである請求項1記載の包装箱。
  6. 前記内容物は薬剤が入れられたボトルであり、前記表示片は、前記ボトルの首部に前記係止手段を巻き回して取り付ける請求項1記載の包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3201672U (ja) * 2015-09-28 2015-12-24 盾作 山本 輪ゴム製フイルム支持体を有するロールフイルム収納体
JP2016130489A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP2017123236A (ja) * 2016-01-05 2017-07-13 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池
JP2020015537A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 大王製紙株式会社 薄葉紙収納箱

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